JP3275028B2 - シーリングテープ及びシーリングテープを使用した自動車ボデー内側部分の補修方法 - Google Patents

シーリングテープ及びシーリングテープを使用した自動車ボデー内側部分の補修方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシーリングテープに
関し、特に自動車のボデー内側における金属面若しくは
金属板と金属板との接合部や接合段差部を被覆するため
のテープ及びこのテープを使用した補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のボデー内側における金属板と金
属板との接合部や接合段差部分であるボデー・パネルの
合わせ目、ドアやフードなどのヘミング部には、水や塵
芥の浸入を防止するために接合部や接合段差部分に沿っ
てシーリング剤を塗布することが行なわれている。すな
わち、例えば図5に示すように、端部に屈曲部Cが形成
された外側金属板Aの前記屈曲部Cに内側金属板Bを挿
入して接合する場合、図の表裏方向に延長される接合段
差部Dは、チューブ先端のノズルから押し出されたシー
リング剤Eにより表裏方向に帯状に被覆されている。こ
のシーリング剤Eを塗布する作業は、自動車製造工程に
おける産業ロボットにより行なわれるので、ノズルから
押し出されるシーリング剤の量やノズルの移動距離を高
精度に制御でき、塗布されたシーリング剤Eの断面形状
を図5に示した形状に一定に保つことができ、その後に
塗装作業が行なわれる。
【0003】ところで、自動車に加えられた衝撃などに
よって、ボデー・パネルの合わせ目が変形したときに
は、その部分を修復して、元通りの外観にすることが求
められる。
【0004】このような自動車のボデーの修理塗装の時
には、ボデー・パネルの合わせ目の形状を元通りに修復
した後、作業員はシーリング剤が充填してある例えば金
属製のチューブの先端のノズルを、塗布しようとするボ
デーの合わせ目に直接押しあてながら、チューブからシ
ーリング剤を押し出して、合わせ目に沿って移動するこ
とによってシーリング剤の塗布作業を行なう。すなわ
ち、前記した産業ロボットによる作業を人間の手によっ
て行なうことになる。
【0005】人手による作業によると、チューブ内のシ
ーリング剤を押し出しながら、チューブを移動するとい
う動作は、細心の注意をはらった場合においても、塗布
されるシーリング剤の量を一定にするのが困難であり、
また、その軌跡が乱れることにより塗布状態を平滑に仕
上げることができなかった。そのため、修理後のボデー
・パネルの合わせ目においては、新車の状態(図5の状
態)が維持できないという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の発明者
は、自動車のボデーの補修にあたって、パネルの合わせ
目のシーリングを極めて簡便に行うことができ、且つ仕
上り状態が良好なシーリングテープを提案するに至っ
た。このシーリングテープ10は、図2に示すように、
段差をもつ底面に対して厚みを有した長尺形状をなし、
反発性をもって原形を保持するようゴム基材を加硫させ
て構成したものであり、金属板の接合段差部に貼着する
ことにより使用される(実願平6−7363号参照)。
【0007】しかしながら、上記シーリングテープ10
を例えばドアの内側の金属板の接合段差部に使用するよ
うな場合、図4に示すように(図4は自動車の後部ドア
(内張りが外された状態)の一部分を示している)、シ
ーリングテープ自体をドア形状(コーナー部G)に沿っ
て略直角に折曲させて貼着する必要がある。このような
場合、コーナー部Gにおいてテープがたるんだり一部が
剥がれるという現象が生じ、仕上り状態が悪化するとい
う問題がある。また、仕上り状態を良好とするには、こ
の部分(コーナー部)だけ従来例で述べたシーリング剤
を手作業で塗布する必要があった。
【0008】これは、シーリングテープを作製する際
に、ゴム基材を加硫させて長尺形状の状態で反発性をも
って原形を保持するように形成したことに起因する。通
常、ゴム基材は加硫させて一定の形状を保持して使用さ
れるのが一般的であり、また、未加硫の状態では圧力が
加わった場合に変形しやすいため、長時間にわたって一
定の形状を保持することが重要であるシーリングテープ
には適していないからである。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、塗装処理中において加熱処理が存在することに着目
し、未加硫状態とすることにより折曲させる場合も変形
が自在であるシーリングテープ、及び、このシーリング
テープを使用し塗装処理中における加熱処理で加硫させ
る補修方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1のシーリングテープは、自動車ボデー・パネル
の合せ目が変形した際に、その部分を修理した後、前記
パネル内側部分の金属面若しくは金属板同士の接合部に
沿って貼着し、この部分における新車形状を復元するた
めの長尺状のシーリングテープであって、接合部に沿う
貼着に際して略直角での折曲が可能なように、ゴム基材
と加硫促進剤を含有し、未加硫状態で底面に対して厚み
を有し且つ上面に湾曲面を形成して成ることを特徴とし
ている。
【0011】請求項2は、請求項1のシーリングテープ
において、酸化防止剤を添加したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項3は、請求項1のシーリングテープ
において、底面に接着剤を塗布して成ることを特徴とし
ている。
【0013】請求項4は、請求項4のシーリングテープ
において、底面は段差をもった2つの面により形成され
たことを特徴としている。
【0014】請求項5の自動車ボデー内側部分の補修方
法は、ゴム基材と加硫促進剤を含有し、未加硫状態で底
面に対して厚みを有し且つ上面に湾曲面を形成して成る
長尺状のシーリングテープを使用し、自動車ボデー・パ
ネル内側部分の金属面若しくは金属板同士の接合部にお
ける段差部分に対して、前記接合部に沿って前記シーリ
ングテープを略直角での折曲箇所を含みながらその底面
を貼着し、この上から前記シーリングテープを含んだ金
属面若しくは金属板の補修塗装を行うことにより、前記
補修塗装中の加熱処理で前記シーリングテープを加硫さ
せてその形状を保持させ、この部分における新車形状を
復元することを特徴としている。
【0015】本発明のシーリングテープによれば、未加
硫状態で貼着可能であるので、自由に形状を変形でき、
所望の形状に折曲させた場合においても、この部分にた
るみが生じたり剥がれることがない。
【0016】また、酸化防止剤を添加することにより、
未加硫状態のシーリングテープについて経年変化を抑え
ることができる。
【0017】本発明のシーリングテープは未加硫状態で
あるので、その底面に接着剤を塗布することが可能とな
る。
【0018】また、段差をもった2つの面により形成さ
れた底面とすることにより、金属板の接合段差部に貼着
する場合に接合段差部とシーリングテープの底面との密
着状態を良好とし、この部分を確実にシールすることが
できる。
【0019】本発明の補修方法によれば、シーリングテ
ープを折曲させながらその底面を金属面側に貼着し、そ
の上から塗装処理を行うことにより、塗装処理中の加熱
処理により前記シーリングテープを加硫させることがで
きるので、この加熱処理による加硫により前記折曲形状
が原形となり、この形状について反発性をもって保持さ
せることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るシーリングテープの
実施の形態の一例について、図面を参照しながら説明す
る。図1はシーリングテープの斜視説明図である。シー
リングテープ10の全体は、ゴム基材に加硫促進剤,酸
化防止剤,顔料,増量剤を添加して構成されている。シ
ーリングテープ10の形状は、平坦な底面1とこの底面
1に対して厚みを有する湾曲面2とで断面形状を円弧状
とし、断面に対して直交する方向に十分に長尺形状とな
るよう形成されている。また、この形状は、未加硫状態
で維持されている。
【0021】加硫促進剤は、熱処理を施すことでゴム基
材を加硫させ、反発性をもって原形を保持させるための
ものであり、例えば酸化イオウ等が使用される。本発明
の特徴的な部分は、この加硫処理を塗装処理中の加熱処
理で行うことであり、金属面に貼着前のシーリングテー
プ自体は未加硫状態となっている。酸化防止剤は、未加
硫のシーリングテープの経年変化を抑えるために添加す
るものであり、例えば ポリブデンが使用される。
【0022】顔料は、シーリングテープを所望の色に着
色させるものであり、例えば酸化チタンが使用される。
増量剤は、ゴム基材を主とした混合物の体積を増加させ
るとともに、ゴム基材の強度を増加させるためのもので
あり、例えば炭酸カルシウムが使用される。
【0023】シーリングテープ10の底面1には接着剤
3が塗布され、更にこの接着剤3の表面にはシート4が
貼られ、貼着前の状態ではテープを巻回して収納してい
る。底面1に接着剤が塗布可能となったのはシーリング
テープ10を未加硫状態としたことによる。すなわち、
シーリングテープ10を加硫させた場合には、底面1が
平坦化し接着剤の付着性が悪いので、底面形状に切り取
った両面テープの一方面を底面に貼着する必要がある。
【0024】本発明では、未加硫状態で接着剤3を塗布
するので、底面1の凹凸に接着剤3が融け込むことで接
着剤の付着性を良好とし、直接底面1に接着剤3を塗布
することが可能となる。その結果、底面に両面テープを
貼るという煩雑な作業をなくすことができ製造コストを
安価とすることができる。
【0025】また、上述の例では底面1に接着剤3を塗
布したが、従来のように、底面形状に切り取った両面テ
ープの一方面を底面1に貼着し、他方面にシートを貼る
ようにした構成であってもよい。
【0026】上記シーリングテープは金属板同士の接合
部を被覆するために用いる。すなわち、互に金属板の側
面部同士が当接された接合部分において、一方面側の接
合部に沿って貼着することにより他方面側の接合部から
水や塵芥の浸入を防止してシール効果を得ることができ
る。
【0027】図2は本発明のシーリングテープの実施の
形態の他の例を示すものである。図2のシーリングテー
プは図1のシーリングテープと同一の材料により構成さ
れ、シーリングテープの底面が段差をもった2つの面に
より形成された点で図1のシーリングテープと異なるも
のである。図2においては、底面側の接着剤3及びシー
ト4は省略している。
【0028】すなわち、シーリングテープ10の底面側
には、シーリングテープ10の横断面に対して平面状と
なる第1の底面部11と、この底面部11より僅かに下
方に位置し横断面に対して平面状となる第2の底面部1
2とが形成され、第1の底面部と第2の底面部とは相互
に直角に交わる接続面部13により連絡されている。
【0029】また、第1の底面部11に対応するシーリ
ングテープ10の上面には、上方に突出する湾曲部14
が形成され、第2の底面部12に対応するシーリングテ
ープ10の上面には、前記湾曲部14に連続するフラン
ジ縁部15が形成され、湾曲部14とフランジ縁部15
との間には、長尺方向に沿った谷部16が形成されてい
る。
【0030】この形状のシーリングテープによれば、接
合部分が段差を有する場合にこれを被覆することができ
る。例えば、図3に示すように、端部に屈曲部Cが形成
された第1の金属板Aと、この金属板Aの屈曲部Cに一
端が挿入された第2の金属板Bとの接合段差部Dを被覆
する場合、金属板の合わせ目に沿って、シーリングテー
プ10の湾曲部14側の裏面である第1の底面部11が
金属板Aに、フランジ縁部15側の裏面である第2の底
面部12が金属板Bに接着するように貼り付ける。した
がって、金属板Aと金属板Bとの合わせ目の接合段差部
Dに対して、第1の底面部11と第2の底面部12とが
的確に接着し、その部分におけるシール効果を発揮する
ことができる。
【0031】次に、図2に示したシーリングテープ10
を使用した補修方法について説明する。自動車のボデー
のパネルが破損した場合に、これを元通りに修復する作
業において、板金作業が完了した後で、通常行なうシー
リング剤の塗布を行うことなく、シーリングテープ10
を所望の長さに切断して図3の金属板Aと金属板Bとの
接合段差部にその底面側を貼りつける。
【0032】すなわち、先ず、図4に示すような金属面
若しくは金属板同士の接合段差部(ドア内側面)に防錆
密着剤を塗布し、シートを剥がして接着剤が塗布された
面が露出されたシーリングテープ10の底面11及び底
面12を接合段差部の形状に沿って貼着する。この際、
接合部にコーナー部Gがあるような場合には、コーナー
部Gに沿ってシーリングテープ10を変形させて貼着す
る。この場合、シーリングテープ10は未加硫状態であ
るので容易に変形でき、また、新たに変形させない(力
が加わらない)限りこの形状が保持される。
【0033】次に、シーリングテープ10上からボディ
色の塗装処理を行う。この塗装処理は、塗装スプレーに
より塗装膜を形成し、続いて塗装膜を安定させるための
強制乾燥(熱反応処理)を行う。この強制乾燥(熱反応
処理)は、塗装ブース内において70℃、30分以上行
われるので、この処理(塗装処理中の加熱処理)により
シーリングテープ10を加硫させることができ、シーリ
ングテープ10に力が加わった場合においても前記変形
させた形状を原形として保持させることが可能となる。
【0034】上記構造のシーリングテープ10によれ
ば、未加硫状態で貼着可能であるので、自由に形状を変
形でき、所望の形状に折曲させた場合においても、この
部分にたるみが生じたり剥がれることがないので、接合
部の形状に沿ってシーリングテープを貼着することがで
き、仕上り状態を良好にすることができる。
【0035】また、シーリングテープ10を貼着した後
に、その上から塗装処理を行うことにより、塗装処理中
の加熱処理により前記シーリングテープを加硫させるこ
とができるので、この加熱処理による加硫により前記折
曲形状が原形となり、この形状について反発性をもって
保持させることができる。したがって、加硫化させるた
めの特別な工程を設けることなく通常の塗装工程でシー
リングテープの加硫化を図ることができる。
【0036】
【実施例】次に、本発明のシーリングテープの実施例に
ついて説明する。シーリングテープは、ゴム基材に加硫
促進剤としての酸化イオウ,酸化防止剤としてのポリブ
デン,顔料としての酸化チタン,増量剤としての炭酸カ
ルシウムを下記の表に示す配合で混合し、帯状に成形し
て構成した。
【0037】
【表1】 ゴム基材 40部 酸化イオウ(加硫促進剤) 10部 ポリブデン(酸化防止剤) 12部 酸化チタン(顔料) 10部 炭酸カルシウム(増量剤) 28部
【0038】上記実施例によるシーリングテープを使用
して金属同士の接合段差部に貼着する場合に、形状を自
由に変形して貼着部分に沿って所望の形状に折曲させた
場合においても、折曲部分にたるみが生じたり剥がれる
ことがなかった。また、この後、塗装処理を行った場
合、塗装処理中の加熱処理によりシーリングテープが加
硫し、変形形状を保持することが確認できた。
【0039】
【発明の効果】本発明のシーリングテープによれば、未
加硫状態で貼着可能であるので、自由に形状を変形で
き、所望の形状に折曲させた場合においても、この部分
にたるみが生じたり剥がれることがなく、修理作業が簡
単であるとともに、仕上り状態を良好とすることができ
る。
【0040】本発明の補修方法によれば、シーリングテ
ープを折曲させながらその底面を金属面側に貼着し、そ
の上から塗装処理を行うことにより、塗装処理中の加熱
処理により前記シーリングテープを加硫させることがで
きるので、この加熱処理による加硫により前記折曲形状
が原形となり、この形状について反発性をもって保持さ
せることができ、特別な工程を設けることなくシーリン
グテープの加硫化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシーリングテープの一
部を示す斜視説明図である。
【図2】シーリングテープの斜視説明図である。
【図3】シーリングテープを金属板の接合段差部に取り
付けた状態を示す断面説明図である。
【図4】シーリングテープをドアにおける金属板の接合
段差部に取り付けた状態を示す斜視説明図である。
【図5】金属板の接合段差部にシール剤を塗布した状態
を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 底面 2 湾曲面 3 接着剤 4 シート 10 シーリングテープ 11 第1の底面部 12 第2の底面部 13 接続面部 14 湾曲部 15 フランジ縁部 16 谷部 A 第1の金属板 B 第2の金属板 C 屈曲部 D 接合段差部 G コーナー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−44720(JP,A) 特開 平2−196877(JP,A) 特開 平2−212581(JP,A) 特開 平1−199890(JP,A) 特開 昭53−37760(JP,A) 登録実用新案3004875(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ボデー・パネルの合せ目が変形した
    際に、その部分を修理した後、前記パネル内側部分の金
    属面若しくは金属板同士の接合部に沿って貼着し、この
    部分における新車形状を復元するための長尺状のシーリ
    ングテープであって、 接合部に沿う貼着に際して略直角での折曲が可能なよう
    に、 _ゴム基材と加硫促進剤を含有し、未加硫状態で底面に
    対して厚みを有し且つ上面に湾曲面を形成して成ること
    を特徴とするシーリングテープ。
  2. 【請求項2】酸化防止剤を添加した請求項1に記載のシ
    ーリングテープ。
  3. 【請求項3】底面に接着剤を塗布して成る請求項1に記
    載のシーリングテープ。
  4. 【請求項4】底面は段差をもった2つの面により形成さ
    れた請求項1に記載のシーリングテープ。
  5. 【請求項5】ゴム基材と加硫促進剤を含有し、未加硫状
    態で底面に対して厚みを有し且つ上面に湾曲面を形成し
    て成る長尺状のシーリングテープを使用し、 自動車ボデー・パネル内側部分の金属面若しくは金属板
    同士の接合部における段差部分に対して、前記接合部に
    沿って前記シーリングテープを略直角での折曲箇所を含
    みながらその底面を貼着し、この上から前記シーリング
    テープを含んだ金属面若しくは金属板の補修塗装を行う
    ことにより、前記補修塗装中の加熱処理で 前記シーリン
    グテープを加硫させてその形状を保持させ、 この部分における新車形状を復元することを特徴とする
    シーリングテープを使用した自動車ボデー内側部分の
    修方法。
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