JP2891602B2 - ディジタル・シンセサイザ - Google Patents
ディジタル・シンセサイザInfo
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- JP2891602B2 JP2891602B2 JP5033882A JP3388293A JP2891602B2 JP 2891602 B2 JP2891602 B2 JP 2891602B2 JP 5033882 A JP5033882 A JP 5033882A JP 3388293 A JP3388293 A JP 3388293A JP 2891602 B2 JP2891602 B2 JP 2891602B2
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F1/03—Digital function generators working, at least partly, by table look-up
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力された任意の周
波数の波形をメモリに格納された正弦波(Sin波)の
振幅データを用いて直接的に発生することができるダイ
レクト・ディジタル・シンセサイザに関するものであ
る。
波数の波形をメモリに格納された正弦波(Sin波)の
振幅データを用いて直接的に発生することができるダイ
レクト・ディジタル・シンセサイザに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のダイレクト・ディジタル・
シンセサイザ(以下DDSと略す)の構成例を示すブロ
ック図である。図において、1は設定された周波数値を
マスタークロックに同期して積算を行う積算器、3は0
°〜360°までの位相分解能分のデータを格納し、積
算器1の出力を受けて所定の格納データを出力するメモ
リ、4はメモリ3の出力を受けるD/A変換器、5はD
/A変換器4の出力を受けるローパスフィルタである。
シンセサイザ(以下DDSと略す)の構成例を示すブロ
ック図である。図において、1は設定された周波数値を
マスタークロックに同期して積算を行う積算器、3は0
°〜360°までの位相分解能分のデータを格納し、積
算器1の出力を受けて所定の格納データを出力するメモ
リ、4はメモリ3の出力を受けるD/A変換器、5はD
/A変換器4の出力を受けるローパスフィルタである。
【0003】次に動作について説明する。所望の周波数
に対応した周波数値(ディジタル値)が積算器1に入
る。積算器1にはマスタークロックが入力されており、
このクロックが入る毎に周波数値が積算される。そして
この積算器1の出力は、メモリ3のアドレスデータとな
る。このメモリ3にはSin波の振幅データが書き込ま
れており、入力アドレス(Sin波の位相値)が変化す
る毎に変化したSin波振幅データが出力される。
に対応した周波数値(ディジタル値)が積算器1に入
る。積算器1にはマスタークロックが入力されており、
このクロックが入る毎に周波数値が積算される。そして
この積算器1の出力は、メモリ3のアドレスデータとな
る。このメモリ3にはSin波の振幅データが書き込ま
れており、入力アドレス(Sin波の位相値)が変化す
る毎に変化したSin波振幅データが出力される。
【0004】このメモリ3の出力は、上記マスタークロ
ックが入力される次のD/A変換器4に入り、ここでア
ナログ信号に変換される。この結果、D/A変換器4か
らはアナログ信号に変換されたSin波が出力される。
さらにD/A変換器4の出力はローパスフィルタ5によ
り高調波成分が除去されたSin波となる。
ックが入力される次のD/A変換器4に入り、ここでア
ナログ信号に変換される。この結果、D/A変換器4か
らはアナログ信号に変換されたSin波が出力される。
さらにD/A変換器4の出力はローパスフィルタ5によ
り高調波成分が除去されたSin波となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル・シ
ンセサイザは以上のように構成されており、Sin波の
位相値を振幅値に変換するためのメモリは、0°〜36
0°までの位相分解能分のデータを格納しており、位相
分解能を高くすれば、その分メモリの容量が指数関数的
に増加することとなり、メモリのゲート規模の増大及び
消費電力の増加などを招くという問題点があった。
ンセサイザは以上のように構成されており、Sin波の
位相値を振幅値に変換するためのメモリは、0°〜36
0°までの位相分解能分のデータを格納しており、位相
分解能を高くすれば、その分メモリの容量が指数関数的
に増加することとなり、メモリのゲート規模の増大及び
消費電力の増加などを招くという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、位相分解能を大きく低下させる
ことなくメモリ容量を減らし、消費電力の低減を図ると
ともに、回路の小形化を図ることができるディジタル・
シンセサイザを得ることを目的とする。
ためになされたもので、位相分解能を大きく低下させる
ことなくメモリ容量を減らし、消費電力の低減を図ると
ともに、回路の小形化を図ることができるディジタル・
シンセサイザを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ル・シンセサイザは、正弦関数の特徴を利用して振幅変
化の小さい領域における位相値に対して、これを集約し
てある一定値のものに変換するアドレス変換手段を付加
したものである。
ル・シンセサイザは、正弦関数の特徴を利用して振幅変
化の小さい領域における位相値に対して、これを集約し
てある一定値のものに変換するアドレス変換手段を付加
したものである。
【0008】また、Sin関数の対称性を利用し、0°
〜360°の位相値を、0°〜90°の位相値に変換す
る第2のアドレス変換手段と、上記位相値に応じてメモ
リ出力を反転させる出力データ反転手段とを付加したも
のである。
〜360°の位相値を、0°〜90°の位相値に変換す
る第2のアドレス変換手段と、上記位相値に応じてメモ
リ出力を反転させる出力データ反転手段とを付加したも
のである。
【0009】
【作用】この発明においては、振幅変化の小さい領域に
おける位相値に対して、該領域における位相値を集約し
てある一定値のものに変換することにより、その分、メ
モリに格納する振幅値を減らすことができ、メモリ容量
の縮小,消費電力の低減が図れる。
おける位相値に対して、該領域における位相値を集約し
てある一定値のものに変換することにより、その分、メ
モリに格納する振幅値を減らすことができ、メモリ容量
の縮小,消費電力の低減が図れる。
【0010】また、Sin関数の対称性を利用し、0°
〜360°の位相値を0°〜90°の位相値に変換する
ことにより、メモリに格納する振幅値を4分の1に減ら
すことができ、さらにメモリ容量の縮小,消費電力の低
減が図れる。
〜360°の位相値を0°〜90°の位相値に変換する
ことにより、メモリに格納する振幅値を4分の1に減ら
すことができ、さらにメモリ容量の縮小,消費電力の低
減が図れる。
【0011】
【実施例】実施例1.以下、本発明の第1の実施例によ
るディジタル・シンセサイザを図について説明する。図
1において、図8と同一符号は同一または相当部分を示
し、2は積算器1の出力値、すなわちアドレス値(Si
n波の位相値を示す)を、位相値によりメモリ30の入
力アドレスに変換するアドレス変換回路、3はアドレス
変換回路2の出力を受けて格納データを出力するメモリ
であり、振幅変化の大きい位相値と90°,270°の
Sin波の振幅データが書き込まれている。
るディジタル・シンセサイザを図について説明する。図
1において、図8と同一符号は同一または相当部分を示
し、2は積算器1の出力値、すなわちアドレス値(Si
n波の位相値を示す)を、位相値によりメモリ30の入
力アドレスに変換するアドレス変換回路、3はアドレス
変換回路2の出力を受けて格納データを出力するメモリ
であり、振幅変化の大きい位相値と90°,270°の
Sin波の振幅データが書き込まれている。
【0012】次に動作について説明する。所望の周波数
に対応した周波数値(ディジタル値)が積算器1に入
る。積算器1にはマスタークロックが入力されており、
このクロックが入る毎に周波数値が積算される。この積
算器1の出力は、アドレス変換回路2のアドレスデータ
となる。このアドレス変換回路2では入力アドレスによ
り、振幅変化の大きい位相値(0°,180°付近)は
そのままの位相値を示すメモリの入力アドレスに変換
し、振幅変化の小さい位相値(90°,270°付近)
は位相値90°,270°をそれぞれ示すメモリの入力
アドレスに変換する(図4参照)。
に対応した周波数値(ディジタル値)が積算器1に入
る。積算器1にはマスタークロックが入力されており、
このクロックが入る毎に周波数値が積算される。この積
算器1の出力は、アドレス変換回路2のアドレスデータ
となる。このアドレス変換回路2では入力アドレスによ
り、振幅変化の大きい位相値(0°,180°付近)は
そのままの位相値を示すメモリの入力アドレスに変換
し、振幅変化の小さい位相値(90°,270°付近)
は位相値90°,270°をそれぞれ示すメモリの入力
アドレスに変換する(図4参照)。
【0013】メモリ30には振幅変化の大きい位相値
と、90°,270°のSin波の振幅データが書き込
まれており、入力アドレス(Sin波の位相値)が変化
する毎に変化したSin波振幅データが出力される(図
4参照)。このメモリ30の出力は次のD/A変換器4
に入り、アナログ信号に変換される。この結果D/A変
換器4からはアナログ信号に変換されたSin波が出力
される。D/A変換器4の出力はローパスフィルタ5に
より高調波成分が除去されたSin波となる。
と、90°,270°のSin波の振幅データが書き込
まれており、入力アドレス(Sin波の位相値)が変化
する毎に変化したSin波振幅データが出力される(図
4参照)。このメモリ30の出力は次のD/A変換器4
に入り、アナログ信号に変換される。この結果D/A変
換器4からはアナログ信号に変換されたSin波が出力
される。D/A変換器4の出力はローパスフィルタ5に
より高調波成分が除去されたSin波となる。
【0014】以上の動作により出力されるSin波を図
2に、従来のDDSの出力Sin波を図3にそれぞれ示
す。図2,図3からわかるように、本発明では振幅デー
タを縮小したことにより波形のひずみがみられるが周波
数には変化はない。
2に、従来のDDSの出力Sin波を図3にそれぞれ示
す。図2,図3からわかるように、本発明では振幅デー
タを縮小したことにより波形のひずみがみられるが周波
数には変化はない。
【0015】このように本実施例によれば、アドレス変
換回路2を設け、振幅変化の小さい90°,270°付
近の位相値を集約してそれぞれ90°,270°を示す
位相値として取り扱うようにしたので、メモリ30には
90°,270°付近の詳細なSin波の振幅データを
格納する必要がなくなり、その分メモリ容量を低減で
き、消費電力の低減を図ることができる。
換回路2を設け、振幅変化の小さい90°,270°付
近の位相値を集約してそれぞれ90°,270°を示す
位相値として取り扱うようにしたので、メモリ30には
90°,270°付近の詳細なSin波の振幅データを
格納する必要がなくなり、その分メモリ容量を低減で
き、消費電力の低減を図ることができる。
【0016】実施例2.次に本発明の第2の実施例によ
るディジタル・シンセサイザを図5について説明する。
図5において、6は積算器1の出力値である0°〜36
0°の位相値を0°〜90°の位相値へ変換する回路
(以下クワッド回路)、2はクワッド回路の出力値、す
なわちアドレス値を位相値によりメモリ30の入力アド
レスに変換するアドレス変換回路、7はクワッド回路6
により制御され、メモリ31の出力を積算器1の出力位
相値に対応して反転/非反転するメモリ出力反転回路、
4はメモリ出力反転回路7の出力を受けるD/A変換
器、5はD/A変換器4の出力を受けるローパスフィル
タである。なお、メモリ31には0°〜90°のSin
波の振幅データが格納されている。
るディジタル・シンセサイザを図5について説明する。
図5において、6は積算器1の出力値である0°〜36
0°の位相値を0°〜90°の位相値へ変換する回路
(以下クワッド回路)、2はクワッド回路の出力値、す
なわちアドレス値を位相値によりメモリ30の入力アド
レスに変換するアドレス変換回路、7はクワッド回路6
により制御され、メモリ31の出力を積算器1の出力位
相値に対応して反転/非反転するメモリ出力反転回路、
4はメモリ出力反転回路7の出力を受けるD/A変換
器、5はD/A変換器4の出力を受けるローパスフィル
タである。なお、メモリ31には0°〜90°のSin
波の振幅データが格納されている。
【0017】次に動作について説明する。所望の周波数
に対応した周波数値(16bitデータ)が積算器1に
入る。上記実施例と同様に積算器1にはマスタークロッ
クが入力されており、このクロックが入る毎に周波数値
が積算される。この積算器1の出力(16bitデー
タ)はクワッド回路6に入り、クワッド回路6では、こ
の入力データの上位2bitで、周波数値が0°〜90
°未満,90°〜180°未満,180°〜270°未
満,270°〜360°未満であるかを判別する。
に対応した周波数値(16bitデータ)が積算器1に
入る。上記実施例と同様に積算器1にはマスタークロッ
クが入力されており、このクロックが入る毎に周波数値
が積算される。この積算器1の出力(16bitデー
タ)はクワッド回路6に入り、クワッド回路6では、こ
の入力データの上位2bitで、周波数値が0°〜90
°未満,90°〜180°未満,180°〜270°未
満,270°〜360°未満であるかを判別する。
【0018】そしてクワッド回路6は、0°〜90°未
満の位相値に対してはそのままの位相値(アドレスデー
タ)を出力し、90°〜180°未満の位相値に対して
は、位相値(アドレスデータ)の上位2ビット以外を反
転させて出力する。また180°〜270°未満の位相
値に対してはそのままの位相値(アドレスデータ)を出
力する一方、メモリ出力反転回路7を制御してメモリ出
力を全ビット反転させる。さらに270°〜360°未
満の位相値に対しては、位相値(アドレスデータ)の上
位2bit以外を反転させる一方、メモリ出力反転回路
7を制御してメモリ出力を全ビット反転させる。以上の
データの変換を図6に示す。
満の位相値に対してはそのままの位相値(アドレスデー
タ)を出力し、90°〜180°未満の位相値に対して
は、位相値(アドレスデータ)の上位2ビット以外を反
転させて出力する。また180°〜270°未満の位相
値に対してはそのままの位相値(アドレスデータ)を出
力する一方、メモリ出力反転回路7を制御してメモリ出
力を全ビット反転させる。さらに270°〜360°未
満の位相値に対しては、位相値(アドレスデータ)の上
位2bit以外を反転させる一方、メモリ出力反転回路
7を制御してメモリ出力を全ビット反転させる。以上の
データの変換を図6に示す。
【0019】以上のようにして得られたクワッド回路6
の出力は後段のアドレス変換回路2のアドレスデータと
なる。このアドレス変換回路2は上記実施例と同様の動
作を行うが、ここでは入力される位相値が0°〜90°
未満であるので、図4に示す0°〜90°未満の範囲で
の変化、すなわち60°〜65°以下は65°の位相値
へ、65°〜70°以下は70°の位相値へ、70°〜
90°未満は90°の位相値へと集約してデータを取り
扱う。この変換されたアドレスに対応する振幅データが
メモリ31に格納されており、入力されるアドレス(S
in波の位相値)が変化する毎に変化したSin波振幅
データが出力される。
の出力は後段のアドレス変換回路2のアドレスデータと
なる。このアドレス変換回路2は上記実施例と同様の動
作を行うが、ここでは入力される位相値が0°〜90°
未満であるので、図4に示す0°〜90°未満の範囲で
の変化、すなわち60°〜65°以下は65°の位相値
へ、65°〜70°以下は70°の位相値へ、70°〜
90°未満は90°の位相値へと集約してデータを取り
扱う。この変換されたアドレスに対応する振幅データが
メモリ31に格納されており、入力されるアドレス(S
in波の位相値)が変化する毎に変化したSin波振幅
データが出力される。
【0020】このメモリ31の出力は、クワッド回路6
により制御されるメモリ出力反転回路7に入り、積算器
1出力の位相値に応じてメモリ31の出力データが制御
される。このメモリ出力反転回路7の出力を図7に示
す。そしてこのメモリ出力反転回路7の出力は次のD/
A変換器4に入り、ここでアナログ信号に変換されたS
in波が出力される。さらにD/A変換器4の出力はロ
ーパスフィルタ5により高調波成分が除去されたSin
波となる。
により制御されるメモリ出力反転回路7に入り、積算器
1出力の位相値に応じてメモリ31の出力データが制御
される。このメモリ出力反転回路7の出力を図7に示
す。そしてこのメモリ出力反転回路7の出力は次のD/
A変換器4に入り、ここでアナログ信号に変換されたS
in波が出力される。さらにD/A変換器4の出力はロ
ーパスフィルタ5により高調波成分が除去されたSin
波となる。
【0021】このように本実施例によれば、積分器1の
出力値である0°〜360°の位相値を、0°〜90°
の位相値に変換するとともに、位相値が90°以上のと
きにはメモリ出力反転回路7を制御してメモリ3の出力
を必要ビット反転させるクワッド回路6を設けたので、
メモリ31には0°〜90°の振幅データを格納するだ
けでよく、メモリに格納する振幅値を従来に比べて4分
の1に減らすことができ、上記実施例よりもさらにメモ
リ容量を低減でき、消費電力の低減を図ることができ
る。
出力値である0°〜360°の位相値を、0°〜90°
の位相値に変換するとともに、位相値が90°以上のと
きにはメモリ出力反転回路7を制御してメモリ3の出力
を必要ビット反転させるクワッド回路6を設けたので、
メモリ31には0°〜90°の振幅データを格納するだ
けでよく、メモリに格納する振幅値を従来に比べて4分
の1に減らすことができ、上記実施例よりもさらにメモ
リ容量を低減でき、消費電力の低減を図ることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るディジタ
ル・シンセサイザによれば、振幅変化の小さい領域にお
ける位相値に対して、これを集約してある一定の値のも
のに変換することにより、その分、メモリに格納する振
幅値を減らすことができ、位相分解能を大きく損なうこ
となく、メモリ容量の縮小、ひいては回路規模の縮小,
消費電力の低減を達成することができる効果がある。
ル・シンセサイザによれば、振幅変化の小さい領域にお
ける位相値に対して、これを集約してある一定の値のも
のに変換することにより、その分、メモリに格納する振
幅値を減らすことができ、位相分解能を大きく損なうこ
となく、メモリ容量の縮小、ひいては回路規模の縮小,
消費電力の低減を達成することができる効果がある。
【0023】また、Sin関数の対称性を利用し、0°
〜360°の位相値を0°〜90°の位相値に変換する
ことにより、メモリに格納する振幅値を4分の1に減ら
すことができ、さらに回路規模の縮小,消費電力の低減
を達成することができる効果がある。
〜360°の位相値を0°〜90°の位相値に変換する
ことにより、メモリに格納する振幅値を4分の1に減ら
すことができ、さらに回路規模の縮小,消費電力の低減
を達成することができる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例によるディジタル・シン
セサイザのブロック構成図である。
セサイザのブロック構成図である。
【図2】上記ディジタル・シンセサイザの出力波形図で
ある。
ある。
【図3】従来のディジタル・シンセサイザの出力波形図
である。
である。
【図4】上記実施例によるディジタル・シンセサイザに
おけるアドレス変換回路とメモリのアドレスマップ図で
ある。
おけるアドレス変換回路とメモリのアドレスマップ図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施例によるディジタル・シン
セサイザのブロック構成図である。
セサイザのブロック構成図である。
【図6】上記実施例によるディジタル・シンセサイザに
おける各回路の出力データの一覧を示す図である。
おける各回路の出力データの一覧を示す図である。
【図7】上記実施例によるディジタル・シンセサイザの
位相対メモリ反転回路出力を示す図である。
位相対メモリ反転回路出力を示す図である。
【図8】従来のダイレクト・ディジタル・シンセサイザ
のブロック図である。
のブロック図である。
1 積算器 2 アドレス変換回路 3 メモリ 30 メモリ 31 メモリ 4 D/A変換器 5 ローパスフィルタ 6 クワッド回路 7 メモリ出力反転回路
Claims (3)
- 【請求項1】 周波数値を受けてマスタークロック毎に
その積算値を求める積算器と、該積算器の出力をアドレ
ス値として受け、これに応じた正弦波振幅データを出力
するメモリと、該メモリの出力を受けるD/A変換器と
を備えたディジタル・シンセサイザにおいて、 上記積算器の出力を受け、正弦波の振幅変化が小さい位
相の領域では該領域におけるアドレス値を集約してこれ
を所定のアドレス値に変換するアドレス変換手段を備え
たことを特徴とするディジタル・シンセサイザ。 - 【請求項2】 請求項1記載のディジタル・シンセサイ
ザにおいて、 上記アドレス変換手段は、 上記積算器から出力される90°,270°付近のそれ
ぞれアドレス値を、それぞれ90°,270°を示すア
ドレス値に変換するものであることを特徴とするディジ
タル・シンセサイザ。 - 【請求項3】 請求項1記載のディジタル・シンセサイ
ザにおいて、 上記積算器の出力の0°〜360°の位相を示すアドレ
ス値を、0〜90°の位相を示すアドレス値に変換する
第2のアドレス変換手段と、 上記メモリの出力データを上記積算器の出力の位相値に
応じて反転させる出力データ反転手段とを備えたことを
特徴とするディジタル・シンセサイザ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033882A JP2891602B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ディジタル・シンセサイザ |
US08/190,844 US5475627A (en) | 1993-02-24 | 1994-02-03 | Digital wave synthesizer with address conversion for reducing memory capacity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033882A JP2891602B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ディジタル・シンセサイザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06252646A JPH06252646A (ja) | 1994-09-09 |
JP2891602B2 true JP2891602B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=12398898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5033882A Expired - Lifetime JP2891602B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ディジタル・シンセサイザ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5475627A (ja) |
JP (1) | JP2891602B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2159535A1 (en) * | 1995-09-29 | 1997-03-30 | Abdellatif Bellaouar | Low-power direct digital frequency synthesizer architecture |
GB2317063B (en) * | 1996-09-03 | 1999-03-03 | Holtek Microelectronics Inc | An adjustable-period dual-tone multifrequency generator |
US5912644A (en) * | 1997-08-05 | 1999-06-15 | Wang; James J. M. | Spread spectrum position determination, ranging and communication system |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-02-24 JP JP5033882A patent/JP2891602B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-02-03 US US08/190,844 patent/US5475627A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5475627A (en) | 1995-12-12 |
JPH06252646A (ja) | 1994-09-09 |
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