JPH05341871A - ファンクションジェネレータ - Google Patents
ファンクションジェネレータInfo
- Publication number
- JPH05341871A JPH05341871A JP4153364A JP15336492A JPH05341871A JP H05341871 A JPH05341871 A JP H05341871A JP 4153364 A JP4153364 A JP 4153364A JP 15336492 A JP15336492 A JP 15336492A JP H05341871 A JPH05341871 A JP H05341871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- phase
- data
- outputs
- phase data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】波形の位相を連続させつつチャンネル間の位相
を変化させることが可能なファンクションジェネレータ
を実現すること。 【構成】 位相データを入力する2個のラッチと、これ
らのラッチの出力加算する加算器と、加算器からの出力
を積算するの積算器と、この出力を格納するメモリと、
このメモリから出力をD/AするDACからなる構成の
DDSを2個設け、さらに各々のラッチに各々同一のク
ロックを出力するクロック制御回路とを設け、位相を連
続的に変化させることを特徴とするファンクションジェ
ネレータである。
を変化させることが可能なファンクションジェネレータ
を実現すること。 【構成】 位相データを入力する2個のラッチと、これ
らのラッチの出力加算する加算器と、加算器からの出力
を積算するの積算器と、この出力を格納するメモリと、
このメモリから出力をD/AするDACからなる構成の
DDSを2個設け、さらに各々のラッチに各々同一のク
ロックを出力するクロック制御回路とを設け、位相を連
続的に変化させることを特徴とするファンクションジェ
ネレータである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形の位相を連続させ
つつチャンネル間の位相を変化させることが可能なファ
ンクションジェネレータに関する。
つつチャンネル間の位相を変化させることが可能なファ
ンクションジェネレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からのファンクションジェネレータ
においてDDS(デジタル−ダイレクト−シンセサイ
ザ)方式で構成されるものは、波形データとしてサイ
ン、三角波等をメモリに格納し、位相データを変化させ
て周波数を可変にしていた。この構成において、複数の
チャンネルから波形を出力させている場合、チャンネル
間の出力波形の位相を変える場合、その位相をどちらか
片方のチャンネル出力として使用されているDDSに出
力しているクロックを一時的に止めることになる。
においてDDS(デジタル−ダイレクト−シンセサイ
ザ)方式で構成されるものは、波形データとしてサイ
ン、三角波等をメモリに格納し、位相データを変化させ
て周波数を可変にしていた。この構成において、複数の
チャンネルから波形を出力させている場合、チャンネル
間の出力波形の位相を変える場合、その位相をどちらか
片方のチャンネル出力として使用されているDDSに出
力しているクロックを一時的に止めることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、その場での
位相を遅らせるのみであるため、各々のチャンネル出力
に対して、相対的にしか設定ができず、またクロックを
一時的に止めるということから設定分解能が低くくなる
という問題がある。本発明の目的は、複数の出力チャン
ネルを有するファンクションジェネレータにおいて、チ
ャンネル間の位相を絶対的にかつ高分解能で位相連続で
その出力を可変にすることである。
位相を遅らせるのみであるため、各々のチャンネル出力
に対して、相対的にしか設定ができず、またクロックを
一時的に止めるということから設定分解能が低くくなる
という問題がある。本発明の目的は、複数の出力チャン
ネルを有するファンクションジェネレータにおいて、チ
ャンネル間の位相を絶対的にかつ高分解能で位相連続で
その出力を可変にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部からの第
1の位相データを入力する第1のラッチと、外部からの
第2の位相データを入力する第2のラッチと、前記第1
のラッチと第2のラッチを加算する第1の加算器と、前
記第1の加算器からの出力を積算する第1の積算器と、
前記第1の積算器からの出力を格納する第1のメモリ
と、前記第1のメモリからのデジタルデータをアナログ
に変換するデジタル/アナログ変換器と、前記外部から
の第1の位相データを入力する第3のラッチと、前記外
部からの第2の位相データを入力する第4のラッチと、
前記第3のラッチと第4のラッチを加算する第2の加算
器と、前記第2の加算器からの出力を積算する第2の積
算器と、前記第2の積算器からの出力を格納する第2の
メモリと、前記第2のメモリからのデジタルデータをア
ナログに変換するデジタル/アナログ変換器と、第1及
び第3のラッチに、第2及び第4のラッチに、第1及び
第3の積算器に各々同一のクロックを出力するクロック
制御回路とを設け、位相を連続的に変化させることを特
徴とするファンクションジェネレータである。
1の位相データを入力する第1のラッチと、外部からの
第2の位相データを入力する第2のラッチと、前記第1
のラッチと第2のラッチを加算する第1の加算器と、前
記第1の加算器からの出力を積算する第1の積算器と、
前記第1の積算器からの出力を格納する第1のメモリ
と、前記第1のメモリからのデジタルデータをアナログ
に変換するデジタル/アナログ変換器と、前記外部から
の第1の位相データを入力する第3のラッチと、前記外
部からの第2の位相データを入力する第4のラッチと、
前記第3のラッチと第4のラッチを加算する第2の加算
器と、前記第2の加算器からの出力を積算する第2の積
算器と、前記第2の積算器からの出力を格納する第2の
メモリと、前記第2のメモリからのデジタルデータをア
ナログに変換するデジタル/アナログ変換器と、第1及
び第3のラッチに、第2及び第4のラッチに、第1及び
第3の積算器に各々同一のクロックを出力するクロック
制御回路とを設け、位相を連続的に変化させることを特
徴とするファンクションジェネレータである。
【0005】
【作用】波形出力に用いるDDSにおいてその入力する
位相データを変化させることで位相を連続的に変化させ
ることが可能となる。
位相データを変化させることで位相を連続的に変化させ
ることが可能となる。
【0006】
【実施例】図1に本発明にかかる基本的構成図を示す。
11,12,21,22はラッチで、ラッチ11及びラ
ッチ21は位相データ1を入力し同一の基準クロックで
ラッチされる。ラッチ12及びラッチ22は位相データ
2を入力し同一の基準クロックでラッチされる。13,
23は加算器で、加算器13はラッチ11とラッチ12
の出力を加算する。加算器23はラッチ21とラッチ2
2の出力を加算する。14,24は積算器で、積算器1
4は加算器13の出力を積算し、積算器24は加算器2
3の出力を積算する。15,25はメモリで、メモリ1
5は積算器14の出力を、メモリ25は積算器24の出
力を各々格納する。16,26はD/A変換器で、D/
A変換器16はメモリ15の出力を、D/A変換器26
はメモリ25の出力を各々デジタル/アナログ変換す
る。このD/A変換器16及び26の出力が当該ファン
クションジェネレータの出力する波形となる。30はブ
ロック制御回路で、ラッチ11及びラッチ21、ラッチ
12及びラッチ22、積算器14及び積算器24の基準
クロックを出力する。
11,12,21,22はラッチで、ラッチ11及びラ
ッチ21は位相データ1を入力し同一の基準クロックで
ラッチされる。ラッチ12及びラッチ22は位相データ
2を入力し同一の基準クロックでラッチされる。13,
23は加算器で、加算器13はラッチ11とラッチ12
の出力を加算する。加算器23はラッチ21とラッチ2
2の出力を加算する。14,24は積算器で、積算器1
4は加算器13の出力を積算し、積算器24は加算器2
3の出力を積算する。15,25はメモリで、メモリ1
5は積算器14の出力を、メモリ25は積算器24の出
力を各々格納する。16,26はD/A変換器で、D/
A変換器16はメモリ15の出力を、D/A変換器26
はメモリ25の出力を各々デジタル/アナログ変換す
る。このD/A変換器16及び26の出力が当該ファン
クションジェネレータの出力する波形となる。30はブ
ロック制御回路で、ラッチ11及びラッチ21、ラッチ
12及びラッチ22、積算器14及び積算器24の基準
クロックを出力する。
【0007】図2に図1の動作の時間変化を表すタイム
チャートを示す。また以下に、図1の動作の説明をす
る。このとき位相データ11にはある一定の値が与えら
れているものとする。ここで位相を変化させるにあたっ
て位相データ12に与えられる値を変化させる。すると
図2からも理解されるように位相データ12がデータA
の時は、一定の周波数が出力されており、位相データ2
2がデータBに変化するとデータBの変化に伴った周波
数が出力される。再び、位相データ12がデータAに戻
すと最初に設定した一定の周波数が出力されることにな
る。さらにこのとき、位相データ12にデータBが出力
されている間は、一定の速さで位相が変化するから、位
相データ21及び位相データ22を一定にしておくとす
ると出力2に対し出力1は滑らかに位相を進めることが
可能となる。尚、位相を進める場合にはデータを加算
し、位相を遅らせる場合には補数のデータを加算すれば
よい。
チャートを示す。また以下に、図1の動作の説明をす
る。このとき位相データ11にはある一定の値が与えら
れているものとする。ここで位相を変化させるにあたっ
て位相データ12に与えられる値を変化させる。すると
図2からも理解されるように位相データ12がデータA
の時は、一定の周波数が出力されており、位相データ2
2がデータBに変化するとデータBの変化に伴った周波
数が出力される。再び、位相データ12がデータAに戻
すと最初に設定した一定の周波数が出力されることにな
る。さらにこのとき、位相データ12にデータBが出力
されている間は、一定の速さで位相が変化するから、位
相データ21及び位相データ22を一定にしておくとす
ると出力2に対し出力1は滑らかに位相を進めることが
可能となる。尚、位相を進める場合にはデータを加算
し、位相を遅らせる場合には補数のデータを加算すれば
よい。
【0008】念のため、位相データが加算されると位相
が早く進む原理について説明する。図3は一般的なDD
S方式による波形出力のための構成である。1は加算
器、2はラッチ、3はメモリ(この場合、正弦波テーブ
ルとする)、4はDAC(デジタル/アナログ変換器)
5はLPF(ローパスフィルタ)、6は位相演算器であ
る。このような構成にあっては、位相演算器6において
基準クロック毎に積算された位相データをメモリ3にて
振幅データに変換する。その振幅データをDAC4で基
準クロック毎にアナログ信号に変換し、LPF5で高調
波等を取り除く。このため位相演算器6に与えられたデ
ータに従った周波数の正弦波が得られる。データNによ
って変化する様子を図4に示す。はN=a、はN=
2aとすると、でNの値が倍になると周波数も倍に変
化する。このことからも、図2で位相データ12を変化
させた時に位相が早く進むことが理解される。
が早く進む原理について説明する。図3は一般的なDD
S方式による波形出力のための構成である。1は加算
器、2はラッチ、3はメモリ(この場合、正弦波テーブ
ルとする)、4はDAC(デジタル/アナログ変換器)
5はLPF(ローパスフィルタ)、6は位相演算器であ
る。このような構成にあっては、位相演算器6において
基準クロック毎に積算された位相データをメモリ3にて
振幅データに変換する。その振幅データをDAC4で基
準クロック毎にアナログ信号に変換し、LPF5で高調
波等を取り除く。このため位相演算器6に与えられたデ
ータに従った周波数の正弦波が得られる。データNによ
って変化する様子を図4に示す。はN=a、はN=
2aとすると、でNの値が倍になると周波数も倍に変
化する。このことからも、図2で位相データ12を変化
させた時に位相が早く進むことが理解される。
【0009】さらに、高分解能で変化する原理について
説明する。図4からも理解されるようにDDS方式の出
力の場合、同一の位相データを設定しているかぎりその
位相変化は基準クロックの周期によって定められるもの
である。しかしながら、本発明にしめすように、2個の
位相データを加算したものを積算器14,24で位相デ
ータとして用いることで、片方の位相データ12,22
で設定するデータを微妙に変化することができるから、
位相の進み遅れを絶対値化しかつ微妙な変化をすること
が可能となる。故に高分解能で変化するといえる。
説明する。図4からも理解されるようにDDS方式の出
力の場合、同一の位相データを設定しているかぎりその
位相変化は基準クロックの周期によって定められるもの
である。しかしながら、本発明にしめすように、2個の
位相データを加算したものを積算器14,24で位相デ
ータとして用いることで、片方の位相データ12,22
で設定するデータを微妙に変化することができるから、
位相の進み遅れを絶対値化しかつ微妙な変化をすること
が可能となる。故に高分解能で変化するといえる。
【0010】また、位相の変化を加算したデータで管理
するため、積算器14もしくは24に於ける位相データ
そのものは、位相情報が積算されることになるから、積
算器14もしくは24内の加算器におけるビット数を増
やすことで簡単に高分解能化が図れる。
するため、積算器14もしくは24に於ける位相データ
そのものは、位相情報が積算されることになるから、積
算器14もしくは24内の加算器におけるビット数を増
やすことで簡単に高分解能化が図れる。
【0011】
【発明の効果】本発明により、複数チャンネル間の位相
を絶対的に、かつ高分解能で位相連続に変化させること
ができる。
を絶対的に、かつ高分解能で位相連続に変化させること
ができる。
【図1】本発明の基本的構成図である。
【図2】本発明の動作を示すタイムチャートである。
【図3】従来例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
11,12,21,22 ラッチ 13,23 加算器 14,24 積算器 15,25 メモリ 16,26 D/A変換器 30 ブロック制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】外部からの第1の位相データを入力する第
1のラッチと、 外部からの第2の位相データを入力する第2のラッチ
と、 前記第1のラッチと第2のラッチを加算する第1の加算
器と、 前記第1の加算器からの出力を積算する第1の積算器
と、 前記第1の積算器からの出力を格納する第1のメモリ
と、 前記第1のメモリからのデジタルデータをアナログに変
換するデジタル/アナログ変換器と、 前記外部からの第1の位相データを入力する第3のラッ
チと、 前記外部からの第2の位相データを入力する第4のラッ
チと、 前記第3のラッチと第4のラッチを加算する第2の加算
器と、 前記第2の加算器からの出力を積算する第2の積算器
と、 前記第2の積算器からの出力を格納する第2のメモリ
と、 前記第2のメモリからのデジタルデータをアナログに変
換するデジタル/アナログ変換器と、 第1及び第3のラッチに、第2及び第4のラッチに、第
1及び第3の積算器に各々同一のクロックを出力するク
ロック制御回路とを設け、位相を連続的に変化させるこ
とを特徴とするファンクションジェネレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153364A JPH05341871A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | ファンクションジェネレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4153364A JPH05341871A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | ファンクションジェネレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05341871A true JPH05341871A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15560841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4153364A Pending JPH05341871A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | ファンクションジェネレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05341871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067557A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Agilent Technol Inc | 位相制御装置、周波数制御装置、発振装置、位相制御方法及び周波数制御方法 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4153364A patent/JPH05341871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067557A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Agilent Technol Inc | 位相制御装置、周波数制御装置、発振装置、位相制御方法及び周波数制御方法 |
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