JP3474126B2 - ファンクション・ジェネレータ - Google Patents

ファンクション・ジェネレータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、周波数可変の信号
を発生するファンクション・ジェネレータに関し、特に
汎用品のDDSICにメモリを付加することにより任意
の周期波形を発生するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より周波数可変の信号を発生するフ
ァンクション・ジェネレータはよく知られている。この
ファンクション・ジェネレータはその内部にアドレスジ
ェネレータ回路と波形メモリを有しており、ダイレクト
・ディジタル・シンセサイザ(DDS)方式のものが大
半である。
【0003】DDS方式は、既に一般的なものとなって
いるので詳細な説明は省く。また、DDS方式によるフ
ァンクション・ジェネレータでは、その出力波形を切り
換えるときアドレスジェネレータ回路に接続された波形
メモリの内容を出力波形に応じたデータに変更する必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記アドレス
ジェネレータ回路および波形メモリは1つのICパッケ
ージの中に組み込まれており、通常波形メモリには正弦
波データが格納され、その内容を外部から変更すること
は不可能であるという問題を有していた。
【0005】本発明は、このような点を鑑み、汎用品の
DDSICにメモリを付加することにより容易に任意の
周期波形を発生することができるファンクション・ジェ
ネレータを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、汎用品のDDSICと、前記DD
SICの出力である正弦波データをアドレスデータと
し、任意の周期波形に変換された波形データが格納され
るメモリと、ディジタル・アナログ変換器から構成さ
れ、前記DDSICのサンプリングクロックと同一のサ
ンプリングクロックを用いて、任意の周期波形が前記デ
ィジタル・アナログ変換器より得られるようにしたこと
を特徴とする。
【0007】以上により、汎用品のDDSICを用いて
容易に任意の周期波形を発生し出力することができるフ
ァンクション・ジェネレータの実現が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、汎用品のDDSICと、前記DDSICの出力であ
る正弦波データをアドレスデータとし、任意の周期波形
に変換された波形データが格納されるメモリと、ディジ
タル・アナログ変換器から構成され、前記DDSICの
サンプリングクロックと同一のサンプリングクロックを
用いて、ユーザが設定した任意の周期波形を前記ディジ
タル・アナログ変換器より得られるようにしたファンク
ション・ジェネレータを実現したものであり、ユーザが
設定した任意の周期波形を発生し出力することができる
という作用を有する。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、正弦波デ
ータ変換手段として、汎用品のDDSICの出力データ
yをy=sinXとしたとき、変換後のデータであるユ
ーザが設定した任意の周期波形データYをY=f(y)
の関数で表すとしたものであり、ユーザが設定する任意
の周期波形データを作成することができるという作用を
有する。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて詳しく説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態に係るファン
クション・ジェネレータの構成を示す図である。図1に
おいてファンクション・ジェネレータは、汎用品のDD
SIC1と、前記DDSIC1の出力である正弦波デー
タをアドレスデータとし、そのアドレスにはユーザが設
定した任意の周期波形に変換されたデータを格納したメ
モリ2と、前記メモリ2から読み出された波形データを
アナログ変換するディジタル・アナログ変換器(以下デ
ィジタル・アナログ変換をDA変換という)3と、基準
クロックを発生するクロック発振器4と、基準クロック
を分周する分周器5と、汎用品のDDSIC1およびメ
モリ2に対してデータの書き込み等を行うための制御演
算回路6とから構成されている。
【0012】分周器5は、クロック発振器4が発生する
クロックを適宜分周してDDSIC1、メモリ2、DA
変換器3のサンプリングクロックを生成する。DDSI
C1は制御演算回路6から設定される周波数に応じた正
弦波データをサンプリングクロックにより出力する。メ
モリ2はDDSIC1の出力データである正弦波データ
をアドレスデータとし、そのデータを変換してユーザが
設定した任意の周期波形データを出力する。このデータ
はDA変換器3に導かれ、DDSIC1のサンプリング
クロックと同一のサンプリングクロックにてDA変換さ
れ出力される。
【0013】DDSIC1の出力である正弦波データの
変換について具体的に説明する。DDSIC1の出力デ
ータをyとすると、yは正弦波データであるので次の式
(1)のように表すことができる。 y=sinX … (1)
【0014】ここで、出力波形を三角波とするには次の
式(2)のような関数を用いてデータ変換を行なえば良
い。 f(t)=sin-1t … (2)
【0015】上記の式(1)で表されるデータに対して
本実施形態では、三角波のデータを正規化するために次
の式(3)で表される関数にてデータ変換を行なってい
る。 f(t)=(1/2π)* sin-1t … (3)
【0016】上記した式(1)、式(3)より、最終的
にメモリ2に格納される三角波データYは次の式(4)
にて表されるデータである。 Y=f(y)=X/2π … (4)
【0017】従って、sinXで表されるメモリのアド
レスにはX/2πで表されるデータが格納されることに
なる。
【0018】また、出力波形を正弦波とするとデータ変
換に用いる関数は次の式(5)にて表される。 f(t)=t … (5)
【0019】従って上記した式(1)、式(5)より、
最終的にメモリ2に格納される正弦波データYは次の式
(6)にて表されるデータであり、 Y=f(y)=sinX … (6) sinXで表されるメモリのアドレスにはsinXで表
されるデータが格納される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリに格納する任意の周期波形データを変えることによ
り、汎用品のDDSICを用いて容易に任意の周期波形
を発生し出力することができるファンクション・ジェネ
レータを実現することができる。
【0021】また、メモリに格納する任意の周期波形デ
ータは、前記DDSICの出力データyをy=sinX
としたとき、Y=f(y)の関数にて表される任意の変
換式により容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファンクション・ジ
ェネレータの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 汎用品ダイレクト・ディジタル・シンセサイザIC
(DDSIC) 2 メモリ 3 ディジタル・アナログ変換器 4 クロック発振器 5 分周器 6 制御演算回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが設定した任意の周期波形の出力
    が可能なファンクション・ジェネレータにおいて、ダイ
    レクト・ディジタル・シンセサイザICと、その出力で
    ある正弦波データをアドレスデータとし任意の周期波形
    データに変換する正弦波データ変換手段と、前記正弦波
    データ変換手段により変換された波形データが格納され
    るメモリと、ディジタル・アナログ変換器から構成さ
    れ、前記ダイレクト・ディジタル・シンセサイザICの
    サンプリングクロックと同一のサンプリングクロックを
    用いて、任意の周期波形が前記ディジタル・アナログ変
    換器より得られるようにしたことを特徴とするファンク
    ション・ジェネレータ。
  2. 【請求項2】 前記正弦波データ変換手段は、前記ダイ
    レクト・ディジタル・シンセサイザICの出力データy
    をy=sinXとしたとき、変換後のデータである任意
    の周期波形データYがY=f(y)の関数で表されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のファンクショ
    ン・ジェネレータ。
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