JPH0340527B2 - - Google Patents

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JPH0340527B2
JPH0340527B2 JP1684787A JP1684787A JPH0340527B2 JP H0340527 B2 JPH0340527 B2 JP H0340527B2 JP 1684787 A JP1684787 A JP 1684787A JP 1684787 A JP1684787 A JP 1684787A JP H0340527 B2 JPH0340527 B2 JP H0340527B2
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JP
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memory
data
circuit
frequency
clock
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JP1684787A
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデジタルメモリとD/Aコンバータを
用いて高周波の任意信号を発生する回路に関す
る。
(従来の技術) 従来から知られている高周波の任意信号発生回
路の一つに、位相合成を用いた第3図に示される
ような回路構成がある。同図において、1a及び
1bは波形データを格納するメモリ、2は1a及
び1bのメモリを駆動するためのアドレス発生回
路、3a及び3bはD/Aコンバータ、4a及び
4bはローパスフイルタ、5a及び5bはアナロ
グ乗算器、6は発振器、7は発振器6の出力の位
相をシフトさせる90度移相器、8はアナログ加算
器である。
中心周波数foをもつ高周波信号g(t)は、ど
のような信号でも一般に次の(1)式で表すことがで
きる。
g(t)=A(t)cos(2πfot+θ(t)) ……(1) ここに、A(t)は振幅情報を示し、θ(t)は
位相情報を示す。例えば、周波数が中心周波数fo
に対してΔf離れた信号を発生するにはθ(t)=
2πΔftとすれば良い。(1)式を展開すると、 g(t)=A(t)cosθ(t)・cos(2πfot) −A(t)sinθ(t)・sin(2πfot)……(2
) となり、2つの項に分離できる。この(2)式をもと
に第3図に示す回路により高周波任意信号発生回
路を構成する。
以下この回路動作の説明をする。メモリ1aに
は余弦波成分A(t)cosθ(t)の数値データが格
納されており、その内容に従いD/Aコンバータ
3aとローパスフイルタ4aでA(t)cosθ(t)
のアナログ信号を発生する。そしてアナログ乗算
器5aにより、発振器6の出力cos(2πfot)と乗
算し、(2)式の第1項A(t)cosθ(t)・cos
(2πfot)を得る。同様にして、メモリ1bには正
弦波成分A(t)sinθ(t)の数値データが格納さ
れており、その内容をD/Aコンバータ3bとロ
ーパスフイルタ4bでアナログ信号へ変換し、ア
ナログ乗算器5bにより、90度移相器7の出力−
sin(2πft)と乗算し、(2)式の第2項−A(t)sinθ
(t)・sin(2πfot)を得る。そしてアナログ加算
器8で、前記2つの乗算された信号を加算して、
最終的に中心周波数foの任意信号g(t)を出力
する。
(発明が解決しようとする問題点) この回路構成では、移相特性並びに振幅特性の
揃つた2つのローパスフイルタ、高精度のアナロ
グ乗算器、中心周波数foで歪のない正弦波信号を
発生する局部発振器、及び90度移相器を必要とす
るため回路が複雑になる。また90度移相器の経年
変化及び温度特性の変化により位相や振幅がず
れ、(2)式で示される位相合成が完全でなくなり、
出力波形が歪んでくるという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこれらの欠点を除去するため、位相合
成を数値データの段階すなわちデジタル信号のレ
ベルで行つた後アナログ信号に変換することによ
つて、回路の簡素化と安定化を図つたもので、以
下図面により詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例で、1a及び1bは
波形データを格納するメモリ、2はアドレス発生
回路、9はクロツク発生器、10a及び10bは
符号反転回路、11はクロツク移相回路、12は
デジタル加算器、13は高速D/Aコンバータ、
14はフイルタである。
この回路の動作を第2図に示すタイミング図を
用いて説明する。なおこのタイミング図のa,
b,f,g,hの各波形は、電気信号の大きさで
なく、データバス上の数値の大きさを表してい
る。ここでは任意波形発生の一例として、中心周
波数foに対してfo/16だけ周波数シフトした単純
正弦波を発生させる場合を示す。この場合、(1)式
においてA(t)=1、θ(t)=2π(fo/16)tと
すれば良いから、(2)式における余弦波成分および
正弦波成分は次のようになる。
余弦波成分: A(t)cosθ(t)=cos2π(fo/16)t ……(3) 正弦波成分: A(t)sinθ(t)=sin2π(fo/16)t ……(4) これにより、メモリ1aには(3)式で示される余
弦波成分A(t)cosθ(t)の時系列数値データを
格納し、他方、メモリ1bには(4)式で示される正
弦波成分A(t)sinθ(t)の時系列数値データを
格納する。これらのデータA(t)cosθ(t)及び
A(t)sinθ(t)は、アドレス発生回路2で上記
のメモリ1a及び1bを同時に駆動することによ
つて、第2図a及びbで示される時系列数値デー
タとなる。クロツク発生器9は第2図cに示すよ
うに中心周波数の2倍の周波数2foのクロツクを
発生し、これをもとにクロツク位相回路11によ
り第3図dに示すクロツクCKcosと、90度位相の
ずれた第3図eに示すクロツクCK−sinを作成す
る。次に符号反転回路10aにより、前記クロツ
クCKcosが0のときはメモリ1aの出力データの
符号を反転し、クロツクCKcosが1のときはメモ
リ1aの出力データの符号を非反転することによ
つて、第2図fに示すようなクロツクCKcosで変
調された数値データA(t)cosθ(t)・CKcosを
作る。また同様にして、符号反転回路10bによ
りメモリ1bの出力データの符号を反転・非反転
することによつて、第2図gに示すような変調さ
れた数値データA(t)sinθ(t)・CK−sinを作
る。これらの第2図fとgで示される2つの数値
データをデジタル加算器12により加算し、第2
図hで示される加算数値データA(t)cosθ
(t)・CKcos+A(t)sinθ(t)・CK−sinを出
力する。そして高速D/Aコンバータ13で加算
数値データをアナログ化し、次段のローパスフイ
ルタまたはバンドパス・フイルタで構成されるフ
イルタ14で、高次の周波数成分をとり除くこと
によつて、第2図iで示されるような最終的な電
圧出力を得る。
この出力波形をみてみると、時間T内の波数が
8.5となつている。これはd及びeの基本クロツ
クの周波数foに対して、fo/16だけ周波数がシフ
トしていることを意味し、所望の出力信号が得ら
れたことを示すものである。
一般に、発生させる高周波任意信号の帯域幅
は、中心周波数に比べて十分に小さいために、メ
モリ1a及び1bを駆動するアドレス信号の最小
変化時間幅TADは、第2図d及びeの基本クロ
ツク周期1/foより十分に大きくすることができ
る。このためメモリ1a及び1bを低速で駆動で
きるため、長時間の任意信号を発生することが可
能となる。
また、メモリ1a及び1bに格納されているデ
ータは、アドレス信号の最小変化時間幅TADで
決定されるサンプリング定理を満足し、かつ、フ
イルタ14の通過帯域内に入るようなデータ構成
であれば、どのような高周波任意信号でも発生す
ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、余弦波成分と
正弦波成分のメモリ出力の数値データを符号反転
により周波数変換した後、それらの数値データを
デジタル的に加算しD/A変換を行うために、従
来のアナログ的に位相合成を行つていた高周波任
意信号発生回路に比べ、大幅に回路が簡素化され
ると共に回路の安定性が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図
は、第1図に示す回路の動作を説明するためのタ
イミング図、第3図は従来回路の構成図である。 1a,1b……メモリ、2……アドレス発生回
路、9……クロツク発生器、10a,10b……
符号反転回路、11……クロツク移相回路、12
……デジタル加算器、13……高速D/Aコンバ
ータ、14……フイルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 余弦波成分のデータを格納する第1メモリ
    と、正弦波成分のデータを格納する第2メモリ
    と、前記第1メモリおよび第2メモリを駆動する
    ためのアドレス発生回路と、中心周波数で互いに
    90度位相のずれた2つのクロツクを出力するクロ
    ツク移相回路と、前記クロツクにより前記第1メ
    モリ及び第2メモリの出力データの符号を反転さ
    せる第1及び第2の符号反転回路と、符号反転さ
    れた第1データと第2データを加算するデジタル
    加算器と、該デジタル加算器の結果をアナログ信
    号へ変換する高速D/Aコンバータと、前記高速
    D/Aコンバータの出力波形の高次周波数成分を
    取り除くフイルタで構成されることを特徴とする
    高周波任意信号発生回路。
JP1684787A 1987-01-27 1987-01-27 高周波任意信号発生回路 Granted JPS63185105A (ja)

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JP1684787A JPS63185105A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 高周波任意信号発生回路

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JPS63185105A JPS63185105A (ja) 1988-07-30
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DE69029916T2 (de) * 1989-03-29 1997-08-14 Sharp Kk Taktsignalgenerator
JP2905503B2 (ja) * 1989-07-29 1999-06-14 シャープ株式会社 ディジタル式クロック発生装置
US5091705A (en) * 1989-04-07 1992-02-25 Sharp Kabushiki Kaisha Fm modulator
JPH03119831A (ja) * 1989-10-02 1991-05-22 Mitsubishi Electric Corp データ伝送用信号発生器

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JPS63185105A (ja) 1988-07-30

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