JPH0319686Y2 - - Google Patents

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JPH0319686Y2
JPH0319686Y2 JP20156285U JP20156285U JPH0319686Y2 JP H0319686 Y2 JPH0319686 Y2 JP H0319686Y2 JP 20156285 U JP20156285 U JP 20156285U JP 20156285 U JP20156285 U JP 20156285U JP H0319686 Y2 JPH0319686 Y2 JP H0319686Y2
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mower
motor
vehicle body
backward
vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前後進自在な車体に、モアーを装着
した草刈作業車に関する。
〔従来の技術〕
かかる草刈作業車においては、一行程の作業が
終了すると、それに隣接する次項程を前行程での
進行方向とは逆の方向に進行させながら作業す
る、いわゆる往復走行形式で作業を行うことが多
い。
そして、従来では、一行程の作業が終了する
と、枕地部分にて車体を180度向きを換えるよう
にターンさせたのち、次行程の作業を開始させる
ようにしていた。
つまり、モアーは車体が一方向(通常は前進方
向)に走行する時にのみ刈取作業を行えるもので
あるため、上記の如く車体を180度ターンさせて
から次行程の作業を開始しなけらばならないもの
であつた。(文献記載せず。) 〔考案が解決しようとする問題点〕 一行程の作業が終了に伴つて車体の向きを180
度変えるようにターンさせるには、前進旋回や後
進旋回を繰返し行なわなければならないものとな
り、向き変更のために無駄な時間を要する点に起
因して、作業能率の低下を生じる不都合があつ
た。
ちなみに、車体の向きを180度変えるようにタ
ーンさせることを、前進状態を維持しながら大き
な半径で旋回させて行なうことも考えられるが、
枕地部分が大きくなる不都合があり、実用し難し
いものである。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、簡素な構成で、車体の向きを
180度変更させることなく往復走行形式で刈取作
業を行なえるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による草刈作業車の特徴構成は、車体前
進時に刈取自在な前進用のモアーと車体後進時に
刈取自在な後進用のモアーとを車体に並設すると
共に、それらモアーを択一的に作用状態に切換え
るモアー切換手段を備えさせた点にあり、その作
用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
車体前進及び車体後進に合わせて、前進用のモ
アーと後進用のモアーとをを選択的に刈取作業状
態に切換えることにより、往復走行形式で作業を
行なうに際して、一行程の作業が終了すると、そ
の行程が前進である場合には後進に、そして、後
進である場合には前進に切換えることにより、次
行程での作業を続行できるものとなる。
〔考案の効果〕
従つて、往復走行形式での作業を車体の向きを
180度換えるターンを行なうことなしに、能率良
く行なわせることができるようになつた。
〔実施例〕
第3図及び第4図に示すように、遠隔操縦並び
に搭乗操縦のいずれをも可能な車体Aを設け、前
進用のモアー1aと後進用のモアー1bとを備え
るモアユニツツトBを車体Aの下腹部、及び、車
体後方側の両横側部に装着して、芝や雑草等の刈
取業に使用する作業車を構成してある。
前記車体Aについて説明すれば、第3図乃至第
5図に示すように、左右一対の前輪2及び左右一
対の後輪3を設けると共に、それら一対の前輪2
及び一対の後輪3を各別に操作するステアリング
用油圧シリンダ4,5を設けてある。そして、前
後進切換自在で且つ前進変速並びに後進切換自在
な走行変速装置6をエンジンEに連結すると共
に、搭乗操縦用の変速ペダル7及び遠隔操縦用の
変速モータ8を設けてある。又、搭乗操縦用のス
テアリングハンドル9を設けてある。但し、図中
Kは、遠隔操縦時に、車体搭乗部を覆うカバーで
ある。
尚、一対の前輪2及び一対の後輪3を向き変更
させて操向させるに、前後輪2,3を同じ方向に
向き変更させる平行ステアリング形式、前後輪
2,3を逆方向に向き変更させて急旋回させる4
輪ステアリング形式、及び、前輪2のみを向き変
更さる2輪ステアリング形式を用いることができ
るものであり、そして、遠隔操縦時には、平行ス
テアリング形式と4輪ステアリング形式とを選択
できるように構成してあり、且つ、搭乗操縦時に
は、上記3つのステアリング形式のいずれをも選
択できるように構成してある。
遠隔操縦の構成について説明すれば、前記ステ
アリング用油圧シリンダ4,5の制御弁10,1
1及び変速モータ8に作動指令を与える制御装置
Hを設け、送信器12からの送信情報を受信する
受信器13を、前記制御装置Hに接続してある。
一対の前輪2の向きを検出するポテンシヨメータ
14、一対後輪3の向きを検出するポテンシヨメ
ータ15、及び走行変速装置6の変速アーム6a
の位置を検出する車速検出用ポテンシヨメータ1
6を夫々設け、それらポテンシヨメータ14,1
5,16夫々の検出信号を制御装置Hに入力して
ある。
前記送信器12に、前後動によつて目標車速を
指令する車速レバー17と、前後動によつてステ
アリング形式を指令し、且つ、左右動によつて目
標ステアリング位置を指令するステアリングレバ
ー18を設け、そして、各レバー17,18の操
作位置並びに操作量を検出する各種の検出センサ
ー、並びに、そのセンサーの検出情報を送信器1
3に送信する送信機器を、受信器12内に設けて
ある。
従つて、送信器12からの車速指令情報を車速
検出用ポテンシヨメータ16の検出情報とに基づ
いて変速モータ8を作動させて、目標車速に操作
できるように構成し、又、送信器12からのステ
アリング形式指令情報及びステアリング位置指令
情報と車輪向き検出用のポテンシヨメータ14,
15の検出情報とに基づいて制御弁10,11を
作動させて、指令されたステアリング形式で目標
ステアリング位置に操作できるように構成してあ
る。
搭乗操縦の構成について説明すれば、ステアリ
ング形式を選択する切換スイツチ19の情報及び
ステアリングハンドル9の操作位置を検出するポ
テンシヨメータ20の検出情報夫々を制御装置H
に入力し、そして、それら情報に基づいて制御弁
10,11を作動させて、指令されたステアリン
グ形式で目標ステアリング位置に操作できるよう
に構成してある。尚、車速のコントロールは、前
記変速ペダル7の操作によつて行なわれることに
なる。
尚、例示はいないが、搭乗操縦モードと遠隔操
縦モードとを択一的に選択する手動スイツチを、
制御装置Hに接続して、手動スイツチの指令によ
り、搭乗操縦モードを遠隔操縦モードとを切換え
るようにしてある。
次に、前記モアユニツトBについて説明する。
第3図及び第4図に示すように、前記車体Aの
下腹部に備えさせるモアーユニツトBを、前進用
モアー1aと後進用モアー1bとを一つのケース
21に組付け、そして、リンク機構22を用いて
昇降自在に連結してある。又、車体後部の両横側
脇夫々に備えさせるモアーユニツトBを、車体下
腹部のモアユーニツトBと同様に構成し、そし
て、油圧シリンダ23にて車体前後方向軸芯X周
りで昇降自在に連結してある。
前記モアユニツトBを構成するに、第1図及び
第2図に示すように、受刃aと刃体bとからなる
前進用及び後進用のモアー1a,1b夫々を、車
体前後方向に並設し、接地遊転輪24を、前記ケ
ース21に付設してある。
そして、正逆転切換操作自在な油圧モータMを
設け、そのモータMの出力ギヤ25と咬合する前
進モアー用側の入力ギヤ26aを、モータ正転時
のみ伝動可能なワンウエイクラツチ機構27aを
介して刃体支軸28aに取付け、且つ、前記出力
ギヤ25に咬合する後進用モアー側の入力ギヤ2
6bを、モータ逆転時のみ伝動可能なワンウエイ
クラツチ機構27bを介して刃体支軸28aに取
付け、もつて、前進用のモアー1aと後進用モア
ー1bとを択一的に刈取作用状態に切換えるモア
ー切換手段Wを構成してある。
要するに、前進時にはモータMを正転駆動さ
せ、且つ、後進時にはモータMを逆転駆動させる
ことにより、車体Aの前進及び後進のいずれにお
いても刈取作業を行なえるようにしてある。
尚、前記送信器12に、前後動によつてモータ
Mの駆動断続を指令し、且つ、左右動によつて回
転方向を指令するモアー操作レバー29を設け、
そして、モータMの制御弁30を制御装置Hの指
令により作動されるように設けてある。
〔別実施例〕
本考案は、車体Aを無人で走行される場合にも
適用できるものであり、そして、モアー切換手段
Wの具体構成は各種変更できる。例えば、前進用
モアー1aと後進用モアー1bとを各別駆動する
モータを設け、それらモータを選択的に駆動させ
るようにしてもよい。
又、モアー1a,1bとしては、リール式の
他、デイスク式のもの等、各種形式のものが使用
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る草刈業車の実施例を示し、
第1図はモアー切換手段の概略平面図、第2図は
同概略側面図、第3図は全体側面図、第4図は全
体平面図、第5図は制御構成を示す概略図であ
る。 1a,1b……モアー、27a,27b……ワ
ンウエイクラツチ機構、A……車体、W……モア
ー切換手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後進自在な車体Aに、モアー1a,1bを
    装着した草刈作業者であつて、車体前進時に刈
    取自在な前進用のモアー1aと車体後進時に刈
    取自在な後進用のモアー1bとを並設すると共
    に、それらモアー1a,1bを択一的に刈取作
    用状態に切換えるモアー切換手段Wを備えさせ
    てある草刈作業車。 前記モアー切換手段Wを構成するに、正逆転
    切換操作自在なモータMを設けると共に、その
    モータMと前記前進用のモアー1aとをモータ
    正転時のみ伝動可能なワンウエイクラツチ機構
    27aを介して、且つ、前記モータMと前記後
    進用のモアー1bとを逆転時のみ伝動可能なワ
    ンウエイクラツチ機構27bを介して夫々連動
    連結してある実用新案登録請求の範囲第項に
    記載の草刈作業車。
JP20156285U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0319686Y2 (ja)

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JP20156285U JPH0319686Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JP20156285U JPH0319686Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JPS62104635U JPS62104635U (ja) 1987-07-03
JPH0319686Y2 true JPH0319686Y2 (ja) 1991-04-25

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JPS62104635U (ja) 1987-07-03

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