JPS6037073Y2 - エア−ポツトにおけるポンプ構造 - Google Patents
エア−ポツトにおけるポンプ構造Info
- Publication number
- JPS6037073Y2 JPS6037073Y2 JP11793282U JP11793282U JPS6037073Y2 JP S6037073 Y2 JPS6037073 Y2 JP S6037073Y2 JP 11793282 U JP11793282 U JP 11793282U JP 11793282 U JP11793282 U JP 11793282U JP S6037073 Y2 JPS6037073 Y2 JP S6037073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air pump
- pump
- airtightly
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、エアーポットにおけるポンプ構造に関腰さ
らに詳しくは構造が簡単で低コストに製作することがで
きるエアーポンプに関している。
らに詳しくは構造が簡単で低コストに製作することがで
きるエアーポンプに関している。
従来、この種のポンプは周知のごとく、軟質樹脂材を使
用したベローズ式のエアーポンプが採用されており、そ
の構成としては筒状のベローズと、その上下開口面を気
密に閉鎖する吸気口を備えた上板と排気口を備えた下板
とから構成されている。
用したベローズ式のエアーポンプが採用されており、そ
の構成としては筒状のベローズと、その上下開口面を気
密に閉鎖する吸気口を備えた上板と排気口を備えた下板
とから構成されている。
しかし、その製作においてはベローズに上下板を気密に
固着するため、超音波圧接等の圧接手段によって一体に
固着しているが、この場合は圧接作業が面倒であるほか
、圧接不良等に基づいてそのベローズ上下局面の圧接部
分よりエアー漏れが生じるおそれがあった。
固着するため、超音波圧接等の圧接手段によって一体に
固着しているが、この場合は圧接作業が面倒であるほか
、圧接不良等に基づいてそのベローズ上下局面の圧接部
分よりエアー漏れが生じるおそれがあった。
また、ポンプの伸縮工程において、圧縮時は吸気口を閉
鎖してポンプ内の空気がエアー漏れすることなく確実に
保温瓶内に流入するようにし、逆に伸長時は吸気口を開
いて外気を吸引しなければならないため、このような伸
縮動作に対応する吸気弁を必要とし、吸気口に吸気弁を
装着しなければならず、このようにエアーポンプの製作
面においては圧接手段を要するなど製作工数が多く、ま
た構成部材も多いなどコスト高となる問題を有していた
。
鎖してポンプ内の空気がエアー漏れすることなく確実に
保温瓶内に流入するようにし、逆に伸長時は吸気口を開
いて外気を吸引しなければならないため、このような伸
縮動作に対応する吸気弁を必要とし、吸気口に吸気弁を
装着しなければならず、このようにエアーポンプの製作
面においては圧接手段を要するなど製作工数が多く、ま
た構成部材も多いなどコスト高となる問題を有していた
。
そこでこの考案は、エアーポンプの製作において圧接手
段を要することなく、また吸気弁を要することなく簡単
に製作することができるエアーポットにおけるポンプ構
造の提供を目的とする。
段を要することなく、また吸気弁を要することなく簡単
に製作することができるエアーポットにおけるポンプ構
造の提供を目的とする。
そしてこの考案によれば、エアーポンプ全体を一体形成
しであるため、現状のような上下板の圧接作業が不要と
なる。
しであるため、現状のような上下板の圧接作業が不要と
なる。
そのため、超音波圧接のような圧接手段を省略できるば
かりか、エアー漏れのおそれが完全に解消し得、一体形
成したポンプの下面開口部に吸排気両用の弾性シール部
材を装着するだけで製作できるという極めて簡単かつ経
済的なエアーポンプとなる。
かりか、エアー漏れのおそれが完全に解消し得、一体形
成したポンプの下面開口部に吸排気両用の弾性シール部
材を装着するだけで製作できるという極めて簡単かつ経
済的なエアーポンプとなる。
すなわち、上述の弾性シール部材はエアーポンプの下面
開口部と中栓との間の連結部材として装着されるもので
あって、この弾性シール部材には中栓と気密に連結して
保温瓶と連通ずる排気口と、外気を吸入する吸気口と、
エアー漏れを防止するための周縁突出部とを備えである
ため、加圧体の押下時は周縁突出部で吸気口を気密にシ
ールした状態、いわゆる外気の吸入やポンプ内のエアー
漏れを防止した状態でエアーポンプ内の空気を確実に排
気口より保温瓶内に供給する。
開口部と中栓との間の連結部材として装着されるもので
あって、この弾性シール部材には中栓と気密に連結して
保温瓶と連通ずる排気口と、外気を吸入する吸気口と、
エアー漏れを防止するための周縁突出部とを備えである
ため、加圧体の押下時は周縁突出部で吸気口を気密にシ
ールした状態、いわゆる外気の吸入やポンプ内のエアー
漏れを防止した状態でエアーポンプ内の空気を確実に排
気口より保温瓶内に供給する。
また押下解除後に圧縮されて真空状態となったエアーポ
ンプの復帰時は、弾性シール部材のもつ弾力によって直
ちに復帰方向に反発して戻り、周縁突出部と対応する中
栓との間に隙間を形成し、これより外気は吸気口を介し
てエアーポンプ内に吸入され、自動的に復帰動作する。
ンプの復帰時は、弾性シール部材のもつ弾力によって直
ちに復帰方向に反発して戻り、周縁突出部と対応する中
栓との間に隙間を形成し、これより外気は吸気口を介し
てエアーポンプ内に吸入され、自動的に復帰動作する。
このように弾性シール部材が排気口の機能のみならず吸
気弁の機能を果すため、エアーポンプは常に加圧空気を
供給するのに適した円滑な伸縮動作となる。
気弁の機能を果すため、エアーポンプは常に加圧空気を
供給するのに適した円滑な伸縮動作となる。
このような特徴を有するこの考案の一実施例を以下図面
に基づいて詳述する。
に基づいて詳述する。
図面はベローズ式エアーポンプを備えたエアーポットを
示し、第1図に示すように、1は本体、2は蓋体であり
、これら本体1と蓋体2とはねじ部3によって着脱自在
に螺着されて開閉構造に構成されている。
示し、第1図に示すように、1は本体、2は蓋体であり
、これら本体1と蓋体2とはねじ部3によって着脱自在
に螺着されて開閉構造に構成されている。
そして、上述の本体1には保温層4が内蔵され、蓋体2
にはこの保温層4の口部5に着脱腰保温瓶4内の液体6
を外部に誘導するための注出管7を備えた中栓8を垂設
しており、注出管7の注出口9を蓋体2の側面に突出さ
せている。
にはこの保温層4の口部5に着脱腰保温瓶4内の液体6
を外部に誘導するための注出管7を備えた中栓8を垂設
しており、注出管7の注出口9を蓋体2の側面に突出さ
せている。
そして中栓8の上部には中栓8の通気孔10を介して保
温層4内に空気圧力を付加するためのベローズ式のエア
ーポンプ11を設け、このエアーポンプ11を加圧操作
するための加圧体12を蓋体2の上面に突出させている
。
温層4内に空気圧力を付加するためのベローズ式のエア
ーポンプ11を設け、このエアーポンプ11を加圧操作
するための加圧体12を蓋体2の上面に突出させている
。
上述のエアーポンプ11は、全体が軟質の樹脂によって
円筒状に一体形成されるものであって、下面中央部には
下面突出部を縦貫した開口部13が形成され、局面には
その軸線方向に伸縮自在にするためのベローズ14が設
けられ、内部にはエアーポンプ復帰用のバネ15が内設
されている。
円筒状に一体形成されるものであって、下面中央部には
下面突出部を縦貫した開口部13が形成され、局面には
その軸線方向に伸縮自在にするためのベローズ14が設
けられ、内部にはエアーポンプ復帰用のバネ15が内設
されている。
そして、その開口部13に吸排気両用の弾性シール部材
16が装着される。
16が装着される。
すなわち、弾性シール部材16は、エア−ポンプ11下
面の開口部13と中栓8との間の連結部材として装着さ
れるものであって、シリコンゴム等の弾性材を環状体に
形成して用い、その上面に形成された環状係止部17が
、開口部13の周囲に形成された外周溝に嵌着して気密
に取付けられる。
面の開口部13と中栓8との間の連結部材として装着さ
れるものであって、シリコンゴム等の弾性材を環状体に
形成して用い、その上面に形成された環状係止部17が
、開口部13の周囲に形成された外周溝に嵌着して気密
に取付けられる。
また下面に形成した中央突出部18が中栓支持体19の
中央挿通孔に嵌入して連結され、この中央突出部18を
縦貫して排気口2oが形成されており、この排気口20
を介してエアーポンプ11内と保温層4内とは連通され
る。
中央挿通孔に嵌入して連結され、この中央突出部18を
縦貫して排気口2oが形成されており、この排気口20
を介してエアーポンプ11内と保温層4内とは連通され
る。
またこの弾性シール部材16の中心部と周面との中間部
分には排気口20と同方向に縦貫された吸気口21が形
成されており、また下面周縁にはエアー漏れを防止する
ための周縁突出部22が形成されている。
分には排気口20と同方向に縦貫された吸気口21が形
成されており、また下面周縁にはエアー漏れを防止する
ための周縁突出部22が形成されている。
そして、この周縁突出部22は加圧体12の押下時に中
栓支持体19の上面と気密に対応して吸気口21よりエ
アー漏れしないようにしている。
栓支持体19の上面と気密に対応して吸気口21よりエ
アー漏れしないようにしている。
その対応部は中栓支持体19側の上面を環状突出して設
け、その上面の外周囲直角部分に対応すべく周縁突出部
22側を傾斜面に形成して直角部で対応して気密に接触
して確実にシールするようにしている。
け、その上面の外周囲直角部分に対応すべく周縁突出部
22側を傾斜面に形成して直角部で対応して気密に接触
して確実にシールするようにしている。
またエアーポンプ11の上面全体には環状の均圧板23
が覆せられ、加圧体12の押下刃がエアーポンプ全体に
均一に伝達されるようにしている。
が覆せられ、加圧体12の押下刃がエアーポンプ全体に
均一に伝達されるようにしている。
またエアーポンプ11の下面開口部13の外周囲は環状
の受板24によって支えられ、受板24は周面が加圧体
12の押下操作に支障のないように蓋体2の内周面に嵌
着されている。
の受板24によって支えられ、受板24は周面が加圧体
12の押下操作に支障のないように蓋体2の内周面に嵌
着されている。
上述のエアーポンプ復帰用のバネ15は、上端部がエア
ーポンプ11内の上面に形成された凹部25に嵌入支持
されて位置ずれしないように設けられ、下端部は開口部
13内に嵌入して弾性シール部材16の上面に支持され
、常時エアーポンプ11を伸長方向に付勢している。
ーポンプ11内の上面に形成された凹部25に嵌入支持
されて位置ずれしないように設けられ、下端部は開口部
13内に嵌入して弾性シール部材16の上面に支持され
、常時エアーポンプ11を伸長方向に付勢している。
コノように構成されたベローズ式エアーポンプを備えた
エアーポットを使用した場合、加圧体12を押下すれば
弾性シール部材16の周縁突出部22が中栓支持体19
の上面と気密に対応したエアー漏れのない状態でエアー
ポンプ11を圧縮する。
エアーポットを使用した場合、加圧体12を押下すれば
弾性シール部材16の周縁突出部22が中栓支持体19
の上面と気密に対応したエアー漏れのない状態でエアー
ポンプ11を圧縮する。
すると、このポンプ内の空気は排気口2oおよび中栓8
の通気孔10を介して保温層4内に加圧供給され、この
加圧空気に基づいて保温層4内の液体6は注出管7を介
して注出口9より外部に注出される。
の通気孔10を介して保温層4内に加圧供給され、この
加圧空気に基づいて保温層4内の液体6は注出管7を介
して注出口9より外部に注出される。
そして、エアーポンプ11の復帰時は、弾性シール部材
16のもつ弾力によってエアーポンプ11を押上げると
同時に、周縁突出部22との対応部間に隙間を形成し、
この隙間より外気は吸気口21を介し圧縮された真空状
態のエアーポンプ11内に流入して復帰動作可能にし、
バネ15の復帰力によってエアーポンプ11は元の状態
に戻り、加圧体12も外方に付勢されて再び元の上限位
置に戻り、次回の押下に備えられる。
16のもつ弾力によってエアーポンプ11を押上げると
同時に、周縁突出部22との対応部間に隙間を形成し、
この隙間より外気は吸気口21を介し圧縮された真空状
態のエアーポンプ11内に流入して復帰動作可能にし、
バネ15の復帰力によってエアーポンプ11は元の状態
に戻り、加圧体12も外方に付勢されて再び元の上限位
置に戻り、次回の押下に備えられる。
なお上述の一実施例においては復帰バネをエアーポンプ
に内設したものを示したが、エアーポンプ外周囲等の外
部に装着して設けてもよい。
に内設したものを示したが、エアーポンプ外周囲等の外
部に装着して設けてもよい。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は一体形成し
たベローズ式エアーポンプを備えたエアーポットを示す
要部縦断面図。 第2図はそのエアーポンプの押下状態を示す要部拡大縦
断面図である。 4・・・・・・保温層、8・・・・・・中栓、11・・
・・・・エアーポンプ、12・・・・・・加圧体、13
・・・・・・開口部、20・・・・・・排気口、21・
・・・・・吸気口、22・・・・・・周縁突出部。
たベローズ式エアーポンプを備えたエアーポットを示す
要部縦断面図。 第2図はそのエアーポンプの押下状態を示す要部拡大縦
断面図である。 4・・・・・・保温層、8・・・・・・中栓、11・・
・・・・エアーポンプ、12・・・・・・加圧体、13
・・・・・・開口部、20・・・・・・排気口、21・
・・・・・吸気口、22・・・・・・周縁突出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 加圧体の押下に基づいて保温瓶内に空気圧力を付加する
ベローズ式のエアーポンプを備えたエアーポットであっ
て、 前記エアーポンプは、下面中央に開口部を備えて一体形
式するとともに、その開口部に対し、中栓と気密に連結
して保温瓶と連通ずるための排気口と、外気を吸入する
ための吸気口と、前記加圧体の押下時に中栓の上面側と
気密に対応してエアー漏れを防止するための周縁突出部
とを備えた吸排気両用の弾性シール部材を装着したこと
を特徴とするエアーポットにおけるポンプ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11793282U JPS6037073Y2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | エア−ポツトにおけるポンプ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11793282U JPS6037073Y2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | エア−ポツトにおけるポンプ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5922640U JPS5922640U (ja) | 1984-02-13 |
JPS6037073Y2 true JPS6037073Y2 (ja) | 1985-11-05 |
Family
ID=30271272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11793282U Expired JPS6037073Y2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | エア−ポツトにおけるポンプ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037073Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-02 JP JP11793282U patent/JPS6037073Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5922640U (ja) | 1984-02-13 |
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