JPH0339065A - 低カロリーマヨネーズ様食品 - Google Patents

低カロリーマヨネーズ様食品

Info

Publication number
JPH0339065A
JPH0339065A JP1174548A JP17454889A JPH0339065A JP H0339065 A JPH0339065 A JP H0339065A JP 1174548 A JP1174548 A JP 1174548A JP 17454889 A JP17454889 A JP 17454889A JP H0339065 A JPH0339065 A JP H0339065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mayonnaise
food
low
mannan
caloric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1174548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2773262B2 (ja
Inventor
Jiro Sakamoto
次郎 坂本
Hiromi Tanuma
田沼 ひろみ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP1174548A priority Critical patent/JP2773262B2/ja
Priority to US07/646,504 priority patent/US5116631A/en
Publication of JPH0339065A publication Critical patent/JPH0339065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2773262B2 publication Critical patent/JP2773262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コンニャクマンナンおよび糊化澱粉ペースト
を含有する低カロリーマヨネーズに関するものである。
〈従来の技術〉 マヨネーズ類は、周知のごとく油層と水層より成るO/
W型の乳化物であり、特有のなめらかな食感と粘性、ボ
ディ感を有するものである。即ち、マヨネーズ類におい
て油脂類はマヨネーズ特有の食感を形成する上で必要不
可決のものである。しかしながら、−船釣に、マヨネー
ズ類における油脂含量は、通常70重量%程度を占め、
結果として、マヨネーズ類は非常に高カロリーなものに
ならざるを得なかった。
一方コンニャクマンナンは、さといも科の植物であるこ
んにゃくの塊茎より得られる難消化性の多!!類であり
、便秘の予防、血中コレステロール低下といった種々の
食物繊維としての生理機能を有するとされており、また
、コンニャクマンナンの水溶液は著しい増粘作用を示す
ことが知られている。
そこで、これらのコンニャクマンナンの性質を応用した
マヨネーズ類への利用が現在までに検討されている。特
開昭58−28237においては、コンニャクマンナン
をマヨネーズ類に添加することにより製品が安定化、濃
厚化されることが開示されている。また、特開昭57−
122748においては、コンニャクゲル又は、ゾルを
添加することにより、カロリーが低減されたマヨネーズ
様食品を得ている。
更に澱粉の加熱糊化物である、糊化澱粉ペーストのマヨ
ネーズ類への利用に関しては、特公昭51−12706
において、低酸度タイプのマヨネーズ様食品を無菌的に
製造する目的で利用がなされている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、コンニャクマンナンのゾルは、著しい増
粘性、粘着性を示す。
従って、マヨネーズ類、特に油脂含有率が低減されたマ
ヨネーズ様食品の製造において、粘性。
ボディ感の付与、更にエマルジョンの安定化の目的でコ
ンニャクマンナンを利用する場合、特有の粘着性が製品
の食感にあられれてしまい、非常に好ましくない品質の
マヨネーズ類しか得ることができない。
また、同様に糊化澱粉ペーストのみを利用した場合には
、製品表面より離水が生じ食感的にも粉っぽさが感じら
れ、良好な品質のものを得ることはできない。
即ち、本発明が解決しようとする課題は、コンニャクマ
ンナンを利用し、かつ油脂含有率が低減されたマヨネー
ズ様食品の製造法において、品質的に良好な通常品とか
わらない食感のマヨネーズ様食品を提供することにある
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記課題の解決につき、鋭意検討を重ね
た結果、コンニャクマンナンを、油脂含有率が低減され
たマヨネーズ様食品に利用する場合、糊化澱粉ペースト
を併用することにより食感が著しく改善されることを見
出し、本発明を充放するに至った。即ち、本発明に係る
低カロリーマヨネーズ様食品はコンニャクマンナンおよ
び糊化澱粉ペーストを含むことを特徴とする。
本発明において対象となる低カロリーマヨネーズ様食品
とは、油脂含量が最終製品に対し50重量%以下のもの
をさす。通常、この程度の油脂含量では、水層部分の量
が相対的に増加することにより、製品の粘性、ボディ感
が失われ、また、エマルジョンの安定性が低下してしま
う。そこで、本発明においでは、これらを改良するため
に、コンニャクマンナンを利用する。
本発明におけるコンニャクマンナンとは、いわゆるこん
にゃく粉あるいは精製グルコマンナンのいずれでもよく
、発明の効果を呈しうる程度の増粘効果を示すものであ
ればその製法1粒径、形状及び精製度等は問わない。
コンニャクマンナンの添加量は、それ自体の品質にもよ
るが、通常、製品重量に対し、0.05〜0.5重量%
の範囲である。本発明者らの知見によれば0.05重量
%未満の添加量では、エマルジョンの安定性が悪く、食
感も水っぽいものになってしまう。また、0.5重量%
を超える場合には、製品の粘性が高すぎなめらかさに欠
けるものとなってしまう。
コンニャクマンナンの添加方法、添加時期については特
に制限はしないが溶解性が悪い、コンニャクマンナンを
用いる場合には、予め適当量の水で膨潤せしめた後、添
加する方が好ましい。また、添加時期については、油脂
類の添加前、すなわち乳化工程の前に、行なった方が、
乳化が容易である。
次に、糊化澱粉ペーストについて説明する。本発明にお
ける糊化澱粉ペーストとは、澱粉又は、澱粉質原料を、
水の存在下で加熱糊化せしめたものをいう。用いる澱粉
としては、トウモロコシ。
小麦、米、タピオカ等であるが、本発明においては、そ
の種類は、特に限定しない。また、糊化時の水分添加量
、糊化温度あるいはpHといったペーストの調製法も特
に問わない。要は、澱粉が十分に糊化できる条件ならば
よい。更に、糊化ペースト調製時に前述のコンニャクマ
ンナンを添加しコンニャクマンナンと糊化澱粉の複合物
として用いることも可能である。
糊化澱粉ペーストの添加量は、澱粉として、最終製品に
対し、1〜10重量%の範囲である。すなわち、本発明
者らの知見によれば、添加量が1%に達しない場合には
、目的とする食感の改良効果が不十分であり、また10
%を超える場合には、糊化澱粉ペースト特有の粉っぽさ
が、製品にあわれてしまい、非常に好ましくない品質の
マヨ。
−ズ様食品しか得ることはできない、更に、添1時期に
ついてはコンニャクマンナンと同様に、?脂類の添加前
に行なう方が好ましい。
本発明においては、上述のごとく、油脂含量(コンニャ
クマンナン及び糊化澱粉の添加以外の宅件、すなわち、
油脂及びそれ以外の原料の種類;は添加量、あるいは殺
菌、乳化等の製造法、更番は出来た製品の流通形態、方
法等については何C制限をつけない。すなわち、コンニ
ャクマンナ:糊化澱粉ペースト及び、食酢、卵黄又は、
全卵、各種調味料、ガム質等の乳化剤、及び、食用油く
所望に応して配合し、常法に従い、乳化均質化く行ない
0/W型エマルジヨンを形成せしめ、低ノロリーマヨネ
ーズ様食品を得る。
かくして得られた低カロリーマヨネーズ様食4は、通常
のマヨネーズ類と同様に、サラダを始ぷ各種食品の調味
等に広く利用することができる。
以下実施例により本発明の内容を更に詳しく釦明する。
〈比較例〉 表−1の配合に従い、マヨネーズ様食品を試作した。
コーンスターチは、予め指定量の水に懸濁させ、90〜
95℃で15分間加熱糊化せしめた後、使用した。また
、コンニャクマンナンは、指定量の水に溶解、室温で1
時間放置、膨潤せしめた後、添加を行なった。
乳化方法は予め油脂類以外のものを混合せしめた後、ク
ツキングカッター(ナショナル■製MK−132)で激
しく攪拌しつつ油脂を徐々に滴下し、滴下終了後、更に
5分間攪拌して製品とした。
得られた製品について、コントロールを基準として、訓
練されたパネラ−10名により官能評価を行なった。結
果を表−2に示す。このように、コンニャクマンナン又
は糊化澱粉ペースト単独の添加では、良好な品質のマヨ
ネーズ様食品を得ることは出来なかった。
〈実施例1〉 表−3の配合に従い、マヨネーズ様食品を試作した。試
作方法は、前述の〈比較例〉の方法に従った。
得られた製品について、コントロールを基準として、訓
練されたパネラ−20名により官能評価を実施した結果
を表−4に示す、このように、本発明によるマヨネーズ
様食品は通常品と同等の良好な品質のものであった。
表−3 :原料配合表 表−4 :官能評価結果 〈実施例2〉 表−5の配合に従いマヨネーズ様食品を製造した。
まず、コンニャクマンナンを指定量の水に溶解せしめた
後、5°Cで2時間放置、膨潤させ、コンニャクマンナ
ンゾルを調製した0次に、このゾルの中に小麦粉を添加
混合し、95°C230分間加熱し、更に流水中で冷却
し、コンニャクマンナンー糊化澱粉複合ペーストを調製
した。この複合ペーストの中に食用油以外のその他の原
料を混合せしめ、次いで食用油を徐々に加えながら、ホ
モ業キサーを用い乳化を行ない低カロリーマヨネーズ様
食品を得た。
本島について、専門家による試食評価を行なったところ
、通常品と同等の非常に良好な品質であるとの評価を得
た。
表−5 :原料配合表 〈実施例−3〉 表−6の配合に従いマヨネーズ様食品を試作した。
まず、コンニャクマンナンとキサンタンガムを指定量の
水に溶解せしめ、室温で2時間放置、膨潤させた後、8
0 ’C1時間加熱を行ない、コンニャクマンナンーキ
サンタンガム複合ゲルを得た。
また、澱粉も指定量の水に懸濁した後80’C。
30分加熱を行ない糊化澱粉ペーストを得た。
次いで、この糊化澱粉ペーストの中に、60”Cにて加
温溶解せしめ上述の複合ゲルを添加し、更に、食用油以
外の他の原料を添加、混入した。
更に、この混合物に食用油を徐々に加えながらミキサー
にて乳化を行ない低カロリーマヨネーズ様食品を得た。
本島について、専門家による試食評価を行なったところ
、通常品と同等、ないしはそれ以上の非常に良好な品質
であるとの評価を得た。
表 :原料配合表 〈発明の効果〉 以上のごとく、本発明により、従来の技術に比べ、極め
て品質が改良された低カロリーマヨネーズ様食品を提供
することが可能となった。
本発明による、コンニャクマンナン利用低カロリーマヨ
ネーズ様食品は、それ自体の低カロリー性もさることな
がらコンニャクマンナンの食物繊維としての各種生理機
能も期待され、近年の消費者の健康指向にマツチした、
極めて嗜好性に富むものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンニャクマンナンおよび糊化澱粉ペーストを含
    むことを特徴とする低カロリーマヨネーズ様食品。
  2. (2)最終製品に対し、コンニャクマンナン0.05〜
    0.5重量%および糊化澱粉ペースト1〜10%を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の低カロリーマヨネーズ
    様食品。
JP1174548A 1988-12-26 1989-07-06 低カロリーマヨネーズ様食品 Expired - Fee Related JP2773262B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1174548A JP2773262B2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06 低カロリーマヨネーズ様食品
US07/646,504 US5116631A (en) 1988-12-26 1991-01-23 Low-calorie food products containing konjak mannan and processes for preparing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1174548A JP2773262B2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06 低カロリーマヨネーズ様食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0339065A true JPH0339065A (ja) 1991-02-20
JP2773262B2 JP2773262B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=15980482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1174548A Expired - Fee Related JP2773262B2 (ja) 1988-12-26 1989-07-06 低カロリーマヨネーズ様食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2773262B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998033395A1 (fr) * 1997-02-03 1998-08-06 Takahisa Shiota Aliment prepare a partir d'un sol de farine de konjak
WO2011021536A1 (ja) * 2009-08-19 2011-02-24 キユーピー株式会社 酸性水中油型乳化状調味料
WO2012084771A1 (en) * 2010-12-22 2012-06-28 Unilever Nv Dressing comprising glucomannan
JP2013183707A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Yamano Inc マヨネーズ様調味料
WO2018083296A1 (en) * 2016-11-07 2018-05-11 Unilever N.V. An emulsified savoury food concentrate
CN111772165A (zh) * 2020-07-07 2020-10-16 江苏省农业科学院 一种低脂型蟹油沙拉的制作方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998033395A1 (fr) * 1997-02-03 1998-08-06 Takahisa Shiota Aliment prepare a partir d'un sol de farine de konjak
WO2011021536A1 (ja) * 2009-08-19 2011-02-24 キユーピー株式会社 酸性水中油型乳化状調味料
JP4681692B2 (ja) * 2009-08-19 2011-05-11 キユーピー株式会社 酸性水中油型乳化状調味料
WO2012084771A1 (en) * 2010-12-22 2012-06-28 Unilever Nv Dressing comprising glucomannan
EA028592B1 (ru) * 2010-12-22 2017-12-29 Унилевер Н.В. Дрессинг, содержащий глюкоманнан
JP2013183707A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Yamano Inc マヨネーズ様調味料
WO2018083296A1 (en) * 2016-11-07 2018-05-11 Unilever N.V. An emulsified savoury food concentrate
CN109963472A (zh) * 2016-11-07 2019-07-02 荷兰联合利华有限公司 乳化咸鲜食物浓缩物
US11337448B2 (en) 2016-11-07 2022-05-24 Conopco Inc. Emulsified savoury food concentrate
CN111772165A (zh) * 2020-07-07 2020-10-16 江苏省农业科学院 一种低脂型蟹油沙拉的制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2773262B2 (ja) 1998-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4034821B2 (ja) 分別化多分散組成物
GB2078483A (en) Oil replacement composition
JPH01199559A (ja) 水−油エマルジョンの製造方法
JPWO2013084848A1 (ja) 乳化液状調味料
CA2198681C (en) Method for producing fat-free and low-fat viscous dressings using inulin
JPH02273157A (ja) マヨネーズ組成物及びその製造方法
AU660978B2 (en) Use of starch as a fat and oil substitute in foodstuffs
EP0477827B1 (en) A low fat mayonnaise product and method for making the same
JPH0339065A (ja) 低カロリーマヨネーズ様食品
JP2008301775A (ja) 咀嚼・嚥下補助剤
WO1992002147A1 (en) Fat substitute for food products
US5116631A (en) Low-calorie food products containing konjak mannan and processes for preparing the same
TWI392459B (zh) Contains dextrin processed food composition
KR20210039105A (ko) 난황 및 난백을 사용하지 않은 식물성 마요네즈 조성물 및 이의 제조방법
JP3165188B2 (ja) 低脂肪マヨネーズ製品およびその製造方法
JP4035390B2 (ja) 液状食品素材及びその製造方法
JP3921555B2 (ja) 容器に充填された餅様菓子およびその製造方法
JPH09222A (ja) 高粘性ホワイトソースの製造方法
JP3286407B2 (ja) マヨネーズ様食品
JP3316149B2 (ja) ソース・たれ類の品質改良剤およびソース・たれ類の製造方法
JPS60227655A (ja) 乳化型ドレツシングの製造方法
JP2977823B1 (ja) サイリウム粘性低下用多糖類およびこれを含有する食品
JP2002345423A (ja) 茹で・蒸し麺類の製造方法
JPH07284374A (ja) 卵白様凝固物及びそれを具材として用いた水中油型酸性乳化食品
KR20230013645A (ko) 비건 겔 조성물, 이를 포함하는 비건 식품, 비건 겔 조성물의 제조방법, 비건 식품 제조방법, 상기 제조방법으로 제조된 비건 겔 조성물 및 비건 식품

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees