JPH03273975A - 車体板材の合せ目防錆構造及び防錆方法 - Google Patents

車体板材の合せ目防錆構造及び防錆方法

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JPH03273975A
JPH03273975A JP7426590A JP7426590A JPH03273975A JP H03273975 A JPH03273975 A JP H03273975A JP 7426590 A JP7426590 A JP 7426590A JP 7426590 A JP7426590 A JP 7426590A JP H03273975 A JPH03273975 A JP H03273975A
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Masaaki Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車体板材の合せ目に錆が発生しないように
した車体部材の合せ目防錆構造及び防錆方法に関するも
のである。
従来の技術 自動車の車体のとりわけ外から見えるような部分に車体
板材が重ね合わされてスポット溶接等により接合される
場合がある。このように、車体板材が重ね合わされた部
分には、合せ目から錆が発生しないように例えば、熱硬
化型のシーリング剤を車体板材の合せ目に塗布し、次い
で初期外観を確保するためにハケ、ヘラ等により修正作
業を行う場合がある(この類似技術は、例えば実開昭5
2−89460号公報に示されている)。
また、車体板材の合せ目をハンダ溶接した後、研磨によ
って仕上げ加工を行う場合もある(この類似技術は、特
開昭53−11575号公報に示されている)。
発明が解決しようとする課題 熱硬化型のシーリング剤を車体板材の合せ目に塗布する
前者の防錆処理手段にあっては、シーリング剤を塗布し
た後に行うハケ、ヘラ等による仕上げ作業に熟練が必要
となってしまう。
即ち、ハケ、ヘラによる修正作業時にシーリング材を除
去し過ぎると上側に重ね合わされた車体板材の端縁が露
出してしまい防錆が十分になされなくなり、一方、シー
リング剤が残り過ぎると平坦性が損なわれてしまうため
、仕上げ作業がバラ付き易く、バラ付きをなくすために
は作業者の勘に頼らざるを得ないのである。
一方、ハンダ溶接後に、研磨によって仕上げ加工を行う
後者の防錆手段にあっては、外観品質の点でも防錆効果
の点でも問題はないが作業工数がかかりコストアップに
つながるという問題がある。
そこで、この発明は、仕上げのための後加工が必要なく
、かつ、外観品質も良好で、防錆の点でも信頼性が高い
車体板材の合せ目防錆構造及び車体板材の合せ目防錆方
法を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、この発明の車体板材の合せ
目防錆構造は、車体板材の合せ目を覆う位置に、第1層
をホットメルトフィルムあるいはウレタンフィルムとし
第2層の未硬化の熱硬化性粘着樹脂としたテープが被設
され、この被設されたテープの上面に車体塗装用の塗膜
が他の部分と連続して塗布されているものである。
また、このような防錆構造を得るために、この発明は、
下塗り塗装が施された車体板材の合せ目部位に、第1層
をホットメルトフィルムあるいはウレタンフィルムとし
第2層を未硬化の熱硬化性粘着樹脂としたテープを貼付
した後、車体塗装時に前記テープ上にも塗装を施し、塗
膜を形成する防錆方法である。
作用 この車体板材の合せ目防錆構造にあっては、車体板材の
合せ目部位に、第1層をホットメルトフィルムあるいは
ウレタンフィルムとし第2層を未硬化の熱硬化性粘着樹
脂としたテープを被設することによって、合せ目部分が
密封され、車体塗装用の塗膜がテープも含めて全体に形
成されることによって外観品質が確保される。
一方、車体板材の合せ目防錆方法では、前記合せ目部位
に前記テープを貼付することにより、車体形状に沿う追
従性および車体塗装時の塗料の密着性の向上、ならびに
作業性の向上が図れる。
実施例 以下この発明の実施例を口面と共に説明する。
第1図において、1は車体板材としての鋼板であって、
この鋼板1には、鋼板2が上方から重合され、スポット
溶接により接合されている。
これら鋼板1.2の上面にはED塗装膜(電着塗装塗膜
)3が下塗り塗装膜として形成され、その上面には鋼板
1.2の合せ目を覆う位置にテープ4が被設されている
上記テープ4は、第3図に示すように、第1層としての
基材4aと、第2層として基材4aに塗布された粘着剤
4bとからなり、被設前はセパレータ7をはさんで巻回
されているものである。基材4aは塗布面であるED塗
装膜3の凹凸及び曲面に対する追従性がよく、また塗料
の密着性のよい、30〜150μm程度の厚みのナイロ
ン12製ホットメルトフィルムからなる。尚、基材4a
の素材はEVA (エチレンビニルオキサイド)系ホッ
トメルトフィルムやウレタン系フィルムでもよい。粘着
剤4bは未硬化のエイキン系熱硬化性粘着樹脂からなり
、基材4aに30〜100μm程度の厚みで塗布された
ものである。尚、粘着剤4bは、ポリエステル系、ウレ
タン系またはアクリル系の未硬化の熱硬化性粘着樹脂で
もよく、基材4aとED塗装膜3との間の密着性を良好
にするものが選択されている。
そして、上記テープ4が貼付されたED塗装膜3上には
、塗膜としての中塗り塗装M5が形成され、更に中塗り
塗装膜5の上面には上塗り塗装膜6が形成されている。
以上のようにこの防錆構造にあっては、鋼板1゜2の合
せ目が確実に密封され、防錆が確実なものとなるととも
に、テープ4の厚みが非常に薄く塗布面に対してテープ
4の追従性がよいので、上塗り塗装後における合せ目に
凸凹が少なく、外観品質が非常に良好なものが得られる
尚、上記鋼板lと鋼板2との重ね合わせ構造としては、
各端末部を単に重合さける構造以外に第2図に示すよう
に鋼板lに形成された段差部11に鋼板2を重合させて
鋼板1.2上面をフラットにしたものも採用できる。第
2図において、第1図と同一構成部分には同一符号を付
して説明は省略する。
次に、上記鋼板1.2の防錆処理方法について第4図お
よび第5図によって説明する。ここで、鋼板1.2はシ
ルアウタパネルである。
先ず、第4図に示すように、ED塗装された鋼板1.2
の合せ目部位にテープ4を一般的な粘着テープを扱うよ
うに、貼付する。ここで、テープ4を用いるのは、合せ
目が目立たないように所望の薄さが得られること及び軟
らかく鋼板1,2への追従性が良好で、しかも塗料の密
着性が高いためである。
次いで、テープ4の焼付は処理(省略することもできる
)を行った後、第5図に示すように中塗り塗装と上塗り
塗装を行い、鋼板1,2のED塗装膜3の上面と同様に
テープ4の上面にも車体塗装により中塗り塗装膜5およ
び上塗り塗装膜6を形成する。その後、塗装後の焼付工
程が行われ、防錆処理が完了する。焼付工程のとき、テ
ープ4は一旦軟化するが、常温になると硬化する。
このようにこの防錆方法は、工程が少なく、かつ作業が
非常に簡単であるばかりでなく、仕上げのための後加工
が必要ないため、後加工の精度の良否によるばら付きが
なく、作業に熟練度が要求されない。特にテープ4が一
般的な粘着テープと同様に基材4aと粘着剤4bとから
なるため、扱いが容易で熟練を必要としないばかりでな
く、防錆処理対象のパネルを立設した状態でテープ4の
貼付作業を行うことができ、作業が楽になる効果もある
発明の詳細 な説明してきたように、車体板材の合せ目防錆構造によ
れば、車体板材の合せ目部位に貼付されたテープによっ
て合せ目部位が密封されているため防錆効果が高いとい
う効果がある。また、これらフィルム上面に他の部分と
連続して車体塗装用の塗膜か形成されているため、外観
品質が高い乙のとなるという効果もある。
一方、車体板材の合せ目防錆方法によれば、テープを用
いるので、車体板材に対するなじみ性、車体形状に対す
る追従性、車体塗装時の塗料の密着性が向上し、かつ作
業が簡単に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は防錆処理された板材の合せ目部位の断面図、第
2図は他の実施例の断面図、第3図はテープの構成を示
す斜視図、第4図および第5図は防錆処理工程を示す斜
視図である。 1.2・・・鋼板(車体板材)、3・・・ED塗装膜(
下塗り塗装)、4・・・テープ、4a・・・基材(第1
層)、4b・・・粘着剤(第2層)、5・・・中塗り塗
装膜(塗膜)。 3−−−EDZall!L (下iり憶X)4−m−ケ
ープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下塗り塗装が施された車体板材の合せ目を覆う位
    置に、第1層をホットメルトフィルムあるいはウレタン
    フィルムとし第2層を未硬化の熱硬化性粘着樹脂とした
    テープが被設され、この被設されたテープの上面に車体
    塗装用の塗膜が他の部分と連続して塗布されて成ること
    を特徴とする車体板材の合せ目防錆構造。
  2. (2)下塗り塗装が施された車体板材の合せ目部位に第
    1層をホットメルトフィルムあるいはウレタンフィルム
    とし第2層を未硬化の熱硬化性粘着樹脂としたテープを
    貼付した後、車体塗装時に前記テープ上にも塗装を施し
    、塗膜を形成することを特徴とする車体板材の合せ目防
    錆方法。
JP2074265A 1990-03-23 1990-03-23 車体板材の合せ目防錆構造及び防錆方法 Expired - Lifetime JP2516269B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056526A (en) * 1994-11-30 2000-05-02 3M Innovative Properties Company Molding tool for sealant material
US7575653B2 (en) 1993-04-15 2009-08-18 3M Innovative Properties Company Melt-flowable materials and method of sealing surfaces

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7575653B2 (en) 1993-04-15 2009-08-18 3M Innovative Properties Company Melt-flowable materials and method of sealing surfaces
US6056526A (en) * 1994-11-30 2000-05-02 3M Innovative Properties Company Molding tool for sealant material

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