JPH0982191A - 三動作型圧力スイッチ - Google Patents

三動作型圧力スイッチ

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Publication number
JPH0982191A
JPH0982191A JP23397595A JP23397595A JPH0982191A JP H0982191 A JPH0982191 A JP H0982191A JP 23397595 A JP23397595 A JP 23397595A JP 23397595 A JP23397595 A JP 23397595A JP H0982191 A JPH0982191 A JP H0982191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
contact
contacts
coil spring
electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP23397595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoshi Hirota
久寿 広田
Masakazu Kawabata
雅一 川幡
Koichi Maeda
光一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TGK Co Ltd
Original Assignee
TGK Co Ltd
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Publication date
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化が可能で自動組み立て化にも適した三動
作型圧力スイッチを提供すること。 【解決手段】開閉自在な二つの電気スイッチ3,4と、
受圧する流体の圧力に対応して上記二つの電気スイッチ
3,4の開閉状態を3回変化させるように変位するスイ
ッチ駆動機構5と、上記二つの電気スイッチ3,4を上
記スイッチ駆動機構5による駆動方向と逆方向に付勢す
るスイッチ付勢手段とを設けた三動作型圧力スイッチに
おいて、上記スイッチ付勢手段としてコイルスプリング
31,41を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受圧する流体の
圧力に対応して二つの電気スイッチの開閉状態を3回変
化させる三動作型圧力スイッチに関する。
【0002】このような圧力スイッチは、例えば自動車
用冷房装置の冷凍サイクルの高圧側に取り付けられて、
冷凍サイクル回路の高圧側圧力が異常に上昇しあるいは
低下した場合に、圧縮機に連なる電気接点をオフにする
ためなどに用いられる。
【0003】
【従来の技術】そのような三動作型圧力スイッチは、一
般に、開閉自在な二つの電気スイッチと、受圧する流体
の圧力に対応して電気スイッチの開閉状態を3回変化さ
せるように変位するいわゆる反転盤機構を用いたスイッ
チ駆動機構とを有している。
【0004】そして、電気スイッチは、スイッチ駆動機
構による駆動方向と逆方向に付勢しておく必要があるの
で、従来は、電気スイッチの可動接点をリーフスプリン
グの先端に取り付けて、リーフスプリングの付勢力によ
って、可動接点をスイッチ駆動機構による駆動方向と逆
方向に付勢している(例えば実公平4−52343
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リーフスプリ
ングには一定以上の相当の長さが必要なので、リーフス
プリングを用いると圧力スイッチが太く大型になってし
まって、近年求められている小型化の要請に対応するこ
とができない。また、リーフスプリングは全体にふにゃ
ふにゃしているので、自動組み立てを行おうとしてもう
まく組み立てることができない。
【0006】そこで本発明は、小型化が可能で自動組み
立て化にも適した三動作型圧力スイッチを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の三動作型圧力スイッチは、開閉自在な二つ
の電気スイッチと、受圧する流体の圧力に対応して上記
二つの電気スイッチの開閉状態を3回変化させるように
変位するスイッチ駆動機構と、上記二つの電気スイッチ
を上記スイッチ駆動機構による駆動方向と逆方向に付勢
するスイッチ付勢手段とを設けた三動作型圧力スイッチ
において、上記スイッチ付勢手段としてコイルスプリン
グを用いたことを特徴とする。
【0008】なお、上記スイッチ付勢手段が、上記二つ
の電気スイッチの間に介装された第1の圧縮コイルスプ
リングと、上記二つの電気スイッチを同方向に付勢する
第2の圧縮コイルスプリングであってもよい。
【0009】また、上記電気スイッチの接点が、相手方
の接点に向かってV字状に突出する断面形状を有する接
点と、上記V字状接点の突縁に対してほぼ直角方向に向
けて真っ直ぐに形成された突縁を有する接点とを組み合
わせて構成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッ
チの正面断面図、図2は側面断面図、図3は内部の平面
図である。
【0011】ハウジング1内の奥側には、第1と第2の
電気スイッチ3,4が配置され、ハウジング1内の口元
側には、流体圧を受けて第1と第2の電気スイッチ3,
4を開閉駆動するための反転盤機構(スイッチ駆動機
構)5が配置されている。
【0012】6は、流体導入口6aが形成された受圧室
ケースであり、かしめによってハウジング1の口元端部
に固定されている。7は、ハウジング1の口元端面に密
接させたダイアフラム51の外縁部と受圧室ケース6と
の間をシールするためのOリングである。
【0013】なお、以下の説明においては、流体導入口
6aのある側を上面側(又は上方)と言うが、実際の装
置においては圧力スイッチがどのような向きにセットさ
れてもかまわない。
【0014】第1と第2の電気スイッチ3,4は、共
に、ハウジング1内に180°対称の位置に配置された
一対の固定接点3a,4aと、ハウジング1の軸線方向
に移動することによって、あい対向する位置の固定接点
3a,4aに触れたり離れたりする可動接点3b,4b
とを有している。
【0015】第1と第2の二対の固定接点3a,4a
は、各々がハウジング1の裏側に突出する接続端子1
1,12,13,14の内端部に形成されており、各接
続端子11〜14は、互いに独立してハウジング1にイ
ンサート成形されている。
【0016】図4は、第1の固定接点3aと第1の可動
接点3bとを示しており、第1の固定接点3aは、第1
の可動接点3bと接触する部分が第1の可動接点3b側
に向けてV字状に突出する断面形状に形成されていて、
第1の可動接点3bは、端部を第1の固定接点3a側に
向けて曲げて、その突縁が固定接点3aのV字状の突縁
に対してほぼ直角方向に向けて真っ直ぐに形成されてい
る。
【0017】したがって、第1の固定接点3aと第1の
可動接点3bとは一定の位置で点接触するので、オン/
オフ動作をする際の作動点が変動せず、一定の位置でオ
ン/オフ動作が行われる。なお、第2の固定接点4aと
第2の可動接点4bも同様の形状に形成されている。
【0018】図1及び図2に戻って、反転盤機構5に
は、流体導入口6a内の圧力によって変位するダイアフ
ラム51と、周縁部に押圧力が加わると反転動作する傘
状の第1、第2及び第3の反転円盤52,53,54が
設けられており、各反転円盤52,53,54の間に支
持輪55,56が配置されている。
【0019】なお、最も弱い力で反転する第3の反転円
盤54は1枚の金属板で形成されており、それより強い
力で反転する第1の反転円盤52と最も強い力で反転す
る第2の反転円盤53は、各々3枚の金属板を重ね合わ
せて形成されている。
【0020】そして、第2の反転円盤53と第3の反転
円盤54の下面によって押される段付き筒状の摺動筒5
7が、第1の電気スイッチ3の可動接点3bをハウジン
グ1の奥方向に駆動し、第1の反転円盤52の下面に当
接するロッド58が、第2の電気スイッチ4の可動接点
4bを受ける受け部材59を下方に駆動するように配置
されている。
【0021】第1の反転円盤52は、常態では上方に凸
になっている。そして、上面側は全面においてダイアフ
ラム51と密着していて、下面側外縁が第1の支持輪5
5で受けられている。したがって、第1の反転円盤52
は、ダイアフラム51と第1の支持輪55の変位によっ
て一定の反転動作を行う。
【0022】第2の反転円盤53の上面の途中に当接す
るように第1の支持輪55の下面に突設された突起55
aは、途中に切れ目のない環状に形成されていて、下面
側外縁が第2の支持輪56で受けられた状態で上方に凸
の第2の反転円盤53を、上面側から受けている。した
がって、第2の反転円盤53は、第1の支持輪55と第
2の支持輪56の変位によって一定の反転動作を行う。
【0023】第3の反転円盤54の下面の途中に当接す
るようにハウジング1から突設された突起1aは、途中
に切れ目のない環状に形成されていて、上面側外縁が第
2の支持輪56で受けられた状態で下方へ凸の第3の反
転円盤54を、下面側から受けている。したがって、第
3の反転円盤54は、第2の支持輪56の変位によって
一定の反転動作を行う。
【0024】第1の可動接点3bは上面が摺動筒57の
下端面に当接して配置されており、第2の可動接点4b
は下端面が受け部材59の上端面に当接して配置されて
いる。そして、第1の可動接点3bと第2の可動接点4
bとの間には第1の圧縮コイルスプリング31が介挿さ
れ、受け部材59の下面とハウジング1の底面との間に
は第2の圧縮コイルスプリング41が介挿されている。
【0025】したがって、第2の可動接点4bはロッド
58による駆動方向と逆方向に第2の圧縮コイルスプリ
ング41によって付勢され、第1の可動接点3bは摺動
筒57による駆動方向と逆方向に第1及び第2の圧縮コ
イルスプリング31,41によって付勢されていて、反
転盤機構5による駆動が緩む際には、各可動接点3b,
4bが各々圧縮コイルスプリング31,41の付勢力に
よって元の位置に戻される。
【0026】このように、圧縮コイルスプリング31,
41によって可動接点3b,4bを反転盤機構5の駆動
方向と反対方向に付勢することにより、リーフスプリン
グを用いる場合に比較して、弾性限界に破綻のないスプ
リングを小さなスペースに収容することができる。
【0027】このように構成された三動作型圧力スイッ
チは、図1及び図2に示されるように、常態では第1及
び第2の反転円盤52,53が上方に凸で、第3の反転
円盤54が下方に凸であり、第1の電気スイッチ3及び
第2の電気スイッチ4共にオフになっている。
【0028】そして、流体導入口6aの流体圧が一定だ
け上昇すると、図5及び図6に示されるように、ダイア
フラム51が少し押し下げられて、反転盤機構5が全体
に下方に押し込まれ、それによって第3の反転円盤54
が反転する。その結果、摺動筒57が上行して第1の固
定接点3aと第1の可動接点3bとが接触し、第1の電
気スイッチ3が閉になる。第2の電気スイッチ4は開の
ままである。
【0029】さらに一定以上流体導入口6aの流体圧が
上昇すると、図7及び図8に示されるように、第1の反
転円盤52が反転して、ロッド58が押し込まれる。そ
の結果、第2の固定接点4aと第2の可動接点4bとが
接触して第2の電気スイッチ4も閉になる。
【0030】そして、流体導入口6aの流体圧がさらに
一定以上上昇すると、図9及び図10に示されるよう
に、第2の反転円盤53も反転して、摺動筒57が下方
に押し込まれる。その結果第1の可動接点3bが第1の
固定接点3aから離れて、第1の電気スイッチ3が開
く。第2の電気スイッチ4は閉である。
【0031】流体導入口6aの圧力が降下するときは、
各反転円盤52,53,54が各々圧力上昇時より低い
圧力値で再反転して元の状態に戻るが、その説明は省略
する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチ駆動機構によ
る駆動方向と逆方向に電気スイッチを付勢するスイッチ
付勢手段としてコイルスプリングを用いたことにより、
リーフスプリングを用いた場合に比べて遙に小さなスペ
ースに付勢手段を収容することができるので、圧力スイ
ッチを小型化することが可能となり、しかも自動組み立
てを行う場合の部品セット等もリーフスプリングに比べ
て非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
正面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
側面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
内部の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の第1の電気スイッチの斜
視図である。
【図5】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
低圧受圧時の正面断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
低圧受圧時の側面断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
中圧受圧時の正面断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
中圧受圧時の側面断面図である。
【図9】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチの
高圧受圧時の正面断面図である。
【図10】本発明の実施の形態の三動作型圧力スイッチ
の高圧受圧時の側面断面図である。
【符号の説明】
3,4 電気スイッチ 3b,4b 可動接点 5 反転盤機構(スイッチ駆動機構) 31,41 圧縮コイルスプリング 51 ダイアフラム 52,53,54 反転円盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在な二つの電気スイッチと、受圧す
    る流体の圧力に対応して上記二つの電気スイッチの開閉
    状態を3回変化させるように変位するスイッチ駆動機構
    と、上記二つの電気スイッチを上記スイッチ駆動機構に
    よる駆動方向と逆方向に付勢するスイッチ付勢手段とを
    設けた三動作型圧力スイッチにおいて、上記スイッチ付
    勢手段としてコイルスプリングを用いたことを特徴とす
    る三動作型圧力スイッチ。
  2. 【請求項2】上記スイッチ付勢手段が、上記二つの電気
    スイッチの間に介装された第1の圧縮コイルスプリング
    と、上記二つの電気スイッチを同方向に付勢する第2の
    圧縮コイルスプリングである請求項1記載の三動作型圧
    力スイッチ。
  3. 【請求項3】上記電気スイッチの接点が、相手方の接点
    に向かってV字状に突出する断面形状を有する接点と、
    上記V字状接点の突縁に対してほぼ直角方向に向けて真
    っ直ぐに形成された突縁を有する接点とを組み合わせて
    構成されている請求項1又は2記載の三動作型圧力スイ
    ッチ。
JP23397595A 1995-09-12 1995-09-12 三動作型圧力スイッチ Pending JPH0982191A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005086195A1 (en) * 2004-03-06 2005-09-15 Chumdan Enpla Co., Ltd. Triple action pressure switch
CN102931027A (zh) * 2012-10-31 2013-02-13 无锡商业职业技术学院 一种汽车空调低、中压双重压力开关

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WO2005086195A1 (en) * 2004-03-06 2005-09-15 Chumdan Enpla Co., Ltd. Triple action pressure switch
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