JPH0338595B2 - - Google Patents
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- JPH0338595B2 JPH0338595B2 JP56122323A JP12232381A JPH0338595B2 JP H0338595 B2 JPH0338595 B2 JP H0338595B2 JP 56122323 A JP56122323 A JP 56122323A JP 12232381 A JP12232381 A JP 12232381A JP H0338595 B2 JPH0338595 B2 JP H0338595B2
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- 241001131688 Coracias garrulus Species 0.000 description 76
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2032—Retractable heating or pressure unit
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複写機の定着装置、詳しくいえば定
着装置の圧着ローラ駆動装置に関する。
着装置の圧着ローラ駆動装置に関する。
一般に、複写機の定着装置、特に定着ローラと
圧着ローラとを用いる定着装置では、定着ローラ
と圧着ローラとを接触させ、定着ローラ内部に配
置されたヒータの熱と両ローラのニツプ圧により
像支持シート上に転写したトナーを溶融させ定着
している。しかしながら、定着ローラと圧着ロー
ラとを常時接触させていると、定着ローラが加熱
され、その表面の弾性体が変形することがある。
また、定着ローラにオフセツトされたトナー粉末
が圧着ローラに逆オフセツトされ、次に送られて
くるシートの裏面を汚すことがある。このような
不都合を防止するため、定着ローラの付近にセン
サを設け、該センサが定着ローラへのシートの出
入りを検出し、該センサからの信号に応答して圧
着ローラを定着ローラと接触させたり又は離した
りしている。
圧着ローラとを用いる定着装置では、定着ローラ
と圧着ローラとを接触させ、定着ローラ内部に配
置されたヒータの熱と両ローラのニツプ圧により
像支持シート上に転写したトナーを溶融させ定着
している。しかしながら、定着ローラと圧着ロー
ラとを常時接触させていると、定着ローラが加熱
され、その表面の弾性体が変形することがある。
また、定着ローラにオフセツトされたトナー粉末
が圧着ローラに逆オフセツトされ、次に送られて
くるシートの裏面を汚すことがある。このような
不都合を防止するため、定着ローラの付近にセン
サを設け、該センサが定着ローラへのシートの出
入りを検出し、該センサからの信号に応答して圧
着ローラを定着ローラと接触させたり又は離した
りしている。
この圧着ローラを定着ローラに接触させたり又
は離したりする動作は、圧着ローラ駆動装置によ
り行なわれている。従来の圧着ローラ駆動装置
は、圧着ローラに連結したアームと該アームを上
下動させる偏心カムと該偏心カムのカムシヤフト
にモータからの駆動力を伝えたり、断つたりする
スプリングクラツチと該クラツチを周期的に付勢
するソレノイドとから成つている。前記スプリン
グクラツチには２つのつめが設けられており、該
つめのうちの一方には、一端がソレノイドに連結
された枢動アームの他端が係合している。枢動ア
ームがつめと係合しているときは圧着ローラが定
着ローラと接触しているときか、又は離れている
ときであり、この時点ではモータの駆動力がカム
シヤフトに伝達されないため、カムは回転せず静
止している。ソレノイドが通電されると、枢動ア
ームがつめから外れ、スプリングクラツチがカム
シヤフトに噛み合つてモータの駆動力を伝え、カ
ムシヤフトを回転させる。このため、カムが回転
して圧着ローラを上下動させる。ソレノイドは瞬
間的に通電されるだけなのでスプリングクラツチ
が半回転した後すぐ枢動アームが次のつめと係合
する。すなわちカムが半回転するごとに圧着ロー
ラを定着ローラと接触させたり分離させたりする
ようになつている。
は離したりする動作は、圧着ローラ駆動装置によ
り行なわれている。従来の圧着ローラ駆動装置
は、圧着ローラに連結したアームと該アームを上
下動させる偏心カムと該偏心カムのカムシヤフト
にモータからの駆動力を伝えたり、断つたりする
スプリングクラツチと該クラツチを周期的に付勢
するソレノイドとから成つている。前記スプリン
グクラツチには２つのつめが設けられており、該
つめのうちの一方には、一端がソレノイドに連結
された枢動アームの他端が係合している。枢動ア
ームがつめと係合しているときは圧着ローラが定
着ローラと接触しているときか、又は離れている
ときであり、この時点ではモータの駆動力がカム
シヤフトに伝達されないため、カムは回転せず静
止している。ソレノイドが通電されると、枢動ア
ームがつめから外れ、スプリングクラツチがカム
シヤフトに噛み合つてモータの駆動力を伝え、カ
ムシヤフトを回転させる。このため、カムが回転
して圧着ローラを上下動させる。ソレノイドは瞬
間的に通電されるだけなのでスプリングクラツチ
が半回転した後すぐ枢動アームが次のつめと係合
する。すなわちカムが半回転するごとに圧着ロー
ラを定着ローラと接触させたり分離させたりする
ようになつている。
しかしながら、このような定着ローラ駆動装置
では、圧着ローラを定着ローラと接触させた状態
から分離する際、圧着ローラが定着ローラからう
ける反作用によりカムシヤフトの回転速度がモー
タの回転速度よりも速くなり、偏心カムのカム面
にアームが追従し得なくなり、アームがカム面上
に急激に落下するため大きな衝撃音が発生する。
では、圧着ローラを定着ローラと接触させた状態
から分離する際、圧着ローラが定着ローラからう
ける反作用によりカムシヤフトの回転速度がモー
タの回転速度よりも速くなり、偏心カムのカム面
にアームが追従し得なくなり、アームがカム面上
に急激に落下するため大きな衝撃音が発生する。
従つて、本発明は、従来の圧着ローラ駆動装置
を改良してこのような衝撃音の発生を防止するこ
とを目的とするものである。
を改良してこのような衝撃音の発生を防止するこ
とを目的とするものである。
この目的を達成するため、接離可能に配設され
た定着ローラおよび圧着ローラと、該圧着ローラ
の回転軸に連結されたアームと、該アームを上下
動させるカムと、該カムが設けられたカムシヤフ
トと、該カムシヤフトに回転駆動源から駆動歯車
を介して回転を継続するクラツチ手段と、該クラ
ツチ手段を周期的に付勢する付勢手段とを有する
圧着ローラ駆動装置において、前記圧着ローラが
前記定着ローラから受ける反作用によつて、前記
カムが、前記回転駆動源から回転力が伝達されて
回転する前記カムシヤフトの回転よりも早く回転
しようとする時に、前記カムシヤフトと前記駆動
歯車とを連結して前記カムシヤフトに制動を与え
る一方向クラツチを設けたことを特徴とする。す
なわち、駆動源により駆動される駆動歯車をカム
シヤフトに回転自在に取付け、該駆動歯車とカム
シヤフトとの間にスプリングクラツチを介在さ
せ、また、駆動歯車と一体に回転するよう一方向
クラツチを取付けることにより、圧着ローラが定
着ローラと接触した状態から離れる際、シヤフト
に加わる力によりカムシヤフトが駆動歯車よりも
速く回転するいわゆるカムのオーバーランを防止
している。詳述すると、一方向クラツチは、スプ
リングクラツチが駆動歯車と係合していない状態
では、駆動歯車と一体になつてカムシヤフトと係
合せず自由に回転する。スプリングクラツチが駆
動歯車と係合すると、上記カムシヤフトに加わる
力によつてカムシヤフトが駆動歯車、すなわち一
方向クラツチを追越して回転する。したがつて一
方向ラツチとカムシヤフトとは前記自由回転の状
態とは相対的に逆回転することとなり、一方向ク
ラツチが噛み合い、この一方向クラツチによりカ
ムシヤフトの回転力に制動力が作用する。
た定着ローラおよび圧着ローラと、該圧着ローラ
の回転軸に連結されたアームと、該アームを上下
動させるカムと、該カムが設けられたカムシヤフ
トと、該カムシヤフトに回転駆動源から駆動歯車
を介して回転を継続するクラツチ手段と、該クラ
ツチ手段を周期的に付勢する付勢手段とを有する
圧着ローラ駆動装置において、前記圧着ローラが
前記定着ローラから受ける反作用によつて、前記
カムが、前記回転駆動源から回転力が伝達されて
回転する前記カムシヤフトの回転よりも早く回転
しようとする時に、前記カムシヤフトと前記駆動
歯車とを連結して前記カムシヤフトに制動を与え
る一方向クラツチを設けたことを特徴とする。す
なわち、駆動源により駆動される駆動歯車をカム
シヤフトに回転自在に取付け、該駆動歯車とカム
シヤフトとの間にスプリングクラツチを介在さ
せ、また、駆動歯車と一体に回転するよう一方向
クラツチを取付けることにより、圧着ローラが定
着ローラと接触した状態から離れる際、シヤフト
に加わる力によりカムシヤフトが駆動歯車よりも
速く回転するいわゆるカムのオーバーランを防止
している。詳述すると、一方向クラツチは、スプ
リングクラツチが駆動歯車と係合していない状態
では、駆動歯車と一体になつてカムシヤフトと係
合せず自由に回転する。スプリングクラツチが駆
動歯車と係合すると、上記カムシヤフトに加わる
力によつてカムシヤフトが駆動歯車、すなわち一
方向クラツチを追越して回転する。したがつて一
方向ラツチとカムシヤフトとは前記自由回転の状
態とは相対的に逆回転することとなり、一方向ク
ラツチが噛み合い、この一方向クラツチによりカ
ムシヤフトの回転力に制動力が作用する。
一方向、圧着ローラを定着ローラと分離した状
態から定着ローラに接触させる場合には、駆動歯
車、スプリングクラツチ、カムシヤフト、一方向
向クラツチが同一速度で回転するので何ら制動力
は加わらない。
態から定着ローラに接触させる場合には、駆動歯
車、スプリングクラツチ、カムシヤフト、一方向
向クラツチが同一速度で回転するので何ら制動力
は加わらない。
以下、図面を参照しながら本発明をさらに詳細
に説明する。
に説明する。
第１図は、複写機の定着装置の１例を示したも
ので、参照番号１、３はそれぞれ定着ローラ及び
圧着ローラである。定着ローラの内部にはヒータ
２が配置されており、かつ矢印ａの方向に回転可
能に取付けられている。定着ローラ１は圧着ロー
ラ３と接触して該圧着ローラ３を矢印ｂの方向に
回転させる。圧着ローラ３の回転軸４には調節ロ
ツド５が取付けられており、該調節ロツド５は調
節ねじ６によりアーム７に取付けられている。ア
ーム７と回転軸４との距離は、調節ねじ６によつ
て調節されるようになつている。アーム７は枢軸
８のまわりに枢動可能に取付けられており、その
他端にはカムフオロワ９が設けられている。この
カムフオロワ９は、偏心カム１０のカム面に追従
して移動する。カム１０は矢印ｃの方向向に回転
するように後述する機構により駆動される。この
カム１０の回転運動により、アーム７が矢印ｄで
示すように上下方向向に移動し、従つて、圧着ロ
ーラ３が定着ローラ１に接触したり離れたりす
る。
ので、参照番号１、３はそれぞれ定着ローラ及び
圧着ローラである。定着ローラの内部にはヒータ
２が配置されており、かつ矢印ａの方向に回転可
能に取付けられている。定着ローラ１は圧着ロー
ラ３と接触して該圧着ローラ３を矢印ｂの方向に
回転させる。圧着ローラ３の回転軸４には調節ロ
ツド５が取付けられており、該調節ロツド５は調
節ねじ６によりアーム７に取付けられている。ア
ーム７と回転軸４との距離は、調節ねじ６によつ
て調節されるようになつている。アーム７は枢軸
８のまわりに枢動可能に取付けられており、その
他端にはカムフオロワ９が設けられている。この
カムフオロワ９は、偏心カム１０のカム面に追従
して移動する。カム１０は矢印ｃの方向向に回転
するように後述する機構により駆動される。この
カム１０の回転運動により、アーム７が矢印ｄで
示すように上下方向向に移動し、従つて、圧着ロ
ーラ３が定着ローラ１に接触したり離れたりす
る。
次に、このカム１０の駆動について説明する。
第２図においてカム１０はカムシヤフト１１に取
付けられており、矢印ｃの方向すなわち反時計回
りの方向に回転する。シヤフト１１は定着装置の
フレーム１２に軸受により回転自在に取付けられ
ている。シヤフト１１にはシヤフト１１を矢印ｃ
の方向に回転させる駆動歯車１３、及び該駆動歯
車１３の動力をシヤフトに伝えたり断つたりする
スプリングクラツチ１４が嵌入されている。駆動
歯車１３には一方向クラツチ１５が連結されて該
駆動歯車１３と一体となつて矢印ｃの方向すなわ
ち反時計回りの方向に回転するようになつてい
る。駆動歯車１３は別の歯車１６と噛合つてお
り、これにより、該駆動歯車１３はモータ（図示
せず）により矢印ｄの方向すなわち時計回り方向
に駆動されるようになつている。
第２図においてカム１０はカムシヤフト１１に取
付けられており、矢印ｃの方向すなわち反時計回
りの方向に回転する。シヤフト１１は定着装置の
フレーム１２に軸受により回転自在に取付けられ
ている。シヤフト１１にはシヤフト１１を矢印ｃ
の方向に回転させる駆動歯車１３、及び該駆動歯
車１３の動力をシヤフトに伝えたり断つたりする
スプリングクラツチ１４が嵌入されている。駆動
歯車１３には一方向クラツチ１５が連結されて該
駆動歯車１３と一体となつて矢印ｃの方向すなわ
ち反時計回りの方向に回転するようになつてい
る。駆動歯車１３は別の歯車１６と噛合つてお
り、これにより、該駆動歯車１３はモータ（図示
せず）により矢印ｄの方向すなわち時計回り方向
に駆動されるようになつている。
第３図は、第２図のスプリングクラツチ１４を
−の方向から見た側面図である。第２図及び
第３図からわかるように、スプリングクラツチ１
４は、スプリング１７の締付け力により駆動歯車
１３をカムシヤフトに連結するものであり、この
連結は、スプリングシヤフトの２つのつめ１８，
１９のいずれかを第３図に示すように接線方向に
押すことにより解除される。このようなつめ１
８，１９の付勢は、枢動アーム２０によつて行な
われる。この枢動アーム２０は枢軸２１に矢印ｅ
で示すように枢動可能に取付けられておりかつそ
の他端はソレノイド２２に取付けられている。ソ
レノイド２２の下端はフレーム２３にばね２４を
介して取付けられており、通電されない状態では
枢動アーム２０はつめ１８，１９のいずれかに係
合するよう保持されている。
−の方向から見た側面図である。第２図及び
第３図からわかるように、スプリングクラツチ１
４は、スプリング１７の締付け力により駆動歯車
１３をカムシヤフトに連結するものであり、この
連結は、スプリングシヤフトの２つのつめ１８，
１９のいずれかを第３図に示すように接線方向に
押すことにより解除される。このようなつめ１
８，１９の付勢は、枢動アーム２０によつて行な
われる。この枢動アーム２０は枢軸２１に矢印ｅ
で示すように枢動可能に取付けられておりかつそ
の他端はソレノイド２２に取付けられている。ソ
レノイド２２の下端はフレーム２３にばね２４を
介して取付けられており、通電されない状態では
枢動アーム２０はつめ１８，１９のいずれかに係
合するよう保持されている。
次に、この圧着ローラ駆動装置の動作について
説明する。まず、第１図に示すように圧着ローラ
３が定着ローラ１と接触している状態では、カム
１０は回転していないので、第３図に示すように
枢動アーム２０がつめ１９と係合している。従つ
て駆動歯車１３の動力はカムシヤフト１１に伝達
されず、駆動歯車１３は矢印ｃの方向向に空回り
し、さらに一方向クラツチ１５も矢印ｃの方向に
空回りしている。
説明する。まず、第１図に示すように圧着ローラ
３が定着ローラ１と接触している状態では、カム
１０は回転していないので、第３図に示すように
枢動アーム２０がつめ１９と係合している。従つ
て駆動歯車１３の動力はカムシヤフト１１に伝達
されず、駆動歯車１３は矢印ｃの方向向に空回り
し、さらに一方向クラツチ１５も矢印ｃの方向に
空回りしている。
その後、定着ローラ１付近に設けられたセンサ
（図示せず）が、像支持シートの後端部が定着ロ
ーラ１と圧着ローラ３とのニツプを通過する直前
に、信号を発生し、信号によりソレノイド２２が
瞬間的に通電される。すると、ソレノイド２２が
矢印ｆの方向に移動するため枢動アーム２０の係
合端２０ａが枢軸２１を中心にして下方に移動
し、つめ１９との係合が解除される。従つてスプ
リングクラツチ１４が作動して、スプリング１７
の締付け力により駆動歯車１３をカムシヤフト１
１に連結させる。カムシヤフトは駆動歯車１３と
同方向である矢印ｃ方向に回転し、それにともな
つてカムが回動する。このとき、圧着ローラ３は
強い力で定着ローラ１に押し付けられており、従
つて圧着ローラ３は定着ローラ１からの反作用を
受け、この反作用がアーム７を介してカムシヤフ
ト１１に加わつているため、駆動歯車１３がカム
シヤフト１１を矢印ｃの方向に回転させようとす
る際には、カムシヤフト１１に矢印ｃの方向にひ
とりでに回転しようとする力が作用する。この力
によるカムシヤフト１１の回転速度は、駆動歯車
１３の回転速度よりも大きいため、カムシヤフト
１１は駆動歯車１３を追越して回転する。この場
合、駆動歯車１３に取付けられた一方向クラツチ
１５も駆動歯車１３と同一速度で回転しているた
め、一方向クラツチ１５の回転よりもカムシヤフ
ト１１の回転が大となり、一方向クラツチ１５が
カムシヤフト１１と係合することになる。したが
つて、一方向クラツチ１５がカムシヤフト１１の
回転に制動を与えることになるため、カム１０は
急激に回転することなく緩やかに回転する。一
方、第３図において、ソレノイド２２は瞬間的に
通電されるため、及びソレノイド２２は、ばね２
４により常時下方に偏倚されているので、枢動ア
ームの係合端２０ａは、その後すぐつめ１８と係
合する。したがつてカム１０は矢印ｃの方向に
180゜回転した後停止する。これによりアーム７が
下降し、したがつて圧着ローラ３が下降して定着
ローラ１から離される。
（図示せず）が、像支持シートの後端部が定着ロ
ーラ１と圧着ローラ３とのニツプを通過する直前
に、信号を発生し、信号によりソレノイド２２が
瞬間的に通電される。すると、ソレノイド２２が
矢印ｆの方向に移動するため枢動アーム２０の係
合端２０ａが枢軸２１を中心にして下方に移動
し、つめ１９との係合が解除される。従つてスプ
リングクラツチ１４が作動して、スプリング１７
の締付け力により駆動歯車１３をカムシヤフト１
１に連結させる。カムシヤフトは駆動歯車１３と
同方向である矢印ｃ方向に回転し、それにともな
つてカムが回動する。このとき、圧着ローラ３は
強い力で定着ローラ１に押し付けられており、従
つて圧着ローラ３は定着ローラ１からの反作用を
受け、この反作用がアーム７を介してカムシヤフ
ト１１に加わつているため、駆動歯車１３がカム
シヤフト１１を矢印ｃの方向に回転させようとす
る際には、カムシヤフト１１に矢印ｃの方向にひ
とりでに回転しようとする力が作用する。この力
によるカムシヤフト１１の回転速度は、駆動歯車
１３の回転速度よりも大きいため、カムシヤフト
１１は駆動歯車１３を追越して回転する。この場
合、駆動歯車１３に取付けられた一方向クラツチ
１５も駆動歯車１３と同一速度で回転しているた
め、一方向クラツチ１５の回転よりもカムシヤフ
ト１１の回転が大となり、一方向クラツチ１５が
カムシヤフト１１と係合することになる。したが
つて、一方向クラツチ１５がカムシヤフト１１の
回転に制動を与えることになるため、カム１０は
急激に回転することなく緩やかに回転する。一
方、第３図において、ソレノイド２２は瞬間的に
通電されるため、及びソレノイド２２は、ばね２
４により常時下方に偏倚されているので、枢動ア
ームの係合端２０ａは、その後すぐつめ１８と係
合する。したがつてカム１０は矢印ｃの方向に
180゜回転した後停止する。これによりアーム７が
下降し、したがつて圧着ローラ３が下降して定着
ローラ１から離される。
前述した動作とは逆に、圧着ローラ３が定着ロ
ーラ１と離れた状態から接触させるように移動す
る場合には、まず定着ローラ付近に設けられた前
記センサ（図示せず）が、像支持センサの先端部
が定着ローラ１と圧着ローラ３とのニツプ内に入
つたことを検出し、信号を発生する。すると前述
と同様にソレノイドが瞬間的に通電されて、枢動
アーム２０の先端２０ａがつめ１９から外れる。
従つて駆動歯車１３がカムシヤフト１１と係合し
てカムシヤフト１１を矢印ｃの方向に回転させ
る。この場合、カムシヤフト１１には前述の場合
と異なり何ら力が働らいていないので駆動歯車１
３と同じ速度で回転する。また、一方向クラツチ
１５も矢印ｃの方向に同一速度で回転するため、
一方向クラツチ１５がカムシヤフト１１の回転力
を弱めることはない。カムシヤフト１１の回転
は、前述と同様に、枢動アーム２０の係合端２０
ａがすぐにつめ１９と係合するため180゜だけであ
り、従つてカム１０も180゜だけ回転して第１図に
示す位置に戻る。
ーラ１と離れた状態から接触させるように移動す
る場合には、まず定着ローラ付近に設けられた前
記センサ（図示せず）が、像支持センサの先端部
が定着ローラ１と圧着ローラ３とのニツプ内に入
つたことを検出し、信号を発生する。すると前述
と同様にソレノイドが瞬間的に通電されて、枢動
アーム２０の先端２０ａがつめ１９から外れる。
従つて駆動歯車１３がカムシヤフト１１と係合し
てカムシヤフト１１を矢印ｃの方向に回転させ
る。この場合、カムシヤフト１１には前述の場合
と異なり何ら力が働らいていないので駆動歯車１
３と同じ速度で回転する。また、一方向クラツチ
１５も矢印ｃの方向に同一速度で回転するため、
一方向クラツチ１５がカムシヤフト１１の回転力
を弱めることはない。カムシヤフト１１の回転
は、前述と同様に、枢動アーム２０の係合端２０
ａがすぐにつめ１９と係合するため180゜だけであ
り、従つてカム１０も180゜だけ回転して第１図に
示す位置に戻る。
以上述べたように、本発明によれば、一方向ク
ラツチを用いることにより、圧着ローラが定着ロ
ーラに押付けられた状態を解除する際に生ずるよ
うなカムシヤフトの急激な回転を弱めており、従
つてカムがカムフオロワと衝突して大きな騒音を
発生するのを防止している。
ラツチを用いることにより、圧着ローラが定着ロ
ーラに押付けられた状態を解除する際に生ずるよ
うなカムシヤフトの急激な回転を弱めており、従
つてカムがカムフオロワと衝突して大きな騒音を
発生するのを防止している。
第１図は、本発明の圧着ローラ駆動装置を用い
た定着装置の概略図である。第２図は、本発明の
圧着ローラ駆動装置の部分断面図である。第３図
は、第２図の−からみたスプリングクラツチ
の側面図である。 １…定着ローラ、３…圧着ローラ、７…アー
ム、１０…カム、１１…カムシヤフト、１４…ス
プリングクラツチ、１３…駆動歯車、１５…一方
向クラツチ、１８，１９…つめ、２０…枢動アー
ム、２２…ソレノイド、２４…ばね。
た定着装置の概略図である。第２図は、本発明の
圧着ローラ駆動装置の部分断面図である。第３図
は、第２図の−からみたスプリングクラツチ
の側面図である。 １…定着ローラ、３…圧着ローラ、７…アー
ム、１０…カム、１１…カムシヤフト、１４…ス
プリングクラツチ、１３…駆動歯車、１５…一方
向クラツチ、１８，１９…つめ、２０…枢動アー
ム、２２…ソレノイド、２４…ばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 接離可能に配設された定着ローラおよび圧着
ローラと、該圧着ローラの回転軸に連結されたア
ームと、該アームを上下動させるカムと、該カム
が設けられたカムシヤフトと、該カムシヤフトに
回転駆動源から駆動歯車を介して回転を断続する
クラツチ手段と、該クラツチ手段を周期的に付勢
する付勢手段とを有する定着ローラ駆動装置にお
いて、 前記圧着ローラが前記定着ローラから受ける反
作用によつて、前記カムが、前記回転駆動源から
回転力が伝達されて回転する前記カムシヤフトの
回転よりも早く回転しようとする時に、前記カム
シヤフトと前記駆動歯車とを連結して前記カムシ
ヤフトに制動を与える一方向クラツチを設けたこ
とを特徴とする圧着ローラ駆動装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56122323A JPS5823073A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 圧着ロ−ラ駆動装置 |
| GB08222272A GB2106450B (en) | 1981-08-03 | 1982-08-02 | Pressing roller actuating devices |
| US06/404,735 US4464985A (en) | 1981-08-03 | 1982-08-03 | Pressing roller drive device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56122323A JPS5823073A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 圧着ロ−ラ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5823073A JPS5823073A (ja) | 1983-02-10 |
| JPH0338595B2 true JPH0338595B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=14833117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56122323A Granted JPS5823073A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 圧着ロ−ラ駆動装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4464985A (ja) |
| JP (1) | JPS5823073A (ja) |
| GB (1) | GB2106450B (ja) |
Families Citing this family (23)
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- 1981-08-03 JP JP56122323A patent/JPS5823073A/ja active Granted
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1982
- 1982-08-02 GB GB08222272A patent/GB2106450B/en not_active Expired
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5823073A (ja) | 1983-02-10 |
| US4464985A (en) | 1984-08-14 |
| GB2106450A (en) | 1983-04-13 |
| GB2106450B (en) | 1985-03-27 |
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