JPH0326547B2 - - Google Patents

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JPH0326547B2
JPH0326547B2 JP58119581A JP11958183A JPH0326547B2 JP H0326547 B2 JPH0326547 B2 JP H0326547B2 JP 58119581 A JP58119581 A JP 58119581A JP 11958183 A JP11958183 A JP 11958183A JP H0326547 B2 JPH0326547 B2 JP H0326547B2
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capacitor
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dielectric thin
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Takashi Morie
Kazushige Minegishi
Ban Nakajima
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Publication of JPH0326547B2 publication Critical patent/JPH0326547B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate

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  • Element Separation (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、微細・高密度な半導体集積記憶装置
およびこの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の半導体集積記憶装置において、最も高密
度化が進んでいる1トランジスタ形MOSダイナ
ミツクランダムアクセスメモリ(以下1Tr形
dRAMと略記する)では、基本となるメモリセ
ルは1個のトランジスタと1個のキヤパシタとか
らなつており、隣接する所定の2個のメモリセル
を1組として、その周辺は厚いシリコン酸化膜に
より電気的に分離している。その一例を第1図
(平面図)および第2図(−断面図に示す。
なお、第1図の平面図は各層の平面的な配置を示
すのみで、上下関係については特に区別して示し
ていない。また、以下ではnチヤネル形MOS
dRAMについて説明するが、pチヤネル形につ
いても、シリコン基板、拡散層およびチヤネルス
トツパの導電形がそれぞれ逆になるぞけで、その
他はnチヤネル形と全く同様である。
第1図において、破線で囲んだ領域が1個のメ
モリセルである。また、第2図において、キヤパ
シタはp形シリコン基板1および絶縁体薄膜2お
よび導電体薄膜3により形成される。絶縁体薄膜
2としては、シリンコン基板を酸化雰囲気中で熱
処理(以下熱酸化と略記する)して得られる厚さ
10〜50nmのシリコン酸化膜、または化学的気相
成長法(以下CVD法と略記する)等により堆積
されるシリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜等
が用いられる。導電体薄膜3としては、リン等の
不純物をドープして電気抵抗を減じた多結晶シリ
コンまたはモリブデン等の金属が用いられる。ま
た、メモリセル間には厚さ0.2〜1.0μmのシリコ
ン酸化膜4およびチヤネルストツパ5が形成さ
れ、メモリセル相互間の電気的な分離を行なつて
いる。キヤパシタに隣接するMOS FETは、ド
レインとしてのn+拡散層6、ソースとしてのn+
拡散層6′、ゲート絶縁膜7およびゲート電極8
からなる。ゲート電極8はワード線として用い
る。さらに層間絶縁膜9を介してビツト線10が
形成されている。ビツト線10は、層間絶縁膜9
に形成されたコンタクトホール11を通してn+
拡散層6に接続されている。
次に従来技術によつてこのような半導体集積記
憶装置を製造する場合の、素子間の分離部および
キヤパシタ部の形成方法について第3図a〜cを
用いて説明する。
まず、p形シリコン基板1に熱酸化によりパツ
ドシリコン酸化膜41を形成し、次いでCVD法
によりシリコン窒化膜42を堆積し、パターニン
グしたレジスト43をマスクとしてこれらシリコ
ン窒化膜42およびパツドシリコン酸化膜41を
エツチングした後、ホウ素をイオン注入してチヤ
ネルストツパ5を形成する(第3図a)。
レジスト43を除去した後、シリコン窒化膜4
2を耐酸化マスクとして熱酸化(以下選択酸化と
略記する)を行ない、素子間分離領域12にシリ
コン酸化膜4を形成する(第3図b)。
その後、シリコン窒化膜42およびパツドシリ
コン酸化膜41を除去し、熱酸化によりキヤパシ
タ用絶縁膜としてシリコン酸化膜からなる絶縁体
薄膜2を形成し、さらにキヤパシタ電極として例
えばリンドープ多結晶シリコンからなる導電体薄
膜3を堆積し、パターニングしたレジストをマス
クにこの多結晶シリコンからなる導電体薄膜3を
エツチングして、キヤパシタ領域13上にキヤパ
シタを形成する(第3図c)。
ところで、このような半導体集積記憶装置の高
密度化のためにはメモリセルの縮小、特に素子間
分離領域およびキヤパシタ面積の縮小が重要であ
る。しかし、上述したような選択酸化法を用いた
製造方法では、分離領域周辺にいわゆるバーズビ
ークが形成されるために分離領域の縮小が困難で
あつた。また、従来技術を用いてキヤパシタ面積
を単純に縮小すると、蓄積電荷量が減少し、出力
信号電圧の減少およびソフトエラー耐性の低下を
引き起こすという欠点があつた。さらに、セルキ
ヤパシタ領域のシリコン基板を反転させるため
に、セルプレートには通常電源電圧以上の電圧を
印加しなければならず、キヤパシタ絶縁膜を薄膜
化した場合絶縁破壊を起こすことがあつた。ま
た、このようにセルプレートに電圧を印加するこ
とにより、メモリセルの蓄積電荷量が印加電圧の
変動により影響を受けるという欠点があつた。
〔発明の目的および構成〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、実効的はキヤパシタ面積を減少
せずにメモリセル面積を縮小させることが可能な
半導体記憶装置およびその製造方法を提供するこ
とにある。
このような目的を達成するために本発明は、メ
モリセルの分離領域に溝を形成して誘導体を埋め
込むものを用い、かつ当該溝の一部側面をキヤパ
シタ領域として利用するものである。また、ある
いはさらに上記溝の側面を含むキヤパシタ領域の
半導体基板表面に、当該基板と反対導電形の導電
層を形成するものである。以下、実施例を用いて
本発明を詳細に説明する。
〔実施例〕
第4図は本発明の一実施例を示すメモリセルの
平面図、第5図は−断面図および第6図は
−断面図である。本実施例では、第1図および
第2図に示した従来のメモリセルと比較して次の
3点で構成を異にしている。なお、第4図の平面
図は各層の平面的な配置のみを示すものであるこ
とは第1図と同様である。
まず第1点として素子間分離領域は、従来技術
では第1図および第2図に示したように、選択酸
化により形成された厚いシリコン酸化膜4および
チヤネルストツパ5で形成されているが、本実施
例ではキヤパシタ間の分離領域12′は第5図に
示したように半導体基板1に設けた溝14′の底
部に埋め込んだ厚いシリコン酸化膜4′およびチ
ヤネルストツパ5により形成され、一方トランジ
スタ間の分離領域12″は第6図に示したように
誘電体膜4″で完全に埋め込まれた上記溝14′以
外の溝14″およびチヤネルストツパ5″により形
成されている。なお、キヤパシタの一部は第4図
に示したように誘電体膜4″を埋め込んだ溝1
4″(およびチヤネルストツパ5″)によつて分離
されている。
第2点として、従来は第2図および第3図cに
示されるようにキヤパシタ領域13はシリコン基
板1の平坦な領域のみを用いているが、本実施例
では第5図に示したように平坦な領域だけでなく
溝14″の側面をもキヤパシタ領域13′として利
用している。
以上の2点により、本実施例では分離領域およ
びキヤパシタ領域の平面的な面積を従来技術に比
較して大幅に縮小することができるが、さらに第
3点として、本実施例では第5図に示したように
溝14′の側面を含むキヤパシタ領域13′のシリ
コン基板1の表面にドレイン・ソースを構成する
n+拡散層6,6′と同一導電形のn形導電層61
を設けてある。従来技術では、前述したように導
電体薄膜3からなる電極に電源電圧以上の正の電
圧を加えることによりキヤパシタ領域のシリコン
基板1表面にn形反転層を形成していたが、本実
施例のようにn形導電層61を形成することによ
り、多結晶シリコン膜3′からなる電極に電源電
圧以上の電圧を加える必要がなくなり、キヤパシ
タ絶縁膜2′にかかる電界を低減することができ
る。
次に、このようなメモリセルを製造する場合
の、素子間分離部およびキヤパシタ部の形成方法
の一例を第7図ないし第13図を用いて説明す
る。
なお、各図ともaはキヤパシタ間の分離領域1
2′を示し(すなわち第4図の−断面図、第
5図に対応)、bはトランジスタ間の分離領域1
2″を示す(すなわち第4図の−断面、第6
図に対応)。この関係は、後に第14図a,bな
いし第18図a,bを用いて他の形成方法を示す
が、これらの各図についても同様である。
(実施例1の製造方法) まず、p形シリコン基板1の上に熱酸化により
パツドシリコン酸化膜41を形成し、次いで
CVD法によりシリコン窒化膜42およびシリコ
ン酸化膜44を堆積する。次にパターニングした
レジスト(図示せず)をマスクとしてシリコン酸
化膜44、シリコン窒化膜42およびパツドシリ
コン酸化膜41の3層膜をCF4および水素を用い
て反応性イオンエツチング(以下RIEと略記す
る)した後、上記レジストを除去後、当該3層膜
をマスクとしてシリコン基板1をCBrF3ガスを用
いてRIEし、分離領域12′および12″に溝1
4′および14″を形成する(第7図a,b)。
RIE条件として圧力14mTorr、RF出力0.1/cm2
すると、サイドエツチのない、断面がほぼ矩形の
溝を形成することができる。ここで溝14′の幅
W′は溝14″の幅W″より広く、W′>W″となるよ
うにする。本実施例ではW′=0.6μm、W″=1μm
とした。なお、溝の深さは幅よりも大きく、例え
ば1.5〜2.0μmとするが、その値は本発明におい
て特に重要ではなく、上述したRIEによる溝の形
成も、深さが3μm程度までは全く同様に行なえ
る。
次に、シリコン酸化膜44を除去した後、ホウ
素をドープしたシリコン酸化膜62を、例えば
CVDにより3000Å程度堆積する。次いで窒素雰
囲気中で熱処理を行ない、シリコン酸化膜62中
のホウ素を溝14′および14″の内面に拡散させ
ることにより、チヤネルストツパ5および5″を
形成する(第8図a,b)。
シリコン酸化膜62を除去した後、溝14′お
よび溝14″の内面に熱酸化により厚さ500〜1000
Åのシリコン酸化膜45′および45Åを形成す
る。次に、CVD法によりノンドープの多結晶シ
リコン膜46を厚さt(W″/2<t<W′/2)、
本実施例ではt=3500〜4500Åだけ堆積し、溝1
4″は完全に埋め込まれるが、溝14′には中央部
に間隙が残るようにする(第9図a,b)。この
時のCVDの条件としては、シラン:ヘリウム=
1:3の流量比、圧力0.6mbar、形成温度600〜
700℃で、「す」(窒孔)等が生じない、良好な溝
埋めが行なえる。
次に、多結晶シリコン膜46を、例えばCF4
よび酸素を用いて円筒形プラズマエツチング装置
により等方的にエツチングし、平坦部および溝1
4′内の多結晶シリコン膜は完全に除去して溝1
4内の多結晶シリコンのみ残す。このように予め
溝14′の幅W′と溝14″の幅W″とをW′>W″と
設定したことにより、多結晶シリコン膜46を厚
さtがw″/2<t<W′/2となるように形成す
るのみで溝14″は完全に埋まるが溝14′には間
隙が残るようにすることができ、また等方性エツ
チングで厚さtを除去するのみで溝14″内にの
み多結晶シリコン膜46が残るようにするとがで
き、工程がい簡略化される。すなわち、例えば溝
14′の幅W′と溝14″の幅W″とを等しく形成し
た場合には、これらの溝14′,14″を多結晶シ
リコン膜46で埋めた後、溝14″部分のみをレ
ジストで覆い、溝14′に埋めた多結晶シリコン
膜のみドライエツチングで除去する等の工程が必
要となる。このように溝14Å内の多結晶シリコ
ン膜46のみを残した後、さらにCVD法等によ
りシリコン窒化膜47を厚さ1000Å程度堆積する
(第10図a,b)。
次いで、シリコン窒化膜47をCF4および水素
によりRIEし、溝14′の側面および溝14″上部
のシリコン窒化膜42の側壁部分にのみ当該シリ
コン窒化膜47を残す。次に、シリコン窒化膜4
2および47をマスクとして選択酸化を行ない、
溝14′の底面にシリコン酸化膜40、および多
結晶シリコン膜46の表面にシリコン酸化膜48
を形成する(第11図a,b)。
次に、シリコン窒化膜42,47およびパツド
シリコン酸化膜41ならびにシリコン酸化膜4
5′を除去し、さらにリンをドープしたシリコン
酸化膜63をCVD法等により堆積した後、パタ
ーニングしたレジスト(図示せず)をマスクとし
て例えば緩衝フツ酸液によりエツチングし、溝1
4′内部およびその周辺のキヤパシタ領域13′に
のみ当該シリコン酸化膜63を残す。次いで窒素
雰囲気中で熱処理を施すことにより、溝14′側
面を含むキヤパシタ領域13′のシリコン基板1
表面にシリコン酸化膜63によりリンを拡散させ
てn形導電層61を形成する。この際、溝14′
の側面に形成されていた部分のチヤネルストツパ
5′はこのn形導電層61で補償される(第12
図a,b)。なお、n形導電層61は、例えば不
純物を含んだプレートを対向させて行なう公知の
気相拡散法を用いて形成することもできるが、本
実施例のように固相拡散法を用いた場合、n形導
電層61に含まれる不純物(リン)濃度の制御性
が良好であるという利点を有する。
次に、リンドープシリコン酸化膜63を除去し
た後、熱酸化によりシリコン酸化膜を形成する
か、またはCVD法等によりシリコン酸化膜もし
くはシリコン窒化膜を形成してキヤパシタ絶縁膜
2′とする。さらにキヤパシタ電極として例えば
リンドープ多結晶シリコン膜3′を堆積して溝1
4′を埋め込み、パターニングによりキヤパシタ
領域13′にのみ当該リンドープ多結晶シリコン
膜3′およびキヤパシタ絶縁膜2′を残す(第13
図a,b)。
以上の工程により、素子間分離部およびキヤパ
シタ部が形成される。
以上の説明では、第11図ないし第13図に示
したように、素子間分離領域12″に形成された
溝14″は、外側をシリコン酸化膜45″および4
8で包まれた多結晶シリコン膜46で充填するも
のとした。このように多結晶シリコンを用いたの
は、現在通常用いられる技術では多結晶シリコン
の方が酸化シリコンよりも容易に良好な溝埋め
(第9図の説明参照)が行なえるためであるが、
条件によつては当該溝14″をシリコン酸化膜の
みで埋め込むこともできる。すなわち、シリコン
酸化膜45′および45″を形成した後、第14図
a,bに示すように多結晶シリコン膜46の代り
に、CVD法によりシリコン酸化膜49を厚さt
(W″/2<t<W′/2)だけ堆積し、溝14″は
完全に埋め込まれるが溝14′は完全には埋め込
まれないようにする。次に、シリコン酸化膜49
を例えば円筒形プラズマエツチング装置を用いた
等方性エツチングまたは緩衝フツ酸液を用いたウ
エツトエツチングによりエツチングし、平坦部お
よび溝14′内のシリコン酸化膜は完全に除去し、
溝14″内のシリコン酸化膜49のみ残す。以下
の工程は上述したところと全く同様であり、第1
3図a,bに対応する断面図を第15図a,bに
示す。なお、はじめの例のように多結晶シリコン
膜46を埋め込んだ構造では、これを電極として
ここに電圧をかけることによりチヤンネルストツ
パ5″を不要とすることも可能である。
さらに、第4図ないし第6図に示したキヤパシ
タ間の分離領域12′に形成されるシリコン酸化
膜4′を実施例1および2に示したような選択酸
化の方法で形成するのではなく選択エピタキシヤ
ル技術を利用して形成することもできる。この方
法を以下に実施例2として第16図ないし第18
図を用いて説明する。この場合、トランジスタ間
の分離は多結晶シリコン膜46によつてもシリコ
ン酸化膜49によつてもよいが、以下では多結晶
シリコン膜46を用いた例で説明する。
(実施例2の製造方法) 第10図に示した工程および第11図において
シリコン窒化膜47をRIEすることにより溝1
4′の側面および溝14″上部のシリコン窒化膜4
2の側壁にのみ当該シリコン窒化膜47を残す工
程までは実施例1と同様である。次に14の底面
のシリコン酸化膜45′を緩衝フツ酸液を用いて
除去した後、霧出したシリコン基板1上に選択的
にシリコン単結晶薄膜400を厚さ1500〜3000Å程
度エピタキシヤル成長させる(第16図a,b)。
選択エピタキシヤル成長の条件としては、
SiH2Cl2/H2形で温度950〜1050℃、圧力50〜
80Torrが適当である。
次にシリコン単結晶薄膜400の全部および多結
晶シリコン46の表面を熱酸化し、シリコン酸化
膜40′および48を形成する(第17図a,b)。
以下の工程は第12図ないし第13図に示した
実施例1の工程と同様である。第13図a,bに
対応する断面図を第18図a,bに示す。
この実施例2による場合、実施例1に比較して
選択エピタキシヤル成長の工程が増えるが、キヤ
パシタ間の分離領域12′に形成される酸化膜の
形状がシリコン基板1への応力がかかりにくい形
状となるため、接合リーク等の素子特性の劣化が
生じにくいという利点がある。
以上、p形半導体基板表面を用いたnチヤネル
形MOS dRAMの場合を例に説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、pチヤネル
形についても全く同様に適用できることは言うま
でもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、メモリ
の分離領域に微細な溝を用い、かつ当該溝の一部
側面をキヤパシタ領域として利用することによ
り、分離領域およびキヤパシタ領域の平面的な面
積を、実効的なキヤパシタ面積を減少させずに大
幅に減少させることができる。さらに、上記溝側
面を含むキヤパシタ領域に基板と反対導電形の導
電層を形成することにより、キヤパシタ電極に電
圧を加える必要がなくなり、キヤパシタ絶縁膜に
かかる電界を低減することができる。そのため、
キヤパシタ絶縁膜を薄膜化することができ、印加
電圧の変動により蓄積電荷量が影響を受けること
もなくなつて、必要とされる容量を得るためのキ
ヤパシタ面積を小さくすることができる。したが
つて、本発明によれば従来のものに比べて一層高
密度なdRAMを形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリセルの構成例を示す平面
図、第2図はその−断面図、第3図a〜cは
従来の選択酸化法を用いたメモリセルの製造方法
を説明するための工程断面図、第4図は本発明に
よるメモリセルの構成例を示す平面図、第5図は
その−断面図、第6図は同じく−断面
図、第7図a,b〜第13図a,bは本発明によ
る製造方法の一例を説明するための工程断面図、
第14図a,bおよび第15図a,bは本発明に
よる他の製造方法を説明するための工程断面図、
第16図a,b〜第18図a,bは本発明による
さらに他の製造方法を説明するための工程断面図
である。 1……p形シリコン基板(第1導電形を有する
半導体基板)、2′……キヤパシタ絶縁膜(第3の
誘電体薄膜)、3′……キヤパシタ電極としての多
結晶シリコン膜(導電体薄膜)、4′……シリコン
酸化膜(誘電体)、4″……誘電体膜(誘電体)、
5′,5″……チヤネルストツパ、12′,12″…
…素子間分離領域、13′……キヤパシタ領域、
14′,14″……溝、40,40′……シリコン
酸化膜(第2の誘電体薄膜)、45″……シリコン
酸化膜(第1の誘電体薄膜)、46……多結晶シ
リコン膜(第1の誘電体薄膜、48……シリコン
酸化膜45″および多結晶シリコン膜46ととも
に誘電体膜4″を構成するシリコン酸化膜、49
……シリコン酸化膜45″とともに誘電体膜4″を
構成するシリコン酸化膜、61……n形導電層
(第2導電形を有する導電層)、63……リンドー
プシリコン酸化膜(第4の誘電体薄膜)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板表面に溝を設け、少なくともこの
    溝内の所定領域の対向する側面を含む領域にキヤ
    パシタを形成し、かつ当該キヤパシタを構成する
    領域の溝の底面および当該キヤパシタを構成しな
    い領域の溝内に誘電体を埋め込み、この誘電体に
    より上記対向する側面を含む領域に形成したキヤ
    パシタ相互間を電気的に分離したことを特徴とす
    る半導体記憶装置。 2 第1導電形を有する半導体基板表面に溝を設
    け、少なくともこの溝内の所定領域の対向する側
    面を含む領域にキヤパシタを形成し、かつ当該キ
    ヤパシタを構成する領域の溝の底面および当該キ
    ヤパシタを構成しない領域の溝内に誘電体を埋め
    込み、この誘電体により上記対向する側面を含む
    領域に形成したキヤパシタ相互間を電気的に分離
    するとともに、少なくとも上記所定領域の溝側面
    を含むキヤパシタが形成された上記半導体基板表
    面に第2導電形を有する導電層を設けたことを特
    徴とする半導体記憶装置。 3 半導体基板表面に溝を形成する工程と、この
    溝に第1の誘電体薄膜を埋め込む工程と、この第
    1の誘電体薄膜のうちキヤパシタを形成すべき所
    定領域の溝内の誘電体薄膜のみを除去する工程
    と、この所定領域の溝の底部に第2の誘電体薄膜
    を埋め込む工程と、当該所定領域の溝の側面に第
    3の誘電体薄膜を形成する工程と、この第3の誘
    電体薄膜に積層して導電体薄膜を形成する工程と
    により、少なくとも上記所定領域の溝の側面を含
    む領域に、上記第1の誘電体薄膜および第2の誘
    電体薄膜によつて相互に電気的に分離されたキヤ
    パシタを形成する工程を含むことを特徴とする半
    導体記憶装置の製造方法。 4 溝を形成する工程は、キヤパシタを形成すべ
    き領域の溝の幅がトランジスタを分離する溝の幅
    に比較して広くなるように形成する工程であると
    ともに、第1の誘電体薄膜を埋め込む工程は、前
    記キヤパシタを形成すべき領域の溝の幅をW′と
    し前記トランジスタを分離する溝の幅をW″とし
    た時に第1の誘電体薄膜をW″/2<t<W′/2
    なる厚さtだけ堆積することにより、前記キヤパ
    シタを形成すべき領域の溝内には間隙が残りかつ
    前記トランジスタを分離する溝内には間隙が残ら
    ず完全に充填されるように埋め込む工程であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の半導
    体記憶装置の製造方法。 5 第1導電形を有する半導体基板表面に溝を形
    成する工程と、この溝に第1の誘電体薄膜を埋め
    込む工程と、この第1の誘電体薄膜のうちキヤパ
    シタを形成すべき所定領域の溝内の誘電体薄膜の
    みを除去する工程と、この所定領域の溝の底部に
    第2の誘電体薄膜を埋め込む工程と、当該所定領
    域に露出している溝の側面に沿つた領域の半導体
    基板に第2導電形を有する導電層を形成する工程
    と、当該所定領域の溝の側面に第3の誘電体薄膜
    を形成する工程と、この第3の誘電体薄膜に積層
    して導電体薄膜を形成する工程とにより、少なく
    とも上記所定領域の溝の側面を含む領域に、上記
    第1の誘電体薄膜および第2の誘電体薄膜によつ
    て相互に電気的に分離されたキヤパシタを形成す
    るとともに、当該所定領域の溝側面を含むキヤパ
    シタが形成された半導体基板表面に第2導電形を
    有する導電層を形成する工程を含むことを特徴と
    する半導体記憶装置の製造方法。 6 導電層を形成する工程は、少なくとも所定領
    域の溝の側面を含むキヤパシタ形成領域に第2導
    電形の不純物を含んだ第4の誘電体薄膜を形成
    し、熱処理を行なつて上記キヤパシタ形成領域の
    半導体基板表面に上記不純物を拡散させることに
    より当該キヤパシタ形成領域の半導体基板表面に
    第2導電形を有する拡散層を形成する工程である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の半
    導体記憶装置の製造方法。
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