JPH0339013A - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents

農業用塩化ビニル系樹脂フィルム

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JPH0339013A
JPH0339013A JP1173680A JP17368089A JPH0339013A JP H0339013 A JPH0339013 A JP H0339013A JP 1173680 A JP1173680 A JP 1173680A JP 17368089 A JP17368089 A JP 17368089A JP H0339013 A JPH0339013 A JP H0339013A
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vinyl chloride
fog
resin film
film
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Takemoto Nakai
壯元 中井
Keiji Tanaka
田中 恵二
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野J 本発明は、農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関するも
のである。更に詳しくは、被覆材内面近傍における霧発
生現象を抑制する能力(この能力は、防霧性と称される
。)を、長期間にわたって発揮する能力に優れた、農業
用塩化ビニル系樹脂フィルムに関するものである。
「従来の技術」 近年、有用植物を動車よく栽培するために、))ウス内
又はトンネル内で促進栽培することが盛んに行なわれて
いる。このハウス又はトンネルを被覆する資材として耐
候性、透明性、保温性及び強度等が優れているとの理由
で塩化ビニル系樹脂フィルムが多用されている。現在使
用されている塩化ビニル系樹脂フィルムの大部分は、被
覆材内面(ハウスやトンネルの内部に面する側の表面を
いう。)における水滴の流下を促進し、日光の入射量を
多くするために、界面活性剤の1niである防曇剤(主
としてソルビタン脂肪酸エステル;グリセリン脂肪酸エ
ステルなど。)を含んでいる。このような防曇剤を含む
被覆材の被覆下では、被覆材の内外での温度差が大きく
なると、被覆材の内面近傍において、霧が発生するとい
う現象が、しばしば説察される。
このn発生現象は、ハウス栽培およびトンネル栽培等の
施設栽培にとって最ら大切な晩秋ないし冬季に多く発生
する。霧発生現象の原因は、正確iこはわからないが、
ハウスまた1土トンネlし内のス温、湿度、ハウスまた
はトンネル内土壌の温度、含水量、ハウスまたはトンネ
ルへの日射量、被覆材の濡れた面の親水性の程度などが
微妙に影響し合って、ハウスまたはトンネル内の湿只が
温度変化によって被覆材表面に順調に付着し、流れる現
象が行なt)れず、一部の湿式が被覆材内面近傍で霧状
になることによるものと推定される。
このような霧発生現象は、本発明者らの観察によれば、
ハウスまたはトンネル内の地表面近傍、栽培植物の近傍
および被覆材内面近傍でおこることがtlった。更に、
被覆材および被覆材内面は、外気温の低下に上り冷却さ
れて、ハウス内との開に温度差を生じ、ハウス内の暖か
く湿った空気が自然対流により被覆材内面の近傍に移動
すると、空気中に含むことのできなくなった水源スが、
凝縮して微小水滴となり、霧状となって自然対流によっ
て、ハウスまたはトンネル内に拡がることがtlった。
−且発生した霧状の微小水滴が、自然対流の途中で再度
蒸発して消失する場合は、霧は/)ウスまたはトンネル
内には拡がらないが、蒸発消失速度が遅い場合には、ハ
ウスまたはトンネル全体が濃い霧となることもt、II
っな。
このような霧発生現象は、ノ)ウスまたはトンネル内で
栽培する有用作物の葉、茎、花、実、などを濡らして病
害発生の原因となり、または病害発生伝播の助けともな
る。まrこ、栽培作物が濡れると、乾かjのに必要な熱
が必要となり、ノ\ウスまたはトンネル内の暖房のため
の燃料がそれだけ多く必要となる等の不利が生ずる。さ
らに、/ヘウス内の見通しが悪くなるため、農作業の能
率が低下する等の弊害もある。
このような不利をM消するため、従来、ハウスやトンネ
ル内の気温変化を少しでも柔らげるために、着色した農
業用)戊樹脂フィルムを使用したり、ハウスまたはトン
ネル内の土壌をマルチングフィルムで覆ったりして水の
蒸発量を抑えたり、更にまた潅水時間を工夫したり(例
えば、夕方遅くなってから潅水したり、潅水部分や潅水
量を調節するなど〉、潅水方法、装置を改W rる等の
方策がとられてきた。しかし、いずれの方法も、n発生
現象を完全に抑えるには、有効なものではなかった。
このような欠点を改良した技術として、特開昭55−1
4648号公報に記載されているように、防曇剤として
の界面活性剤と防霧性を改良する7・7素系葦面活性剤
とを併用する方法が提案されている。また、特開昭59
−80468号公報には、末端ポリフルオロアルキル基
を含有するアクリレートまたはメタクリレートと他の共
重合し得る化合物との共重合オリゴマーを′配合し、防
霧性を改良する方法も提案されている。
「発明が解決しようとする問題、α1 しかし、本発明者らの実験によれば、防JIl剤と更に
7)素糸界面活性剤あるいは共重合オリゴマーを併用配
合した場合には、農業用塩化ビニル系用脂被覆村として
必須な性能である防11件に悪影響を与える場合があり
、低温の冬季に使用しても防曇性はそれほど低下しない
が、気温の高い夏季ないし初秋より使用し始めた場合に
は、防曇性の低下が促進され防曇持続性が者しく劣る場
合があることが判明した。77素系界面活性剤あるいは
共重合オリゴマーの配合量を少量にすることにより防曇
性への悪影響を軽減することができるが、霧の発生抑制
効果が満足なものではなく、特に艮本発明者らは、かか
る状況にあって、防曇持続性を低下させることなく、往
つ、防n性を長期間にわたって発揮する農業用塩化ビニ
ル系用IIW被覆村を提供することを目的として鋭意検
討した結果、少量の77X系界面活性剤あるいは共重合
オリゴマーを配合した場合でも、水酸化マグネシウム及
びアミド化合物を併用配合することにより、防曇性を損
うことなく防霧性を長期Illにわたって発揮すること
を見いだし、本発明を完成するに至ったものである。
しかして、本発明の要旨とするところは、塩化ビニル系
FA脂100重量部あたり、防曇Hヤ一・75重量部、
77素含有化合物を0.01〜0.5重量部、水酸化マ
グネシウムを1〜20重量部、及びアミド化合物を0.
05〜1重IL部配合しでなる農業用塩化ビニルMfj
f脂フィルムにある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
、塩化ビニルを主体とした他のコモノマーとの共重合体
、これらの混合物またはこれらと他項合体あるいは共重
合体との混合物をいう。
これら塩化ビニル系樹脂フィルムには、防曇性を付与す
るために、従来から使用されでいる防曇剤を配合する。
しかして、本発明において用いることがでさる防曇剤と
しては、主として非イオン系界面活性剤、例えばソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、
ンルビタンモノベヘネートなどのソルビタン系界面活性
剤;グリセリンモノラウレート、ノグリセリンモ/パル
ミテート、グリセリンモノステアレートなどのグリセリ
ン系界面活性剤;ポリエチレングリコールモノステアレ
ート、ポリエチレンゲルコールモノパルミテートなどの
ポリエチレングリコール系界面活性剤:アルキルフェノ
ールのフルキレンオキシド・付加物:ソルビタン/グリ
セリンの縮合物と有機酸とのエステル等が包含される。
これら防曇剤は、それぞれ車独で、または21!以上を
組み合わせて用いることができる。防曇剤の基体樹脂へ
の配合量は、従来の農業用塩化ビニルi?、rJ(脂フ
ィルムに対して使用されている場合と同等とすることが
でき、塩化ビニルi樹脂基材100重量部当から使用さ
れでいるフッ素系界面活性剤あるいは共重合オリゴマー
を使用することができる。例えば、次の一般式で表され
る化合物が挙げられる。
RfCONH(C2H=O)n RRfCON(C21
1−0)n  I+RfCON(C2H,0)n  R RfCON(C,11,0)n  II(C2H40)
II R RfCON(C211−0)n R (C21LO)II  R RfSO□NH(C,Il、0)n  RRfSO2N
(C,Il、0)n II RfSO2N(CJ40)++ [SO□N(C211,0)n  H (C=)I、O)n  R RfCIIzCllCIlzO(Czll−0)n  
n」 11 RfCII2CHtSCHzCHCH20(C2H+O
)n  Ril RfSO2MCIl□elf、011 CIl□C11201+ RfS02NCH2CH(011)C)120HCI(
2CH(011)C1120H 共重合オリゴマー(1) CF 、(CF 2)、(CH、)20 COC(CH
、)=CH,とC2H,0COCH=CH2とHO(C
HCHO)20COCH=CH,とを、仕込み重量比率
1 :0.1 :1.5の割合で重合した、分子量約4
000の共重合オリゴマー共重合オリゴマー(2) CF、(CF、)、SO,N(CI−(、)(CH2)
20COC(OH,)=CH,とCH,0COCH=C
H2とHO(CHCHO)、0COCH=CH2とを、
仕込み重量比率1 :0.5:0.5の割合で重合した
、分子量約4000の共重合オリゴマー共重合オリゴマ
ー(3) CF3(CF2)、C0N1((CH2)20COC(
CH,)=CH,とCH,0COCH=CH2とHO(
CHCHO)、、0COCH=CH2とを、仕込み重量
比率1 :1 :1の割合で重合した、分子量約200
0の共重合オリゴマー 共重合オリゴマー(4) CF、(CF、)、(CH2)、0COCH=CH2と
C,H,0COCH=CH2と   HO(CHCHO
)、OCOCH= CH、とを、仕込み重量比率1:o
、i:iの割合で重合した、分子量約2000の共重合
オリゴマー 共重合オリゴマー(5) C2H20COCH=CH,とHO(CHCHO)。
OCOCH= CH2とを、仕込み重量比率1:(> 
、 2 : 1の割合で重合した、分子置駒6000の
共重合オリゴマー (式中Rfは直鎖状、または、分岐鎖状のポリフルオロ
アルキル基を、Rはアルキル基を、11れるポリフルオ
ロアルキル基としては、炭素数6 れぞれ単独で使用することができるし、2種また 休場化ビニル系樹脂の11!M¥?に応じて変えること
ができ、基体塩化ビニル系樹脂100重量?VISCた
だし、可塑剤は計算に含めない。以下同じ)当り、0.
01重量部以−に、0.5重量部以下で充分である。配
合量の好適範囲は、塩化ビニル系樹脂100重量部当り
0.02〜0.2重量部である。
本発明においては更に、水酸化マグネシウムとアミド化
合物を配合するが、その配合量は、基体塩化ビニル系樹
脂100重電部当り水酸化マグネシウムが1〜20重@
部、アミド化合物が0.05・・71重量部の範囲内と
する。水酸化マグネシウム単独でも防霧性の持続効果は
n平向上するが、アミド化合物を併用することにより、
更に持続効果が向−Lする。また、アミド化合物として
は、N。
N゛−ノオレイルアノプアミド、又は、エチレンビスラ
ウリルアミドを用いるのが好ましい。
本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂被覆材を構成す
る塩化ビニル系樹脂基材は、また、必要に応じて、通常
の各種樹脂添加物、例えば可塑剤、滑剤、熱安定剤、尤
安定削、酸化防止剤、帯電防止剤、紫外#i@収削、顔
料、染料等を通常の量で含むことができる。
例えば、本発明において好適な軟質塩化ビニル、Fi樹
脂についていえば、重合度が杓1000−\72000
のポリ塩化ビニル100重量部に対して、可塑剤を約3
0〜70重を部の割合で配合することができる。用いう
る好適な可塑剤としては、例えばノーn−才クチル7タ
レート、ノー2−エチルヘキシル7タレート、ノベンジ
ル7タレート、ジイソデシル7タレート、ノドデシル7
タレート、ノドデシル7タレート等の7タル酸誘導体;
ジイソオクチル7タレート等のイソフタル酸誘導体; 
ノー11−ブチルアノベート、ノオクチルアノベー1等
の7ノビン酸誘導体; ジー11−ブチルマレート等の
マレイン酸誘導体; トリー〇−ブチルントレート等の
クエン酸誘導体; モノブチルイタコネート等のイタコ
ン酸誘導体; ブチルオレート等のオレインll!!誘
導体: グリセリンモ/リシ/レート等のリシノール酸
誘導体; そのaトリクレジルホ久7エート、エポキシ
化大豆カ1!、エポキシtM脂系可塑剤等があげられる
紫外#i吸収削としては、例えばベンゾ) リアゾール
系、ベンゾエート系、ベンゾ7エ/ン系、シアノアクリ
レート系、フェニルヤリシレー1系等の紫外#a@収剤
があげられる。中でもベンゾ7エ/ン系紫外#a吸収剤
および/またはベンゾ) IJアゾール系系外外線吸収
剤特に&Jましく、具体的には次のようなものが挙げら
れる6 ベンゾフエノンi紫外線吸収剤: 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2.4
−ノヒドロキシベンゾ7工/ン、2−ヒドロキシ−4n
−オクトキシベンゾ7エ/ン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシ−2゛−カルボキシベンゾフェノン、2,2゛−
ジヒドロキシ−411−ノノトキシベンゾフヱ/ン、2
−ヒドロキシ4−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2
.2’ノヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェ
ノン、2.2’、4.4’−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,2゛−ジヒドロキシ−4,4゛−ノメトキ
シベンゾフ工/ン、2−ヒドロキシ−5−クロルベンゾ
7エ7ン、ビス−(2−メトキシ 4−ヒ)’ロキシー
5−ベンゾイルフェニル)メタン。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤: 2−(2’−ヒl/ロキシフェニル)ベンゾトリアソー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−メチルフェニル)
ベンゾトリアソール、2−(2’−ヒ)−ロキシー5°
−メチルフェニル)−5−カルボン酸ブチルエステルベ
ンソトリアゾール、2−(2’−1)’クキシー5゛−
メチルフエニル)−5,6−ノクロルベンゾトリアゾー
ル 5゛−メチルフェニル)−5.6−シクロルベンゾトリ
7ゾール、2−(2°−ヒドロキシ−5゛−メチル7ヱ
ニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5゛−t−ブチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリ7ゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5゛−【−ブチル7xニルベンゾトリアゾール、2 
−(2 ’ーヒドロキシー5゛−7ミノ7ヱニル)ベン
ゾトリアゾール、2 −(2 ’ーヒドロキンー3 ’
.2 ’ージメチルフェニルゾトリアゾール、2 −(
2 ’ーヒ1#aキシー3’,5’−7メチルフエニル
)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2 −(2 ’
ーメチルー4゛ーヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ステ7リルオキシー3’,5’−ノ
メチルフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2
−(2 ’ーヒl/llyキシー5ーカルボンa7sニ
ル)ベンゾトリアゾールエチルエステル、2 −(2 
’ーヒドロキシー3’ーメチルー5°−t−ブチル7ヱ
ニル)ベンゾトリ7ゾール、2 −(2 ’ーヒトaキ
シー3“、5°−)−L−ブチルフェニル)−5−りt
yoベンゾトリアゾール、2 −(2 ’ーヒl”oキ
シ−3゛−L−ブチル−5゛−メチル7ヱニル)−5−
りoclFベンゾトリ7ゾール、2 −(2 ’ーヒド
ロキシー5゛ーメトキシフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(2’−ヒドロキシ−3°,5°−ノーt−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリ7ゾール、2−(
2’−ヒドロキシ−5′−シクロへキシルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2 −(2 ’ーヒドロキシー4’
,5’ノメチルフェニル)−5−カルボン酸ベンゾトリ
アゾールブチルエステル、2−(2’−ヒトaキン=3
°,5゛ーノクaルフェニル)ベンゾトリアソール、2
 −(2 ’ーヒドロキシー4’,5’−ジクロルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2”−ヒドロキシ−
3’,5’−ノメチルフェニル)−5−エチルスルホン
ベンゾトリアゾール、2−(2’−IJPロキシー4゛
−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2
°−ヒドロキシ−5゛−メトキシフェニル)−5−メチ
ルベンゾトリアゾール、2−(2゛−ヒドロキシ−5゛
−メチル7ヱニル)−5−カルボン酸エステルベンソト
リアゾール、2−(2’−7セトキシー51−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール。
光安定剤としては、4−7セトキシー2.2,G。
6−テトラメチルピペリノン、4−シクaヘキサノイル
オキシ−2.2,6.6−テトラメチルピペリノン、4
−ベンゾイルオキシ−2.2,G.G−テトラメチルピ
ペリノン、ビス(2.2,6.6−テトラメチル−4−
ピペリジル)7ノベート、ビス(2,2.6.6−テト
ラメチル−4−ピベリンル)セバケート、トリス(2,
2,6,13−テトラメチル−4−ピペリジル)ベンゼ
ン−1 、3 、5 − )リヵルボキシレート、テト
ラキス(2 、2 、G 、G−テトラメチル−4−ピ
ペリノル)プロパン−1.1.2。
3−テトラカルボキシレート等のヒングードアミン系化
合物が挙げられる。
酸化防止剤としでは、2,6−シーLert−ブチル−
4−メチルフェノール、2.2’−7チレンビス(G−
terL−ブチル−4−エチル7エ/−ル)、ノラウリ
ルチオノプaビオネート等を挙げることができる。
滑剤ないし熱安定剤としでは、例えばポリエチレンワッ
クス、?tftlxパラフィン、メチレンビス高級脂肪
酸アミド、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、脂肪族ア
ルコール、ステアリンN!カルシウム、ステアリン酸バ
リウム、リシノール酸バリウム、ジプチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫シマレート、有機リン酸金属塩、有機ホ
スファイト化合物、72ノール類、β−ジケトン化合物
等が挙げられる。
着色剤としては例えば、7りaシ7ニンプルー7タロシ
7ニングリーン、ハンザイエロー、アリザリンレーキ、
酸化チタン、亜鉛華、群青、バーマネントレッド、キナ
クリドン、カーボンブラック等を挙げることができる。
これらO(脂添加物は、通常の含*TL、例えば前記塩
化ビニル系樹脂基材100重量部当り、10重ffi部
以下の少欧で含ませうる。
基材となる塩化ビニル系樹脂に、防曇剤及び77素含有
化合物並びに水酸化マグネシウム及びアミド化合物、更
に要すれば各種樹脂添加物を配合するには、通常の配合
Ji術、混合技術、例えぼりボンプレングー、バンバリ
ーミキサ−、スーパーミキサー、その他の配合機混合機
によって混合できる。塩化ビニル1m脂をフィルム化す
るには、それ自体公知の方法、例えば溶融押出し法、溶
液流延法、カレンダー法等を採用すればよい。
本発明に係わる寝業用塩化ビニル系樹脂フィルムの厚さ
は、余り薄いと強度が不充分で好ましくなく、逆に渋り
厚すぎるとフィルム化作業、その後の取り扱い(フィル
ムを切ってハウス型に接合する作業、ハウスに展張する
作業等を含む)等に不便をきたすので、0.03〜0.
2Il1mの範囲とするのが上い。
本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィルムは、フィ
ルム外側の防塵性を併せで改良しておくのがよい。防塵
性を向上させるためには、溶剤検料、水溶性櫃料、票外
線硬化性塗料等にもとづく防塵被膜を形成するのがよい
本発明に係る農業用塩化ビニル系If脂フィルムは、従
来から使用されている農業用被覆材と同様にして、ハウ
ス、トンネル等の農園芸施設に展張し、有用植物の栽培
に利用する、:とかて°きる。
「発明の効果−1 本発明に係るS文用塩化ビニル系樹脂フィルムは、次の
ように特別に顕著な効果を奏し、その庁業−ヒの利用価
値は極めて大である。
(1)本発明に係る農業用塩化ビニル系(j(脂フィル
ムが展張されたハウスまたはトンネルにf−:いては、
後記実施例からも明らかなとおり、フィルム内面近傍に
おける霧の発生が効果的に抑制され、長期間使用しても
防霧性の低下は少ない。その抑制効果は極めて強力で、
従来から霧が多発するといわれていた晩秋ないし冬場で
も、霧発生を実質的に完全に抑制することができ、有用
植物の#I害発生および伝播の阻止に[著な効果がある
。従って、従来のように、潅水等に細心の注意を払う必
要がない。
(2)本発明に係るS文用塩化ビニルl(脂フィルムに
は、霧発生抑制効果のみならず、防曇性およヴ防曇持続
性も優れており、有用植物の施設栽培に有用である。
「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例1〜3、比較例1〜6 ポリ塩化ビニル(重合度=1300)10(1重gL部
ノオクチル7タレート       45 〃トリクレ
ノル7才スフエイト     5 〃エポキシ0)脂 
           2 〃Ba−Zn系液状安定剤
        2 〃Ba−Zn系粉末安定削   
     1 〃ベンゾ7エ7ン呆紫外#i[@酸剤 
  0.1 #ソlレビタン・モノパルミテート   
 2を基本組成とし、これに第1表に示すフッ素含イf
化合物と水酸化マグネシウム及びアミド化合物を、第1
表に示す量を配合し、スーパーミキサーでIR1合した
。その混合物を180℃に加温したカレンダー成形機に
供給し、常法によl) フィルム化し、厚さ0.11の
フィルム9種を作成した。
上記9種のフィルムについて、以下の方法−cn発生試
験と、防曇性の評価を行った。
その結果を第2表と第3表に示す。
(1)n発生試験 三重県−志郡の圃場に、開口5.4鴫、棟高3kA、奥
行15mのパイプハウス9棟を構築し、各棟に上記フィ
ルムの1種を被覆した。nの発生程度の評価は、パイプ
ハウスにフィルムを被覆した直後の5日間(昭和63年
10月24日−ulo月23日)と、被覆後4ケ月y#
、過しだ頃の5日Fill(平成元年2月27日・\・
3月3日)と、被榎後6ケ月経過した頃の5日間(平成
元年4月24日へ・4月28日)1こ行った。
「霧の発生評価」の数値は、それぞれ次のような意義を
有する。
「1」・・・ハウス内に霧の発生が全く見られないが、
フィルム内表面近傍にのみ、わず かに発生している状態。
「21・・・ハウス全体に霧が発生しているが、15曽
先のハウスの奥を明瞭に識別で きる状態。
「3」・・・ハウス全体に霧がやや濃く発生し、15論
先のハウスの奥を明瞭には識別 できない状!!!。
「41・・・ハウス全体に霧が濃く発生し、15鵠先の
ハウスの奥が全く識別できない 状態。
霧発生状況を観察した5日間の数値を平均した自l【を
第2表に示す。
(2)防曇性の評価 愛知県名古屋市の圃場に、開口2鴫、棟高21*。
奥行30IIlの片屋根型ハウスに、前記9mのフィル
ムを昭和63年9月1日、および、同型の別ハウスに昭
和63年10月24日に被覆し、各フィルムの防曇性を
肉眼で観察し、評価した。その結果をtjt13表に示
す。
「防曇性の評価」の数値は、それぞれ大のような意義を
有する。
「1」・・・水が薄膜状に付着し、水滴が認められない
状態。
「2」・・・木がWi模膜状付着しているが、わずかに
大粒の水滴が認められる状態。
「3」・・・部分的に細かい水滴の付着が認められる状
態。
「4」・・・フィルム内表面全面に、細かい水滴の付着
が認められる状態。
鎮 表 第 表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニル系樹脂100重量部あたり、防曇剤を
    1〜5重量部、フッ素含有化合物を、0.01〜0.5
    重量部、水酸化マグネシウムを1〜20重量部、及びア
    ミド化合物を0.05〜1重量部配合してなる農業用塩
    化ビニル系樹脂フィルム。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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