JP2002231113A - 三動作形圧力スイッチ - Google Patents

三動作形圧力スイッチ

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JP2002231113A JP2001023620A JP2001023620A JP2002231113A JP 2002231113 A JP2002231113 A JP 2002231113A JP 2001023620 A JP2001023620 A JP 2001023620A JP 2001023620 A JP2001023620 A JP 2001023620A JP 2002231113 A JP2002231113 A JP 2002231113A
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眞之 古口
Shingo Naganuma
新吾 長沼
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
    • H01H35/34Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow actuated by diaphragm
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H35/24Switches operated by change of fluid pressure, by fluid pressure waves, or by change of fluid flow
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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 三動作形圧力スイッチの形状・構造・仕様を
大幅に変えることなしに、同じ作動条件を維持しつつ部
品点数を減じた三動作形圧力スイッチを提供する。 【解決手段】 ハウジングと、スイッチケースと、ダイ
ヤフラムと、第1の反転板と、下面に環状突起部4bを
有する第1の摺動受部材4、環状突起部4bに上面が当
接する第2の反転板5と、第2の反転板5の周辺部を上
面で係止する第2の摺動受部材6と、第3の反転板と、
第2の作動棒と、第1の作動棒と、第1の可動接点とこ
れに接離する固定接点とからなる第1の電気スイッチ部
と、第2の可動接点と第3の可動接点とからなる第2の
電気スイッチ部とからなる三動作形圧力スイッチにおい
て、第2の反転板5直径Sdが15mmの反転板を2枚
積み重ねて形成するともに、第1の摺動受部材4下面に
設けた環状突起部4b点が描く直径Rdを12mm<φ
<13.5mmとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調システム
において冷媒システムに異常高圧や異常低圧が発生した
とき、これを検知し、電気回路を開にする機能と、上記
とは独立に冷凍システムに附随する他の電気回路の開閉
という第3の機能をあわせもつ三動作形圧力スイッチに
関する。
【0002】特に、この第3の機能は、冷凍サイクル中
に設けた凝縮器のファンモーターをオン・オフさせる場
合に用いる。
【0003】
【従来の技術】この出願の出願人は、既に上記機能を有
する三動作形圧力スイッチを提案している(特公平7−
114094号公報参照)。
【0004】上記従来の三動作形圧力スイッチの構成お
よび動作を、図3、図4を用いて説明する。図3は、従
来の三動作形圧力スイッチの構成の概略を示す縦断面図
であり、図4は、その作動圧力特性を示す特性図であ
る。なお、図3に示される三動作形圧力スイッチは、天
地を逆にして示されている。
【0005】図3に示すように、従来の三動作形圧力ス
イッチのスイッチは、ハウジング1と、スイッチケース
2と、ダイヤフラム22と、第1のスナップディスク部
3と、第1の摺動受部材4と、第2のスナップディスク
部5と、第2の摺動受部材6と、第3のスナップディス
ク部7と、第2の作動棒24と、第1の作動棒23と、
第1の電気スイッチ部SW1と、第2の電気スイッチ部
SW2とを、図のように組立てて構成される。
【0006】ハウジング1は、亜鉛メッキした軟鋼また
はアルミニウム合金を用いて形成され、上方に同軸に冷
凍システムに連通する通路Pが設けられており、冷媒の
圧力をハウジング内にある圧力受容室に導入する。
【0007】スイッチケース2は、ガラス繊維強化ポリ
ブチレンテレフタレート樹脂(PBT)などの絶縁性の
材料を用いて形成され、隔壁Aを介して、スイッチの機
能部品を収納する上部空洞Bと、隔壁Aを貫通して下方
に伸びる2組のターミナル12,13および19(一方
のみ図示)が相互に直交する形で計4本収納される下部
空洞Cに分けられている。
【0008】スイッチケース2の上部空洞Bがハウジン
グ1と組み合わされ、ハウジング1の下方端を図面に示
すようにかしめて固定され、内部に圧力スイッチ部を収
納する空間Bが形成される。下部空洞Cの外壁は、冷凍
システムの電気系のコネクターと組み合わされる。
【0009】ダイヤフラム22は、例えばポリイミド樹
脂の薄膜を用いて形成され、ハウジング1とスイッチケ
ース2の組みつけの際に弾性材料でできたガスケット2
1を用いて、ハウジング1とスイッチケース2間に気密
に固定される。ダイヤフラム22は、空間Bと通路Pに
連通する流体空間とを分離し、冷媒ガスがスイッチケー
ス内に侵入することを防ぐとともに、冷媒圧力をスイッ
チケース内の圧力伝達諸部材に伝達する役割を果たす。
【0010】この三動作形圧力スイッチに用いる第1〜
第3のスナップディスク部は、いずれも、一面側に突出
した部分を有し周囲に傾斜部を有する皿状に形成され、
その突出部側の方向から所定の値を越える圧力が加えら
れると突出部が逆の方向に反転し、その圧力が前記所定
の値よりも低い値以下に下がると初期の位置に再び反転
するヒステリシス特性を持った、いわゆる反転板を用い
て構成される。
【0011】スナップディスク部を複数枚の反転板を用
いて構成することにより、耐久性を向上させるとともに
作動値のバラツキを小さくする形状設計ができるが、各
々のスナップディスクの相互に接触する面に摩擦が生
じ、作動が不安定となるおそれがある。この摩擦を軽減
するために、積み重ねたスナップディスクの界面に僅か
の量の二硫化モリブデン固体パウダーを含有する潤滑材
を塗布することによって、作動をきわめて安定させるこ
とができる。
【0012】第1のスナップディスク部(反転板)3
は、複数枚の反転板が積層されダイアフラム22の下面
に凸状部および傾斜部の上面が当接するように、その周
辺が第1の摺動受部材4の上面に設けたスナップディス
ク受部に収納され、外周壁部4aで係止される。
【0013】第1のスナップディスク部3は、中間の圧
力PM、PM−ΔPMを感知する働きを有する。
【0014】第1の摺動受部材4は、上面にスナップデ
ィスク受部を形成する外周壁4aを、下面に同心円状の
環状突起部4bを、中心に中空孔27を有し、外周がス
イッチケース2の内壁部に直接摺動する。第1の摺動受
部材4の外周壁4aの内側面でスナップディスク受部に
収容された第1のスナップディスク部3の周辺部を係止
する。中空孔27を貫通して第1の作動棒23が配置さ
れる。環状突起部4bは、第2のスナップディスク部5
の上面傾斜部に当接するよう配置される。
【0015】第2のスナップディスク部(反転板)5
は、3枚のスナップディスクを用いて形成され、中心部
に空孔Hを有し、上面の傾斜部に第1の受け部材4の環
状突起部4bが当接する。第2のスナップディスク部5
の中心軸に設けた空孔Hは、第1の作動棒23を干渉す
ることなく貫通させる。通常空孔を有するスナップディ
スクはその作動のバラツキが大きいということおよび耐
久性が劣るという欠点を有するが、3枚1組の構成にし
て作動圧における耐圧を三分割する形で受け、かつ個々
の形状設計に自由度をもたせて作動のバラツキをおさえ
ることができる。この場合、既述のように、スナップデ
ィスクの接触面に二硫化モリブデン固体を含有する潤滑
剤を焼付けることにより、スナップディスク接触面相互
の摩擦を軽減することができる。
【0016】第2のスナップディスク5は、第2の摺動
受部材6の上面に設けたスナップディスク受部に支持さ
れその周辺部が外周壁5aの内側面に係止されている。
【0017】第2のスナップディスク部5は、高圧カッ
トオフ圧力PH、PH−ΔPHを検知する働きを有す
る。
【0018】第2の摺動受部材6は、上面にスナップデ
ィスク受部とその周囲の外周壁5aと、中心部に空孔H
と同心の中心軸孔28を有するとともに、下面に中心軸
孔28の周囲から突出した中央突起部25を有し、第2
のスナップディスク部5を上面のスナップディスク受部
に収容し、その周辺部を外周壁5aの内側面で係止す
る。第2の摺動受部材6の外周がスイッチケース2の内
壁部に直接摺動する。中心軸孔28は、第1の摺動受部
材4の中心軸孔27よりも大きい直径とされ、実質的に
上下区別のない円筒形状の第2の作動棒24が貫通して
それぞれ下方に伸びている。記第1の作動棒23は、こ
の第2の作動棒24を貫通している。
【0019】中央突起部25の根元の部分に階段状の平
坦部を設けて、そこに第3のスナップディスク部7の中
心軸空孔30を組み合わせる。
【0020】第3のスナップディスク部7は、第1のス
ナップディスク3および第2のスナップディスク5と同
様に、ダイヤフラム22側に凸状の第1の形態を有し、
第2の摺動受部材6の中央突起部25の根元部に設けら
れた平坦部に組み合うような中心軸空孔30を有し、こ
の組み合いによって流体圧力からの力をダイヤフラム2
2、第1の摺動受部材4および第2の摺動受部材6を経
由して受ける。第3のスナップディスク部(反転板)7
は、中央突起部25の側面に内周部が組み合うととも
に、外周部がスイッチケース2の内壁段部に係止され
る。
【0021】第3のスナップディスク部7は、低圧カッ
トオフ圧力PL、PL+ΔPLを感知する働きを有して
いる。
【0022】スイッチケース2の内壁に段差26を設け
ることにより、第1の摺動受部材4および第2の摺動受
部材6の摺動長さに制限を設けてあり、第3のスナップ
ディスク7は、一旦変形した後、過度の力をうけること
がなく、第3のスナップディスク7の作動が経時的にそ
の機能を損なわないようにされている。
【0023】第2の作動棒24は、その中心軸部に第1
の作動棒23を貫通させる中空孔29を有しており、上
端が第2のスナップディスク部5の下面に当接し、第2
の摺動受部材6の中心軸孔28を貫通する。第2の作動
棒24は、第2のスナップディスク5の変形による力を
伝達する。
【0024】第1の作動棒23は、上端が第1のスナッ
プディスク部3の下面に当接し、第1の摺動受部材4の
中空孔27、第2のスナップディスク部5の空孔Hおよ
び第2の作動棒24の内部を貫通する。第1の作動棒2
3は、第2の摺動受部材6、第2の作動棒24および第
2の電気スイッチ部SW2と干渉することなく下方に伸
びて第1の電気スイッチ部SW1のスイッチレバー18
に力を伝達する。
【0025】第1の電気スイッチ部SW1は、第1の作
動棒23の下端に係合するスイッチレバー18の先端部
に設けた第1の可動接点15とこれに接離する固定接点
14とからなる。第1の電気スイッチ部SW1は、スイ
ッチケース2の上部空洞Bの最底部に設置され、スイッ
チケース2の下方空洞Cに伸びる2個1対のターミナル
12、ターミナル13に固定点をもち、上方にバイアス
力を有するスイッチレバー18、スイッチレバーの18
の他の一端にあってその上方の面にとりつけられている
可動接点15および可動接点15に向き合う固定接点1
4から成る。固定接点14とターミナル12は、同一点
でスイッチケース1に固定されている。
【0026】第2の電気スイッチ部SW2は、第2の作
動棒24の下端に係合する第2のスイッチレバー16の
先端部に設けた第2の可動接点10と、中央突起部25
の下端部に係合する第3のスイッチレバー17の先端部
に設けられ第2の可動接点10に接離する第3の可動接
点11とからなる。
【0027】第2の電気スイッチ部SW2は、一端が固
定端8に固定された第1のスイッチレバー17と、その
先端にとりつけた第1の可動接点11と、第1のスイッ
チレバー17とほゞ平行にかつ第1のスイッチレバーよ
り下方に配置されるとともに一端が固定端92固定され
た配置した第2のスイッチレバー16と、第2のスイッ
チレバー16の先端に第1の可動接点11と向き合うよ
うに取り付けた第2の可動接点10より成る。第1のス
イッチレバー17の固定端8および第2のスイッチレバ
ー16の固定端9は、第2の対のターミナル19と電気
的に接続されている。
【0028】この第2の対のターミナル19は、スイッ
チレバーの仕切り壁を通し下方に伸びており、第1の対
のターミナル12,13と直角に交差するように配置さ
れる。したがって図面においてはその一方のターミナル
19のみが示めされている。
【0029】第1のスナップディスク部3は、圧PM以
下では図に示す上に突の外形円錐台状の安定形態である
が、圧PM以上の流体圧をダイヤフラム22を介してそ
の上面に受けると、スナップ作用で中心軸部が下方に変
位した第2の形態へ移行する。この変位は、第1の作動
棒23を下方に押しやり第1の電気スイッチ部SW1の
スイッチレバー18を押して接点14および接点15を
電気的に開とする。
【0030】第1のスナップディスク部(反転板)3
は、流体圧がPM−△PMにまで回復すると第2の形態
から原形に復し、この結果、第1の作動棒23を経由し
て第1の電気スイッチ部SW1のスイッチレバー18を
押していた力はなくなる。これによって、上記のPMに
達したときと逆に作用し、第1の電気スイッチ部SW1
の固定接点14および可動接点15を電気的に閉とす
る。
【0031】第2のスナップディスク部5は、流体圧力
が上昇して一定値PHに達すると、スナップ作用により
図に示す上に凸の第1の安定形態から中心軸部が下方に
変位する第2の形態に移行する。この運動は第2の作動
棒24によって第2の電気スイッチSW2の第2のスイ
ッチレバー16に伝達される。
【0032】この第2の作動棒24は、第2のスナップ
ディスク5が圧力PHでスナップ作用をともなって第2
の形態に変形するとき、その運動を第2の電気スイッチ
の第2のスイッチレバー16の中央部に伝え、スイッチ
レバーの上向きのバイアス力に抗して、第2の可動接点
10を下向きに押しやる。
【0033】第3のスナップディスク部7の周辺部は、
スイッチケース内壁に設けた受部位に収容される。流体
圧力がPL+△PLより低いときは図に示した形態をと
るが、流体圧力がPL+△PLに達するとスナップ作用
をともない、その中心部が下方に変位する第2の形態に
移行する。
【0034】この作動によって、第2の摺動受部材6は
下方に摺動し、その中央突起部25も下方に運動する。
この運動は第2の電気スイッチ部SW2のスイッチレバ
ー17に伝達され、第2の電気スイッチ部SW2は閉と
なる。流体圧力が一旦高い正常圧に達した後再び低い異
常圧PLに下ると、第3のスナップディスクは原形に復
し、それによって第2の摺動受部材6を上方に押しあげ
る。このため中央突起部25は第2の電気スイッチ部S
W2に及ぼす力を失ない、第2の電気スイッチ部SW2
は開となる。
【0035】このような構成を有する三動作形圧力スイ
ッチの動作を、図4を用いて説明する。流体圧力PL+
ΔPLがダイヤフラム22に加わわると、第1のスナッ
プディスク部3,第1の摺動受部材4,第2のスナップ
ディスク部5,第2の摺動受部材6を経て第3のスナッ
プディスク部7に荷重が作用する。この荷重により第3
のスナップディスク部7は電気スイッチ部側へスナップ
動作し、第2の摺動受部材6が電気スイッチ部側へ移動
し、第2の摺動受部材6の中央突起部25が第2の電気
スイッチ部SW2の第1のスイッチレバー17を押し下
げ、第1の可動接点11を第2の可動接点102接触さ
せて第2の電気スイッチ部SW2を閉路する。
【0036】このとき、第2の摺動受部材6の外周付近
の下面は、スイッチケース2の内部に設けた段差26に
支持され、これ以上電気スイッチ側へ移動しない。
【0037】さらに、流体圧力が高まり圧PMに達する
と、第1のスナップディスク部3がスイッチ部側へスナ
ップ動作し、第1の作動棒23が第1の電気スイッチ部
SW1側に移動して、第1の電気スイッチ部SW1のス
イッチレバー18を押し下げ、可動接点15を固定接点
14から引き離し、第2の電気スイッチ部SW2を開路
する。
【0038】流体圧力がさらに圧PHに高まると、第1
の摺動受部材4が電気スイッチ側に移動して第1の摺動
受部材4の環状突起部4bが第2のスナップディスク部
5を電気スイッチ側にスナップ動作させ、第2の作動棒
24が第2の電気スイッチSW2の第2のスイッチレバ
ー16を押し下げ、第2の可動接点10を第1の可動接
点11から引き離し、第2の電気スイッチ部SW2を開
路するように作動させる。
【0039】流体圧力がPHからPH−ΔPHまで低下
すると、第2のスナップディスク部5は復帰し、第2の
作動棒24の押し下げ力が減少して第2のスイッチレバ
ー16が自己の復元力により上方へ移動することにより
第2の可動接点10が第1の可動接点11に接触し、第
2の電気スイッチ部SW2は閉路する。
【0040】さらに、流体圧力がPM−ΔPMまで低下
すると、第1のスナップディスク部3が第2の形態から
復帰して第1の作動棒23の押し下げ力が解除され、第
1のスイッチレバー18がその復元力によって復帰し、
可動接点15が固定接点14に押し当てられ、第1の電
気スイッチ部SW1は、閉路状態に移行する。
【0041】さらに、流体圧力がPLまで低下すると、
第3のスナップディスク部7が第2の形態から復帰して
第2の摺動受部材6の中央突起部25の押し下げ力が解
除され、第1のスイッチレバー17の復元力によって第
2の可動接点11が第1の可動接点10から引き離さ
れ、第2の電気スイッチ部SW2が開路状態に移行す
る。
【0042】この場合、圧力設定数の数値はいずれもゲ
ージ圧で、PH:2.65MPa、PH−△PH:2.
15MPa、PL+△PL:250KPa、PL:21
0KPa、PM:1.47MPa、PM−△PM:1.
08MPaである。
【0043】このようにして、三動作形圧力スイッチを
それぞれヒステリシス特性を有して三動作させることが
できる。
【0044】上記構成の三動作形圧力スイッチは、以下
の寸法で構成される。 スナップディスク:外径;15mm、圧さ;0,254
mm、凸部径8mm、凸部高さ;0.71mm。 第1の摺動受部材:外径;17.4mm、スナップディ
スク受部の内径;15.2mm、スナップディスク受部
の深さ;0.80mm、環状突起部を形成する頂点の直
径;12mm。 第2の摺動受部材:外径;17.4mm、スナップディ
スク受部の内径;15.2mm、スナップディスク受部
の深さ;0.85mm。
【0045】このような三動作形圧力スイッチにおいて
は、第2のスナップディスク部5を上記形状を有するス
ナップディスクを三枚重ねて形成している。しかしなが
らスナップディスク部5を組立てるにあたって、スナッ
プディスクの枚数が増えるにしたがって、それぞれのス
ナップディスクの位置併せが困難になり工数の増加を引
き起こすとともに、部品点数の増加を招き、コストの引
き下げを妨げる一因となっている。
【0046】この問題を解決するために、第2のスナッ
プディスク部を従来と同じスナップディスクを2枚積み
重ねて構成すると、動作圧力が低下し同じ動作条件の三
動作形圧力スイッチを得ることができない。2枚のスナ
ップディスクで第2のスナップディスク部を形成した三
動作形圧力スイッチを従来のスイッチと同じ動作条件と
するためには、スナップディスクを反転圧力の高い従来
と異なる仕様のものとしなければならないという問題が
ある。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みなされたもので、従来の三動作形圧力スイッチの形
状・構造・仕様を大幅に変えることなしに、まったく同
じ作動条件を維持しつつ部品点数を減じた三動作形圧力
スイッチを提供することを目的とする。
【0048】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、2枚のスナップディスクを使用して第2
のスナップディスク部を形成した三動作形圧力スイッチ
において、該スナップディスク部に流体の圧力を伝達す
る第1の摺動受部材の下面に設けた環状突起部の頂点
が、該第2のスナップディスク部の周辺部に近い部分に
位置するようにしたことを特徴とする。
【0049】すなわち、本発明は、流体圧力を導入する
通路を有するハウジングと、上記ハウジングと組み合う
スイッチケースと、上記ハウジングとスイッチケース間
に気密に固定されたダイヤフラムと、上記ダイアフラム
の下面に上面が当接する第1の反転板と、上記第1の反
転板の周辺部を上面で係止し、下面に環状突起部を有す
ると共に中心に中空孔を有し、外周がスイッチケースの
内壁部に直接摺動する第1の摺動受部材と、上記環状突
起部に上面が当接し、中心部に空孔を有する第2の反転
板と、上記第2の反転板の周辺部を上面で係止し、中心
部に上記空孔と同心の中心軸孔を有すると共に下面に上
記中心軸孔の周囲から突出した中央突起部を有し、外周
が前記スイッチケースの内壁部に直接摺動する第2の摺
動受部材と、上記中央突起部の側面に内周部が組み合う
と共に外周部が前記スイッチケースの内壁段部に係止さ
れた第3の反転板と、上端が前記第2の反転板の下面に
当接し、前記第2の摺動受部材の中心軸孔を貫通する第
2の作動棒と、上端が第1の反転板の下面に当接し、上
記中空孔、空孔および上記第2の作動棒の内部を貫通す
る第1の作動棒と、上記第1の作動棒の下端に係合する
第1の可動接点とこれに接離する固定接点とからなる第
1の電気スイッチ部と、前記第2の作動棒の下端に係合
する第2の可動接点と、この第2の可動接点に接離し前
記中央突起部に係合する第3の可動接点とからなる第2
の電気スイッチ部とからなる三動作形圧力スイッチにお
いて、第2の反転板を外径Sdが15mmの反転板を2
枚積み重ねて形成するともに、第1の摺動受部材の下面
に設けた環状突起部の頂点が描く直径Rdを、12mm
<Rd<13.5mmとした。
【0050】また、本発明は、流体圧力を導入する通路
を有するハウジングと、上記ハウジングと組み合うスイ
ッチケースと、上記ハウジングとスイッチケース間に気
密に固定されたダイヤフラムと、上記ダイアフラムの下
面に上面が当接する第1の反転板と、上記第1の反転板
の周辺部を上面で係止し、下面に環状突起部を有すると
共に中心に中空孔を有し、外周がスイッチケースの内壁
部に直接摺動する第1の摺動受部材と、上記環状突起部
に上面が当接し、中心部に空孔を有する第2の反転板
と、上記第2の反転板の周辺部を上面で係止し、中心部
に上記空孔と同心の中心軸孔を有すると共に下面に上記
中心軸孔の周囲から突出した中央突起部を有し、外周が
前記スイッチケースの内壁部に直接摺動する第2の摺動
受部材と、上記中央突起部の側面に内周部が組み合うと
共に外周部が前記スイッチケースの内壁段部に係止され
た第3の反転板と、上端が前記第2の反転板の下面に当
接し、前記第2の摺動受部材の中心軸孔を貫通する第2
の作動棒と、上端が第1の反転板の下面に当接し、上記
中空孔、空孔および上記第2の作動棒の内部を貫通する
第1の作動棒と、上記第1の作動棒の下端に係合する第
1の可動接点とこれに接離する固定接点とからなる第1
の電気スイッチ部と、前記第2の作動棒の下端に係合す
る第2の可動接点と、この第2の可動接点に接離し前記
中央突起部に係合する第3の可動接点とからなる第2の
電気スイッチ部とからなる三動作形圧力スイッチにおい
て、第2の反転板を2枚の反転板を積み重ねて形成する
ともに、第2の反転板を直径Sdとし第1の摺動受部材
の下面に設けた環状突起部の頂点が描く直径Rdとした
ときに直径Sdと直径Rdの比(Rd/Sd)を、0.
8<(Rd/Sd)<0.9とした。
【0051】さらに、本発明は、流体圧力を導入する通
路を有するハウジングと、上記ハウジングと組み合うス
イッチケースと、上記ハウジングとスイッチケース間に
気密に固定されたダイヤフラムと、上記ダイアフラムの
下面に上面が当接する第1の反転板と、上記第1の反転
板の周辺部を上面で係止し、下面に環状突起部を有する
と共に中心に中空孔を有し、外周がスイッチケースの内
壁部に直接摺動する第1の摺動受部材と、上記環状突起
部に上面が当接し、中心部に空孔を有する第2の反転板
と、上記第2の反転板の周辺部を上面で係止し、中心部
に上記空孔と同心の中心軸孔を有すると共に下面に上記
中心軸孔の周囲から突出した中央突起部を有し、外周が
前記スイッチケースの内壁部に直接摺動する第2の摺動
受部材と、上記中央突起部の側面に内周部が組み合うと
共に外周部が前記スイッチケースの内壁段部に係止され
た第3の反転板と、上端が前記第2の反転板の下面に当
接し、前記第2の摺動受部材の中心軸孔を貫通する第2
の作動棒と、上端が第1の反転板の下面に当接し、上記
中空孔、空孔および上記第2の作動棒の内部を貫通する
第1の作動棒と、上記第1の作動棒の下端に係合する第
1の可動接点とこれに接離する固定接点とからなる第1
の電気スイッチ部と、前記第2の作動棒の下端に係合す
る第2の可動接点と、この第2の可動接点に接離し前記
中央突起部に係合する第3の可動接点とからなる第2の
電気スイッチ部とからなる三動作形圧力スイッチにおい
て、第2の反転板を2枚の反転板を積み重ねて形成する
ともに、第2の摺動受部材のスナップディスク受部の内
径をHSdとし第1の摺動受部材の下面に設けた環状突
起部の頂点が描く直径Rdとしたときに内径HSdと直
径Rdの比(Rd/HSd)を0.79<(Rd/HS
d)<0.89とした。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる三動作形圧
力スイッチについて説明する。圧力スイッチ自体の構成
およびその動作は、図3に示した従来の三動作形圧力ス
イッチと、以下の相違点を除き同じである。
【0053】すなわち、本発明にかかる三動作形圧力ス
イッチは、第2のスナップディスク部5を2枚のスナッ
プディスクを積層して形成した点、第1の摺動受部材4
の下面に設けた環状突起部4bの頂点の直径Rdを12
mmを超え13.5m未満(12mm<Rd<13.5
mm)とした点、第2の摺動受部材6のスナップディス
ク受部の深さを0.60mmとした点で、従来の三動作
形圧力スイッチの構造と相違している。
【0054】図1の部分縦断面図を用いて、本発明にか
かる三動作形圧力スイッチの第1の摺動受部材4と、第
2のスナップディスク部5と、第3の摺動受部材6の大
きさの関係を説明する。第1の摺動受部材4は、外径H
dを17.4mmとし、スナップディスク受部の内径を
15.2mmとし、下面に設けた環状突起部4bの頂点
が描く円の直径Rdを13mmとした。また、第2のス
ナップディスク部5を形成する2枚のスナップディスク
は、それぞれ、厚さtを0.254mm、外径Sdを1
5mm、凸部の直径Mdを8mm、凸部の高さMhを
0.71mmとした。また、第2の摺動受部材6は、外
径Hdを17.4mmとし、スナップディスク受部の内
径HSdを15.2mmとし、スナップディスク受部の
深さ、すなわち外周壁6aの高さHhを0.6mmとし
た。
【0055】図2を用いて、第2のスナップディスク部
5における第1の摺動受部材4の環状突起部の頂点が描
く円の直径Rd(mm)と、作動圧力(MPaG)の関
係を、スナップディスクの枚数をパラメータにして示
す。第1の摺動受部材4の環状突起部の頂点が描く円の
直径Rdは、スナップディスクの傾斜面に流体圧力が加
えられる力点を意味している。また、スナップディスク
の周辺部が支持される点すなわちスナップディスクの外
径Sdは支点を意味している。図において、横軸の環状
突起部直径Rdの下に記載したのは、力点(第1の摺動
受部材4の環状突起部4bの頂点が描く円の直径Rd)
と支点(スナップディスクの外径Sd)の比(Rd/S
d)を示しており、さらにその下に記載したのは、第1
の摺動受部材4の環状突起部4bの頂点が描く円の直径
Rdと第1の摺動受部材4のスナップディスク受部の内
径HSdの比(Rd/HSd)を示している。
【0056】図2に示すように、従来の三動作形圧力ス
イッチにおいては、スナップディスクを3枚重ねて用い
ており、スナップディスクの直径Sdは15mmであ
り、第1の摺動受部材4の環状突起部4bの頂点が描く
円の直径Rdは12mm(Rd/Sd=0.8)である
ので、作動圧力は3.14MPaGとなる。この作動圧
力を2枚のスナップディスクを積み重ねて得ようとする
ときには、第1の摺動受部材4の環状突起部4bの頂点
が描く円の直径Rdを13mm(Rd/Sd=0.8
7)とすればよい。また、1枚のスナップディスクによ
り同等の作動圧力を得ようとするときには、第1の摺動
受部材4の環状突起部4bの頂点が描く円の直径Rdを
14mm(Rd/Sd=0.93)に設定しなければな
らず、これでは環状突起部4bが第2の摺動受部材6の
外周壁6aと干渉し、正確に作動させることができな
い。
【0057】なお、2枚のスナップディスクを用いる場
合も、第1の摺動受部材4の環状突起部4bの頂点が描
く円の直径Rdを13.5mm(Rd/Sd=0.9)
とすると、同様に環状突起部4bが第2の摺動受部材6
の外周壁6aと干渉するおそれがあるので、第1の摺動
受部材4の環状突起部4bの頂点が描く円の直径Rdは
13.5mm(Rd/Sd=0.9)未満としなければ
ならない。
【0058】このように、本発明は、第1の摺動受部材
4に設けた環状突起部4bの頂点の直径Rdを、3枚の
スナップディスクを用いた場合よりも大きく、すなわ
ち、12mmを超え13.5m未満(12mm<Rd<
13.5)とし、換言すれば、第1の摺動受部材4の環
状突起4bの頂点が描く円の直径Rdと第2のスナップ
ディスク5の直径Sdとの比(Rd/Sd)を0.73
を超え0.9未満とすること、さらに、第1の摺動受部
材4の環状突起4bの頂点が描く円の直径Rdと第2の
摺動受部材4のスナップディスク受部の内径HSdとの
比(Rd/HSd)を0.72を超え0.89未満とす
ることにより、3枚のスナップディスクを用いた場合と
同等の作動圧力を得ることができる。
【0059】よって、スナップディスクの組立てを3枚
の場合に比し容易にすることができるとともに、従来の
三動作形圧力スイッチの構成要素の内第1の摺動受部材
4の環状リブの大きさと、第2の摺動受部材のスナップ
ディスク受部の深さを変更するだけで、部品点数を削減
することができ、三動作形圧力スイッチの製造コストを
引き下げることができる。
【0060】図5および図6を用いて、本発明が適用さ
れる三動作形圧力スイッチの他の形態を説明する。この
形態は、第1の電気スイッチ部SW1の構造を、流体圧
力が圧PMを超える閉路され、圧PM−ΔPMに低下す
ると開路する構成としたものであり、第1の電気スイッ
チ部SW1の固定接点14を可動接点15よりも第1の
スナップディスク部3から離れた点に設けて構成してい
る。その他の構成は図4に示した形態と同様である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、従来の三動作形圧力ス
イッチとほぼ同じ動作を行う三動作形圧力スイッチを、
構成部品の大幅な形状の変更を行うことなしに、スナッ
プディスクの数を減少して構成することができ、製造コ
ストを下げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる三動作形圧力スイッチの構造を
説明する部分拡大縦断面図。
【図2】スナップディスクの動作特性図。
【図3】三動作形圧力スイッチの構造を説明する縦断面
図。
【図4】三動作形圧力スイッチの作動圧力特性を説明す
る図。
【図5】三動作形圧力スイッチの他の形態を説明する縦
断面図
【図6】図5に示した三動作形圧力スイッチの作動圧力
特性を説明する図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 スイッチケース 3 第1のスナップディスク 4 第1の摺動受部材 5 第2のスナップディスク 6 第2の摺動受部材 7 第3のスナップディスク 8 固定端 9 固定端 10 第1の可動接点 11 第2の可動接点 12 ターミナル 13 ターミナル 14 固定接点 15 可動接点 16 第2の電気スイッチ部の第2のスイッチレバー 17 第2の電気スイッチ部の第1のスイッチレバー 18 第1の電気スイッチ部のスイッチレバー 19 ターミナル 21 ガスケット 22 ダイヤフラム 23 第1の作動棒 24 第2の作動棒 25 中央突起部 26 段差

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧力を導入する通路を有するハウジ
    ングと、上記ハウジングと組み合うスイッチケースと、
    上記ハウジングとスイッチケース間に気密に固定された
    ダイヤフラムと、上記ダイアフラムの下面に上面が当接
    する第1の反転板と、上記第1の反転板の周辺部を上面
    で係止し、下面に環状突起部を有すると共に中心に中空
    孔を有し、外周がスイッチケースの内壁部に直接摺動す
    る第1の摺動受部材と、上記環状突起部に上面が当接
    し、中心部に空孔を有する第2の反転板と、上記第2の
    反転板の周辺部を上面で係止し、中心部に上記空孔と同
    心の中心軸孔を有すると共に下面に上記中心軸孔の周囲
    から突出した中央突起部を有し、外周が前記スイッチケ
    ースの内壁部に直接摺動する第2の摺動受部材と、上記
    中央突起部の側面に内周部が組み合うと共に外周部が前
    記スイッチケースの内壁段部に係止された第3の反転板
    と、上端が前記第2の反転板の下面に当接し、前記第2
    の摺動受部材の中心軸孔を貫通する第2の作動棒と、上
    端が第1の反転板の下面に当接し、上記中空孔、空孔お
    よび上記第2の作動棒の内部を貫通する第1の作動棒
    と、上記第1の作動棒の下端に係合する第1の可動接点
    とこれに接離する固定接点とからなる第1の電気スイッ
    チ部と、前記第2の作動棒の下端に係合する第2の可動
    接点と、この第2の可動接点に接離し前記中央突起部に
    係合する第3の可動接点とからなる第2の電気スイッチ
    部とからなる三動作形圧力スイッチにおいて、第2の反
    転板を外径が15mmの反転板を2枚積み重ねて形成す
    るともに、第1の摺動受部材の下面に設けた環状突起部
    の頂点が描く直径Rdを12mm<Rd<13.5mm
    としたことを特徴とする三動作形圧力スイッチ。
  2. 【請求項2】 流体圧力を導入する通路を有するハウジ
    ングと、上記ハウジングと組み合うスイッチケースと、
    上記ハウジングとスイッチケース間に気密に固定された
    ダイヤフラムと、上記ダイアフラムの下面に上面が当接
    する第1の反転板と、上記第1の反転板の周辺部を上面
    で係止し、下面に環状突起部を有すると共に中心に中空
    孔を有し、外周がスイッチケースの内壁部に直接摺動す
    る第1の摺動受部材と、上記環状突起部に上面が当接
    し、中心部に空孔を有する第2の反転板と、上記第2の
    反転板の周辺部を上面で係止し、中心部に上記空孔と同
    心の中心軸孔を有すると共に下面に上記中心軸孔の周囲
    から突出した中央突起部を有し、外周が前記スイッチケ
    ースの内壁部に直接摺動する第2の摺動受部材と、上記
    中央突起部の側面に内周部が組み合うと共に外周部が前
    記スイッチケースの内壁段部に係止された第3の反転板
    と、上端が前記第2の反転板の下面に当接し、前記第2
    の摺動受部材の中心軸孔を貫通する第2の作動棒と、上
    端が第1の反転板の下面に当接し、上記中空孔、空孔お
    よび上記第2の作動棒の内部を貫通する第1の作動棒
    と、上記第1の作動棒の下端に係合する第1の可動接点
    とこれに接離する固定接点とからなる第1の電気スイッ
    チ部と、前記第2の作動棒の下端に係合する第2の可動
    接点と、この第2の可動接点に接離し前記中央突起部に
    係合する第3の可動接点とからなる第2の電気スイッチ
    部とからなる三動作形圧力スイッチにおいて、第2の反
    転板を2枚の反転板を積み重ねて形成するともに、第2
    の反転板を外径Sdとし第1の摺動受部材の下面に設け
    た環状突起部の頂点が描く直径Rdとしたときに内径S
    dと直径Rdの比(Rd/Sd)を 0.8<(Rd/Sd)<0.9 としたことを特徴とする三動作形圧力スイッチ。
  3. 【請求項3】 流体圧力を導入する通路を有するハウジ
    ングと、上記ハウジングと組み合うスイッチケースと、
    上記ハウジングとスイッチケース間に気密に固定された
    ダイヤフラムと、上記ダイアフラムの下面に上面が当接
    する第1の反転板と、上記第1の反転板の周辺部を上面
    で係止し、下面に環状突起部を有すると共に中心に中空
    孔を有し、外周がスイッチケースの内壁部に直接摺動す
    る第1の摺動受部材と、上記環状突起部に上面が当接
    し、中心部に空孔を有する第2の反転板と、上記第2の
    反転板の周辺部を上面で係止し、中心部に上記空孔と同
    心の中心軸孔を有すると共に下面に上記中心軸孔の周囲
    から突出した中央突起部を有し、外周が前記スイッチケ
    ースの内壁部に直接摺動する第2の摺動受部材と、上記
    中央突起部の側面に内周部が組み合うと共に外周部が前
    記スイッチケースの内壁段部に係止された第3の反転板
    と、上端が前記第2の反転板の下面に当接し、前記第2
    の摺動受部材の中心軸孔を貫通する第2の作動棒と、上
    端が第1の反転板の下面に当接し、上記中空孔、空孔お
    よび上記第2の作動棒の内部を貫通する第1の作動棒
    と、上記第1の作動棒の下端に係合する第1の可動接点
    とこれに接離する固定接点とからなる第1の電気スイッ
    チ部と、前記第2の作動棒の下端に係合する第2の可動
    接点と、この第2の可動接点に接離し前記中央突起部に
    係合する第3の可動接点とからなる第2の電気スイッチ
    部とからなる三動作形圧力スイッチにおいて、第2の反
    転板を2枚の反転板を積み重ねて形成するともに、第2
    の摺動受部材のスナップディスク受部の内径をHSdと
    し第1の摺動受部材の下面に設けた環状突起部の頂点が
    描く直径Rdとしたときに内径HSdと直径Rdの比
    (Rd/HSd)を 0.79<(Rd/HSd)<0.89 としたことを特徴とする三動作形圧力スイッチ。
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