JPH033085Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033085Y2 JPH033085Y2 JP1984079914U JP7991484U JPH033085Y2 JP H033085 Y2 JPH033085 Y2 JP H033085Y2 JP 1984079914 U JP1984079914 U JP 1984079914U JP 7991484 U JP7991484 U JP 7991484U JP H033085 Y2 JPH033085 Y2 JP H033085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- box body
- box
- glove box
- recesses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 29
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車用グローブボツクスに関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
従来、この種のグローブボツクスにおいては、
前面を開放した箱状に設けてインスツルメントパ
ネルに挿着しボツクス内に上下動自在な棚板を有
してなるものがあつた(実公昭58−20425号公報
参照)。また上面を開放して横断面略V字型状に
設け、車体あるいはインスツルメントパネルに枢
着して車長方向後方に回動可能にしたグローブボ
ツクスがあり、前壁が蓋体を兼ねるものであつ
た。
前面を開放した箱状に設けてインスツルメントパ
ネルに挿着しボツクス内に上下動自在な棚板を有
してなるものがあつた(実公昭58−20425号公報
参照)。また上面を開放して横断面略V字型状に
設け、車体あるいはインスツルメントパネルに枢
着して車長方向後方に回動可能にしたグローブボ
ツクスがあり、前壁が蓋体を兼ねるものであつ
た。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記した後者のグローブボツク
スでは、開閉に伴なつて収納物も移動することに
なるため、閉時に起立していた収納物、たとえば
本や厚手の地図帳などは、グローブボツクスを開
ける際に手前に倒れ込み、特に上位置に在る収納
部は滑つて床上に落ちてしまう欠点があつた。そ
して前記欠点ゆ解消するために、仕切板をボツク
ス内に予め一体形成しておくことが考えられる
が、これでは収納物の形状などを制限して不都合
がある。
スでは、開閉に伴なつて収納物も移動することに
なるため、閉時に起立していた収納物、たとえば
本や厚手の地図帳などは、グローブボツクスを開
ける際に手前に倒れ込み、特に上位置に在る収納
部は滑つて床上に落ちてしまう欠点があつた。そ
して前記欠点ゆ解消するために、仕切板をボツク
ス内に予め一体形成しておくことが考えられる
が、これでは収納物の形状などを制限して不都合
がある。
本考案は、上記した従来の欠点を考慮してなさ
れたもので、グローブボツクスに、本や厚手の地
図帳など厚手のものと車検証やチケツトなど薄手
のものとを区別して収納し得るようにするととも
に、必要時には仕切り板を移動させて1つの収納
スペースとして利用できるようにして、グローブ
ボツクス内の有効利用を図ることを目的とする。
さらにグローブボツクスの開閉による本や厚手の
地図帳などの落下を仕切板にて防止するととも
に、仕切り板を複数位置に任意選択してガタ付き
なく固定できるようにすることも目的とするもの
である。
れたもので、グローブボツクスに、本や厚手の地
図帳など厚手のものと車検証やチケツトなど薄手
のものとを区別して収納し得るようにするととも
に、必要時には仕切り板を移動させて1つの収納
スペースとして利用できるようにして、グローブ
ボツクス内の有効利用を図ることを目的とする。
さらにグローブボツクスの開閉による本や厚手の
地図帳などの落下を仕切板にて防止するととも
に、仕切り板を複数位置に任意選択してガタ付き
なく固定できるようにすることも目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段)
上記した目的を達成するためになされた本考案
は、仕切り板の左右両側縁に設けられた複数個の
突起を、ボツクス本体の左右両側壁にそれぞれが
該ボツクス本体の奥行方向に向けて穿設され上下
に配置された複数個の長孔それぞれに嵌挿し、か
つ前記長孔の周縁を切欠いてなる複数個の凹部の
近傍を開口して、該凹部を開拡変形可能に設け、
前記仕切り板に設けた突起を嵌脱自在に支持し
て、前記仕切り板をボツクス本体の回動方向に移
動自在に設けるとともに、複数位置に掛止固定可
能に設けたものである。
は、仕切り板の左右両側縁に設けられた複数個の
突起を、ボツクス本体の左右両側壁にそれぞれが
該ボツクス本体の奥行方向に向けて穿設され上下
に配置された複数個の長孔それぞれに嵌挿し、か
つ前記長孔の周縁を切欠いてなる複数個の凹部の
近傍を開口して、該凹部を開拡変形可能に設け、
前記仕切り板に設けた突起を嵌脱自在に支持し
て、前記仕切り板をボツクス本体の回動方向に移
動自在に設けるとともに、複数位置に掛止固定可
能に設けたものである。
(実施例)
つぎに、本考案を第1図から第6図に示す一実
施例に基づいて詳細に説明する。
施例に基づいて詳細に説明する。
図中1はグローブボツクスで、該グローブボツ
クス1は、横断面V字型状にして上面を開口した
ボツクス本体10を、インスツルメントパネル2
の裏面下縁に設けられたフレームaに枢着して車
長方向後方回動可能にしてなるものであり、回動
させ開口された上面を取り出し口として収納物を
出し入れすることができる。そしてボツクス本体
10の前壁11をを蓋体として設けられており、
前壁11の上縁に設けられたノブ14を、インス
ツルメントパネル2のグローブボツクス取付開口
部20の上縁のストライカbに掛止させることに
より、前壁11がグローブボツクス取付開口部2
0を覆つてインスツルメントパネル2と面一にな
るようになつている。
クス1は、横断面V字型状にして上面を開口した
ボツクス本体10を、インスツルメントパネル2
の裏面下縁に設けられたフレームaに枢着して車
長方向後方回動可能にしてなるものであり、回動
させ開口された上面を取り出し口として収納物を
出し入れすることができる。そしてボツクス本体
10の前壁11をを蓋体として設けられており、
前壁11の上縁に設けられたノブ14を、インス
ツルメントパネル2のグローブボツクス取付開口
部20の上縁のストライカbに掛止させることに
より、前壁11がグローブボツクス取付開口部2
0を覆つてインスツルメントパネル2と面一にな
るようになつている。
さらに図中3は横長の仕切り板で、左右両側縁
の上下に、側方に突出した突起30が一体に設け
られている。そして前記突起30に対応してボツ
クス本体10の左右両側壁13(第1図と第2図
においては右側壁を示す)には、上下2個の長孔
4,5がそれぞれボツクス本体10の奥行方向に
向けて穿設されており、突起30が嵌挿して仕切
り板3がボツクス本体10の回動方向に移動する
ように、長孔4,5それぞれは円弧状を呈し、か
つボツクス本体10の全開時にも仕切り板3が収
納物を傾斜状態で支持できるように、下位の長孔
5は上位の長孔4よりも短かく設けられている。
さらに前記長孔4,5それぞれには、第1図と第
2図に示すように、長孔4,5の周縁を孔状に切
欠いてなる凹部40,50が、上下一対にして後
側壁12側に2個連設されている。そして2個の
前記凹部間を開口して凹部40,50それぞれを
開拡変形可能とし、上記突起30の首部31が嵌
脱自在に嵌合するのである(第5図参照)。
の上下に、側方に突出した突起30が一体に設け
られている。そして前記突起30に対応してボツ
クス本体10の左右両側壁13(第1図と第2図
においては右側壁を示す)には、上下2個の長孔
4,5がそれぞれボツクス本体10の奥行方向に
向けて穿設されており、突起30が嵌挿して仕切
り板3がボツクス本体10の回動方向に移動する
ように、長孔4,5それぞれは円弧状を呈し、か
つボツクス本体10の全開時にも仕切り板3が収
納物を傾斜状態で支持できるように、下位の長孔
5は上位の長孔4よりも短かく設けられている。
さらに前記長孔4,5それぞれには、第1図と第
2図に示すように、長孔4,5の周縁を孔状に切
欠いてなる凹部40,50が、上下一対にして後
側壁12側に2個連設されている。そして2個の
前記凹部間を開口して凹部40,50それぞれを
開拡変形可能とし、上記突起30の首部31が嵌
脱自在に嵌合するのである(第5図参照)。
長孔4,5それぞれの後壁側に、上下一対とな
つて凹部40,50が連設されていることによ
り、仕切り板3は、後側壁側の2位置に掛止固定
することができて、また上下長孔4,5の前壁1
1側の端部は、突起30の平頭部32(首部31
より径が大きく設けられている。)と同径以上に
開設されており、端部で仕切り板3を支持できる
とともに、端部から突起30を抜き仕切り板3を
ボツクス本体10から取り外すことができるので
ある。
つて凹部40,50が連設されていることによ
り、仕切り板3は、後側壁側の2位置に掛止固定
することができて、また上下長孔4,5の前壁1
1側の端部は、突起30の平頭部32(首部31
より径が大きく設けられている。)と同径以上に
開設されており、端部で仕切り板3を支持できる
とともに、端部から突起30を抜き仕切り板3を
ボツクス本体10から取り外すことができるので
ある。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案は、横断面略V字
型状にして上面が開口されたボツクス本体を、車
長方向後方に回動可能にインスツルメントパネル
に枢着してなるグローブボツクスにおいて、仕切
り板の左右両側縁に設けられた複数個の突起を、
ボツクス本体の左右両側壁にそれぞれが該ボツク
ス本体の奥行方向に向けて穿設され上下に配置さ
れた複数個の長孔それぞれに嵌挿して前記仕切り
板をボツクス本体の回動方向に移動自在に設け、
かつ、前記長孔の周縁を切欠いてなる複数個の凹
部の近傍を開口して、該凹部を開拡変形可能に設
け、前記仕切り板に設けた突起を嵌脱自在に支持
して、前記仕切り板を複数位置に固定可能に設け
たことを特徴とすることから、仕切り板により収
納物を区別して、例えば車検証や本、更に厚手の
地図帳などを奥に収納し、カメラや工具等を手前
に収納すれば、すつきり整理格納でき、グローブ
ボツクスの開時に本などの落下もなくそれぞれの
取出しも容易になる。そして収納物の形状や量に
応じて仕切り板を移動させることができ、仕切り
板を設けていても収納物の形状や量を制限するこ
とがなくボツクス内スペースの有効活用が図れ、
また仕向地による仕様差が発生せず、製作コスト
の削減が図れる。さらに仕切り板の位置変更が容
易であるとともに、ボツクス本体が回動する際に
も仕切り板はガタ付くことがなく、異音を発生し
ないなど、実用性にすぐれた効果を奏するもので
ある。
型状にして上面が開口されたボツクス本体を、車
長方向後方に回動可能にインスツルメントパネル
に枢着してなるグローブボツクスにおいて、仕切
り板の左右両側縁に設けられた複数個の突起を、
ボツクス本体の左右両側壁にそれぞれが該ボツク
ス本体の奥行方向に向けて穿設され上下に配置さ
れた複数個の長孔それぞれに嵌挿して前記仕切り
板をボツクス本体の回動方向に移動自在に設け、
かつ、前記長孔の周縁を切欠いてなる複数個の凹
部の近傍を開口して、該凹部を開拡変形可能に設
け、前記仕切り板に設けた突起を嵌脱自在に支持
して、前記仕切り板を複数位置に固定可能に設け
たことを特徴とすることから、仕切り板により収
納物を区別して、例えば車検証や本、更に厚手の
地図帳などを奥に収納し、カメラや工具等を手前
に収納すれば、すつきり整理格納でき、グローブ
ボツクスの開時に本などの落下もなくそれぞれの
取出しも容易になる。そして収納物の形状や量に
応じて仕切り板を移動させることができ、仕切り
板を設けていても収納物の形状や量を制限するこ
とがなくボツクス内スペースの有効活用が図れ、
また仕向地による仕様差が発生せず、製作コスト
の削減が図れる。さらに仕切り板の位置変更が容
易であるとともに、ボツクス本体が回動する際に
も仕切り板はガタ付くことがなく、異音を発生し
ないなど、実用性にすぐれた効果を奏するもので
ある。
図面は本考案に係る自動車用グローブボツクス
の一実施例を示すもので、第1図はボツクス本体
の閉状態を示す断面説明図、第2図はボツクス本
体の開状態を示す断面説明図、第3図は仕切り板
を示す斜視図、第4図は第1図−線断面図、
第5図は長孔を示す拡大図、第6図は本考案の自
動車用グローブボツクスの取付状態を示す正面図
である。 1……グローブボツクス、10……ボツクス本
体、11……前壁、12……後壁、13……側
壁、3……仕切り板、30……突起、4,5……
長孔、40,50……凹部。
の一実施例を示すもので、第1図はボツクス本体
の閉状態を示す断面説明図、第2図はボツクス本
体の開状態を示す断面説明図、第3図は仕切り板
を示す斜視図、第4図は第1図−線断面図、
第5図は長孔を示す拡大図、第6図は本考案の自
動車用グローブボツクスの取付状態を示す正面図
である。 1……グローブボツクス、10……ボツクス本
体、11……前壁、12……後壁、13……側
壁、3……仕切り板、30……突起、4,5……
長孔、40,50……凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 横断面略V字型状にして上面が開口されたボツ
クス本体を、車長方向後方に回動可能にインスツ
ルメントパネルに枢着してなるグローブボツクス
において、 仕切り板の左右両側縁に設けられた複数個の突
起を、ボツクス本体の左右両側壁にそれぞれが該
ボツクス本体の奥行方向に向けて穿設され上下に
配置された複数個の長孔それぞれに嵌挿して、前
記仕切り板をボツクス本体の回動方向に移動自在
に設け、 かつ、前記長孔の周縁を切欠いてなる複数個の
凹部の近傍を開口して、該凹部を開拡変形可能に
設け、前記仕切り板に設けた突起を嵌脱自在に支
持して複数位置に前記仕切り板を掛止固定可能に
設けたことを特徴とする自動車用グローブボツク
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7991484U JPS60191553U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 自動車用グロ−ブボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7991484U JPS60191553U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 自動車用グロ−ブボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60191553U JPS60191553U (ja) | 1985-12-19 |
JPH033085Y2 true JPH033085Y2 (ja) | 1991-01-28 |
Family
ID=30625269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7991484U Granted JPS60191553U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 自動車用グロ−ブボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60191553U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820425U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | カナレ電気株式会社 | 電線用シ−ルドテ−プ |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP7991484U patent/JPS60191553U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820425U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | カナレ電気株式会社 | 電線用シ−ルドテ−プ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60191553U (ja) | 1985-12-19 |
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