JPS59176766A - トナ−像定着装置 - Google Patents

トナ−像定着装置

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Publication number
JPS59176766A
JPS59176766A JP58050371A JP5037183A JPS59176766A JP S59176766 A JPS59176766 A JP S59176766A JP 58050371 A JP58050371 A JP 58050371A JP 5037183 A JP5037183 A JP 5037183A JP S59176766 A JPS59176766 A JP S59176766A
Authority
JP
Japan
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driven
fixing roller
pressure contact
toner image
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58050371A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Yoshiyuki Uehara
上原 良幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Priority to US06/589,933 priority patent/US4598990A/en
Priority to EP84102831A priority patent/EP0123107B1/en
Priority to DE8484102831T priority patent/DE3463860D1/de
Publication of JPS59176766A publication Critical patent/JPS59176766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静電複写機等に適用されるトナー像定着装置
に関する。
従来から、例えば静電複写機においては、複写紙上に形
成(又は転写)されたトナー像を複写紙表面に定着する
ために、駆動源に駆動連結された被駆動定着ローラとこ
の被駆動定着ローラに圧接される従動定着ローラとを具
備するトナー像定着装置が用いられている。かかるトナ
ー像定着装置においては、トナー像を有する複写紙が被
駆動定着ローラと従動定着ローラとの圧接部間を通して
搬送されることによって、複写紙上のトナー像が定着さ
れる。
この種のトナー像定着装置では、一般に、トナ−像の定
着を良好に行うために従動定着ローラが柔軟な材料で形
成されているのが好ましい。ところが、との従動定着ロ
ーラが柔軟な材料で形成されている場合には、被駆動定
着ローラと従動定着ローラが停止せしめられている時に
おいても従動定着ローラが被駆動定着ローラに圧接され
続けると、次の通りの問題が生じる。即ち、この時にお
いても従動定着ローラが被駆動定着ローラに圧接されて
いると、従動定着ローラの特定角度位置が被駆動定着ロ
ーラに圧接され続けることになり、柔軟材料から形成さ
れている従動定着ローラが上記特定角度位置において局
部的に変形され、これによってその後における定着作用
が悪影響を受ける(即ち、この特定角度位置において従
動定着ローラと被駆動定着ローラとの圧接力が著るしく
低下する故に、良好なトナー像の定着を行うことができ
ない)。
そこで、上述した問題を回避するために、種々の改良さ
れたトナー像定着装置が提案されている。
しかし、これらのトナー像定着装置はいずれも十分(1
々走のいくものではなく、未だ解決すべき問題点が存在
する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであって、その
目的は、従動定着ローラを被駆動定着ローラに圧接せし
める圧接位置と被駆動定着ローラに対して非圧接状態に
せしめる非圧接位置とに選択的に位置付けることによっ
て上述した如くして発生する従動定着ローラの変形を防
止し、これによって良好なトナー像の定着作用を行うこ
とができる改良されたトナー像定着装置を提供すること
である。
本発明によれば、回転自在に装着され且つ駆動源に駆動
連結された被駆動定着ローラと、回転自在に装着された
従動定着ローラとを具備し、該従動定着ローラの少なく
とも一端は、該従動定着ローラを該被駆動定着ローラに
圧接せしめる圧接位置と該従動定着ローラをその長手方
向の少なくとも大部分に渡って該被駆動定着ローラに対
して非圧接状態にせしめる非圧接位置との間を移動自在
に装着された可動支持部材に装着されており、そして該
可動支持部材を該圧接位置と該非圧接位置とに選択的に
位置付ける圧接制御機構が設けられている型のトナー像
定着装置において;該圧接制御機構は、ばね手段を介し
て該可動支持部材に連結され且つ作用位置と非作用位置
との間を移動自在に装着された位置付は部材と、該位置
付は部材を該作用位置と該非作用位置とに選択的に位置
付ける作動手段とを含み、該位置付は部材が該作用位置
に移動せしめられると該ばね手段を介して該可動支持部
材が該圧接位置に移動せしめられ、かくして該ばね手段
の弾性偏倚作用によって該従動定着ローラが該被駆動定
着ローラに圧接せしめられ、該位置付は部材が該非作用
位置に移動せしめられると該ばね手段を介して該可動支
持部材が該非圧接位置に移動せしめられ、該作動手段は
、該駆動源に駆動連結された回転入力要素と、回転自在
に装着されたカム要素と、該回転入力要素と該カム要素
との間に介在せしめられたばねクラッチ手段と、第1の
拘束位置と第2の拘束位置とに選択的に位置付けられる
クラッチ制御手段とを含み、該クラッチ制御手段が該第
1の拘束位置から該第2の拘束位置に移動せしめられる
と、該回転入力要素の回転が該ばねクラッチ手段を介し
て該カム要素に伝動されて該カム要素が第1の角度位置
から第2の角度位置まで回転せしめられ、該カム要素が
該位置付は部材に作用して該位置付は部材を該作用位置
に移動せしめ、そして該クラッチ制御手段が該第2の拘
束位置から該第1の拘束位置に移動せしめられると、該
カム要素が該第2の角度位置から該第1の角度位置に回
転せしめられ、該位置付は部材が該非作用位置に移動せ
しめられる、ことを特徴とするトナー像定着装置が提供
される。
以下、本発明に従って構成されたトナー像定着装置の具
体例を、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
トナー像定着装置の簡略化した断面図を示す第1図にお
いて、全体を番号2で示すトナー像定着装置は、被駆動
定着ローラ4と従動定着ローラ6を具備している。被駆
動定着ローラ4は、回転自在に装着された中空円筒体8
と、この中空円筒体8内に配設された電気的加熱要素1
0から構成されている。中空円筒体8はトナーの付着を
効果的に防止するテフロン(商品名)の適宜の表面被覆
を有するアルミニウム基合金等の適宜の金属から形成す
ることができ、また電気的加熱要素1oは上記中空円筒
体8内のその長手方向に延びる抵抗加熱器等でよい。一
方、回転自在に支持され且つ被駆動定着ローラ4に圧接
される従動定着ローラ6は、合成ゴムの如き適宜の柔軟
材料から構成されているのが好都合である1、 上記トナー像定着装置2は、更に、例えば静電複写機に
おける複写機ハウジングの如きハウジング12に所定の
間隔を置いて固定された垂直前基板14及び垂直後基板
16(第3図参照)間に固定されている軸部材18に旋
回自在に装着された可動支持枠20を具備している。従
って、この可動支持枠20は、第1図に実線で示す閉位
置から二点鎖線2OAで示す開位置まで旋回自在である
上記可動支持枠20は、前後方向(第1図において紙面
に垂直な方向)に間隔を置いて配設された一対の端壁2
2(第1図にはその片方のみを示す)と上壁24とを有
している。この可動支持枠20には、上記被駆動定着ロ
ーラ4が装着されている。
更に、詳しくは、被駆動定理ローラ4の中空円筒体80
両端に形成されている軸部が可動支持枠加の両端壁22
の各々に回転自在に装着されている。
この中空円筒体8の後端に形成されている軸部は、図示
していないが、可動支持枠20の後側端壁22と共に垂
直後基板16(第3図)を越えて後方に突出しておシ(
従って、垂直後基板16には、可動支持枠24が上記開
位置と上記閉位置との間を旋回せしめられる際の上記軸
部の移動を許容する切欠きが形成されている)、そして
かかる突出端部には、電動モータの如き駆動源に駆動連
結されている歯車が固定されている。従って、上記中空
円筒体8は、駆動源が回転駆動されることによって歯車
(図示せず)を介して所定の方向、即ち第1図に矢印2
6で示す方向に回動される。この可動支持枠20には、
更にその両端壁22間に支持板28が固定されており、
そしてこの支持板28の下面には、前後方向(第1図に
おいて紙面に垂直な方向)に所定の間隔を置いて複数枚
の垂下案内板30が固定されている。
上記可動支持枠20には、更に、図示していないが、上
記垂直前基板14の一部及び/又は上記垂直後基板16
の一部に係合して可動支持枠20を上記閉位置(第1図
に実線で示す位置)に保持するためのロック部材が装着
されている。従って、可動支持枠20は、上記開位置(
第1図に二点鎖線2OAで示す位置)から時計方向に旋
回させてロック部材を垂直前基板14の一部及び/又は
垂直後基板16の一部に係合させることによって上記閉
位置に確実に位置付けられ、またロック部材による保合
状態(ロック状態)を解除して上記閉位置から反対時計
方向に旋回させることによって上記開位置に位置付けら
れる。
上述した通りのトナー像定着装置2においては、その表
面に形成(又は転写)されたトナー像を有する複写紙の
如きシート部材が、第1図に矢印32で示す如く定着装
置2の入口側に配設された案内板33に案内されて被駆
動定着ローラ4と従動定着ローラ6との圧接部にツブ位
置)に導入され、そして矢印26で示す方向に回転せし
められる被駆動定着ローラ4と従動定着ローラとの協働
作用によって搬送される間に、トナー像がシート部材の
表面に加熱定着される。次いで、加熱定着されたトナー
像を有するシート部材は、上記垂下案内板30と案内板
34との間を通して更に搬送せしめられる。
このトナー像定着装置2においては、第1図から以下の
ことが容易に理解されるであろう。即ち、可動支持枠2
0を上記閉位置から上記開位置に位置付けることによっ
て、トナー像定着装置2におけるシート部材の搬送経路
を開放させることができ、それ故に、被駆動定着ローラ
4及び/又は従動定着ローラ6等の修理、点検及び清掃
、或いはこの定着装置2内で詰ったシート部材の除去を
極めて容易に行うことが可能となる。
上記トナー像定着装置2は、更に、上記従動定着ローラ
6が上記被駆動定着ローラ4に圧接せしめられる圧接位
置(第1図に実線で示す)と上記被駆動定着ローラ4に
対して非圧接状態となる非圧接位置(第1図に二点鎖線
で示す)とに選択的に位置付けられるように構成されて
いる。以下、第1図と共に第2図乃至第6図を参照して
更に説明すると、上記垂直前基板14の前面と上記垂直
後基板16の後面とには、夫々、短軸36及び38が植
設されている(第1図には垂直前基板14に植設された
短軸36を示し、第6図には垂直後基板16に植設され
た短軸38を示す)。そして、これらの短軸36及び3
8には、夫々、可動支持部材40及び42が旋回自在に
装着されている(第1図には垂直前基板14に植設され
た短軸36に装着された可動支持部材40を示し、第6
図には垂直後基板16に植設された短軸38に装着され
た可動支持部材42を示し、また第2図には両方の可動
支持部材40及び42の下端部のみを示す。)可動支持
部材40及び42の上端には、夫々、上方が開放され且
つ下端が半円形である凹所40a及び42aが形成され
ており、この凹所40a及び42aの各々に上記従動定
着ローラ6の両端に形成されている軸部43が夫々回転
自在に支持されている。かかる可動支持部材40及び4
2は、以下の説明から明らかになる如く、第1図に実線
で示すと共に第6図に二点鎖線で示す圧接位置(可動支
持部材40及び42がかかる圧接位置に位置付けられる
と、従動定着ローラ6は被駆動定着ローラ4に圧接せし
められる圧接位置に位置付けられる)と第6図に実線で
示す非圧接位置(可動支持部材40及び42がかかる非
圧接位置に位置付けられると、従動定着ローラ6は被駆
動定着ローラ4に対して非圧接状態となる非圧接位置に
位置付けられる)との間を上記短軸36及び38を中心
として旋回動せしめられて、上記圧接位置と上記非圧接
位置とに選択的に位置付けられる。
主として第2図乃至第4図を参照して説明を続けると、
上記可動支持部材40及び42を上記圧接位置と上記非
圧接位置とに選択的に位置付ける圧接制御機構は、一対
の位置付は部材44及び46を含んでいる。上記垂直前
基板14の前面には前方へ突出している支持軸48がナ
ラ)50によって固定されており、かかる支持軸48の
先端部にカラ一部材52を介して片方の位置付は部材4
4が旋回自在に装着されている。また、上記垂直後基板
16の後面には後方へ突出している支持軸54がナツト
56によって固定されておシ、ががる支持軸54の先端
部にカラ一部材58を介して他方の位置付は部材46が
旋回自在に装着されている。
かかる位置付は部材44及び46の下端部には、夫々ビ
ン60及び62が植設されている。他方、上記可動支持
部材40及び42の下端には、夫々、垂下片64及び6
6が一体に形成されている。この垂下片64及び66に
は夫々孔が形成されてお沙、かかる孔には外周面に雄螺
条が刻設されたねじ軸68及び70が挿通されている。
このねじ軸68及び70には、垂下片64及び66に関
連して相対的にねじ軸68及び70の各々が第2図にお
いて右上方へ移動するのを制限するナツト部材72及び
74が螺着されている。そして、ねじ軸68の他端と位
置付は部材44に植設されたビン60との間、及びねじ
軸70の他端と位置付は部材46に植設されたピン62
との間には、夫々、引張コイルばねから成るばね手段7
6及び78が張設されてbる。上記位置付は部材44及
び46は、夫々、以下の説明から明らかな如く、第6図
に二点鎖線で示す作用位置と第6図に実線で示す非作用
位置との間を旋回動せしめられ、上記作用位置と上記非
作用位置とのいずれかに選択的に位置付けられる。位置
付は部材44及び46が上記非作用位置から上記作用位
置に移動せしめられると、かかる移動がばね手段76及
び78を介して可動支持部材40及び42に伝達され、
可動支持部材40及び42が夫々上記非圧接位置から上
記圧接位置に移動せしめられる。かくすると、第1図及
び第6図から容易に理解される如く、ばね手段76及び
78によって規定される所要圧力によって、従動定着ロ
ー26がその長手方向全体に渡つて被駆動定着ローラ4
に圧接せしめられる(従って、従動定着ローラ6は上記
圧接位置に位置付けられる)。上記ばね手段76及び7
8にょる圧接力は、ナツト部材72及び74を操作する
ことによって適宜に調整することができる。他方、位置
付は部材44及び46が上記作用位置から上記非作用位
置に位置付けられると、かかる移動がばね手段76及び
78を介して可動支持部材40及び42に伝達され、可
動支持部材40及び42が夫々上記圧接位置から上記非
圧接位置に移動せしめられる。かくすると、第1図及び
第6図から容易に理解される如く、従動定着ローラ6が
その長手方向全体に渡って被駆動定着ローラ4から完全
に離隔される(従って、従動定着ロー26は上記非圧接
位置に位置付けられる)。
上述した位置付は部材44及び46は、全体を番号80
(第2図)で示す作動手段によって上記作用位置と上記
非作用位置とに選択的に位置付けられる。次に、図示の
作動手段80について説明すると、作動手段80は、一
対の偏心カム板82及び84(カム要素を構成する)と
、はねクラッチ手段86と、クラッチ制御手段88とを
含んでいる。ハウジング12(第1図)に固定された垂
直前基板14及び垂直後基板16間には、軸受部材90
を介して軸92が回転自在に装着されている。この軸9
2の一端部は上記垂直前基板14を貫通して更に前方(
第3図において上方)に突出しており、かかる突出部に
片方の偏心カム板82が装着されている(具体例におい
ては、第3図に示す如く、保合面が形成された軸92の
一端部に上記一端部の断面形状に対応した形状の孔が形
成された偏心カム板82を挿入し、しかる後にこの軸9
2の一端に係止部材94を装着することによって、偏心
カム板82が軸92の一端部に装着されておシ、従って
この偏心カム板82は軸92と一体に回動する。この偏
心カム板82に関連して、上記垂直前基板14に旋回自
在に装着された位置付は部材44には、自由端部にロー
ラ96が回転自在に装着されたカム従動部材98が固定
されている。このカム従動部材98は、位置付は部材4
4に植設されたピン60と可動支持部材40の垂下片6
4との間に張設されたばね手段76の作用によって、そ
のローラ96が偏心カム板82の周表面に弾性的に押付
けられる。一方、上述した軸92の他端部は上記垂直後
基板16を貫通して更に後方(第3図において下方)に
突出しておυ、かかる突出部に他方の偏心カム板84が
装着されている(具体例においては、第3図及び第4図
に示す如く、保合面が形成された軸92の他端部に上記
他端部の断面形状に対応した形状の孔が形成された偏心
カム板84を挿入することによって、偏心カム板84が
軸92の他端部に装着されておシ、従ってこの偏心カム
板84は軸92と一体に回動する)。この偏心カム板8
4に関連して、上記垂直後基板16に旋回自在に装着さ
れた位置付は部材46には、自由端部にローラ100が
回転自在に装着されたカム従動部材102が固定されて
いる。このカム従動部材102は、位置付は部材46に
植設されたピン62と可動支持部材42の垂下片66と
の間に張設されたばね手段78の作用によって、そのロ
ーラ100が偏心カム板84の周表面に弾性的に押付け
られる。上記偏心カム板温が装着された軸92の他端部
には、更に、偏心カム板84の装着位置よりも後方(外
側)に回転入力要素を構成する歯車104が回動自在に
装着されている。かかる歯車104は、垂直後基板16
の後面に固定された短軸106に回動自在に装着された
歯車108に噛合されている。この歯車108は、図示
していないが、適宜の駆動伝達手段を介して電動モータ
の如き駆動源に駆動連結されている。従って、駆動源(
図示せず)が駆動されると、歯車108を介して歯車1
04は矢印110 (第4図)で示す方向に回動せしめ
られる。上記歯車104と上記カム板82及び84との
間には、上記はねクラッチ手段86が介在せしめられて
いる。
主として第3図及び第4図を参照して説明すると、ばね
クラッチ手段86は、外周面に係合爪112が形成され
た被拘束回転部材114と、両面にノ・ブ部116a及
び116bが形成された部材116とコイルばね118
とを含んでいる。部材116は、軸92の他端部の歯車
104が装着された装着位置よりも後方(外側)に装着
されている(更に詳しくは、保合面が形成された軸92
の他端部に上記他端部の断面形状に対応した形状の孔が
形成された部材116を挿入することによって、部材1
16が上記他端部に装着されており、従ってこの部材1
16は軸92と一体に回動する)。コイルはね118は
、歯車104に形成されたノ1ブ部104aと部材11
6のノ・プ部116aとに跨って被嵌されており、また
被拘束回転部材114はコイルばね118に被嵌されて
いる。このコイルはね118は、第4図において右下方
から見て右捲に捲回されており、その一端118aは被
拘束回転部材114に形成されているスリット120に
挿入されることによって被拘束回転部材114に固定さ
れ、またその他端118bは部材116に形成されてい
る孔122に挿入されることによって部材116に固定
されている。この軸92の他端には、上記偏心カム板8
4歯車104及び部材116が軸92から外れるのを防
止するために、固定部材124及び係止部材126が装
着されている(保合面が形成された軸92の他端に上記
他端の断面形状に対応した形状の孔が形成された固定部
材124を挿入することによって、固定部材124が軸
92の他端に装着され、まだ軸92の他端に形成されて
いる溝に係止部材126を係止させることによって係止
部材126が軸92の他端に装着されている)。
このばねクラッチ手段86に関連して、第2図及び第4
図に示す如く、クラッチ制御手段88が配設されている
。クラッチ制御手段88は第1の係止片128及び第2
の係止片130が形成された制御部材132を具備して
おり、かかる制御部材132の一端部に形成されている
長孔134が部材116のハブ部116bに滑動自在に
受は入れられている。この制御部材132の中間部には
細長い長孔136が形成されており、この細長い長孔1
36内に上記垂直後基板16(第3図)の後面に植設さ
れたピン138が挿入されている。また、制御部材13
2の他端は、上自己垂直後基板16の後面に装着されて
いる電磁ソレノイド140の出力軸142に連結され、
そしてこの電磁ソレノイド140のンレノイド本体14
4と制御部材132の他端との間には、ばね部材146
が介在せしめられている。かかるクラッチ制御手段88
においては、第5図に示す如く、電磁ツレ′ノイド14
0が除勢されているときにはばね部材146の弾性偏倚
作用によって制御部材132が第2図に示すと共に第5
図に実線で示す第1の拘束位置(制御部材132がかか
る第4の拘束位置に位置付けられると、制御部材132
に形成された長孔134の一端が上記部材116のハブ
部116bに当接する)に位置付けられ、また電磁ソレ
ノイド140が付勢されると、ばね部材146の弾性偏
倚作用に抗して第5図において左方へ移動されて制御部
材132が第5図に二点鎖線で示す第2の拘束位置(制
御部材132がかかる第2の拘束位置に位置付けられる
と、制御部材132に形成されだ侵孔134の他端が上
記部材116のハブ部116bに当接する)に位置付け
られる。制御部材132が上記第1の拘束位置に位置付
けられると、第5図から容易に理解される如く、上記被
拘束回転部材114に形成された係合爪112が制御部
材132に形成された第1の係止片128の下面に保合
可能となシ(尚、このときには、制御部材132に形成
された第2の係止片130は、被拘束回転部材114に
形成された係仔爪112の移動経路から外れる)、上記
係合爪112が上記第10係止片128の下面に係合す
ると、上記被拘束回転部材114が第5図に実線で示す
第1の被拘束角度位置(被拘束回転部材114がかかる
第1の被拘束角度位置に位置付けられると、後述する如
くして偏心カム板82及び84は、第6図に実線で示す
第1の角度位置に位置付けられる)に位置付けられ、か
かる被拘束回転部材114の上記第1の被拘束角度位置
を越える回動が阻止される。一方、制御部材132が上
記第2の拘束位置に位置付けられると、第5図から容易
に理解される如く、上記被拘束回転部材114に形成さ
れた係合爪n2が制御部材132に形成された第2の係
止片130の上面に保合可能となシ(尚、このときには
、制御部材132に形成された第1の係止片128は、
被拘束回転部材114に形成された係合爪112の移動
経路から外れる)、上記係合爪112が上記第2の係止
片130の上面に係合すると、上記被拘束回転部材11
4が第5図に二点鎖線で示す第2の被拘束角度位置(被
拘束回転部材114がかかる第2の被拘束角度位置に位
置付けられると、後述する如くして偏心カム板82及び
84は第6図に二点鎖線で示す第2の角度位置に位置付
けられる)に位置付けられ、かかる被拘束回転部材11
4の上記第2の被拘束角度位置を越える回動が阻止され
る。
上述しだ圧接制御機構は、第4図に示す如く、更に上述
した偏心カム板84に関連して配設された、全体を番号
148で示す制動手段を含んでいる。制動手段148は
上記垂直後基板16(第3図)の後面に植設された短軸
150に揺動自在に装着された揺動部材152を具備し
ている。この揺動部材152の一端にはビン154が植
設されている。一方、上記垂直後基板16の後面には孔
が形成された取付ブラケット156が固定されておシ、
この取付ブラケット156の孔には外周面に雄螺条が刻
設されたねじ軸158が挿通されている。このねじ軸1
58には、ねじ軸158が第4図において右上方へ移動
するのを制限するナツト部材160が螺着されている。
そして、上記ねじ軸158の他端と揺動部材152に植
設されたピン154との間には、引張コイルばね162
が張設されている。この揺動部材152の他端には、更
に短軸164が固定され、この短軸164にはローラ1
66が回転自在に装着されている。かかる制動手段14
8は、第4図から容易に理解される如く、引張コイルば
ね162の作用によってそのローラ166が上記偏心カ
ム板84の周表面に弾性的に押付けられる。かかる引張
コイルばね162による回転制動力はナツト部材160
を操作することによって適宜に調整され、後に説明する
如く、上述した引張コイルばね76及び78によって偏
心カム板82及び84に加えられる弾性回転力よりも小
さく設定されている。尚、この制動手関招は、ローラ1
66が他方の偏心カム板82、位置付は部材44及び4
6に弾性的に押圧されるようにすることも可能である。
7 上述した制御部材132を移動させるだめの電磁ソレノ
イド140は、上述した通9の構成を有するトナー像定
着装置2が例えば静電複写機における定着装置として使
用される場合には、例えば複写工程の開始(通常プリン
トボタンを押圧することによって開始される)による電
動モータの如き駆動源の作動と共に付勢され、複写工程
の終了による上記駆動源の作動停止と共に除勢される(
或いは、複写工程開始後のトナー像定着作用の開始前に
付勢され、上記トナー像定着作用の終了後に除勢される
)。しかし、上記従動定着ローラ6において発生する上
述した変形を防止するためには、電磁ソレノイド140
は少なくとも上記駆動源が除勢状態にあるときに除勢状
態にあるのが重要である。かくすることにより、後述す
る如く、従動定着ローラ6の特定角度位置が上記被駆動
定着ローラ4に圧接され続けることが防止される。
次に、主として第2図、第3図及び第6図を参照しなが
ら上記の通りの圧接制御機構を具備するトナー像定着装
置2の作用効果について説明する。
壕ず、上記電磁ンレノイド140が付勢された場合につ
いて説明すると、電磁ソレノイド140が付勢されると
、ばね部材146の弾性偏倚作用に抗して制御部材13
2が第2図に示すと共に第5図に実線で示す第1の拘束
位置から第5図に二点鎖線で示す第2の拘束位置に位置
付けられ、制御部材132に形成された第1の係止片1
28と被拘束回転部材114に形成された係合爪112
との係合状態が解除される。かくすると、駆動源(図示
せず)からの駆動力によって矢印110(84図)で示
す方向に回動されている歯車104の回転によってコイ
ルはね118が収縮され、かくして歯車104のハブ部
104aと部材116のノーブ部116aとがコイルば
ね118によって接続され、部材116も歯車104の
回転方向と同一の方向、即ち矢印110(第4図)で示
す方向に回転せしめられる。部材116が回転せしめら
れると、コイルばね】18によって接続されている被拘
束回転部材114も歯車104の回転方向と同一方向に
回転せしめられる(このとき、軸92に装着されている
偏心カム板82及び84も歯車104の回転方向と同一
の方向に回転される)。被拘束回転部材114が回転さ
れると、第5図に二点鎖線で示す如く、被拘束回転部材
114に形成された係合爪112が制御部材132に形
成された第2の係止片130の上面に当接され、上記コ
イルばね118の収縮が阻止されて歯車104のハブ部
104aと部材116のハブ部116aとのコイルばね
118による上記接続状態が解除され、かくして被拘束
回転部材114及びコイルばね118によって接続され
ている部材116の回転が阻止され、被拘束回転部材1
14は第5図に二点鎖線で示す第2の被拘束角度位置に
位置付けられる。
被拘束回転部材114がかかる位置に位置付けられると
、部材116に関連して軸92並びに偏心カム板82及
び84の回動も停止され、偏心カム板82及び84は第
6図に二点鎖線で示す第2の角度位置に位置付けられる
。偏心カム板82及び84が上記第2の角度位置に位置
付けられると、第6図から理解される如く、上記カム板
82及び84の大径部が、夫々、カム従動部材98及び
102の各々のローラ96及び100に作用する状態と
なシ、かくしてカム従動部材98及び102が固定され
た位置付は部材44及び46は第6図に二点鎖線で示す
作用位置に位置付けられる。位置付は部材44及び46
がかかる作用位置に位置付けられると、ばね手段76及
び78を介して可動支持部材40及び42が夫々第1図
に示すと共に第6図に二点鎖線で示す圧接位置に位置付
けられ、かくしてばね手段76及び78の作用によって
従動定着ローラ6はその長手方向全体に渡って被駆動定
着ローラ4に圧接せしめられる(従って、従動定着ロー
ラ6は、第1図に実線で示すと共に第6図に二点鎖線で
示す圧接位置に位置付けられる)。
次いで、電磁ソレノイド140が除勢された場合につい
て説明すると、電磁ソレノイド140が除勢されると、
ばね部材146の弾性偏倚作用によって制御部材132
が第5図に二点鎖線で示す第2の拘束位置から第2図に
示すと共に第5図に実線で示す第1の拘束位置に位置付
けられ、制御部材132に形成された第2の係止片13
0と被拘束回転部材114に形成された係合爪112と
の係合状態が解除される。かくすると、駆動源(図示せ
ず)からの駆動力によって矢印110 (第4図)で示
す方向に回動されている歯車104の回転によってコイ
ルばね118が収縮され、かくして歯車104のハブ部
104aと部材116のハブ部116aとが接続され、
部材116も歯車104の回転方向と同一の方向、即ち
矢印110 (第4図)で示す方向に回転せしめられる
(尚、上記電磁ソレノイド140と上記駆動源とが同時
に除勢されたときには、以下の作用と若干具なるので後
に詳述する)。部材116が回動せしめられると、コイ
ルばね118によって接続されている被拘束回転部材1
14も歯車104の回転と同一の回転方向に回転せしめ
られる(このとき、偏心カム板82及び84も上述した
如く回転される)。被拘束回転部材114が回転される
と、第5図に実線で示す如く、被拘束回転部材114に
形成された係合爪112が制御部材132に形成された
第1の係止片128の下面に当接され、上記コイルばね
118の収縮が阻止されて歯車104のハブ部104a
と部材116のハブ部116aとのコイルはね118に
よる上記接続状態が解除され、かくして被拘束回転部材
114及びコイルばね118によって接続されている部
材116の回転が阻止され、被拘束回転部材114は第
1の被拘束角度位置に位置付けられる。被拘束回転部材
114がかかる位置に位置付けられると、部材116に
関連して軸92 偏心カム板82及び84の回動も停止
され、偏心カム板82及び84は第6図に実線で示す第
1の角度位置に位置付けられる。偏心カム板82及び8
4が上記位置に位置付けられると、第6図から理解され
る如く、上記カム板82及び84aの小径部が、夫々、
カム従動部材98及び102の各々のローラ96及び1
00に作用する状態となり、かくしてカム従動部材98
及び102が固定された位置付は部材44及び46は、
第6図に実線で示す非作用位置に位置付けられる。位置
付は部材44及び46がかかる非作用位置に位置付けら
れると、ばね手段76及び78を介して可動支持部材4
0及び42が夫々第6図に実線で示す非圧接位置に位置
付けられ、かくして従動定着ローラ6はその長手方向全
体に渡って被駆動定着ローラ4から完全に離隔せしめら
れる(従って、従動定着ローラ6は被駆動定着ロー24
に対して非圧接状態となる第1図に二点鎖線で示すと共
に第6図に実線で示す 非圧接位置に位置付けられる)
尚、電磁ソレノイド140と電動モータの如き駆動源と
が同時に除勢された時(上述したトナー像定着装置2が
例えば静電複写機に適用される場合には、静電複写機の
シート部材搬送経路中にジャムが発生したとき等に電磁
ソレノイド140及び上記駆動源が同時に除勢されるよ
うに構成される)には、上述した如くして制御部材13
2が上記第1の拘束位置に位置付けられると共に、これ
に関連して駆動源の慣性により回動される歯車104の
回転によって上述した如くして偏心カム板82及び84
が歯車104の矢印110(第4図)で示す回転方向に
若干回動される。かくすると、第6図から理解される如
く、ばね手段76及び78の弾性偏倚作用によって位置
付は部材44及び46を介して偏心カム板82及び84
に第6図においてこの偏心カム板82及び84を時計方
向に回動させる弾性回動力が作用する。かかる弾性回動
力が偏心カム板82及び84に作用すると、この弾性回
動力が制動手段148によって偏心カム板8に加えられ
ている回転制動力よシも大きいためにこの弾性回動力に
よって偏心カム板82及び84が第6図において時計方
向に回動され、かくして位置付は部材44及び46の旋
回動に伴って偏心カム板82及び84が回動され、位置
付は部材44及び46は第6図に実線で示す非作用位置
に位置付けられると共に偏心カム板82及び84は第6
図に実線で示す第1の角度位置に位置付けられる。
かくの如くして位置付けられると、上述した如くして従
動定着ロー26は被駆動定着ローラ4から完全に離隔せ
しめられ、まだコイルばね118によって部材116に
接続されている被拘束回転部材114が偏心カム板82
及び84の回動力向と同一の方向、即ち第2図において
右下方から見て時計方向に回転され、被拘束回転部材1
14に形成された係合爪112が第1の拘束位置にある
制御部材132の第1の係止片128の下面に当接され
て、被拘束回転部材114は第1の被拘束角度位置に位
置付けられる。尚、このときに被拘束回転部材114が
上述した如く回転されると、部材116から被拘束回転
部材114に伝達される力によってコイルばね118が
拡張され、従ってこのコイルばね118によって駆動源
(図示せず)に駆動連結された歯車104が回動される
ことはない。
以上、第1図乃至第6図を参照して本発明に従って構成
されたトナー像定着装置2の一具体例について説明した
が、上記具体例における圧接制御機構に代えて第7図乃
至第10図に示す圧接制御機構を用いることも可能であ
る。
次に、第7図乃至第10図を参照して圧接制御機構の変
形例について説明すると、圧接制御機構は一対の位置付
は部材170 (第7図において片方のみを示す)を含
んでいる。垂直後基板16(第8図)の後面には後方へ
突出している支持軸172が固定されておシ、かかる支
持軸172の先端部に片方の位置付は部材170が旋回
自在に装着されている。甘だ、図示していないが、垂直
前基板14(第8図)の前面にも支持軸が固定されてお
シ、かかる支持軸の先端に他方の位置付は部材170が
旋回自在に装着されている。第7図を参照して、位置付
は部材170はL字状の揺動本体174を具備している
。揺動本体174はその断面がコ字状に形成されておシ
、との揺動本体174の一端部の両側壁間に貫通孔が形
成されている部材176(第7図においてその固定端部
のみを示す)が固定されている。この部材176に形成
された貫通孔(図示せず)には外周面に雄螺条が刻設さ
れたねじ軸178が挿通されておシ、このねじ軸178
には従動定着−−26を同職自在に支持している可動支
持部材180 (第7図において、従動定着ローラ6の
後端に形成された軸部43を支持している可動支持部材
180のみを示す)に関連して相対的にねじ軸178が
第7図において左下方へ移動するのを制限するナツト部
材181が螺着されている。そして、垂直後基板16に
配設された可動支持部材180に植設されたピン182
とねじ軸178との間、及び垂直前基板14に配設され
た可動支持部材180に植設されたピン(図示せず)と
ねじ軸178との間には、夫々、引張コイルばねから成
るばね手段184(第7図において片方のみ示す)が張
設されている。上記位置付は部材170は、夫々、以下
の説明から明らかな如く、第7図に実線で示す非作用位
置と第7図に二点鎖線で示す作用位置との間を旋回動せ
しめられ、上記作用位置と上記非作用位置とに選択的に
位置付けられる。位置付は部材170が上記作用位置に
位置付けられると、ばね手段184を介して可動支持部
材180が第7図に二点鎖線で示す圧接位置に位置付け
られる。かくすると、第7図から容易に理解される如く
、ばね手段184によって規定される所要圧力によって
、従動定着ローラ6がその長手方向全体に渡って被駆動
定着ローラ4に圧接せしめられる(従って、従動定着ロ
ーラ6は第7図に二点鎖線で示す圧接位置に位置付けら
れる)。尚、この変形例においても、上記ばね手段18
4による圧接力は、ナツト部材181を操作することに
よって適宜に調整することができる。他方、位置付は部
材180が非作用位置に位置付けられると、ばね手段1
84を介して可動支持部材180が第7図に実線で示す
非圧接位置に位置付けられる。かくすると、第7図から
容易に理解される如く、従動定着ローラ6がその長手方
向全体に渡って被駆動定着ローラ4に転接せしめられる
(第1図乃至第6図に示す具体例では従動定着ローラ6
が完全に離隔せじめられるように構成されているが、こ
の変形例においては転接せしめられるように構成されて
おり、転接せしめられている状態においては、従動定着
ローラ6は被駆動定着ローラ4の回動に伴なって回動せ
しめられるが、被駆動定着ローラ4との接触部が実質上
変形せしめられることはない)(従って、従動定着ロー
ラ6は第7図に実線で示す非圧接位置に位置付けられる
)。
上述した位置付は部材180は、全体を186で示す作
動手段によって上記作用位置と上記非作用位置とに選択
的に位置付けられる。第8図及び第9図を参照して、作
動手段186は、一対の回動部材188及び190を具
備している。ノ・ウジングに固定された垂直前基板14
及び垂直後基板16(第8図)との間には、軸受部材9
0を介して軸92が回転自在に装着されている。この軸
92の一端部は上記垂直前基板14を貫通して更に前方
(第8図において右方)に突出しており、かかる突出部
に取付ねじによって回動部材188が固定されている。
回動部材188の前面には短軸192が固定されており
、かかる短軸192の先端部にローラ194が回動自在
に装着されている。この回動部材188及びローラ19
4は、以下の記載から明らかになるように、カム要素と
して作用する。このカム要素に関連して、垂直前基板1
4に旋回自在に装着された位置付は部材170の揺動本
体174には、その外面に設けられた突出部にカム従動
部材として作用するロッド部材196 (第8図におい
てその一部のみを示す)が固定されている。このロッド
部材196は、垂直前基板14に装着された位置付は部
材170の一端部と可動支持部材180に植設されたビ
ンの間に張設されたばね手段184の作用によって、そ
の上端が回動部材188に装着されだローラ194の下
面に弾性的に押付けられる。一方、ト記軸92の他端部
は垂直後基板16を貫通して更に後方(第8図において
左方)に突出しておplかかる突出端部に他方の回動部
材190が取付ねじによって固定されている。この回動
部材188の後面には短軸198が固定されておシ、か
かる短軸198の先端部にローラ200が回転自在に装
着されている。この回動部材190及びローラ200も
、以下の記載から明らかになるように、カム要素として
作用する。このカム要素に関連して、垂直後基板16に
装着された揺動本体174には、その外面に設けられた
突出部202にカム従動部材として作用するロッド部材
204(第7図に示すと共に第8図にその一部のみを示
す)が固定されている。このロッド部材204は、第7
図に示すように、垂直後基板16に装着された位置付は
部材170の一端部と可動支持部材180に植設された
ピン182との間に張設されたばね手段184の作用に
よって、その上端が回動部材190に装着されたローラ
200の下面に弾性的に押付けられる。この軸92の他
端部には、更に、作動手段186の一部を構成する歯車
202(回転入力要素を構成する)及びばねクラッチ手
段205が装着されている。
再び第8図及び第9図を参照して説明すると、軸92の
他端部の回動部材190の装着位置よりも内側には歯車
202が回転自在に装着され、この歯車202の装着位
置よシも内側にばばねクラッチ手段205が配設されて
いる。矢印203で示す方向に回転される歯車202は
、図示していないが、適宜の駆動伝達手段を介して電動
モータの如き駆動源に駆動連結されている。ばねクラッ
チ手段205は、外周面に係合爪206が形成された被
拘束回転部材208と、片面にハブ部210aが形成さ
れた円板状の部材210と、コイルはね212とを含ん
でいる。円板状の部材210は、軸92の他端部の歯車
202の装着位置よりも内側に取付ねじ213によって
固定されておシ、コイルばね212はこの部材210に
形成されたノ1ブ部210aとこのノープ部210aに
対向する歯車202の側面に形成されたクプ部202a
とに跨って被嵌されている。また、被拘束回転部材20
8は、コイルばね212に被嵌されている。コイルばね
212は第9図において右下方から見て右捲きに捲回さ
れており、その一端212aは被拘束回転部材2018
に形成されているスリット214に挿入されることによ
って被拘束回転部材208に固定され、その他端212
bは円板状の部材210に形成されている孔216に挿
入されることによって部材210に固定されている。上
記ばねクラッチ手段205に関連して、更に、第10図
に示すクラッチ制御手段218が配設されている。第1
0図を参照して、クラッチ制御手段218は略V字状の
制御部材220を具備しており、制御部材220は上記
垂直後基板16(第8図)に固定された支持軸222に
旋回自在に装着されている。この制御部材220の両端
部には、内方に突出する第1の係止片224及び第2の
係止片226が形成されている。この制御部材220の
一端部は、垂直後基板16に固定された電磁ソレノイド
228の出力軸230に連結され、そして、この電磁ソ
レノイド228のソレノイド本体232と制御部材22
0の一端部との間には、圧縮ばね部材234が介在せし
められている。かかるクラッチ制御手段218において
は、電磁ソレノイド228が除勢されているときには圧
縮ばね部材234の弾性偏倚作用によって制御部材22
0が第10図に示す第1の拘束位置(制御部材220が
かかる第1の拘束位置に位置付けられると、制御部材2
20に形成された第1の係止片224の先端が被拘束回
転部材208の外周面に当接する)に位置付けられ、ま
だ電磁ソレノイド228が付勢されると、ばね部材23
,4の弾性偏倚作用に抗して制御部材220が第10図
において時計方向に旋回されて第10図に二点鎖線で示
す第2の拘束位置(制御部材220がかかる第2の拘束
位置に位置付けられると、制御部材220に形成された
第2の係止片226の先端が被拘束回転部材208の外
周面に当接する)に位置付けられる。制御部材220が
上記第1の拘束位置に位置付けられると、第10図から
容易に理解される如く、被拘束回転部材208に形成さ
れた係合爪206が制御部材220に形成された第1の
係止片224に係合可能となり、(尚、このときには、
制御部材220に形成された第20係止片226は被拘
束回転部材208に形成された係合爪206の移動経路
から外れる)、上記係合爪ゝ206が上記第1の係止片
224に係合すると、被拘束回転部材208が第10図
に実線で示す第1の被拘束角度位置(被拘束回転部材2
08がかかる第1の被拘束角度位置に位置付けられると
、後述する如くして回動部材188及び190が第7図
に実線で示す第1の角度位置に位置付けられ、回動部材
188及び190に装着されたローラ194及び200
は、ロッド部材196及び204の上端に形成された第
1の位置付は凹部側(第7図においてロッド部材204
に形成された第1の位置付は凹部240のみを示す)に
位置付けられる)に位置付けられ、被拘束部材208の
上記第1の被、拘束角度位置を越える回動が阻止される
。一方、制御部材220が上記第2の拘束位置に位置付
けられると、第10図から容易に理解される如く、被拘
束部材208に形成された係合爪206が制御部材22
0に形成された第2の係止片226と係合可能と々シ(
尚、このときには、制御部材220に形成された第1の
係止片224は、被拘束回転部材208に形成された保
合爪206の移動経路から外れる)、上記係合爪206
が上記第2の係止片226に係合すると、上記被拘束回
転部材208が第10図に二点鎖線で示す第2の被拘束
角度位置(被拘束回転部材208がかかる第2の被拘束
角度位置に位置付けられると、後述する如くして回動部
材188及び190が第7図に二点鎖線で示す第2の角
度位置に位置付けられ、回動部材188及び190に装
着されたローラ194及び200は、ロッド部材196
及び204の上端に形成された第2の位置付は凹部24
2(第7図においてロッド部材204に形成されている
第2の位置付は凹部242のみを示す)に位置付けられ
る)に位置付けられ、被拘束回転部材208の上記第2
の被拘束角度位置を越える回動力が阻止される。
上記構成を有する圧接制御機構は、更に、第9図に示す
如く、第1図乃至第6図に示す具体例における制動手段
と実質上同一の構成である制動手段148を含んでいる
。変形例においては、引張コイルばね162の作用によ
って揺動部材152に装着されたローラ166が上記円
板状の部材210の周表面に弾性的に押付けられる。
上記変形例における作用効果は、第1図乃至第6図に示
す具体例における作用効果と略同−である。それ故に、
上記変形例の作用効果を以下簡略に説明する。まず、電
磁ソレノイド228が付勢された場合について説明する
と、電磁ソレノイド228が付勢されると、制御部材2
20が第10図に実線で示す第1の拘束位置から第10
図に二点鎖線で示す第2の拘束位置に位置付けられる。
かくすると、駆動源(図示せず)からの駆動力によって
矢印203(第9図)で示す方向に回転されている歯車
202の回転によってコイルばね212(第9図)が収
縮され、円板状の部材210が回動されると共に、更に
コイルばね212を介して被拘束回転部材208が回転
される(このとき、ζ92に固定されている回動部材1
88及び190も回動される)。被拘束回転部材208
が回転すると、第10図に二点鎖線で示す如く、被拘束
回転部材208に形成された係合爪206が制御部材2
20に形成された第2の係止片226に当接され、かく
して被拘束部材208は第10図に二点鎖線で示す第2
の被拘束角度位置に位置付けられる。被拘束回転部材2
08がかかる位置に位置付けられると、回動部材188
及び190は第7図に二点鎖線で示す第2の角度位置に
位置付けられる。回動部材188及び190がかかる位
置に位置付けられると、第7図に示す如く、回動部材1
88及び190に装着されたローラ194及び200が
ロッド部材196及び204の第2の位置付は凹部24
2に位置付けられ、かくして位置付は部材170は第7
図に二点鎖線で示す作用位置に位置付けられる。かく位
置付けられると、ばね手段184を介して可動支持部材
180が第7図に二点鎖線で示す圧接位置に位置付けら
れ、かくしてばね手段184の作用によって従動定着ロ
ーラ6はその長手方向全体に渡って被駆動定着ローラ4
に圧接せしめられる(従動定着ローラ6が第7図に二点
鎖線で示す圧接位置に位置付けられる)。
次いで、電磁ソレノイド228が除勢された場合につい
て説明すると、電磁ソレノイド228が除勢されると、
圧縮ばね部材234の作用によって制御部材220が第
10図に二点鎖線で示す第2の拘束位置から第10図に
実線で示す第1の拘束位置に位置付けられる。かくする
と、矢印203(第9図)で示す方向に回動されている
歯車2020回転によってコイルばね212(第9図)
が収縮され、円板状の部材210が回動されると共に、
更にコイルばね212を介して被拘束回転部材208が
回転される(このとき、軸92に固定されている回動部
材188及び190も回動される)。被拘束回転部材2
08が回転すると、第10図に実線で示す如く被拘束回
転部材208に形成された係合爪206が制御部材22
0に形成された第1の係止片224に当接され、かくし
て被拘束回転部材208は第10図に実線で示す第1の
被拘束角度位置に位置付けられる。被拘束部材208が
かかる位置に位置付けられると、回動部材188及び1
90は第7図に実線で示す第1の角度位置に位置付けら
れる。回動部材188及び190がかかる位置に位置付
けられると、第7図に示す如く、回動部材188及び1
90に装着されたローラ194及び200がロッド部材
196及び204の第1の位置付は凹部240に位置付
けられ、かくして位置付は部材170は第7図に実線で
示す非作用位置に位置付けられる。かく位置付けられる
と、ばね手段184を介して可動支持部材180が第7
図に実線で示す非圧接位置に位置付けられ、かくして従
動定着ロー26はその長手方向全体に渡って被駆動定着
ローラ4に転接される(従動ローラ6が第7図に実線で
示す非圧接位置に位置付けられる)。
尚、電磁ンレノイド228と上記駆動源とが同時に除勢
された場合には、第1図乃至第6図に示す具体例と略同
様にして、ばね手段184の作用によって従動定着ロー
ラ6は上記非圧接位置に位置付けられる(このとき、可
動支持部材180は上記非圧接位置に、位置付は部材1
70は上記非作用位置に、回動部材188及び190は
上記第1の角度位置に、また被拘束回転部材208は上
記第1の被拘束角度位置に、夫々位置付けられる)。
この変形例においては、ロッド部材196及び204に
第1の位置付は凹部240及び第2の位置付は凹部24
2が形成されている故に、回動部材188及び190の
第1の角度位置に関連して位置付は部材170を上記非
作用位置に、また回動部材188及び190の第2の角
度位置に関連して位置付は部材170を上記作用位置に
夫々確実に位置付けることができる。
上記変形例においてはロッド部材204を有する位置付
は部材170を用いているが、これに代えて第11図に
示す位置付は部材を用いることも可能である。第11図
を参照して、位置付は部材170′は揺動本体244を
具備している。この揺動本体244の一端部には長孔2
46が形成されており、長孔246を規定する上面に第
1の位置付は凹部248が形成され、長孔246を規定
する下面に第2の位置付は凹部250が形成されている
。そして、かかる位置付は部材170′の長孔246内
には、回動部材190に装着されたローラ200 (又
は回動部材188に装着されたローラ194)が長孔2
46に沿って移動自在に装着される。
上記位置付は部材170′を用いた場合には、回動部材
190 (又は188)が第1の角度位置に位置付けら
れるとローラ200 (又は194)が上記長孔246
に形成された第1の位置付は凹部248に位置付けられ
(ローラ200がかく位置付けられると、位置付は部材
170′は非作用位置に位置付けられる)、マた回動部
材190 (又は188)が第2の角度位置に位置付け
られるとローラ200が上記長孔246に形成された第
2の位置付は凹部250に位置付けられる(ローラ20
0がかく位置付けられると、位置付は部材170′は作
用位置に位置付けられる)、。
以上、本発明に従って構成されたトナー像定着装置につ
いて説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変
形乃至修正が可能である。
例えば、具体例では制動手段を揺動部材、引張コイルば
ね、ローラを含むものから構成しているが、これに代え
て、捩りコイルばね嘉ら構成することも可能である。尚
、この場合には、捩シコイルばねを例えば位置付は部材
が装着されている支持軸に装着し、その一端を位置付は
部材に連結すると共にその他端を垂直前基板(又は垂直
後基板)に連結して、位置付は部材170に制動力を付
加するようにすればよい。
また、具体例においては、従動定着ローラの両端部を移
動させて圧膜位置と非圧接位置とに位置付けているが、
本発明は、これ以外の、従動定着ローラの一端部を移動
させて圧接位置と非圧接位置(従って、従動定着ローラ
がこの非圧接位置に位置付けられると、そのローラの長
手方向の少なく大部分に渡って被駆動ローラに対して非
圧接状態(離隔又は転接状態)となる)とに位置付ける
型のトナー像定着装置にも適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成されたトナー像定着装置
の一具体例を示す背面から見た断面図。 第2図は、第1図のトナー像定着装置における圧接制御
機構を示す、一部省略すると共に一部切欠いた斜視図。 第3図は、第2図の圧接制御機構を示す一部省略した断
面図。 第4図は、第1図のトナー像定着装置におけるばねクラ
ッチ手段及びそれに関連する部材を示す一部分解した斜
視図。 第5図は、第1図のトナー像定着装置におけるクラッチ
制御手段の作動を説明するための図。 第6図は、第2図の圧接制御機構の一部の作動を説明す
るだめの図。 第7図は、圧接制御機構の変形例を示す、一部省略する
と共に一部切欠いた背面図。 第8図は、第7図における■−■線による断面図。 第9図は、第7図の圧接制御機構におけるばねクラッチ
手段及びそれに関連する部材を示す一部分解した斜視図
。 第10図は、第7図の圧接制御機構におけるクラッチ制
御手段の作動を説明するだめの図。 第11図は、位置付は部材の変形例を示す図。 2・・・トナー像定着装置 4・・・被駆動定着ローラ 6・・・従動定着ローラ 40.42及び180・・・可動支持部材44.46,
170及び170′・・・位置付は部材 76.78及び184・・・ばね手段 80及び186・・・作動手段 82及び84・・・偏心カム板 86及び205・・・ばねクラッチ手段88及び218
・・・クラッチ制御手段104及び202・・・歯車(
回転入力要素)188及び190・・・回動部材 特許出願人 三田工業株式会社 茅5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転自在に装着され且つ駆動源に駆動連結された被
    駆動定着ローラと、回転自在に装着された従動定着ロー
    ラとを具備し、該従動定着ローラの少なくとも一端は、
    該従動定着ローラを該被駆動定着ローラに圧接せしめる
    圧接位置と該従動定着ローラをその長手方向の少なくと
    も大部分に渡って該被駆動定着ローラに対して非圧接状
    態にせしめる非圧接位置との間を移動自在に装着された
    可動支持部材に装着されており、そして該可動支持部材
    を該圧接位置と該非圧接位置とに選択的に位置付ける圧
    接制御機構が設けられている型のトナー像定着装置にお
    いて;該圧接制御機構は、ばね手段を介して該可動支持
    部材に連結され且つ作用位置と非作用位置との間を移動
    自在に装着された位置付は部材と、該位置付は部材を該
    作用位置と該非作用位置とに選択的に位置付ける作動手
    段とを含み、該位置付は部材が該作用位置に移動せしめ
    られると該ばね手段を介して該可動支持部材が該圧接位
    置に移動せしめられ、かくして該ばね手段の弾性偏倚作
    用によって該従動定着ローラが該被駆動定着ローラに圧
    接せしめられ、該位置付は部材が該非作用位置に移動せ
    しめられると該ばね手段を介して該可動支持部材が該非
    圧接位置に移動せしめられ、 該作動手段は、該駆動源に駆動連結された回転入力要素
    と、回転自在に装着されたカム要素と、該回転入力要素
    と該カム要素との間に介在せしめられたばねクラッチ手
    段と、第1の拘束位置と第2の拘束位置とに選択的に位
    置付けられるクラッチ制御手段とを含み、該クラッチ制
    御手段が該第1の拘束位置から該第2の拘束位置に移動
    せしめられると、該回転入力要素の回転が該ばねクラッ
    チ手段を介して該カム要素に伝動されて該カム要素が第
    1の角度位置から第2の角度位置まで回転せしめられ、
    該カム要素が該位置付は部材に作用して該位置付は部材
    を該作用位置に移動せしめ、そして該クラッチ制御手段
    が該第2の拘束位置から該第1の拘束位置に移動せしめ
    られると、該カム要素が該第2の角度位置から該第1の
    角度位置に回転せしめられ、該位置付は部材が該非作用
    位置に移動せしめられる、ことを特徴とするトナー像定
    着装置。 2、該ばねクラッチ手段は、回転自在に装着された被拘
    束回転部材と、該カム要素と一体に回転するハブ部と該
    回転入力要素と一体に回転するハブ部とに被嵌され且つ
    該被拘束回転部材に連結された一端から該カム要素に連
    結された他端まで該回転入力要素が該駆動源によって所
    定方向に回転されると収縮する方向に捲回されているコ
    イルばねとを有し、 該クラッチ制御手段は、該第1の拘束位置においては該
    カム要素の該第1の角度位置に対応する第1の被拘束角
    度位置を越えて該被拘束回転部材が該所定方向に回転す
    るのを阻止し、該第2の拘束位置においては該カム要素
    の該第2の角度位置に対応する第2の被拘束角度位置を
    越えて該被拘束回転部材が該所定方向に回転するのを特
    徴する特許請求の範囲第1項記載のトナー像定着装置。 3、該クラッチ制御手段には電磁ンレノイドが付設され
    ておシ、該電磁ソレノイドが付勢されると該クラッチ制
    御手段が該第2の拘束位置に移動せしめられ、該電磁ル
    ノイドが除勢されると該クラッチ制御手段が該第1の拘
    束位置に移動せしめられる、特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載のトナー像定着装置。 44  該電磁ソレノイドは、少なくとも該駆動源が除
    勢状態の時には除勢状態にある、特許請求の範囲第3項
    記載のトナー像定着装置。 5、該圧接制御機構は、カム要素の回転を制動する制動
    手段を含む、特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれ
    かに記載のトナー像定着装置。 6、該制動手段によって該カム要素に加えられる回転制
    動力は、該ばね手段によって該カム要素に加えられる弾
    性回転力よシも小さい、特許請求の範囲第5項記載のト
    ナー像定着装置。 7 該従動定着ローラは柔軟な材料から形成されている
    、特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の
    トナー像定着装置。 8、該被駆動定着ローラは内部に電気的加熱要素を有す
    る、特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載
    のトナー像定着装置。
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