JPH0331614Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0331614Y2 JPH0331614Y2 JP1984044107U JP4410784U JPH0331614Y2 JP H0331614 Y2 JPH0331614 Y2 JP H0331614Y2 JP 1984044107 U JP1984044107 U JP 1984044107U JP 4410784 U JP4410784 U JP 4410784U JP H0331614 Y2 JPH0331614 Y2 JP H0331614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- instrument
- instrument panel
- panel
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上利用分野
この考案は計器類を取付ける自動車等のインス
トルメント構造に関する。
トルメント構造に関する。
(ロ) 技術的背景及び問題点
従来のインストルメント構造としては、たとえ
ば第1図および第2図に示すようなものがある
(実開53−34736、実開57−174282参照)。
ば第1図および第2図に示すようなものがある
(実開53−34736、実開57−174282参照)。
第1図に示すものは、鉄板製のインストパネル
101と合成樹脂袋のインストパツド103から
構成され、インストパネル101には取付開口部
105およびこれと連続する空間部107が設け
られている。さらに、インストパネル101には
取付開口部105と対向する傾斜した取付面10
9が形成され、この一部には取付孔111が穿設
されている。そして、車体パネルとしてのダツシ
ユパネルインナ113のねじ孔115に上記取付
孔111を対向させ、上記取付開口部105から
挿入した取付ねじ117をねじ孔115に螺合さ
せ取付けている。
101と合成樹脂袋のインストパツド103から
構成され、インストパネル101には取付開口部
105およびこれと連続する空間部107が設け
られている。さらに、インストパネル101には
取付開口部105と対向する傾斜した取付面10
9が形成され、この一部には取付孔111が穿設
されている。そして、車体パネルとしてのダツシ
ユパネルインナ113のねじ孔115に上記取付
孔111を対向させ、上記取付開口部105から
挿入した取付ねじ117をねじ孔115に螺合さ
せ取付けている。
しかしながら、上記取付ねじ117によつてイ
ンストパネル101を取付ける際に、誤つて取付
ねじ117を落してしまうことがあり、このとき
取付ねじ117が空間部107の手前側(第1図
右側)へ転がつて拾うのが困難となり、きわめて
作業性が悪くなる。このため、上記空間部107
にはウレタンフオーム119が詰め込まれ、取付
ねじ117の転動を防止しているが、大量のウレ
タンフオーム119を必要として不経済である。
ンストパネル101を取付ける際に、誤つて取付
ねじ117を落してしまうことがあり、このとき
取付ねじ117が空間部107の手前側(第1図
右側)へ転がつて拾うのが困難となり、きわめて
作業性が悪くなる。このため、上記空間部107
にはウレタンフオーム119が詰め込まれ、取付
ねじ117の転動を防止しているが、大量のウレ
タンフオーム119を必要として不経済である。
これに対し第2図に示すように、合成樹脂製の
インストパネル121に落した取付ねじ117を
拾えるように開口面積の大きい凹陥部123を設
け、このインストパネル121を取付ねじ117
によつてダツシユパネルインナ113に固定した
のち、上記凹陥部123を別物のフイニツシヤー
125によつて覆うようにしたものがある。
インストパネル121に落した取付ねじ117を
拾えるように開口面積の大きい凹陥部123を設
け、このインストパネル121を取付ねじ117
によつてダツシユパネルインナ113に固定した
のち、上記凹陥部123を別物のフイニツシヤー
125によつて覆うようにしたものがある。
しかしながら、別物のフイニツシヤー125が
必要となり、しかもそれが大形化するとともに、
組立が煩雑になる恐れがあつた。
必要となり、しかもそれが大形化するとともに、
組立が煩雑になる恐れがあつた。
(ハ) 考案の目的
この考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、インストパネルの取付け時に取付ねじが引込
んだ位置に落ち込まないようにすることができる
と共にインストパネルの強度アツプが可能で、し
かも組立の煩雑化、コストアツプを押さえること
ができるインストルメント構造の提供を目的とす
る。
で、インストパネルの取付け時に取付ねじが引込
んだ位置に落ち込まないようにすることができる
と共にインストパネルの強度アツプが可能で、し
かも組立の煩雑化、コストアツプを押さえること
ができるインストルメント構造の提供を目的とす
る。
(ニ) 考案の構成
上記目的を達成するため、この考案はインスト
パネルの取付凹部を有し、この取付凹部の前方側
に形成された取付孔を貫通する取付ねじによつて
インストパネルを車体側パネルに取付けるインス
トルメント構造において、前記取付凹部をインス
トパネルに突設した仕切板により前方側と後方側
に画成し、前記両方側に前記取付孔へ向つて漸次
下降傾斜し取付ねじの案内となる複数の傾斜壁を
前記仕切板と一体的に設け、凹部の前記後方側を
インストパツドで覆つたものである。
パネルの取付凹部を有し、この取付凹部の前方側
に形成された取付孔を貫通する取付ねじによつて
インストパネルを車体側パネルに取付けるインス
トルメント構造において、前記取付凹部をインス
トパネルに突設した仕切板により前方側と後方側
に画成し、前記両方側に前記取付孔へ向つて漸次
下降傾斜し取付ねじの案内となる複数の傾斜壁を
前記仕切板と一体的に設け、凹部の前記後方側を
インストパツドで覆つたものである。
(ホ) 実施例
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
説明する。
第3図乃至第5図中1はインストルメントであ
り、これは合成樹脂材によつて成形されたインス
トパネル3とインストパツド5によつて形成され
ている。そして、このインストルメント1には計
器類取付孔7およびベレンチレータグリル取付孔
9…が設けられていて、このインストルメント1
は車体側パネルであるダツシユパネルインナ11
に取付けられるようになつている。また、上記イ
ンストパネル3には上面を開口した取付凹部13
…が一体に設けられている。この取付凹部13…
は、インストパネルの強度を保持すべく大型に形
成され、前方側には取付孔15aを有した傾斜面
からなる取付面15、下側には取付面15と連続
して底面17が形成され、これらの車幅方向両側
には側板19,19が一体形成されている。さら
に、この側板19,19間には底面17から一体
に立設する仕切板21が一体成形されている。こ
の仕切板21は、上記取付凹部13を前後に区画
する垂直壁23と、この垂直壁23と底面17と
の間に形成する傾斜部としての複数の傾斜壁25
…とから構成されている。そして、この傾斜壁2
5…の傾斜面27は上記取付孔15aに挿入され
る取付ねじ29の挿入方向に沿つて、すなわち取
付孔15aに向つて漸次下降傾斜として形成さ
れ、また、傾斜壁25…間の間隔は取付ねじ29
の頭部の径より狭く形成されている。したがつ
て、上記取付凹部13内には仕切板21上に取付
スペース31が確保されており、取付ねじ29を
落してもその取付ねじ29が取付凹部13の手前
側Aに落ち込まないようになつている。また、上
記インストパツド5には上記取付凹部13の取付
スペース31に対応して開口部33が設けられて
いる。
り、これは合成樹脂材によつて成形されたインス
トパネル3とインストパツド5によつて形成され
ている。そして、このインストルメント1には計
器類取付孔7およびベレンチレータグリル取付孔
9…が設けられていて、このインストルメント1
は車体側パネルであるダツシユパネルインナ11
に取付けられるようになつている。また、上記イ
ンストパネル3には上面を開口した取付凹部13
…が一体に設けられている。この取付凹部13…
は、インストパネルの強度を保持すべく大型に形
成され、前方側には取付孔15aを有した傾斜面
からなる取付面15、下側には取付面15と連続
して底面17が形成され、これらの車幅方向両側
には側板19,19が一体形成されている。さら
に、この側板19,19間には底面17から一体
に立設する仕切板21が一体成形されている。こ
の仕切板21は、上記取付凹部13を前後に区画
する垂直壁23と、この垂直壁23と底面17と
の間に形成する傾斜部としての複数の傾斜壁25
…とから構成されている。そして、この傾斜壁2
5…の傾斜面27は上記取付孔15aに挿入され
る取付ねじ29の挿入方向に沿つて、すなわち取
付孔15aに向つて漸次下降傾斜として形成さ
れ、また、傾斜壁25…間の間隔は取付ねじ29
の頭部の径より狭く形成されている。したがつ
て、上記取付凹部13内には仕切板21上に取付
スペース31が確保されており、取付ねじ29を
落してもその取付ねじ29が取付凹部13の手前
側Aに落ち込まないようになつている。また、上
記インストパツド5には上記取付凹部13の取付
スペース31に対応して開口部33が設けられて
いる。
つぎに上記一実施例の作用について説明する。
インストルメント1をダツシユパネルインナ1
1に取付ける場合には、そのねじ孔11aにイン
ストパネル3の取付孔15aを位置決めする。つ
いで、取付凹部13の取付スペース31から取付
ねじ29を挿入し、この取付ねじ29を取付孔1
5aを介してねじ孔11aに螺合して締付具によ
り締付固定する。
1に取付ける場合には、そのねじ孔11aにイン
ストパネル3の取付孔15aを位置決めする。つ
いで、取付凹部13の取付スペース31から取付
ねじ29を挿入し、この取付ねじ29を取付孔1
5aを介してねじ孔11aに螺合して締付具によ
り締付固定する。
このとき、取付ねじ29を取付凹部13内に誤
つて落しても取付ねじ29は傾斜壁25の傾斜面
27に案内されて取付孔15a側へ移動するだけ
で、取付凹部13の手前側Aに入り込まないた
め、容易に拾つて取付孔15aに挿入することが
できる。しかも、傾斜壁25、垂直壁23は補強
リブとなつてインストパネル3の剛性をアツプさ
せる。
つて落しても取付ねじ29は傾斜壁25の傾斜面
27に案内されて取付孔15a側へ移動するだけ
で、取付凹部13の手前側Aに入り込まないた
め、容易に拾つて取付孔15aに挿入することが
できる。しかも、傾斜壁25、垂直壁23は補強
リブとなつてインストパネル3の剛性をアツプさ
せる。
なお、この考案は上記一実施例に限定されな
い。例えば傾斜部は、フラツトな面で構成するこ
ともできる。
い。例えば傾斜部は、フラツトな面で構成するこ
ともできる。
(ヘ) 考案の効果
以上より明らかなように、この考案の構成によ
れば、インストパネルの取付凹部に、取付孔へ向
つて漸次下降傾斜し取付ねじの案内となる傾斜部
をインストルメントパネルと一体的に設けたの
で、取付ねじが引込んだ位置に落ち込まないよう
にすることができる。従つて作業性が向上すると
共に、落ち込んだ取付ねじを放置することによつ
て走行中に発生する異音を防止することが可能と
なる。
れば、インストパネルの取付凹部に、取付孔へ向
つて漸次下降傾斜し取付ねじの案内となる傾斜部
をインストルメントパネルと一体的に設けたの
で、取付ねじが引込んだ位置に落ち込まないよう
にすることができる。従つて作業性が向上すると
共に、落ち込んだ取付ねじを放置することによつ
て走行中に発生する異音を防止することが可能と
なる。
また、インストパネルの強度アツプを図ること
ができると共に、取付け時に取付凹部を大きく開
口させておき、落した取付ねじを拾い易くするよ
うな構成をとる必要がない、このため取付けのた
めに必要な部分を開口させておけばよく、開口を
覆う別物のフイニツシヤーの不必要化を可能にす
る。従つて、組立の煩雑化、コストアツプを押さ
えることができる。さらに、傾斜部がインストパ
ネルの強度アツプを可能にする。
ができると共に、取付け時に取付凹部を大きく開
口させておき、落した取付ねじを拾い易くするよ
うな構成をとる必要がない、このため取付けのた
めに必要な部分を開口させておけばよく、開口を
覆う別物のフイニツシヤーの不必要化を可能にす
る。従つて、組立の煩雑化、コストアツプを押さ
えることができる。さらに、傾斜部がインストパ
ネルの強度アツプを可能にする。
第1図および第2図は従来のインストルメント
構造を示す縦断側面図、第3図ないし第5図はこ
の考案の一実施例を示すもので、第3図はインス
トルメントの斜視図、第4図は第3図−線に
沿う断面図、第5図は要部の斜視図である。 3……インストパネル、11……ダツシユパネ
ルインナ(車体パネル)、13……取付凹部、2
5……傾斜壁(傾斜部)、29……取付ねじ。
構造を示す縦断側面図、第3図ないし第5図はこ
の考案の一実施例を示すもので、第3図はインス
トルメントの斜視図、第4図は第3図−線に
沿う断面図、第5図は要部の斜視図である。 3……インストパネル、11……ダツシユパネ
ルインナ(車体パネル)、13……取付凹部、2
5……傾斜壁(傾斜部)、29……取付ねじ。
Claims (1)
- インストパネルに取付凹部を有し、この取付凹
部の前方側に形成された取付孔を貫通する取付ね
じによつてインストパネルを車体側パネルに取付
けるインストルメント構造において、前記取付凹
部をインストパネルに突設した仕切板により前方
側と後方側に画成し、前記前方側に前記取付孔へ
向つて漸次下降傾斜し取付ねじの案内となる複数
の傾斜壁を前記仕切板と一体的に設け、凹部の前
記後方側をインストパツドで覆つたことを特徴と
するインストルメント構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4410784U JPS60156037U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | インストルメント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4410784U JPS60156037U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | インストルメント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156037U JPS60156037U (ja) | 1985-10-17 |
JPH0331614Y2 true JPH0331614Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=30556381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4410784U Granted JPS60156037U (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | インストルメント構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60156037U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812835A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-25 | Nissan Motor Co Ltd | インストルメントパネル取付構造 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP4410784U patent/JPS60156037U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812835A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-25 | Nissan Motor Co Ltd | インストルメントパネル取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60156037U (ja) | 1985-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7207617B2 (en) | Vehicle body structure | |
JPH085407B2 (ja) | 車体のルーフ構造 | |
US4717195A (en) | Instrument panel construction with stay | |
US4752097A (en) | Snap-in truck bed liner | |
JPH0331614Y2 (ja) | ||
JPS63111378U (ja) | ||
JP3240834B2 (ja) | 自動車のスピーカー取付部構造 | |
JP5091729B2 (ja) | 車両のフロント構造 | |
US3944201A (en) | Tab style cantilever seat mount | |
JPH0339324Y2 (ja) | ||
JPH0545559Y2 (ja) | ||
JPS6350195Y2 (ja) | ||
JP3693220B2 (ja) | リトラクタカバーの取付構造 | |
JPH0710980Y2 (ja) | 車両のフロア構造 | |
JP3173540B2 (ja) | ヘッドランプステー取付部構造 | |
JPH0710942Y2 (ja) | 自動車用インストルメント部構造 | |
JPH06987U (ja) | ドアトリムポケットの取付構造 | |
JP2554837Y2 (ja) | 自動車のバンパー用ブラケット | |
JPS643705Y2 (ja) | ||
JPH0514928Y2 (ja) | ||
JP3252995B2 (ja) | グローブボックスの取付構造 | |
JPS6222444Y2 (ja) | ||
JP2594497Y2 (ja) | ステアリングコラム用サポートブラケット | |
JP3377133B2 (ja) | サイドシルスカッフの取付構造 | |
JPH0126528Y2 (ja) |