JP4035390B2 - 液状食品素材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、様々な飲食品に配合することにより、飲食品の食感や物性等を改善できる液状食品素材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンニャク芋に含まれる多糖類であるグルコマンナンは、D−グルコースとD−マンノースがほぼ1:1.6のモル比で、β−1.4結合により多数結合した複合多糖類(難消化性多糖類)であり、その分子量は約100万〜200万である。
【0003】
グルコマンナンは、1)水との親和性に優れ、保水性が極めて高い、2)天然の高分子多糖の中では最も粘度が高い、3)その水溶液はアルカリ性にすると不可逆的な耐熱性のゲル(コンニャク)に変化する等の特徴を有しており、コンニャクの原料としてだけではなく、飲食品の低カロリー化、食感や物性の改良等の目的で様々な飲食品に添加されている。
【0004】
飲食品にグルコマンナンを添加する場合、通常、コンニャク粉を水に膨潤・溶解させて、コンニャク糊としてから用いられているが、コンニャク糊は粘度が高いため、他の原料と均一に混合することが難しく、その結果、最終製品中にコンニャクゲルの塊が生じたり、コンニャク糊が完全にゲル化しなかったりするという問題があった。
【0005】
このようなグルコマンナンの使い勝手の悪さを改善するために、例えば、特公平7−73482号公報には、膨張溶解したコンニャク粉に、塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を添加混合して、pH9.0〜10.3のコンニャク糊とし、これを、ゲル化のための加熱前に、食品原料と混合し、しかる後、コンニャク糊のゲル化のための加熱と食品原料の加工のための加熱を同時に行って、加工することを特徴とするコンニャク添加食品の製造法が開示されている。
【0006】
また、特開平10−286069号公報には、グルコマンナンとグルコマンナンの凝固剤との混合物の、粒度が160メッシュ通過であることを特徴とする微粉グルコマンナン組成物が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に開示された方法によれば、グルコマンナンの使い勝手の悪さをある程度改善できるものの、充分満足できるものではなかった。
【0008】
従って、本発明の目的は、より容易に他の原料と均一に混合することができ、飲食品中でグルコマンナンが完全にゲル化しなかったり、ゲルの塊が生じたりすることもなく、飲食品の食感や物性等を改善できる液状食品素材及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つは、糖類とグルコマンナンとを含む水溶液中に、不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂相と、アルカリ水溶液からなる内相とを有するW/O型エマルジョンが均一に分散しており、pH4〜8であることを特徴とする液状食品素材である。
【0010】
上記発明によれば、糖類とグルコマンナンとを含む水溶液に、油脂でカプセル化されたアルカリ剤を分散させて、グルコマンナンのゲル化を遅延させることにより、低粘度で、容易に他の原料と均一に混合することができ、飲食品の食感や物性等を効果的に改善できる液状食品素材を提供できる。この液状食品素材は、他の飲食品原料と混合して加工調理する際に、カプセル化されたアルカリ水溶液が浸出してグルコマンナンがゲル化するので、飲食品に所望の物性を付与することができる。
【0011】
上記発明においては、前記液状食品素材のpHが4.5〜7.5であることが好ましい。これによれば、飲食品の食感や物性改善効果をより高めることができる。
【0012】
また、前記水溶液が糖類とグルコマンナンと澱粉とを含むものであることが好ましい。この態様によれば、冷凍・解凍した際のグルコマンナンゲルの離水を防止することができ、冷凍食品等の食感や物性を効果的に改善できる。
【0013】
また、前記W/O型エマルジョンの油脂相が不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂からなることにより、他の飲食品原料と混合して加工調理する際に、アルカリ剤を包む油脂相が一層崩壊し易くなるので、グルコマンナンを均一にゲル化することができる。
【0014】
更に、前記W/O型エマルジョンが、不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂と乳化剤とアルカリ水溶液とを含むものであることが好ましい。この態様によれば、アルカリ水溶液をより均一、かつ安定して乳化することができるので、安定性に優れた液状食品素材を提供できる。
【0015】
また、本発明のもう一つは、(1)グルコマンナンと水とを混合してグルコマンナン膨潤液(I)を調製し、(2)不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂にアルカリ水溶液を混合してW/O型エマルジョン(II)を調製し、(3)前記グルコマンナン膨潤液(I)と前記エマルジョン(II)とを混合して、W/O/W型エマルジョン(III)を調製し、(4)糖液と前記W/O/W型エマルジョン(III)とを混合し、pH4〜8の混合物とすることを特徴とする、液状食品素材の製造方法である。
【0016】
上記発明によれば、糖類とグルコマンナンとを含む水溶液に、アルカリ水溶液を不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂でカプセル化して混合することにより、該液中でのグルコマンナンのゲル化を遅延させることができ、低粘度で、容易に他の原料と均一に混合でき、飲食品の食感や物性等を効果的に改善できる液状食品素材を得ることができる。
【0017】
上記の液状食品素材の製造方法においては、前記混合物のpHが4.5〜7.5となるようにすることが好ましい。また、前記混合物を殺菌して容器に充填封入することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の液状食品素材は、糖類とグルコマンナンとを含む水溶液中に、不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂相と、アルカリ水溶液からなる内相とを有するW/O型エマルジョンが均一に分散した、pH4〜8、好ましくはpH4.5〜7.5の混合物である。
【0019】
本発明で用いられる糖類としては、特に制限はなく、砂糖、ブドウ糖、異性化糖、マルトース、トレハロース、ソルビトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール等の糖及び糖アルコール、各種オリゴ糖、及びそれらの混合物を用いることができる。上記オリゴ糖としては、マルトオリゴ糖(好ましくは重合度3〜7)、ニゲロオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、パノースオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、乳果オリゴ糖及びそれらのシラップ等が挙げられる。上記糖類は、目的に応じて、適宜選択して用いることができ、例えば、飲食品の冷凍耐性を向上させる場合にはマルトオリゴ糖や糖アルコールを用いることができる。
【0020】
グルコマンナンとしては、特に制限はなく、コンニャク芋を乾燥、粉末化して得られる通常のコンニャク粉、コンニャク粉を精製したコンニャク精粉等を用いることができる。本発明においては、風味や色の点から、除蛋白したコンニャク粉が特に好ましく用いられる。このような除蛋白したコンニャク粉としては、例えば「レオレックスRS」(商品名、清水化学(株)製)等が挙げられる。
【0021】
また、上記糖類とグルコマンナンとを含む水溶液は、更に澱粉を含むことが好ましい。澱粉を含有することにより、冷凍・解凍した際のグルコマンナンゲルの離水を防ぐことができる。上記澱粉としては、例えば、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、ハイアミロースコーンスターチ、米澱粉、蓮根澱粉、甘薯澱粉、サゴ澱粉等や、それらの化工澱粉が好ましく、中でも架橋澱粉又は湿熱処理澱粉が特に好ましい。具体的には、ヒドロキシプロピル化架橋タピオカ澱粉、アセチル化架橋タピオカ澱粉、湿熱処理コーンスターチ等が挙げられる。
【0022】
次に、不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂相と、アルカリ水溶液からなる内相とを有するW/O型エマルジョンについて説明する。
本発明で用いられる不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂としては、例えばサフラワー油、菜種油、オリーブ油、茶種子油、椿油等が挙げられる。このような油脂を用いることにより、液状食品素材を他の飲食品原料と混合して加工調理する際に、油脂相がより崩壊しやすくなり、グルコマンナンを均一にゲル化することができる。
【0023】
また、アルカリ水溶液としては、通常食品に用いられるアルカリ剤の水溶液であれば特に制限はなく用いることができる。このようなアルカリ剤としては、例えば炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、炭酸カルシウム、リン酸2ナトリウム、リン酸3ナトリウム、リン酸2カリウム、リン酸3カリウム、ポリリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等の塩基性塩類が挙げられる。
【0024】
また、上記W/O型エマルジョンは、更に乳化剤を含有することが好ましい。乳化剤を含有することにより、アルカリ水溶液を均一に乳化することができ、安定性の高いエマルジョンを得ることができる。上記乳化剤としては、HLB5以下のものが好ましく、例えばポリグリセリン脂肪酸エステル、ジエチルグリセルモノ脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、モノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられ、中でもポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましく用いられる。
【0025】
本発明の液状食品素材は、例えば以下のようにして得ることができる。
(1)グルコマンナンと水とを混合してグルコマンナン膨潤液(I)を調製する。
【0026】
例えば、グルコマンナン1質量部に対して水20〜200質量部を加えて撹拌し、グルコマンナンを膨潤させることにより調製することができる。
【0027】
(2)不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂にアルカリ水溶液を混合してW/O型エマルジョン(II)を調製する。
【0028】
例えば、油脂100質量部に対して、アルカリ水溶液10〜400質量部、より好ましくは100質量部前後を加え、更に乳化剤等の他の原料を適宜加えて、ホモミキサー、ホモゲナイザー等の手段により均質化することにより調製することができる。
【0029】
上記アルカリ水溶液の濃度は、特に限定されないが、通常、0.5〜20質量%が好ましい。また、アルカリ水溶液の使用量は、最終製品(液状食品素材)のpHが4〜8、好ましくは4.5〜7.5になるように調整すればよい。
【0030】
油脂100質量部に対するアルカリ水溶液の配合割合が10質量部未満であるとW/O型エマルジョン(II)の添加量を多くしなければならず、最終製品中の油脂含量が高くなり過ぎ、400質量部超であると安定なエマルジョンを得ることができない。
【0031】
なお、乳化剤の添加量は、適宜選択できるが、通常、油脂100質量部に対して0.05〜1質量部が好ましく、0.2〜0.4質量部がより好ましい。上記油脂100質量部に対する乳化剤の添加量が0.05質量部未満であると安定なエマルジョンを得ることができず、1質量部超であると風味が悪くなる。
【0032】
(3)上記グルコマンナン膨潤液(I)と上記W/O型エマルジョン(II)を混合して、W/O/W型エマルジョン(III)を調製する。
【0033】
例えば、上記グルコマンナン膨潤液(I)100質量部に対して、上記W/O型エマルジョン(II)1〜100質量部を加え、必要に応じて澱粉等の他の原料を加え、ホモミキサー等の手段により混合することにより調製することができる。
【0034】
上記グルコマンナン膨潤液(I)100質量部に対する上記W/O型エマルジョン(II)の配合割合が1質量部未満であるとグルコマンナンを充分にゲル化することが困難になり、100質量部超であるとアルカリ剤が過剰となり、飲食品の風味に悪影響を与えることがある。
【0035】
なお、澱粉の添加量は、グルコマンナン膨潤液(I)100質量部に対して1〜4質量部が好ましい。澱粉の添加量が上記範囲外であると、冷凍・解凍によるグルコマンナンゲルの離水を充分に防止することができない。また、澱粉は予め水に溶解してから加えることが好ましい。
【0036】
(4)糖液と上記W/O/W型エマルジョン(III)とを混合して、pH4〜8の混合物(液状食品素材)を調製する。
【0037】
例えば、糖液100質量部に対して、上記W/O/W型エマルジョン(III)5〜250質量部を加え、ホモジナイザー等の手段により混合することにより調製することができる。上記のようにして得られる混合物(液状食品素材)は、特にpH調整をしなくてもpH4〜8になる。
【0038】
上記糖液は、上述した糖類の水溶液が用いられ、シラップの場合はそのまま用いることもできる。糖液の濃度は特に限定されないが、通常、50〜85質量%が好ましい。糖液の濃度が50質量%未満であると製品の保存安定性に劣り、85質量%超であると糖の種類によっては結晶が析出したり、粘度が高くなり作業性が悪くなる。なお、上記糖液として、例えば砂糖、乳糖等のpHの高い(pH6.0〜7.5)糖類の水溶液(シラップも含む)を用いた場合、上記グルコマンナン膨潤液(I)を調製する際に、該糖液を混合してもよい。
【0039】
上記糖液と上記W/O/W型エマルジョン(III)との配合割合が上記範囲外であると該エマルジョン(III)を均一に溶解することができなかったり、得られる混合物のpHが所定の範囲にならず、また、飲食品の食感や物性等の充分な改善が期待できない。
【0040】
(5)更に、上記のようにして得られた混合物(液状食品素材)は、殺菌して容器に充填封入することが好ましい。これにより、運搬、保存が容易になる。
【0041】
本発明の液状食品素材は、飲食品の食感や物性の改良剤として様々な飲食品に使用することができ、例えば、パン類、菓子類、惣菜類、フィリング類、麺類、水産練製品等に好適に用いられる。
【0042】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
【0043】
実施例1
グルコマンナンを、常法により水で膨潤させて、グルコマンナン膨潤液(濃度3質量%)を調製した。
【0044】
サフラワー油100gに、5質量%ポリリン酸ナトリウム水溶液120g、乳化剤0.8gを加え、ホモミキサーにより混合均質化して、W/O型エマルジョンを調製した。
【0045】
上記グルコマンナン膨潤液400gに上記W/O型エマルジョン20gを加え、ホモミキサーにより混合、均質化してW/O/W型エマルジョンを得た。
【0046】
そして、オリゴ糖シラップ(商品名「フジオリゴ#360」、日本食品化工社製)700gに、上記W/O/W型エマルジョン300gを加え、ホモミキサーで均一に混合して液状食品素材を得た。
【0047】
実施例2
表1に示す配合割合で各原料を混合し、20コートの縦型ミキサーを用い、表2に示す工程でパン生地を調製、焼成して各パンを作った。なお、表中のオリゴ糖シラップとしては、商品名「フジオリゴ#360」(日本食品化工社製)を用いた。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
得られた各パンを20名のパネラーにより官能評価した。また、冷凍耐性は−20℃で1ヶ月間(チルド耐性の場合は4℃で2週間、冷凍経時変化の場合は−20℃で3ヶ月間)保存した後、そのボリューム、しっとり感、風味、ソフトさについて総合的に官能評価を行った。官能評価は10点評価法で行い、平均値を求めた。なお、点数が高いほどより好ましいことを表す。それらの結果を併せて表3に示す。
【0051】
【表3】
【0052】
表3から、液状食品素材を添加したパンIIは、コントロールのパン及びオリゴ糖シラップのみを用いたパンIに比べて、食感や風味の点で優れていることが分かる。また、冷凍耐性、チルド耐性、冷凍経時変化等の保存性も非常に向上していることが分かる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、糖類とグルコマンナンとを含む水溶液に、不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂でカプセル化されたアルカリ剤を分散させて、グルコマンナンのゲル化を遅延させることにより、低粘度で、容易に他の原料と均一に混合することができ、飲食品の食感や物性等を効果的に改善できる液状食品素材を提供できる。
Claims (7)
- 糖類とグルコマンナンとを含む水溶液中に、不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂相と、アルカリ水溶液からなる内相とを有するW/O型エマルジョンが均一に分散しており、pH4〜8であることを特徴とする液状食品素材。
- 前記液状食品素材のpHが4.5〜7.5である、請求項1に記載の液状食品素材。
- 前記水溶液が糖類とグルコマンナンと澱粉とを含むものである、請求項1又は2に記載の液状食品素材。
- 前記W/O型エマルジョンが、油脂と乳化剤とアルカリ水溶液とを含むものである、請求項1〜3のいずれか一つに記載の液状食品素材。
- (1)グルコマンナンと水とを混合してグルコマンナン膨潤液(I)を調製し、
(2)不飽和脂肪酸を50質量%以上含む油脂にアルカリ水溶液を混合してW/O型エマルジョン(II)を調製し、
(3)前記グルコマンナン膨潤液(I)と前記W/O型エマルジョン(II)とを混合してW/O/W型エマルジョン(III)を調製し、
(4)糖液と前記W/O/W型エマルジョン(III)とを混合して、pH4〜8の混合物とすることを特徴とする、液状食品素材の製造方法。 - 前記混合物のpHが4.5〜7.5となるようにする、請求項5に記載の液状食品素材の製造方法。
- 前記混合物を殺菌して容器に充填封入する、請求項5又は6に記載の液状食品素材の製造方法。
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