JPH033684Y2 - - Google Patents

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JPH033684Y2
JPH033684Y2 JP11790985U JP11790985U JPH033684Y2 JP H033684 Y2 JPH033684 Y2 JP H033684Y2 JP 11790985 U JP11790985 U JP 11790985U JP 11790985 U JP11790985 U JP 11790985U JP H033684 Y2 JPH033684 Y2 JP H033684Y2
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girder
gutter
gable
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JP11790985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はバルコニーの排水装置に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来デツキ等の板状部材上に落下した雨水を周
囲を囲繞する枠体を利用して排水する装置とし
て、実開昭56−20801号公報に記載された考案が
開示されている。
該考案は枠体と枠体の連結隅角部において、一
方の枠体に形成した溝状樋を他方の溝状樋上に段
状に位置させ、板状部材を流れてきた雨水を枠体
の樋に流し、隅角部において他方の枠体の樋上に
落下させて排水するものである。
〔この考案が解決すべき問題点〕
上記の考案では、一方の枠体を他方の枠体に90
度接合するとともに、一方の枠体の樋を複雑に切
欠いて他方の枠体の樋に雨水が落下するようにし
たものであるが、切欠き作業が極めて面倒であつ
た。
また一方の枠体の上面及び下面が他方の枠体の
上面及び下面上に各々重なり、面一とならず外観
体裁の良くないものになつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるバルコニーの排水装置は、妻
梁は妻梁本体と妻梁樋とで構成し、桁は樋を有す
る桁本体とアタツチメントで構成し、前記妻梁本
体と桁本体を45度接合すると共に、上記妻梁樋を
アタツチメント内側面に当接して90度接合し、上
記妻梁本体と桁本体の下方に固着して桁本体の樋
の端部と妻梁樋の端部を上下に段状にし、根太と
デツキ材の端を、上記桁本体の樋と妻梁樋上に位
置させたものである。
妻梁本体と桁本体を45度接合したため外観体栽
が良好となるとともに、桁本体の樋の端部と妻梁
樋の端部を上下に段状にしたため、雨水を良好に
排水できる。
〔実施例〕 以下図に示す一実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
第3図においてバルコニーは躯体から室外側に
向つて左右に妻梁1,1が張り出し、妻梁1,1
先端間が桁2によつて連結されている。
妻梁1,1と桁2上には適宜間隔離れて複数本
の支柱3が立設されており、該支柱3上に水平に
上枠4が掛け渡されてコ字状に組まれている。上
枠4上には束5が複数本適宜間隔離れて立設さ
れ、該束5上に笠木5aが水平に掛け渡されてい
る。
左右の上枠4,4は外周方向に延長されて前枠
6が固定され、アングル材7によつて左右にも前
枠6,6が固定されている。
前枠6と上枠4間には底板8が敷設されてい
る。
バルコニーの外周には目隠しパネル9が取付け
られている。
桁2から躯体に向つては複数本の根太10が適
宜間隔離れて掛け渡されている。根太10上には
デツキ材11が載置され、根太10下には軒天井
材12が固定されて覆い隠されている。
以上のような構成を有するバルコニーにおい
て、妻梁1は上面13と側面14によつて断面略
L字状に形成された妻梁本体15と、溝状の妻梁
樋16より構成されている。
桁2は上面17、側面18と下端に水平に形成
された溝状樋19より断面略コ字状に形成された
桁本体20と、同じく断面略コ字状のアタツチメ
ント21より構成されている。
妻梁本体15と桁本体20は45度接合されてい
る。すなわち妻梁本体15の端部上面13が45度
に切断され、桁本体20の上面17と樋19が45
度切断され、上面13、17同士が45度接合さ
れ、内側にアングル材22が当接されてボルト2
3によつて固定されているる。
妻梁16とアタツチメント21は90度接合され
ている。すなわち妻梁樋16の端部が一部切欠か
れてアタツチメント21内に嵌合され、アタツチ
メント21の内側面に当接して90度接合されてい
る。
妻梁樋16とアタツチメント21を、妻梁本体
15と桁本体20下にビス30によつて固着し、
桁本体20の樋19と妻梁樋16を上下に段状に
する。すなわち桁本体20の樋19は45度切断さ
れており、アタツチメント21の内側面まで当接
した妻梁樋16上に端部が位置することになる。
更に第4図及び第5図に示すように根太10の
端部は桁本体20の樋19上に位置しており、デ
ツキ材11の端部は妻梁樋16上に位置してい
る。
以上のようなバルコニーの排水装置における排
水状態を説明する。
デツキ材11上に落下した雨水や根太10内に
入り込んだ雨水は、端部側に流れて妻梁樋16あ
るいは桁本体20の樋19上に落下する。
樋19上の雨水は端部側に流れて、妻梁樋16
上に落下し、躯体側に取付けられた雨樋(図示せ
ず)から排水される。
〔考案の効果〕
この考案は以上のような構成を有し、妻梁は妻
梁本体と妻梁樋とで構成し、桁は樋を有する桁本
体とアタツチメントで構成し、前記妻梁本体と桁
本体を45度接合すると共に、上記妻梁樋をアタツ
チメント内側面に当接して90度接合し、上記妻梁
本体と桁本体の下方に固着して前記桁本体の樋の
端部と妻梁樋の端部を上下に段状にし、根太とデ
ツキ材の端部を、上記桁本体の樋と妻梁樋上に位
置させたものである。
従つて妻梁本体と桁本体が45度接合のため、上
面が面一となつて外観体栽が良好となる。
妻梁、桁本体部分と、妻梁樋、アタツチメント
部分を分割して、上方を45度接合、下方を90度接
合としたため、複雑な切欠き作業が不要で、しか
も樋と妻梁樋を上下に段状にすることができ、樋
を流れてきた雨水を妻梁樋で受けることが可能と
なり、良好に排水することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図は組立てた状態の斜視図、第3図はバルコニ
ーの一部切欠き斜視図、第4図は第3図の−
線断面図、第5図は第3図の−線断面図であ
る。 1……妻梁、2……桁、3……支柱、4……上
枠、10……根太、11……デツキ材、15……
妻梁本体、16……妻梁樋、19……樋、20…
…桁本体、21……アタツチメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 躯体から左右に張り出す妻梁1,1、該妻梁
    1,1の先端を連結する桁2、該妻梁1,1と桁
    2上に立設した支柱3、該支柱3上に掛け渡され
    た上枠4、前記桁2から躯体に向つて掛け渡され
    た根太10、及び根太10上に載置されたデツキ
    材11より成るバルコニーにおいて、 前記妻梁1は妻梁本体15と妻梁樋16とで構
    成し、前記桁2は樋19を有する桁本体20とア
    タツチメント21で構成し、前記妻梁本体15と
    桁本体20を45度接合すると共に、上記妻梁樋1
    6をアタツチメント21内側面に当接して90度接
    合し、前記妻梁本体15と桁本体20の下方に固
    着して桁本体20の樋19端部と妻梁樋16の端
    部を上下に段状にし、根太10とデツキ材11の
    端部を、前記桁本体20の樋19と妻梁樋16上
    に位置させたことを特徴とするバルコニーの排水
    装置。
JP11790985U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH033684Y2 (ja)

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JP11790985U JPH033684Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP11790985U JPH033684Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPS6227103U JPS6227103U (ja) 1987-02-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642001Y2 (ja) * 1987-03-31 1994-11-02 新日軽株式会社 収納部付きバルコニ−

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JPS6227103U (ja) 1987-02-19

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