JPS63279604A - 周波数変調器 - Google Patents
周波数変調器Info
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- JPS63279604A JPS63279604A JP11506887A JP11506887A JPS63279604A JP S63279604 A JPS63279604 A JP S63279604A JP 11506887 A JP11506887 A JP 11506887A JP 11506887 A JP11506887 A JP 11506887A JP S63279604 A JPS63279604 A JP S63279604A
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- Japan
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- frequency
- output
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- sine wave
- wave
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- Pending
Links
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 abstract description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 101001106432 Homo sapiens Rod outer segment membrane protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 101100436270 Mus musculus Astn1 gene Proteins 0.000 description 1
- 102100021424 Rod outer segment membrane protein 1 Human genes 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は入力信号をFM変調し、周波数変換する周波数
変調回路に関するものである。
変調回路に関するものである。
従来の技術
周波数変調を行う従来の方法には例えば第5図に示すよ
うなものがあった(例えば、わかりやすいFM技術、産
報出版、電子科学シリーズ26P85、伊東著)。この
変調器は可変容量ダイオードを用いたもので、可変容量
ダイオードの容量が印可電圧によって変化することを利
用したものである。可変容量ダイオード501を、コイ
ル502Lとコンデンサ503とから成る共振回路へ並
列に接続すると、その共振周波数fは次式で示される。
うなものがあった(例えば、わかりやすいFM技術、産
報出版、電子科学シリーズ26P85、伊東著)。この
変調器は可変容量ダイオードを用いたもので、可変容量
ダイオードの容量が印可電圧によって変化することを利
用したものである。可変容量ダイオード501を、コイ
ル502Lとコンデンサ503とから成る共振回路へ並
列に接続すると、その共振周波数fは次式で示される。
f=1/2πEτ
但し、コンデンサ503.505の容量は可変ダイオー
ドの容量Cに比べて小さくて無視でき、しかも可変ダイ
オードの容iCが印可電圧の2剰で変化するものとする
と、発信周波数は印可電圧に比例する。
ドの容量Cに比べて小さくて無視でき、しかも可変ダイ
オードの容iCが印可電圧の2剰で変化するものとする
と、発信周波数は印可電圧に比例する。
従って、この様な特性のダイオードを使用すれば、FM
変調器が得られることが解る。
変調器が得られることが解る。
しかし、この様な変調器は(1)直線性が悪い、(2)
発信周波数が安定でない、(3)周波数偏移が大きく出
来ない等の欠点があった。
発信周波数が安定でない、(3)周波数偏移が大きく出
来ない等の欠点があった。
一方、直線性を良くしたFM変調器としては、発明者が
既に提案している、例えば第6図に示すような構成のも
のがある。
既に提案している、例えば第6図に示すような構成のも
のがある。
ROM10は第2図(a>に示したように、正弦波の横
軸を<528>分割した時の振幅値を記録しである。D
/A変換器20及び、アドレスカウンタ100は25.
344MHz (44X3X192kHz)で動作して
いる。
軸を<528>分割した時の振幅値を記録しである。D
/A変換器20及び、アドレスカウンタ100は25.
344MHz (44X3X192kHz)で動作して
いる。
アドレスカウンタ100には通常、数値〈176〉が入
力される。アドレスカウンタ100の動作を説明する。
力される。アドレスカウンタ100の動作を説明する。
ラッチ104の出力とアドレスカウンタ100に入力さ
れた<176>とが加算器101で加算され、この結果
を比較器102で比較しく528>以上であれば、<5
28>を加算3103で引く。従ってこのアドレスカウ
ンタ100は、<528>を加法とする加算器を構成し
ている。このアドレスカウンタ100に〈176〉が入
力され続けると、アドレスカウンタ100の出力は、第
2図(b)に示すようにタイミングaのときアドレスく
30〉であったとすると、タイミングb、c、dでは、
<206>、<382>、く30〉となる。従って、こ
のアドレスによって動作するROMl0に接続されたD
、/ A変換器20の出力は8.448MHz (4
4X192kHz>の正弦波となる。
れた<176>とが加算器101で加算され、この結果
を比較器102で比較しく528>以上であれば、<5
28>を加算3103で引く。従ってこのアドレスカウ
ンタ100は、<528>を加法とする加算器を構成し
ている。このアドレスカウンタ100に〈176〉が入
力され続けると、アドレスカウンタ100の出力は、第
2図(b)に示すようにタイミングaのときアドレスく
30〉であったとすると、タイミングb、c、dでは、
<206>、<382>、く30〉となる。従って、こ
のアドレスによって動作するROMl0に接続されたD
、/ A変換器20の出力は8.448MHz (4
4X192kHz>の正弦波となる。
またアドレスカウンタ100に<180>が入力され続
けると、D/A変換器20の出力は、8.64MHz
(45X192kHz)の正弦波となる。一方、アドレ
スカウンタ100に<172>が入力され続けると、D
/A変換器20の出力は、8.256MHz (43X
192kHz)の正弦波となる。したがって、アドレス
カウンタ100へ入力する値によって、正弦波の周波数
を制御することが出来る。データ人力15は192kb
psの信号であり、この信号の′ル・”、”L”により
、アドレスカウンタ100への入力を<180>とく1
72〉とに制御する。以上の回路により、FS変調器を
構成していた。
けると、D/A変換器20の出力は、8.64MHz
(45X192kHz)の正弦波となる。一方、アドレ
スカウンタ100に<172>が入力され続けると、D
/A変換器20の出力は、8.256MHz (43X
192kHz)の正弦波となる。したがって、アドレス
カウンタ100へ入力する値によって、正弦波の周波数
を制御することが出来る。データ人力15は192kb
psの信号であり、この信号の′ル・”、”L”により
、アドレスカウンタ100への入力を<180>とく1
72〉とに制御する。以上の回路により、FS変調器を
構成していた。
しかし、この変調器では、周波数を高くしようとすると
高速なり/A変換器を必要となり、D/A変換器によっ
て周波数が制限されていたので、高い周波数では使用で
きないという欠点があった。
高速なり/A変換器を必要となり、D/A変換器によっ
て周波数が制限されていたので、高い周波数では使用で
きないという欠点があった。
上記した問題を解決する方法として、低周波で動作する
ディジタルFM変調波を高周波に変換する方法が考えら
れる。これを実現する方法としては、例えば、搬送波f
o、FM変調波をcos (2yr f。
ディジタルFM変調波を高周波に変換する方法が考えら
れる。これを実現する方法としては、例えば、搬送波f
o、FM変調波をcos (2yr f。
t+2πF(t)+θ)とすると、このFM変調波に周
波数fなる正弦波、5in(2πft)を乗算していた
く次式)%式%)) ただし、A:振幅、θ:固定位相、F (t) :被変
調信号 この様な方法では、第7図のように周波数fを中心とし
てfとfOの和および差の周波数の信号が表われる。こ
の2つの信号は同じものであり、どちらか一方で通信が
行なえるので、帯域を有効に利用するため、送信すると
き帯域通過フィルタを用いてどちらか一方の信号だけを
送っていた。
波数fなる正弦波、5in(2πft)を乗算していた
く次式)%式%)) ただし、A:振幅、θ:固定位相、F (t) :被変
調信号 この様な方法では、第7図のように周波数fを中心とし
てfとfOの和および差の周波数の信号が表われる。こ
の2つの信号は同じものであり、どちらか一方で通信が
行なえるので、帯域を有効に利用するため、送信すると
き帯域通過フィルタを用いてどちらか一方の信号だけを
送っていた。
しかし、この方法では、多重する数と同じ数だけ帯域通
過フィルタを必要とするばかりではなく、高い周波数に
変換する場合、SAWフィルタ等高価なものを用いなけ
ればならないという欠点があった。
過フィルタを必要とするばかりではなく、高い周波数に
変換する場合、SAWフィルタ等高価なものを用いなけ
ればならないという欠点があった。
発明が解決しようとする問題点
以上説明したように、従来のアナログFM変調器では、
(1)直線性が悪い。(2)発信周波数が安定でない。
(1)直線性が悪い。(2)発信周波数が安定でない。
(3)周波数偏移が大きく出来ない。等の欠点があった
。また、ディジタルFM変調波では、高周波変調が出来
なく、低周波で動1ヤするディジタルFM変調波を高周
波に変換する従来の方法では、送信する゛とき帯域通過
フィルタを必要とするという問題点があった。
。また、ディジタルFM変調波では、高周波変調が出来
なく、低周波で動1ヤするディジタルFM変調波を高周
波に変換する従来の方法では、送信する゛とき帯域通過
フィルタを必要とするという問題点があった。
本発明は上記問題点を解消し優れた安定性の周波数変調
器を提供することを目的とする。
器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、−周期をN(N:正の整数)等分した正弦波
の振幅値を記録した2つのROMと、入力信号により前
記ROMを読みだす間隔M(M<N/2なる正の整数)
が変化し、前記2つのROMをそれぞれM間隔で、しか
も第1のROMを読みだすアドレス値がmのとき第2の
ROMを読みだすアドレス値がm+N/4 (mod
N)となるアドレス値で2つのROMを読みだす2つの
アドレスカウンタと、前記ROMの出力をそれぞれアナ
ログ信号に変換する2つのD/A変換器と、前記D/A
変換器の出力のうち一方の出力に対し周波数fの正弦波
を、他方の出力に前記周波数fの正弦波から90’位相
が進んだ信号を乗算する独立した2つの乗算器と、前記
2つの乗算器の出力を加算する加算器とで周波数変調器
を構成する。
の振幅値を記録した2つのROMと、入力信号により前
記ROMを読みだす間隔M(M<N/2なる正の整数)
が変化し、前記2つのROMをそれぞれM間隔で、しか
も第1のROMを読みだすアドレス値がmのとき第2の
ROMを読みだすアドレス値がm+N/4 (mod
N)となるアドレス値で2つのROMを読みだす2つの
アドレスカウンタと、前記ROMの出力をそれぞれアナ
ログ信号に変換する2つのD/A変換器と、前記D/A
変換器の出力のうち一方の出力に対し周波数fの正弦波
を、他方の出力に前記周波数fの正弦波から90’位相
が進んだ信号を乗算する独立した2つの乗算器と、前記
2つの乗算器の出力を加算する加算器とで周波数変調器
を構成する。
作用
本発明は上記した構成により、正弦波を記録した2つの
ROMの読みだし周期を1/4周期ずらすし、90°位
相が異なるFM変調波をつくることにより、FM変調信
号の周波数変換を行なうことが出来る。
ROMの読みだし周期を1/4周期ずらすし、90°位
相が異なるFM変調波をつくることにより、FM変調信
号の周波数変換を行なうことが出来る。
実施例
次に本発明の一実施例について入力信号がディジタル信
号の場合を第1図と共に説明する。ROMl0.11は
第2図(a)に示したように、正弦波の横軸を<528
>分割した時の振幅値を記録しである。D/A変換器2
0.21及び、アドレスカウンタ100,200は25
.344MHz (44X3X192kHz)で動作し
ている。
号の場合を第1図と共に説明する。ROMl0.11は
第2図(a)に示したように、正弦波の横軸を<528
>分割した時の振幅値を記録しである。D/A変換器2
0.21及び、アドレスカウンタ100,200は25
.344MHz (44X3X192kHz)で動作し
ている。
アドレスカウンタ100,200には通常、数値<17
6>が入力される。アドレスカウンタ100の動作は従
来例の第6図のものと同じである。
6>が入力される。アドレスカウンタ100の動作は従
来例の第6図のものと同じである。
このアドレスカウンタ100に<176>が入力され続
けると、アドレスカウンタ100の出力は、第2図(b
)に示すようにタイミングaのときアドレスく30〉で
あったとすると、タイミングb、c。
けると、アドレスカウンタ100の出力は、第2図(b
)に示すようにタイミングaのときアドレスく30〉で
あったとすると、タイミングb、c。
dでは、<206>、<382>、<30>となる。
従って、このアドレスによって動作するROM 1Oに
接続されたD/A変換器20の出力は8.448MHz
(44X192kHz)の正弦波となる。
接続されたD/A変換器20の出力は8.448MHz
(44X192kHz)の正弦波となる。
このとき、アドレス力ウウンタ200は、ラッチ204
の出力とアドレスカウンタ200に入力された<176
>と<132>(ROMに記録した正弦波の1/4周期
分の数値)とが加算器201で加算され、この結果を比
較器202で比較しく528>以上であれば、<528
>を加算器203で引く。従ってアドレスカウンタ20
0もく528〉を加法とする加算器を構成している。ア
ドレスカウンタ200に<176>が入力され続けると
、アドレスカウンタ200の出力は、第2図(b)に示
すようにタイミングaのときアドレスく162〉となり
、タイミングb、c、dでは、く338>、<514>
、<162>となる。
の出力とアドレスカウンタ200に入力された<176
>と<132>(ROMに記録した正弦波の1/4周期
分の数値)とが加算器201で加算され、この結果を比
較器202で比較しく528>以上であれば、<528
>を加算器203で引く。従ってアドレスカウンタ20
0もく528〉を加法とする加算器を構成している。ア
ドレスカウンタ200に<176>が入力され続けると
、アドレスカウンタ200の出力は、第2図(b)に示
すようにタイミングaのときアドレスく162〉となり
、タイミングb、c、dでは、く338>、<514>
、<162>となる。
従って、このアドレスによって動作するROM11に接
続されたD/A変換器21の出力は、D、/A変換器2
0の出力である8、448MHzの正弦波よりも位相が
π/2だけ進んだ8.448MHzの正弦波となる。
続されたD/A変換器21の出力は、D、/A変換器2
0の出力である8、448MHzの正弦波よりも位相が
π/2だけ進んだ8.448MHzの正弦波となる。
またアドレスカウンタ100.200に<180〉が入
力され続けると、D/A変換器20の出力は、8.64
MHz (45X192kHz)の正弦波となり、D/
A変換器21の出力は、D/A変換器20の出力より位
相が90°だけ進んだ8.64MHzの正弦波となる。
力され続けると、D/A変換器20の出力は、8.64
MHz (45X192kHz)の正弦波となり、D/
A変換器21の出力は、D/A変換器20の出力より位
相が90°だけ進んだ8.64MHzの正弦波となる。
一方、アドレスカウンタ100.200に<172>が
入力され続けると、D/A変換器20の出力は、8.2
56MHz (43X192kHz)の正弦波となり、
D/A変換器21の出力は、D/A変換器20の出力よ
り位相が90°だけ進んだ8.256MHz (43X
192kHz)の正弦波と成る。したがって、アドレス
カウンタ100.200へ入力する値によって、位相が
90°だけ異なる2つの正弦波の周波数を制御すること
が出来る。データ入力15は192kbpsの信号であ
り、この信号のH”。
入力され続けると、D/A変換器20の出力は、8.2
56MHz (43X192kHz)の正弦波となり、
D/A変換器21の出力は、D/A変換器20の出力よ
り位相が90°だけ進んだ8.256MHz (43X
192kHz)の正弦波と成る。したがって、アドレス
カウンタ100.200へ入力する値によって、位相が
90°だけ異なる2つの正弦波の周波数を制御すること
が出来る。データ入力15は192kbpsの信号であ
り、この信号のH”。
”L”により、アドレスカウンタ100,200への入
力を<180>と<172>とに制御する。
力を<180>と<172>とに制御する。
以上の回路により、出力位相が90°だけ異なる2つの
FS変調器が構成される。
FS変調器が構成される。
いま、被変調波をF (t)、搬送波をfOとするとF
M信号F M (fo(t) )は、 F M (fo(t)) =Astn f2π
・ fot + 2rm V (t)dt十θ
)・・・[11 と表せる。ただし、 A:振幅1m:変調度、θ:固定位相 このFM信号をfo−fo+fなる周波数変換を行うと
、F M (fo+f(t)) =Asin f2π(
f+fo)t+2π−F (t)+θ)・・・[21 となる。ただし、F (t)=m V (t)dtここ
で、[21式より、 F M (fo+f(t) ) = As1n(:2r
ft)*cos i 2yt fot+2π、F(t
)+θ) + Acos(2πft)*sin j 2
yr fot+:’r ・F (t)+θ)・・・・・
・[31 131式において、入力信号により周波数が変化する余
弦波(cosf2πfOt+2π・F (t)+θ))
に対して常に位相がπ/2遅れた余弦波(sin(2π
fot+2π・F (t)+θ))を、上記2つのFS
変調器で実現できる。
M信号F M (fo(t) )は、 F M (fo(t)) =Astn f2π
・ fot + 2rm V (t)dt十θ
)・・・[11 と表せる。ただし、 A:振幅1m:変調度、θ:固定位相 このFM信号をfo−fo+fなる周波数変換を行うと
、F M (fo+f(t)) =Asin f2π(
f+fo)t+2π−F (t)+θ)・・・[21 となる。ただし、F (t)=m V (t)dtここ
で、[21式より、 F M (fo+f(t) ) = As1n(:2r
ft)*cos i 2yt fot+2π、F(t
)+θ) + Acos(2πft)*sin j 2
yr fot+:’r ・F (t)+θ)・・・・・
・[31 131式において、入力信号により周波数が変化する余
弦波(cosf2πfOt+2π・F (t)+θ))
に対して常に位相がπ/2遅れた余弦波(sin(2π
fot+2π・F (t)+θ))を、上記2つのFS
変調器で実現できる。
D/’A変換器20の出力は、周波数100MHz一定
(f>の余弦波30と乗算器40で乗算される。また、
D/A変換器21の出力は、周波数100MHz一定(
f)の余弦波30より位相がπ/2だけ遅れた周波数1
00MHz一定(f)の余弦波31と乗算器41で乗算
される。乗算器40.41の出力は、それぞれ、[3]
式の第1項、第2項を表わす。この乗算器40.41の
出力は、加算器50で加算される。この加算器50の出
力は、[31式、即ち、[21式を表わしている。ここ
で、周波数fが一定の余弦波に対して、位相が90゜遅
れた余弦波は、周波数fの余弦波を1/4fだけDel
ayすることによって容易に得られる。よって、加算器
50の出力信号は、第3図に示すように周波数fより高
い周波数にFS変調波を周波数変換したものとなり、周
波数fより低い周波数成分はない。従って、FS変調波
を周波数変換して多重送信する場合でも帯域通過フィル
タを必要としない。
(f>の余弦波30と乗算器40で乗算される。また、
D/A変換器21の出力は、周波数100MHz一定(
f)の余弦波30より位相がπ/2だけ遅れた周波数1
00MHz一定(f)の余弦波31と乗算器41で乗算
される。乗算器40.41の出力は、それぞれ、[3]
式の第1項、第2項を表わす。この乗算器40.41の
出力は、加算器50で加算される。この加算器50の出
力は、[31式、即ち、[21式を表わしている。ここ
で、周波数fが一定の余弦波に対して、位相が90゜遅
れた余弦波は、周波数fの余弦波を1/4fだけDel
ayすることによって容易に得られる。よって、加算器
50の出力信号は、第3図に示すように周波数fより高
い周波数にFS変調波を周波数変換したものとなり、周
波数fより低い周波数成分はない。従って、FS変調波
を周波数変換して多重送信する場合でも帯域通過フィル
タを必要としない。
また、周波数fより低い周波数にFS変調波を周波数変
換する場合は、D/A変換器20の出力と、周波数10
0MHz一定の余弦波30より位相がπ/2だけ遅れた
周波数100MHz一定の余弦波31を乗算器40で乗
算し、また、D/A変換器21の出力と、周波数100
MHz一定の余弦波30と乗算器41で乗算すればよい
。このとき、加算器50の出力FML(t)は、次式の
ように表わせる。
換する場合は、D/A変換器20の出力と、周波数10
0MHz一定の余弦波30より位相がπ/2だけ遅れた
周波数100MHz一定の余弦波31を乗算器40で乗
算し、また、D/A変換器21の出力と、周波数100
MHz一定の余弦波30と乗算器41で乗算すればよい
。このとき、加算器50の出力FML(t)は、次式の
ように表わせる。
F M L(t) = A cos(2πft)*co
s f 2yr fOt+2r F (t)+θl +
As1n(2πft)*sin (2r fot+2
πF (t)+θ)= A cos (2π(f−fo
>t−2πF (t)−θ)となり、周波数fより低い
周波数にFS変調波を周波数変換したものとなる。
s f 2yr fOt+2r F (t)+θl +
As1n(2πft)*sin (2r fot+2
πF (t)+θ)= A cos (2π(f−fo
>t−2πF (t)−θ)となり、周波数fより低い
周波数にFS変調波を周波数変換したものとなる。
第4図に本発明の別の実施例を示す。入力信号がアナロ
グ信号の場合の構成図を示す。第1図と同じブロックに
は同じ番号を付けである。A/D変換器401により入
力アナログ信号はく1〉〜<256>のディジタル信号
に符号化される。アドレスカウンタ100,200 (
この実施例ではM=1〜256に変化する)、ROMl
0,11くこの実施例ではN=1024)、D/A変換
器20.21等の動作は第1の実施例の物と同様である
。この様に構成すると、出力周波数を9.77kHz
(2,5MHz/256)〜2.5MH2まで連続的に
変化させる事ができ、出力位相がπ/2異なる2つのF
M変調器となる。この変調器は原理的に変調特性の直線
が良く、又、周波数偏移を大きく出来る。この出力位相
がπ/2異なる2つのFM変調波にそれぞれ、周波数一
定の余弦波、この余弦波より位相がπ/2だけ遅れた余
弦波を乗算し、それらを加算することによってFS変調
波を周波数変換することができる。
グ信号の場合の構成図を示す。第1図と同じブロックに
は同じ番号を付けである。A/D変換器401により入
力アナログ信号はく1〉〜<256>のディジタル信号
に符号化される。アドレスカウンタ100,200 (
この実施例ではM=1〜256に変化する)、ROMl
0,11くこの実施例ではN=1024)、D/A変換
器20.21等の動作は第1の実施例の物と同様である
。この様に構成すると、出力周波数を9.77kHz
(2,5MHz/256)〜2.5MH2まで連続的に
変化させる事ができ、出力位相がπ/2異なる2つのF
M変調器となる。この変調器は原理的に変調特性の直線
が良く、又、周波数偏移を大きく出来る。この出力位相
がπ/2異なる2つのFM変調波にそれぞれ、周波数一
定の余弦波、この余弦波より位相がπ/2だけ遅れた余
弦波を乗算し、それらを加算することによってFS変調
波を周波数変換することができる。
以上に示した実施例における固定発信器には水晶発信器
を用いることにより発信周波数が安定な周波数変調器を
構成できる。
を用いることにより発信周波数が安定な周波数変調器を
構成できる。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば(1)直線性がよい
、(2)発信周波数が安定である、(3)周波数偏移が
大きく出来る等の優れた特徴を持つ。また、この様な周
波数変換方法を用いれば、帯域通過フィルタを必要とし
なく、回路の簡略化、低コスト化を図れる。更に、主要
な部分がディジタル回路で構成されているので、特性が
安定していると言う優れた特徴を持っているだけではな
く、IC化に適した回路構成とできる。
、(2)発信周波数が安定である、(3)周波数偏移が
大きく出来る等の優れた特徴を持つ。また、この様な周
波数変換方法を用いれば、帯域通過フィルタを必要とし
なく、回路の簡略化、低コスト化を図れる。更に、主要
な部分がディジタル回路で構成されているので、特性が
安定していると言う優れた特徴を持っているだけではな
く、IC化に適した回路構成とできる。
未開のディジタルFS変調器の構成図、第7図は同従来
例の動作説明図である。 10.11・・・ROM、20.21・・・D/A変換
器30・・・周波数一定の余弦波、31・・・30の余
弦波より位相がπ/2遅れた余弦波、40.41・・・
乗算器、100,200・・・アドレスカウンタ、50
゜101.103,201,203・・・加算器、10
2゜202・・・比較器、104,204・・・可変容
量ダイオード、502,504・・・コイル、503.
505・・・コンデンサ。 代理人の氏名弁理土中尾敏男はか1名 第2図 (α2 (か) wEs図 rOMりDヅグ
例の動作説明図である。 10.11・・・ROM、20.21・・・D/A変換
器30・・・周波数一定の余弦波、31・・・30の余
弦波より位相がπ/2遅れた余弦波、40.41・・・
乗算器、100,200・・・アドレスカウンタ、50
゜101.103,201,203・・・加算器、10
2゜202・・・比較器、104,204・・・可変容
量ダイオード、502,504・・・コイル、503.
505・・・コンデンサ。 代理人の氏名弁理土中尾敏男はか1名 第2図 (α2 (か) wEs図 rOMりDヅグ
Claims (1)
- 一周期をN(N:正の整数)等分した正弦波の振幅値を
記録した2つのROMと、入力信号により前記ROMを
読みだす間隔M(M<N/2なる正の整数)が変化し、
前記2つのROMをそれぞれM間隔で、しかも第1のR
OMを読みだすアドレス値がmのとき第2のROMを読
みだすアドレス値がm+N/4(mod N)となるア
ドレス値で2つの前記ROMを読みだす2つのアドレス
カウンタと、前記ROMの出力をそれぞれアナログ信号
に変換する2つのD/A変換器と、前記D/A変換器の
出力のうち一方の出力に対し周波数fの正弦波を、他方
の出力に前記周波数fの正弦波から90°位相が進んだ
信号を乗算する独立した2つの乗算器と、前記2つの乗
算器の出力を加算する加算器を具備することを特徴とす
る周波数変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11506887A JPS63279604A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 周波数変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11506887A JPS63279604A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 周波数変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63279604A true JPS63279604A (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=14653384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11506887A Pending JPS63279604A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 周波数変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63279604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990012451A1 (fr) * | 1989-04-07 | 1990-10-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Modulateur de frequence |
EP0417328A1 (en) * | 1989-03-29 | 1991-03-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Clock generator |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP11506887A patent/JPS63279604A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0417328A1 (en) * | 1989-03-29 | 1991-03-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Clock generator |
EP0417328B1 (en) * | 1989-03-29 | 1997-02-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Clock generator |
WO1990012451A1 (fr) * | 1989-04-07 | 1990-10-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Modulateur de frequence |
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