JP3004875U - シーリングリボン - Google Patents
シーリングリボンInfo
- Publication number
- JP3004875U JP3004875U JP1994007363U JP736394U JP3004875U JP 3004875 U JP3004875 U JP 3004875U JP 1994007363 U JP1994007363 U JP 1994007363U JP 736394 U JP736394 U JP 736394U JP 3004875 U JP3004875 U JP 3004875U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- flat surface
- flat
- surface portion
- metal plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のボデーの一方の金属板を折り曲げ
て、その折り曲げ部に他方の金属板を挟み込んで接合す
る合わせ目をシールするリボンを提供する。 【構成】 可撓性合成樹脂性のリボン10の表面を平坦
なフランジ部12と湾曲部14とに形成し、その裏面を
段差を有する第一の平面部16と第二の平面部18とに
構成する。
て、その折り曲げ部に他方の金属板を挟み込んで接合す
る合わせ目をシールするリボンを提供する。 【構成】 可撓性合成樹脂性のリボン10の表面を平坦
なフランジ部12と湾曲部14とに形成し、その裏面を
段差を有する第一の平面部16と第二の平面部18とに
構成する。
Description
【0001】
この考案はシーリングリボン、より詳細に述べると自動車のボデーの金属板と 金属板との接合部をシールするためのリボンに関する。
【0002】
自動車のボデーにおける金属板と金属板との接合部分、すなわちボデー・パネ ルの合わせ目およびドア、フードなどのヘミング部、つまり外板折り曲げ部の先 端には、必ずシーリング剤を塗布して、この合わせ目に、水や塵埃の浸入するこ とを防止する。
【0003】
ところが、自動車に加えられた衝撃などによって、ボデー・パネルの合わせ目 が変形したときには、その部分を修復して、元通りの外観にすることが求められ る。
【0004】 このような自動車のボデーの修理塗装の時には、作業員はシーリング剤が充填 してある金属製のチューブの先端のノズルを塗布しようとするボデーの合わせ目 に直接押しあてながら、チューブからシーリング剤を押し出して、合わせ目に沿 って移動することによって行う。
【0005】 しかしながら、チューブ内のシーリング剤を押し出しながら、チューブを移動 してゆくと、塗布されるシーリング剤の量が一定でなく、またその軌跡が乱れて 、平滑に仕上げることが困難であって、体裁が悪いものとなるという問題点があ る。 この考案は、この種の従来の問題点を考慮して、自動車のボデーの修理に あたって、パネルの合わせ目のシーリングを極めて簡便に行うことができるシー リングリボンを提供することを目的とするものである。
【0006】
この目的を達成するために、この考案のシーリングリボンは、可撓性の合成樹 脂製の細長い帯状のリボンの表面を平坦なフランジ縁部と湾曲部とから成るよう にし、その裏面をパネルの合わせ目に適合して、完全に耐密にすることができる 段状に構成して成るものである。
【0007】
この考案のシーリングリボンの好ましい実施例について図について説明する。 図1に示すように、シーリングリボン10は可撓性の合成樹脂、例えば、合成ゴ ム製のリボンで、その横断面の表面を平坦なフランジ縁部12と、湾曲部14と に形成し、その横断面のフランジ縁部側の裏面を下方に突出する第一の平面部1 6に形成し、湾曲部側の裏面を前記第一の平面部16よりもわずかに上方に位置 する第二の平面部18に形成し、前記第一の平面部16と第二の平面部18とを 両者に直角に交わる接続面部20によって連絡してある。
【0008】 この考案のシーリングリボン10の裏面の第一および第二の平面部16、18 には、予め接着剤を塗布し、さらにビニールテープを用いて、保護することが好 ましい。
【0009】
この考案のシーリングリボン10は、以上に述べたとおりに構成してあるので 、自動車のボデーのパネルが破損した場合に、これを元通りに修復する作業にお いて、板金作業が完了した後で、通常行うシーリング剤の塗布を行うことなく、 シーリングリボン10の所望の長さに切断して、図2に示すように、修理した外 側に折り曲げられた金属板Aと金属板Aの折り曲げ部に挿入された金属板Bとの 合わせ目に沿って、リボン10のフランジ縁部側の裏面、すなわち第一の平面部 16が金属板Aに第二の平面部18が金属板Bに接着するように貼り付ける。
【0010】 このようにすることにより、金属板Aと金属板Bとの合わせ目の段差に対して 、第一の平面部16と第二の平面部18とが的確に接着し、その部分を完全にシ ールすることができる。
【0011】 一方、シーリングリボン10の表面は、その平坦なフランジ縁部12が合わせ 目の外側に折り曲げられた金属板Aに湾曲部14が折り込まれた外板に沿って長 手方向に伸長して、新車のボデーの状態に復元することができる。
【0012】 したがって、その修理作業が簡単で、出来上がった後の体裁が、新車と全く変 わらないという効果がある。
【図1】この考案のシーリングリボンの一部を示す略斜
視図である。
視図である。
【図2】この考案のシーリングリボンを金属板と金属板
とを接合する合わせ目に取り付けた状態を説明する略断
面図である。
とを接合する合わせ目に取り付けた状態を説明する略断
面図である。
10 シーリングリボン 12 フランジ縁部 14 湾曲部 16 第一の平面部 18 第二の平面部 20 接続面部 A 金属板 B 金属板
Claims (1)
- 【請求項1】 可撓性合成樹脂製のリボンの横断面の表
面を平坦なフランジ縁部(12)と、湾曲部(14)と
に形成し、前記フランジ縁部(12)側の裏面を下方に
突出する第一の平面部(16)に形成し、前記湾曲部
(14)側の裏面を前記第一の平面部(16)よりも僅
かに上方に位置する第二の平面部(18)に形成し、前
記第一の平面部(16)と第二の平面部(18)とを相
互に直角に交わる接続面部(20)としたことから成る
シーリングリボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007363U JP3004875U (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | シーリングリボン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007363U JP3004875U (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | シーリングリボン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004875U true JP3004875U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=43140787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007363U Expired - Lifetime JP3004875U (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | シーリングリボン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004875U (ja) |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP1994007363U patent/JP3004875U/ja not_active Expired - Lifetime
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