JPH05241464A - 定着装置とこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents
定着装置とこの定着装置を備える画像形成装置Info
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- JPH05241464A JPH05241464A JP4041836A JP4183692A JPH05241464A JP H05241464 A JPH05241464 A JP H05241464A JP 4041836 A JP4041836 A JP 4041836A JP 4183692 A JP4183692 A JP 4183692A JP H05241464 A JPH05241464 A JP H05241464A
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2032—Retractable heating or pressure unit
-
- G—PHYSICS
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-
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- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1661—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
- G03G21/1685—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the fixing unit
-
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- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、短いウォームアップ時間で定着お
よび加圧のローラの温度差を無くしてカールの発生、定
着不良を防止し、また、クリープによる転写ブレの発生
も防止する。 【構成】電源の投入により発熱するヒートランプ４１ａ
を有し用紙を加熱する定着ローラ４１と、この定着ロー
ラ４１に圧接し前記用紙を加圧する加圧ローラ４３と、
この加圧ローラ４３の不使用時に該加圧ローラ４３を前
記加熱ローラから離間させる離間手段５４と、この離間
手段５４により前記定着ローラ４１から離間された加圧
ローラ４３を前記電源の投入により回転させる駆動手段
４７，４８とを具備してなる。
よび加圧のローラの温度差を無くしてカールの発生、定
着不良を防止し、また、クリープによる転写ブレの発生
も防止する。 【構成】電源の投入により発熱するヒートランプ４１ａ
を有し用紙を加熱する定着ローラ４１と、この定着ロー
ラ４１に圧接し前記用紙を加圧する加圧ローラ４３と、
この加圧ローラ４３の不使用時に該加圧ローラ４３を前
記加熱ローラから離間させる離間手段５４と、この離間
手段５４により前記定着ローラ４１から離間された加圧
ローラ４３を前記電源の投入により回転させる駆動手段
４７，４８とを具備してなる。
Description
［発明の目的］
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、電子複写機
に備えられ、用紙に転写された画像を定着させる定着装
置とこの定着装置を備える画像形成装置に関する。
に備えられ、用紙に転写された画像を定着させる定着装
置とこの定着装置を備える画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の定着装置は定着ローラと、この
定着ローラに圧接する加圧ローラを備え、前記定着ロー
ラと加圧ローラとの間に用紙を通過させることにより、
用紙を加熱するとともに加圧してその画像を定着させる
ようになっている。
定着ローラに圧接する加圧ローラを備え、前記定着ロー
ラと加圧ローラとの間に用紙を通過させることにより、
用紙を加熱するとともに加圧してその画像を定着させる
ようになっている。
【０００３】この定着装置において、定着ローラに対す
る加圧ローラの加圧は定着装置の筺体の開閉によって行
われ、通常状態では電源のオンオフに関わらず、加圧の
かかった状態になっている。ところで、画像形成装置を
長時間放置した後、電源を投入すると、レディーとなっ
ても定着装置内では温度ムラがあることがある。
る加圧ローラの加圧は定着装置の筺体の開閉によって行
われ、通常状態では電源のオンオフに関わらず、加圧の
かかった状態になっている。ところで、画像形成装置を
長時間放置した後、電源を投入すると、レディーとなっ
ても定着装置内では温度ムラがあることがある。
【０００４】特に、定着ローラ内のヒータの発熱のみで
加熱するタイプでは、定着ローラに圧接する加圧ローラ
の反圧接部側が冷えたままでもレディーとなる為、定着
ローラと加圧ローラとの間に用紙を通過させると、用紙
の表と裏の温度差が顕著となり、用紙を大きくカールさ
せてしまうことがあった。また、用紙を大きくカールさ
せないまでも、低温度部で熱を奪われることによる定着
不良も起きていた。
加熱するタイプでは、定着ローラに圧接する加圧ローラ
の反圧接部側が冷えたままでもレディーとなる為、定着
ローラと加圧ローラとの間に用紙を通過させると、用紙
の表と裏の温度差が顕著となり、用紙を大きくカールさ
せてしまうことがあった。また、用紙を大きくカールさ
せないまでも、低温度部で熱を奪われることによる定着
不良も起きていた。
【０００５】そこで、このような現象をなくす為に、従
来においては、ウォームアップ時に、定着および加圧ロ
ーラをそれぞれ回転させて加圧ローラの表面温度を均一
化させるという手法が取られている。
来においては、ウォームアップ時に、定着および加圧ロ
ーラをそれぞれ回転させて加圧ローラの表面温度を均一
化させるという手法が取られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
電子複写機においては、その使用性の重視からウォーム
アップ時間がその性能として画質並に重視されており、
ウォームアップ時に加圧ローラを回転させると、回転さ
せない場合と比較して５０％も余計に時間がかかってし
まう。これは、言うまでもなく、定着ローラに常に加圧
ローラが接触していることにより、加圧ローラを回転す
ると、定着ローラからどんどん熱を奪うからである。ま
た、近年、低加圧による高定着率達成の為、硬度の低い
加圧ローラが使用されている。しかしながら、常時、加
圧するため、クリープが低硬度化により大きくなり、定
着ブレ等の問題が発生していた。
電子複写機においては、その使用性の重視からウォーム
アップ時間がその性能として画質並に重視されており、
ウォームアップ時に加圧ローラを回転させると、回転さ
せない場合と比較して５０％も余計に時間がかかってし
まう。これは、言うまでもなく、定着ローラに常に加圧
ローラが接触していることにより、加圧ローラを回転す
ると、定着ローラからどんどん熱を奪うからである。ま
た、近年、低加圧による高定着率達成の為、硬度の低い
加圧ローラが使用されている。しかしながら、常時、加
圧するため、クリープが低硬度化により大きくなり、定
着ブレ等の問題が発生していた。
【０００７】そこで、この発明は、短いウォームアップ
時間で定着ローラと加圧ローラとの温度差を無くしてカ
ールの発生、定着不良を防止し、また、クリープによる
転写ブレの発生もない定着器とこの定着器を備える画像
形成装置を提供することを目的とする。 ［発明の構成］
時間で定着ローラと加圧ローラとの温度差を無くしてカ
ールの発生、定着不良を防止し、また、クリープによる
転写ブレの発生もない定着器とこの定着器を備える画像
形成装置を提供することを目的とする。 ［発明の構成］
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、電源の投入により発熱する熱源を有し用紙
を加熱する加熱ローラと、この加熱ローラに圧接し前記
用紙を加圧する加圧ローラと、この加圧ローラの不使用
時に該加圧ローラを前記加熱ローラから離間させる離間
手段と、この離間手段により前記加熱ローラから離間さ
れた加圧ローラを前記電源の投入により回転させる駆動
手段とを具備してなる。
するために、電源の投入により発熱する熱源を有し用紙
を加熱する加熱ローラと、この加熱ローラに圧接し前記
用紙を加圧する加圧ローラと、この加圧ローラの不使用
時に該加圧ローラを前記加熱ローラから離間させる離間
手段と、この離間手段により前記加熱ローラから離間さ
れた加圧ローラを前記電源の投入により回転させる駆動
手段とを具備してなる。
【０００９】
【作用】加圧ローラの不使用時、加圧ローラを加熱ロー
ラから離間させることにより、長時間放置後における加
圧ローラのクリープの発生を防止し、また、電源投入
時、加圧ローラを加熱ローラから離間させた状態で回転
させることにより、ウォームアップ時間の短縮化を図り
ながら、加圧ローラと加熱ローラの温度差をなくすこと
により、カールの発生、定着不良を防止する。
ラから離間させることにより、長時間放置後における加
圧ローラのクリープの発生を防止し、また、電源投入
時、加圧ローラを加熱ローラから離間させた状態で回転
させることにより、ウォームアップ時間の短縮化を図り
ながら、加圧ローラと加熱ローラの温度差をなくすこと
により、カールの発生、定着不良を防止する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。図２は電子写真複写機の概略的構成を示す
もので、図中１は装置本体である。この装置本体１の上
面部には、原稿台ガラス２が設けられている。この原稿
台ガラス２上には原稿を原稿台ガラス２上に押し付ける
原稿押え装置３が設けられている。また、上記装置本体
１内の上部側には、光学系５が設けられている。この光
学系５は原稿台ガラス２に沿って走行する第１および第
２のキャリッジ６，７を備えている。
て説明する。図２は電子写真複写機の概略的構成を示す
もので、図中１は装置本体である。この装置本体１の上
面部には、原稿台ガラス２が設けられている。この原稿
台ガラス２上には原稿を原稿台ガラス２上に押し付ける
原稿押え装置３が設けられている。また、上記装置本体
１内の上部側には、光学系５が設けられている。この光
学系５は原稿台ガラス２に沿って走行する第１および第
２のキャリッジ６，７を備えている。
【００１１】上記第１のキャリッジ６には露光ランプ８
および第１のミラー９が配設されている。上記第２のキ
ャリッジ７には第２および第３のミラー１０，１１が配
設されている。
および第１のミラー９が配設されている。上記第２のキ
ャリッジ７には第２および第３のミラー１０，１１が配
設されている。
【００１２】また、上記第３のミラー１１の反射光の光
路中にはレンズ３４が設けられ、このレンズ３４を通過
した光は第４〜第６のミラー３５，３６，３７を介して
感光ドラム１２上に結像される。この感光ドラム１２の
周囲部には、その回転方向に沿って、順次、帯電チャジ
ャー１３、露光部１４、現像装置１５、転写、剥離チャ
ジャー１６，１７、クリーニング装置１８および除電チ
ャジャー１９が設けられ、像形成手段２０が形成されて
いる。
路中にはレンズ３４が設けられ、このレンズ３４を通過
した光は第４〜第６のミラー３５，３６，３７を介して
感光ドラム１２上に結像される。この感光ドラム１２の
周囲部には、その回転方向に沿って、順次、帯電チャジ
ャー１３、露光部１４、現像装置１５、転写、剥離チャ
ジャー１６，１７、クリーニング装置１８および除電チ
ャジャー１９が設けられ、像形成手段２０が形成されて
いる。
【００１３】さらに、上記装置本体１内の下部側には給
紙カセット２１ａ，２１ｂが着脱自在に装着され、この
給紙カセット２１ａ，２１ｂ内の用紙はピックアップロ
ーラ２２により取り出される。この取り出された用紙は
給紙ローラ２３と、この給紙ローラ２３に転接する分離
ローラ２４により一枚ずつ送り出され、この送り出され
た用紙は搬送路２５に沿って搬送される。
紙カセット２１ａ，２１ｂが着脱自在に装着され、この
給紙カセット２１ａ，２１ｂ内の用紙はピックアップロ
ーラ２２により取り出される。この取り出された用紙は
給紙ローラ２３と、この給紙ローラ２３に転接する分離
ローラ２４により一枚ずつ送り出され、この送り出され
た用紙は搬送路２５に沿って搬送される。
【００１４】上記搬送路２５中には用紙の搬送方向に沿
ってアライニングローラ２６，上記転写、剥離チャジャ
ー１６，１７、搬送ベルト２７および、定着器２８さら
に、排紙ローラ対２９が配設されている。また、上記装
置本体１の一側部には手差トレイ３８が設けられ、他側
部には排紙トレイ３９が設けられている。しかして、画
像形成時には、原稿載置台ガラス２上に原稿がセットさ
れて原稿押え装置３により、押さえられる。
ってアライニングローラ２６，上記転写、剥離チャジャ
ー１６，１７、搬送ベルト２７および、定着器２８さら
に、排紙ローラ対２９が配設されている。また、上記装
置本体１の一側部には手差トレイ３８が設けられ、他側
部には排紙トレイ３９が設けられている。しかして、画
像形成時には、原稿載置台ガラス２上に原稿がセットさ
れて原稿押え装置３により、押さえられる。
【００１５】この原稿には露光ランプ８から光が照射さ
れる。原稿からの反射光は第１〜第３のミラー９，１
０，１１を介してレンズ３４に送られ、このレンズ３４
を通過したのち、第４〜第６のミラー３５，３６，３７
を介して感光体１２の周面に結像されて静電潜像が形成
される。この静電潜像は感光体１２の回転により、現像
器装置１５に送られ、ここで、現像剤が供給されること
により、顕像化される。この顕像化された画像は給紙カ
セット２１ａ，２１ｂから供給される用紙に転写チャジ
ャー１６で転写される。この画像が転写された用紙は、
剥離チャジャー１７の作用により、感光ドラム１２から
剥離され、搬送ベルト２７の走行により搬送される。こ
の用紙は定着器２８へ送られ、ここで、転写画像が定着
される。この画像が定着された用紙は排紙ローラ対２９
を介して排紙トレイ３９上に排紙される。ところで、上
記定着装置２８は図１に示すように構成されている。
れる。原稿からの反射光は第１〜第３のミラー９，１
０，１１を介してレンズ３４に送られ、このレンズ３４
を通過したのち、第４〜第６のミラー３５，３６，３７
を介して感光体１２の周面に結像されて静電潜像が形成
される。この静電潜像は感光体１２の回転により、現像
器装置１５に送られ、ここで、現像剤が供給されること
により、顕像化される。この顕像化された画像は給紙カ
セット２１ａ，２１ｂから供給される用紙に転写チャジ
ャー１６で転写される。この画像が転写された用紙は、
剥離チャジャー１７の作用により、感光ドラム１２から
剥離され、搬送ベルト２７の走行により搬送される。こ
の用紙は定着器２８へ送られ、ここで、転写画像が定着
される。この画像が定着された用紙は排紙ローラ対２９
を介して排紙トレイ３９上に排紙される。ところで、上
記定着装置２８は図１に示すように構成されている。
【００１６】すなわち、図中４１は回転自在に設けられ
た加熱ローラとしての定着ローラで、この定着ローラ４
１の内部には加熱ヒータ４２が設けられている。この定
着ローラ４１の下部には回転自在に設けられた加圧ロー
ラ４３が圧接されている。上記定着ローラ４１の上部に
はクリーニングローラ４４が圧接されている。上記定着
ローラ４１の回転軸４１ａの一端部には定着ローラギヤ
４５が一体に取り付けられ、上記加圧ローラ４３の回転
軸４３ａの一端部には加圧ローラギヤ４６が一体に取り
付けられている。
た加熱ローラとしての定着ローラで、この定着ローラ４
１の内部には加熱ヒータ４２が設けられている。この定
着ローラ４１の下部には回転自在に設けられた加圧ロー
ラ４３が圧接されている。上記定着ローラ４１の上部に
はクリーニングローラ４４が圧接されている。上記定着
ローラ４１の回転軸４１ａの一端部には定着ローラギヤ
４５が一体に取り付けられ、上記加圧ローラ４３の回転
軸４３ａの一端部には加圧ローラギヤ４６が一体に取り
付けられている。
【００１７】上記定着ローラギヤ４５には駆動入力ギヤ
４７が噛合されている。この駆動入力ギヤ４７には駆動
アイドラ４８が噛合されている。上記加圧ローラ４３は
一端部が支軸４９によって回動自在に支持された回動プ
レート５０の中間部に取り付けられている。前記回動プ
レート５０の他端部はコイルバネ５１によって上方へ付
勢され、この付勢により加圧ローラ４３が定着ローラ４
１に圧接されている。また、上記回動プレート５０の下
端部には折曲部５０ａが形成され、ギヤ５１のカム５２
が係止されている。上記ギヤ５１にはウォームギヤ５３
が噛合され、前記ウォームギヤ５３は駆動モータ５４に
よって回転されるようになっている。上記回動プレート
５０は電源のオフ時には下方に回動されて加圧ローラ４
６が図４に示すように、定着ローラ４１から離間された
状態にある。
４７が噛合されている。この駆動入力ギヤ４７には駆動
アイドラ４８が噛合されている。上記加圧ローラ４３は
一端部が支軸４９によって回動自在に支持された回動プ
レート５０の中間部に取り付けられている。前記回動プ
レート５０の他端部はコイルバネ５１によって上方へ付
勢され、この付勢により加圧ローラ４３が定着ローラ４
１に圧接されている。また、上記回動プレート５０の下
端部には折曲部５０ａが形成され、ギヤ５１のカム５２
が係止されている。上記ギヤ５１にはウォームギヤ５３
が噛合され、前記ウォームギヤ５３は駆動モータ５４に
よって回転されるようになっている。上記回動プレート
５０は電源のオフ時には下方に回動されて加圧ローラ４
６が図４に示すように、定着ローラ４１から離間された
状態にある。
【００１８】しかして、図５に示すように、電源がオン
されると、定着ローラ４１のヒートランプ４１ａがオン
され、さらに、図示しないメインモータがオンされる。
このメインモータのオンにより、駆動入力ギヤ４７が回
転され、この駆動入力ギヤ４７の回転により、ギヤ４５
を介して定着ローラ４１が回転されるとともに、駆動ア
イドラ４８および加圧駆動ギヤ４６を介して加圧ローラ
４３が回転される。これにより、図４に示すように、定
着ローラ４１と加圧ローラ４３は互いに離間された状態
で回転され、加圧ローラ４３の表面は定着ローラ４１か
らの放熱により加熱される。そして、定着ローラ４１が
サーミスタ設定温度に達したら、メインモータ、ヒート
ランプ４１ａがオフされる。しかるのち、回動プレート
５０の駆動モータ５４がオンされ、ウォームギヤ５３を
介してギヤ５１が図３に示すように、矢印方向に回転さ
れて回動プレート５０がスプリング５１の付勢力によ
り、上方へ回動されて加圧ローラ４３が定着ローラ４１
に圧接する。このように圧接したことがリミットスイッ
チにより検知されると、駆動モータ５４がオフされ、レ
ディー表示される。
されると、定着ローラ４１のヒートランプ４１ａがオン
され、さらに、図示しないメインモータがオンされる。
このメインモータのオンにより、駆動入力ギヤ４７が回
転され、この駆動入力ギヤ４７の回転により、ギヤ４５
を介して定着ローラ４１が回転されるとともに、駆動ア
イドラ４８および加圧駆動ギヤ４６を介して加圧ローラ
４３が回転される。これにより、図４に示すように、定
着ローラ４１と加圧ローラ４３は互いに離間された状態
で回転され、加圧ローラ４３の表面は定着ローラ４１か
らの放熱により加熱される。そして、定着ローラ４１が
サーミスタ設定温度に達したら、メインモータ、ヒート
ランプ４１ａがオフされる。しかるのち、回動プレート
５０の駆動モータ５４がオンされ、ウォームギヤ５３を
介してギヤ５１が図３に示すように、矢印方向に回転さ
れて回動プレート５０がスプリング５１の付勢力によ
り、上方へ回動されて加圧ローラ４３が定着ローラ４１
に圧接する。このように圧接したことがリミットスイッ
チにより検知されると、駆動モータ５４がオフされ、レ
ディー表示される。
【００１９】また、電源をオフするときは、図５に示す
ように、停止スイッチをオンし、回動プレート５４の駆
動モータ５４をオンさせる。これにより、ウォームギヤ
５３を介してギヤ５１が図４に示すように矢印方向に回
転されてカム５２によりスプリング５１の付勢力に抗し
て回動プレート５０が下方に回動して加圧ローラ４３が
下降し定着ローラ４１から離間する。この加圧ローラ４
３の下降により、リミットスイッチがオンすると、駆動
モータ５４がオフされて電源スイッチがオフされる。
ように、停止スイッチをオンし、回動プレート５４の駆
動モータ５４をオンさせる。これにより、ウォームギヤ
５３を介してギヤ５１が図４に示すように矢印方向に回
転されてカム５２によりスプリング５１の付勢力に抗し
て回動プレート５０が下方に回動して加圧ローラ４３が
下降し定着ローラ４１から離間する。この加圧ローラ４
３の下降により、リミットスイッチがオンすると、駆動
モータ５４がオフされて電源スイッチがオフされる。
【００２０】なお、画像形成時には、図７に示すよう
に、コピーボタンがオンされて駆動モータ５４が作動
し、ウォームギヤ５３を介してギヤ５１が図３に示すよ
うに矢印方向に回転されて回動プレート５０がスプリン
グ５１の付勢力により、上方へ回動されて加圧ローラ４
３を定着ローラ４１に圧接する。このように圧接したこ
とがリミットスイッチにより検知されると、コピー動作
が開始され、用紙に画像が形成され、この用紙が定着ロ
ーラ４１と加圧ローラ４３との間に送られて加熱される
とともに加圧されて画像が定着される。そして、コピー
が終了すると、駆動モータ５４が作動し、図４に示すよ
うに、回動プレート５０がスプリング５１の付勢力に抗
して下方に回動して加圧ローラ４３が定着ローラ４１か
ら離間する。この離間によりリミットスイッチがオンさ
れると、駆動モータ５４の作動が停止され、レディー表
示される。
に、コピーボタンがオンされて駆動モータ５４が作動
し、ウォームギヤ５３を介してギヤ５１が図３に示すよ
うに矢印方向に回転されて回動プレート５０がスプリン
グ５１の付勢力により、上方へ回動されて加圧ローラ４
３を定着ローラ４１に圧接する。このように圧接したこ
とがリミットスイッチにより検知されると、コピー動作
が開始され、用紙に画像が形成され、この用紙が定着ロ
ーラ４１と加圧ローラ４３との間に送られて加熱される
とともに加圧されて画像が定着される。そして、コピー
が終了すると、駆動モータ５４が作動し、図４に示すよ
うに、回動プレート５０がスプリング５１の付勢力に抗
して下方に回動して加圧ローラ４３が定着ローラ４１か
ら離間する。この離間によりリミットスイッチがオンさ
れると、駆動モータ５４の作動が停止され、レディー表
示される。
【００２１】上記したように、ウォームアップ時には加
圧ローラ４３を定着ローラ４１から離間させた状態で回
転させるため、従来のように定着ローラ４１の熱を加圧
ローラ４３が直接奪うことなく、ウォームアップ時間を
著しく短縮化できる。
圧ローラ４３を定着ローラ４１から離間させた状態で回
転させるため、従来のように定着ローラ４１の熱を加圧
ローラ４３が直接奪うことなく、ウォームアップ時間を
著しく短縮化できる。
【００２２】また、電源をオフしたときは、加圧ローラ
４３を定着ローラ４１から離間させるため、長い時間放
置しても加圧ローラ４３にクリープを生じさせることも
ない。
４３を定着ローラ４１から離間させるため、長い時間放
置しても加圧ローラ４３にクリープを生じさせることも
ない。
【００２３】なお、上記一実施例においては、駆動モー
タ５４とカム５２を用いて定着ローラ４１に対して加圧
ローラ４３を接離させたが、本発明はこれに限られず、
図８に示すようなものであっても良い。
タ５４とカム５２を用いて定着ローラ４１に対して加圧
ローラ４３を接離させたが、本発明はこれに限られず、
図８に示すようなものであっても良い。
【００２４】すなわち、図中１０１はソレノイドで、こ
のソレノイド１０１の作動子１０２を回動プレート５０
の回動端部に接続する。しかして、ソレノイド１０１を
オン、オフさせると、作動子１０２が進退されて回動プ
レート５０が回動され、定着ローラ４１に対し加圧ロー
ラ４３が接離することになる。
のソレノイド１０１の作動子１０２を回動プレート５０
の回動端部に接続する。しかして、ソレノイド１０１を
オン、オフさせると、作動子１０２が進退されて回動プ
レート５０が回動され、定着ローラ４１に対し加圧ロー
ラ４３が接離することになる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウォームアップ時には加圧ローラを定着ローラから離間
させた状態で回転させるため、従来のように定着ローラ
の熱を加圧ローラが直接奪うことがなく、ウォームアッ
プ時間を著しく短縮しながらも加圧ローラと加熱ローラ
間の温度差をなくすことができ、カールの発生、定着不
良を防止できる。
ウォームアップ時には加圧ローラを定着ローラから離間
させた状態で回転させるため、従来のように定着ローラ
の熱を加圧ローラが直接奪うことがなく、ウォームアッ
プ時間を著しく短縮しながらも加圧ローラと加熱ローラ
間の温度差をなくすことができ、カールの発生、定着不
良を防止できる。
【００２６】また、電源をオフしたときは、加圧ローラ
を定着ローラから離間させるため、長い時間放置しても
加圧ローラにクリープを生じさせることもなく定着ブレ
を防止できるという効果を奏する。
を定着ローラから離間させるため、長い時間放置しても
加圧ローラにクリープを生じさせることもなく定着ブレ
を防止できるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例である定着装置を示す概略的
構成図。
構成図。
【図２】図１の定着装置を備える画像形成装置を示す概
略的構成図。
略的構成図。
【図３】図１の定着装置の加圧ローラが定着ローラに圧
接した状態を示す構成図。
接した状態を示す構成図。
【図４】図１の定着装置の加圧ローラが定着ローラから
離間した状態を示す構成図。
離間した状態を示す構成図。
【図５】図１に示す定着装置の電源オン時における動作
を示すフローチャート図。
を示すフローチャート図。
【図６】図１に示す定着装置の電源オフ時における動作
を示すフローチャート図。
を示すフローチャート図。
【図７】図２に示す画像形成装置のコピー時における動
作を示すフローチャート図。
作を示すフローチャート図。
【図８】本発明の他の実施例である定着装置を示す構成
図。
図。
４１…定着ローラ（加熱ローラ）、４３…加圧ローラ、
４５…定着ローラギア、４６…加圧ローラギア、４７…
駆動入力ギア、４８…加圧ローラ駆動アイドラ、５０…
回動プレート、５２…カム、５４…駆動モータ（離間手
段）、１０１…ソレノイド（離間手段）。
４５…定着ローラギア、４６…加圧ローラギア、４７…
駆動入力ギア、４８…加圧ローラ駆動アイドラ、５０…
回動プレート、５２…カム、５４…駆動モータ（離間手
段）、１０１…ソレノイド（離間手段）。
Claims (2)
- 【請求項１】 電源の投入により発熱する熱源を有し用
紙を加熱する加熱ローラと、 この加熱ローラに圧接し前記用紙を加圧する加圧ローラ
と、 この加圧ローラの不使用時に該加圧ローラを前記加熱ロ
ーラから離間させる離間手段と、 この離間手段により前記加熱ローラから離間された加圧
ローラを前記電源の投入により回転させる駆動手段と、
を具備してなることを特徴とする定着装置。 - 【請求項２】 用紙に対し画像を形成する画像形成手段
と、 電源の投入により発熱する熱源を有し前記画像が形成さ
れた用紙を加熱する加熱ローラと、 この加熱ローラに圧接し前記用紙を加圧する加圧ローラ
と、 この加圧ローラの不使用時に該加圧ローラを前記加熱ロ
ーラから離間させる離間手段と、 この離間手段により前記加熱ローラから離間された加圧
ローラを前記電源の投入により回転させる駆動手段と、
を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041836A JPH05241464A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 定着装置とこの定着装置を備える画像形成装置 |
| US08/022,933 US5289248A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Fixing unit and image forming apparatus having the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4041836A JPH05241464A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 定着装置とこの定着装置を備える画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05241464A true JPH05241464A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12619351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4041836A Pending JPH05241464A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 定着装置とこの定着装置を備える画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5289248A (ja) |
| JP (1) | JPH05241464A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008096862A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置 |
| JP2011022459A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3352891B2 (ja) * | 1996-10-29 | 2002-12-03 | シャープ株式会社 | 定着装置 |
| JPH1124486A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-29 | Nitto Kogyo Co Ltd | 定着装置 |
| US5980128A (en) * | 1997-07-28 | 1999-11-09 | Agfa-Gevaert N.V. | Unit for thermal treatment of an imaging element following image exposure |
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| US20100104309A1 (en) * | 2008-10-29 | 2010-04-29 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Systems and methods for stepped energy saving modes for a printing device |
| US20110262168A1 (en) * | 2010-04-21 | 2011-10-27 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Fixing device, image forming apparatus, and image forming method |
| JP2018128494A (ja) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | 株式会社東芝 | 画像形成装置及び定着装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3998584A (en) * | 1974-06-15 | 1976-12-21 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Electrophotographic fusing apparatus |
| DE2705893C3 (de) * | 1977-02-11 | 1979-09-27 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Wärmeschmelzfixiereinrichtung |
| US4429771A (en) * | 1981-08-26 | 1984-02-07 | The Babcock & Wilcox Company | Mechanical air failure brake |
| JPS59176766A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-06 | Mita Ind Co Ltd | トナ−像定着装置 |
| JPS6055370A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機のロ−ル定着装置 |
| US5017970A (en) * | 1987-06-30 | 1991-05-21 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Fixing device with movable nip region for use in copiers |
| DE3842745A1 (de) * | 1987-12-19 | 1989-07-20 | Asahi Optical Co Ltd | Heizwalzenfixiereinheit in einer bildaufzeichnungsvorrichtung |
| JPH0416887A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-21 | Hitachi Metals Ltd | 加熱定着装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4041836A patent/JPH05241464A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-26 US US08/022,933 patent/US5289248A/en not_active Expired - Fee Related
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| JP2008096862A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置 |
| JP2011022459A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5289248A (en) | 1994-02-22 |
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