JPH0339505A - ウレタン舗装材及びそれを用いた歩行路敷設シート材 - Google Patents

ウレタン舗装材及びそれを用いた歩行路敷設シート材

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JPH0339505A
JPH0339505A JP17600889A JP17600889A JPH0339505A JP H0339505 A JPH0339505 A JP H0339505A JP 17600889 A JP17600889 A JP 17600889A JP 17600889 A JP17600889 A JP 17600889A JP H0339505 A JPH0339505 A JP H0339505A
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JP
Japan
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urethane
binder
paving
chips
footway
Prior art date
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Pending
Application number
JP17600889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Iida
飯田 芳宏
Masaharu Miura
三浦 正晴
Takuji Iida
拓治 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iida Industry Co Ltd
Ube Corp
Original Assignee
Iida Industry Co Ltd
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1里旦貝迫 [産業上の利用分野] 本発明は、陸上競技場のトラックの舗装や、ゴルフ場、
野球場の歩行路の舗装、その他遊歩道等の舗装に用いる
ウレタン舗装材、及びこのウレタン舗装材をシート状に
成形・硬化して得られる歩行路敷設シート材に関する。
[従来の技術] 近年、ウレタン成形品は急速に普及してきた。
このようなウレタン成形品の例としては自動車のウレタ
ンバンパ等がある。
しかし、このような急速なウレタン成形品の普及にとも
ない、自動車のウレタンバンパの傷物や破損量などのウ
レタン廃材の量も急増している。
これまで、ウレタン廃材は、主に焼却処理がなされてき
た。しかし、焼却処理は、焼却時の悪臭や処理コストの
高さなどの問題があった。
そこで、ウレタン廃材を粉砕したウレタンゴムチップを
陸上競技場のトラック等の舗装材として用いることが、
検討された。
この工法は、砕石層及び透水性アスファルトコンクリー
ト層からなる被舗装路面である下盤の上に液状ウレタン
を流し、その上からウレタンゴムチップを撒くというも
のである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この工法ではウレタン廃材を転用できる
ものの、下盤の上に一度に厚く舗装できないので、ウレ
タン層を必要な厚みとするためには何度も舗装しなけれ
ばならず、時間も手間もかかった。
加えて下盤の上に液状ウレタンを流すため、舗装面を透
水性とすることが困難であったまた、′m装面の反発弾
性が高すぎ、競技者が膝を傷め易いという問題があった
本発明は、上記問題点を解決するためになされ、透水性
にすぐれ適度な反発弾性を有するウレタンfifi装面
となるウレタン舗装材をウレタン廃材から1謬ることを
目的とする。
又、ウレタン廃材を用いて現場施工が容易かつ短時間の
うちに完了できる舗装法を提供し、陸上競技場やゴルフ
場、野球場以外の場所、例えば遊歩道等の舗装にも広く
用いることができるようにすることを目的とする。
本発明の構成 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成するための本第1発明は、ウレタン廃
材を粉砕したウレタンチップとウレタンバインダーとを 2:1〜10:1の重量比で攪拌、混合したことをその
要旨とする。
及び、第2発明は、 上記のウレタン舗装材を、被舗装路である下盤の上に流
延して硬化させることをその要旨とする。
又、第3発明は 上記のウレタン舗装材をシート状に成形、硬化して、歩
行路敷設シート材を得ることをその要旨とする。
[作用コ 上記第1発明のウレタン舗装材は、ウレタンバインダー
がウレタンチップを保持することにより、各ウレタンチ
ップを均等に分散させる。
又、第2発明の舗装法は、下盤上にウレタンチップを均
等に分散させたウレタン層を形成させる。
更に、第3発明の歩行路敷設シート材は、ウレタンチッ
プを均等に分散・保持しているので、下盤に敷くことに
よって、下盤上にウレタンチップを均等に分散させたウ
レタン層を形成する。
本発明のウレタンチップは、ウレタンチップの傷物や破
損品などのウレタン廃材を粒径20m以下、好ましくは
10m以下に粉砕したものである。
本発明においては、上記の範囲の粒径のウレタンチップ
であれば、異なった粒径のウレタンチップを組み合わせ
て用いてもよい。
また、ウレタンチップは硬質のものでもよい。
本発明のウレタンバインダーは、空気中の水分や、ジア
ミンやポリオール、ポリイソシアネートなどの硬化剤で
硬化し、硬化後ゴム状ポリウレタンとなるものである。
ウレタンバインダーは常温で攪拌混合するものであれば
、−波型、二液型を問わない。
また、硬化後ゴム状となるようなウレタンバインダーで
あれば、舗装面が固くなり過ぎる問題がなく、好ましい
また、上記ウレタンバインダーは室温で硬化するタイプ
であれば、屋外施工ができ好ましい。
第1発明におけるウレタンチップとウレタンバインダー
との混合比は2:]〜10:1(重1比)、より好まし
くは2:1〜5:1(重量比)である。
ウレタンチップの配合量が2:1よりも少ないと、舗装
面の反発弾性が少なくなり過ぎ、好ましくない。又、ウ
レタンチップの配合量が10:]よりも多いと、舗装面
の反発弾性が高くなり過ぎる。このようなウレタン舗装
材を陸上競技場のトラックの舗装に用いた場合、競技者
が膝を傷める危険がある。
ウレタンチップとウレタンバインダーの混合は、通常の
ミキサー等を用いて行うことができる。
ウレタンバインダーがポリエステルイソシアネート系プ
レポリマーの様に空気中の水分、ジアミン、又はポリオ
ールで硬化するタイプであれば、ウレタンチップとウレ
タンバインダーのみを混合してもよく、又、ジアミンや
ポリオールなどの硬化剤を添加して混合してもよい。
又、廃タイヤ等を粉砕したゴムチップを添加しても良い
一方、ウレタンバインダーがポリイソシアネートで硬化
するタイプであれば、ウレタンチップとウレタンバイン
ダーを混合する際に、ポリイソシアネートを添加すれば
よい。
[実施例] 本発明のウレタン舗装材を用いた施工法について、陸上
競技場のトラック等の舗装を例に上げて説明する。
まず、トラック面に砕石を敷き、その上に透水性アスフ
ァルトコンクリート層を設け、下盤とする。この下盤の
上に後述する配合比で攪拌・混合したウレタン舗装材を
敷く。ウレタン舗装材を敷いた後、ローラー等で表面を
平らにし、常温で放置し、ウレタンバインダーを硬化さ
せる。
下盤は、コンクリート地、鉄板、アスファルト、砕?5
層等であっても、本発明のウレタン舗装材で舗装できる
。従って、本発明のウレタン舗装材は、陸上競技場やゴ
ルフ場、野球場以外の場所、例えば遊歩道や歩道橋等の
舗装にも用いることができる。
また、本発明のウレタン舗装材をシート状に押し出すか
、シート状の型に入れるかしてシート状に成形し、室温
または加熱下で硬化させることにより、歩行路敷設シー
ト材をえることができる。
舗装面の耐候性を改善するため、本発明の舗装材や歩行
路敷設シート材で舗装し、更にトップコート層を設けて
もよい。又着色のためにウレタンバインダーに顔料を添
加してもよい。
ウレタンパンバチツブ、ウレタンバインダー等を表1の
ように配合し、各々厚ざ15闇で5尻づつ、野球場グラ
ブ・アウトの路面に施工した。
ウレタンパンバチツブとウレタンバインダーとの攪拌・
混合は、施工0.5〜1時間前に行ない、施工後の硬化
に要した時間は約24時間であった。
硬化後の反発弾性は、競技者の膝等にとって好ましい値
であった。
施工後、3ケ月経過後も、反発弾性に全く異常が認めら
れなかった。又、舗装面の透水性も良好であった。
表1 及旦旦苅里 本発明のウレタン舗装材は、ウレタンバインダー1重量
部に対しウレタンチップを2〜10重足部と大量に混合
したものである。従って、上記ウレタン舗装材を用いて
陸上競技場のトラック等を舗装することは、ウレタン廃
材の有効な利用法となりうる。又、−度に必要な厚さに
舗装できるため、従来の工法に比べ、時間も手間も大幅
に節約できる。
更にこのウレタン舗装材から形成されるウレタン層は空
隙率20%はどある。このため、下盤を砕石層や透水性
アスファルトコンクリート層、砂層、砂利層等透水性の
層とすることにより、透水性の舗装面が得られる。
又、上記のウレタン層は固いウレタンチップがゴム状の
ポリウレタンで接着している構造をとっている。このた
め、スパイク等により傷つくことが少なくなっている上
、適度な弾性を持っている。
従って、競技者が膝を傷めることも殆ど起こらなくなる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウレタン廃材を粉砕したウレタンチップと、ウレタ
    ンバインダーとを、 2:1〜10:1の重量比で撹拌、混合したウレタン舗
    装材。 2、請求項1記載のウレタン舗装材を、被舗装路である
    下盤の上に流延する舗装法。 3、請求項1記載のウレタン舗装材をシート状に成形、
    硬化した歩行路敷設シート材。
JP17600889A 1989-07-07 1989-07-07 ウレタン舗装材及びそれを用いた歩行路敷設シート材 Pending JPH0339505A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17600889A JPH0339505A (ja) 1989-07-07 1989-07-07 ウレタン舗装材及びそれを用いた歩行路敷設シート材

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JP17600889A JPH0339505A (ja) 1989-07-07 1989-07-07 ウレタン舗装材及びそれを用いた歩行路敷設シート材

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Publication Number Publication Date
JPH0339505A true JPH0339505A (ja) 1991-02-20

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ID=16006106

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JP17600889A Pending JPH0339505A (ja) 1989-07-07 1989-07-07 ウレタン舗装材及びそれを用いた歩行路敷設シート材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618410U (ja) * 1991-04-22 1994-03-11 株式会社ダイフレックス 弾性舗装材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213805A (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 三井東圧化学株式会社 弾性舗装材組成物
JPS60203702A (ja) * 1983-11-07 1985-10-15 株式会社斉藤吉平商店 ポリウレタン系弾性舗装体

Patent Citations (2)

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JPS60203702A (ja) * 1983-11-07 1985-10-15 株式会社斉藤吉平商店 ポリウレタン系弾性舗装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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