JPS594238Y2 - 水抜き装置 - Google Patents

水抜き装置

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Publication number
JPS594238Y2
JPS594238Y2 JP3424776U JP3424776U JPS594238Y2 JP S594238 Y2 JPS594238 Y2 JP S594238Y2 JP 3424776 U JP3424776 U JP 3424776U JP 3424776 U JP3424776 U JP 3424776U JP S594238 Y2 JPS594238 Y2 JP S594238Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
lever
water
shaft
outer cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP3424776U
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English (en)
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JPS52125701U (ja
Inventor
邦雄 吉田
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
Priority to JP3424776U priority Critical patent/JPS594238Y2/ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水抜き装置に関するものである。
従来、ポンプ等、たとえばヤブスコ・ポンプと呼ばれる
回転ポンプの不使用時における凍結防止等のため、回転
ポンプ内の冷却水を排出する目的で機体の一部に水抜き
装置を設置されている。
しかし、水抜き装置は水抜きを行なう時以外には完全に
密封されていないと、水抜き装置を通じて機体内の冷却
水が漏出し、かえって不都合である。
従来の水抜き装置は加工誤差等により完全な密封が困難
であり、水漏れのために機体内の冷却水が不足する状態
で運転したり、あるいは誤まって水抜きしたままの状態
で運転するおそれがあった。
このことは機械自体の性能や有効寿命にも著しい不都合
をもたらすものである。
したがって、本考案は上記従来技術の欠点を都合良く克
服できる水抜き装置を提供することを目的とするもので
あって、水抜き装置の外側を構成する外枠の内側に挿通
した軸上に、たとえば合成ゴムで作ったパツキンを嵌装
したばね支持体とシールを取付け、このばね支持体とシ
ールを軸上に設けた圧縮ばねで水抜き穴に押圧すると共
に、パツキンを外枠の内壁面と摺動可能に密封接触させ
ることにより、正確かつ完全な密閉を可能にしたことを
特徴とする。
以下、図面に即して本考案の実施例を説明する。
水抜き装置の外枠は、たとえばヤブスコ・ポンプのポン
プ室壁の如き機体1に一端を螺入した外筒2と、環状の
ガスケット3を介在させて外筒2の他端に螺入させた栓
体4とからなり、外筒2の他端には水抜き穴5を設け、
その下側部には排水口6を設けである。
外筒2の内側には、栓体4を貫通して軸7が挿通され、
この軸7の反対端はレバー8の又状部8a間に挟持され
、ピン孔9に挿通したピン10によりレバー8に連結し
である。
レバー8の又状部8aは、第1図で見てその左側面とピ
ン10との間の寸法よりもその下端とピン10との間の
寸法の方が徐々に大きくなるよう形威しであるので、レ
バー8を矢印Aの方向に倒すと、レバー8の又状部8a
が栓体4の外端と摺動接触し、上記の寸法関係により軸
7が左右に往復移動する。
軸7の左端(第1図)には合成ゴムの環状シール11が
取り付けられ、その内側にはカップ状のばね支持体12
が固設され、ばね支持体12の内端のリム部12a上に
は外筒2の内側面と密封接触する環状のパツキン13を
嵌装してあり、シール11゜ばね支持体12およびパツ
キン13はレバー8の操作により軸体7と共に左右に往
復移動する。
カップ状のばね支持体12の内壁面と栓体4の内側面と
の間において軸7の周囲に圧縮コイルばね14が嵌装さ
れ、シール11.ばね支持体12、パツキン13を密封
方向に押圧している。
なお、必要に応じて外筒2を溶接等により機体1の側面
に直接溶接して機体とシール11で密封を行ない、ある
いはばね支持体12の端面をシール11の外りに密封面
として使用してもよい。
次に本考案の作用について説明する。
水抜き装置の密封時には、レバー8を第1図に示す状態
に起こす。
このとき、軸7は左方に移動し、これと同時に軸7上の
シール11.ばね支持体12、パツキン13も左方の密
封位置に移動する。
この状態において、圧縮コイルばね14がそのばね力に
よりシール11を外筒2の内壁面に押しつけて水抜き穴
5からの冷却水の流出をさらに確実に防止し、一方ばね
支持体12のリム部12a上のパツキン13は外筒2の
内側面と環状に密封接触して密封空間15からの冷却水
の流出を正解に防止する。
したがって、本考案においては、それぞれ合成ゴムで作
られたシール11とパツキン13により二段式の確実な
密封が行なわれ、しかも圧縮コイルばね14の作用によ
り確実性はさらに増す。
本考案の水抜き装置により水抜きを行なう場合には、レ
バー8を第1図の矢印A方向に倒すと、レバー8の又状
部8aが上記したようにその下端に向かうにつれて徐々
にピン10からの寸法が大きくなるように構成しである
ので、レバー8の又状部8aの側面と栓体4の表面との
摺動接触により、軸7、それに取り付けたシール11.
ばね支持体12、パツキン13が同時に右方の水抜き位
置に移動する。
したがって、機体1内の冷却水が水抜き穴5、空間15
を通って排水口6から矢印B方向に水抜きされる。
なお、装置が水抜き位置にある場合でも、環状のパツキ
ン13は排水口6を通過してその側面が栓体4の内側面
と接触する位置に移動すると共に、外筒2の内側面との
密封接触を維持するので、栓体4とこれに挿通された軸
7との間に挿通部16から水漏れも確実に防止する。
本考案によれば、シール11およびパツキン13により
二段式の確実な密封が行なわれる上に、これらをたとえ
ば合成ゴムの如き良好な弾性材料で作っであるので、金
属で作った場合と違って、これらとの接触面に加工誤差
があっても、すり合せ仕上げを要することなく正確な密
封が可能であり、装置に歪が生じても密封効果は失なわ
れない利点がある。
しかも、圧縮コイルばね14を設けてシール11および
パツキン13を密封接触面に対し強く押しつけることに
より、さらに確実な密封効果が得られる。
パツキン13は水抜き状態にある場合でも外筒2の内側
面との密封接触を維持するので、栓体4と軸7との間の
挿通部16からの水漏れも確実に防止できる。
さらに、本考案の場合はレバー8を矢印のA方向に倒し
て水抜きを行なうので、水抜き状態はレバー8の突出に
より明確に確認でき、作動状態の確認が困難な回転式の
ものと違って、誤まって水抜き状態で運転するおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の密封状態を示す断面図、第2図は
本装置の右側面図である。 1・・・機体、2・・・外筒体、4・・・栓体、5・・
・水抜き穴、6・・・排水口、7・・・軸体、8・・・
レバー、10・・・ピン、11・・・シール、12・・
・ばね支持体、13・・・パツキン、14・・・圧縮コ
イルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に式抜き穴を持つ外枠を機体に取り付け、更に一端
    にレバーを連結した軸を外枠内に挿通してレバーの操作
    により該軸を往復移動可能とし、軸の水抜き六個の端に
    シールを設け、該シールと栓体間に介在させたばねの支
    持体面にパツキンを設け、圧縮ばねでばね支持体を押圧
    し、レバーの作動により水抜き穴を開閉するようにした
    水抜き装置。
JP3424776U 1976-03-22 1976-03-22 水抜き装置 Expired JPS594238Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3424776U JPS594238Y2 (ja) 1976-03-22 1976-03-22 水抜き装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3424776U JPS594238Y2 (ja) 1976-03-22 1976-03-22 水抜き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52125701U JPS52125701U (ja) 1977-09-24
JPS594238Y2 true JPS594238Y2 (ja) 1984-02-06

Family

ID=28493647

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JP3424776U Expired JPS594238Y2 (ja) 1976-03-22 1976-03-22 水抜き装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61252996A (ja) * 1985-05-02 1986-11-10 トヨタ自動車株式会社 残留水排除装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508160B1 (ko) * 2002-08-14 2005-08-17 현대자동차주식회사 워터세퍼레이터의 밸브구조

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JPS61252996A (ja) * 1985-05-02 1986-11-10 トヨタ自動車株式会社 残留水排除装置

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JPS52125701U (ja) 1977-09-24

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