JP5995344B2 - 乳化用組成物の製造方法及び乳化物の製造方法並びに乳化用組成物及び乳化物 - Google Patents
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Description
本発明の乳化剤組成物は、改質こんにゃく粉と、ゼラチンと、を含有する組成物であり、油脂と水を乳化させてゲル化する。以下、乳化剤組成物に含有される各成分について説明する。
本発明の改質こんにゃく粉は、こんにゃく粒の膨潤を抑制した状態で、こんにゃく粉をアルカリ溶液とともに加熱処理することにより改質することで得ることができる。こんにゃく粉は、グルコマンナンを主成分とする粉状物を用いることができる。こんにゃく粒の膨潤を抑制した状態で加熱処理するには、例えば、アルカリ溶液をこんにゃく粉に噴霧したり、こんにゃく粉の良溶媒と貧溶媒の混合溶媒にこんにゃく粉を分散させた状態にしたりすることで得ることができる。特に、この状態で少なくとも一部のこんにゃく粉の粒が目視可能であることが好ましい。
ゼラチンは、動物の骨や皮などに含まれるコラーゲンを分解、精製して得られる動物性タンパク質である。本発明のゼラチンとしては、食品や化粧品、医薬品などの分野で通常使用されているゼラチンであればよく、その原料には、牛や豚、魚の骨や皮などを使用することができる。ゼラチンは、上記の原料を加熱抽出することで得ることができる。また、ゼラチンとしては、アルカリ処理されたものでも酸処理されたものでもよく、水への溶解性を向上させた水溶性ゼラチンでもよい。
上記の改質こんにゃく粉とゼラチンに加えて、サイクロデキストリンを併用することにより乳化性能を更に向上させることができる。サイクロデキストリンは、D−グルコースがα−1,4グルコシド結合によって結合した環状オリゴ糖である。サイクロデキストリンのグルコースの結合数としては、通常、5個以上10個以下であり、好ましくは、6個(αタイプ)、7個(βタイプ)、8個(γタイプ)を挙げることができる。このうち、溶解度の高さの観点から、αタイプが特に好ましい。
本発明の乳化用組成物には、改質こんにゃく粉とゼラチンと、そして必要に応じてサイクロデキストリンとの混合物のほかに、本発明の効果を妨げない範囲で他の成分を添加することができる。このような他の成分としては、例えば、多糖類、糖、塩類、機能性成分などが挙げられる。多糖類としては、冷水可溶性、冷水不溶性のいずれも使用することができる。冷水可溶性の多糖類としては、フェヌグリークガム、グアガム、タラガム、水溶性ローカストビーンガム、水溶性タマリンドガム、ナトリウムタイプκカラギナン、イオタカラギナン、λカラギナン、アラビアガム、キサンタンガム、α化デンプン、大豆多糖類、ペクチン、プルラン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールなどが挙げられる。冷水不溶性の多糖類としては、寒天、κカラギナン、ジェランガム、ネーティブ型ジェランガム、タマリンドガム、デンプン、ローカストビーンガムなどがある。水可溶性の多糖類は、改質こんにゃく粉とゼラチンを水に溶解するときに粉体で添加すればよく、冷水不溶性の多糖類は、事前にお湯に溶解した後で改質こんにゃく粉とゼラチンとの混合物に添加すればよい。また、糖類としては、デキストリン、オリゴ糖、2糖類、単糖類、還元糖、などがある。機能性成分としては、酸化防止剤、アガロオリゴ糖、ポリフェノール、ビタミンなどが挙げられる。
本発明の乳化用組成物は、上述した改質こんにゃく粉と、ゼラチンと、必要に応じてサイクロデキストリンや他の成分を混合することで作製することができる。乳化用組成物の形態としては、溶液状又は粉末状を挙げることができる。乳化用組成物が溶液状の場合、水などの溶媒に上述した改質こんにゃく粉やゼラチンなどの粉末を分散させることで作製することができる。この場合、溶媒の温度は、4〜70℃であることが好ましく、10〜50℃であることがさらに好ましい。分散後の乳化用組成物のpHは、3.0〜10.0の範囲内であることが好ましく、4.0〜9.1の範囲内であることがさらに好ましい。また、乳化対象である水と油脂との混合物に溶液状の改質こんにゃくとゼラチンとをそれぞれ混合することで、乳化対象中において乳化用組成物としてもよい。
本発明の乳化用組成物は、上述した改質こんにゃくとゼラチンとを含有する組成物であり、水と油脂に混合することで両者を乳化させるとともにゲル化する。乳化用組成物を用いて乳化物を製造するには、水と油脂の混合物に本発明の乳化用組成物を分散して分散液とした後に、撹拌処理する。
本発明の乳化用組成物は、乳化物を製造する目的で使用することができる。本発明の乳化用組成物により製造される乳化物としては、例えば、食品、化粧品、医薬品などを挙げることができる。食品としては、例えば、蒲鉾、はんぺん、及びさつま揚げなどの魚肉製品、ゼリー状食品、ゼリー状調味料、ドレッシング、マヨネーズ風調味料、飲料、洋菓子のスポンジ生地、レトルト対応のあんかけ、咀嚼・嚥下食品、ゼリー状経腸栄養剤、ハンバーグ、ミートボール、餃子、カレーパン等の具材(フィリング)、肉まんなどの具材、ナタデココ状食品、パン、麺類、焼き菓子、生菓子、及びたれなどが挙げられる。また、化粧品としては、石けん、ファンデーション、ハンドクリーム、口紅、リップクリーム、シャンプー、リンス、ヘアワックス、ヘアトニック、歯磨き粉などを挙げることができる。また、医薬品としては、軟膏剤、クリーム剤、懸濁剤、乳剤、ローション剤などを挙げることができる。
(製造例1〜6)
まず、こんにゃく精粉(イナゲル「マンナン100A」;伊那食品工業(株)製)100部に対して、水酸化ナトリウム0.4部、エタノール15部、及びイオン交換水15部からなるアルカリ溶液を添加した。アルカリ溶液の添加後、85℃で3時間、加熱処理して、製造例1に係る改質こんにゃく粉1(製造例1)を得た。添加したアルカリ溶液のpH(以下、pHαという)を表1に示す。また、製造例1において、水酸化ナトリウム0.4部の代わりに、それぞれ1.0部、1.2部、1.5部、2.0部、及び2.4部とした以外は同様にして、改質こんにゃく粉2〜6(製造例2〜6)を得た。添加したアルカリ溶液のpH(以下、pHαという。)を表1に示す。
(実験例1〜6)
表2に示した3部の改質こんにゃく粉1〜6をイオン交換水100部に分散させ、分散液のpHを確認した(pHγ)。この分散液を袋に充填し、1時間沸騰水中に入れて実験例1〜6のゲル化物を得た。製造したゲル化物のpHを確認した(pHδ)。
◎:ゲル化した。
○:概ねゲル化した。
△:一部ゲル化しなかった。
×:ゲル化しなかった。
(実施例1〜6、比較例1)
表3に示した配合により乳化物を作製した。具体的には、上記の改質こんにゃく粉1〜6と水溶性ゼラチン(イナゲルA−83,伊那食品工業社製)を水に分散させた。これに油脂(植物油,キャノーラ油,日清オイリオグループ社製)を加えた後、高速撹拌機(TKホモミキサー マークII fモデル,特殊機械工業社製,10000rpm)にて90秒間乳化させた。得られた乳化物を実施例1〜6とした。また、改質こんにゃく粉に代えて改質されていない通常のこんにゃく粉(マンナン100,伊那食品工業社製)を使用した以外は実施例と同様に乳化物を作製し、比較例1とした。
作製した乳化物について物性試験を行った。物性試験は以下の方法により行い、耐熱性、耐冷凍性、耐酸性を評価した。さらに、乳化時にクエン酸(結晶クエン酸,磐田化学社製)を3g添加して作製した乳化物もそれぞれ用意した。その結果を表4に示した。
(a)耐熱性:乳化物200gをガラス瓶に入れ85℃で30分間放置した後冷却し、乳化破壊により生じる水層と油層の分離を確認した。
(b)耐冷凍性:乳化物200gをプラスティック容器に入れ、−20℃にて冷凍後、室温にて解凍し、乳化破壊により生じる水層と油層の分離を確認した。
(c)耐酸性:クエン酸を添加して作製した乳化物(pH3.8)について耐熱性、耐冷凍性を確認した。
(実施例7〜12)
改質こんにゃく3を用いて表5に示した配合により乳化物を作製した。具体的には、上記の改質こんにゃく粉3とゼラチン(イナゲルAP−81P,伊那食品工業社製)を40℃の水に分散させた。これに油脂(植物油,キャノーラ油,日清オイリオグループ社製)を加えた後、高速撹拌機(TKホモミキサー マークII fモデル,特殊機械工業社製,10000rpm)にて90秒間乳化させた。
A:乳化が完全に行われている。
B:ごくわずかであるが分離が確認された。
改質こんにゃく粉4を用いて表7に示した配合により乳化物を作製した。具体的には、上記の改質こんにゃく粉4とゼラチン(イナゲルN−150,伊那食品工業社製)を40℃の水に分散させた。これに油脂(植物油,キャノーラ油,日清オイリオグループ社製)を加えた後、高速撹拌機(TKホモミキサー マークII fモデル,特殊機械工業社製,10000rpm)にて90秒間乳化させた。
(実施例17〜20)
改質こんにゃく3を用いて表9に示した配合により乳化物を作製した。具体的には、上記の改質こんにゃく粉3とゼラチン(イナゲルA−81P,伊那食品工業社製)、α−サイクロデキストリン(シクロケム社製)を40℃の水に分散させた。これに油脂(植物油,キャノーラ油,日清オイリオグループ社製)を加えた後、高速撹拌機(TKホモミキサー マークII fモデル,特殊機械工業社製,10000rpm)にて90秒間乳化させた。なお、α−サイクロデキストリンを添加しない実施例7も参考例として表中に掲載した。
(実施例21〜24)
改質こんにゃく粉5を用いて表11に示した配合により乳化物を作製した。具体的には、改質こんにゃく粉5とゼラチン(イナゲルN−150,伊那食品工業社製)を40℃の水に分散させた。これに油脂(植物油,キャノーラ油,日清オイリオグループ社製)を加えた後、高速撹拌機(TKホモミキサー マークII fモデル,特殊機械工業社製,10000rpm)にて90秒間乳化させた。ただし実施例24は、高速撹拌機で乳化後さらにゴーリン式ホモジナイザー(NS1001L2K, Niro Soavi社製)にて乳化を行った。
(実施例25)
改質こんにゃく粉3を用いて表13に示す配合にてマヨネーズ様食品を作製した。具体的には、水に改質こんにゃく粉3、水溶性ゼラチン、α−サイクロデキストリン、α化デンプン、ιカラギナン、砂糖、ビタミンEを表13の配合で溶解した。これに食酢とキャノーラ油を加え、高速撹拌機(TKホモミキサー マークII fモデル,特殊機械工業社製,10000rpm)にて90秒間乳化させた。乳化物につき実施例1〜6と同様に耐熱性、耐冷凍性を調べたところ、分離はなく良好な乳化物であった。また、食感も良好でマヨネーズに近いものであった。
Claims (6)
- こんにゃく粒を膨潤が抑制された状態で、アルカリ溶液とともに加熱処理することにより改質され、水及び油脂に分散して分散液とした後に撹拌処理するとゲル化する改質こんにゃく粉と、ゼラチンと、を混合することを特徴とする乳化用組成物の製造方法。
- 前記こんにゃく粒の膨潤を抑制した状態が、アルカリ溶液をこんにゃく粉に噴霧するか、又はこんにゃく粉の良溶媒及び貧溶媒の混合溶媒にこんにゃく粉を分散させることで得られることを特徴とする請求項1に記載の乳化用組成物の製造方法。
- サイクロデキストリンを更に含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の乳化用組成物の製造方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法により製造された乳化用組成物により乳化されたことを特徴とする乳化物の製造方法。
- アセチル基を有するグルコマンナンを主成分とし、水及び油脂に分散して分散液とした後に撹拌処理するとゲル化する改質こんにゃく粉と、アミノ基を有するゼラチンと、を含有し、前記改質こんにゃく粉の前記アセチル基と前記ゼラチンの前記アミノ基とが反応して前記改質こんにゃく粉と前記ゼラチンとの複合体を形成可能であることを特徴とする乳化用組成物。
- アセチル基を有するグルコマンナンを主成分とし、水及び油脂に分散して分散液とした後に撹拌処理するとゲル化する改質こんにゃく粉と、アミノ基を有するゼラチンとを含有し、前記改質こんにゃく粉の前記アセチル基と前記ゼラチンの前記アミノ基とが反応した複合体に油脂が包み込まれたミセルを有することを特徴とする乳化物。
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