JP4665366B2 - ホース継手とホースの接続構造及び接続方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホース継手とホースの接続構造及び接続方法に関し、更に詳しくは、継手とホースの接着シール性を改善するようにしたホース継手とホースの接続構造及び接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両の空調装置に用いられるホース継手とこの継手に接続されるホースは、筒状の継手本体の外周接続面にシール材を介してホースを接続し、そのホース外周側からソケットでホース接続部を加締める構造になっている。継手本体とホースとの間の接着シール性を確保する上記シール材は、未加硫ゴムを主成分とし、ホース内を流れる高温高圧の冷媒により加熱されることで、ゴムが加硫して継手本体の外周接続面とホースとを接着させるようにしている。
【0003】
しかしながら、未加硫ゴムがある程度加硫されて接着性を有するまでには時間がかかるため、それまでの間に接続部分から冷媒漏れを起こす危険があるという問題があった。そこで、上述した未加硫ゴムを主成分とする熱硬化性接着剤からなるシール材に代えて、即効性接着剤からなるシール材を使用することが考えられるが、即効性接着剤はその成分上、熱に弱い性質を有するため、上記のような高温の冷媒が使用される場所で用いると、接着シール性が時間の経過と共に次第に損なわれるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、継手とホースを接続した初期段階から接着シール性を確保することが可能なホース継手とホースの接続構造及び接続方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のホース継手とホースの接続構造は、円筒状の継手本体の外周接続面と、円筒状のソケットの内周面との間でホースの端部を挟持するホース継手において、前記継手本体の外周接続面に、即効性接着剤からなる第1シール材と熱硬化性接着剤からなる第2シール材とを、該第1シール材がホース接続側に、該第2シール材が反ホース接続側にそれぞれ位置するようにして、それぞれ周方向に沿って帯状に塗布したことを特徴とする。
【0006】
また、本発明のホース継手とホースの接続方法は、円筒状の継手本体の外周接続面と、円筒状のソケットの内周面との間でホースの端部を挟持するホース継手を用いた接続方法において、あらかじめ前記継手本体の外周接続面に、熱硬化性接着剤からなる第2シール材を反ホース接続側の位置で周方向に沿って帯状に塗布し、次いで即効性接着剤からなる第1シール材をホース接続側の位置で周方向に沿って帯状に塗布することを特徴とする。
【0007】
このように即効性接着剤からなる第1シール材と熱硬化性接着剤からなる第2シール材とを継手長手方向に沿って区分配置してホースを接続するようにしたので、接続初期段階では即効性接着剤からなる第1シール材がホースと継手本体の外周接続面との間における接着シール性を発揮し、流体の漏洩を遮断する。
【0008】
熱の影響により第1シール材が経時劣化して接着シール性が低下する段階で、熱硬化性接着剤からなる第2シール材が次第に熱硬化して接着シール性を高め、第1シール材の接着シール性悪化を補う。
【0009】
更に時間が経過して第1シール材の接着シール性が失われた段階においては、完全に熱硬化した第2シール材により高い接着シール性が確保される。
【0010】
従って、継手とホースを接続した初期段階から接着シール性を確保することができる。
【0011】
また、即効性接着剤と熱硬化性接着剤を継手本体の外周接続面に沿って塗り分ければよいため、塗布工程が煩雑化することがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明のホース継手とホースの接続構造の一例を示す。この接続構造におけるホース継手1は、ゴム製のホースHを接続するための金属製の継手本体2と、継手本体2に接続されたホースHを保持するための金属製のソケット3を備えている。
【0014】
継手本体2は、円筒状に構成され、その内側が流体の通路になっている。継手本体2の一端側(ホース接続側)がホースHを接続する外周接続面2aになっている。外周接続面2aは、接続されたホースHを抜け難くするため、節状の凹凸面になっている。
【0015】
ソケット3は、円筒状に形成され、その他端部3aが継手本体2の径大部2bに加締固定されている。他端部3aに続くソケット本体3bが、外周接続面2aに対向して配置されている。ソケット本体3bの内周面には、接続されたホースHを把持するための把持爪部3cが突設してある。
【0016】
上述した継手本体2の外周接続面2aには、即効性接着剤からなる第1シール材4と熱硬化性接着剤からなる第2シール材5とが継手長手方向に沿って並設され、これら第1シール材4と第2シール材5上にホースHを接続した構造になっている。第1シール材4は外周接続面2aのホース接続側に配置され、第2シール材5は第1シール材4より反ホース接続側の外周接続面2aに配置されている。ホースHは、ソケット本体3bにより外周接続面2aに強固に加締固定されている。
【0017】
即効性接着剤としては、即効性を有する接着剤であればいずれの接着剤であってもよく、例えば、アクリル酸ジエステル系接着剤のような一液無溶剤性の即乾性の接着剤を好ましく用いることができる。熱硬化性接着剤としては、従来公知のものが使用でき、例えば、熱の吸収により次第に接着シール性を発揮する未加硫ゴムを主成分とする接着剤が好ましく使用できる。
【0018】
上記の構造となるようにホースHを継手1に接続するには、継手本体2の外周接続面2aに、第1シール材4を構成する即効性接着剤と第2シール材5を構成する熱硬化性接着剤とを、即効性接着剤がホース接続側に位置するようにして、継手長手方向に沿って並設するように塗布する。塗布する際には、スプレーやスポンジなどを用いて、径大部2bに隣接する反ホース接続側に先ず熱硬化性接着剤を塗り、次いでホース接続側に即効性接着剤を塗布する。
【0019】
塗布後、ホースHを即効性接着剤及び熱硬化性接着剤が塗布された外周接続面2aに接続する。そして、ソケット本体3bを加締める。これによりホースHが外周接続面2aに強固に加締固定される。
【0020】
本発明では、ホースHと継手本体2の外周接続面2aとの間に、即効性接着剤からなる第1シール材4と熱硬化性接着剤からなる第2シール材5とを並設したので、例えば、高温高圧冷媒が使用される空調装置などで用いた際には、図2に示すように、継手1とホースHを接続した初期段階では、即効性接着剤Aからなる第1シール材4の高い接着力によりホースHと継手本体2の外周接続面2aとの間の接着シール性を確保することができる。
【0021】
他方、熱の影響により第1シール材4の接着シール性が時間の経過と共に低下する段階では、熱硬化性接着剤Bからなる第2シール材5が次第に接着シール性を増し、第1シール材4の接着シール性低下を補う。そして、第1シール材4の接着シール性が損なわれた段階では、第2シール材5の高い接着力により接着シール性が確保される。従って、継手1とホースHを接続した初期段階から長期にわたって接着シール性の確保が可能になる。
【0022】
また、即効性接着剤と熱硬化性接着剤を継手本体2の外周接続面2aに沿って塗り分ければよいため、塗布工程が煩雑になることがない。
【0023】
本発明において、第1シール材4と第2シール材5は、上述したように即効性接着剤からなる第1シール材4をホース接続側に、熱硬化性接着剤からなる第2シール材5反ホース接続側に配置する理由は以下のとおりである。
【0024】
即ち、高温高圧流体使用時に、ホース接続側に熱硬化性接着剤からなる第2シール材5を配置していると、まだ接着しないシール材5と外周接続面2aとの間に高圧流体が浸入してシール材5を押し広げるようにして奥に進む。その状態でシール材5が乾燥硬化すると、そこに微小な隙間が生じる恐れがあり、反ホース接続側に配置した即効性接着剤からなる第1シール材4の接着シール性が損なわれた際に、その隙間から流体漏れを生じる危険がある。
【0025】
しかし、上記のように即効性接着剤からなる第1シール材4をホース接続側にすることで、接着シール性を発揮した第1シール材4により外周接続面2a間への流体の浸入が阻止され、第1シール材4の接着シール性が損なわれた時には第2シール材5が接着シール性を発揮しているので、流体漏れを生じる恐れがない。
【0026】
上記実施形態では、2種類のシール材4,5を用いた例を示したが、必要に応じて2種類以上のシール材を継手長手方向に沿って順次配置してもよく、少なくとも即効性接着剤からなる第1シール材4と熱硬化性接着剤からなる第2シール材5とを並設するものであればよい。
【0027】
本発明は、特に高温高圧の冷媒が使用される車両などの空調装置におけるホース継手接続構造として好ましく用いることができるが、それに限定されず、流体を搬送する際のホース継手接続構造として種々の用途に使用できる。
【0028】
【発明の効果】
上述したように本発明は、即効性接着剤からなる第1シール材と熱硬化性接着剤からなる第2シール材とを継手長手方向に沿って並設してホースを接続するので、継手とホースを接続した初期段階から接着シール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホース継手とホースの接続構造の一例を示す要部部分断面図である。
【図2】即効性接着剤からなる第1シール材と熱硬化性接着剤からなる第2シール材の接着力の推移を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 ホース継手
2 継手本体
2a 外周接続面
3 ソケット
4 第1シール材
5 第2シール材
H ホース
Claims (3)
- 円筒状の継手本体の外周接続面と、円筒状のソケットの内周面との間でホースの端部を挟持するホース継手とホースの接続構造において、
前記継手本体の外周接続面に、即効性接着剤からなる第1シール材と熱硬化性接着剤からなる第2シール材とを、該第1シール材がホース接続側に、該第2シール材が反ホース接続側にそれぞれ位置するようにして、それぞれ周方向に沿って帯状に塗布したことを特徴とするホース継手とホースの接続構造。 - 前記ホース継手とホースの接続構造が、高温高圧冷媒が使用される空調装置におけるホース継手とホースの接続構造である請求項1に記載のホース継手とホースの接続構造。
- 円筒状の継手本体の外周接続面と、円筒状のソケットの内周面との間でホースの端部を挟持するホース継手とホースの接続方法において、
あらかじめ前記継手本体の外周接続面に、熱硬化性接着剤からなる第2シール材を反ホース接続側の位置で周方向に沿って帯状に塗布し、
次いで即効性接着剤からなる第1シール材をホース接続側の位置で周方向に沿って帯状に塗布することを特徴とするホース継手とホースの接続方法。
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