JP3240834B2 - 自動車のスピーカー取付部構造 - Google Patents
自動車のスピーカー取付部構造Info
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Description
取り外しが容易で、かつ取付部の剛性の向上を図り得る
自動車のスピーカー取付部構造に関する。
メントパネルに、図6または図7のように取り付けられ
ている。
ネル100の前面下部側に凹部101を形成し、この凹
部101にスピーカー102を4本のネジ103を介し
てネジ留めし、その前面にスピーカーカバー104を装
着している。
ントパネル105の上面に凹部106を形成し、この凹
部106にスピーカー107を4本のネジによってネジ
留めし、その上にスピーカーカバー108を装着してい
る。
示したものは、スピーカー102が乗員の足元にあるた
め、音が悪くなる。また、インストルメントパネル10
0の下部側にニーボルスターを取り付ける場合、ニーボ
ルスターの取付スペースが制限される。
07の取付部がインストルメントパネル105の締め付
け部で、オーバーハングとなっているため、剛性がな
く、スピーカー107へ不要な振動が伝わり、音が悪く
なる。
取付け、取り外しが容易で、かつ取付部の剛性の向上を
図り得る自動車のスピーカー取付部構造を提供すること
を目的とする。
するため、インストルメントパネルの上面に、底面を開
口した凹部を形成し、この凹部内にスピーカーを配設し
た自動車のスピーカー取付部構造において、上記凹部内
壁面の一側をカウルボックスフランジに対応するように
湾曲させて形成し、この湾曲部をカウルボックスフラン
ジに係合させてインストルメントパネルを支持させると
ともに該湾曲部の下部側にスピーカーフランジ部を係合
させる凹条を形成したことにある。また、本発明は、イ
ンストルメントパネルの上面に、底面を開口した凹部を
形成し、この凹部内にスピーカーを配設した自動車のス
ピーカー取付部構造において、上記凹部底面を前下がり
の斜面に形成し、上記スピーカーをフロントウインド側
に向けたことにある。
部内にスピーカーを配置し、上記凹部内壁面の一側をカ
ウルボックスフランジに対応するように湾曲させて形成
する。この湾曲部をカウルボックスフランジに係合させ
てインストルメントパネルを支持させるとともに該湾曲
部の下部側にスピーカーフランジ部を係合させる凹条を
形成する。そして、インストルメントパネルの凹部内に
スピーカーを取り付ける。
詳細に説明する。
ンストルメントパネルを示したもので、このインストル
メントパネル1の上面左右にはそれぞれ、スピーカー2
が配設されている。インストルメントパネル1の上面左
右には底面に開口穴3を形成した凹部4がそれぞれ形成
されており、開口穴3の縁部3aにスピーカー2のフラ
ンジ部2aが係合されている。
ンジ部1aをカウルボックス5にボルト6およびナット
7を介して固定しており、このフランジ部1aの外面に
カウルボックス5の接合フランジ部5aを避ける凹部8
を形成するようにインストルメントパネル1の前端フラ
ンジ部1aを湾曲させて形成している。
フランジ部2aを係止する凹条10が横方向に形成され
ている。スピーカー2は先端フランジ部2aを上記凹条
10内に係合させ、かつ後端フランジ部2aの一個所を
一本のネジ11によりインストルメントパネル1にネジ
留めして固定している。
が爪13を介してインストルメントパネル1に係合して
装着されている。上記凹条10内にはリブ14が一体成
形されて補強されている。上記凹部4は前下がり傾斜の
斜面に形成されており、スピーカー2がフロントウイン
ド15側に向くように配設されている。
取付部構造の作用を説明する。インストルメントパネル
の組み付けに際して、インストルメントパネル1の前端
フランジ部1aの湾曲部9をカウルボックス5の接合フ
ランジ部5aに係合させて組み付け、ボルト6およびナ
ット7を介して固定する。これにより、インストルメン
トパネル1の前端フランジ部1aの剛性が向上する。そ
して、スピーカー2の組み付けに際しては、スピーカー
2の先端側フランジ部2aをインストルメントパネル1
の凹条10内に挿入させて位置決めし、一本のネジ11
をナットに螺合してスピーカー2を固定する。インスト
ルメントパネル1の凹部4は前下がり傾斜の斜面に形成
されているので、スピーカー2がフロントウインド15
側に向くので、スピーカー2からの音がフロントウイン
ド15に反射した後、乗員に聞こえることから、スピー
カー2からの直接の音よりも厚みが増し、スピーカー2
の見かけ上の性能が向上する。
のスピーカー取付部構造によれば次のような効果を奏す
ることができる。請求項1において、インストルメント
パネルの上面に、底面を開口した凹部を形成し、この凹
部内にスピーカーを配設した自動車のスピーカー取付部
構造において、上記凹部内壁面の一側をカウルボックス
フランジに対応するように湾曲させて形成し、この湾曲
部をカウルボックスフランジに係合させてインストルメ
ントパネルを支持させるとともに該湾曲部の下部側にス
ピーカーフランジ部を係合させたので、インストルメン
トパネル上面端末部の変形を防止できることから、イン
ストルメントパネルのスピーカー取付部の剛性を向上
し、かつ、スピーカー性能の向上を図ることができる。
請求項2において、インストルメントパネルの上面に、
底面を開口した凹部を形成し、この凹部内にスピーカー
を配設した自動車のスピーカー取付部構造において、上
記凹部底面を前下がりの斜面に形成し、上記スピーカー
をフロントウインド側に向けたので、スピーカーからの
音がフロントウインドに反射した後、乗員に聞こえるこ
とから、スピーカーからの直接の音よりも厚みが増し、
スピーカーの見かけ上の性能が向上する。
実施例を示す斜視図である。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 インストルメントパネルの上面に、底面
を開口した凹部を形成し、この凹部内にスピーカーを配
設した自動車のスピーカー取付部構造において、上記凹
部内壁面の一側をカウルボックスフランジに対応するよ
うに湾曲させて形成し、この湾曲部をカウルボックスフ
ランジに係合させてインストルメントパネルを支持させ
るとともに該湾曲部の下部側にスピーカーフランジ部を
係合させる凹条を形成したことを特徴とする自動車のス
ピーカー取付部構造。 - 【請求項2】 インストルメントパネルの上面に、底面
を開口した凹部を形成し、この凹部内にスピーカーを配
設した自動車のスピーカー取付部構造において、上記凹
部底面を前下がりの斜面に形成し、上記スピーカーをフ
ロントウインド側に向けたことを特徴とする請求項1に
記載の自動車のスピーカー取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12593894A JP3240834B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 自動車のスピーカー取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12593894A JP3240834B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 自動車のスピーカー取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329649A JPH07329649A (ja) | 1995-12-19 |
JP3240834B2 true JP3240834B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=14922687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12593894A Expired - Fee Related JP3240834B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 自動車のスピーカー取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240834B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4948909B2 (ja) * | 2006-06-13 | 2012-06-06 | カルソニックカンセイ株式会社 | スピーカー取付構造 |
JP5387234B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2014-01-15 | マツダ株式会社 | 車両のスピーカ取付け構造 |
JP5761047B2 (ja) * | 2012-01-24 | 2015-08-12 | 株式会社豊田自動織機 | 車両 |
JP6164919B2 (ja) * | 2013-05-13 | 2017-07-19 | トヨタ車体株式会社 | インストルメントパネルとaピラーガーニッシュとの組付構造 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12593894A patent/JP3240834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07329649A (ja) | 1995-12-19 |
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