JPH0330884Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330884Y2
JPH0330884Y2 JP1984095887U JP9588784U JPH0330884Y2 JP H0330884 Y2 JPH0330884 Y2 JP H0330884Y2 JP 1984095887 U JP1984095887 U JP 1984095887U JP 9588784 U JP9588784 U JP 9588784U JP H0330884 Y2 JPH0330884 Y2 JP H0330884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
transmission
obstacle
control
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984095887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6112108U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9588784U priority Critical patent/JPS6112108U/ja
Publication of JPS6112108U publication Critical patent/JPS6112108U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0330884Y2 publication Critical patent/JPH0330884Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動走行作業車、詳しくは、無線誘
導によりステアリング操作および変速装置をリモ
ートコントロールすべく夫々の制御チヤンネルを
有する受信器を備えるとともに、前記受信器によ
つて受信された送信器からの信号に基いて操向車
輪のステアリング操作を行なう手段および変速装
置を操作する手段および、車体前部に障害物を検
出する手段を備えこの障害物検出手段によつて障
害物を検出した場合は前記送信器による変速装置
の制御状態に拘らず自動的に停止すべく制御する
手段を備えた自動走行作業車に関する。
〔従来技術〕
従来より、上記この種の自動走行作業車にあつ
ては、作業車の走行をリモートコントロールする
構成であることから、危険防止のため障害物を検
出する手段を車体側に設け、障害物を検出すると
送信器の制御状態に拘らず自動的に停止させる制
御手段が設けてあつた。
そして、上記障害物を検出して自動停止された
場合は、送信器によるリモートコントロールが全
て禁止されたのでは、上記障害物を回避するため
に、作業者が車体の有る位置まで行つて人為的に
操縦する必要が有り、作業効率が良くないため、
例えば微速による前・後進のみはリモートコント
ロールが可能な手段を設け、危険でない範囲でリ
モートコントロールにより障害物を回避すること
が可能な手段を設けることが考えられている(例
えば、本出願人が既に提案してある実願昭58−
27317号(実開昭59−134807号公報)等)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来手段にあつては、以下
に示す不都合があり、改善の余地が有つた。
即ち、上記障害物回避手段では、前記走行方向
および走行速度をリモートコントロール制御チヤ
ンネルの他に微速前・後進を行なわせるための特
別な制御チヤンネルを設ける構成であつたため、
制御システムの構成が複雑高価になる不都合があ
つた。
また、従来は、例えば、特開昭59−14015号公
報に開示されたもののように、リモートコントロ
ールする自動走行作業車ではないけれども、障害
物を検知すると自動停止しその後自動的に後退し
た上で障害物を迂回するように自動制御されるも
のが知られているが、この種の自動走行作業車で
は自動的に後退するためにに、障害物を検知して
自動停止した車輌を確認するためにその車輌の後
方に人が近づいているにもかかわらず自動的に後
退することになつてきわめて危険であつた。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、障害物検出によつて自動停止した場合であ
つても、その障害物を回避するような操作を安全
かつ簡易な構造で行うことのできる自動走行作業
車の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成すべく、本考案による自動走行
作業車は、前記変速装置をリモートコントロール
する制御チヤンネルの受信信号に基いて後退側へ
の操作有無を検出する手段、およびこの検出手段
によつて変速装置の後退操作を検出した場合は前
記障害物検出手段が障害物を検出して車体が自動
停止している場合であつても前記変速装置の後退
側へのリモートコントロールを有効化する手段を
設けてある点に特徴を有する。
〔作用〕
すなわち、障害物を検出して車体が自動停止し
た場合であつても変速装置の後退側へのリモート
コントロールは有効であるから、その車体後退の
操作を通常の場合と同様に、かつその後退操作時
に安全を確認しながら行うことができ、その後、
障害物を回避するようリモートコントロールし
て、通常の操作へ移行できる。
〔考案の効果〕
従つて、障害物を検出し車体が自動停止した後
も、障害物を回避する操作を危険のない状態で行
うことができて、安全性を確保しながら作業能率
の低下が少ないものにできたのである。
又、この車体後退による障害物回避のリモート
コントロールを行なうに、従来のように特別な制
御チヤンネルを設けること無く行なうものである
から、送・受信器の構成を簡素化できたのであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第3図に示すように、前輪2,2および後輪
3,3のいずれをもステアリング操作可能に構成
された車体1の中間部に、デイスク型刈刃を内装
した芝刈装置4を上下動自在に懸架するととも
に、後記構成になる送信器5より送信される走行
速度すなわち変速装置6の変速位置、走行形式、
およびステアリング操作の各制御パラメータを受
信する受信器7を搭載して、もつて、車体1の走
行をリモートコントロール可能な自動走行作業車
としての芝刈作業車を構成してある。
更に、前記車体1の前部には、バンパー型の障
害物検出センサー8を設けてあり、このセンサー
8の障害物への接当による後方への移動をリミツ
トスイツチ(SW1)によつて検出し、変速装置6
を自動的に停止位置であるニユートラル位置に復
帰させ、車体1が自動停止するように構成してあ
る。
前記送信器5を構成するに、第2図に示すよう
に、前後左右に操作可能なステアリング操作レバ
ー9、および変速装置6の変速位置の操作レバー
10を設けるとともに、前記ステアリング操作レ
バー9の前後・左右夫々の操作量、および変速操
作レバー10の各操作量を検出するポテンシヨメ
ータ(R1),(R2),(R3)を設けてある。そして、
前記各ポテンシヨメータ(R1),(R2),(R3)の
出力信号は変調器11によつて変調され、前記各
ポテンシヨメータ(R1),(R2),(R3)夫々に対
して個別に割り当ててある3つの制御チヤンネル
(CH1),(CH2),(CH3)を有する電波を受信器
7に向けて送信すべく構成してある。尚、前記ス
テアリング操作レバー9は、左右方向の操作によ
つてステアリング方向とその量をリモートコント
ロールするとともに、その前後方向の操作によつ
て以下に示すステアリング形式を自動切換えすべ
く構成してある。
即ち、ステアリング操作レバー9を前方側に操
作した場合は前記前・後輪2,3を夫々同一方向
にステアリング操作することによつて車体1の向
きを変えることなく平行移動させる平行ステアリ
ング形式(以下モードと略す)と、後方側(手
前)に操作した場合は前記前・後輪2,3を夫々
逆方向にステアリング操作することによつて小さ
い旋回半径で旋回して車体1の向きを変える旋回
ステアリング形式(以下モードと略す)とを、
左右方向の操作量に無関係に切換え可能に構成し
てある。
以下、前記送信器5より送信された各チヤンネ
ル(CH1),(CH2),(CH3)の制御パラメータに
基いて車体1の走行を自動制御する制御システム
について説明する。
第1図に示すように、受信器7によつて受信さ
れた各チヤンネル(CH1),(CH2),(CH3)の信
号は夫々D/A変換器12・・によつてアナログ
電圧に復調される。
そして、第2チヤンネル(CH2)の信号は比較
回路13によつて前輪2,2および後輪3,3の
実際のステアリング量を検出するポテンシヨメー
タ(VR1),(VR2)の検出電圧と比較され、後記
構成になるステアリング形式切換回路14に入力
されて、前記第2チヤンネル(CH2)の信号とポ
テンシヨメータ(VR2),(VR3)の検出電圧とが
一致するように前・後輪2,3をステアリング操
作する油圧シリンダ15a,15bの電磁パルブ
16a,16bを駆動すべく構成してある。
次に、前記第2チヤンネル(CH2)の信号は、
ステアリング形式切換回路14に入力され、前記
ステアリング形式がモードである場合には前記
第2チヤンネル(CH2)の信号とポテシヨンメー
タ(VR1),(VR2)の出力の3つが一致するよう
に、前記両電磁バルブ16a,16bを駆動し、
ステアリング形式がモードである場合には前記
第2チヤンネル(CH2)の信号と前輪側ポテンシ
ヨメータ(VR1)の出力が一致するとともに、第
2チヤンネル(CH2)の信号と後輪側ポテンシヨ
メータ(VR2)の出力を反転した出力とが一致す
るように、すなわち後輪側油圧シリンダ15bの
駆動方向を逆転させて後輪3,3が前輪2,2に
対して逆方向にステアリング操作されるように電
磁バルブ16bを駆動すべく構成してある。
一方、第3チヤンネル(CH3)の信号は後記ア
ナログスイツチ(SW2)を介して変速装置6の変
速位置を操作するモータ17を駆動するサーボ回
路18に入力され、前記走行速度の操作レバー8
の前後方向の操作量に対応した走行速度となるよ
うに、速度装置6の変速位置を検出するポテンシ
ヨメータ(VR3)の検出電圧と比較されるように
構成してある。
前記アナログスイツチ(SW2)は、後記コント
ロール信号(C1)が“H”レベルである場合に
は、前記サーボ回路18へ入力される第3チヤネ
ル(CH3)の変速位置操作用信号を、予めポテン
シヨメータ(VR4)によつて設定されたニユート
ラル位置すなわち停止位置に対応する電圧に、強
制的に切換えて、前記変速装置6の変速位置をニ
ユートラル状態に強制復帰させて、走行を自動的
に停止するように制御するために設けてある。
そして、前記コントロール信号(C1)は、前
記第3ネヤンネル(CH3)の信号が後進側への操
作では無く、かつ、前記障害物センサー8のリミ
ツトスイツチ(SW1)がONした場合のみ“H”
レベルとなるように、前記リミツトスイツチ
(SW1)からの信号および前記第3チヤンネル
(CH3)の信号レベルに基いて前後進を判別する
コンパレータ19からの信号を入力とするゲート
回路20によつて生成すべく構成してある。
尚、図中(VR5)は前記前・後進を判別するた
めの基準電圧をコンパレータ19に供給するポテ
ンシヨメータである。
〔別実施例〕
以下、本考案の別実施例について説明する。
前記第1チヤンネル(CH1)のステアリング形
式を自動切換えするためのステアリング操作レバ
ー9の前後方向の操作を検出するに、前記ポテン
シヨメータ(R1)に変えて、操作レバー9の前
後方向操作に対応してON/OFFされるスイツチ
を設けて検出すべく構成してもよい。
又、前記ポテンシヨメータ(R1)による操作
レバー9の前後方向の操作量検出結果に基いて、
前記前後輪2,3の一方の車輪のステアリング方
向とその量が無段階に他方の車輪に対して同一方
向同一量から逆方向同一量に変化するようにして
も良い。
更に、又、第4図に示すように、前記ステアリ
ング操作レバー9の前後方向の操作位置に対応し
て、前記2つのステアリング形式(モード)に
加え、前記モードにおけるステアリング操作レ
バー9の左右方向の操作方向とは反対方向に前・
後輪2,3がステアリング操作される旋回モード
を設けても良い。この場合、特に車体1に対する
作業者の位置が反転するような位置関係、例え
ば、作業者方向から車体1の前部を見るような位
置関係にある場合、操縦感覚と車体1の動きとが
直感的に結びつくようにステアリング操作ができ
るという効果がある。
更に又、前記障害物センサー8を構成するに、
接触式のものの他、超音波センサー等非接触式の
センサーを用いても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動走行作業車に実施例を
示し、第1図は制御システムのブロツク図、第2
図は送信器の説明図、第3図は芝刈作業車の全体
平面図、そして、第4図は別実施例の説明図であ
る。 1……車体、2……前輪、3……後輪、5……
送信器、6……変速装置、7……受信器、8……
障害物検出手段、19……後退側操作検出手段、
(CH2)……ステアリング操作用制御チヤンネル、
(CH3)……変速装置操作用制御チヤンネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無線誘導によりステアリング操作および変速装
    置6をリモートコントロールすべく夫々の制御チ
    ヤンネル(CH2)(CH3)を有する受信器7を備
    えるとともに、前記受信器7によつて受信された
    送信器5からの信号に基いて操向車輪2,2のス
    テアリング操作を行なう手段および変速装置6を
    操作する手段および、車体1前部に障害物を検出
    する手段8を備えこの障害物検出手段8によつて
    障害物を検出した場合は前記送信器5による変速
    装置8の制御状態に拘らず自動的に停止すべく制
    御する手段を備えた自動走行作業車であつて、前
    記変速装置6をリモートコントロールする制御チ
    ヤンネル(CH3)の受信信号に基いて後退側への
    操作有無を検出する手段19、およびこの検出手
    段19によつて変速装置6の後退操作を検出した
    場合は前記障害物検出手段8が障害物を検出して
    車体1が自動停止している場合であつても前記変
    速装置6の後退側へのリモートコントロールを有
    効化する手段を設けてあることを特徴とする自動
    走行作業車。
JP9588784U 1984-06-25 1984-06-25 自動走行作業車 Granted JPS6112108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9588784U JPS6112108U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 自動走行作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9588784U JPS6112108U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 自動走行作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6112108U JPS6112108U (ja) 1986-01-24
JPH0330884Y2 true JPH0330884Y2 (ja) 1991-06-28

Family

ID=30655143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9588784U Granted JPS6112108U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 自動走行作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6112108U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919970A (en) * 1986-09-15 1990-04-24 International Business Machines Corporation Solder deposition control

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5362496A (en) * 1976-11-16 1978-06-03 Yanmar Agricult Equip Agricultural tractor with remote steering device
JPS57178509A (en) * 1981-04-28 1982-11-02 Mitsubishi Electric Corp Operating device for automatic running dolly
JPS57211907A (en) * 1982-05-26 1982-12-25 Sanyo Electric Co Ltd Monorail type golfcart
JPS5914015A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 Kubota Ltd 自動走行車輌

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5362496A (en) * 1976-11-16 1978-06-03 Yanmar Agricult Equip Agricultural tractor with remote steering device
JPS57178509A (en) * 1981-04-28 1982-11-02 Mitsubishi Electric Corp Operating device for automatic running dolly
JPS57211907A (en) * 1982-05-26 1982-12-25 Sanyo Electric Co Ltd Monorail type golfcart
JPS5914015A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 Kubota Ltd 自動走行車輌

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6112108U (ja) 1986-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0330884Y2 (ja)
JPH0418006Y2 (ja)
JPH0427225Y2 (ja)
JPH0411866Y2 (ja)
JPH057604Y2 (ja)
JPH0738134B2 (ja) 遠隔操縦式作業車の操向制御装置
JPH0555348B2 (ja)
JPH0542881B2 (ja)
JPS63312270A (ja) 自動車の後輪操舵制御方法
JPH0319686Y2 (ja)
JPH0343103Y2 (ja)
JPH0232189B2 (ja) Sokosharyo
JPH0814767B2 (ja) 自動走行作業車の操向制御装置
JPS63311411A (ja) 遠隔操縦式自動走行作業車の操向制御装置
JPS63162355A (ja) 作業車の制動装置
JPH0418563B2 (ja)
JPH03189463A (ja) 作業車の走行制御装置
JPH01106203A (ja) 自動走行作業車の走行制御装置
JPS6324806A (ja) 遠隔操縦式作業車の操向制御装置
JPS63204A (ja) 自動走行作業車の走行制御装置
JPH01108909A (ja) 自動走行式芝刈り作業車の操向制御装置
JPS62294003A (ja) 自動走行作業車の走行制御装置
JPS63121561A (ja) 作業車の走行制御装置
JPH011010A (ja) 自動走行作業車の走行制御装置
JPH01222707A (ja) 遠隔操縦式作業車の走行制御装置