JPH052017B2 - - Google Patents

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JPH052017B2
JPH052017B2 JP62017349A JP1734987A JPH052017B2 JP H052017 B2 JPH052017 B2 JP H052017B2 JP 62017349 A JP62017349 A JP 62017349A JP 1734987 A JP1734987 A JP 1734987A JP H052017 B2 JPH052017 B2 JP H052017B2
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JP
Japan
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output
signal
frequency
converter
frequency signal
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JP62017349A
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English (en)
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JPS63187729A (ja
Inventor
Kazuo Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高安定に動作するPLL回路に関す
る。
〔従来技術〕
PLL回路は基準周波数と出力周波数とを位相
比較して該比較信号によりVCO(電圧制御発振
器)を制御し、出力周波数を基準周波数に特定の
関係でロツクさせるように構成した回路である
が、そのVCOには周波数可変用素子として通常
可変容量ダイオードが使用されている。
ところが、この可変容量ダイオードは外部環境
により容量変動を受け易く、またダイオード自体
の非直線性により周波数偏倚にバラツキが生じ易
く、安定性に欠けていた。
また、800MHz程度に高い周波数帯では、通常
のTTL等では、その動作速度が対応できないた
めに、PLLを構成することが極めて困難である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した点に鑑みて、高い周
波数で安定して動作するPLL回路を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕 このために本発明のPLL回路は、基準周波数
信号と出力周波数信号とを位相比較する位相比較
器と、該位相比較器からの位相比較信号をA/D
変換するA/D変換器と、該A/D変換器からの
出力をフイルタリングするデジタルフイルタと、
該デジタルフイルタからの信号により上記出力周
波数信号の周波数を変化させる電圧制御発振器と
からなるPLL回路において、上記電圧制御発振
器を、高安定の第1の発振源からの出力周波数信
号を上記デジタルフイルタからの出力信号に応じ
て周波数変換する論理回路を具備するデジタル波
形発生回路と、該デジタル波形発生回路からの出
力周波数をD/A変換するD/A変換器と、高安
定の第2の発振源からの周波数信号が上記D/A
変換器からの周波数信号によつて変調される直交
変調器とから構成した。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。第1
図はその一実施例のPLL回路を示す回路図であ
る。1は入力する信号により出力周波数を変化さ
せるVCO回路、2はVCO回路1から出力信号
Voutと基準信号Vrefの位相を比較してその位相
差に対応した信号を出力する位相比較器、3はそ
の位相比較器2からの信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器、4はそのA/D変換器3から
の出力データをフイルタリングするデジタルフイ
ルタである。そして、このデジタルフイルタ4か
らの出力データがVCO回路1の発振周波数を変
化させるよう働く。
VCO回路1は、直交変調方式を採用した回路
であり、クリスタルを使用した高安定の第一発振
源11で発振した信号の一部はそのまま一方の乗
算器12に、また他の一部は90度移相器13を介
して他方の乗算器14に入力する。そしてそれら
の乗算器12,14の出力が加算器15で引算さ
れる。
16はデジタルフイルタ4からのデータに応じ
た周波数のデジルタ波形を発生するデジタル波形
発生回路であり、上記した発振源11と同様に高
安定の発振源(クロツク源)17とそこで発振し
た周波数信号を元にして変換した所定の周波数信
号を相互に90度位相を異ならせて出力する論理回
路18を有する。
19,20はその90度異なつた周波数信号をア
ナログ信号に変換するD/A変換器、21,22
はそれらD/A変換器19,20の出力から高域
成分を除去するフイルタであり、このフイルタ2
1,22からの出力が乗算器12,14に変調信
号として入力する。
いま、発振源11で発振する信号電圧Vaを、 Va=cosωct フイルタ21,22の出力電圧Vb,Vcを、 Vb=cosωst Vc=sinωst とすると、一方の乗算器14の出力Vdは、 Vd=sinωct×sinωst 他方の乗算器12の出力Veは、 Ve=cosωct×cosωst となり、加算器15の出力Voutは、 Vout=cosωct×cosωst −sinωct×sinωst =cos(ωc+ωs)t 従つて、発振源17でのクロツク周波数を論理
回路18でデジタルフイルタ4の出力に応じて別
の周波数に変換すれば、加算器15の出力Vout
の周波数を広い範囲で変化可能となる。この場合
発振源11,17には高安定のものを使用してい
るので出力信号も安定した信号となる。
第2図は第1図の論理回路18の部分をカウン
タ31とメモリ32により構成した例を示す図で
ある。メモリ32に予め1周期分のsin波のレベ
ルデータを2種類書き込んでおいて、カウンタ3
1によつて各々のデータを位相を90度ずらして順
次読み出すことにより、D/A変換器19,20
に相互に90度の移相差をもつ周波数信号を出力さ
せることができる。
この場合、メモリ32のアドレシングにおい
て、1周期分のデータを個々に読み出さず、デジ
タルフイルタ4からの出力によりカウンタ31を
制御して、そのアドレスを飛び越して例えば2,
3…10等の割合で読み出せば出力周波数が2倍、
3倍、4倍、…10倍となり、加算器15の出力周
波数が安定して変化するようになる。
上記から本実施例では、基本となる高い周波
数、例えば、800MHzをVCO1の第一の発振源1
1で発振させてアナログ処理し、これに対する周
波数偏倚を決める変調分を第二の発振源17の出
力周波数を変換した周波数信号により得ることが
できるので、高い周波数であつても、最大偏倚周
波数(例えば±数MHz)の範囲内において安定し
て周波数可変を行ない、安定したPLL動作を実
現することができる。この場合、従来のような可
変容量ダイオードは必要ない。
〔発明の効果〕
以上から本発明によれば、可変容量ダイオード
が不要となるので、そのダイオードに起因する問
題を一掃することができ、また発振源には固定の
ものを使用できるので、高周波数帯域でも安定し
た動作を行わせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のPLL回路の回路
図、第2図は1図の論理回路の部分を具体化した
回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準周波数信号と出力周波数信号とを位相比
    較する位相比較器と、該位相比較器からの位相比
    較信号をA/D変換するA/D変換器と、該A/
    D変換器からの出力をフイルタリングするデジタ
    ルフイルタと、該デジタルフイルタからの信号に
    より上記出力周波数信号の周波数を変化させる電
    圧制御発振器とからなるPLL回路において、 上記電圧制御発振器を、高安定の第1の発振源
    からの出力周波数信号を上記デジタルフイルタか
    らの出力信号に応じて周波数変換する論理回路を
    具備するデジタル波形発生回路と、該デジタル波
    形発生回路からの出力周波数をD/A変換する
    D/A変換器と、高安定の第2の発振源からの周
    波数信号が上記D/A変換器からの周波数信号に
    よつて変調される直交変調器とから構成したこと
    を特徴とするPLL回路。 2 上記論理回路が、カウンタとメモリとで構成
    され、該カウンタが上記デジタルフイルタからの
    出力及び上記第1の発振源からの出力周波数信号
    により駆動されて、上記メモリをアドレシングす
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のPLL回路。 3 上記カウンタが、上記デジタルフイルタから
    の出力に応じて上記メモリのアドレスを飛び越し
    指定するように構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載のPLL回路。
JP62017349A 1987-01-29 1987-01-29 Pll回路 Granted JPS63187729A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6273805A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 Toshiba Audio Video Eng Corp 電圧制御発振回路

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