JPH0336110Y2 - - Google Patents

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JPH0336110Y2
JPH0336110Y2 JP1987059469U JP5946987U JPH0336110Y2 JP H0336110 Y2 JPH0336110 Y2 JP H0336110Y2 JP 1987059469 U JP1987059469 U JP 1987059469U JP 5946987 U JP5946987 U JP 5946987U JP H0336110 Y2 JPH0336110 Y2 JP H0336110Y2
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voltage
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/26Time-delay networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばバイポーラIC回路に用いら
れるデジタル信号の遅延回路に関するものであ
る。
(従来の技術) 第3図に従来の遅延回路を示す。バツフア回路
1の入力側にVin端子からのパルス信号が供給さ
れ、抵抗R1、容量C1で積分された信号をインバ
ータ回路2に印加し、ここで波形整形する。次に
抵抗をR2、容量C2で再度積分した後、インバー
タ回路3を通してVoutに遅延されたパルス信号
を出力する。この遅延回路は抵抗と容量による積
分R1,C1,R2,C2と、各インバータ回路2,3
のスレツシヨルド電圧により、入力パルス信号を
遅延するものである。入力パルス信号を抵抗R1
容量C1による積分と抵抗R2、容量C2による積分
によつて2回遅延させる理由は、インバータ回路
2,3の出力インピーダンスが印加される入力信
号の電圧上昇時と下降時に違いがあり、入力信号
の立ち上がり及び立ち下りでの遅延量の違いを打
ち消す為である。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、従来技術では、インバータ回
路、バツフア回路の出力インピーダンスの変動
(印加される入力信号の電圧上昇時と下降時で出
力インピーダンスが違うこと)により、入力パル
ス信号のデユーテイ比を変化させずに遅延させる
為には、回路構成の複雑さが伴つた。また抵抗、
容量による積分回路の時定数で遅延が決まるの
で、温度変化による遅延量の変化を少なくする為
には、抵抗と容量の温度特性に注意する必要があ
つた。これらのことにより、従来の遅延回路を特
にIC回路に用いることは不向きである。
そこで、入力信号の立ち上がり立ち下がりにお
ける遅延を同じにしてしかも素子数が少なく、遅
延量を制御し易い遅延回路が求められていた。
(問題点を解決するための手段) 上述した問題点を解決するためには、本考案は
遅延回路を、入力信号がそのベース端子に供給さ
れ、そのエミツタ端子は第1の定電流源に接続さ
れる第1のトランジスタと、前記エミツタ端子に
そのエミツタ端子が接続され、第2の定電流源に
共通にコレクタ端子及びベース端子が接続された
第2のトランジスタと、この第2のトランジスタ
の前記コレクタ端子及び前記ベース端子と容量手
段に共通にベースが接続された第3のトランジス
タと、この第3のトランジスタと差動対を構成
し、そのエミツタ端子は前記第3のトランジスタ
のエミツタ端子及び第3の定電流源に夫々接続さ
れ、そのコレクタは負荷に接続され、そのベース
端子は定電圧源に接続された第4のトランジスタ
と、この第4のトランジスタのコレクタ端子にそ
のベースが接続され、そのエミツタ端子は第4の
定電流源に接続されると共に、前記第1のトラン
ジスタの前記ベース端子に供給された前記入力信
号を所定時間遅延して得た出力信号を出力する第
5のトランジスタとを有する構成とした。
(実施例) 本考案になる遅延回路は、出力信号の立ち上が
り及び立ち下がりにおける遅延量と同じにして、
しかもこの遅延量を制御し易いように構成したも
のである。
第1図は本考案になる遅延回路の一実施例構成
図、第2図a〜cは第1図に示す構成部分の各部
の信号波形を示す図である。第1図において、
Q1〜Q5はNPNトランジスタ、I1〜I4は定電流源、
Rは抵抗(負荷)、Cは容量、Vは定電圧源、
Vccは電源である。
同図に示すように、NPNトランジスタQ1のベ
ースには第2図aにパルス信号aが印加される。
このとき各トランジスタにはバイアスが適当に与
えられており、各トランジスタQ1〜Q4及び各定
電流源I1〜I4が正常に動作する状態となつてい
る。また定電流源I1,I2はそこに流れる定電流が
I1=2I2の関係を満足するように作動する。
次にその動作を説明する。
(1) パルス信号aがローレベル状態のとき、定電
流I1,I2及びパルス信号aのローレベル状態の
電圧により、トランジスタQ1,Q2のコレクタ
に流れる電流が決まり、トランジスタQ2のベ
ース電圧は一定となる。つまり容量Cに電流が
流れず安定状態となる。トランジスタQ3のベ
ース電流を無視すると次のような関係が成り立
つている。
I2+ICQ1/α=I1 … 但し、 ICQ1:トランジスタQ1のコレクタ電流、 α:電流増幅率、 定電流I1=2I2であり、電流増幅率αが大き
いとすると、 ICQ1≒I1−I2=I2 … となり、トランジスタQ1,Q2共にほぼ同じ値
のコレクタ電流が流れている。ダイオードの電
流式IE、 IE=IS(expqVBE/kT−1) より、トランジスタQ2のベース電圧はトラン
ジスタQ1のベース電圧とほぼ同じ電圧で安定
となることがわかる。ただしIEはエミツタ電
流、ISは逆方向飽和電流、VBEはベース・エミ
ツタ間電圧、qは電荷、kはボルツマン定数、
Tは絶対温度である。
(2) パルス信号aがロールベル状態からハイレベ
ル状態に変化する時点のとき、 トランジスタQ1のベース電圧はローレベル
からハイレベル状態になり、これに応じてトラ
ンジスタQ2はオンからオフ状態になり、定電
流I1はすべてトランジスタQ1を流れる。容量C
は定電流I2で充電されて、同図bに示す信号b
の充電期間の波形を生じる。
このとき、この充電期間の傾きはトランジス
タQ2のベース電圧をVb2とすると、 Vb2=I2/Ct+VL … 但し、 VL:トランジスタQ2がローレベル状態 の時のベース電圧、 t:時間、 となる。上記式で表わされる充電期間の傾き
で上昇するトランジスタQ2のベース電圧は、
トランジスタQ1のベース電圧にほぼ等しくな
つた時点で前記の理由から再び安定する。
(3) パルス信号aがハイレベル状態からローレベ
ル状態に変化する時点のとき、 トランジスタQ1のベース電圧はハイレベル
からローレベル状態になり、これに応じてトラ
ンジスタQ1はオンからオフ状態となり、定電
流I2は全てトランジスタQ2を流れる。よつて容
量Cは定電流I1とI2の差電流(I1−I2)で放電
される。このときの信号波形は同図bに示す信
号bの放電期間の波形となる。
トランジスタQ2のベース電圧Vb2は、 Vb2=−(I1−I2)/Ct+VH=−I2/Ct+VH … 但し、VH:トランジスタQ2がハイレベル状態 の時のベース電圧、 となる。トランジスタQ2のベース電圧がトラ
ンジスタQ1のベース電圧にほぼ等しくなつた
時点で上記した(1)の状態に戻る。
以上のような(1)〜(3)状態の繰り返し動作で容量
Cに生じた信号がトランジスタQ3のベースに入
力される。ここでトランジスタQ3とQ4は差動回
路を構成していて、負荷抵抗Rと定電流回路I3
値を適当な選び、トランジスタQ3,Q4がオン、
オフ動作をするように入力信号レベル(パルス信
号aのハイレベル状態とローレベル状態)を決め
ると、ECL回路(エミツタ・カツプルド・ロジ
ツク回路)として、使用出来る。
トランジスタQ4のベース電圧Vをトランジス
タQ3のベース入力信号のハイレベルとローレベ
ルとの中間レベルに設定する(同図bの点線で示
すレベル)。すると、トランジスタQ3,Q4はトラ
ンジスタQ3のベース入力信号が上記の中間レベ
ルVを通るとき反転するので、負荷抵抗R、エミ
ツタフオロワのトランジスタQ5(定電流負荷とし
て定電流源I4が接続されている)を通した出力信
号は第2図cに示す信号cになる。
つまり第2図bに示す信号bにおける時間t1
t2に相当する時間遅れが同図cに示す信号cに生
じたことになる。このとき上記の,式から時
間t1,t2を求めると次のようになる。
V=Vb2=I2/Ct1+VL よつて、t1=(V−VL)C/I2 … 同様に、t2=(VH−V)C/I2 … VH−V=V−VLの関係から、 t1=(V−VL)C/I2=(VH−V)C/I2=t2 … となり、立ち上がりの遅延と立ち下がりの遅延は
同じになる。
まとめると、上述した第1図に示す遅延回路
で、次式,の条件を満たせば、出力信号cの
立ち上がりと立ち下りの遅延を同じに出来る。
I1=2I2 … VH−V=V−VL … 既述したように、本考案になる遅延回路は、出
力信号の立ち上がり及び立ち下がりにおける遅延
量を同一にすることができる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、入力パルス信号
の遅延回路を、容量手段と定電流及び定電圧源で
構成している為、これらの精度を高くすればする
ほど精度の良い遅延が得られる。また、この遅延
回路をバイポーラの集積回路で製作すると定電流
と定電圧は作りやすく制御しやすく、精度の良い
ものが作れるので最適である。さらに、抵抗と容
量による従来の遅延回路に比べて素子数の面でも
有利であり、特にECL回路(エミツタ・カツプ
ルド・ロジツク回路)を含むバイポーラ集積回路
内での使用は信号の受け渡しなどの点で素子数が
少なくて良く、効果は大である。さらにまた、温
度による遅延量の変化は定電流、定電圧の温度特
性をゼロにすれば容量の温度特性となり、制御し
易いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる遅延回路の一実施例構成
図、第2図は第1図に示す構成部分各部の信号波
形を示す図、第3図は従来の遅延回路を示す図で
ある。 a……入力信号、c……出力信号、C……容量
手段、I1〜I4……第1〜第4の定電流源、Q1〜Q5
……第1〜第5のNPNトランジスタ、R……負
荷、V……定電圧源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号がそのベース端子に供給され、そのエ
    ミツタ端子は第1の定電流源に接続される第1の
    トランジスタと、前記エミツタ端子にそのエミツ
    タ端子が接続され、第2の定電流源に共通にコレ
    クタ端子及びベース端子が接続された第2のトラ
    ンジスタと、この第2のトランジスタの前記コレ
    クタ端子及び前記ベース端子と容量手段に共通に
    ベースが接続された第3のトランジスタと、この
    第3のトランジスタと差動対を構成し、そのエミ
    ツタ端子は前記第3のトランジスタのエミツタ端
    子及び第3の定電流源に夫々接続され、そのコレ
    クタは負荷に接続され、そのベース端子は定電圧
    源に接続された第4のトランジスタと、この第4
    のトランジスタのコレクタ端子にそのベースが接
    続され、そのエミツタ端子は第4の定電流源に接
    続されると共に、前記第1の定電流源の定電流値
    は前記第2の定電流源の電流値の2倍とし、ま
    た、前記第4のトランジスタのベース電圧を前記
    第3のベース入力信号のハイレベルとローレベル
    との中間レベルに設定し、前記第1のトランジス
    タの前記ベース端子に供給された前記入力信号を
    所定時間遅延して得た出力信号を出力する第5の
    トランジスタとを有することを特徴とする遅延回
    路。
JP1987059469U 1987-04-20 1987-04-20 Expired JPH0336110Y2 (ja)

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JP1987059469U JPH0336110Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20
KR2019880005670U KR910004855Y1 (ko) 1987-04-20 1988-04-20 지연 회로

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JPS63169716U JPS63169716U (ja) 1988-11-04
JPH0336110Y2 true JPH0336110Y2 (ja) 1991-07-31

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112416A (ja) * 1984-11-06 1986-05-30 Mitsubishi Electric Corp 波形遅延回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112416A (ja) * 1984-11-06 1986-05-30 Mitsubishi Electric Corp 波形遅延回路

Also Published As

Publication number Publication date
KR880020712U (ko) 1988-11-30
KR910004855Y1 (ko) 1991-07-06
JPS63169716U (ja) 1988-11-04

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