JPH0335723B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335723B2 JPH0335723B2 JP62311902A JP31190287A JPH0335723B2 JP H0335723 B2 JPH0335723 B2 JP H0335723B2 JP 62311902 A JP62311902 A JP 62311902A JP 31190287 A JP31190287 A JP 31190287A JP H0335723 B2 JPH0335723 B2 JP H0335723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- gap
- head
- plane
- forming plane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 86
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims 1
- 239000012792 core layer Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
本発明は磁気ヘツドコアの製造方法に関し、特
にギヤツプを形成する2つのコア片の一方が記録
媒体走行方向に厚さが薄いことが要求されるタイ
プの磁気ヘツドコアの製造方法に関する。
にギヤツプを形成する2つのコア片の一方が記録
媒体走行方向に厚さが薄いことが要求されるタイ
プの磁気ヘツドコアの製造方法に関する。
[従来の技術]
この種磁気ヘツドコアとして、たとえば特公昭
43−9264号公報に記載されているように、C字状
コアとI字状コアからなり、該I字状コアに段差
を設けてギヤツプをI字状コア寄りに偏心させて
なるものがある。
43−9264号公報に記載されているように、C字状
コアとI字状コアからなり、該I字状コアに段差
を設けてギヤツプをI字状コア寄りに偏心させて
なるものがある。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、この構成でヘツドギヤツプを形成する
I字状コアに段差を設けるギヤツプ形成面の研摩
がヘツドコア材毎の加工となり、生産性が著しく
低く実用化は非常に難しい。
I字状コアに段差を設けるギヤツプ形成面の研摩
がヘツドコア材毎の加工となり、生産性が著しく
低く実用化は非常に難しい。
本発明の目的はかかる問題に鑑み、ヘツド効率
がよくかつ段差のある研摩加工が一切不要な製造
しやすい磁気ヘツドコアの製造方法を提供するに
ある。
がよくかつ段差のある研摩加工が一切不要な製造
しやすい磁気ヘツドコアの製造方法を提供するに
ある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的はギヤツプを有するフロントコアのギ
ヤツプを形成する略I字状コアとL字状コアの2
つのコアのうち記録媒体走行方向に厚みが薄い略
I字状コア片のギヤツプ形成平面に、上述したギ
ヤツプ方向にのびた磁気抵抗低減用コア片を接着
されたフロントコアとこのフロントコアのリア側
を上記ギヤツプ形成平面と略直交する平面で接合
するリアコアとからなる磁気ヘツドにより、達成
される。
ヤツプを形成する略I字状コアとL字状コアの2
つのコアのうち記録媒体走行方向に厚みが薄い略
I字状コア片のギヤツプ形成平面に、上述したギ
ヤツプ方向にのびた磁気抵抗低減用コア片を接着
されたフロントコアとこのフロントコアのリア側
を上記ギヤツプ形成平面と略直交する平面で接合
するリアコアとからなる磁気ヘツドにより、達成
される。
そしてこのような磁気ヘツドコアは、第1の溝
を有するコアブロツクと断面略I字状コアブロツ
クをギヤツプ形成平面で接着したあと、記録媒体
走行面となる部分に対して逆の方向から第2の溝
を第1の溝につながるように、なおかつ、第1の
溝を有したコアブロツクの一部が上記略I字状コ
アブロツクに接着されたまま残るように形成した
後所定のコア層に切断し、フロントコアを得て各
フロントコアをそのリア側で、上記ギヤツプ形成
平面と略直交する平面でリアコアにより接合する
ことにより得られる。
を有するコアブロツクと断面略I字状コアブロツ
クをギヤツプ形成平面で接着したあと、記録媒体
走行面となる部分に対して逆の方向から第2の溝
を第1の溝につながるように、なおかつ、第1の
溝を有したコアブロツクの一部が上記略I字状コ
アブロツクに接着されたまま残るように形成した
後所定のコア層に切断し、フロントコアを得て各
フロントコアをそのリア側で、上記ギヤツプ形成
平面と略直交する平面でリアコアにより接合する
ことにより得られる。
[作用]
年I字状コア片と略L字状コア片および磁気抵
抗低減用コア片とは1つのギヤツプ形成平面で接
着され、リアコアと略L字状コア片および磁気抵
抗低減用コア片とは上記ギヤツプ形成面と略直角
な一平面で接合されるので、段差のある研摩加工
は不要であり、しかも磁気抵抗低減用コア片の厚
みはギヤツプ形成平面から任意の値にとれるの
で、略I字状コアの厚みを薄くしても磁気抵抗を
小さく維持できる。
抗低減用コア片とは1つのギヤツプ形成平面で接
着され、リアコアと略L字状コア片および磁気抵
抗低減用コア片とは上記ギヤツプ形成面と略直角
な一平面で接合されるので、段差のある研摩加工
は不要であり、しかも磁気抵抗低減用コア片の厚
みはギヤツプ形成平面から任意の値にとれるの
で、略I字状コアの厚みを薄くしても磁気抵抗を
小さく維持できる。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す磁気ヘツドコア
の製造方法を示す図である。同図dまたはeにお
いて、111,211はフロントコアを示し、該
フロントコアはギヤツプ102,202を形成し
てなる2つのコア片つまり略I字状コア片と略L
字状コア片および該I字状コア片のギヤツプ形成
平面に、該略L字状コア片と上記ギヤツプから離
間して接着された磁気抵抗低減用フロントコア片
114,214とから構成されている。112,
212はフロントコアの上記ギヤツプと反対側に
接合されたリアコアを示し、該リアコアは上記I
字状コア片のギヤツプ形成平面と直交する平面で
接合されている。
第1図は本発明の一実施例を示す磁気ヘツドコア
の製造方法を示す図である。同図dまたはeにお
いて、111,211はフロントコアを示し、該
フロントコアはギヤツプ102,202を形成し
てなる2つのコア片つまり略I字状コア片と略L
字状コア片および該I字状コア片のギヤツプ形成
平面に、該略L字状コア片と上記ギヤツプから離
間して接着された磁気抵抗低減用フロントコア片
114,214とから構成されている。112,
212はフロントコアの上記ギヤツプと反対側に
接合されたリアコアを示し、該リアコアは上記I
字状コア片のギヤツプ形成平面と直交する平面で
接合されている。
次にその製造方法の一例について説明する。ま
ず、第1図aに示すように3つの長方形のヘツド
コア材100,200,300を用意し、そのう
ちの2つのヘツドコア材100,200のギヤツ
プ形成平面となる一側面にギヤツプ規制用傾斜溝
101,201を形成し、そしてこれらを残りの
ヘツドコア材300のギヤツプ形成平面となる一
側面に接着剤例えばガラスで第1図aで示すよう
に接着して1つのフロントコアブロツクを作る。
これによりギヤツプ102,202が形成され
る。次にコアブロツクのギヤツプ102,202
側の全面を第1図bに示すようにW型に研削す
る。ここでコアブロツクをW型に研削している
が、研削形状はW型でなくてもよく、またこの工
程は省略してもよい。次にコアブロツクの3つの
ヘツドコア材300に分割用溝301を形成し、
その両側のヘツドコア材100,200には第1
図cに示すようにその後面からギヤツプ規制用傾
斜溝101,201につながる溝103,203
を形成する。次に第1図cの一点鎖線で示す2つ
の平面401,402に沿つて切断し、第1図d
に示すようにフロントコア111,211を形成
する。以後は、フロントコアとは別途に形成され
たコ字状のリアコア112,212をフロントコ
ア111,211に第1図eに示すように接合
し、上述した磁気ヘツドコアを完成する。
ず、第1図aに示すように3つの長方形のヘツド
コア材100,200,300を用意し、そのう
ちの2つのヘツドコア材100,200のギヤツ
プ形成平面となる一側面にギヤツプ規制用傾斜溝
101,201を形成し、そしてこれらを残りの
ヘツドコア材300のギヤツプ形成平面となる一
側面に接着剤例えばガラスで第1図aで示すよう
に接着して1つのフロントコアブロツクを作る。
これによりギヤツプ102,202が形成され
る。次にコアブロツクのギヤツプ102,202
側の全面を第1図bに示すようにW型に研削す
る。ここでコアブロツクをW型に研削している
が、研削形状はW型でなくてもよく、またこの工
程は省略してもよい。次にコアブロツクの3つの
ヘツドコア材300に分割用溝301を形成し、
その両側のヘツドコア材100,200には第1
図cに示すようにその後面からギヤツプ規制用傾
斜溝101,201につながる溝103,203
を形成する。次に第1図cの一点鎖線で示す2つ
の平面401,402に沿つて切断し、第1図d
に示すようにフロントコア111,211を形成
する。以後は、フロントコアとは別途に形成され
たコ字状のリアコア112,212をフロントコ
ア111,211に第1図eに示すように接合
し、上述した磁気ヘツドコアを完成する。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、ギヤツプを
形成する2つのフロントコア片のうち一方のコア
片がギヤツプ近傍では媒体走行方向に薄くするこ
とが要求される場合においても、フロントコアの
リアコアとの接合部も任意に大きくでき、その部
分の磁気抵抗を小さくでき、ヘツド全体の効率を
良好にでき、かつギヤツプの精度を良好にでき、
またこれらを安定にしかも安価に製造することが
できる。
形成する2つのフロントコア片のうち一方のコア
片がギヤツプ近傍では媒体走行方向に薄くするこ
とが要求される場合においても、フロントコアの
リアコアとの接合部も任意に大きくでき、その部
分の磁気抵抗を小さくでき、ヘツド全体の効率を
良好にでき、かつギヤツプの精度を良好にでき、
またこれらを安定にしかも安価に製造することが
できる。
第1図a〜eは本発明の一実施例を示す磁気ヘ
ツドコアの製造方法を示す図である。 111,211…フロントコア、112,21
2…リアコア、114,214…コア片。
ツドコアの製造方法を示す図である。 111,211…フロントコア、112,21
2…リアコア、114,214…コア片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ギヤツプを有するフロントコアとリアコアと
からなる磁気ヘツドコアの製造方法において、 各々ギヤツプ形成平面を備え、厚みと長さを有
する第1、第2のヘツドコア材のうち第1のヘツ
ドコア材のギヤツプ形成平面のギヤツプ近傍から
前記厚み方向にのびたギヤツプ深さ規制用の第1
の溝を形成する工程と、 該第1のヘツドコア材のギヤツプ形成平面と前
記第2のヘツドコア材のギヤツプ形成平面を前記
ギヤツプが形成されるように合せて接着し、1つ
のフロントコアブロツクを形成する工程と、 該フロントコアブロツクの前記第1のヘツドコ
ア材の前記リアコア側から前記第1の溝方向に向
い、該第1の溝とつながる第2の溝を形成し、前
記第1のヘツドコア材のギヤツプ形成平面を含む
一部分を前記第1のヘツドコア材から分離する工
程と、 前記フロントコアブロツクを前記長さ方向に所
定のヘツド厚さで切断しフロントコアを形成する
工程と、 各フロントコアの分離されているリアコア側を
前記ギヤツプ形成平面と略直交する平面で、リア
コアにより接合する工程 とからなることを特徴とする磁気ヘツドコアの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31190287A JPS63160005A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 磁気ヘッドコアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31190287A JPS63160005A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 磁気ヘッドコアの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20141386A Division JPS6278710A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 複合型磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63160005A JPS63160005A (ja) | 1988-07-02 |
JPH0335723B2 true JPH0335723B2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=18022788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31190287A Granted JPS63160005A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 磁気ヘッドコアの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63160005A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242713A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-02 | Hitachi Ltd | Production method for composite type magnetic head |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31190287A patent/JPS63160005A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242713A (en) * | 1975-10-01 | 1977-04-02 | Hitachi Ltd | Production method for composite type magnetic head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63160005A (ja) | 1988-07-02 |
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