JPH0329865Y2 - - Google Patents

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JPH0329865Y2
JPH0329865Y2 JP5206886U JP5206886U JPH0329865Y2 JP H0329865 Y2 JPH0329865 Y2 JP H0329865Y2 JP 5206886 U JP5206886 U JP 5206886U JP 5206886 U JP5206886 U JP 5206886U JP H0329865 Y2 JPH0329865 Y2 JP H0329865Y2
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guide
case
pressure
diaphragm
stopper
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は簡単な構造でカークーラのような冷却器
の圧縮機の運転を冷媒の異常低圧、異常高圧時の
何れの場合も停止し得るようにした圧力スイツチ
に関する。
[従来の技術] 従来のこの種圧力スイツチには実開昭59−
82935号公報に示すようなものがあつた(第4図
参照) このような圧力スイツチにあつては、冷媒が通
常の圧力状態にある時は、冷媒の圧力は通路1か
らダイヤフラム2、反転板3を経てピストン4に
かかりピストン4を押圧し接点5を接点6に接触
し圧縮機は運転される。この時ホルダ7はばね8
の弾力に抗してピストン4と共に下降する。
然して冷媒の圧力が異常に高圧になると、反転
板3が反転し、その反転力により作動棒9を下降
しスイツチレバ10を介して接点6を接点5から
離間し、圧縮機の運転を停止する。
更に冷媒の圧力が異常に低圧になると、ばね8
の弾力によりホルダ7が上昇し、この為ピストン
4も上昇し図示するように接点5は接点6から離
間し、圧縮機の運転は停止する。
[考案が解決しようとする問題点] このような圧力スイツチにあつては冷媒の異常
低圧時にはばね8の作用により両接点が離間する
為所謂スローアクシヨンであり、耐振性、接点の
耐久性に限界があるばかりでなく、ばね、ホルダ
の設置に余分の空所が必要であり、ターミナルの
位置、スイツチレバの形状に制限があると共に圧
力スイツチ自身が大型とならざるを得なかつた。
[問題点を解決するための手段] 本案は以上の問題点を解決する為に考案された
もので本案によれば、内部に作動室を有するケー
ス、このケースを密封状態で覆い圧力流体の通路
を有するカバより構成されたスイツチ本体と、前
記ケースとカバとの間にその周縁部を挟持された
ダイヤフラムと、前記ケースの第1の段部とダイ
ヤフラムとの間を移動可能で周縁にダイヤフラム
側に向く鍔部を有し、中心部にガイド壁によりガ
イド孔を形成すると共に鍔部と中心部との間に環
状のビードを有する逆皿状のガイドと、前記ダイ
ヤフラムとガイドとの間に設けられ、ガイドに沿
つて移動可能で周縁部にフランジを有するストツ
パと、このストツパとガイドとの間に設けられそ
の周縁部がストツパのフランジに係合し且一面が
前記ガイドの環状のビードに当接すると共に、無
加圧時には前記ストツパと対向する側に偏位して
いる第1の反転板と、外周縁がケースの第2の段
部と係合し、又内周縁が前記ガイド壁に係合し、
無加圧時ガイド壁側に偏位している第2の反転板
と、前記ガイド孔内を摺動する作動棒と、前記ケ
ースに互いに対向して支持され夫々各端部がケー
スの作動室とケース外に露出する一対のターミナ
ルと、一方のターミナルの作動室側の端部に固定
された固定端子と、他方のターミナルの作動室側
の端部に一端を固定され他端に可動接点を有する
と共にその弾力により常時可動接点が固定接点よ
り離間する側に偏位するスイツチレバとより構成
されるものである。
[作用] このような構成の圧力スイツチにあつては、冷
媒の通常圧力時には、その圧力によりダイヤフラ
ム、ストツパ、第1の反転板はケース内をガイド
方向に移動し、ガイドを第2の反転板方向に押圧
する。このガイドの押圧力により第2の反転板は
反転し、この第2の反転板の反転によりガイドは
ケースの第1の段部に係合する迄移動し、従つて
作動棒は第1の反転板によりスイツチレバ方向に
移動し、スイツチレバと係合してその弾力に抗し
て可動接点を固定接点に接触し、圧縮機を運転す
る。
然して冷媒の圧力が異常に低下すると、第1の
反転板も第2の反転板も反転せず、従つてダイヤ
フラム、ストツパ、第1の反転板及びガイドも移
動せずこの為作動棒も作動しないからスイツチレ
バはその弾力により可動接点を固定接点より離間
し、圧縮機は運転を停止する。
更に冷媒の圧力が異常に上昇すると、ダイヤフ
ラム、ストツパの移動により第1の反転板は反転
して作動棒がスイツチレバを押圧する力がなくな
り、スイツチレバは矢張りその弾力により可動接
点を固定接点より離間し、圧縮機は冷媒の異常低
圧時と同様その運転を停止する。
[実施例] 以下本案の一実施例を図面について説明する。
11はケースで内部に作動室12を有する。こ
のケースの作動室を密封状態で覆うカバ13を設
けている。そしてこのカバには冷媒が通過する通
路14を穿設している。15はダイヤフラムでそ
の周縁を前記カバとケースとにより挟持されてい
る。16はパツキングで17はワツシヤを示す。
ケースの作動室12内には逆皿状のガイド18
が図において上下方向に移動可能に収納されてい
る。そしてこのガイドの周縁にはダイヤフラム1
5方向に向く鍔部19を有し、中央部にはガイド
壁20と共にガイド孔21を有する。又鍔部19
とガイド壁20との間には環状でダイヤフラム方
向に向くビード22を突設している。
23は皿状のストツパで前記ダイヤフラム15
とガイド18との間に設けられている。このスト
ツパの周縁にはダイヤフラムに対し反対方向に向
くフランジ24を有し、ストツパはこのフランジ
24を介してガイド18内を摺動し得る。
然して前記ガイド18は無加圧時にはケース1
1の第1の段部25に対して所定距離離間して居
り、又ストツパ23の鍔部24の先端も無加圧時
にはガイドに対し小間隙をもつて対向している。
26は第1の反転板で、その周縁部は前記スト
ツパ23のフランジ24と係合し、又その図にお
いて上面は前記ガイド18の環状のビード22と
当接している。
然してこの第1の反転板26は無加圧時には図
において上方に凸状に偏位している。
27は第2の反転板でリング状をなし、その外
周縁はケースの第2の段部28に係合し、内周縁
は前記ガイド18のガイド壁20に係合して無加
圧時には図に示すように凹状に偏位している。
前記ガイドのガイド孔21内には作動棒29が
緩く貫通し、常時その下端は前記第1の反転板2
6に接触している。
30,31は互いに対向してケース11に埋め
込まれた一対のターミナルで各一方はケース外に
又各他方はケースの作動室12内に夫々露出して
いる。
ターミナル30の作動室12側の端部には固定
接点32が固定されターミナル31の作動室側の
端部にはスイツチレバ33の一端が固定され、こ
のスイツチレバ33の自由端には可動接点34が
固定接点32に対向するように設けられている。
然してスイツチレバ33には弾性を与えて、そ
の弾力により常時可動接点34が固定接点32か
ら離間するようになつている。
前記各ターミナル30,31は圧縮機と電気的
に接続し、後述するように圧縮機を制御するよう
になつている。
本案圧力スイツチは以上のように構成されてい
るから、今冷媒の圧力が所定値にあると、その圧
力は通路14からダイヤフラム15にかかり、ダ
イヤフラム、ストツパ23及び第1の反転板26
を図において上方に移動する。第1の反転板26
の移動によりガイド18も同方向に移動し、この
為第2の反転板27は図において上方に凸状に反
転し、ガイド18は更に上方に移動し、ケース1
1の第1の段部25に係合するに至る。
この状態ではダイヤフラム15、ストツパ23
及び第1の反転板26は尚移動し、第1の反転板
26は作動棒29を押し上げてスイツチレバ33
と係合し、このスイツチレバをその弾力に抗して
押圧し、可動接点34を固定接点32に接触さ
せ、圧縮機は運転する。(第2図)。この時第1の
反転板26は未だ反転しない。
然して冷却系統内に冷媒の圧力がその漏洩等に
より異常に低圧になると、ダイヤフラム15、ス
トツパ23及び第1の反転板26はガイド18を
押圧する力がなく、従つてガイド18は第1図の
状態にあり、第2の反転板27も反転せずに第1
図の状態を保つ為第1の反転板26は停止して居
り、作動棒29は図において上昇せず従つてスイ
ツチレバ33を押圧しないから、可動接点34は
固定接点32から離間し、圧縮機は運転を停止し
ている。
又冷却系統内の冷媒の圧力が凝縮器の目づまり
等により異常に高圧になると、第2図の状態から
ダイヤフラム15、ストツパ23は更に上昇し、
第1の反転板26はストツパ23方向に反転し、
第3図の状態になる。この為第1の反転板26は
作動棒29を押圧する力がなくなり、作動棒29
はガイド18のガイド孔21内を下降し、スイツ
チレバ33から離間する。従つてスイツチレバ3
3はその弾力により第3図の位置を保ち、可動接
点34は固定接点32から離間し、圧縮機の運転
は停止する。
[考案の効果] 以上のように本案による時は、接点の開閉は両
反転板の反転作用により行われる為節動的であ
り、耐振性、接点の耐久性に富み、然も従来のよ
うにばね、ホルダを有していないから、余計な空
所を必要とせず、ターミナルの位置、スイツチの
形状は自由に選択出来ると共に圧力スイツチ自身
を小型に設計し得るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案圧力スイツチの一実施例の冷媒の
異常低圧時における各部材の位置を示す概略の縦
断面図、第2図は冷媒の所定圧時における同様の
縦断面図、第3図は冷媒の異常高圧時における同
様の縦断面図で第4図は従来の圧力スイツチの概
略の縦断面図である。 11……ケース、12……作動室、13……カ
バ、14……通路、15……ダイヤフラム、18
……ガイド、19……鍔部、20……ガイド壁、
21……ガイド孔、22……環状のビード、23
……ストツパ、24……フランジ、25……第1
の段部、26……第1の反転板、27……第2の
反転板、28……第2の段部、29……作動棒、
30,31……ターミナル、32……固定接点、
33……スイツチレバ、34……可動接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に作動室を有するケース、このケースを密
    封状態で覆い圧力流体の通路を有するカバより構
    成されたスイツチ本体と、前記ケースとカバとの
    間にその周縁部を挟持されたダイヤフラムと、前
    記ケースの第1の段部とダイヤフラムとの間を移
    動可能で周縁にダイヤフラム側に向く鍔部を有
    し、中心部にガイド壁によりガイド孔を形成する
    と共に鍔部と中心部との間に環状のビードを有す
    る逆皿状のガイドと、前記ダイヤフラムとガイド
    との間に設けられ、ガイドに沿つて移動可能で周
    縁部にフランジを有するストツパと、このストツ
    パとガイドとの間に設けられその周縁部がストツ
    パのフランジに係合し且一面が前記ガイドの環状
    のビードに当接すると共に、無加圧時には前記ス
    トツパと対向する側に偏位している第1の反転板
    と、外周縁がケースの第2の段部と係合し、又内
    周縁が前記ガイド壁に係合し、無加圧時ガイド壁
    側に偏位している第2の反転板と、前記ガイド孔
    内を摺動する作動棒と、前記ケースに互いに対向
    して支持され夫々各端部がケースの作動室とケー
    ス外に露出する一対のターミナルと、一方のター
    ミナルの作動室側の端部に固定された固定端子
    と、他方のターミナルの作動室側の端部に一端を
    固定され他端に可動接点を有すると共にその弾力
    により常時可動接点が固定接点より離間する側に
    偏位するスイツチレバとよりなる圧力スイツチ。
JP5206886U 1986-04-09 1986-04-09 Expired JPH0329865Y2 (ja)

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JPS62163838U JPS62163838U (ja) 1987-10-17
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JP2776387B2 (ja) * 1988-07-13 1998-07-16 株式会社不二工機 冷媒流体圧力スイッチ

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JPS62163838U (ja) 1987-10-17

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