JPH03267140A - 色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤を内包したマイクロカプセル、及びそのマイクロカプセルの製造方法、並びにそのマイクロカプセルを配合した化粧料 - Google Patents

色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤を内包したマイクロカプセル、及びそのマイクロカプセルの製造方法、並びにそのマイクロカプセルを配合した化粧料

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JPH03267140A
JPH03267140A JP6388690A JP6388690A JPH03267140A JP H03267140 A JPH03267140 A JP H03267140A JP 6388690 A JP6388690 A JP 6388690A JP 6388690 A JP6388690 A JP 6388690A JP H03267140 A JPH03267140 A JP H03267140A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤を内包した
マイクロカプセル、及びそのマイクロカプセルの製造方
法、並びにそのマイクロカプセルを配合した化粧料に関
する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)一般に
、化粧料に配合される色素、特に有機色素の中には、耐
光性が悪く、化粧料へ配合すると化粧料が光の照射で変
色、退色し、品質の安定性が低下する問題が生じるもの
がある。
この問題点を解決する手段として、たとえば特開昭63
−43962号や特開昭63−43963号のように色
素の表面に微粒子酸化チタン等の粒子をコーティングす
る方法があるが、これにより得られる色素を配合した化
粧料では使用感が良好ではない。
さらには、特開昭62−263112号のように、シェ
ラツクを壁材とするマイクロカプセルに色素(顔料)を
内包することによって耐光性の改善を図らんとするもの
もあるが、この技術は単にマイクロカプセルに色素を内
包するだけであるため、化粧料に必要な耐光性を維持す
るには至らないものであった。
従って、耐光性の悪い有機色素の化粧料への配合は自粛
される傾向にあり、現実に耐光性の悪い色素を配合した
化粧料はほとんど開発されていない。
本発明は、このような問題点を解消するためになされた
もので、一般に耐光性の悪い色素、特に有機色素の耐光
性を向上させ、化粧料に配合することによって耐光性(
色調安定性)、安全性、付着性、展延性、使用感に優れ
る化粧料を提供することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、このような課題を解決するために鋭意研
究を行った結果、耐光性の悪い有機色素の退色の原因が
、紫外線照射による影響及び酸化であり、ある種の紫外
線吸収剤、酸化防止剤を配合することで変色、退色が抑
制されることが認められ、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、上託課題解決のために、色素、紫
外線吸収剤、酸化防止剤を内包したマイクロカプセル、
及びそのマイクロカプセルの製造方法、並びにそのマイ
クロカプセルを配合した化粧料としてなされたもので、
マイクロカプセルとしての特徴は、シリカを主成分とす
る平均粒径0.1〜30μmの球状微粒子中に、色素と
、紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤とを内包してなる
ことにある。
又、マイクロカプセルの製造方法としての特徴は、アル
カリ性水溶液に可溶で且つ中性若しくは酸性水溶液及び
有機溶媒に不溶な性質を有する色素を、アルカリ金属の
ケイ酸塩水溶液中に溶解し、アルカリ性水溶液に可溶で
且つ中性若しくは酸性水溶液及び有機溶媒に不溶な性質
を有する紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤を添加、溶
解し、その水溶液と、前記色素、紫外線吸収剤及び/又
は酸化防止剤及び水に対する溶解度が5%以下の有機溶
媒とを混合してW/O型乳濁液とし、次に前記アルカリ
金属のケイ酸塩1色素、紫外線吸収剤及び/又は酸化防
止剤との中和反応により水不溶性沈澱を生成しうる酸性
水溶液を前記乳濁液と混合し、その後、必要に応じて濾
過、水洗、乾燥することにより、前記色素、紫外線吸収
剤及び/又は酸化防止剤を、シリカを主成分とする平均
粒径が0.1〜30μmの球状微粒子中に内包甘しとて
製造することにある。
さらに、他のマイクロカプセルの製造方法としての特徴
は、疎水性の色素の表面に予め吸着性の水溶性高分子を
吸着させ、その水溶性高分子の吸着された色素を、アル
カリ金属のケイ酸塩水溶液に分散させ、次に、アルカリ
性水溶液に可溶で且つ中性若しくは酸性水溶液及び有機
溶媒に不溶な性質を有する紫外線吸収剤及び/又は酸化
防止剤を添加、溶解し、その水溶液と、前記色素、紫外
線吸収剤及び/又は酸化防止剤及び水に対する溶解度が
5%以下の有機溶媒とを混合してW/O型乳濁液とし、
次に前記アルカリ金属のケイ酸塩。
紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤との中和反応により
水不溶性沈澱を生成しうる酸性水溶液を前記乳濁液と混
合し、その後、必要に応じて濾過。
水洗、乾燥することにより、前屈色素、紫外線吸収剤及
び/又は酸化防止剤を、シリカを主成分とする平均粒径
が0.1〜30μmの球状微粒子中に内包せしめて製造
することにある。
さらに、化粧料としての特徴は、上記のようなマイクロ
カプセルを配合せしめたことにある。
尚、マイクロカプセルの調製において用いられる紫外線
吸収剤としては、その構造において、フェノール性のO
H基を有し、アルカリ性水溶液に可溶で且つ中性若しく
は酸性水溶液及び有機溶媒に不溶な性質を有する紫外線
吸収剤を用いるのが好ましい。たとえば、次の一般式 (式中m個のX及びn個のYは各々同−又は異なる炭素
数1〜24のアルキル基、アルコキシ基又はスルホン酸
基若しくはそのアルカリ金属塩を示し、且つm及びnは
0〜3の整数を示し、k+1は1〜4の整数を示す)で
表されるベンゾフェノン誘導体がある。
より具体的には、次のような誘導体が挙げられる。
(イ)2,2°−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン (ロ)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン (ハ)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−
5−スルホン酸 (ニ)2.2’−ジヒドロキシ−4,4゛−ジメトキシ
ベンゾフェノン (ホ)  2.2’、4.4°−テトラヒドロキシベン
ゾフェノン (へ)2.2“−ジヒドロキシ−4,4°−ジメトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム ())2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン(チ)2−
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホ
ン酸 ナトリウム また、次の一般式 (式中m個のX及びn個のYは各々同−又は異なる炭素
数1〜18のアルキル基、アルコキシ基、カルボキシル
基、又はハロゲンを示し、且っm及びnは0〜3の整数
を示し、k+1は1〜4の整数を示す)で表されるジベ
ンゾイルメタン誘導体を使用することも可能である。
より具体的には、次のような誘導体が挙げられる。
(イ)4.4’−ジヒドロキシジベンゾイルメタン(ロ
)4−ヒドロキシ−4°−メトキシジベンゾイルメタン (ハ)2,4°−ジヒドロキシジベンゾイルメタン(ニ
)2.4−ジヒドロキシ−4゛−メトキシジベンゾイル
メタン (ホ)2.4−ジヒドロキシジベンゾイルメタン(へ)
4−ヒドロキシジベンゾイルメタンまた、酸化防止剤は
紫外線吸収剤と同様にその構造においてフェノール性の
OH基を有し、アルカリ性水溶液に可溶で且つ中性若し
くは酸性水溶液及び有機溶媒に不溶な性質を有する酸化
防止剤を用いる。
たとえば、没食子酸n−プロピル、没食子酸イソアミル
、ノルジヒドログアヤレット酸、プロトカテキュ酸エチ
ル等が挙げられる。
さらに、本発明において、アルカリ金属のケイ酸塩とし
ては、たとえばJISI号ケイ酸ナトリウム、JIS2
号ケイ酸ナトリウム、JISa号ケイ酸ナトリウム、メ
タケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム(K2O・nS 
i02.n=2〜3.8 )等が例示される。
又、有機溶媒としては、n−ヘキサン、デカン。
オクタン、トルエン等、色素、紫外線吸収剤、酸化防止
剤及び水に対する溶解度が5%以下のものを用いる。
これら各溶媒は、勿論1種単独で、又は2種以上併用し
て使用することができる。
さらに、乳化剤としては、好ましくはHLB値が3.5
〜6.0の範囲内にある非イオン界面活性剤の使用がで
きる。代表的なものとして、たとえばソルビタンセスキ
オレエート、ソルビタンモノオレエート、ポリオキシエ
チレンソルビタントリオレエート等がある。
さらに、酸性水溶液としては、硫酸イオンやリン酸イオ
ン等、多価陰イオンを含有するものが好ましい。
さらに、吸着処理を行う水溶性高分子としては、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリウム
、アラビアゴム、ポリアクリルアミド、ゼラチン等が挙
げられるが、この中でもカルボキシメチルセルロースが
好ましい。
ただし、上記紫外線吸収剤、酸化防止剤、アルカリ金属
のケイ酸塩、有機溶媒、乳化剤、酸性水溶液、水溶性高
分子等の種類は上記のものに限定されない。
(作用) 第1図は本発明のマイクロカプセルの微粒子生成過程を
示す説明図である。
先ず、色素をアルカリ金属のケイ酸塩水溶液中に溶解し
、或いは水溶性高分子で処理した色素を分散させ、さら
に紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤を添加、溶解し、
その水溶液と有機溶媒とを混合すると、第1図(イ)に
示すように、色素と紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤
とアルカリ金属のケイ酸塩水溶液との混合液を分散相2
とし、有機溶媒を分散媒1とするW/O型乳濁液が調整
される。そして、この分散相2すなわち液滴中には、色
素3が分散している。
次に、この乳濁液を上記酸性水溶液と混合する。
このとき、内水相(色素、紫外線吸収剤及び/又は酸化
防止剤を含むアルカリ金属のケイ酸塩水溶液)と外水相
(酸性水溶液)の界面において次の化学反応が生じる。
(a)S 12052−+2H”−2S i02+H2
0R−〇−+H+→R−OH (ここでRは紫外線吸収剤や酸化防止剤の基本骨格を示
す) 尚、この(b)の反応において、Rがたとえば2.4−
ジヒドロキシベンゾフェノンの場合は、次のとおりとな
る。
(b) さらに、4.4”−ジヒドロキシジベンゾイルメタンで
は、次のとおりとなる。
本発明における界面の化学反応は、上記(a)。
(b)の2つの化学反応が同時に進行する共沈反応であ
る。
色素がアルカリ性水溶液に可溶で且つ中性若しくは酸性
水溶液に不溶の場合には、上記反応と同時に色素の析出
が起こる。
この界面沈澱反応は、先ず無機質壁材シリカの沈澱反応
が優勢であり、その次に紫外線吸収剤。
酸化防止剤の沈澱反応が優位をしめる。
従って、第2図に示すように、最外殻はシリカ4に富む
層となり、その内側は同図に示すように紫外線吸収剤及
び/又は酸化防止剤5に富んだ層実施例2 本実施例のマイクロカプセルは、シリカを主成分とする
球状微粒子中に上記[A9式の赤色213号のAlレー
キ、C83式の2.2’、 4.4“−テトラヒドロキ
シベンゾフェノンを各々11.4wt%下記[C1式の
没食子酸n−プロピルを0.3wt%内となり、最も中
心となる部分には色素3に富む層が生成される。
よって、シリカを主成分とする球状微粒子中に紫外線吸
収剤、酸化防止剤及び色素が内包されることになり、こ
れらによる接触性皮膚炎が危惧される場合も、このマイ
クロカプセル化法により抑制される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
〔マイクロカプセルの実施例〕
実施例1 本実施例のマイクロカプセルは、シリカを主成分とする
球状微粒子中に下記[A1式の赤色213号(ローダミ
ンB)のAlレーキ、 〔83式の2゜2°、4,4“
−テトラヒドロキシベンゾフェノンを各々11.ht%
内包して構成されたもので、その平均粒子径は2.0μ
mである。
包して構成されたもので、その平均粒子径は2.5μm
である。
実施例3 本実施例のマイクロカプセルは、シリカを主成分とする
球状微粒子中に下記[D]式の赤色231号(フロキシ
ンBK)のAlレーキ8wt%、[E)式の赤色202
号(リソールルビンBCA)1wt%、〔F〕式の黄色
205号(ベンチジンエロー〇)  1−t%、上記[
81式の2.2’、4.4’−テトラヒドロキシベンゾ
フェノン5wt%、下記〔03式の2.4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン5wt%、下記〔H〕式のノルジヒド
ログアヤレッ)酸1wt%を混合内包して構成されたも
ので、その平均粒子径は2.3μmである。
Br Br 実施例4 本実施例のマイクロカプセルは、シリカを主成分とする
球状微粒子中に下記〔13式の赤色223号(テトラブ
ロモフルオレセイン)、上記[81式の2.2°、4.
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンを各々11.1
wt%、上記[H)式のノルジヒドログアヤレット酸2
.8wt%を内包して構成されたもので、その平均粒子
径は2.3μmである。
号、上記〔03式の2.4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ンを各々13.3wt%、下記〔33式の没食子酸イソ
アミルを1.98wt%を内包して構成されたもので、
その平均粒子径は2.0μmである。
実施例5 本実施例のマイクロカプセルは、シリカを主成分とする
球状微粒子中に上記〔F〕式の黄色205実施例6 本実施例のマイクロカプセルは、シリカを主成分とする
球状微粒子中に上記[A1式の赤色213号のAル−ヰ
、2.2’、4.4’−ジヒドロキシベンゾフェノンを
各々11.1wt%、上記〔H〕式のノルジヒドログア
ヤレット酸2.8wt%を内包して構成されたもので、
その平均粒子径は2.6μmである。
実施例7 本実施例は、上記実施例1のマイクロカプセルの製造方
法の実施例である。
赤色213号のAlレーキ8g、2.2°、4.4’−
テトラヒドロキシベンゾフェノン8gを、1.5Mの1
号ケイ酸ナトリウム水溶液300mj!に溶解させ、そ
の水溶液をP、 O,E (20)ソルビタントリオレ
エート、ソルビタンセスキオレエートの混合物(混合比
1:4)の5%トルエン溶液400艷に注ぎ、ホモミキ
サーで3分間乳化し、WZO型乳濁液を調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、1.2M硫酸アンモニウ
ム、0.88M IJン酸二水素ナトリウム、0.72
Mリン酸の混合水溶液1500mlに注ぎ、1時間攪拌
し、1晩静置する。
その後、遠心分離により固液分離した後、濾過。
水洗し、真空ポンプを用いて乾燥する。これにより、シ
リカを主成分とする球状微粒子中に、赤色213号のA
ル−キ、2,2°、4,4°−テトラヒドロキシベンゾ
フェノンをそれぞれ11.ht%内包した平均粒子径2
.0μmのマイクロカプセル70.0gを得た。
実施例8 本実施例は、上記実施例2のマイクロカプセルの製造方
法の実施例である。
赤色213号のAlレーキ8g、 2.2’、4.4”
−テトラヒドロキシベンゾフェノン8g1没食子酸n−
プロピル1.88gを、1,5Mの1号ケイ酸ナトリウ
ム水溶液300mj!に溶解させ、その水溶液をp、0
.E (20)ソルビタントリオレエート、ソルビタン
セスキオレエートの混合物(混合比1:4)の5%n−
ヘキサン溶液400mj!に注ぎ、ホモミキサーで3分
間乳化し、W/○型乳濁液を調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、1.2M硫酸アンモニウ
ム、0.88Mリン酸二水素ナトリウム、0.72M’
Jン酸の混合水溶液1500−に注ぎ、1時間攪拌し、
1晩静置する。
その後、遠心分離により固液分離した後、濾過。
水洗し、真空ポンプを用いて乾燥する。これにより、シ
リカを主成分とする球状微粒子中に、赤色213号のA
ル−キ、2,2”、4,4”−テトラヒドロキシベンゾ
フェノンをそれぞれ11.ht%内包し、没食子酸n−
プロピルを0.3wt%内包した平均粒子径2.5μm
のマイクロカプセル70.2gを得た。
実施例9 本実施例は、上記実施例3のマイクロカプセルの製造方
法の実施例である。
赤色231号のAlレーキ4.4g、赤色202号0.
55g1黄色205号0.55gをメタノール2.75
−で湿潤させ、3.5%カルボキシメチルセルロース(
CMCダイセル11/O)水溶液150rnlを加えて
攪拌し、これに2.2’、4.4°−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン2.75g、2.4−ジヒドロキシベン
ゾフェノン2.75 g 、ノルジヒドログアヤレット
酸0.893g、2.4Mの1号ケイ酸ナトリウム水溶
液150−を加えて1晩攪拌する。
次に、その懸濁液を、P、 O,E (20)ソルビタ
ントリオレエート、ソルビタンセスキオレエートの混合
物(混合比1:4)の3%n−ヘキサン溶液400gに
注ぎ、3分間ホモミキサーで乳化し、W/O型乳濁液を
調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、1.2M硫酸アンモニウ
ム、1.6M!Jン酸二水素ナトリウムの混合水溶液1
500mj2に注ぎ、1時間攪拌し、1晩静置する。
その後、上記実施例7.8と同様の後処理を行うことに
よって、シリカを主成分とする球状微粒子中に、赤色2
31号のAlレーキ8wt%、赤色202号1wt%、
黄色205号1智t%、2,2°、4,4°−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン5wt%、2.4ジヒドロキシ
ベンゾフ工ノン5wt%、ノルジヒドログアヤレット酸
1wt%を混合内包した平均粒子径2.3μmのマイク
ロカプセル54.75gを得た。
実施例/O 本実施例は、上記実施例4のマイクロカプセルの製造方
法の実施例である。
赤色223号8g、2,2°、4.4’−テトラヒドロ
キシベンゾフェノン8g、ノルジヒドログアヤレット酸
2.3gを1.5Mの3号ケイ酸ナトリウム水溶液30
0−に溶解させ、その溶解液を、P、 O,E(20)
ソルビタントリオレエート、ソルビタンセスキオレエー
トの混合物(混合比1:2.5)の5%n−ヘキサン溶
液400艷に注ぎ、2分間ホモミキサーで乳化し、W/
○型乳濁液を調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、1.2M硫酸アンモニウ
ム、0.88Mリン酸二水素ナトリウム、0.72Mリ
ン酸の混合水溶液1500−に注ぎ、1時間攪拌し、1
晩静置する。
その後、上記実施例7〜9と同様の後処理を行うことに
よって、シリカを主成分とする球状微粒子中に、赤色2
23号、2.2’、4.4’−テトラヒドロキシベンゾ
フェノンをそれぞれ11.1wt%、ノルジヒドログア
ヤレット酸2.ht%を内包した平均粒子径2.3μm
のマイクロカプセル72.0gを得た。
実施例11 本実施例は、上記実施例5のマイクロカプセルの製造方
法の実施例である。
黄色205号1.34gをメタノール0.67rn1.
で湿潤さf、3.5%カルボキシメチルセルロース(C
MCダイセル11/O)水溶液30mj2を加えて攪拌
し、これに2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン1.3
4g。
没食子酸n−イソアミル1.88g、2.0Mの1号ケ
イ酸す) IJウム水溶液30−を加えて1晩攪拌する
次に、その懸濁液を、P、0.E (20)ソルビタン
トリオレエート、ソルビタンセスキオレエートの混合物
(混合比1:2.5)の6%n−ヘキサン溶液80−に
注ぎ、ホモミキサーで30秒間乳化し、W/O型乳濁液
を調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、1.2M硫酸アンモニウ
ム、0.88Mリン酸二水素ナトリウム、0.72Mリ
ン酸の混合水溶液300mAに注ぎ、1時間攪拌し、1
晩静置する。
その後、上記実施例7〜/Oと同様の後処理を行うこと
によって、シリカを主成分とする球状微粒子中に、黄色
205号、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンをそれ
ぞれ13.3wt%、没食子酸n−イソアミル1.9h
t%を内包した平均粒子径2.0μmのマイクロカプセ
ル/O.08gを得た。
実施例12 本実施例は、上記実施例6のマイクロカプセルの製造方
法の実施例である。
赤色213号のAlレーキ8g、2.2’、4.4”テ
トラヒドロキシベンゾフェノン8g1ノルジヒドログア
ヤレツト酸2.8gを1号ケイ酸ナトリウム水溶液30
0m7!に溶解させ、その溶解液を、P。
0、E(20)ソルビタントリオレエート、ソルビタン
セスキオレエートの混合物(混合比1:4)の2%n−
ヘキサン溶液400 m17に注ぎ、ホモミキサーで3
分間乳化し、W/O型乳濁液を調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、2.4M硫酸アンモニウ
ム、1.76M!Jン酸二水素ナトリウム、1.44M
IJン酸の混合水溶液1500−に注ぎ、1時間攪拌し
、1晩静置する。
その後、上記実施例7〜11と同様の後処理を行うこと
によって、シリカを主成分とする球状微粒子中に、赤色
213号のAル−キ、2.2’、4.4”−テトラヒド
ロキシベンゾフェノンをそれぞれ11.1wt%、ノル
ジヒドログアヤレット酸2.8wt%を内包した平均粒
子径2.6μmのマイクロカプセル72.0gを得た。
尚、本発明のマイクロカプセルの粒子径は上記各実施例
に限定されるものではなく、要は、そのマイクロカプセ
ルの外壁を構成する球状微粒子の平均粒子径が0.1〜
30μmに形成されていればよい。
比較例1 黄色205号1.1gをメタノール0.67mI!で湿
潤させ、3.5%カルボキシメチルセルロース<CMC
ダイセル11/O)水溶液30−を加えて攪拌し、これ
に2.0Mの1号ケイ酸ナトリウム水溶液30rIIf
!を加えて1晩攪拌する。
次に、その懸濁液を、P、 O,E (20>ソルビタ
ントリオレエート、ソルビタンセスキオレエートの混合
物(混合比1:2.5)の6%n−ヘキサン溶液80m
j2に注ぎ、ホモミキサーで30秒間乳化し、W/O型
乳濁液を調製する。
次に、そのW/O型乳濁液を、1.2M硫酸アンモニウ
ム、0.88Mリン酸二水素ナトリウム、0.72Mリ
ン酸の混合水溶液300−に注ぎ、1時間攪拌し、1晩
静置する。
その後、上記各実施例と同様の後処理を行うことによっ
て、シリカを主成分とする球状微粒子中に、黄色205
号を13.3wt%内包した平均粒子径1.8μmのマ
イクロカプセル8.19gを得た。
参考例 この参考例は、上記各実施例及び比較例1のマイクロカ
プセルにつき、耐光性を測定、比較したものである。
各試料に水銀ランプ(光源400W、光源からの距離3
0cm、温度45℃;三菱退色試験機)を照射し、経時
の退色(色差)を測定し、色差から耐光性を評価した。
第3図は、未処理赤色213号のAル−キと実施例1.
2で得られたマイクロカプセル乾燥状態で水銀ランプを
照射した際の色調変化を示す。
未処理色素に比べ、紫外線吸収剤及び酸化防止剤を同時
に内包したマイクロカプセルの方が退色が抑制され、耐
光性が向上していることが認められた。
第4図は比較例1、未処理黄色205号と無機質中空球
状粒子(第4図においてはMBと略す)をマイクロカプ
セルの内包率と同じ割合で混合したものと、実施例5で
得られたマイクロカプセルの乾燥状態で水銀ランプを照
射した際の色調変化を示す。
実施例5で得られたマイクロカプセルの方が耐光性が優
れていることが認められた。
〔化粧料の実施例〕
次に、本発明の化粧料の実施例について説明する。
本発明の化粧料は、上記のようなマイクロカプセルを常
法により公知の化粧料基剤に配合して得られるもので1
、マニキュア、口紅、アイシャドウ等、耐光性の要求さ
れる種々の化粧料に適用される。
実施例13 本実施例は、本発明のマイクロカプセルを配合した化粧
料の一例としてのマニキュアについての実施例である。
すなわち、本実施例の化粧料の組成は次のとおりである
成分             重量%■ 実施例1の
マイクロカプセル   0.15■ アセチルクエン酸
トリエチル   2.675■ アクリル樹脂液   
      20.4■ 精製ショウノウ      
    3.00■ 酢酸エチル          
 6.875■ 酢酸ブチル           2
0.0■ トルエン            15.0
■ ニトロセルロース(1/2)      13.8
■ 酸化チタン           2.1■ ベン
トナイトゲルT G F      16.0本実施例
の化粧料は、上記実施例1で得られたマイクロカプセル
を可塑剤(アセチルクエン酸トリエチル)に均一に分散
させた後、上記の処方で調製されて製造されるものであ
る。
実施例14 本実施例は、上記実施例13と同様にマニキュアについ
ての実施例である。
本実施例の化粧料の組成は次のとおりである。
成分              重量%■ 実施例2
のマイクロカプセル   0.15■ アセチルクエン
酸トリエチル   2.675■ アクリル樹脂液  
       20.4■ 精製ショウノウ     
     3.00■ 酢酸エチル         
  6.875■ 酢酸ブチル           
20.0■ トルエン            15.
0■ ニトロセルロース(1/2)      13.
8■ 酸化チタン           2.1■ ベ
ントナイトゲルT G F      16.0本実施
例の化粧料は、上記実施例2で得られたマイクロカプセ
ルを上記実施例13と同様にして製造されるものである
上i己実施例13及び実施例14のマニキュアと、次の
比較例2の処方からなるマニキュアとに、蛍光灯(70
001UX)を照射した際の経時の色調変化(色差)を
測定した結果を第5図に示す。
この結果、紫外線吸収剤や酸化防止剤を色素とともに内
包したマイクロカプセルを配合することによって、マニ
キュアの耐光性が向上することが認められた。
比較例2 比較例2の化粧料の組成は次のとおりである。
成分              重量%■ 未処理赤
色213号のAlレーキ  0.015■ アセチルク
エン酸トリエチル   2.485■ アクリル樹脂液
         20.4■ 精製ショウノウ   
       3.00■ 酢酸エチル       
    6.875■ 酢酸ブチル         
  20.325■ トルエン           
 15.0■ ニトロセルロース(1/2)     
 13.8■ 酸化チタン           2,
1■ ベントナイトゲルT G F      16.
0実施例15 本実施例は、本発明のマイクロカプセルを配合した化粧
料の一例としての口紅についての実施例である。
本実施例の化粧料の組成は次のとおりである。
成分             重量%■ 実施例30
マイクロカプセル   20.0■ キャンデリラロウ
         1.6■ カルナウバロウ    
      1.6■ セレシン          
  12.7■ レジナー             
5.6■ オクチルドデカノール      8.0■
 ジイソステアリルマレート    25.8■ トリ
ー2−エチルヘキサン酸 グリセリン         19.1■ ジオクタン
酸ネオペンチル グリコール            5.6■ 防腐剤
、酸化防止剤       微量0 香料      
        適量本実施例の化粧料を製造するには
、先ず、上記■のマイクロカプセルを■〜■の混合液に
加えて3本ローラーで均一に分散させたものを、他成分
とともに加熱融解させ、さらにホモミキサーで均一に分
散させる。
その後、型に流し込んで急冷し、スティック状になった
ものを容器に差し込み、フレーミングすることによって
製造される。
本実施例の化粧料は、唇に薄く均一に付着し、展延性も
良好で、しかも使用感、化粧持続性に優れている。
実施例16 本実施例は、本発明のマイクロカプセルを配合した化粧
料の一例としての頬紅についての実施例である。
本実施例の化粧料の組成は次のとおりである。
成分             重量%■ 実施例4の
マイクロカプセル   8.0■ タルク      
       残量■ セリサイト         
    25.0■ カオリン           
 8・0■ 酸化チタン           6.0
■ ステアリン酸マグネシウム     4.0■ 流
動パラフィン         2.5■ ミリスチン
酸オクチルドデシル  3.50 防腐剤、酸化防止剤
       微量■ 香料            
  適量本実施例の化粧料を製造する場合には、上記■
〜■をヘンシェルミキサーでよくかきまぜながらこれに
その他の成分を混合したものを均一に加え、粉砕機で処
理し、圧縮成形することによって製造される。
本実施例の化粧料は、付着性、展延性に優れ、肌に薄く
均一に付着することが可能であった。
又、ソフトな使用感が得られるとともに、化粧持続性も
良好であった。
実施例17 本実施例は、本発明のマイクロカプセルを配合した化粧
料の一例としてのアイシャドウについての実施例である
本実施例の化粧料の組成は次のとおりである。
成分             重量%■ 実施例2の
マイクロカプセル   11.0■ 実施例5のマイク
ロカプセル   4.0■ タルク         
    残量■ セリサイト            
 20.0■ マイカ             lO
00■ 雲母チタン           5.0■ 
酸化チタン           3.0■ 黒酸化鉄
            0.1■ ベンガラ    
          1.0■ ステアリン酸マグネシ
ウム     1.00 ミリスチン酸オクチルドデシ
ル   1.50 流動パラフィン         
5.50 防腐剤、酸化防止剤       微量■ 
香料              適量本実施例の化粧
料を製造する場合には、上記■〜■をヘンシェルミキサ
ーでよくかきまぜながらこれにその他の成分を混合した
ものを均一に加え、粉砕機で処理し、圧縮成形すること
によって製造される。
本実施例の化粧料は、瞼に薄く均一に付着し、展延性が
あり、しかも使用感が優れている。また化粧持続性も良
好であった。
(発明の効果) (イ)叙上のように、本発明は、耐光性の悪い色素を紫
外線吸収剤及び/又は酸化防止剤とともにマイクロカプ
セル内に封入したものであるたt、紫外線吸収剤に紫外
線が吸収されることによって色素自体が紫外線の影響を
受けることがなく、また酸化防止剤の存在によって色素
の酸化が防止され、従って、色素の変色や退色が防止さ
れることとなるのである。
この結果、従来においては耐光性に問題があった色素、
特に有機色素の耐光性を著しく向上することができると
いう効果を得た。
(ロ)また、マイクロカプセルに封入されることにより
、紫外線吸収剤や酸化防止剤が直接皮膚に接触すること
がなく、従って、その安全性も維持される。
(ハ)さらに、マイクロカプセルが真球状の粉体である
ため、これを配合した化粧料の展延性は極めて良好とな
る。
(ニ)上記(イ)〜(ハ)によって、耐光性の他、安全
性、展延性、使用感、付着性が優れた化粧料を提供でき
るという実益がある。
(ホ)さらに、本発明の製造方法においては、色素を紫
外線吸収剤や酸化防止剤とともにアルカリ金属のケイ酸
塩水溶液中に溶解し、その水溶液と有機溶媒とを混合し
てW/O型乳濁液とし、次に前記アルカリ金属のケイ酸
塩、色素等と水不溶性沈澱を生成しうる酸性水溶液を前
記乳濁液と混合してマイクロカプセルを製造する方法で
あるため、前記色素は、紫外線吸収剤や酸化防止剤とと
もにシリカを主成分とする球状微粒子中に内包されてマ
イクロカプセルが製造できることとなる。
特に、界面における次の共沈反応 (a)  S ’t 20%”−+2 H”−+2 S
 iO2+H20(b)  R−0−+H+→R−OH (ここでRは紫外線吸収剤、酸化防止剤の骨格を示す)
において、上記(a)の反応が(b)の反応より速く進
行するため、色素が紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤
とともに球状微粒子中に確実に内包され、従ってマイク
ロカプセルの製造が確実に行えるという効果がある。
(へ)さらに、色素の表面に、予め吸着性の水溶性高分
子を吸着させた場合には、上記のようにW/O型乳濁液
とされた状態において、乳濁液の分散相である水溶液中
の色素は、疎水性の有機系のものであっても、その表面
に吸着された水溶性高分子によって親水化されて水溶液
相から有機溶媒相側への移動が阻止され、上記色素は乳
濁液の分散相である水溶液の液滴中に保持されることと
なる。従って、その後に水不溶性沈澱が生じて微小球壁
材が形成された場合において、上記有機物質の粉体がそ
のまま微小球壁材内に封入されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はマイクロカプセルの製造過程を示す
説明図で、第1図(イ)は乳濁液調製時の説明図、(ロ
)は(イ)の拡大説明図、第2図は壁材形成時の拡大説
明図。 第3図乃至第5図は、耐光性の測定結果のグラフを示す
。 第1図 (イ) (ロ) 第 図 ム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリカを主成分とする平均粒径0.1〜30μmの
    球状微粒子中に、色素と、紫外線吸収剤及び/又は酸化
    防止剤とを内包してなることを特徴とするマイクロカプ
    セル。 2、アルカリ性水溶液に可溶で且つ中性若しくは酸性水
    溶液及び有機溶媒に不溶な性質を有する色素を、アルカ
    リ金属のケイ酸塩水溶液中に溶解し、アルカリ性水溶液
    に可溶で且つ中性若しくは酸性水溶液及び有機溶媒に不
    溶な性質を有する紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤を
    添加、溶解し、その水溶液と、前記色素、紫外線吸収剤
    及び/又は酸化防止剤、水に対する溶解度が5%以下の
    有機溶媒とを混合してW/O型乳濁液とし、次に前記ア
    ルカリ金属のケイ酸塩、色素、紫外線吸収剤及び/又は
    酸化防止剤との中和反応により水不溶性沈澱を生成しう
    る酸性水溶液を、前記乳濁液と混合し、その後、必要に
    応じて濾過、水洗、乾燥することにより、前記色素、紫
    外線吸収剤及び/又は酸化防止剤を、シリカを主成分と
    する平均粒径が0.1〜30μmの球状微粒子中に内包
    せしめて製造することを特徴とする色素、紫外線吸収剤
    、酸化防止剤を内包したマイクロカプセルの製造方法。 3、疎水性の色素の表面に予め吸着性の水溶性高分子を
    吸着させ、その水溶性高分子の吸着された色素を、アル
    カリ金属のケイ酸塩水溶液に分散させ、次に、アルカリ
    性水溶液に可溶で且つ中性若しくは酸性水溶液及び有機
    溶媒に不溶な性質を有する紫外線吸収剤及び/又は酸化
    防止剤を添加、溶解し、その水溶液と、前記色素、紫外
    線吸収剤及び/又は酸化防止剤、水に対する溶解度が5
    %以下の有機溶媒とを混合してW/O型乳濁液とし、次
    に前記アルカリ金属のケイ酸塩、紫外線吸収剤及び/又
    は酸化防止剤との中和反応により水不溶性沈澱を生成し
    うる酸性水溶液を、前記乳濁液と混合し、その後、必要
    に応じて濾過、水洗、乾燥することにより、前記色素、
    紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤を、シリカを主成分
    とする平均粒径が0.1〜30μmの球状微粒子中に内
    包せしめて製造することを特徴とする色素、紫外線吸収
    剤、酸化防止剤を内包したマイクロカプセルの製造方法
    。 4、シリカを主成分とする平均粒径0.1〜30μmの
    球状微粒子中に、色素と、紫外線吸収剤及び/又は酸化
    防止剤とを内包してなるマイクロカプセルを配合してな
    ることを特徴とする化粧料。
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