JPH0330846B2 - - Google Patents
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- JPH0330846B2 JPH0330846B2 JP56167437A JP16743781A JPH0330846B2 JP H0330846 B2 JPH0330846 B2 JP H0330846B2 JP 56167437 A JP56167437 A JP 56167437A JP 16743781 A JP16743781 A JP 16743781A JP H0330846 B2 JPH0330846 B2 JP H0330846B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- winding
- motor
- frames
- rewinding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 58
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フイルムの自動巻戻し装置付モータ
内蔵カメラに係り、特にバツテリによつてモータ
を作動させ、フイルムの自動巻上げとともに自動
巻戻しを行うフイルムの自動巻戻し装置付モータ
内蔵カメラに関する。
内蔵カメラに係り、特にバツテリによつてモータ
を作動させ、フイルムの自動巻上げとともに自動
巻戻しを行うフイルムの自動巻戻し装置付モータ
内蔵カメラに関する。
まず、フイルムの自動巻上げとともに自動巻戻
しを行うモータ内蔵カメラにつき説明する。第1
図はカメラボデイの断面図を示したもので、カメ
ラボデイ1に有孔フイルムFを装填したところを
示している。フイルムFを内蔵したパトローネP
からの有孔フイルムは、フイルムの一端はパトロ
ーネ軸5に貼付いた状態でフイルム露光開口部2
を経て、フイルム有孔部がスプロケツト3と噛合
い、巻取軸4に巻取られる。図示しないバツテリ
を電源としたモータの駆動力は巻取軸4、あるい
は巻取軸4及びスプロケツト3に伝つてフイルム
Fの巻上げがなされ、画面サイズがフルサイズの
カメラにあつてはスプロケツト3が1回転すると
1コマ分フイルムが巻上げ方向に移送される構造
となつている。
しを行うモータ内蔵カメラにつき説明する。第1
図はカメラボデイの断面図を示したもので、カメ
ラボデイ1に有孔フイルムFを装填したところを
示している。フイルムFを内蔵したパトローネP
からの有孔フイルムは、フイルムの一端はパトロ
ーネ軸5に貼付いた状態でフイルム露光開口部2
を経て、フイルム有孔部がスプロケツト3と噛合
い、巻取軸4に巻取られる。図示しないバツテリ
を電源としたモータの駆動力は巻取軸4、あるい
は巻取軸4及びスプロケツト3に伝つてフイルム
Fの巻上げがなされ、画面サイズがフルサイズの
カメラにあつてはスプロケツト3が1回転すると
1コマ分フイルムが巻上げ方向に移送される構造
となつている。
いまカメラでシヤツタレリーズが切られるとフ
イルム露光がなされ、フイルム露光が終了すると
フイルム送りのスタート信号が出され、モータ駆
動信号が出されて1コマ分フイルムの巻上げ方向
への移動がなされて、次のシヤツタレリーズが切
られる準備がなされる。フイルムの自動巻上げを
行うモータ内蔵カメラはこのようにして1コマの
撮影が終わると次の1コマの自動送りがなされ
る。
イルム露光がなされ、フイルム露光が終了すると
フイルム送りのスタート信号が出され、モータ駆
動信号が出されて1コマ分フイルムの巻上げ方向
への移動がなされて、次のシヤツタレリーズが切
られる準備がなされる。フイルムの自動巻上げを
行うモータ内蔵カメラはこのようにして1コマの
撮影が終わると次の1コマの自動送りがなされ
る。
市販の135フイルムは、12コマ分、24コマ
分、36コマ分の有孔フイルムがパトローネ内に巻
装されているので、例えば24コマ分のフイルムを
巻装したパトローネをカメラに装填した場合には
24コマ近辺でパトローネ内のフイルムのゆとりは
なくなり、次のシヤツタレリーズを切ると1コマ
分のフイルム送りがなされる途中でフイルムは突
張つた状態となつて巻上げができなくなる。実公
昭50−41906、実公昭49−43530号公報はかかると
ころからなされた提案であつて、カメラのフイル
ムカウンタが予め設定した枚数(この場合には24
コマ)になつたとき、モータ駆動によるフイルム
巻上げが行われないようにし、或はモータ駆動の
スイツチが巻戻し側に自動的に切換えられて入力
し、自動巻戻しを行うようにしたものである。
分、36コマ分の有孔フイルムがパトローネ内に巻
装されているので、例えば24コマ分のフイルムを
巻装したパトローネをカメラに装填した場合には
24コマ近辺でパトローネ内のフイルムのゆとりは
なくなり、次のシヤツタレリーズを切ると1コマ
分のフイルム送りがなされる途中でフイルムは突
張つた状態となつて巻上げができなくなる。実公
昭50−41906、実公昭49−43530号公報はかかると
ころからなされた提案であつて、カメラのフイル
ムカウンタが予め設定した枚数(この場合には24
コマ)になつたとき、モータ駆動によるフイルム
巻上げが行われないようにし、或はモータ駆動の
スイツチが巻戻し側に自動的に切換えられて入力
し、自動巻戻しを行うようにしたものである。
また上記のようなフイルムが突張つた状態では
モータは過負荷状態となつてモータには過電流が
流れる。従来の自動巻戻しカメラではモータに過
電流が流れたことを検知すると、モータを一旦停
止しモータと巻取軸4との連結を解除して、パト
ローネ軸5を逆方向に回転することによつて巻戻
しがなされるようになつていた。モータの過電流
の検知以外にもフイルムの突張りによつて異常検
知し警告を発するようにした提案が特開昭54−
26724号公報によつてなされており、同じくフイ
ルムの突張りによつてモータ駆動のスイツチを巻
戻し側に自動的に切換えて自動巻戻しを行うよう
にした提案が例えば特公昭43−7573号公報によつ
てなされている。
モータは過負荷状態となつてモータには過電流が
流れる。従来の自動巻戻しカメラではモータに過
電流が流れたことを検知すると、モータを一旦停
止しモータと巻取軸4との連結を解除して、パト
ローネ軸5を逆方向に回転することによつて巻戻
しがなされるようになつていた。モータの過電流
の検知以外にもフイルムの突張りによつて異常検
知し警告を発するようにした提案が特開昭54−
26724号公報によつてなされており、同じくフイ
ルムの突張りによつてモータ駆動のスイツチを巻
戻し側に自動的に切換えて自動巻戻しを行うよう
にした提案が例えば特公昭43−7573号公報によつ
てなされている。
従来、モータの過電流検知をはじめとし、フイ
ルム巻上げの異常検出の情報例えばフイルムの突
張りやフイルム巻上げが重くなる等の情報によつ
て自動巻戻しを行うことは、屡事故のもととなつ
ていた。即ち何等かの事情でフイルム巻上げが重
くなつたりして異常検出した場合直ちにフイルム
の巻戻しを行うようにすると、24コマ分のフイル
ムの途中でフイルムの巻戻しを行つてしまい、残
りのフイルムは撮影されないこととなつてしまう
ことが多かつた。またフイルムカウンタが24コマ
を示したときに自動巻戻しを行うようにしたカメ
ラでは、例えば36コマ分の有孔フイルムを巻装し
てパトローネをカメラに装填した場合、多数枚の
撮影されないフイルム部分を残したまま巻戻され
てしまうという問題があつた。本発明は、自動巻
戻しの誤動作をなくし、例えば未撮影部分のフイ
ルムを巻戻したりすることのないフイルムの自動
巻戻し装置付モータ内蔵カメラを提供することを
目的とする。
ルム巻上げの異常検出の情報例えばフイルムの突
張りやフイルム巻上げが重くなる等の情報によつ
て自動巻戻しを行うことは、屡事故のもととなつ
ていた。即ち何等かの事情でフイルム巻上げが重
くなつたりして異常検出した場合直ちにフイルム
の巻戻しを行うようにすると、24コマ分のフイル
ムの途中でフイルムの巻戻しを行つてしまい、残
りのフイルムは撮影されないこととなつてしまう
ことが多かつた。またフイルムカウンタが24コマ
を示したときに自動巻戻しを行うようにしたカメ
ラでは、例えば36コマ分の有孔フイルムを巻装し
てパトローネをカメラに装填した場合、多数枚の
撮影されないフイルム部分を残したまま巻戻され
てしまうという問題があつた。本発明は、自動巻
戻しの誤動作をなくし、例えば未撮影部分のフイ
ルムを巻戻したりすることのないフイルムの自動
巻戻し装置付モータ内蔵カメラを提供することを
目的とする。
上記目的は、フイルム巻上げ・巻戻しをモータ
の駆動力により行うモータ内蔵カメラにおいて、
モータのフイルム巻上げ駆動により1コマ分のフ
イルム巻上げが正常に行われているかどうかを検
出する巻上げ状態検出手段と、フイルムの撮影済
みコマ数を検出する撮影コマ数検出手段と、該撮
影コマ数検出手段より検出されたフイルムの撮影
済みコマ数が市販されているフイルムの撮影可能
コマ数により決定される所定のコマ数の範囲内に
あるとき巻戻し可能信号を出力する情報出力手段
と、前記巻上げ状態検出手段の検出結果および前
記情報出力手段よりの巻戻し可能信号に基づきフ
イルム移送モータおよび巻上げ異常警告手段の駆
動を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、
前記巻上げ状態検出手段により巻上げ異常が検出
されるまでは前記情報出力手段から出力された巻
戻し可能信号に拘らず前記フイルム移送モータに
よる通常の巻上げ動作を行い、前記情報出力手段
より巻戻し可能信号が出力されていない状態で前
記巻上げ状態検出手段によりフイルム巻上げ異常
が検出された場合には前記巻上げ異常警告手段を
作動して異常警告を行うとともに前記フイルム移
送モータを停止し、前記情報出力手段より巻戻し
可能信号が出力され、かつ前記巻上げ状態検出手
段によりフイルムの巻上げ異常が検出されたとき
は前記巻上げ異常警告手段を作動させずに前記フ
イルム移送モータによる巻戻し動作を行わせるこ
とを特徴とするフイルムの自動巻戻し装置付モー
タ内蔵カメラによつて達成される。
の駆動力により行うモータ内蔵カメラにおいて、
モータのフイルム巻上げ駆動により1コマ分のフ
イルム巻上げが正常に行われているかどうかを検
出する巻上げ状態検出手段と、フイルムの撮影済
みコマ数を検出する撮影コマ数検出手段と、該撮
影コマ数検出手段より検出されたフイルムの撮影
済みコマ数が市販されているフイルムの撮影可能
コマ数により決定される所定のコマ数の範囲内に
あるとき巻戻し可能信号を出力する情報出力手段
と、前記巻上げ状態検出手段の検出結果および前
記情報出力手段よりの巻戻し可能信号に基づきフ
イルム移送モータおよび巻上げ異常警告手段の駆
動を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、
前記巻上げ状態検出手段により巻上げ異常が検出
されるまでは前記情報出力手段から出力された巻
戻し可能信号に拘らず前記フイルム移送モータに
よる通常の巻上げ動作を行い、前記情報出力手段
より巻戻し可能信号が出力されていない状態で前
記巻上げ状態検出手段によりフイルム巻上げ異常
が検出された場合には前記巻上げ異常警告手段を
作動して異常警告を行うとともに前記フイルム移
送モータを停止し、前記情報出力手段より巻戻し
可能信号が出力され、かつ前記巻上げ状態検出手
段によりフイルムの巻上げ異常が検出されたとき
は前記巻上げ異常警告手段を作動させずに前記フ
イルム移送モータによる巻戻し動作を行わせるこ
とを特徴とするフイルムの自動巻戻し装置付モー
タ内蔵カメラによつて達成される。
以下、実施例によつて本発明の詳細な説明を行
う。
う。
第2図aは本発明によりフイルムカウンタ部に
新たに設けたスイツチを示すもので、フイルムの
撮影済みコマ数を検出・表示するフイルムカウン
タ6とフイルムカウンタ6周辺に設けたカム溝に
よりON/OFFする情報出力手段であるマイクロ
スイツチSFを示したものである。カム溝は市販
のフイルム即ち、特定長を有するフイルムに撮影
できる総コマ数を示す数即ち、12コマ、24コマ、
36コマを含む2、3コマ部に設けてあるので、第
2図bに示すように12、24、36コマ前後でSF信
号はOFFとなり、他ではONとなるように構成さ
れていて、巻戻し可能信号を出力する。例えば24
コマのパトローネを装填撮影する場合、フイルム
装填の仕方によつて24コマ撮影できる場合も25コ
マ撮影できる場合もあるので、24コマ前後でSF
信号はOFFとなるようにしてある。
新たに設けたスイツチを示すもので、フイルムの
撮影済みコマ数を検出・表示するフイルムカウン
タ6とフイルムカウンタ6周辺に設けたカム溝に
よりON/OFFする情報出力手段であるマイクロ
スイツチSFを示したものである。カム溝は市販
のフイルム即ち、特定長を有するフイルムに撮影
できる総コマ数を示す数即ち、12コマ、24コマ、
36コマを含む2、3コマ部に設けてあるので、第
2図bに示すように12、24、36コマ前後でSF信
号はOFFとなり、他ではONとなるように構成さ
れていて、巻戻し可能信号を出力する。例えば24
コマのパトローネを装填撮影する場合、フイルム
装填の仕方によつて24コマ撮影できる場合も25コ
マ撮影できる場合もあるので、24コマ前後でSF
信号はOFFとなるようにしてある。
第3図はスプロケツト3とその周辺に設けたマ
イクロスイツチSspを示したもので、1コマで1
回転するスプロケツト3の軸上にカム31を設
け、フイルム巻上げに伴つて1コマ給送信号を出
し、モータのフイルム巻上げ駆動により1コマ分
のフイルム巻上げが正常に行われているかどうか
を検出する巻上げ状態検出手段となつている。
イクロスイツチSspを示したもので、1コマで1
回転するスプロケツト3の軸上にカム31を設
け、フイルム巻上げに伴つて1コマ給送信号を出
し、モータのフイルム巻上げ駆動により1コマ分
のフイルム巻上げが正常に行われているかどうか
を検出する巻上げ状態検出手段となつている。
第4図はカメラに内蔵された制御手段であるマ
イクロコンピユータ等による制御回路のブロツク
図を示したもので、第5図は1コマ巻上げのタイ
ムチヤートを示し、第5図(1)はバツテリが正常の
状態、第5図(2)はバツテリが疲労して電圧が低下
した状態、第5図(3)はフイルムが巻上げ途中で停
止し、巻上げが不可能となつて突張り状態となつ
たところを示し、第6図は該制御回路の作動プロ
グラムを示している。
イクロコンピユータ等による制御回路のブロツク
図を示したもので、第5図は1コマ巻上げのタイ
ムチヤートを示し、第5図(1)はバツテリが正常の
状態、第5図(2)はバツテリが疲労して電圧が低下
した状態、第5図(3)はフイルムが巻上げ途中で停
止し、巻上げが不可能となつて突張り状態となつ
たところを示し、第6図は該制御回路の作動プロ
グラムを示している。
モータ巻上げカメラでシヤツタレリーズが初ら
れ露光が終了するとスタート信号が出され制御回
路からはモータ駆動信号(正転)が出される。モ
ータ駆動信号(正転)により巻取軸4が回転し、
フイルムFは巻取軸4に巻取られる方向への移送
がはじまり、スプロケツト3の回転がはじまる
と、スプロケツト3部に設けた巻上げ状態検出手
段であるマイクロスイツチSspはOFFの状態とな
る。またスタート信号によつてタイマが作動し、
設定時間T1,T2となると制御回路に信号が出る。
設定時間T1はバツテリ疲労検出のために設けた
もので、正常なバツテリ状態でのフイルム巻上げ
時間T0に対して若干(実験的に求められるが30
%程度)長く設定したもので、1コマ巻上げ時間
が設定時間T1よりも長くなつた時にはバツテリ
疲労の警告(ブザー)を発するようにしたもので
ある。設定時間T2は1本分の撮影が終了したこ
とを検出するために設けたもので、正常なバツテ
リ状態でのフイルム巻上げ時間T0に対して数倍
の長さに設定したもので、1コマ巻上げ時間が設
定時間T2よりも長くなつた時には、フイルムが
巻上げ途中で停止し、巻上げが不可能となつて突
張り状態となつたと判断し、ここで制御回路にマ
イクロスイツチSFからOFF信号(巻戻し可能信
号)が出ているときは1本のフイルム撮影が終わ
つたとしてモータ駆動信号(逆転)を発し、フイ
ルム移送モータにより巻戻し動作を行わせる。ま
た制御回路にマイクロスイツチSFからON信号異
常警告手段がでているときは事故としてフイルム
移送モータを停止させるとともに異常警告(ブザ
ー)を発するようにしたものである。実施例では
1コマ分の巻上げ時間T0=1.1secに対し、T1=
1.5sec、T2=3secに設定した。
れ露光が終了するとスタート信号が出され制御回
路からはモータ駆動信号(正転)が出される。モ
ータ駆動信号(正転)により巻取軸4が回転し、
フイルムFは巻取軸4に巻取られる方向への移送
がはじまり、スプロケツト3の回転がはじまる
と、スプロケツト3部に設けた巻上げ状態検出手
段であるマイクロスイツチSspはOFFの状態とな
る。またスタート信号によつてタイマが作動し、
設定時間T1,T2となると制御回路に信号が出る。
設定時間T1はバツテリ疲労検出のために設けた
もので、正常なバツテリ状態でのフイルム巻上げ
時間T0に対して若干(実験的に求められるが30
%程度)長く設定したもので、1コマ巻上げ時間
が設定時間T1よりも長くなつた時にはバツテリ
疲労の警告(ブザー)を発するようにしたもので
ある。設定時間T2は1本分の撮影が終了したこ
とを検出するために設けたもので、正常なバツテ
リ状態でのフイルム巻上げ時間T0に対して数倍
の長さに設定したもので、1コマ巻上げ時間が設
定時間T2よりも長くなつた時には、フイルムが
巻上げ途中で停止し、巻上げが不可能となつて突
張り状態となつたと判断し、ここで制御回路にマ
イクロスイツチSFからOFF信号(巻戻し可能信
号)が出ているときは1本のフイルム撮影が終わ
つたとしてモータ駆動信号(逆転)を発し、フイ
ルム移送モータにより巻戻し動作を行わせる。ま
た制御回路にマイクロスイツチSFからON信号異
常警告手段がでているときは事故としてフイルム
移送モータを停止させるとともに異常警告(ブザ
ー)を発するようにしたものである。実施例では
1コマ分の巻上げ時間T0=1.1secに対し、T1=
1.5sec、T2=3secに設定した。
スプロケツト3がモータ駆動信号(正転)によ
り1回転してフイルムを1コマ分巻上げるとマイ
クロスイツチSspより1コマ給送信号を発し、モ
ータ駆動は停止するがスタート信号より1コマ給
送信号までの時間がバツテリ警告発生用の設定時
間T1より短いときは制御回路はバツテリは正常
で、正常にフイルム巻上げがなされていると判断
し、バツテリ警告を発しない。またタイマ動作は
リセツトし次のコマ巻上げ時に再びチエツクする
こととなる。(第5図1) またフイルムを1コマ分巻上げてスタート信号
より1コマ給送信号までの時間がバツテリ警告発
生用の設定時間T1より長く設定時間T2より短い
ときは制御回路はバツテリ疲労と判断しバツテリ
警告、例えばブザー等の異常警告を発する。(第
5図2) またスタート信号により制御回路がモータ駆動
信号(正転)を発し、フイルム1コマ分巻上げが
なされるが、1コマ分の巻上げが終了する以前に
設定時間T2を経過したときは、フイルムが巻上
げ途中で停止し、巻上げが不可能となつて突張り
状態にあると判断し、ここで制御回路にマイクロ
スイツチSFからOFF信号(巻戻し可能信号)が
出ているときは1本のパトローネのフイルム撮影
は終わつたとしてモータ駆動信号(逆転)を発
し、モータ駆動信号(正転)からモータ駆動信号
(逆転)に反転し、フイルム移送モータと巻取軸
4の連結を解除して、パトローネ軸5を時計方向
に回転することによつてフイルムのパトローネ内
への巻戻しがなされる。(第1図) また制御回路にマイクロスイツチSFからON信
号がでているときは事故としてフイルム移送モー
タを停止させるとともに警告(ブザー)を発する
(第5図3) 以上説明した作動は第6図に示すフローチヤー
トで表されるプログラムに従つて行われる。この
フローチヤートからわかるようにこのフイルムの
自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラは次の4つの
作動態様を示す。
り1回転してフイルムを1コマ分巻上げるとマイ
クロスイツチSspより1コマ給送信号を発し、モ
ータ駆動は停止するがスタート信号より1コマ給
送信号までの時間がバツテリ警告発生用の設定時
間T1より短いときは制御回路はバツテリは正常
で、正常にフイルム巻上げがなされていると判断
し、バツテリ警告を発しない。またタイマ動作は
リセツトし次のコマ巻上げ時に再びチエツクする
こととなる。(第5図1) またフイルムを1コマ分巻上げてスタート信号
より1コマ給送信号までの時間がバツテリ警告発
生用の設定時間T1より長く設定時間T2より短い
ときは制御回路はバツテリ疲労と判断しバツテリ
警告、例えばブザー等の異常警告を発する。(第
5図2) またスタート信号により制御回路がモータ駆動
信号(正転)を発し、フイルム1コマ分巻上げが
なされるが、1コマ分の巻上げが終了する以前に
設定時間T2を経過したときは、フイルムが巻上
げ途中で停止し、巻上げが不可能となつて突張り
状態にあると判断し、ここで制御回路にマイクロ
スイツチSFからOFF信号(巻戻し可能信号)が
出ているときは1本のパトローネのフイルム撮影
は終わつたとしてモータ駆動信号(逆転)を発
し、モータ駆動信号(正転)からモータ駆動信号
(逆転)に反転し、フイルム移送モータと巻取軸
4の連結を解除して、パトローネ軸5を時計方向
に回転することによつてフイルムのパトローネ内
への巻戻しがなされる。(第1図) また制御回路にマイクロスイツチSFからON信
号がでているときは事故としてフイルム移送モー
タを停止させるとともに警告(ブザー)を発する
(第5図3) 以上説明した作動は第6図に示すフローチヤー
トで表されるプログラムに従つて行われる。この
フローチヤートからわかるようにこのフイルムの
自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラは次の4つの
作動態様を示す。
(1) フイルム移送モータが回転し、時間T1以内
にスプロケツトが1回転して、フイルム移送モ
ータが停止する(正常作動)。
にスプロケツトが1回転して、フイルム移送モ
ータが停止する(正常作動)。
(2) フイルム移送モータが回転し、時間T1より
大で、T2より小の時間の間にスプロケツトが
1回転し、ブザーが鳴つて、バツテリ警告をす
る。この場合スプロケツトは1回転し、フイル
ムは1コマ送られるので、バツテリ警告は出す
が撮影はできる。
大で、T2より小の時間の間にスプロケツトが
1回転し、ブザーが鳴つて、バツテリ警告をす
る。この場合スプロケツトは1回転し、フイル
ムは1コマ送られるので、バツテリ警告は出す
が撮影はできる。
(3) フイルム移送モータは回転を開始するが時間
T2以内にスプロケツトが1回転しないので、
フイルム移送モータが停止し、巻上げ異常表示
を行う。
T2以内にスプロケツトが1回転しないので、
フイルム移送モータが停止し、巻上げ異常表示
を行う。
(4) 12コマ、24コマ、36コマ近辺で(3)の状態が生
じたときに、フイルム移送モータは自動的に逆
転され、巻戻しが行われる。
じたときに、フイルム移送モータは自動的に逆
転され、巻戻しが行われる。
従来、フイルム巻上げの異常検出によつて直ち
に自動巻戻しを行う方法は前述したように屡フイ
ルム途中での巻戻し等を行う結果となつていた。
に自動巻戻しを行う方法は前述したように屡フイ
ルム途中での巻戻し等を行う結果となつていた。
内蔵フイルムの総フイルムコマ数位置近辺で
ON/OFFするスイツチを設けてその情報或は別
に記憶された総フイルムコマ数が異常検出したコ
マ数と合致するかによつて発する巻戻し可能を示
す情報と、フイルム巻上げの異常検出情報と併せ
て自動巻戻しをするようにした本発明のフイルム
の自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラは、所謂自
動巻戻しの不良巻戻しを防止するもので、信頼性
を高める効果をもつ。
ON/OFFするスイツチを設けてその情報或は別
に記憶された総フイルムコマ数が異常検出したコ
マ数と合致するかによつて発する巻戻し可能を示
す情報と、フイルム巻上げの異常検出情報と併せ
て自動巻戻しをするようにした本発明のフイルム
の自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラは、所謂自
動巻戻しの不良巻戻しを防止するもので、信頼性
を高める効果をもつ。
なお内蔵フイルムの総フイルムコマ数12、24、
36はカウンタ部にスイツチを設け、あるいはメモ
リとしてカメラ内で記憶する以外にも、ユーザが
フイルム装填時に12、24、36の任意の1つを手で
セツトするようにしてもよいし、或はフイルドパ
トローネに12、24、36を示すノツチを設けておい
て、カメラにフイルム装填することにより、その
何れかを検知するようにすることも可能である。
36はカウンタ部にスイツチを設け、あるいはメモ
リとしてカメラ内で記憶する以外にも、ユーザが
フイルム装填時に12、24、36の任意の1つを手で
セツトするようにしてもよいし、或はフイルドパ
トローネに12、24、36を示すノツチを設けておい
て、カメラにフイルム装填することにより、その
何れかを検知するようにすることも可能である。
本実施例では、フイルム巻上げの異常検出手段
としてフイルム巻上時間から情報を取り出した
が、先にも述べた如くその他の検出手段あるいは
情報と併せ用いることにより本発明の効果が生じ
るものである。
としてフイルム巻上時間から情報を取り出した
が、先にも述べた如くその他の検出手段あるいは
情報と併せ用いることにより本発明の効果が生じ
るものである。
第1図はカメラの断面図を示し、第2図はフイ
ルムカウンタ部に新たに設けたスイツチとその作
動を示し、第3図はスプロケツト部に設けたスイ
ツチを示し、第4図は本発明の実施例の制御回路
のブロツク図を示し、第5図は実施例のタイムチ
ヤート図を、第6図は作動のフローチヤート図を
示す。 1……カメラボデイ、3……スプロケツト、4
……巻取軸、5……パトローネ軸、6……フイル
ムカウンタ、31……カム、SF,Ssp……マイク
ロスイツチ、T1,T2……設定時間。
ルムカウンタ部に新たに設けたスイツチとその作
動を示し、第3図はスプロケツト部に設けたスイ
ツチを示し、第4図は本発明の実施例の制御回路
のブロツク図を示し、第5図は実施例のタイムチ
ヤート図を、第6図は作動のフローチヤート図を
示す。 1……カメラボデイ、3……スプロケツト、4
……巻取軸、5……パトローネ軸、6……フイル
ムカウンタ、31……カム、SF,Ssp……マイク
ロスイツチ、T1,T2……設定時間。
Claims (1)
- 1 フイルム巻上げ・巻戻しをモータの駆動力に
より行うモータ内蔵カメラにおいて、モータのフ
イルム巻上げ駆動により1コマ分のフイルム巻上
げが正常に行われているかどうかを検出する巻上
げ状態検出手段と、フイルムの撮影済みコマ数を
検出する撮影コマ数検出手段と、該撮影コマ数検
出手段より検出されたフイルムの撮影済みコマ数
が市販されているフイルムの撮影可能コマ数によ
り決定される所定のコマ数の範囲内にあるとき巻
戻し可能信号を出力する情報出力手段と、前記巻
上げ状態検出手段の検出結果および前記情報出力
手段よりの巻戻し可能信号に基づきフイルム移送
モータおよび巻上げ異常警告手段の駆動を制御す
る制御手段とを備え、該制御手段は、前記巻上げ
状態検出手段により巻上げ異常が検出されるまで
は前記情報出力手段から出力された巻戻し可能信
号に拘らず前記フイルム移送モータによる通常の
巻上げ動作を行い、前記情報出力手段より巻戻し
可能信号が出力されていない状態で前記巻上げ状
態検出手段によりフイルム巻上げ異常が検出され
た場合には前記巻上げ異常警告手段を作動して異
常警告を行うとともに前記フイルム移送モータを
停止し、前記情報出力手段より巻戻し可能信号が
出力され、かつ前記巻上げ状態検出手段によりフ
イルムの巻上げ異常が検出されたときは前記巻上
げ異常警告手段を作動させずに前記フイルム移送
モータによる巻戻し動作を行わせることを特徴と
するフイルムの自動巻戻し装置付モータ内蔵カメ
ラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56167437A JPS5868024A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | フィルムの自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラ |
US06/434,627 US4494843A (en) | 1981-10-19 | 1982-10-15 | Automatic film rewind method for camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56167437A JPS5868024A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | フィルムの自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5868024A JPS5868024A (ja) | 1983-04-22 |
JPH0330846B2 true JPH0330846B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=15849685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56167437A Granted JPS5868024A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | フィルムの自動巻戻し装置付モータ内蔵カメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4494843A (ja) |
JP (1) | JPS5868024A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59144643U (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-27 | オリンパス光学工業株式会社 | モ−タドライブ装置 |
JPS6052834A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-26 | Canon Inc | 電動フィルム巻戻し装置を備えたカメラ |
JPH0672993B2 (ja) * | 1986-04-01 | 1994-09-14 | キヤノン株式会社 | フイルム駆動装置 |
KR0153283B1 (ko) * | 1995-01-13 | 1998-12-01 | 이대원 | 필름 누광 방지를 위한 필름 자동 감기/되감기 장치 및 그 방법 |
US5734939A (en) * | 1996-01-26 | 1998-03-31 | Nikon Corporation | Camera capable of displaying information relating to the number of frames of film |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943530U (ja) * | 1972-07-21 | 1974-04-17 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4362370A (en) * | 1980-02-26 | 1982-12-07 | West Electric Co., Ltd. | Automatic film transport device |
US4299466A (en) * | 1980-05-05 | 1981-11-10 | Eastman Kodak Company | Apparatus for restoring lost data to a memory device |
JPS5766432A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-22 | Olympus Optical Co Ltd | Automatic camera |
DE3206986A1 (de) * | 1981-02-27 | 1982-09-16 | Fuji Photo Optical Co., Ltd., Omiya, Saitama | Kamera |
US4419001A (en) * | 1981-05-29 | 1983-12-06 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Motor driven film wind-up and rewind device for cameras |
US4416525A (en) * | 1981-07-13 | 1983-11-22 | W. Haking Enterprises Limited | Autorewinding self-threading camera |
-
1981
- 1981-10-19 JP JP56167437A patent/JPS5868024A/ja active Granted
-
1982
- 1982-10-15 US US06/434,627 patent/US4494843A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943530U (ja) * | 1972-07-21 | 1974-04-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4494843A (en) | 1985-01-22 |
JPS5868024A (ja) | 1983-04-22 |
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