JPH0333240Y2 - - Google Patents

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JPH0333240Y2
JPH0333240Y2 JP1986013625U JP1362586U JPH0333240Y2 JP H0333240 Y2 JPH0333240 Y2 JP H0333240Y2 JP 1986013625 U JP1986013625 U JP 1986013625U JP 1362586 U JP1362586 U JP 1362586U JP H0333240 Y2 JPH0333240 Y2 JP H0333240Y2
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【考案の詳細な説明】 A考案の目的 イ 産業上の利用分野 ロールベーラの紐巻き装置に関する。
ロ 従来の技術 従来のロールベーラにおける紐巻き装置は、例
えば特開昭60−217825号に示されたものがある。
なお、この特開昭60−217825号に記載された符
合と、本願の説明に使用されている符合との混同
を避けるため、特開昭60−217825号に関する符合
には( )を付した。
上記特開昭60−217825号に開示されている装置
は、取り込みスロツトに対して平行に設けられて
いる張り支柱22に揺動自在に枢着されている2
つの紐案内腕23,24と、当該紐案内腕23,
24の外側自由端に揺動自在に取付けられている
紐制動器25,26を具備するエクステンシヨン
43,44と上記紐案内腕23,24と索車39
を具備した伝動装置を連結する2つの連接棒4
0,41と結縛装置20の起動手段19と紐切断
手段45で主に構成されている。
ベールに対する紐の巻き付けは、プレスチヤン
バの後部3が回動すると、当該後部3と連係連動
する結縛装置20の起動手段19が作動し、紐案
内腕23,24が所定角度回動下降する。
上記紐案内腕23,24のエクステンシヨンの
紐制動器25,26に挟持されている紐27,2
8はその自由に垂れている紐27,28の長さを
変えることなく、その端部が取り込みスロツトに
達し、回転しているプレスローラ46と回転して
いるベール47によつて、ベール47の外周に巻
き付けられていく。
ベールに巻き付けられていく紐27,28の速
度に応じた速度で索車39が回転し始め、索車3
9が設けられている伝動装置及び2つの連接棒4
0,41を介し紐案内腕23,24が取り込みス
ロツトに対し平行に所定角度往復揺動し、ベール
47の外周上に順次紐を巻き付けていく。
紐案内腕23,24の復路において、紐案内腕
24と切断手段45に備えたカム31が切替えリ
ンク30を介し係合し、プレスローラ46とベー
ル47の接触部近傍に位置する切断手段45を紐
27,28の移動経路に突出させ紐を切断する。
紐27,28の切断により索車39の回転が停
止し、連係する紐案内腕23,24の揺動が停止
し、把束作業は終了する。
また、第6図に示す構造、すなわち、従来のロ
ールベーラにおける他の紐巻き装置はロールベー
ラ側壁10,11間に設けられた板体12の側壁
10近くに回動自在に腕6を枢支し腕6先端部に
紐21の移動を円滑にする案内ローラ32と紐保
持体60を備え、両側壁の略中央付近でロール7
とベール8の接触点近傍の板体12に紐切断刃2
4を設け、腕6の係止を解除すると腕6が回動し
腕先端部はロール7とベール8の近傍に回動位置
しベール8に紐21が把持されると紐21の移動
により紐巻き装置が作動し、該装置と連動した腕
6が回動し紐21がベール8に巻かれ適数巻かさ
ると紐切断機構により紐21が切断され、紐21
の移動により作動する紐巻き装置は停止し腕6の
回動が停止し腕6は係止された構造のものとなつ
ている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 従来の技術で述べたものであつては、下記のよ
うな問題点を有していた。
ベール外周に紐を巻き付けるためには紐収納箱
から紐保持部までの紐案内過程における複数のガ
イド部材の摩擦抵抗力及び紐保持部の保持力に抗
した力で引き込む必要があり、ベールへの紐巻き
付け開始にあたり、巻き付けミスを防止するた
め、上記摩擦抵抗並びに保持力に抗したプレスロ
ールとベールによる挟持力を確実に得ることがで
きるように安全を見込んだ充分な長さの紐がプレ
スロールとベールの接触部に投入されなけばなら
ない。
この挟持力が得られる長さの紐を確保するた
め、すなわち、紐保持部から垂下する紐の長さを
充分に確保するために紐を切断するナイフはロー
ルとベールの接触部近傍に位置することになる。
このことは紐の端部が常にロールとベールの接
触部近傍に位置することになり、紐の切断長さが
設定値より増加した場合、例えばナイフの摩耗に
より切断力が低下し、紐を斜めに切断した場合あ
るいは設定長さの位置では切断できず、設定長さ
より長い位置で切断した場合に紐端部がプレスロ
ールとベールの接触部に到達し、紐の巻き付けが
完了したベールに再び挟持される等の誤作動が生
じる危険がある。
B 考案の構成 イ 問題点を解決する為の手段 本考案はこのような問題点を解決する為に腕先
端の紐保持体を回動可能とし紐切断後紐保持部が
上方に回動し紐先端部をベールとロールの着接点
近傍から離間し切断後の紐がベールに把持されな
い位置に移動させることができかつ切断装置はベ
ールとロールの接触点近傍に位置させているので
紐保持部からの紐端部までの紐を次工程の紐巻き
に十分な長さに維持できる構造とした。
ロ 実施例 1はロールベーラである。2はトツプリンク係
合板である。3はロワーリンクピンである。4は
ピツクアツプ装置で、5は車輪である。6は腕
で、7はロール、8はベールである。9はミツシ
ヨン、9Aは入力軸である。10及び11はロー
ルベーラ1の側壁である。12は両側壁10,1
1間に設けられた板体である。板体12には第1
ブラケツト13が締着され腕6に固着した軸6A
が第1ブラケツト13に枢着している。腕6下端
には軸6Bが固着している軸6Aと腕6の先端部
間には軸6Cが設けられている。側壁10には第
2ブラケツト15が締着し上記第2ブラケツト1
5には減速箱16が締着し、減速箱16の入力軸
にはプーリ17が取り付けられ、上記減速箱16
の出力軸にはワンウエイクラツチを内蔵したクラ
ンク18が取付けられ、クランク8の端部に突設
した軸と軸6Cにアーム19が枢着している。ア
ーム19とクランク18の長さは腕6の先端が側
壁10と側壁11の間を回動する長さに構成して
いる。減速箱16に締着した第3ブラケツト20
には紐21を案内する図示しない第1案内ローラ
と第2案内ローラ22が枢着している。腕下端の
軸6Bと側壁10の間にはバネ23が張設されて
いる。24は板体12に締着した第4ブラケツト
24Aに締着した切断刃などの切断装置である。
腕6先端部には紐保持部50が設けられている。
腕6先端部には板体25が固着し板体25と腕6
に同芯の穴25Aと6Dを形成し、前記穴25
A,6Dに軸27を回動自在に挿入してある。軸
28は板体25と腕6の間〓を通し軸27に挿着
してある。軸27には第1案内板29が固着し上
記第1案内板29には紐21が通過する間〓29
Aが設けてある。第1案内板29には第2案内板
30が固着している。軸27には軸受38が挿入
され第1ナツト31で締着している。軸受38に
は紐21の第3案内ローラ32が取付けられ、上
記第3案内ローラ32には紐21を案内する案内
溝32Aが設けられている。第2案内板30と第
1押え板33に設けた穴には第1ボルト34が挿
入され、さらに上記第1ボルト34に第1圧縮バ
ネ35を挿入し第2ナツト36で係止している。
つる巻きバネ37は軸27に取り付けられ、上記
つる巻きバネ37の一端は腕6に係止され他端は
第2案内板30に係止されている。ロールベーラ
1前方における側壁10の内壁には紐収納箱3
8′が締着され、紐21が収納されている。39
は第3案内板、40は第2押え板で、第3案内板
39と第2押え板40に設けられた穴に第2ボル
ト43Aが挿入され、上記ボルトに第2圧縮バネ
41が挿入され第3ナツト43で係止されてい
る。42は案内軸である。第3ブラケツト20上
部には枠体44が設けられ、上記枠体44にはピ
ン45が進退自在に設けられていると共に第3圧
縮バネ46でクランク18方向へ作用するよう構
成されているピン45には遠隔操作用のロープ4
7が設けられている。クランク18にはピン45
に当接する突起部18Aが設けられている。ピン
45にはピン49が挿入されピン49には枠体4
4に当接するよう構成されている。
ハ 作用 トラクタ3点リンクとトツプリンク係合板2と
ロワーリンクピン3で係合されたロールベーラ1
のミツシヨン9の入力軸9Aにトラクタ出力軸か
らユニバーサルジヨイントを介し回転動力が伝達
され上記ミツシヨン9から適宜手段でロール7と
ピツクアツプ装置4に伝力が伝達されピツクアツ
プ装置で拾い上げられた収穫物はロール7の回転
によりベール室で圧縮された円筒状のベール8に
形成される。紐21は収納箱38に収納され、該
紐21は第3案内板39と第2圧縮バネ41に押
圧された第2押え板40に挟持され、案内軸42
に接しながらプーリ17に巻かれ図示しない第1
案内ローラと第2案内ローラ22を介し第1案内
板29の〓間29Aを通り第3案内ローラ32の
案内溝32Aを通り〓間29Aを通り第2案内板
30と第1圧縮バネ35に押圧された第1押え板
33に挟持され垂下している。ベール8が適正大
きさになると作業者が遠隔操作でロープ47を引
くとピン45とクランク18の突起部18Aの係
合が解除され、バネ23の力とクランク18に内
蔵されたワンウエイクラツチの作用により軸6A
を中心に腕6の先端部が側壁11近くのロール7
とベール8の接触点近傍へ移動し紐21はベール
8に把持されベール室に引き込まれる。紐21の
移動によりプーリ17が回転し、回転動力が減速
箱16を介しクランク18に伝達されクランク1
8は回転し上記クランク18とアーム19で係合
している腕6は回動し該腕6の先端部は上方へ回
動する。このとき腕6の先端部に設けられた紐保
持部50はつる巻きバネ37の力が第2押え板4
0を押圧している第2圧縮バネ41の押圧力に負
けてベール8の紐把持部と第3案内ローラ32の
案内溝32Aを結ぶ線上に紐21が位置するよう
に回動する。紐把持部は側壁11から側壁10方
向へ移動し途中第4ブラケツト24Aを乗り越え
側壁10近くから側壁11方向へ移動し、やがて
紐21はナイフ24に当接し切断されると紐21
の移動が停止し腕6の強制回動は停止するが、ク
ランク18に内蔵されたワンウエイクラツチの作
用と引張バネ23の張力によりさらに回動し、や
がてピン45とクランク18の突起部18Aが当
接し腕6の回動が停止する。紐21が切断される
と同時につる巻きバネ37の力により紐保持部5
0は軸28が板体25の下部に当接するまで上方
に回動し、紐21の端部は上方に移動しベール8
とロール7の接触部から離隔する。
C 考案の効果 本考案は、上述の通り構成されているので次に
記載する効果を奏する。
本考案はこのように構成しているので、紐切断
と同時に付勢手段により上方に回動する紐保持部
に保持されている紐の端部はロールとベールの接
触部から充分離間するため、紐保持部から垂下す
る紐の長さが不測の事態で長く切断された場合で
も、紐端部がロールとベールの接触部に再び巻き
込まれる危険を防ぐことができる。
しかも、紐保持部は当該紐保持部から垂下する
紐長さを変えることなく上方に回動するので、紐
巻き装置起動時において、ロールとベールの接触
部に挟持させるために必要な紐長さは充分に確保
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の側面図、第2図,第3図は本願
の要部の斜視図、第4図は紐保持部の一部を切欠
いた平面図、第5図は紐保持部の作用を説明する
背面図。第6図は従来のものの要部拡大斜視図で
ある。 1……ロールベーラ、6……腕、24……切断
装置、50……紐保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピツクアツプ装置と被束縛物を円筒形のベール
    に形成する複数のロールと先端側に紐保持部を備
    える揺動自在な腕とピツクアツプ装置及びロール
    を駆動する駆動装置と紐保持部を備える腕を駆動
    する駆動装置を備えたロールベーラにおいて、略
    円環状に配設したロールの上方部ロール間を所定
    距離離間し、紐投入空間を形成し紐投入空間にロ
    ールと平行に配設した板体に腕の基部を揺動自在
    に枢支し、腕の先端側に紐保持部を回動自在に枢
    支し、当該枢支部に紐保持部先端を上方に向けて
    付勢する付勢手段と上記紐保持部の上方への過回
    動を制止する係止手段を設けたことを特徴とする
    ロールベーラにおける紐巻き装置。
JP1986013625U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0333240Y2 (ja)

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JP1986013625U JPH0333240Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62125447U JPS62125447U (ja) 1987-08-10
JPH0333240Y2 true JPH0333240Y2 (ja) 1991-07-15

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ID=30802861

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149614A (ja) * 1981-12-21 1983-09-06 ゲブリユ−ダ−・ベルガ−・ゲ−エムベ−ハ−・ウント・コンパニ−・コマンデイツトゲゼルシヤフト 農業用ロ−ルベ−ラの自動紐掛け装置
JPS60217825A (ja) * 1984-04-13 1985-10-31 クレツクナ−−フンボルト−ドイツ・アクチエンゲゼルシヤフト・ツバイヒニ−ダ−ラツスング・フア−ル 農業収穫物のロールベール紐掛け装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59196058U (ja) * 1983-06-15 1984-12-26 株式会社 四国製作所 ロ−ルベ−ラ

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JPS62125447U (ja) 1987-08-10

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