JPS641725Y2 - - Google Patents

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JPS641725Y2
JPS641725Y2 JP1982066133U JP6613382U JPS641725Y2 JP S641725 Y2 JPS641725 Y2 JP S641725Y2 JP 1982066133 U JP1982066133 U JP 1982066133U JP 6613382 U JP6613382 U JP 6613382U JP S641725 Y2 JPS641725 Y2 JP S641725Y2
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JP1982066133U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用冷房装置の高圧側の冷媒通路
に取付けて、手動作機能を有する複合型圧力スイ
ツチに関するものである。
従来からこの種圧力スイツチには以下のような
背景があつた。冷凍サイクル内の冷媒が漏れて
冷媒が不足すると、圧縮機を破壊することがあ
る。特に、冷媒が多量に不足すると高圧側圧力が
異常に低下するため、該圧力低下を感知して電気
接点を開にして圧縮機を停止させて破壊から妨ぐ
ため、低圧力により作動する低圧スイツチが必要
であつた。冷凍サイクルの冷凍負荷が大きすぎ
たり、何らかの不良で凝縮機の能力が低下する
と、高圧側圧力が異常に上昇した時、冷凍サイク
ルの運転を停止させる必要があり、該異常圧力を
感知して電気接点を開とする高圧スイツチが必要
である。しかし、圧力が上昇し圧縮機を停止させ
ると該圧力はすみやかに低下し、圧力スイツチは
復帰して再び圧縮機が運転される。このような場
合、圧力スイツチの開閉する圧力に応差が無い
と、開閉をひんぱんに繰返すことになるので、高
圧側作動点でスイツチの開閉圧力に応差を与えな
ければならなかつた。高圧側圧力が正常状態に
ある時、冷凍負荷などの大小によつて高圧側圧力
を正常範囲内におさえる目的で、凝縮機の凝縮能
力を制御することがある。このためには高圧側圧
力が所定の圧力以上になると電気接点を閉じて凝
縮能力を増大し、前記所定圧力より低い別な所定
圧力以下になると、前記電気接点を開にして凝縮
能力を低下させる機構が必要であり、このように
電気接点をON・OFFする圧力に作動応差のある
圧力スイツチが必要であつた。
以上〜の圧力スイツチは全て冷凍サイクル
の高圧側の冷媒通路に取付けられるものであり、
本考案は前記した3つの働きを同時に有するもの
で、有効受圧面積の異なる2つのピストンと、更
にこの2つのピストンと係合する可動体との間に
反転円板によるスナツプアクシヨン機構による応
差を有した第2電気開閉部と、1本のスプリング
と、この可動体の上下動により応差を存して作動
する第1電気開閉部とで複数の設定圧力の異なる
圧力スイツチを得るものである。
本考案の実施例を図面により説明すると、上方
中心に圧力導入孔1を有した上部体2と下部体3
との間にダイヤフラム4の周縁部をパツキン5を
介して挟着し、上部体2の下端と下部体3の外周
をかしめ付けて固着し、ダイヤフラムの上面で前
記導入孔1と連通する側に受圧室6を形成する。
8は下部体3の上面にやや浅く形成した大径の凹
部で、この凹部8の下部に環状の段部9を介して
やや小径の作動室10を形成し、この作動室の底
部の中央に小径の連通孔11を貫通させてある。
13は凹部8内に上下動可能に収容する環状の外
部ピストンで、凹部8の深さとほぼ同じ高さに形
成し、下部外周に設けた立上部14の内側に収容
部15を設け、且つ、外部ピストン13の中央に
は上下方向の係合孔16を貫通させてある。収容
部15の内径は作動室10の内径よりやや小径に
形成してあるので、立上部14は段部9に係止す
ると共に中心方向にやや突出している。13は収
容部15内に上下動可能に収容して前記外部ピス
トン13と同心状に組合せて別個に作動する内部
ピストンで、上面中央に突設した突出部19を前
記係合孔16から上方に突出させてあり、内部ピ
ストン18の下面中央に環状突部20を突設して
ある。この場合、突出部19は内部ピストン18
の下面が立上部14の下面と一致しても、外部ピ
ストン13よりやや上方に突出するように高く形
成してある。
21は作動室10内に上下動可能に収容させた
可動体で絶縁材料により構成されており、可動体
21の上方外周に設けた係止段部27と作動室1
0の底部との間にスプリング22を弾発させてあ
る。可動体21の中央部にはそれぞれ別個に位置
させたターミナル23,24を下方に突出させ、
底部に貫通させた通孔25,25から本体外に突
出させ、且つターミナル23,24の下部にはそ
れぞれストツパー26,26を取付けてある。可
動体21の上面に設けた凹入部28の底面には一
端を位置させた一方のターミナル23に第2固定
接点30を取付け、又、他方のターミナル24に
は先端に前記第2固定接点30と接離する第2可
動接点31を有したリーフスプリング32の基部
を取付け、更に、リーフスプリング32の中間部
上面には絶縁材よりなるロツド33を取付け、こ
の固定接点と可動接点とで第2電気開閉部38を
形成してある。可動体21の凹入部28の略上方
内壁に環状に設けた座部34に、中央を上方に凸
面加工させた反転円板35の周縁部を係止し、反
転円板35の上面略周縁部分には前記環状凸部2
0を当接し、且つ、反転円板35の下面中央にロ
ツド33の上端を当接させてある。可動体2の下
部に設けた小径突部19を前記通孔11から下部
体3外に突出させてある。45は可動体の小径突
部19の上下動によつてON・OFF作動する第1
電気開閉部45を収容したハウジング46の下面
に、それぞれ第1,2,3,4端子板47,4
8,49,50を突設し、ターミナル23,24
の下端にワイヤーケーブル36,36を介して端
子37,37と第1,4端子板47,50を接続
し、又、第1電気開閉部45と第2,3端子板4
8,49とを電気的に接続する。
第1電気接続部45の具体例について第5〜8
図に基いて説明すると、ハウジング46内に位置
させたターミナル片51で板バネ52の基部を取
付け、途中に湾曲部53を形成して該板バネの内
側にコ字型をした切欠54を形成して該板バネと
別の動きをする作動片55を形成してある。作動
片55の先端と板バネ52の先端内側との間には
略U字型をしたリーフスプリング56を係合して
該板バネ52の先端部分にスナツプアクシヨン機
能を設け、更に板バネ52の先端に第1可動接点
57を設けてある。この第1可動接点57と接触
する第1固定接点58をターミナル片60により
取付けてあり、又、第1固定接点58と対称的位
置にストツパー59を設けてある。尚、前記小径
突部29と突合するアクチユエータ61を作動片
55の先端に取付けてある。アクチユエータ61
は断面コ字型をした本体の両側に該板バネ52と
係合する係合片62,62をそれぞれ設けてあ
る。アクチユエータ61はピストン作動を板バネ
52に伝えるもので、両側に設けた係合片62,
62は板バネ52と係合して圧力が第1設定圧力
以下の時、板バネの先端を引下げ、存第1電気開
閉部45を開とする働きを有する。
次に、本実施例の作用について説明すると、圧
力室6内の圧力Pが第1の設定圧力P1以下の場
合は第1図に示す状態である。即ち、内部ピスト
ン18及び外部ピストン13に加わる圧力の和
は、スプリング22の荷重より小さいため、可動
体21は押上げられ、ターミナル23,24に固
着したストツパー26,26が下部体3の下面に
係止した状態にあつて第1電気開閉部45は開
OFFの状態であり、又、第2電気開閉部38も
第6図に示す如く開である。
次いで、圧力室6内の圧力が高まつて第1の設
定圧力P1以上で第2の設定圧力P2以下になると、
第2図の状態となる。即ち、外部ピストン13の
立上部14は段部9に押し付けられ、それ以上、
下の方へ動くことが出来ない。この状態では第1
電気開閉部45は閉の状態(第7図)にあるが、
内部ピストン18のみを可動体21の上端に直接
係止するような圧力は未だ加わつていないので、
反転円板35は第2図に示すように未だ反転せ
ず、その結果、第2電気開閉部38は開いてい
る。
圧力室6内の圧力が更に高まると、内部ピスト
ンの突出部19に加わる圧力は、内部ピストンの
下面に設けた環状突部20を介して反転円板35
に加わり、且つ、反転円板35の周縁部は座部3
4に係止しているので、第2の設定圧力P2以上
の圧力に達つすると該内部ピストン18の下面が
可動体21の上端に供止するまで下降し、それと
同時に反転円板35は下方に反転し、ロツド33
を介して板バネ32を押し下げて第2可動接点3
1と第2固定接点30とを接続し、第2電気開閉
部38を閉にして第3図の状態になる。即ち、第
3図は反転円板35が下方に反転し、圧力は第2
の設定圧力P2以上になり、第3の設定圧力P3
下となつて第1電気開閉部45は閉となる。
次いで、圧力室6内の圧力が更に上昇して内部
ピストン18に加わる圧力がスプリング22の弾
発力に打ち勝つと、可動体21は更に下方に押下
げられ、圧力が第3の設定圧力P3となると、第
1電気開閉部45は、リーフスプリング56の反
転により再び開となる(第8図)が第2の電気開
閉部38は閉のままである。この状態は、圧力が
第3の設定圧力P3より大きく可動体21が作動
室10の底部に当接している第4図の状態であ
る。
圧力室6内の圧力が上昇して内部ピストン18
が第4図に位置すると、小径突部29によりアク
チユエータ61を介して板バネ52は押し下げら
れ、リーフスプリング56のスナツプアクシヨン
作用によつて下方に反転して第1可動接点57と
第1固定接点58とが閉になる(第8図)。更に
圧力Pが上昇して可動体21の下面が作動室の底
部に係止すると、リーフスプリング56を介して
板バネ52は下方に反転して第1可動接点57が
第1固定接点58から離れ、第1電気接点45は
開となる。
尚、第2の設定圧力P2は反転円板35の反転
する荷重及び復帰する荷重と内部ピストン18の
受圧面積とから定まり、閉及び開する圧力に作動
応差を有している。又、第3の設定圧力P3は内
部ピストン18の受圧面積とスプリング22の荷
重によつて決まり、第1電気開閉部45の閉及び
開にする作動位置の差から電気通路の閉及び開に
する圧力には作動応差を有している。
以上の如く、本考案は第2電気開閉部を内部ピ
ストンと可動体との間に組込んで反転円板の反転
復帰動作を利用することにより一段と小型すると
共にスイツチの第2設定圧力開閉に応差を設け、
また、第1電気開閉部の高圧側の第3設定圧力に
も応差を設けたことにより回路の開閉時にスイツ
チのチヤタリングを防止できるし、その上、本装
置によつて3つの圧力スイツチの機能を有するた
め極めて取扱いが便利となる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1〜
4図はそれぞれ作動状態を示した本装置の断面
図、第5図は第1電気開閉部のリーフスプリング
を省略した平面図、第6〜8図はこの第1電気開
閉部の作動状態を示す正面図、第9図は第1電気
開閉部の断面図、第10図は電気開閉部と内部ピ
ストンの位置との関係を示す説明図、第11図は
電気開閉部と設定圧力との関係を示す説明図であ
る。 1……圧力導入孔、2……上部体、3……下部
体、4……ダイヤフラム、6……受圧室、8……
凹部、9……段部、10……作動室、11……連
通孔、13……外部ピストン、18……内部ピス
トン、21……可動体、22……スプリング、2
9……小径突部、35……反転円板、38……第
2電気開閉部、45……第1電気開閉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力導入孔を有した上部体と、上面に形成した
    大径な凹部の下方に段部を介してやや小径な作動
    室を形成し、この作動室の底面中央に小径な連通
    孔を有した下部体との間にダイヤフラムの周縁部
    を挟持し、上方に受圧室を設けたダイヤフラムの
    下方に有効受圧面積が異なり別個に上下作動する
    外部ピストンと内部ピストンを同心状に組合せる
    と共に外部ピストンを前記凹部内に収容し、この
    2個のピストンに従動して上下動する可動体を下
    方からスプリングで弾発させて作動室内に収容
    し、この可動体の下部に設けた小径突部を前記連
    通孔の外方に突出し、一端に第1可動接点を有し
    た板バネと作動片の間に弧状バネからなるハーフ
    スプリングを係合させて、スナツプアクシヨン機
    能を設けてアクチユエータを有した第1可動接点
    と対をなす第1固定接点を設けて前記小径突部の
    下降量に応じて開閉する第1電気開閉器と、可動
    体の上面に設けた凹入部内に、第2固定接点と先
    端に第2可動接点を有して該可動体に取付けたリ
    ーフスプリングからなる第2電気開閉部を設け、
    前記内部ピストンの下面と係合して反転する反転
    円板を前記凹入部に装着し、第1,2,3設定圧
    力の内の第1可動・固定接点とからなる高圧側の
    第3設定圧力と、反転円板及び第2可動・固定接
    点とからなる中圧側の第2設定圧力とにそれぞれ
    応差を設けたことを特徴とする複合型圧力スイツ
    チ。
JP6613382U 1982-05-08 1982-05-08 複合型圧力スイツチ Granted JPS58169636U (ja)

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JP6613382U JPS58169636U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 複合型圧力スイツチ

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JP6613382U JPS58169636U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 複合型圧力スイツチ

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JPS58169636U JPS58169636U (ja) 1983-11-12
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ID=30076030

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JP6613382U Granted JPS58169636U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 複合型圧力スイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028027B2 (ja) * 1981-03-31 1985-07-02 富士通株式会社 韓国語ソ−ト制御方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2602454B2 (de) * 1976-01-23 1980-12-11 Claudius Peters Ag, 2000 Hamburg Vorrichtung zum Behandeln pulvriger oder körniger Stoffe mit einer Flüssigkeit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6028027B2 (ja) * 1981-03-31 1985-07-02 富士通株式会社 韓国語ソ−ト制御方式

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