JPH0335395A - クレジット処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、クレジット処理装置に係わり、特にクレジッ
ト取引成立後の取引中止処理の改良に関するものである
。 ［従来の技術］ 例えばクレジットカードを利用可能なりレジット処理装
置は、一般に、各商品の販売データを登録処理する販売
登録機能を備えている。そして、この登録機能により登
録処理された販売商品の代金についてクレジットカード
による支払いが発生すると、カードリーダで客の持参し
たクレジットカードのカード情報（会員番号、有効期間
など）を読み取り、このカード情報、クレジット取引金
額、取引識別情報（レシート番号、伝票番号）などから
なるクレジット取引データをオンライン接続された外部
のホストコンピュータに送信してクレジット取引の可否
を問い合わせる。しかして、このホストコンピュータよ
り取引不可応答を受信したならば取引を無効とし、販売
許諾応答を受信したならば専用のクレジット伝票に該当
するクレジット取引データを印字・発行して取引を完了
するものとかっている。 なお、上記ホストコンピュータには契約した客の会員番
号、許容金額などが格納されたデータファイルが設けら
れており、受信したクレジット取引データにより該当す
る客のファイルデータに基づきクレジット取引の可否を
判定しその判定結果を通知できるようになっている。 ところで、従来のこの種のクレジット処理装置において
、クレジット取引成立後にその取引を中止させたい場合
、オペレータは既に発行されたクレジット伝票の伝票番
号などをキー人力する。そうすると、この伝票番号等か
らなる取引取消データがホストコンピュータへ送信され
、ホストコンピュータにおいては該当する取引の取消処
理がなされるものとなっている。（特開昭６０−１７９
８９７号公報参照） ［発明が解決しようとする課題］ このように、従来技術ではクレジット取引成立後にその
取引を中止させることが可能なので、−旦成立したクレ
ジット取引に対して客が返品を申し出たり支払い方法や
クレジットカードの変更を申し出ても対処できる。ただ
し、クレジット取引が成立した時点でクレジット伝票が
印字発行されるため、伝票が無駄に発行されたことにな
る。 また、クレジット取引の中止に対して取引取消データを
ホストコンピュータへ送信するが、その際に回線断が発
生して取引取消データをホストコンピュータへ送信でき
ないと、その時点では取消すことができず回線の復旧を
待って再度取引取消データを入力し直さなければならな
かった。 そこで本発明は、クレジット取引成立後であっても伝票
を発行する前に細事な操作でそのクレジット取引を中止
することができ、伝票の無駄を防止できるクレジット処
理装置を提供しようとするものである。 また、クレジット取引中止の際に回線断が発生して取消
処理が行われなくても回線復旧時に自動的に当該クレジ
ット取引の中止を指示して取消処理を可能とし得、作業
性の向上をはかり得るクレジット処理装置を提供しよう
とするものである。 ［ａｌｌｍを解決するための手段］ 本発明は、クレジット取引発生時、顧客の会員番号、ク
レジット取引金額、取引識別情報などの、クレジット取
引データを外部へ送信し、外部より取引許諾応答がある
とクレジット伝票の発行を許可するクレジット処理装置
において、クレジット伝票の発行指示手段と、クレジッ
ト取引の中止指示手段とを設け、外部からの取引許諾応
答受信後、発行指示手段によりクレジット伝票の発行が
指示されると該当するクレジット取引データに基づいて
クレジット伝票を印字発行するようにし、中止指示手段
によりクレジット取引の中止が指示されると少なくとも
該当するクレジット取引データの取引識別情報を有する
クレジット中止データを外部へ送信し、このクレジット
中止データの送信に応動して外部より取引中止成立応答
を受信すると該当するクレジット取引を無効とするよう
に構成したものである。 また、上記発明に加えて、クレジット中止データの送信
に対して取引中止不成立を検知したときには少なくとも
該当するクレジット取引データの取引識別情報を蓄積し
て該当するクレジット取引を無効とし、かつこの蓄積情
報を適時外部へ再送信してクレジット取引の中止を指示
するように構成したものである。 ［作用］ 本発明のクレジット処理装置であれば、クレジット取引
発生時、顧客の会員番号、クレジット取引金額、取引識
別情報などのクレジット取引データが外部へ送信される
。そして、外部より取引許諾応答があった状態で発行指
示手段によりクレジット伝票の売行が指示されると、該
当するクレジット取引データに基づいてクレジット伝票
が印字発行される。一方、外部より取引許諾応答があっ
た状態で中止指示手段によりクレジット取引の中止が指
示されると少なくとも該当するクレジット取引データの
取引識別情報を有するクレジット中止データが外部へ送
信される。そして、このクレジット中止データの送信に
応動して外部より取引中止成立応答が受信されると該当
するクレジット取引が無効となる。したがって、外部よ
り取引許諾応答があった時点でその取引を中止する場合
には、中止指示手段によりクレジット取引の中止を指示
することによって、クレジット伝票の発行前に当該クレ
ジット取引を中止できる。 また、外部を接続する回線断により取引中止が不成立で
あった場合には、少なくとも該当するクレジット取引デ
ータの取引識別情報が蓄積され、この蓄積情報は適時外
部へ再送信されてクレジット取引中止が指示される。し
たがって、回線復旧時には自動的に取引中止の処理が行
われる。 ［実施例］ 以下、本発明のクレジット処理装置を、ＰＯＳ（販売時
点情報管理）システムのターミナルに適用した一実施例
について図面を参照しながら説明する。 第１図はＰＯＳシステムを示す模式図であって、例えば
電子式キャッシュレジスタからなる複数台のターミナル
（ＴＭ）１と１台のファイルコントローラ（ＦＣ）２と
がインライン回線３を介して閉ループ状に接続されてい
る。上記ファイルコントローラ２には、専用回線４を介
してストアコントローラ（ＳＣ）５がオンライン接続さ
れている。 上記ストアコントローラ５には電話回線６を介してクレ
ジット取引照会用のホストコンピュータ（ＨＣ）７が接
続されている。 上記ファイルコントローラ２は、各商品に付されたＰＬ
Ｕ（プライス・ルック・アップ）コードに対応してその
商品の品名、単価、属性部門などがプリセットされた商
品ファイルを有しており、各ターミナル１からのＰＬＯ
コード間合せに対して上記商品ファイルの検索を行い、
該当する商品データを問い合わせのあったターミナル１
へ通知して、各ターミナル１での販売登録業務を制御す
るものである。また、各ターミナル１とストアコントロ
ーラ５とのパススルー機能も有している。 上記ストアコントローラ５は、各種のファイルメモリや
プリンタ、キーボード、ＣＲＴデイスプレィ等の入出力
機器を備え、ファイルコントローラ２および各ターミナ
ル１に対するデータ設定業務、各ターミナル１での売上
データ集計業務などを実行する。また、各ターミナル１
でのクレジ・ント取引発生時においては、ホストコンピ
ュータ７へのパススルー機能も有している。 上記ホストコンピュータ７は、契約した客の会員番号に
対応して許容金額などの客管理データが格納された客管
理ファイルを有しており、この客管理ファイルを用いて
問合せのあったクレジット取引の可否を判定し、その結
果を通知するものである。また、クレジット取引中止の
指示があった場合には該当するクレジット取引の取消を
行う。 第２図は本発明のクレジット処理装置としての機能を有
するターミナル１のブロック構成図であって、制御部本
体としてのＣＰＵ　（中央処理装置）１１は演算回路、
メモリ制御回路などを内蔵し、入力データに基づいて各
種の演算処理を実行するとともに、パスライン１２を介
して上記ＣＰＵ１１が各部を制御するためのプログラム
データ等が格納されたＲＯＭ１３と、上記ＣＰＵＩＩが
各部を制御する上で必要な各種メモリが形成されたＲＡ
Ｍ１４とを動作させる。また、上記ＣＰＵ１１は時計回
路１５にて計時される時刻データを適時読取り可能とな
っている。 また、カードリーダ１６にて読取られたカードデータを
取り込むカードリーダ制御回路１７、前記インライン回
線３を介して行われるデータ送受信を制御する伝送制御
回路１８、キーボード１つからの人力キー信号を取り込
むキーボード回路２０、表示器２１を駆動制御する表示
制御回路２２、プリンタ２３のプリンタ駆動回路２４と
ドロワ２５を開放させるドロワ開放装置２６とにそれぞ
れ駆動信号を出力するＩ１０ボート２７などが前記パス
ライン１２を介してＣＰＵＩＩに接続されている。 上記カードリーダ１６は、クレジットカードに磁気記録
された顧客の会員番号、有効期間などのカードデータの
読取りを行う。 上記キーボード１９には、第３図に示す如く、置数キー
３１、ＰＬＵキー３２、部門キー３３、クリアキー３４
、預／現計キー３５、カードキー３６、掃討キー３７、
取消キー３８、乗算キー３９、責任者キー４０．送信キ
ー４１、発行キー４２、小計キー４３などの他、クレジ
ット取引時における一括払い１分割払いなどの支払方法
を人力するための特定キー４４が配設されている。 ここで、預／現計キー３５．カードキー３６および掃討
キー３７は商品登録の締めを指令するためのキーであっ
て、預／現計キー３５は現金取引の締めキーとして機能
し、カードキー３６はクレジットカードを用いたクレジ
ット取引の締めキーとして機能し、掃討キー３７は掛売
りの締めキーとして機能する。取消キー３８はクレジッ
ト取引成立時においてクレジット取引の中止指示手段と
して機能する。発行キー４２はクレジット取引成立時に
おいてクレジット伝票の発行指示手段として機能する。 上記表示器２１は、販売登録された商品の品名や販売金
額、合計金額などを電光表示するドツト表示管と、登録
中、送信中などの状態表示を行う各種トライマーク表示
素子とから構成されている。 上記プリンタ２３は、予め装填されたレシートおよびジ
ャーナルに販売データなどの印字を行うもので、クレジ
ット取引成立時にはその都度挿入されたクレジット伝票
に対して印字可能となっている。 上記ＲＡＭ１４には、第４図に示す如く、このターミナ
ル１にて販売登録された各商品の売上点数、売上金額を
部門コード別に累計する部門別売上合計器５１１１人の
客に販売した商品の合計金額を記憶する合計金額メモリ
５２、一連のレシート番号を計数するレシート番号カウ
ンタ５３、−連のクレジット伝票番号を計数する伝票番
号カウンタ５４、カードリーダ１６にて読み取ったカー
ドデータを格納するカードデータメモリ５５、送信バッ
ファ５６、受信バッファ５７などの他、クレジット取引
中止不成立時において該当クレジット取引データの取引
識別情報としてレシート番号。 伝票番号および取引・発生時刻をそれぞれ蓄積するクレ
ジット取消ファイル５８が形成されている。 しかして、上記ＣＰＵＩ　１はＲＯＭ１３内のプログラ
ムに従って第５図に示す処理を実行するように構成され
ている。すなわち、キーボード１９の置数キー３１とＰ
ＬＵキー３２とにより登録商品のＰＬＯコードが人力さ
れると、ファイルコントローラ２に対してＰＬＵコード
の問合せを行う。 そして、当該ＰＬＵコードに対応する商品データを受信
するとその登録商品の販売金額、販売点整を部門別売上
合計器５１に対して該当する属性部門別に累計登録する
。また、販売金額を合計金額メモリ５２に加算する。さ
らに、該当する品名。 販売金額な□どを表示器２１に電光表示させるとともに
、プリンタ２３によりレシートおよびジャーナルに印字
出力する。このような商品登録操作に対する処理は締め
操作が行われるまで繰り返される。その間に小計キー４
３の入力があった場合には、合計金額メモリ５２内の金
額を小計額として表示、印字出力する。 その後、キーボード１９上の締めキーが人力操作される
と、１人の客に販売した全商品の登録を完了したので、
入力された締めキーの種類を調べる。そして、入力締め
キーがカードキー３６であれば、クレジットカードによ
るクレジット取引が指示されたので、カードリーダ１６
にて読み取られているクレジットカードのカードデータ
をカードリーダ制御回路１７を介して取込み、カードデ
−少メモリ５５に格納する。しかる後、支払い方法人力
用の特定キー４４によってクレジット支払い方法が入力
され、続いて送信キー４１が入力操作されると、カード
データメモリ５５内のカードデータ、合計金額メモリ５
２内のクレジット取引金額、キー人力されたクレジット
支払い方法を示すデータのほか、取引識別情報としてレ
シート番号カウンタ５３のレシート番号、伝票番号カウ
ンタ５４の伝票番号、時計回路１５から読み取った取引
発生時刻（現在時刻）、予め設定されているターミナル
番号などからクレジット取引データ伝文を編集し、ホス
トコンピュータ７に上記クレジット取引データ伝文を送
信してクレジット取引可否の問合せを行う。 ここで、ホストコンピュータ７から取引不可応答を受信
したならば、取引き不可である旨を表示器２１に電光表
示して、この処理を終了する。これに対し、ホストコン
ピュータ７から取引許諾応答を受信した場合には表示器
２１に取引可である旨を表示して次のキー人力を待つ。 そして発行キー４２が人力操作されたならば、プリンタ
２３に挿入された所定の伝票用紙にクレジット取引金額
。 支払い方法、伝票番号などを印字してクレジット伝票と
して発行する（伝票発行制御手段）。しかる後、レシー
ト番号カウンタ５３および伝票番号カウンタ５４をそれ
ぞれ「＋１」だけ更新して、この処理を終了する。 入力キーが取消キー３８の場合には、やはりカードデー
タ、クレジット取引金額、クレジット支払い方法データ
、レシート番号、伝票番号、取引発生時刻、ターミナル
番号などからクレジット取引中止データ伝文を編集し、
ホストコンピュータ７に上記クレジット取引中止データ
伝文を送信してクレジット取引中止の問合せを行う（ク
レジット中止処理手段）。ここで、ホストコンピュータ
７からの取引中止成立（正常）応答を受信したならば、
このクレジット取引を無効にして次の締めキー操作を待
つ（取引無効処理手段）。これに対し、ホストコンピュ
ータ７からの取引中止成立応答を受信できず取引中止不
成立を検知したならば、該当するクレジット取引の取引
識別情報としてのレシート番号、伝票番号および取引発
生時刻をクレジット取消ファイル５８に格納し、このク
レジット取引を無効にして次の締めキー操作を待つ（中
止不成立処理手段）。 第６図は前記クレジット取引データおよびクレジット取
引中止データのデータフォーマット図である。クレジッ
ト取引データとクレジット取引中止データとは同一フォ
ーマットで構成されており、クレジット取引データにつ
いては中止フラグを〔０］　クレジット取引中止データ
については中止フラグを［１］として区別している。 第７図は前記ホストコンピュータ７からの取引中止成立
応答のデータフォーマット図である。この場合、応答ス
テータスの種類によって取引中止が成立したか否かを判
断する。 また、各ターミナル１のＣＰＵＩ　１は、ストアコント
ローラ５からのデータ収集コマンドに応動して前記部門
別売上合計器５１内の売上累計データと同様に前記クレ
ジット取消ファイル５８内のデータをストアコントロー
ラ５へ送信するようにプログラムＨａされている。上記
ストアコントローラ５は各ターミナル１より収集したク
レジット取消ファイル５８内のデータ、つまりはクレジ
ット取引成立後に中止が指示され、その時点では取消処
理が行われなかったクレジット取引の取引識別情報を電
話回線６を介してホストコンピュータ７へ送信し、ホス
トコンピュータ７に対して該当するクレジット取引の取
引中止を指示するものとなっている。 このように構成された本実施例においては、各ターミナ
ル１では客が購入した商品の登録が行われる。そして客
がクレジットカードによる支払いを希望した時には、そ
のターミナル１のオペレータは客が持参したクレジット
カードのカードデータをカードリーダ１６によって読み
込ませるとともに、キーボード１９のカードキー３６を
入力操作してクレジットカードによる取引の締めを指示
する。また、客の希望する支払い方法を入力後、送信キ
ー４１を入力操作する。そうすると、第６図に示すよう
なりレジット取引データ伝文（中止フラグ［０コ）が編
集され、このデータ伝文はインライン回線３．専用回線
４．電話回線６を介してホストコンピュータ７へ送信さ
れる。 ホストコンピュータ７においては受信したクレジット取
引データ伝文に基づいて該当するクレジット取引の可否
が判定され、取引不可の場合には取引不可応答が、取引
可の場合には販売許諾応答がそれぞれ問合せのあったタ
ーミナル１へ返信される。 ホストコンピュータ７がら販売許諾応答を受信したター
ミナル１においては、表示器２１により取引可である旨
が例えばトライマーク表示素子によって表示される。そ
こでオペレータはプリンタ２３に所定の伝票用紙を挿入
して発行キー４２を入力操作する。そうすることにより
、プリンタ２３によって伝票用紙に所定の伝票印字が行
われクレジット伝票として発行されるので、このクレジ
ット伝票を客に手渡し、またカードリーダ１６から抜き
取ったクレジットカードを客に返して、このクレジット
取引を終了する。 また、表示器２１に取引可である旨が表示された時点で
、客が返品を申し出たり、現金への支払いを申し出たり
してクレジット取引の中止を余儀なくされた場合には、
オペレータは取消キー３８を入力操作する。そうすると
、ＩＮ６図に示すようなりレジット取引中止データ伝文
（中止フラグ［１］）が編集され、このデータ伝文はイ
ンライン回線３．専用回線４．電話回線６を介してホス
トコンピュータ７へ送信される。 ホストコンピュータ７においては受信したクレジット取
引中止データ伝文に基づいて該当するクレジット取引の
取消処理がなされ、取引中止成立応答がターミナルｌへ
返信される。 ホストコンピュータ７から取引中止成立応答を受信した
ターミナル１においては、表示器２１により取引中止成
立である旨が例えばトライマーク表示素子によって表示
される。そこでオペレータは例えば客が現金による支払
いを申し出てクレジット取引の中止を行った場合には、
預／現計キー３５を入力操作して現金取引による登録の
締めを指示すればよい。そうすることにより、合計金額
メモリ５２内の合計金額に対しての現金による支払いが
処理され、レシートが発行される。 このように、クレジット取引による締め操作に応じてホ
ストコンピュータ７に取引可否の問合せを行ない、取引
成立が判定されて販売許諾応答があった後に、発行キー
４２の人力によってクレジット伝票の発行が指示された
ならばクレジット伝票を発行してクレジット取引完了と
し、取消キー３８の入力によってクレジット取引の中止
が指示されたならばホストコンピュータ７に対して該当
するクレジット取引の中止を指示するとともに当該クレ
ジット取引を無効として次の締め操作を許可するように
したので、簡単なキー操作でクレジット伝票発行前にそ
のクレジット取引を中止できる。したがって、クレジッ
ト取引成立後にそのクレジット取引の中止が余儀なくさ
れても、クレジット伝票を無駄にすることはない。 また、従来は客がクレジット取引から現金取引に変更を
申し出た場合にその客の登録を最初からやり直さなけれ
ばならず、しかもこの場合は二重登録となるので後で取
消登録処理を行わなければならず、大変煩雑で作業能率
が悪かったが、本実施例によれば取消キー３８を入力し
てクレジット取引を無効としたのちに預／現計キーに３
５より現金取引の締めを指示すればよく、支払い方法の
変更を簡便に処理できる。 一方、クレジット取引データ伝文がホストコンピュータ
７へ送信される際に例えば回線３，４゜６などで断線が
発生し、ホストコンピュータ７における取消処理が不能
な場合には、各ターミナル１においては取引中止成立応
答の未受信によって取消不能が検知される。そしてこの
場合、該当するクレジット取引の取引識別情報として、
レシート番号、伝票番号および取引発生時刻がクレジッ
ト取消ファイル５８に格納保持される。このクレジット
取引ファイル５８にて蓄積されたデータは回線の復旧を
待って例えば各ターミナル１の精算時にストアコントロ
ーラ５によって収集され、スドアコントローラ５により
ホストコンピュータ７へ送信されて、取引中止が指示さ
れる。 を待って自動的に該当するクレジット取引の中止が指示
されるので、オペレータは再度該当するクレジット取引
の中止を指示操作する必要がなく、作業性を向上できる
。また、オペレータがクレジット取引の再度の中止指示
をし忘れて中止されたクレジット取引が取消されずにい
つまでも残っているような不具合が起こり得す、中止さ
れたクレジット取引を確実に取り消すことができる。 なお、前記実施例では説明の便宜上、クレジットカード
のカード発行会社を１社として説明したが、複数社のク
レジットカードを扱えるＰＯＳシステムであってもクレ
ジット取消ファイル５８をカード発行会社毎に設けるこ
とによって容易に対処できる。この場合、客がクレジッ
トカードの変更を申し出て最初のクレジット取引の中止
を余儀無くされても、支払い方法の変更と全く同様に簡
単なキー操作によって対応できる。 また、クレジット処理装置はＰＯＳシステムにおけるタ
ーミナルのみならず単体の電子式キャッシュレジスタに
兼用させることも可能であり、また、販売登録機能を持
たないものであっても本発明の適用が可能で１あるのは
勿論である。 ［発明の効果］ 以上のように構成された本発明であれば次のような効果
を奏し得る。 請求項１によれば、クレジット取引成立後であっても伝
票を発行する前に簡単な操作でそのクレジット取引を中
止することができ、伝票の無駄を防止できるクレジット
処理装置を提供できる。 請求項２によれば、クレジット取引中止の際に回線断が
発生して取消処理が行われなくても回線復旧時に自動的
に当該クレジット取引の中止を指示して取消処理を可能
とし得、作業性の向上をはかり得るクレジット処理装置
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す図であって、第１図はＰＯ
Ｓシステムの全体図、第２図はターミナルのブロック構
成図、第３図はターミナルにおけるキーボードを示す図
、第４図はターミナルにおけるＲＡＭの主要なメモリ構
成図、第５図はターミナルにおけるＣＰＵの主要なプロ
グラム処理を示す流れ図、第６図はクレジット取引（中
止）データ伝文のデータフォーマット図、第７図は取引
中止成立応答のデータフォーマット図である。 １・・・ターミナル、２・・・ファイルコントローラ、
５・・・ストアコントローラ、７・・・ホストコンピュ
ータ、１１・・・ＣＰＵ、１６・・・カードリーダ、１
９・・・キーボード、２１・・・表示器、２３・・・プ
リンタ、３６・・・カードキー　３８・・・取消キー、
４２・・・発行キー　５８・・・クレジット取消ファイ
ル。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）クレジット取引発生時、顧客の会員番号、クレジ
   ット取引金額、取引識別情報などのクレジット取引デー
   タを外部へ送信し、外部より取引許諾応答があるとクレ
   ジット伝票の発行を許可するクレジット処理装置におい
   て、前記クレジット伝票の発行指示手段と、クレジット
   取引の中止指示手段と、外部からの取引許諾応答受信後
   、前記発行指示手段により前記クレジット伝票の発行が
   指示されると該当するクレジット取引データに基づいて
   前記クレジット伝票を印字発行する伝票発行制御手段と
   、外部からの取引許諾応答受信後、前記中止指示手段に
   よりクレジット取引の中止が指示されると少なくとも該
   当するクレジット取引データの取引識別情報を有するク
   レジット中止データを外部へ送信するクレジット中止処
   理手段と、この中止処理手段によるクレジット中止デー
   タの送信に応動して外部より取引中止成立応答を受信す
   ると該当するクレジット取引を無効とする取引無効処理
   手段とを具備したことを特徴とするクレジット処理装置
   。
2. （２）前記クレジット中止処理手段によるクレジット中
   止データの送信に対して取引中止不成立を検知したとき
   、少なくとも該当するクレジット取引データの取引識別
   情報を蓄積して該当するクレジット取引を無効とする中
   止不成立処理手段を設け、この手段により蓄積された情
   報を適時外部へ再送信してクレジット取引の中止を指示
   することを特徴とする請求項１記載のクレジット処理装
   置。