JPH0110831Y2 - - Google Patents

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JPH0110831Y2
JPH0110831Y2 JP1048585U JP1048585U JPH0110831Y2 JP H0110831 Y2 JPH0110831 Y2 JP H0110831Y2 JP 1048585 U JP1048585 U JP 1048585U JP 1048585 U JP1048585 U JP 1048585U JP H0110831 Y2 JPH0110831 Y2 JP H0110831Y2
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pressure
piston
rod
switch
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は自動車用冷房装置の冷凍サイクルの高
圧側に取付けられ、冷凍サイクル回路の高圧側圧
力が異常に上昇したり、低下したりした場合に、
圧縮機に連らなる電気接点を開にする働きを有す
る2動作型圧力スイツチに関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種のスイツチ、例えば実開昭59−
82935号を第7図について説明すると、ダイアフ
ラム41は直接反転円板42上に装着され、該反
転円板全体に等分布荷重が加わるものである。し
かして低圧側の作動圧力は、反転円板42を上面
に有するピストン43の有効受圧面積に受ける荷
重と下面より上方に押し上げるコイルスプリング
44によつて設定されており、大きなスペースを
必要とするコイルスプリング44を収容するため
にスイツチ全体が大きく、重量を有し組立作業が
困難であつた。その上、圧力が上昇して反転円板
42が下方に反転すると、該反転円板により電気
開閉部45を開閉操作するロツド46は更に下方
に動くものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のスイツチに於けるロツドの作動ストロー
クは下方にのみ作動する構成であるため、このロ
ツドを収容するハウジングが大型化し、且つこの
ロツドを上方に持上げる弾発手段もストロークの
長いコイルスプリングを使用していたが、本考案
は電気開閉器の開閉操作するロツドを上下方向に
動くようにしたことにより可動ストロークを短く
してスイツチを小型化することを目的とする。
「問題点を解決しようとする手段」 本考案の構成は、圧力導入口を有する上部体と
下部体との間にダイアフラムを気密に固着して上
部体内に受圧室を形成し、下部体内に電気開閉器
を有する圧力スイツチに於いて、下部体内に反転
円板掛止用の掛止部を有したピストンを上下動可
能に収容し、該ピストン内には下向きに突出させ
た反転円板と、該ピストン内を上下動すると共に
前記反転円板を上方に反転させる作動凸部を有
し、且つ中心に頭部を有するロツドを上下動可能
に装着するガイド部を有したホルダーとを収容
し、下部体内壁には中心を上方に突出させ且つ前
記ガイド部を挿通させる孔を有した皿ばねの外周
を係止し、このガイド部に挿通させたロツドの下
方に前記電気開閉器を位置させたことを特徴とす
るものである。
「作用」 本考案は孔あき皿ばねと反転円板とを組合せて
用いることにより、電気開閉器の構成を単純化で
き、更にロツドの作動方向を上方・下方に変える
ようにしたことによつてストロークを短くするこ
とができそれによつてスイツチを小型化できた。
「実施例」 本考案の実施例を図面により説明すると、上方
に圧力導入口1を有した上部体2の下方に下部体
4を嵌合し、且つ両者の間にはダイアフラム3の
周縁部をシールパツキン5と共に狭着固定し、該
ダイアフラム3の上方には前記圧力導入口1に連
通する受圧室6を形成する。
8は下部体4の上端に一体又は別体に位置させ
た係止板で、中央部分には大径孔9を形成し、該
下部体の上方内部に作動室10を設け、該下部体
の内壁に設けた係止段部11を介してやや小径で
後記する皿ばね27の外周を係止するための係止
部12を形成し、また該係止部12の下方には更
に小径な収容室13を設ける。
15はダイアフラム3の下面に位置させたピス
トンで、前記作動室10内に上下動可能に収容
し、このピストン15の中央には前記大径孔9内
に挿入出来る作動凸部16を設け、この凸部に連
続して前記係止板8に下方から係止する係合部1
7を設け、更に該係合部の下方には大径な掛止部
18を形成する。20は前記ピストン15の下部
内側に同心状に収容した反転円板で、常態では下
方に突出させた状態で収容させる。21はピスト
ン15の内部に同心状に位置させて上下動可能に
収容したホルダーで、外周には前記ピストンの内
面14内と摺動可能に接つする立上部22を設
け、且つ該ホルダーの中間部分には同心円状に作
動凸部23を上方に突出させて形成し、更に、該
ホルダー21の中心部の下方に設けたやや大径な
凹入部24に連続して小径な筒状のガイド部25
を設ける。
27は外周を前記係止部12に係止させた皿ば
ねで、常態では中心部を上方に突出させてあり、
且つ中心には前記ガイド部25を挿通させる孔2
8を有している。29はガイド部25に上下動可
能に収容したロツドで、上部に設けたやや大径な
頭部30を前記凹入部24内に収容させてある。
32,33は下部体4の下面から突出させた一対
の端子板で、一方の端子板32の一端には固定接
点34を取付け、他方の端子板33の一端にはリ
ーフスプリング35の根部を固定し、且つその先
端には可動接点36を取付け、両接点34,36
で電気開閉器38を形成する。
次に、本実施例の作用について説明すると、受
圧室6内の圧力が高まると、ダイアフラム3を介
してピストン15に伝わり、ピストンの押下力は
反転円板20、ホルダー12を介して皿ばね27
を下方に押し下げる。受圧室6内の圧力がピスト
ン15と皿ばね27とによつて定まる低圧側圧力
P1になると皿ばね27は第2図に示す如く下方
に撓み、リーフスプリング35がロツド29の下
端により下方に押下げられて両接点34,36を
接触し、電気開閉器38を閉にする。この場合、
反転円板20の外周部20aはピストン下面の係
止部18によつて下方に押し下げられ、ホルダー
21の作動凸部23によつて反転円板の斜面部2
0bを上方に押してサンドイツチにしているが、
まだ上方に反転しない。
次いで、受圧室6内の圧力が更に上昇してP2
を越えると、反転円板20は外周部20aと斜面
部20bのしぼみ荷重によつて第3図に示す如く
上方に反転する。この反転動作によりロツド29
は反転円板20による押下力は解除され、リーフ
スプリング35の弾発力により上方に反転した反
転円板20に当接するまで急激に上昇し、その結
果、リーフスプリング35は保有する弾発力によ
つて可動接点36を押し上げて固定接点34から
離し、電気開閉器38を開にする。尚、反転円板
20の反転又は復帰する圧力は、ピストン15の
上面のダイアフラム3に接触する面積に圧力をか
けた荷重と、反転円板の反転及び復帰する荷重、
即ち皿ばねの荷重により定まるものである。
「考案の効果」 以上の如き本考案は以下のような効果を有す
る。
電気開閉器を開閉操作するロツドの動きが従
来の如く単に下降のみではなく、上方にも動く
ようにしたことにより該ロツドのストロークを
短くできる。
ロツドのストロークが短いため、このロツド
を上方に持上げるスプリングのスペースを小さ
く、即ち薄くできたため、電気開閉器の収容が
容易となり、スイツチ全体が小型軽量化が図
れ、車載用として適する。
電気開閉器の構成を簡単に出来たため、スイ
ツチの組立作業が極めて容易となり、作業能率
を一段と向上させ量産に適する。
電気開閉器の作動点にはそれぞれ応差を有し
ているので、チヤタリングを生ずることがな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は全体の縦断面図、第2,3図は作動状態を示し
た各断面図、第4図は一部破断した要部の分解斜
視図、第5図は低圧側皿ばねの圧力に対する変位
を示す説明図、第6図は高圧側反転円板の圧力に
対する変位を示す説明図、第7図は従来のスイツ
チの断面図である。 15……ピストン、18……掛止部、20……
反転円板、23……作動凸部、25……ガイド
部、27……皿ばね、29……ロツド、38……
電気開閉器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力導入口を有する上部体と下部体との間にダ
    イアフラムを気密に固着して上部体内に受圧室を
    形成し、下部体内に電気開閉器を有する圧力スイ
    ツチに於いて、下部体内に反転円板掛止用の掛止
    部を有したピストンを上下動可能に収容し、該ピ
    ストン内には下向きに突出させた反転円板と、該
    ピストン内を上下動すると共に前記反転円板を上
    方に反転させる作動凸部を有し、且つ中心に頭部
    を有するロツドを上下動可能に装着するガイド部
    を有したホルダーとを収容し、下部体内壁には中
    心を上方に突出させ且つ前記ガイド部を挿通させ
    る孔を有した皿ばねの外周を係止し、このガイド
    部に挿通させたロツドの下方に前記電気開閉器を
    位置させて成る2動作型圧力スイツチ。
JP1048585U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0110831Y2 (ja)

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JP1048585U JPH0110831Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JPS61127543U JPS61127543U (ja) 1986-08-11
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US4757165A (en) * 1986-12-23 1988-07-12 Texas Instruments Incorporated Dual condition responsive electrical switch
JP2580079Y2 (ja) * 1990-04-09 1998-09-03 株式会社 テージーケー 2動作型圧力スイッチ

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JPS61127543U (ja) 1986-08-11

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