JPH0611623Y2 - デジタル波形発生装置 - Google Patents

デジタル波形発生装置

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JPH0611623Y2
JPH0611623Y2 JP9316688U JP9316688U JPH0611623Y2 JP H0611623 Y2 JPH0611623 Y2 JP H0611623Y2 JP 9316688 U JP9316688 U JP 9316688U JP 9316688 U JP9316688 U JP 9316688U JP H0611623 Y2 JPH0611623 Y2 JP H0611623Y2
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JP
Japan
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digital
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JP9316688U
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孝雄 浅香
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は任意波形と擬似ランダム波形を切り替えて発
生出来る装置に関するものである。
<従来技術> 波形発生器はFFT(Fast Fourier Transform)アナライ
ザ等の測定器では、任意の波形の信号を発生させると共
にランダム信号を発生させることが必要である。ランダ
ム信号を発生させるには、ツェナダイオードを用いてア
ナログ的に発生させる回路があるが、ランダム性に勝れ
てはいるが、近年の測定器はデジタル回路で構成されて
いるために、他の回路と適合しないという欠点がある。
デジタル的に擬似ランダム信号を発生させる回路とし
て、第2図に示すM系列を用いた疑似ランダム信号発生
回路が知られている。第2図において、1及び2〜2
はレジスタであり、あらかじめ−1/2と1/2の間
の乱数が格納され、この間を一定周期でシフトされる。
レジスタ2〜2は例えば50個が直列に接続され
る。レジスタ1及びレジスタ2の出力は加算器3で加
算され、演算部4に入力される。演算部4は入力された
値が1/2より大きいときは1を減じた値を、−1/2
より小さいときは1を加算した値を、−1/2と1/2
の間のときは入力された値をレジスタ1に出力する。こ
のようにすると擬似ランダム信号を得ることが出来る。
このランダム信号をデジタルアナログ変換部でアナログ
信号に変換することにより、擬似ランダム波形を得るこ
とが出来る。
<考案が解決すべき課題> しかしながら、第2図に示した擬似ランダム信号発生回
路はデジタル的に構成出来、波形の再現性があるという
長所はあるが、完全なランダム信号ではなく、周期性を
持ってしまうという欠点がある。周期を長くして完全な
ランダム信号に近付ける為にはレジスタ2〜2の数
を多くしなければならず、構成が複雑になるという課題
があった。
また、疑似ランダム波形の発生専用であり、任意波形を
発生させるためには別に装置が必要であるという課題も
あった。
<考案の目的> この考案は、簡単な構成で任意波形と長周期の擬似ラン
ダム波を発生することが出来るデジタル波形発生装置を
提供する事にある。
<課題を解決する為の手段> 前記課題を解決する為に本考案では、記憶部に任意の波
形データを格納し、この記憶部の出力の一部と擬似ラン
ダム信号発生部の出力とをスイッチ部により切替えてデ
ジタルアナログ変換部に入力するようにしたものであ
る。
<実施例> 第1図に本考案に係るデジタル波形発生装置の構成図を
示す。第1図において、10は記憶部であり、任意の波
形データが格納される。11はカウンタであり、記憶部
のアドレスを規定する。12はマイクロプロセッサであ
り、記憶部10に格納されている波形データを更新する
と共にカウンタ11を制御して波形の発生を開始させ
る。13は擬似ランダム信号発生部であり、例えば第2
図に示した構成を有する。14はスイッチ部であり、記
憶部10の下位ビット及び擬似ランダム信号発生部13
の出力が入力され、これらの信号を選択する。15はデ
ジタルアナログ変換部であり、その上位ビットには記憶
部10の上位ビットが入力され、下位ビットにはスイッ
チ部14で選択された信号が入力される。デジタルアナ
ログ変換部15は入力されたデジタル信号をアナログ信
号に変換して出力する。
次に、この実施例の動作を説明する。最初に擬似ランダ
ム波形を発生する場合を説明する。この場合はマイクロ
プロセッサ12により、記憶部10に擬似ランダム波形
のデータを格納し、かつスイッチ部14は擬似ランダム
信号発生部13の出力を選択してデジタルアナログ変換
部15に入力するようにする。カウンタ11は1ずつイ
ンクリメントされ、記憶部10に格納された擬似ランダ
ム波形の波形データは順次出力される。スイッチ部14
によりデジタルアナログ変換部15の上位ビットには記
憶部10に格納された波形データが入力され、下位ビッ
トには擬似ランダム信号発生部13で発生されたランダ
ム信号が入力される。記憶部10のアドレスをnビット
とするとその周期は2になり、また擬似ランダム信号
発生部13のレジスタ(第2図のレジスタ2〜2
の数をmとするとその出力信号の周期は2−1にな
る。従って、デジタルアナログ変換部15から出力され
る波形の周期は2(2−1)になり、記憶部10を
単独で用いての疑似ランダム波形を発生させるよりもそ
の周期が2−1倍長くなり、より完全なランダム波形
に近い波形が発生出来る。
次に、任意波形を発生させる場合を説明する。任意波形
を発生させるには、マイクロプロセッサ12により記憶
部10に発生したい波形のデータを格納し、スイッチ部
14で記憶部10の出力を選択するようにする。デジタ
ルアナログ変換部15の出力は記憶部に格納した波形デ
ータに対応する波形が出力される。
なお、記憶部10にランダム波形でない任意波形のデー
タを格納し、スイッチ部14により擬似ランダム信号発
生部13の出力を選択するようにすると、ディザ信号が
のった任意波形を出力することも出来る。
<考案の効果> 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、この
考案では波形データを格納した記憶部の出力の一部と擬
似ランダム信号発生部の出力を切り替えてデジタルアナ
ログ変換部でアナログ信号に変換するようにした。その
為、擬似ランダム波形と任意波形の双方を単一の装置で
出力出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデジタル波形発生装置の一実施例
を示す構成図、第2図は擬似ランダム信号発生回路の構
成図である。 10……記憶部、13……擬似ランダム信号発生部、1
4……スイッチ部、15……デジタルアナログ変換部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形データが格納されている記憶部と、疑
    似ランダム信号発生部と、前記記憶部から出力される波
    形データの下位ビットのデータかまたは前記疑似ランダ
    ム信号発生部の出力データのいずれかを選択するスイッ
    チ部と、前記記憶部から出力される波形データの上位ビ
    ットのデータを上位ビットのデータとすると共に前記ス
    イッチ部から与えられるデータを下位ビットのデータと
    して受けアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換
    部を有することを特徴とするデジタル波形発生装置。
JP9316688U 1988-07-14 1988-07-14 デジタル波形発生装置 Expired - Lifetime JPH0611623Y2 (ja)

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JPH0221813U JPH0221813U (ja) 1990-02-14
JPH0611623Y2 true JPH0611623Y2 (ja) 1994-03-23

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