JPH03269299A - 物体検査装置 - Google Patents

物体検査装置

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JPH03269299A
JPH03269299A JP2068674A JP6867490A JPH03269299A JP H03269299 A JPH03269299 A JP H03269299A JP 2068674 A JP2068674 A JP 2068674A JP 6867490 A JP6867490 A JP 6867490A JP H03269299 A JPH03269299 A JP H03269299A
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JP
Japan
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ray
inspected
electron beam
switching
bremsstrahlung
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JP2068674A
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Satoshi Iwata
敏 岩田
Moritoshi Ando
護俊 安藤
Shinji Suzuki
伸二 鈴木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 物体内部の検査、特に絶縁v板のバイアボールの充填状
態や実装はんだの内部状態をX線透過光により検査する
物体検査装置に関し、 X線照射のスイッチングを高速化して確実に物体内部を
検査することを目的どし、 電子ビームを電子レンズで集束し、被検査物に照射J−
るX線源と、定速で移動される被検査物を透過したX線
を可視光に変換する変換手段と、該変換手段からの可視
光を結像する結像手段と、該結像手段からの結像に対応
するX線透過量を積算する検出手段と、該検出手段で積
算されたX線透過量により前記被検査物の欠陥を判別す
る処理手段とを具備し、前記X線源は、前記集束された
電子ビームの制動放射によりX線を放射するX線制動放
射面と、拡散させる拡散面とを有し、該電子ビームを移
動させることによりX線照射のスイッチングを行う所定
形状のターゲット部を具備するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、物体内部の検査、特に絶縁基板のバイアホー
ルの充填状態や実装はんだの内部状態をX線透過光によ
り検査する物体検査装置に関する。
近年、電子部品の高密度化、高集積化が進むにつれ、外
観だけでは検査不可能な部分が多くなってきており、透
過型検査が行われている。この透過型検査は、X線を透
過し、その透過量によって判断するもので物体内部の欠
陥を高速に検査することが望まれている。このため、X
線透過光を高速にスイッチングする必要がある。
〔従来の技術] 従来、物体内部の検査はX線を透過し、その透過量によ
って物体の欠陥判定を行っている。
例えば、電子計算機の製造においては、従来のプラステ
ィックに代わり、セラミック基板が使用されるようにな
ってぎている。これは、従来のプラスチック系素材とは
全く異なる製造方法がとられる。例えば、多層基板の各
層を接続する電気導体孔(バイアホール)の構成におい
ては、プラスチック基板の場合、各層を積層した後、貝
通孔を間(プ、内部を銅メツキして、作成する。一方、
セラミック基板では、積層前に、各層毎に孔を開け、内
部に電気導体の粉を充填し、全層積層後、焼成して作成
する。従って、セラミック基板では、作成基板の信頼度
保証のために、このバイアホールの導体粉充填状態の検
査をX線透過により行っている。
一方、実装後の基板表面におけるはんだの外観検査は、
従来から光学的に行われてきたが、表面実装技術の進歩
と共に、はんだ付けをリード裏面でも行う両面実装がさ
れるようになり、はんだ検査をX線透過により行ってい
る。
〔発明が解決しようと1−る課題〕 しかし、検査対象の裏側にはんだ、部品等が存在すると
、X線による画像は重なることから、欠陥検査を行うこ
とができない。
この場合、TD I CCD (Time Delay
■ntegration Charge Couple
d Device )どマイクロフォーカスX線源を用
いた物体検査装置が考えられており(後述する)、X線
照射のスイッチングの高速化が必要となる。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされICもので、X
線照射のスイッチングを高速化して確実に物体内部を検
査する物体検査装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に本発明の原理説明図を示す。第1図(A)は本
発明の構成図、第1図(B)はX線源のターゲット部の
斜視図である。第1図(A)中、1はX線源であり、電
子ビームを電子レンズで集束し、被検査物2に照射する
。3は変換手段であり、定速で移動される被検査物を透
過したX線を可視光に変換する。4は結像手段であり、
変換手段3からの可視光を結像する。5は検出手段であ
り、結像手段4からの結像に対応するX線透過量を積算
する。そして、このXFA透過透過上り、図示しない処
理手段において被検査物の欠陥を判別する。
また、第1図(B)において、6は所定形状のターゲッ
ト部であり、X線源1内に具備され、集束された電子ビ
ームを制動放射により放射させてX線源1のウィンド7
より被検査物に放射させるX線制動放射面8aと、拡散
させる拡散面8bとを右し、該電子ビームを移動させる
ことによりX線照射のスイッチングを行う。
〔作用〕
第1図に示すように、X線源1のターゲット部6は、略
台形状の斜面をX線制動放射面8aとし、反射面8aと
隣接する上面を切欠いて拡散面8bとし、本体を接地し
ている。寸なわら、電子ビームAが入射するとX線制動
放射面8aで制動してウィンド7より被検査物2にX線
を照!)J′?lる。
方、移動した電子ビームBが入射すると拡散面8bでは
、ビームが拡散して微弱となり、垂直入射によるX線の
発生が少ない。これにより、被検査物2に対するX線照
射のスイッチングを行う。
このように、X線照射のスイッチングは電子ビームを移
動すればよいことから高速化することが可能となり、X
線透過量を積算する検出手段を右する物体検査装置によ
り確実に物体内部を検査することが可能となる。
〔実施例〕
第2図に本発明の一実施例の構成図を示す。第2図にお
いて、X線源1より、テーブル10に載置された被検査
物であるサンプル(例えばプリント基板)2にX線を照
射する。この場合、X線源1はX線管コントローラ11
により制御されてパルス状のX線を照射し、テーブル1
0はテーブルコントローラ12によって制御されて矢印
方向にX線のスイッチング周波数に同期して移動される
プリン1〜M板2を透過したX線は、変換手段である蛍
光板3により可視光に変換され、この可視光は結像手段
であるシリンドリカルレンズ4により検出手段である前
述のTDICCD5に結像される。その場合、王DIコ
ンl−ローラ13がTDICCD5の電荷を駆動しく第
4図参照)、その移動速度はテーブル10の移動速度と
同期して制御される。
このTOICCD5の画像データはバッファ14に一旦
保持され、必要部分をメモリ15に記憶する。このメモ
リ15のデータでCPU(中央演算処理装置)16によ
りサンプル2の欠陥を判別する。これらバッファ14.
メモリ15.CPU16により処理手段を構成する。そ
して、その結果を出力部17より出力する。なお、X線
管コントローラ11.テーブルコントローラ12及びT
DI−]コントローラ3はl10(入出力部)18を介
してCPU16によりタイミングが計られる。また、図
中、19.20はバスである。
ここで、上記X線源1及びTDICCD5による物体検
査の原理を第3図により説明する。第3図(A>はサン
プル2をプリント基板とし、両面実装のはんだの欠陥を
検査する場合を示しており、第3図(B)はTDICC
D5におりる検知画像を示したものである。第3図(A
)において、プリント基板2の両面実装のはんだ2八、
2Bを検査する場合、その移動によりX線源1からのX
線は0〜0点ではんだ2A(2B)に照射透過され、T
DICCD5には各点での画像を検知する。この場合の
画像のそれぞれが、例えば第3図(B)のように示され
、これらが加算された画像■が得られる。これは、X線
透視画像が木質的に吊子ノイズを含んでおり、加算され
たはんだ2Bの画像が、画像のホワイトノイズに埋もれ
てしまうことによるものである。
このときのTDICCD5の原理を第4図に示す。
図において、TDICCD5は、ラインCCD素子と二
次元CCD素子との中間動作をするものであり、204
8個のCCD素子を64列に配置されたものに等価であ
る。
その機能は、1列目のCCD素子が蓄積した電荷を次の
列のCCD素子の電荷に累積加算するものである。例え
ば、サンプル2をTDICCD5土で移動すると、最終
ライン(644列目では各ラインの電荷が蓄積されて、
同図の一点鎖線に示すような蓄積電荷分布曲線がえられ
る。これにより、1列のCCD素子に比較して64倍の
検出感度になるものである。
次に、第5図に、X線源1の構成図を示す。
図において、X線源1は電子銃21.アノード22、電
子レンズ23.偏向コイル24.アパチャ25及び第1
図(B)に示すようなターゲット部8等から成る。
偏向コイル24はX線管コントローラ11からの駆動電
流1により、電子ビームeを偏向(振動)するものであ
る(第1図(B)参照)。例えば、駆動電流T=ljレ
ベルで電子ビームeがターゲラ1〜部8の拡散面8bで
拡散してX線rOFFJ■、駆動電流l−11−IJレ
ベルでターゲット部8のX線制動放射面8aで制動放射
して×線rONJ■となる。これにより、X線源1から
パルス状のX線L1を高速スイッチングににり放射する
ことができる。
なお、パルス状のX線L1を放射する叩出は、シリンド
リカルレンズ4で収束された断面長方形状の結像光L4
の光量補正をするためである。この光量補正は、TDI
COD5の入力画素数にもよるが第4図のような204
8X 64画素の場合のデユーティが32:1のとき、
−ラインの電荷の蓄積時間を調整することにより行われ
る。すなわち、「H」レベルの期間を1732X1周期
とするように駆動電流IをX線制御回路21aを介して
制御する。これにより、2048x 64画素のTDI
COD5の一ラインの電荷の蓄積時間が調整され、TD
ICOD5の1画素(1:1)に修正される。
次に、第1図に戻り上述のような物体検査装置の動作を
、第6図を参考に説明する。
矢印方向に移動されるサンプル2にパルス状のX線1−
1を照射する。X線源1の照射タイミングは、TD I
 COD (2048X64画素、32:1)5の検知
領域、1画素(1:1)がサンプル2上の観測領域(3
2:1)と異なるため修正がされる。
その修正は、第5図のようにX線管コン1〜〇−ラ11
からの駆動電流■により、電子ビームeを偏向し、X線
源1からパルス状のX !!21−1を放射することに
より行われる。
これにより、第6図(A>において、サンプル2上)I
 1llll 領1 ニ対1. テ、TDICCD5f
7)1ラインの蓄積時間が1/32周期に制限され、こ
の期間のみ検出動作がrONJする。
次に、リーンプル2・からのX線透過光L2を蛍光L3
に変換する。そして、蛍光L3を結像光L4に変換する
。この際に、シリンドリカルレンズ4が、放射状の蛍光
L3を収束して断面長方形状の結像光L4にする。
1 次いで、結像光L4に基づいてサンプル2の画像データ
D1を取得する。この際に、TDICOD5の電荷は、
TDTコンI〜ローラ13によりサンプル2と逆の方向
に移動される。これにより、TDICOD5は移動する
サンプル2上の観測領域に対して、注目点の画像データ
D1を順次取得する(第4図参照)。そして、画像デー
タD1は一旦バツフフ?14に保持される。
その後、画像データD1を厚み画像データD2に信号処
理する。ここでは、第6図(B)に示1ようにメモリ1
5にサンプル2上の観測領域の注目点の画像データD1
が順次格納される。これにより、リーンプル2の観測領
域について1画面1枚の計n枚のフレイムメモリテーブ
ルが得られ、これをCPU16内の加算器16aにより
加算する。
この加算されたデータは、+1ンプル2上の観測領域の
注目点の厚み画像データD2である。
そして、CPU16内において、厚み画像データD2と
期待値データ等とを比較してサンプル2の内部欠陥判別
し、出力部17より出力するもの2 である。
このように、X線源1において、電子ビームeを高速に
移動させ、ターゲット部5に当る位置によってスイッチ
ングを制御し、高速にパルス状のX線を発生させている
。これにより、TDICOD5でサンプル2上の画像を
検出することにより、物体内部の検査を確実に行うもの
である。
〔発明の効果] 以上のJ:うに本発明によれば、X線源内のターゲット
部にX線制動放射面及び拡散面を形成し、これらの面に
電子ビームを移動させてスイッチングすることにより、
被検査物へのX線照射のスイッチングを高速化すること
ができ、TDICODを用いて物体内部の検査を確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例の構成図、 第3図は本発明の物体検査の原理を説明するための図、 第4図は本発明の実施例に係るTDICCDの原理を説
明するための図、 第5図は本発明の実施例に係るX線源の構成図、第6図
は本発明の実施例に係る物体検査装置の動作を説明する
ための図である。 図において、 1はX線源、 2は被検査物、 3は変換手段、 4は結像手段、 5は検出手段、 6はターゲット部、 5はウィンド、 8aはX線制動放射面、 8bは拡散面 を承す。 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子ビームを電子レンズ(23)で集束し、被検査物(
    2)に照射するX線源(1)と、 定速で移動される被検査物(2)を透過したX線を可視
    光に変換する変換手段(3)と、 該変換手段(3)からの可視光を結像する結像手段(4
    )と、 該結像手段(4)からの結像に対応するX線透過量を積
    算する検出手段(5)と、 該検出手段(5)で積算されたX線透過量により前記被
    検査物(2)の欠陥を判別する処理手段(14〜16)
    と、 を具備し、 前記X線源(1)は、前記集束された電子ビームの制動
    放射によりX線を放射するX線制動放射面(8a)と、
    拡散させる拡散面(8b)とを有し、該電子ビームを移
    動させることによりX線照射のスイッチングを行う所定
    形状のターゲット部(8)を具備することを特徴とする
    物体検査装置。
JP2068674A 1990-03-19 1990-03-19 物体検査装置 Pending JPH03269299A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004294436A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 General Electric Co <Ge> X線検査システム及びそれを作動させる方法
JP2005321282A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Hamamatsu Photonics Kk X線検査装置
JP2006177841A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 非破壊検査装置および方法

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