JPH0340179Y2 - - Google Patents

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JPH0340179Y2
JPH0340179Y2 JP1983158525U JP15852583U JPH0340179Y2 JP H0340179 Y2 JPH0340179 Y2 JP H0340179Y2 JP 1983158525 U JP1983158525 U JP 1983158525U JP 15852583 U JP15852583 U JP 15852583U JP H0340179 Y2 JPH0340179 Y2 JP H0340179Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
heater
skin material
seat
main body
elastic body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983158525U
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English (en)
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JPS6065063U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は保温を目的としてヒーターを内設した
座席における座り心地と耐久性を改良したもので
ある。
〈従来の技術及び考案が解決しようとする課題〉 座席の保温のために第1図に示したようなヒー
ター本体1を座部2と背部3へ設けることがなさ
れている。座席内へヒーター本体1を設けた場
合、着座した時ヒーター本体1に伸縮性が無いの
で、ヒーター本体がつつ張つて下層のクツシヨン
パツド部分への負荷が少なくなり、座席としては
硬い感触のものとなつていた。また、ヒーター本
体を直接座席の本体部表皮材と脇部表皮材へ一体
化して取付けようとすると、ヒーター本体1がつ
つ張るので接合部に過負荷が掛かり本体部表皮材
と脇部表皮材間の接合部の縫目が破れる危険性も
有していたのである。また、本考案の出席後に公
開された実開昭59−31187号に提案されているよ
うな、ヒーター本体自体に復元性を持たせるべく
支持体の周縁部に弾性体を配設し、その両側をク
ツシヨン材の中に埋込まれているフレームへ拘束
して、常に緊張を与えた状態でシートに埋込むこ
とも考えられるが、座席の表皮材と独立した存在
であるから、臀部の落ち込みとか、背部の凹みに
対応した復元力を得る程度に弾性体を配備させる
と、全体が硬すぎるものとなつて異和感を与え、
これを避けて柔かい弾性体の配備を行うと、十分
に復元力が得られない難点がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案はこれらの点を解決したものである。そ
の構造上の特徴は、座席の表皮材内側にシート状
のヒーターを設けるに際し、ヒーター本体基布6
の両端縁に伸縮性ゴム状弾性体8の各一端をそれ
ぞれ固着し、本体部表皮材4と脇部表皮材5との
接合部と上記伸縮性ゴム状弾性体8の各他端とを
縫合一体化した点にある。
〈作用〉 このような構造であると、本来可撓性のある
表皮材4,5に連動してヒーター本体が可撓性を
発揮し、硬さを持たない状態の異和感のない座席
シートに適した状態となると共に、伸縮性ゴム
状弾性体8が、着座による臀部の落込みとか背部
の凹みに対応して弾性を発揮し、更に復元機能を
発揮する。
〈実施例〉 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は座席の斜視図であり、第2図は第1図
中A−A部断面図である。第3図a〜cはヒータ
ー本体の取付け例を示す平面図である。
第2図に見られるように、ヒーター1は座席の
本体部表皮材4の内部に配設されている。本体部
表皮材4は脇部表皮材5とを縫合一体化して縫合
部にすると共に、その縫合部を引込テープにてク
ツシヨン材側に設けられた係止部へ非緊張状態で
引込み固定して座席の表皮を形成している。ヒー
ター本体1は第3図にみられるように、ヒーター
本体基布6へ発熱体7が曲折状態に配設されてい
る。ヒーター本体1自体はこのような構造である
から、伸縮性に乏しいものである。そこで、ヒー
ター本体1を座席内所定位置に配置するに際し
て、伸縮性のゴム状弾性体8を本体部表皮材4と
脇部表皮材5との縫いと同時工程で縫合一体化し
て縫合部を形成し、ゴム状弾性体8の他方へヒー
ター本体基布6を接合したのである。
介在させるゴム状弾性体8の形状例は第3図の
ごとく種々のものが考えられる。aのようにゴム
編みベルトの小片を複数個間欠的に縫着して用い
るとか、bのように長尺のゴム編みベルトを両側
ほぼ全長に縫着、更にはcのようにゴム紐を多く
のジグザグ曲折状態で使用するといつた例を挙げ
ることができる。ゴム状弾性体8の材質は天然ゴ
ム、合成ゴム、これらのブレンドゴムやポリウレ
タン系等の伸縮性繊維製ベルト等ゴム弾性を有し
たものであれば、あらゆるものが使用できる。
〈考案の効果〉 座席のヒーター本体を以上のような取付け構造
にすると、着座による臀部の落込みとか背部の凹
み、すなわちクツシヨン性をゴム状弾性体の伸び
によつて助長することができ、座り心地の良い座
席となる。また、接合部に掛る負荷をゴム状弾性
体が吸収するので、表皮材等の縫目が破れる等の
難点が解決され、耐久性が向上したのである。
更に、本体部表皮材と脇部表皮材との縫いと同
時工程でヒーターを組付けることができるので、
ヒーター取付に伴う複雑な工程も簡略化される効
果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は座席の斜視図であり、第2図は第1図
中A−A部断面図である。第3図a〜cはヒータ
ー本体の取付け例を示す平面図である。 1……ヒーター本体、2……座部、3……背
部、4……本体部表皮材、5……脇部表皮材、6
……ヒーター本体基布、7……発熱体、8……ゴ
ム状弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席の表皮材内側にシート状のヒーターを設け
    るに際し、ヒーター本体基布6の両端縁に伸縮性
    ゴム状弾性体8の各一端をそれぞれ固着し、本体
    部表皮材4と脇部表皮材5との接合部と上記伸縮
    性ゴム状弾性体8の各他端とを縫合一体化してな
    ることを特徴とする座席のヒーター取付構造。
JP15852583U 1983-10-12 1983-10-12 座席のヒ−タ−取付構造 Granted JPS6065063U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15852583U JPS6065063U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 座席のヒ−タ−取付構造

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JP15852583U JPS6065063U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 座席のヒ−タ−取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6065063U JPS6065063U (ja) 1985-05-08
JPH0340179Y2 true JPH0340179Y2 (ja) 1991-08-23

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ID=30349200

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JP15852583U Granted JPS6065063U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 座席のヒ−タ−取付構造

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JP (1) JPS6065063U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950361B2 (ja) * 1980-12-22 1984-12-07 日立造船株式会社 板型流下液膜式蒸発装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950361U (ja) * 1982-09-27 1984-04-03 池田物産株式会社 車輌用保温シ−トの面状発熱体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950361B2 (ja) * 1980-12-22 1984-12-07 日立造船株式会社 板型流下液膜式蒸発装置

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JPS6065063U (ja) 1985-05-08

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