JPH03293914A - 被覆電線の補修カバー工具 - Google Patents

被覆電線の補修カバー工具

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Publication number
JPH03293914A
JPH03293914A JP2092872A JP9287290A JPH03293914A JP H03293914 A JPH03293914 A JP H03293914A JP 2092872 A JP2092872 A JP 2092872A JP 9287290 A JP9287290 A JP 9287290A JP H03293914 A JPH03293914 A JP H03293914A
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JP
Japan
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electric wire
repair
repair cover
cover
rotating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2092872A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Gunji
郡司 勉
Toshiro Yamamoto
山本 敏郎
Masayuki Mukoda
向田 昌幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2092872A priority Critical patent/JPH03293914A/ja
Publication of JPH03293914A publication Critical patent/JPH03293914A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロボット等の遠隔操作装置に装着して電線特
に、活線状態にある例えば、架空配電線の被覆の補修を
行なう被覆電線の補修カバー工具に関する。
(従来の技術及び解決すべき課題) 架空配電線の工事は、需要者に電力を供給しつつ作業を
行うために活線作業となることが多く、かかる架空配電
線は、作業性が悪く、特に高圧電線の活線作業には最善
の注意を払うことが必要である。しかも、作業は、安全
、確実且つ短時間に行なうことが要求される。
そこで、特に、活線状態にある架空配電線の作業に対し
ては、第13図に示すように高所作業車1を使用し、当
該高所作業車lに旋回及び伸縮自在に搭載されたブーム
2の上端に設けられた各種の工具及び部品等を具備する
パケット3内に作業者が搭乗し、当該パケット3に配設
した例えば、マスタアーム4を操作してロボット5を制
御し、当該ロボット5の先端5aに装着された工具把持
部6に着脱可能に装着した工具7を駆動し、且つ作業に
応じて当該工具7を適宜交換して架空配電線8に対する
各種の作業を行なうようにして安全性を確保すると共に
、作業性の向上を図るようにしている。
しかしながら、このような自動工具は、未だその種類が
少なく、特に、上述した活線状態にある架空配電線の各
種作業の自動化を更に促進するために、より多くの種類
の自動工具の開発が要望されている。
例えば、第14図に示すように被覆電線8の被覆8aを
剥ぎ取り芯線8bの接続等をした後、当該導出状態の芯
線8bを補修する場合、第15図に示すように作業者が
直接補修カバーと呼ばれる自己融着カバー9を取り付け
、或いは自己融着テープを巻回して補修を行っている。
しかしながら、上記従来の人手による補修作業では、融
着層付きのカバーやテープ等を電線8に確実に且つ迅速
に巻き付けることは困難であり、特に、活線状態にある
架空配電線の補修作業においては人手による作業は困難
である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、高所作業車
に搭載されたロボットに着脱可能に装着されて駆動され
、例えば、架空配電線の被覆を剥がした箇所の補修作業
を自動的に行なうことが可能な被覆電線の補修カバー工
具を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、ベースプレ
ートの両端に対向して立設され側部から中央に電線を取
り込むスリットが形成された一対のサイドプレートを有
するフレームと、前記各サイドプレートに夫々配設され
前記中央に取り込んだ電線をクランプするクランプ機構
と、両端が前記サイドプレートに回転可能に支持され且
つ前記電線を中央に取り込むスリットを有し、当該取り
込んだ電線の回りを回転する回転体と、前記回転体に回
転可能に支持され且つ前記中央に取り込んだ電線に圧接
して当該回転体の回転に伴い当該電線の回りを転動して
当該電線に補修カバーを巻き付けるプレスローラと、前
記フレームに配設され歯車系を介して前記回転体を回転
させる駆動部と、前記回転体の前記プレスローラの一側
に配設され当該プレスローラ上に載置された前記補修カ
バーの一端を着脱可能に保持する第1のカバー保持部及
び前記ベースプレートの前記回転体の他側に配設され前
記補修カバーの他端を着脱可能に支持する第2のカバー
保持部を有する補修カバー保持機構とを備えた構成とし
たものである。
(作用) ロボットに当該工具を装着し、回転体のプレスローラ上
に補修カバーを載置しその両端を夫々補修カバー保持部
により保持する。次いで、ロボットを操作して当該工具
を例えば、架空配電線の補修すべき箇所に移動し、ベー
スプレートの両端のサイドプレートの中央に電線を取り
込み、クランプ機構により当該電線にベースプレートを
クランプする。この状態において補修カバーは、その−
端近傍をプレスローラにより電線に圧接される。
駆動部により前記電線の回りに回転体を回転させると、
当該回転に伴いプレスローラが補修カバーを電線に圧接
させながら当該電線の回りを転動し、補修カバーを電線
に巻き付ける。補修作業の終了後ロボットを操作して前
記電線から当該工具を外す。これにより、電線の補修作
業が終了する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図乃至第4図において被覆電線の補修カバー工具I
Oは、フレーム11と、フレーム11の両側に固定され
たクランプ機構12.12と、フレーム11に支持され
た回転体13と、当該回転体13に支持されたプレスロ
ーラ14と、回転体13を回転させる駆動部15(第5
図)及び補修カバー保持機構16等にょり構成されてい
る。
フレーム11は、ベースプレート20と、当該ベースプ
レート20の両端に固定されたサイドプレート21.2
2と、ジヨイント23とにより構成されている。
ベースプレート20は上面視略矩形状をなし、その上面
中央には第10図に示すように長手方向に沿って断面半
円形状の溝20aが設けられ、底面には後述する駆動部
15のアクチュエータ例えば、油圧又は電動のモータ4
0を収納するための切欠20bが設けられている。また
、このベースプレート20の前面略中央にはジヨイント
23が設けられている。このジヨイント23は、第13
図に示すロボットの先端に取り付けられている工具把持
部6に着脱可能とされ、クランプ機構12、駆動部15
にエアを供給するためのエア通路が穿設されている。
ベースプレート20の両端にはサイドプレート21(第
3図) 、22 (第4図)が固定されており、これら
のサイドプレ−21.22には側部から中央に電線を取
り込むためのスリット21a 、 22aが設けられて
いる。そして、これらのサイドプレート21及び22の
内面には略中央位置に回転体13を支持するための穴2
1b及び孔22b(第5図)が穿設されている。これら
の穴21b 、孔22bは同径とされ、且つスリット2
1a  (第3図)、22a(第4図)の中央部21a
′、22a°と同心的に形成されている。
クランプ機構12.12はフレーム11のサイドプレー
 ト2L 22の外面略中央に配設されており、各スリ
ット21a 、 22aの中央部21a°、22a°の
一側に配設固定されたアクチュエータ例えば、油圧作動
のシリンダ25.25、これらのシリンダ25.25の
各ロッド先端に取り付けられたクランプ26.26と、
スリット21a 、 22aの中央部21a°、22a
′の他側に各クランプ26.26と対峙して配設固定さ
れたストツバ27.27とにより構成されている。これ
らの各シリンダ25.25は図示しない流体通路を介し
てジヨイント23の前記エア通路に接続されている。こ
のクランプ機構12.12は、スリット21a 、 2
2aの各中央部21a’、22a゛に取り込んだ電線8
をクランプして当該被覆電線の補修カバー工具10を被
覆電線8に固定するためのものである。
回転体13は、第6図に示すようにターンシャフト30
と、当該ターンシャフト30の両端に固定されたターン
プレート31.32とにより構成されており、ターンシ
ャフト30は断面半円形状をなし、中央には長手方向に
沿って溝30aが設けられている。ターンプレート31
.32は、ターンシャフト30よりも大径をなし、夫々
電線8を中央に取り込むためのスリブ)31a 、32
aが設けられており、各内面には略し字状をなす凹部3
1b 、 32b  (第7図)が設けられている。そ
して、一方のターンプレート32の外面にはギヤ33が
設けられている。これらのターンプレート31.32は
同径とされ、フレーム11の各サイドプレート21.2
2の内面に設けられた前記穴21b、孔22b(第5図
)に回転可能に嵌合される。そして、ターンプレート3
2のギヤ33はサイドプレート22の外側に位置してい
る。
第6図及び第7図において各ターンプレート31.32
の凹部31b 、 32bにはレバー34.34が収納
されており、これらのレバー34.34の各一端は、凹
部31b 、 32bの底面に植設されたビン35.3
5に回動可能に支持されており、略中央には孔34a 
、34aが穿設されている。また、各他端にはピン36
.36が植設されており、これらのピン36.36はコ
イルバネ37.37を介して凹部31b 、 32bの
底面に植設したビン38.38に係止されている。
プレスローラ14は、回転体13のターンシャフト30
の溝30a内に僅かのギャップで回転可能に収納され、
軸39の両端は夫々ターンプレート3■、32の凹部3
1b、32bに収納されたレバー34.34の番孔34
a 、34aに回転可能に支持されている。このプレス
ローラ14は、レバー34.34の各コイルバネ37.
37によりスリット31a 、 32aの中央に取り込
まれt:電線8の表面に圧接する。
第5図において駆動部15のアクチュエータ例えば、油
空圧作動又は電動のモータ40は、ベースプレート20
の底部に設けられた収納部20bに収納固定され、サイ
ドプレート22の軸孔を貫通して外側に突出せる回転軸
にはビニオン41(第8図)が固定されている。このピ
ニオン41は、サイドプレート22に回転自在に軸支さ
れたアイドルギヤ42の大ギヤ42aに噛合し、当該ア
イドルギヤ42の小ギヤ42bにはサイドプレート22
に回転自在に軸支されたアイドルギヤ43.44の各大
ギヤ43a 、44aと噛合している。そして、これら
のアイドルギヤ43.44の各小ギヤ43b 、 44
bは回転体13のターンプレート32のギヤ33と噛合
している。これにより、ターンプレート32のギヤ33
は異なる2箇所でアイドルギヤ43.44と噛合し、ス
リット32aがあっても連続的に回転可能とされる。
また、モータ40は図示しない流体通路又は電線を介し
て前記ベースプレート20に固定されたジヨイント23
の流体通路又は電気コネクタ(共に図示せず)に接続さ
れている。
一方のアイドルギヤ43(第8図)のシャフト45の一
端は、サイドプレート32、ベースプレート20及びサ
イドプレート31を貫通して当該サイドプレート31の
外側に突出しており、当該突出せる一端の周面にはギヤ
46(第5図、第9図)が刻設されている。このギヤ4
6は、サイドプレート21の外面に回転自在に軸支され
た大径のギヤ47に噛合しており、当該ギヤ47の端面
にはカム48が一体的に固定されている。
また、サイドプレート21には第9図に示すようにカム
48と対向して略く字状をなすストッパ49が配設され
ている。このストッパ49は、その折曲部がシャフト5
0により回動可能に軸支されており、一端49a又は他
端49bが、カム48の突起48a又は48bに当接し
て当該カム48の回転を規制する。ストッパ49の一端
49aに植設されたピン51とサイドプレート21に植
設されたピン52との間にはコイルバネ53が張設され
ており、このコイルバネ53は、当該ストッパ49の一
端49a又は他端49bをカム48に当接させる。
カム48は、図示の実線で示す位置から矢印■方向に略
1/4回転すると、突起48aがストッパ49の一端4
9aに当接して当該回動位置に停止する。そして、当該
停止位置から矢印■で示す時計方向に回転し、突起48
bがコイルバネ53のばね力に抗(7てストッパ49の
一端49aを押し上げると、当該ストッパ49が反時計
方向に回動し、その先端49aのピン51がシャフト5
0とピン52とを結ぶ直線よりも左側に移動した瞬間に
、当該ストッパ49がコイルバネ53のばね力により急
速に二点鎖線で示す位置まで回動する。これによりスト
ッパ49の他端49bが二点鎖線で示すようにカム48
に当接する。
カム48は、前記停止した位置から矢印■方向に略1回
と174回転(574回転)すると、突起48bがスト
ッパ49の他端49bに当接して当該位置に停止する。
この停止位置において、回転体13のターンシャフト3
0、ターンブレー)31.32の各スリット30a 、
 31a 、 32aがサイドプレート21.22の各
スリット21a 、 22aと合致し、電線8からの当
該工具lOの取り外しが可能とされる。
カム48が当該位置に停止した後、第5図に示すように
カバー54から側方に突出せるストッパ49の一端49
aのピン51の先端をコイルスプリング53のばね力に
抗して押し下げて当該ストッパ49を実線で示す元の位
置に復帰させる。このようにしてカム48は、矢印■で
示す反時計方向の回転をストッパ49の一端49aによ
り規制され、矢印■で示す反時計方向の回転をストッパ
49の他端49bにより規制される。
サイドプレート21の外側下部にはカバー54(第5図
)が取り付けられており、各ギヤ46.47、カム48
、ストッパ49等を保護している。また、サイドプレー
ト22の外側にはカバー55が取り付けられており、各
ギヤ33.41〜44等を保護している。このカバー5
5にも中央に電線を取り込むためのスリット55a(第
1図)が設けられている。
補修カバー保持機構16は、第1図及び第2図に示すよ
うに回転体13に配設された第1の補修カバー保持部6
0と、フレーム11のベースプレート20に配設された
第2の補修カバー保持部61とにより構成されている。
補修カバー保持部60は回転体13のターンシャフト3
0の上面30b(第6図、第10図)に長手方向に沿っ
て配設されており、ンヤフト62は、シャフトホルダ6
3を介してターンシャフト30の上面30bに回動可能
に支持されている。このシャフト62にはローラホルダ
64が複数箇所例えば、両端と中央との3箇所に取り付
けられており、これらのローラホルダ64の各基端はシ
ャフト62に固定されている。
また、各ローラホルダ64の先端には夫々ローラ65が
回転可能に軸支されている。
各ローラ65は、ターンシャフト30の上面30bに臨
んで配置されている。シャフト62の一端とターンシャ
フト30の上面30bとの間にはねじりばね66(第1
図)が介在されており、各ローラ65をターンシャフト
30の上面30bの溝30aの一側の縁に転動可能に圧
接してこれらの各ローラ65と上面30bとの間に補修
カバー9(第15図)の一端9aを挾持するようにして
いる。また、ローラホルダ64の何れか1つ例えば、第
1図の右端のローラホルダ64にはピン67(第2図)
が植設されている。
補修カバー保持部61は、第1図及び第2図に示すよう
にベースプレート20の一側に長手方向に沿って配設さ
れており、シャフト70の両端はサイドプレート21.
22に回転可能に支持されており、サイドプレート22
側の一端は、当該サイドプレート22を貫通して外側に
突出(第5図)している。このシャフト70には補修カ
バー保持部60の各ローラホルダ64と対応する各位置
に夫々ローラホルダ71の基端が固定(第1θ図)され
ており、これらの各ローラホルダ71の先端にはローラ
72が回転可能に軸支されている。また、図中右端のロ
ーラホルダ71にはビン73が植設されている。
また、ベースプレート20の一側面には各ローラ72と
対向してクリップ止め74の基端が固定(第10図)さ
れており、これらの各クリップ止め74の先端には各ロ
ーラ72が当接可能とされている。シャフト70のサイ
ドプレート22の外側に突出する一端(第5図、第8図
)にはレバー75が固定されており、当該レバー75と
サイドプレート22に植設されたビン76との間にはコ
イルバネ77が介在されている。このコイルバネ77は
、シャフト70に第1O図中反時計方向への回動力を付
与して各クリップ止め74の先端に各ローラ72を転動
可能に圧接し、これら各クリップ止め74の先端と各ロ
ーラ72との間に補修カバー9の他端9b (第15図
)を挟持するようにしている。
以下に作用を説明する。
先ず、第13図に示すように高所作業車lのロボット5
に取り付けられた工具把持部6の先端にジヨイント23
を介して当該工具10を装着する。次いで、第11図に
示すように補修カバー保持部60のローラホルダ62に
固定されたピン67をねじりばね66(第1図)のばね
力に抗して反時計方向に2点鎖線で示す位置まで回動し
、各ローラ65を2点鎖線で示す位置まで回動させて回
転体13のターンシャフト30の上面30bから離隔さ
せる。そして、これらのローラ65とターンシャフト3
0の上面30bの溝30aの縁との間に補修カバー9の
一端を挿入した後ビン67の力を解除する。これにより
補修カバー保持部60のシャフト62がねじりばね66
(第1図)のばね力により時計方向に回動し、実線で示
すように各ローラ65とターンシャフト30の上面30
bとの間に補修カバー9の一端9aを挾持する。
次に、第1I図に示すように補修カバー9をプレスロー
ラ14の上を通して反対側に導き、更に補修カバー保持
部61の各クリップ止め74に沿って上方に導く。同時
に当該補修カバー保持部61のローラホルダ71のピン
73ををコイルバネ77(第8図)のばね力に抗して2
点鎖線で示す位置まで時計方向に回動し、各ローラ72
を2点鎖線で示す位置まで回動させて各クリップ止め7
4から離隔させる。そして、これらのローラ72とクリ
ップ止め74との間に補修カバー9の他端9bを挿入し
た後、ビン73の力を解除する。これにより、ローラホ
ルダ71がコイルバネ77のばね力により反時計方向に
回動し、実線で示すように各ローラ72とクリップ止め
74との間に補修カバー9の他端9bを挾持する。この
ようにして工具10に補修カバー9を取り付ける。
そして、この状態において、回転体I3のターンシャフ
ト30、ターンプレート3L 32の各スリット30a
 、 31a 、 32aがサイドプレート21.22
の各スリブ)21a 、22aと合致し、電線8への当
該工具lOの取り付けが可能とされる。
尚、補修カバー9としては、例えば、自己融着カバーを
使用する。
次に、前記ロボット5を操作して当該工具lOを補修す
べき例えば、架空配電線8の芯線8bが導出する補修箇
所の下方に移動させ、更に第11図に矢印Aで示す上方
に移動させて、サイドプレート21.22、カバー55
及び回転体13のターンプレート31゜32の各切欠2
1a 、 22a 、 55a及び31a 、 32a
の中央に電線8を取り込む。同時に第12図に示すよう
にクランプ機構12.12の各シリンダ25.25を伸
長させ、クランプ26.26によりストッパ27.27
に電線8の補修箇所の両側を押圧して挾持する。これに
より工具lOのフレーム11が電線8に固定される。
この状態において、第11図に示すように電線8の補修
箇所即ち、導出された芯線8bが補修カバー9と対向し
、且つプレスローラ14がコイルバネ37.37のばね
力により当該補修カバー9の一端9aの近傍を電線8の
芯線8bに圧接する。
次いで、第8図においてモータ40を反時計方向に回転
させると、当該回転力がビニオン41、アイドルギヤ4
2.43.44を介してターンプレート32のギヤ33
に伝達され、ターンプレート32が図中矢印■で示す時
計方向に回転する。これに伴い第11図に示すように回
転体13が電線8の回りを矢印■で示す時計方向に回転
し、プレスローラ14が補修カバー9の一側を電線8の
芯線8bに押し付けながら転動して巻き付ける。
アイドルギヤ43の回転に伴い第9図に示すギヤ47が
矢印■で示す反時計方向に回転しく第9図は第8図に対
して反対側から見ている)、カム48の突起48aがス
トッパ49の一端49aに当接するまで回転する。そし
て、カム48が略1/4回転して、突起48aがストッ
パ49の一端49aに当接した位置においてモータ40
を停止させ、当該位置に回転体13を停止させる。回転
体13が停止した当該位置において、補修カバー9は、
第11図に示すようにプレスローラ14により圧接され
た位置から一端9aまでの部分が電線8の芯線8bに巻
き付けられる。このときに当該補修カバー9の一端9a
は、補修カバー保持部60の各ローラ65から外れる。
次に、モータ40を時計方向に回転させると、回転体1
3が第8図及び第11図に矢印■で示す反時計方向に回
転し、これに伴い当該回転体13が電線8の回りを反時
計方向に回転する。そして、プレスローラ14は、電線
8の芯線8bに補修カバー9を圧接させながら転動し、
当該補修カバー9を芯線8bに巻き付ける。このとき第
9図に示すようにカム48は、突起48bによりストッ
パ49のコイルバネ53のばね力に抗して一端49aを
2点鎖線で示すように押し退けながら矢印■で示す時計
方向に回転する。
カム48が前記停止位置から矢印■方向に(5/4)回
転し、突起わがストッパ49の他端49bに当接した時
点で、ギヤ47の矢印■方向への回転が停止する。そこ
で、モータ40を停止させる。この停止位置において第
11図に示す補修カバー9の他端9bが電線8に巻き付
けられ、補修カバー保持部61の各ローラ72から外れ
る。これにより電線8の芯線8bへの補修カバー9の巻
き付け、即ち、補修が終了する。また、この停止位置に
おいて、回転体13のターンシャフト30、ターンプレ
ート3L 32の各スリット30a 、31a 、 3
2aがサイドプレート21.22の各スリット21a 
、22aと合致し、電線8からの当該工具10の取り外
しが可能とされる。
この後クランプ機構12.12の各シリンダ25.25
を退縮させて電線8から当該工具lOを自由にし、前記
ロボットを操作して電線8から工具10を外し、架空配
電線8の補修作業が完了する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ベースプレートの
両端に対向して立設され側部から中央に電線を取り込む
スリットが形成された一対のサイドプレートを有するフ
レームと、前記各サイドプレートに夫々配設され前記中
央に取り込んだ電線をクランプするクランプ機構と、両
端が前記サイドプレートに回転可能に支持され且つ前記
電線を中央に取り込むスリットを有し、当該取り込んだ
電線の回りを回転する回転体と、前記回転体に回転可能
に支持され且つ前記中央に取り込んだ電線に圧接して当
該回転体の回転に伴い当該電線の回りを転動して当該電
線に補修カバーを巻き付けるプレスローラと、前記フレ
ームに配設され歯車系を介して前記回転体を回転させる
駆動部と、前記4゜ 回転体の前記プレスローラの一側に配設され当該プレス
ローラ上に載置された前記補修カバーの一端を着脱可能
に保持する第1のカバー保持部及び前記ベースプレート
の前記回転体の他側に配設され前記補修カバーの他端を
着脱可能に支持する第2のカバー保持部を有する補修カ
バー保持機構とを備えた構成としたことにより、被覆電
線の補修作業を遠隔操作により自動化することができ、
特に架空配電線の補修作業を迅速に、且つ正確に行なう
ことが可能となり、補修作業性の向上を図ることが可能
となり、更に活線状態にある配電線の補修作業を安全に
行なうことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る被覆電線の補修カバー工具の一実
施例を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3図は
第1図の左側面図、第4図は第1図の右側面図、第5図
は第1図の矢線V−■に沿う断面図、第6図は第5図に
示す回転体及びプレスローラの分解斜視図、第7図は第
6図の一部斜視図、第8図は第5図の矢印■−■に沿う
端面図、第9図は第5図の矢印IX−IXに沿う端面図
、第10図は第1図の矢印X−Xに沿う断面図、第11
図は第10図において補修カバーを装着した状態を示す
図、第12図は第4図において電線をクランプした状態
を示す図、第13図は架空配電線工事用の間接工法車の
一例を示す図、第14図は被覆電線の被覆を剥ぎ取った
箇所を示す図、第15図は第14図の芯線部に補修カバ
ーを巻き付けて補修した状態を示す図である。 ■・・・高所作業車、5・・・ロボット、6・・・工具
把持部、8・・・架空配電線(被覆電線)、9・・・補
修カバー、IO・・・被覆電線の補修カバー工具、11
・・・フレーム、12・・・クランプ機構、13・・・
回転体、14・・・プレスローラ、15・・・駆動部、
16・・・補修カバー保持機構、20・・・ベースプレ
ート、21.22・・・サイドプレート、25・・・シ
リンダ、26・・・クランプ、30・・・ターンシャフ
ト、31.32・・・ターンプレート、40・・・モー
タ、33.42〜44.46.47・・・ギヤ、48・
・・カム、49・・・ストッパ、60.61・・・補修
カバー保持部。 43 第7図 第8図 2 4 第13図 く

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベースプレートの両端に対向して立設され側部から中央
    に電線を取り込むスリットが形成された一対のサイドプ
    レートを有するフレームと、前記各サイドプレートに夫
    々配設され前記中央に取り込んだ電線をクランプするク
    ランプ機構と、両端が前記サイドプレートに回転可能に
    支持され且つ前記電線を中央に取り込むスリットを有し
    、当該取り込んだ電線の回りを回転する回転体と、前記
    回転体に回転可能に支持され且つ前記中央に取り込んだ
    電線に圧接して当該回転体の回転に伴い当該電線の回り
    を転動して当該電線に補修カバーを巻き付けるプレスロ
    ーラと、前記フレームに配設され歯車系を介して前記回
    転体を回転させる駆動部と、前記回転体の前記プレスロ
    ーラの一側に配設され当該プレスローラ上に載置された
    前記補修カバーの一端を着脱可能に保持する第1のカバ
    ー保持部及び前記ベースプレートの前記回転体の他側に
    配設され前記補修カバーの他端を着脱可能に支持する第
    2のカバー保持部を有する補修カバー保持機構とを備え
    たことを特徴とする被覆電線の補修カバー工具。
JP2092872A 1990-04-06 1990-04-06 被覆電線の補修カバー工具 Pending JPH03293914A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103346510A (zh) * 2013-06-24 2013-10-09 国家电网公司 铝包带绕线方法
CN104659715A (zh) * 2015-02-13 2015-05-27 国网河北省电力公司衡水供电分公司 单丝缠绕法修补导线组合工具及其使用方法
CN107175670A (zh) * 2017-07-24 2017-09-19 广东电网有限责任公司电力科学研究院 一种安装于带电作业机器人的导线修复机构及机器人

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