JPH0628772A - 発振器及び変調器 - Google Patents
発振器及び変調器Info
- Publication number
- JPH0628772A JPH0628772A JP20619892A JP20619892A JPH0628772A JP H0628772 A JPH0628772 A JP H0628772A JP 20619892 A JP20619892 A JP 20619892A JP 20619892 A JP20619892 A JP 20619892A JP H0628772 A JPH0628772 A JP H0628772A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock rate
- data
- frequency
- waveform data
- oscillation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 波形メモリから発振波形データを読み出すこ
とにより発振出力を得るようにした発振器において、動
作速度を下げて回路構成を容易にする。 【構成】 入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸
歯状波レベルデータを積分ブロック41により第1のク
ロックレートで生成し、+90°位相シフトブロック4
2で90°の位相差を与えた鋸歯状波レベルデータを読
出アドレスとして波形メモリ43A,43Bから2相の
発振波形データを読み出し、その中心周波数を周波数シ
フトブロック44A,44Bによりシフトしてから、2
相の発振波形データを−90°位相シフトブロック45
で同相にして合成ブロック46により第2のクロックレ
ートの発振波形データを生成する。
とにより発振出力を得るようにした発振器において、動
作速度を下げて回路構成を容易にする。 【構成】 入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸
歯状波レベルデータを積分ブロック41により第1のク
ロックレートで生成し、+90°位相シフトブロック4
2で90°の位相差を与えた鋸歯状波レベルデータを読
出アドレスとして波形メモリ43A,43Bから2相の
発振波形データを読み出し、その中心周波数を周波数シ
フトブロック44A,44Bによりシフトしてから、2
相の発振波形データを−90°位相シフトブロック45
で同相にして合成ブロック46により第2のクロックレ
ートの発振波形データを生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め波形メモリに書き
込まれた発振波形データを読み出すことにより発振出力
及び変調出力を得るようにした発振器及び変調器に関す
るものである。
込まれた発振波形データを読み出すことにより発振出力
及び変調出力を得るようにした発振器及び変調器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、予め波形メモリに書き込まれた
発振波形データを読み出すことにより発振出力や変調出
力を得るようにした発振器や変調器では、サンプリング
定理に従って、出力波形の周波数の2倍以上のサンプリ
ング周波数でサンプリングした波形データを生成する必
要がある。
発振波形データを読み出すことにより発振出力や変調出
力を得るようにした発振器や変調器では、サンプリング
定理に従って、出力波形の周波数の2倍以上のサンプリ
ング周波数でサンプリングした波形データを生成する必
要がある。
【0003】この種の変調器は、例えば図5に示すよう
に、A/D変換ブロック51、デビエーション制御ブロ
ック52,キャリア制御ブロック53、積分ブロック5
4、クロックレート変換ブロック55、波形メモリ56
及びD/A変換変換ブロック57からなる。
に、A/D変換ブロック51、デビエーション制御ブロ
ック52,キャリア制御ブロック53、積分ブロック5
4、クロックレート変換ブロック55、波形メモリ56
及びD/A変換変換ブロック57からなる。
【0004】この変調器は、ビデオテープレコーダに記
録系におけるビデオ信号を周波数変調する周波数変調器
であって、上記A/D変換ブロック51は、入力ビデオ
信号SINを色副搬送周波数fSCの2倍のサンプリング周
波数fs1=2fSCでディジタル化する。そして、このA
/D変換ブロック51により得られた第1のクロックレ
ートfs1のビデオデータは、上記デビエーション制御ブ
ロック52及びキャリア制御ブロック53を介して上記
積分ブロック54に入力される。
録系におけるビデオ信号を周波数変調する周波数変調器
であって、上記A/D変換ブロック51は、入力ビデオ
信号SINを色副搬送周波数fSCの2倍のサンプリング周
波数fs1=2fSCでディジタル化する。そして、このA
/D変換ブロック51により得られた第1のクロックレ
ートfs1のビデオデータは、上記デビエーション制御ブ
ロック52及びキャリア制御ブロック53を介して上記
積分ブロック54に入力される。
【0005】上記デビエーション制御ブロック52は、
上記A/D変換ブロック51から供給される第1のクロ
ックレートfs1のビデオデータについて、FM変調され
たときのデビエーションに相当するゲインコトロールを
行う。また、上記キャリア制御ブロック53は、上記デ
ビエーション制御部52から供給されるゲインコトロー
ルされたビデオデータについて、FM変調されたときの
キャリアに相当する直流シフトを行う。さらに、上記積
分ブロック54は、上記キャリア制御ブロック53から
供給される直流シフトされたビデオデータについて、所
定値まで繰り返し積分処理を行い、上記ビデオデータに
応じた繰り返し周期の第1のクロックレートfs1の鋸歯
状波データを生成する。
上記A/D変換ブロック51から供給される第1のクロ
ックレートfs1のビデオデータについて、FM変調され
たときのデビエーションに相当するゲインコトロールを
行う。また、上記キャリア制御ブロック53は、上記デ
ビエーション制御部52から供給されるゲインコトロー
ルされたビデオデータについて、FM変調されたときの
キャリアに相当する直流シフトを行う。さらに、上記積
分ブロック54は、上記キャリア制御ブロック53から
供給される直流シフトされたビデオデータについて、所
定値まで繰り返し積分処理を行い、上記ビデオデータに
応じた繰り返し周期の第1のクロックレートfs1の鋸歯
状波データを生成する。
【0006】そして、この積分ブロック54により得ら
れた鋸歯状波データは、上記クロックレート変換ブロッ
ク55に入力される。
れた鋸歯状波データは、上記クロックレート変換ブロッ
ク55に入力される。
【0007】上記クロックレート変換ブロック55は、
上記積分ブロック54から供給される第1のクロックレ
ートfs1=2fSCの鋸歯状波データについて、例えば2
倍のサンプリング周波数fs2=4fSCにクロックレート
変換を行う。このクロックレート変換ブロック55によ
り得られた第2のクロックレートfs2の鋸歯状波データ
は、読出アドレスデータとして上記波形メモリ56に供
給される。
上記積分ブロック54から供給される第1のクロックレ
ートfs1=2fSCの鋸歯状波データについて、例えば2
倍のサンプリング周波数fs2=4fSCにクロックレート
変換を行う。このクロックレート変換ブロック55によ
り得られた第2のクロックレートfs2の鋸歯状波データ
は、読出アドレスデータとして上記波形メモリ56に供
給される。
【0008】上記波形メモリ56は、予め上記第2のク
ロックレートfs2に対応する色副搬送周波数fSCの発振
波形データが書き込まれており、上記クロックレート変
換ブロック55により得られた第2のクロックレートf
s2の鋸歯状波データを読出アドレスデータとして、上記
発振波形データが変調波形データとして読み出される。
ロックレートfs2に対応する色副搬送周波数fSCの発振
波形データが書き込まれており、上記クロックレート変
換ブロック55により得られた第2のクロックレートf
s2の鋸歯状波データを読出アドレスデータとして、上記
発振波形データが変調波形データとして読み出される。
【0009】そして、この波形メモリ56から読み出さ
れた第2のクロックレートfs2の変調波形データは、上
記D/A変換ブロック57によりアナログ化されて、色
副搬送周波数fSCのFMビデオ信号として出力する。
れた第2のクロックレートfs2の変調波形データは、上
記D/A変換ブロック57によりアナログ化されて、色
副搬送周波数fSCのFMビデオ信号として出力する。
【0010】なお、このような構成の周波数変調器は、
上記積分ブロック54に一定の直流レベルデータを入力
することにより、上記D/A変換ブロック57から無変
調キャリア信号を出力する。すなわち、上記積分ブロッ
ク54〜D/A変換ブロック57は、色副搬送周波数f
SCの発振器として動作する。
上記積分ブロック54に一定の直流レベルデータを入力
することにより、上記D/A変換ブロック57から無変
調キャリア信号を出力する。すなわち、上記積分ブロッ
ク54〜D/A変換ブロック57は、色副搬送周波数f
SCの発振器として動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
構成の従来の発振器や変調器では、レートコンバータ5
5〜D/A変換ブロック57の各ブロックを第2のクロ
ックレートfs2で高速動作させなければならないので、
高速動作に対応するために困難な回路技術を必要とする
ばかりでなく、上記波形メモリ56に高速動作の可能な
高価なメモリを使用しなければならない。
構成の従来の発振器や変調器では、レートコンバータ5
5〜D/A変換ブロック57の各ブロックを第2のクロ
ックレートfs2で高速動作させなければならないので、
高速動作に対応するために困難な回路技術を必要とする
ばかりでなく、上記波形メモリ56に高速動作の可能な
高価なメモリを使用しなければならない。
【0012】そこで、本発明は、このような従来の問題
点に鑑み、予めメモリに書き込まれた発振波形データを
読み出すことにより発振出力及び変調出力を得るように
した発振器及び変調器において、動作速度を下げて容易
に回路構成を実現できるようにする目的とする。
点に鑑み、予めメモリに書き込まれた発振波形データを
読み出すことにより発振出力及び変調出力を得るように
した発振器及び変調器において、動作速度を下げて容易
に回路構成を実現できるようにする目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発振器は、
入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸歯状波レベ
ルデータを第1のクロックレートで生成する鋸歯状波レ
ベルデータ生成手段と、上記鋸歯状波レベルデータ生成
手段により生成された第1のクロッククレートの鋸歯状
波レベルデータを読出アドレスとして零周波数を中心と
する発振波形データが読み出される第1の波形メモリ
と、上記第1の波形メモリから読み出された第1のクロ
ックレートの発振波形データが供給される第1の周波数
シフト手段と、上記第1のクロックレートの鋸歯状波レ
ベルデータが上記鋸歯状波レベルデータ生成手段から供
給される+90°位相シフト手段と、上記+90°位相
シフト手段により+90°移相された第1のクロックレ
ートの鋸歯状波レベルデータを読出アドレスとして零周
波数を中心とする発振波形データが読み出される第2の
波形メモリと、上記第2の波形メモリから読み出された
第1のクロックレートの発振波形データが供給される第
2の周波数シフト手段と、上記第2の周波数シフト手段
により周波数シフトされた第1のクロックレートの発振
波形データが供給される−90°位相シフト手段と、上
記第1の周波数シフト手段により周波数シフトされた第
1のクロックレートの発振波形データと上記−90°位
相シフト手段により−90°移相された第1のクロック
レートの発振波形データとから上記第1のクロックレー
トの整数N倍の第2のクロックレートの発振波形データ
を合成して出力する合成手段とを備えてなることを特徴
とするものである。
入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸歯状波レベ
ルデータを第1のクロックレートで生成する鋸歯状波レ
ベルデータ生成手段と、上記鋸歯状波レベルデータ生成
手段により生成された第1のクロッククレートの鋸歯状
波レベルデータを読出アドレスとして零周波数を中心と
する発振波形データが読み出される第1の波形メモリ
と、上記第1の波形メモリから読み出された第1のクロ
ックレートの発振波形データが供給される第1の周波数
シフト手段と、上記第1のクロックレートの鋸歯状波レ
ベルデータが上記鋸歯状波レベルデータ生成手段から供
給される+90°位相シフト手段と、上記+90°位相
シフト手段により+90°移相された第1のクロックレ
ートの鋸歯状波レベルデータを読出アドレスとして零周
波数を中心とする発振波形データが読み出される第2の
波形メモリと、上記第2の波形メモリから読み出された
第1のクロックレートの発振波形データが供給される第
2の周波数シフト手段と、上記第2の周波数シフト手段
により周波数シフトされた第1のクロックレートの発振
波形データが供給される−90°位相シフト手段と、上
記第1の周波数シフト手段により周波数シフトされた第
1のクロックレートの発振波形データと上記−90°位
相シフト手段により−90°移相された第1のクロック
レートの発振波形データとから上記第1のクロックレー
トの整数N倍の第2のクロックレートの発振波形データ
を合成して出力する合成手段とを備えてなることを特徴
とするものである。
【0014】また、本発明に係る変調器は、入力信号を
第1のクロックレートでディジタル化するA/D変換手
段と、このA/D変換器によりディジタル化された第1
のクロックレートのディジタル入力信号を所定レベルま
で繰り返し積算する積分手段と、上記積分手段による積
分出力として得られる第1のクロッククレートの鋸歯状
波レベルデータを読出アドレスとして零周波数を中心と
する発振波形データが読み出される第1の波形メモリ
と、上記第1の波形メモリから読み出された第1のクロ
ックレートの発振波形データが供給される第1の周波数
シフト手段と、上記第1のクロックレートの鋸歯状波レ
ベルデータが上記積分器から供給される+90°位相シ
フト手段と、上記+90°位相シフト手段により+90
°移相された第1のクロックレートの鋸歯状波レベルデ
ータを読出アドレスとして零周波数を中心とする発振波
形データが読み出される第2の波形メモリと、上記第2
の波形メモリから読み出された第1のクロックレートの
発振波形データが供給される第2の周波数シフト手段
と、上記第2の周波数シフト手段により周波数シフトさ
れた第1のクロックレートの発振波形データが供給され
る−90°位相シフト手段と、上記第1の周波数シフト
手段により周波数シフトされた第1のクロックレートの
発振波形データと上記−90°位相シフト手段により−
90°移相された第1のクロックレートの発振波形デー
タとから上記第1のクロックレートの整数N倍の第2の
クロックレートの発振波形データを合成する合成手段
と、上記合成手段により合成された第2のクロックレー
トの発振波形データをアナログ化して出力するD/A変
換手段とを備えてなることを特徴とするものである。
第1のクロックレートでディジタル化するA/D変換手
段と、このA/D変換器によりディジタル化された第1
のクロックレートのディジタル入力信号を所定レベルま
で繰り返し積算する積分手段と、上記積分手段による積
分出力として得られる第1のクロッククレートの鋸歯状
波レベルデータを読出アドレスとして零周波数を中心と
する発振波形データが読み出される第1の波形メモリ
と、上記第1の波形メモリから読み出された第1のクロ
ックレートの発振波形データが供給される第1の周波数
シフト手段と、上記第1のクロックレートの鋸歯状波レ
ベルデータが上記積分器から供給される+90°位相シ
フト手段と、上記+90°位相シフト手段により+90
°移相された第1のクロックレートの鋸歯状波レベルデ
ータを読出アドレスとして零周波数を中心とする発振波
形データが読み出される第2の波形メモリと、上記第2
の波形メモリから読み出された第1のクロックレートの
発振波形データが供給される第2の周波数シフト手段
と、上記第2の周波数シフト手段により周波数シフトさ
れた第1のクロックレートの発振波形データが供給され
る−90°位相シフト手段と、上記第1の周波数シフト
手段により周波数シフトされた第1のクロックレートの
発振波形データと上記−90°位相シフト手段により−
90°移相された第1のクロックレートの発振波形デー
タとから上記第1のクロックレートの整数N倍の第2の
クロックレートの発振波形データを合成する合成手段
と、上記合成手段により合成された第2のクロックレー
トの発振波形データをアナログ化して出力するD/A変
換手段とを備えてなることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明に係る発振器では、鋸歯状波レベルデー
タ生成手段により入力レベルデータに応じた繰り返し周
期の鋸歯状波レベルデータを第1のクロックレートで生
成し、+90°移相器より+90°の位相差を与えた鋸
歯状波レベルデータを読出アドレスとして第1及び第2
の波形メモリから零周波数を中心とする2相の発振波形
データを第1のクロックレートで読み出す。上記2相の
発振波形データを零周波数を第1及び第2の周波数シフ
と手段により目的の周波数に周波数シフトしてから−9
0°位相シフト手段より同相とし、合成手段により上記
第1のクロックレートの整数N倍の第2のクロックレー
トの発振波形データを合成する。
タ生成手段により入力レベルデータに応じた繰り返し周
期の鋸歯状波レベルデータを第1のクロックレートで生
成し、+90°移相器より+90°の位相差を与えた鋸
歯状波レベルデータを読出アドレスとして第1及び第2
の波形メモリから零周波数を中心とする2相の発振波形
データを第1のクロックレートで読み出す。上記2相の
発振波形データを零周波数を第1及び第2の周波数シフ
と手段により目的の周波数に周波数シフトしてから−9
0°位相シフト手段より同相とし、合成手段により上記
第1のクロックレートの整数N倍の第2のクロックレー
トの発振波形データを合成する。
【0016】また、本発明に係る変調器では、A/D変
換手段によりディジタル化された第1のクロックレート
のディジタル入力信号を所定レベルまで繰り返し積算す
る積分手段による積分出力として第1のクロッククレー
トの鋸歯状波レベルデータを得て、+90°位相シフト
手段により+90°の位相差を与えた鋸歯状波レベルデ
ータを読出アドレスとして第1及び第2の波形メモリか
ら零周波数を中心とする2相の発振波形データを第1の
クロックレートで読み出す。上記2相の発振波形データ
を零周波数を第1及び第2の周波数シフト手段により目
的の周波数に周波数シフトしてから−90°位相シフト
手段により同相とし、合成手段により上記第1のクロッ
クレートの整数N倍の第2のクロックレートの変調波形
データを合成する。そして、この合成手段により合成さ
れた第2のクロックレートの変調波形データをD/A変
換手段によりアナログ化して出力する。
換手段によりディジタル化された第1のクロックレート
のディジタル入力信号を所定レベルまで繰り返し積算す
る積分手段による積分出力として第1のクロッククレー
トの鋸歯状波レベルデータを得て、+90°位相シフト
手段により+90°の位相差を与えた鋸歯状波レベルデ
ータを読出アドレスとして第1及び第2の波形メモリか
ら零周波数を中心とする2相の発振波形データを第1の
クロックレートで読み出す。上記2相の発振波形データ
を零周波数を第1及び第2の周波数シフト手段により目
的の周波数に周波数シフトしてから−90°位相シフト
手段により同相とし、合成手段により上記第1のクロッ
クレートの整数N倍の第2のクロックレートの変調波形
データを合成する。そして、この合成手段により合成さ
れた第2のクロックレートの変調波形データをD/A変
換手段によりアナログ化して出力する。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る発振器及び変調器の一実
施例について図面を参照して詳細に説明する。本発明に
係る変調器は、例えば図1に示すように構成される。
施例について図面を参照して詳細に説明する。本発明に
係る変調器は、例えば図1に示すように構成される。
【0018】この変調器は、ビデオテープレコーダに記
録系におけるビデオ信号を周波数変調する周波数変調器
であって、A/D変換ブロック1、デビエーション制御
ブロック2、キャリア制御ブロック3、発振ブロック
4、D/A変換変換ブロック5から成る。
録系におけるビデオ信号を周波数変調する周波数変調器
であって、A/D変換ブロック1、デビエーション制御
ブロック2、キャリア制御ブロック3、発振ブロック
4、D/A変換変換ブロック5から成る。
【0019】上記A/D変換ブロック1は、入力ビデオ
信号SINを色副搬送周波数fSCの2倍のサンプリング周
波数fs1=2fSCでディジタル化する。そして、このA
/D変換ブロック1によりディジタル化さられた第1の
クロックレートfs1のビデオデータは、上記デビエーシ
ョン制御ブロック2及びキャリア制御ブロック3を介し
て上記発振ブロック4に入力される。
信号SINを色副搬送周波数fSCの2倍のサンプリング周
波数fs1=2fSCでディジタル化する。そして、このA
/D変換ブロック1によりディジタル化さられた第1の
クロックレートfs1のビデオデータは、上記デビエーシ
ョン制御ブロック2及びキャリア制御ブロック3を介し
て上記発振ブロック4に入力される。
【0020】上記デビエーション制御ブロック2は、上
記A/D変換ブロック1から供給される第1のクロック
レートfs1のビデオデータについて、FM変調されたと
きのデビエーションに相当するゲインコトロールを行
う。また、上記キャリア制御ブロック3は、上記デビエ
ーション制御部2から供給されるゲインコトロールされ
たビデオデータについて、FM変調されたときのキャリ
アに相当する直流シフトを行う。
記A/D変換ブロック1から供給される第1のクロック
レートfs1のビデオデータについて、FM変調されたと
きのデビエーションに相当するゲインコトロールを行
う。また、上記キャリア制御ブロック3は、上記デビエ
ーション制御部2から供給されるゲインコトロールされ
たビデオデータについて、FM変調されたときのキャリ
アに相当する直流シフトを行う。
【0021】また、この変調器において、上記発振ブロ
ック4は、本発明に係る発振器を使用したものであっ
て、積分ブロック41、+90°移相ブロック42、第
1及び第2の波形メモリ43A,43B、第1及び第2
の周波数シフトブロック44A,44B、−90°移相
ブロック45及び合成ブロック46から成る。
ック4は、本発明に係る発振器を使用したものであっ
て、積分ブロック41、+90°移相ブロック42、第
1及び第2の波形メモリ43A,43B、第1及び第2
の周波数シフトブロック44A,44B、−90°移相
ブロック45及び合成ブロック46から成る。
【0022】上記積分ブロック41は、上記キャリア制
御ブロック3から供給される直流シフトされたビデオデ
ータについて、所定値まで繰り返し積分処理を行い、上
記ビデオデータに応じた繰り返し周期の第1のクロック
レートfs1の鋸歯状波レベルデータを生成する。すなわ
ち、入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸歯状波
レベルデータを第1のクロックレートで生成する鋸歯状
波レベルデータ生成手段として機能する。
御ブロック3から供給される直流シフトされたビデオデ
ータについて、所定値まで繰り返し積分処理を行い、上
記ビデオデータに応じた繰り返し周期の第1のクロック
レートfs1の鋸歯状波レベルデータを生成する。すなわ
ち、入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸歯状波
レベルデータを第1のクロックレートで生成する鋸歯状
波レベルデータ生成手段として機能する。
【0023】そして、この積分ブロック41により得ら
れた鋸歯状波レベルデータは、上記第1の波形メモリ4
3Aに読出アドレスとして直接供給されるとともに、上
記+90°位相シフトブロック42を介して上記第2の
波形メモリ43Bに読出アドレスとして供給される。上
記+90°位相シフトブロック42は、上記各波形メモ
リ43A,43Bが360°分に相当する例えば10ビ
ットの読出アドレスを有しているものとした場合、その
1/4の90°分に相当する8ビットの読出アドレス
「11111111」を上記積分ブロック41により得
られた鋸歯状波レベルデータに加算することにより、上
記第2の波形メモリ43Bに供給する読出アドレスを+
90°移相する。これにより、上記第1及び第2の波形
メモリ43A,43Bには、上記+90°位相シフトブ
ロック42により90°の位相差が与えられた鋸歯状波
レベルデータが読出アドレスとして供給される。
れた鋸歯状波レベルデータは、上記第1の波形メモリ4
3Aに読出アドレスとして直接供給されるとともに、上
記+90°位相シフトブロック42を介して上記第2の
波形メモリ43Bに読出アドレスとして供給される。上
記+90°位相シフトブロック42は、上記各波形メモ
リ43A,43Bが360°分に相当する例えば10ビ
ットの読出アドレスを有しているものとした場合、その
1/4の90°分に相当する8ビットの読出アドレス
「11111111」を上記積分ブロック41により得
られた鋸歯状波レベルデータに加算することにより、上
記第2の波形メモリ43Bに供給する読出アドレスを+
90°移相する。これにより、上記第1及び第2の波形
メモリ43A,43Bには、上記+90°位相シフトブ
ロック42により90°の位相差が与えられた鋸歯状波
レベルデータが読出アドレスとして供給される。
【0024】上記第1及び第2の波形メモリ16には、
予め上記第1のクロックレートfs1に対応する零周波数
の発振波形データが書き込まれている。そして、上記9
0°の位相差が与えられた鋸歯状波レベルデータを読出
アドレスとして、上記第1及び第2の波形メモリ16か
ら上記発振波形データが読み出される。上記第1及び第
2の波形メモリ16から読み出される発振波形データ
は、図2に示すように、零周波数を中心とする上記第1
のクロックレートfs1の発振波形データであって、上記
読出アドレスすなわち鋸歯状波レベルデータの繰り返し
周期の変動に応じてサイドバンドが広がった90°の位
相差を有するFM変調信号を示す2相のFM変調波形デ
ータとなる。
予め上記第1のクロックレートfs1に対応する零周波数
の発振波形データが書き込まれている。そして、上記9
0°の位相差が与えられた鋸歯状波レベルデータを読出
アドレスとして、上記第1及び第2の波形メモリ16か
ら上記発振波形データが読み出される。上記第1及び第
2の波形メモリ16から読み出される発振波形データ
は、図2に示すように、零周波数を中心とする上記第1
のクロックレートfs1の発振波形データであって、上記
読出アドレスすなわち鋸歯状波レベルデータの繰り返し
周期の変動に応じてサイドバンドが広がった90°の位
相差を有するFM変調信号を示す2相のFM変調波形デ
ータとなる。
【0025】この2相のFM変調波形データが上記第1
及び第2の波形メモリ16からそれぞれ上記第1のクロ
ックレートfs1で読み出されて上記第1及び第2の周波
数シフトブロック44A,44Bに供給される。そし
て、上記第1及び第2の周波数シフトブロック44A,
44Bでは、上記図2に示した零周波数を中心とするF
M変調波形データを図3に示すように中心周波数がfS1
/2=2fSCとなるように周波数シフトする。
及び第2の波形メモリ16からそれぞれ上記第1のクロ
ックレートfs1で読み出されて上記第1及び第2の周波
数シフトブロック44A,44Bに供給される。そし
て、上記第1及び第2の周波数シフトブロック44A,
44Bでは、上記図2に示した零周波数を中心とするF
M変調波形データを図3に示すように中心周波数がfS1
/2=2fSCとなるように周波数シフトする。
【0026】上記第1の周波数シフトブロック44Aに
より周波数シフトされたFM変調波形データは上記合成
ブロック46に直接供給され、また、上記第2の周波数
シフトブロック44Bにより周波数シフトされたFM変
調波形データは上記−90°移相ブロック45を介して
上記合成ブロック46に供給される。
より周波数シフトされたFM変調波形データは上記合成
ブロック46に直接供給され、また、上記第2の周波数
シフトブロック44Bにより周波数シフトされたFM変
調波形データは上記−90°移相ブロック45を介して
上記合成ブロック46に供給される。
【0027】上記−90°移相ブロック45は、上記第
2の周波数シフトブロック44Bにより周波数シフトさ
れたFM変調波形データの位相を90°遅延させる。こ
れにより、上記合成ブロック26には、上記第1及び第
2の周波数シフトブロック44A,44Bにより得られ
た中心周波数がfS1/2=2fSCの2相のFM変調波形
データが同相すなわち1相のFM変調波形データとして
供給される。
2の周波数シフトブロック44Bにより周波数シフトさ
れたFM変調波形データの位相を90°遅延させる。こ
れにより、上記合成ブロック26には、上記第1及び第
2の周波数シフトブロック44A,44Bにより得られ
た中心周波数がfS1/2=2fSCの2相のFM変調波形
データが同相すなわち1相のFM変調波形データとして
供給される。
【0028】上記合成ブロック46では、上記第1のク
ロックレートfS1=4fSCのパルスでスイッチングする
ことにより図4に示すように第2のクロックレートfS2
=8fSCの1相のFM変調波形データを生成する。
ロックレートfS1=4fSCのパルスでスイッチングする
ことにより図4に示すように第2のクロックレートfS2
=8fSCの1相のFM変調波形データを生成する。
【0029】そして、この合成ブロック46により得ら
れた第2のクロックレートfS2=8fSCの1相のFM変
調波形データは、上記D/A変換ブロック27に供給さ
れる。このD/A変換ブロック27は、上記合成ブロッ
ク46から供給される第2のクロックレートfS2=8f
SCのFM変調波形データをアナログ化して、上記入力ビ
デオ信号SINに応じたFM変調信号を出力する。
れた第2のクロックレートfS2=8fSCの1相のFM変
調波形データは、上記D/A変換ブロック27に供給さ
れる。このD/A変換ブロック27は、上記合成ブロッ
ク46から供給される第2のクロックレートfS2=8f
SCのFM変調波形データをアナログ化して、上記入力ビ
デオ信号SINに応じたFM変調信号を出力する。
【0030】このような構成の変調器では、上記発振ブ
ロック4の合成ブロック46においてFM変調波形デー
タのクロックレートを第1のクロックレートfS1=4f
SCから第2のクロックレートfS2=8fSCに変換してい
るので、上記発振ブロック4の合成ブロック46及びD
/A変換ブロック27以外の各ブロック41〜45及び
上記A/D変換ブロック1、デビエーション制御ブロッ
ク2、キャリア制御ブロック3を第1のクロックレート
fS1で動作させることができ、これらを既成の動作速度
の遅いデバイスを用いて容易に回路構成を実現すること
ができる。
ロック4の合成ブロック46においてFM変調波形デー
タのクロックレートを第1のクロックレートfS1=4f
SCから第2のクロックレートfS2=8fSCに変換してい
るので、上記発振ブロック4の合成ブロック46及びD
/A変換ブロック27以外の各ブロック41〜45及び
上記A/D変換ブロック1、デビエーション制御ブロッ
ク2、キャリア制御ブロック3を第1のクロックレート
fS1で動作させることができ、これらを既成の動作速度
の遅いデバイスを用いて容易に回路構成を実現すること
ができる。
【0031】ここで、この実施例における上記発振ブロ
ック4は、上述のように本発明に係る発振器を構成した
ものであって、上記積分ブロック41に供給される入力
レベルデータにより発振周波数が決定される発振器とし
て単独で使用することができる。
ック4は、上述のように本発明に係る発振器を構成した
ものであって、上記積分ブロック41に供給される入力
レベルデータにより発振周波数が決定される発振器とし
て単独で使用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る発振器では、鋸歯状波レベルデータ生成手段に
より入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸歯状波
レベルデータを第1のクロックレートで生成し、+90
°移相器より+90°の位相差を与えた鋸歯状波レベル
データを読出アドレスとして第1及び第2の波形メモリ
から零周波数を中心とする2相の発振波形データを第1
のクロックレートで読み出して、この2相の発振波形デ
ータを零周波数から第1及び第2の周波数シフト手段に
より目的の周波数に周波数シフトしてから−90°位相
シフト手段より同相とし、合成手段により上記第1のク
ロックレートの整数N倍の第2のクロックレートの発振
波形データを合成するので、上記合成手段以外は第1の
クロックレートで動作させることができ、これらを既成
の動作速度の遅いデバイスを用いて容易に回路構成を実
現することができる。
明に係る発振器では、鋸歯状波レベルデータ生成手段に
より入力レベルデータに応じた繰り返し周期の鋸歯状波
レベルデータを第1のクロックレートで生成し、+90
°移相器より+90°の位相差を与えた鋸歯状波レベル
データを読出アドレスとして第1及び第2の波形メモリ
から零周波数を中心とする2相の発振波形データを第1
のクロックレートで読み出して、この2相の発振波形デ
ータを零周波数から第1及び第2の周波数シフト手段に
より目的の周波数に周波数シフトしてから−90°位相
シフト手段より同相とし、合成手段により上記第1のク
ロックレートの整数N倍の第2のクロックレートの発振
波形データを合成するので、上記合成手段以外は第1の
クロックレートで動作させることができ、これらを既成
の動作速度の遅いデバイスを用いて容易に回路構成を実
現することができる。
【0033】また、本発明に係る変調器では、A/D変
換手段によりディジタル化された第1のクロックレート
のディジタル入力信号を所定レベルまで繰り返し積算す
る積分手段による積分出力として第1のクロッククレー
トの鋸歯状波レベルデータを得て、+90°位相シフト
手段により+90°の位相差を与えた鋸歯状波レベルデ
ータを読出アドレスとして第1及び第2の波形メモリか
ら零周波数を中心とする2相の発振波形データを第1の
クロックレートで読み出し、この2相の発振波形データ
を零周波数を第1及び第2の周波数シフト手段により目
的の周波数に周波数シフトしてから−90°位相シフト
手段により同相とし、合成手段により上記第1のクロッ
クレートの整数N倍の第2のクロックレートの変調波形
データを合成する。そして、この合成手段により合成さ
れた第2のクロックレートの変調波形データをD/A変
換手段によりアナログ化して出力するので、上記合成手
段及びD/A変換手段以外は第1のクロックレートで動
作させることができ、これらを既成の動作速度の遅いデ
バイスを用いて容易に回路構成を実現することができ
る。
換手段によりディジタル化された第1のクロックレート
のディジタル入力信号を所定レベルまで繰り返し積算す
る積分手段による積分出力として第1のクロッククレー
トの鋸歯状波レベルデータを得て、+90°位相シフト
手段により+90°の位相差を与えた鋸歯状波レベルデ
ータを読出アドレスとして第1及び第2の波形メモリか
ら零周波数を中心とする2相の発振波形データを第1の
クロックレートで読み出し、この2相の発振波形データ
を零周波数を第1及び第2の周波数シフト手段により目
的の周波数に周波数シフトしてから−90°位相シフト
手段により同相とし、合成手段により上記第1のクロッ
クレートの整数N倍の第2のクロックレートの変調波形
データを合成する。そして、この合成手段により合成さ
れた第2のクロックレートの変調波形データをD/A変
換手段によりアナログ化して出力するので、上記合成手
段及びD/A変換手段以外は第1のクロックレートで動
作させることができ、これらを既成の動作速度の遅いデ
バイスを用いて容易に回路構成を実現することができ
る。
【図1】本発明に係る発振器及び変調器の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】上記実施例において波形メモリから読み出され
た発振出力の周波数スペクトラムを示す図である。
た発振出力の周波数スペクトラムを示す図である。
【図3】上記実施例において周波数シフトブロックによ
り周波数シフトされた発振出力の周波数スペクトラムを
示す図である。
り周波数シフトされた発振出力の周波数スペクトラムを
示す図である。
【図4】上記実施例において合成ブロックにより生成さ
れた第2のクロックレートの変調出力の周波数スペクト
ラムを示す図である。
れた第2のクロックレートの変調出力の周波数スペクト
ラムを示す図である。
【図5】従来の変調器の構成を示すブロック図である。
1・・・・・・・・・・A/D変換ブロック 4・・・・・・・・・・発振ブロック 5・・・・・・・・・・D/A変換ブロック 41・・・・・・・・・・積分ブロック 42・・・・・・・・・・−90°位相シフトブロック 43A,43B・・・・・波形メモリ 44A,44B・・・・・周波数シフトブロック 45・・・・・・・・・・+90°位相シフトブロック 46・・・・・・・・・・合成ブロック
Claims (2)
- 【請求項1】 入力レベルデータに応じた繰り返し周期
の鋸歯状波レベルデータを第1のクロックレートで生成
する鋸歯状波レベルデータ生成手段と、 上記鋸歯状波レベルデータ生成手段により生成された第
1のクロッククレートの鋸歯状波レベルデータを読出ア
ドレスとして零周波数を中心とする発振波形データが読
み出される第1の波形メモリと、 上記第1の波形メモリから読み出された第1のクロック
レートの発振波形データが供給される第1の周波数シフ
ト手段と、 上記第1のクロックレートの鋸歯状波レベルデータが上
記鋸歯状波レベルデータ生成手段から供給される+90
°位相シフト手段と、 上記+90°位相シフト手段により+90°移相された
第1のクロックレートの鋸歯状波レベルデータを読出ア
ドレスとして零周波数を中心とする発振波形データが読
み出される第2の波形メモリと、 上記第2の波形メモリから読み出された第1のクロック
レートの発振波形データが供給される第2の周波数シフ
ト手段と、 上記第2の周波数シフト手段により周波数シフトされた
第1のクロックレートの発振波形データが供給される−
90°位相シフト手段と、 上記第1の周波数シフト手段により周波数シフトされた
第1のクロックレートの発振波形データと上記−90°
位相シフト手段により−90°移相された第1のクロッ
クレートの発振波形データとから上記第1のクロックレ
ートの整数N倍の第2のクロックレートの発振波形デー
タを合成して出力する合成手段とを備えてなる発振器。 - 【請求項2】 入力信号を第1のクロックレートでディ
ジタル化するA/D変換手段と、 このA/D変換器によりディジタル化された第1のクロ
ックレートのディジタル入力信号を所定レベルまで繰り
返し積算する積分手段と、 上記積分手段による積分出力として得られる第1のクロ
ッククレートの鋸歯状波レベルデータを読出アドレスと
して零周波数を中心とする発振波形データが読み出され
る第1の波形メモリと、 上記第1の波形メモリから読み出された第1のクロック
レートの発振波形データが供給される第1の周波数シフ
ト手段と、 上記第1のクロックレートの鋸歯状波レベルデータが上
記積分器から供給される+90°位相シフト手段と、 上記+90°位相シフト手段により+90°移相された
第1のクロックレートの鋸歯状波レベルデータを読出ア
ドレスとして零周波数を中心とする発振波形データが読
み出される第2の波形メモリと、 上記第2の波形メモリから読み出された第1のクロック
レートの発振波形データが供給される第2の周波数シフ
ト手段と、 上記第2の周波数シフト手段により周波数シフトされた
第1のクロックレートの発振波形データが供給される−
90°位相シフト手段と、 上記第1の周波数シフト手段により周波数シフトされた
第1のクロックレートの発振波形データと上記−90°
位相シフト手段により−90°移相された第1のクロッ
クレートの発振波形データとから上記第1のクロックレ
ートの整数N倍の第2のクロックレートの発振波形デー
タを合成する合成手段と、 上記合成手段により合成された第2のクロックレートの
発振波形データをアナログ化して出力するD/A変換手
段とを備えてなる変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20619892A JP3189405B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 発振器及び変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20619892A JP3189405B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 発振器及び変調器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628772A true JPH0628772A (ja) | 1994-02-04 |
JP3189405B2 JP3189405B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=16519421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20619892A Expired - Fee Related JP3189405B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 発振器及び変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189405B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8677797B2 (en) | 2007-03-20 | 2014-03-25 | Neturen Co., Ltd. | Hollow rack manufacturing method and manufacturing apparatus |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP20619892A patent/JP3189405B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8677797B2 (en) | 2007-03-20 | 2014-03-25 | Neturen Co., Ltd. | Hollow rack manufacturing method and manufacturing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3189405B2 (ja) | 2001-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4855894A (en) | Frequency converting apparatus | |
EP0419680B1 (en) | Frequency modulator | |
KR960036465A (ko) | 4상 위상 변조기 | |
JP3189405B2 (ja) | 発振器及び変調器 | |
US5559475A (en) | Frequency synthesizer for synthesizing signals of a variety of frequencies by cross modulation | |
US4823090A (en) | Digital signal synthesis using low frequency sampling clock | |
JP2525622B2 (ja) | テレビジョン信号発生器 | |
JPH11289224A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPS6387808A (ja) | チヤ−プ信号発生回路 | |
JP3474126B2 (ja) | ファンクション・ジェネレータ | |
JP2000106506A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPH0340527B2 (ja) | ||
KR910008934A (ko) | 연속된 위상변환을 가진 이중 위상 변조회로 | |
JP2507002B2 (ja) | 直角二相変調器 | |
JP3067945B2 (ja) | 変調装置およびその変調装置を備えた無線装置 | |
JPS60239192A (ja) | Fm信号発生装置 | |
JPS62245980A (ja) | デイジタルチヤ−プ信号発生回路 | |
JPH1155036A (ja) | 周波数発生回路 | |
JP2928416B2 (ja) | 直交検波器 | |
KR890003047B1 (ko) | 모사전송기의 신호 변조장치 및 방법 | |
JP2009284074A (ja) | チャープ信号発生装置 | |
JPS6029036A (ja) | アナログ・ディジタル変換回路 | |
JPH0423542A (ja) | 直交形gmsk変調装置 | |
JPH0241201B2 (ja) | ||
JPS6217679A (ja) | レ−ダの送信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010417 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |