JPH052437U - デジタルシンセサイザ - Google Patents

デジタルシンセサイザ

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JPH052437U
JPH052437U JP896391U JP896391U JPH052437U JP H052437 U JPH052437 U JP H052437U JP 896391 U JP896391 U JP 896391U JP 896391 U JP896391 U JP 896391U JP H052437 U JPH052437 U JP H052437U
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JP
Japan
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data
output
digital
logic circuit
sine wave
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Pending
Application number
JP896391U
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English (en)
Inventor
宏治 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH052437U publication Critical patent/JPH052437U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力信号の周波数が一定の場合でも、また周
波数が変化した場合でも、出力信号の振幅変調、位相変
調が発生しにくいデジタルシンセサイザを得る。 【構成】 正弦波発生ロジック回路4又は三角波発生ロ
ジック回路16の後段に、波形を補正するためのデータ
を記憶させたリードオンリーメモリを挿入し、その後段
にデジタルアナログコンバータを介してアナログ化し、
最終段に要求している出力波形に合わせたバンドパスフ
ィルタを取付ける。 【効果】 出力信号に振幅変調が発生しにくくなり、ス
プリアスレベルを抑圧でき、また電力分配器90°移相
器等の位相調整用部品を削減できるので、装置の小型化
につながる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レーザ受信機で使用する、リードオンリーメモリを内蔵したデジ タルシンセサイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第7図は、従来のデジタルシンセサイザの構成を示す図である。図において、 1は信号処理装置からのデータをラッチ入力するラッチレジスタ、2は加算器、 3は上記加算器出力をシステムクロックに同期させて出力するためのラッチレジ スタ、4は正弦波発生ロジック回路、5は上記正弦波発生ロジック回路出力をシ ステムクロックに同期させて出力するためのラッチレジスタ、6はデジタルアナ ログコンバータ、7はバンドパスフィルタ、8は電力分配器、9は90°移相器 である。
【0003】 次に動作について説明する。信号処理装置から、中心周波数データと変調周波 数データがラッチレジスタ1に入力され、インプットコマンドが入力すると、上 記中心周波数データと変調周波数データは加算器2に入力する。一方、ラッチレ ジスタ3の出力データも加算器2に入力し、上記中心周波数データ、変調周波数 データと加算される。加算器2の出力はラッチレジスタ3に入力し、システムク ロックに同期して、上記加算器2と正弦波発生ロジック回路4にそれぞれ入力す る。正弦波発生ロジック回路4では、加算器2出力のMSBとその他のビットと でEX−ORをとることで、正弦波近似波形となるデジタルデータを作成し、ラ ッチレジスタ5に入力し、システムクロックに同期してデジタルアナログコンバ ータ6に送られ、アナログ化される。デジタルアナログコンバータ6の出力はバ ンドパスフィルタを通過して不要周波数成分を除去してから、電力分配器8へ入 力する。電力分配器8で2分配された出力信号の一方は、そのままI信号として 出力し、他方は90°移相器9に入力して、90°移相してからQ信号として出 力する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のデジタルシンセサイザは以上のように構成されており、設定周波数をデ ジタル量に変換したデータをシステムクロック毎に加算していき、加算ビット数 に対し、設定周波数データで割り切れない値である場合、キャリーオーバー時に 余りが生じ、次の繰り返し波形が底上げされた状態で加算されるので、これによ り出力振幅レベルの変調が起こり、スプリアス発生の原因となるなどの問題点が あった。図3にこの問題が発生した場合の、デジタルアナログコンバータ4の出 力波形を示す。
【0005】 この考案は上記の様な課題を解消するためになされたもので、出力振幅レベル 変動を無くすことができるとともに、電力分配器8と90°移相器9を省くこと でデジタルシンセサイザの小型化できることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るデジタルシンセサイザは、正弦波発生ロジック回路4の出力デ ータと、ラッチレジスタに記憶された中心周波数データ、変調周波数データをリ ードオンリーメモリに入力し、このメモリー内の情報テーブルから振幅変調が発 生しない様な適切なデータ値を読み出し、強制的に補正するものである。
【0007】 また、このリードオンリーメモリ内に位相情報も入力しておき、自動的に90 °位相が遅れたデータを出力することができる。
【0008】
【作用】
この考案におけるデジタルシンセサイザは、上記の様にリードオンリーメモリ を使用することによって、加算ビット数に対して設定周波数データで割り切れな い場合でも、強制的にデータを補正できるので、振幅変調を抑えることができる 。
【0009】 更に、このリードオンリーメモリに位相情報を入れて90°遅延させた信号を 発生することができ、電力分配器8、90°移相器9を省略することができる。
【0010】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、1〜5は上 記従来装置と全く同一のものである。10は中心周波数データ、変調周波数デー タに従って、適切な振幅データ、位相データを読み出すリードオンリーメモリ、 11はリードオンリーメモリ出力データをシステムクロックに同期して出力する ラッチレジスタ、12はI信号用のデジタルアナログコンバータ、13はQ信号 用のデジタルアナログコンバータ、14はI信号用のバンドパスフィルタ、15 はQ信号用のバンドパスフィルタである。
【0011】 次に動作について説明する。図1においてラッチレジスタ5までの動作は従来 の装置と同様なので省略する。ラッチレジスタ5の出力はリードオンリーメモリ 10に入力されると同時に、信号処理装置から送られた中心周波数データ、変調 周波数データもラッチレジスタ1からリードオンリーメモリ10に入力する。ラ ッチレジスタ5の出力データが正弦波データの上限或いは下限に近づいた時に、 中心周波数データ、変調周波数データをインデックスとした振幅データテーブル から適切なデータを読み出す。リードオンリーメモリ10から読み出されたこの データは強制的に正弦波波形を補正するのに使用され、ラッチレジスタ11を経 由してデジタルアナログコンバータ12に出力される。このときのデジタルアナ ログコンバータ12の出力波形(I信号)を図4に示す。
【0012】 リードオンリーメモリ10は、更に位相情報を含んでおり、I信号に対して9 0°位相遅れたQ信号を発生できる。I信号、Q信号はラッチレジスタ11に入 力し、システムクロックに同期して、それぞれI信号用のデジタルアナログコン バータ12、Q信号用のデジタルアナログコンバータ13に入力してアナログ化 された後に、I信号用のバンドパスフィルタ14、Q信号用のバンドパスフィル タ15でそれぞれ不要周波数成分を除去して、最終的なI信号、Q信号を出力す る。
【0013】 実施例2. なお、上記実施例では正弦波発生ロジック回路4を内蔵しているデジタルシン セサイザについて説明したが、本実施例では三角波発生ロジック回路を導入して いる。図2は本実施例の構成を示すものであり、図において、1〜3、5、11 、12、13は図1と全く同等のものである。16は三角波発生ロジック回路、 17は三角波振幅補正データを含んだリードオンリーメモリ、18は適切な三角 波形を形成する為のバンドパスフィルタである。
【0014】 次に動作について説明する。ラッチレジスタ3の出力までは従来の装置の動作 と同様なので省略する。加算器2の出力データにラッチレジスタ3からシステム クロックに同期して三角波発生ロジック回路16に送られる。三角波発生ロジッ ク回路16では、加算器出力ビット数で表わせる最大値から加算器出力値を減算 する。例えば、加算器2の出力ビット数が6の場合、三角波発生ロジック回路1 6では、111111(B)から加算器出力値を引く演算を行うことで三角波波 形の元となるデータを作成できる。この様子を図5に示す。
【0015】 上記に示す様に出力された三角波発生ロジック回路16のデータはラッチレジ スタ5に入力して、システムクロックに同期して出力してリードオンリーメモリ 17に入力する。また、ラッチレジスタ1の中心周波数データ、変調周波数デー タもリードオンリーメモリ17に入力する。三角波波形も正弦波波形と同様に、 加算ビット数に対して設定周波数データで割り切れない場合に、キャリーオーバ ー時に余りが生じ、次の繰り返し波形が底上げされた状態から振幅変調が発生し てしまう。ラッチレジスタ5の出力データが三角波データの上限或いは下限に近 づいた時に、周波数データをインデックスとして振幅データテーブルから適切な データを読み出し、三角波波形に振幅変調が発生しない様になされ、これらのデ ータはデジタルアナログコンバータ6に入力してアナログ化された後に、バンド パスフィルタ18で不要な周波数成分を取り除き出力される。図6にデジタルア ナログコンバータ6の出力波形を示す。
【0016】
【考案の効果】
この考案は、以上説明した様に構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0017】 また、出力波形に振幅変調、位相変調が発生しにくくなり、出力波形のスプリ アスレベルを抑制することができる。
【0018】 I、Q信号を発生させる場合は、リードオンリーメモリに位相情報を含めてお けば、90°移相器、電力分配器は不要となり、装置全体を小型化でき、製造費 用を安くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1の正弦波を発生するデジタ
ルシンセサイザの構成を示す図である。
【図2】この考案の実施例2の三角波を発生するデジタ
ルシンセサイザの構成を示す図である。
【図3】従来の正弦波発生用デジタルシンセサイザのデ
ジタルアナログコンバータ出力波形を示す図である。
【図4】この考案の実施例1のデジタルアナログコンバ
ータ出力波形を示す図である。
【図5】従来の三角波発生用デジタルシンセサイザのデ
ジタルアナログコンバータ出力波形を示す図である。
【図6】この考案の実施例2のデジタルアナログコンバ
ータ出力波形を示す図である。
【図7】従来のデジタルシンセサイザの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ラッチレジスタ 2 加算器 3 ラッチレジスタ 4 正弦波発生ロジック回路 5 ラッチレジスタ 6 デジタルアナログコンバータ 7 バンドパスフィルタ 8 電力分配器 9 90°移相器 10 リードオンリーメモリ 11 ラッチレジスタ 12 デジタルアナログコンバータ(I信号用) 13 デジタルアナログコンバータ(Q信号用) 14 バンドパスフィルタ(I信号用) 15 バンドパスフィルタ(Q信号用) 16 三角波発生ロジック回路 17 リードオンリーメモリ 18 バンドパスフィルタ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 信号処理装置等からの周波数データを記
    憶するラッチレジスタと、周波数データを使用して加算
    する加算器と、演算結果データをシステムクロックと同
    期出力するラッチレジスタと、加算器出力データから正
    弦波の元となるデータを演算する正弦波発生ロジック回
    路と、正弦波発生ロジック回路出力データの振幅、位相
    を補正するデータを記憶し、90°位相の異なるI信
    号、Q信号を出力できるリードオンリーメモリと、I信
    号、Q信号のデジタルデータをアナログ出力化するデジ
    タルアナログコンバータと、I信号、Q信号の必要な正
    弦波周波数成分を通過するバンドパスフィルタを有する
    ことを特徴としたデジタルシンセサイザ。
JP896391U 1991-02-26 1991-02-26 デジタルシンセサイザ Pending JPH052437U (ja)

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JP896391U JPH052437U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 デジタルシンセサイザ

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JP896391U JPH052437U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 デジタルシンセサイザ

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JP896391U Pending JPH052437U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 デジタルシンセサイザ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013094459A1 (ja) * 2011-12-19 2015-04-27 古野電気株式会社 ダイレクトデジタルシンセサイザ、基準周波数発生装置、及び正弦波出力方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013094459A1 (ja) * 2011-12-19 2015-04-27 古野電気株式会社 ダイレクトデジタルシンセサイザ、基準周波数発生装置、及び正弦波出力方法

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