JPH0110832Y2 - - Google Patents

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JPH0110832Y2
JPH0110832Y2 JP1048685U JP1048685U JPH0110832Y2 JP H0110832 Y2 JPH0110832 Y2 JP H0110832Y2 JP 1048685 U JP1048685 U JP 1048685U JP 1048685 U JP1048685 U JP 1048685U JP H0110832 Y2 JPH0110832 Y2 JP H0110832Y2
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は自動車用冷房装置に於ける高圧側の冷
媒通路に取付ける3動作型圧力スイツチに関する
ものである。
「従来の技術」 冷凍サイクルに於ける冷媒通路の高圧側の圧力
が、異常に低下又は上昇した時に電気接点を開に
して圧縮機を停止させるスイツチと、高圧側圧力
が正常状態の下で、電気接点を開及び閉に切換る
ための圧力スイツチを任意に決定出来るスイツチ
を有する圧力スイツチには、例えば実開昭59−
180344号がある。しかるにこの種のスイツチは第
8図に示す如く、高圧・低圧用の電気開閉器51
を下部体52内に組込んだ後に、高圧用の反転円
板53を組込み、更に中圧用の電気開閉器54を
組込む構造であるため、中圧用の電気開閉器54
を組込んだ後に、反転作動時期の異なる高圧用の
反転円板53を選定し直すことが出来ず、そのた
め、再度分解するには極めて手数を要し、能率が
悪い欠点があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のこの種のスイツチはロツドのストローク
が下方にのみ作動する構成であるため、このロツ
ドを収容するハウジングが大型化し、且つこのロ
ツドを上方に持上げる弾発手段もストロークの長
いコイルスプリングを使用しているが、本考案は
電気開閉器を操作するロツドの少なくとも1つの
ロツドを途中から反対方向に作動するようにして
可動ストロークを短くし、スイツチを小型化する
ことを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案の構成は、圧力導入口を有した上部体と
下部体との間にダイアフラムを気密に固着して上
部体内に受圧室を形成し、下部体内に第1、2電
気開閉器を有した圧力スイツチに於いて、上面に
は下方に反転する第1反転円板を装着し、下面に
は上方に反転する孔あき第2反転円板を装着した
孔あきピストンをホルダー内に上下動に収容し、
該ホルダーを下部体内に上下動可能に収容し、こ
のホルダーの中間部には前記第2反転円板を上方
に反転させる作動凸起を、中心には頭部を有する
筒状の第2ロツドを上下動可能に装着するガイド
部を設け、このガイド部を挿通する孔を有した皿
ばねを下部体内壁に掛止し、この皿ばねの下方に
は高さを違えて前記第1、2電気開閉器を配し、
ピストン、第2反転円板、第1ロツド、第1電気
開閉器に存する孔を貫通させた長尺な第2ロツド
の上端は第1反転円板に係止し、下端は第2電気
開閉器に当接させ、第1ロツドの下端を第1電気
開閉器に当接させたことを特徴とするものであ
る。
「作用」 本考案は孔あき皿ばねと反転方向をそれぞれ逆
にして用いると共に、ロツドの作動方向が途中か
ら変わるようにしたことによつてストロークを短
くし、それによつて電気開閉器の構成を単純化し
てスイツチを小型化できた。
「実施例」 本考案の実施例を図面に基いて説明すると、上
部に圧力導入口1を有する上部体2の下方に下部
体4を嵌合し、且つ両者の間には可撓性を有する
ダイアフラム3の周縁部をシールパツキン5と共
に挟着固定し、該ダイアフラム3の上方には圧力
導入口1に連通する受圧室6を設ける。下部体4
の内壁の下部に係止段部7を介して掛止部8を設
け、更に、下部体4の下方にはやや小径な作動室
9を形成し、この下部体の上方にはやや大径な空
室10を設けてある。12は空室10内に上下動
可能に収容したホルダーで、下方には係止段部7
に係止するまで下降するもので、周縁に立上壁1
3を有し、且つ中間部分には同心円状に上方に作
動凸部14を突設し、また、中心下方にはやや大
型に形成した凹入部15に連続させてやや小径な
筒状に形成したガイド部16を設ける。17は外
周を前記掛止部8に掛止させ、常態では中心を上
方に突出させ、且つ中心には前記ガイド部16を
挿通出来る孔18を有した皿ばねである。20は
ホルダーの凹入部15内に合致させる大径な頭部
19を有し且つガイド部16内に上下動可能に挿
通させた筒状の第1ロツドである。22は中心に
孔23を有していて常態では下方に突設している
高圧作動用の第2反転円板で、前記ホルダーの上
面に同心状に載置し、更にこのホルダーの上方に
はピストン25を上下動可能に収容し、該ピスト
ンの中心には孔26を有していて、上面には上記
収容部27を設け、この上部収容部内には中圧で
作動する第1反転円板29を常態では上方に突出
させて収容してある。また、ピストン25の下面
にも下部収容部28を形成し、この下部収容部2
8内には前記第2反転円板22を収容してある。
この下部体4の下面には2対の端子板31,3
3、38,40をそれぞれ突出してある。即ち、
上方に位置する一方の第1端子板31の上端には
第1固定接点32を取付け、他方の第1端子板3
3の上端には第1リーフスプリング34の根部を
固着し、且つ該リーフスプリングの先端に取付け
た第1可動接点35と前記固定接点32とで低
圧・高圧用の第1電気開閉器36を形成してあ
る。尚、第1リーフスプリング34の中間には孔
37を穿つてある。
下方に位置した一方の第2端子板38の上端に
は第2固定接点39を固着し、又、他方の第2端
子板40の上端には第2リーフスプリング41の
根部を固着し、且つ先端には前記第2固定接点に
接離する第2可動接点42を取付け、両接点で中
圧用の第2電気開閉器43を設ける。45はピス
トンの中心に設けた孔26と、第2反転円板22
の中心に設けた孔23と、前記ホルダーのガイド
部16に収容した第1ロツド20の通孔21を貫
通させた長尺な第2ロツド45で、この第2ロツ
ドの上端は第1反転円板29に係止し、下端は第
2リーフスプリング41の上面に当接している。
尚、第1ロツド20の下端は第1リーフスプリン
グ34の上面に当接している。
次に、本実施例の作用について説明すると、外
部圧力が圧力導入口1から受圧室6内に進入する
と、ダイアフラム3に接つする第1反転円板29
を介してピストン25に伝わり、該ピストンの押
下力は第2反転円板22、ホルダー12を介して
皿ばね17に伝わり、この皿ばね17を下方にた
わめる。次いで、受圧室6内の圧力がP1に達つ
すると、ピストン25は第2反転円板22を介し
てホルダー12を押下げ、このホルダー12を下
方から支えている皿ばね17は第2図に示す如く
更に下方にたわんでホルダー12の下面が係止段
部7に係止するまで下降し、その結果、ホルダー
のガイド部16に装着されている第1ロツド21
を下降させて第1リーフスプリング34を下方に
押下げ、第1可動接点35を第1固定接点32に
接続させて第1電気開閉器36を閉にする。この
場合、第1、2反転円板29,22はまだ反転作
動しない。
次いで、受圧室6内の圧力はP2に達すると、
第3図に示す如く、第1反転円板29が下方に反
転作動して瞬間的に第2ロツド45を下方に押し
下げ、該第2ロツド45の下端で第2リーフスプ
リング41を下方に押し下げて第2電気開閉器4
3を閉にする。この場合、第1電気開閉器36は
閉のままである。
第2反転円板22の外周縁22aは下部収容室
28に係止されており、又、斜面部22bはホル
ダー12の作動凸部14によつて上方に押圧され
てサンドイツチ状に挟持されているので、受圧室
6内の圧力が更に上昇してP4に達すると第2反
転円板22は第4図に示す如く瞬間的に上方に反
転し、その結果、該第2反転円板22により第1
ロツド20を介して下方に押し下げられていた第
1リーフスプリング34は自身の保有する弾発力
により上方に持上げられ第1電気開閉器36を開
にする。この場合、第1反転円板29は下方に反
転したままの状態であるので第2ロツド45は下
方に押下げられたままであり、そのため、第2電
気開閉器43は閉のままである。このように圧力
変化に応じて反転作動方向の異なる2枚の反転円
板と皿ばねを組合せて圧力制御を行うものであ
る。
「考案の効果」 以上の如き本考案は以下のような効果を有す
る。
第2電気開閉器を開閉操作する第1ロツドの
動きが従来の如く単に下降するのみではなく、
途中から上方にも動くようにしたため、ロツド
の可動範囲を短く出来、その結果、該ロツドを
支えるスプリングのストロークを小さくできる
と共に電気開閉器を小型化して構造を簡略化で
きる。
それぞれピストン、ホルダー、皿ばね、反転
円板の中心に孔を設けたことにより、下部体内
に第1、2電気開閉器を組込んだ後に、第1、
2反転円板をそれぞれ組込めるので、反転円板
を選定し直すことにより簡単に作動圧力を調整
することが出来る。
電気開閉器にそれぞれ応差を設けたことによ
り、チヤタリングを防止すると共に接点の摩耗
を防止して耐久性を高めることが出来る。
部品の組立が容易で、電気開閉器を小型且つ
簡略化することにより、スイツチの組立作業能
率を一段と向上させることにより、量産に適す
るものである。
高圧側の第2、4設定圧力は、それぞれ反転
円板の反転動作を利用するためスイツチの切換
を瞬時に行うことが出来る。
本装置で3つの圧力スイツチの働きをするこ
とが出来るので、小型軽量化が図れ、取扱いが
便利で車載用として適する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体の縦断面図、第2,3,4図はそれぞれ作動
状態を示す各断面図、第5図は低圧側の皿ばねの
圧力に対する変位を示す説明図、第6図は中圧側
の反転円板の圧力に対する変位を示す説明図、第
7図は高圧側の反転円板の圧力に対する変位を示
す説明図、第8図は従来のスイツチの断面図であ
る。 12……ホルダー、14……作動凸部、16…
…ガイド部、17……皿ばね、20……第1ロツ
ド、22……第2反転円板、25……ピストン、
29……第1反転円板、36……第1電気開閉
器、43……第2電気開閉器、45……第2ロツ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力導入口を有した上部体と下部体との間にダ
    イアフラムを気密に固着して上部体内に受圧室を
    形成し、下部体内に第1、2電気開閉器を有した
    圧力スイツチに於いて、上面には下方に反転する
    第1反転円板を装着し、下面には上方に反転する
    孔あき第2反転円板を装着した孔あきピストンを
    ホルダー内に上下動可能に収容し、且つ該ホルダ
    ーを下部体内に上下動可能に収容し、このホルダ
    ーの中間部には前記第2反転円板を上方に反転さ
    せる作動凸起を、中心には頭部を有した筒状の第
    1ロツドを上下動可能に装着するガイド部を設
    け、このガイド部を挿通する孔を有した皿ばねを
    下部体内壁に掛止し、この皿ばねの下方には高さ
    を違えて前記第1、2電気開閉部を配し、ピスト
    ン、第2反転円板、第1ロツド、第1電気開閉器
    に存する孔を貫通させた長尺な第2ロツドの上端
    は第1反転円板に係止し、下端は第2電気開閉器
    に当接させ、第1ロツドの下端を第1電気開閉器
    に当接させて成る3動作型圧力スイツチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07101583B2 (ja) * 1987-07-02 1995-11-01 株式会社不二工機製作所 二動作形圧力スイッチ
JPH07114094B2 (ja) * 1987-07-23 1995-12-06 株式会社不二工機製作所 三動作形圧力スイッチ
JP2785871B2 (ja) * 1988-05-11 1998-08-13 株式会社 不二工機 冷媒流体感圧スイッチ
JP2893622B2 (ja) * 1992-04-03 1999-05-24 矢崎総業株式会社 圧力スイッチおよびガスメータ

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