JPH03264040A - 軟性管 - Google Patents

軟性管

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JPH03264040A
JPH03264040A JP2061202A JP6120290A JPH03264040A JP H03264040 A JPH03264040 A JP H03264040A JP 2061202 A JP2061202 A JP 2061202A JP 6120290 A JP6120290 A JP 6120290A JP H03264040 A JPH03264040 A JP H03264040A
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coil
coils
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blade
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Toshio Chikama
俊夫 千竈
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Machida Endoscope Co Ltd
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Machida Endoscope Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内視鏡の挿入部等に用いるのに好適な軟性
管に関する。
[従来の技術] 従来、内視鏡の挿入部として用いられる軟性管は、例え
ば第12図に示すように構成されていた。
第12図において、符号aは細長い帯状の金属板材をコ
イル状に形成した螺旋帯であり、その外周面には金属ま
たは化学繊維の細線を筒状に編組してなるブレードbが
密着挿入され、さらにプレートbの外側を弾性を有する
樹脂製の外被Cで覆ったものである。
上記構成の軟性管は、螺旋帯a1ブレードbおよび外被
Cのいずれもが弾性を有しているので、全体としても柔
軟性を有しており、容易に湾曲させることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の軟性管は、長手方向に圧縮力
を受けた場合に縮んでしまうという欠点を有していた。
すなわち、軟性管の長手方向に作用する圧縮力に対し、
ブレードbはほとんど抵抗力を有しておらず、螺旋帯a
および外被Cが圧縮を阻止しようとするだけである。し
かるに、螺旋帯aおよび外被Cは弾性を有しているので
、軟性管全体の縮みを阻止することができず、比較的容
易に縮んでしまうという欠点があった。
このような欠点を有する軟性管を人体観察用内視鏡の挿
入部として用いると、挿入部の縮みおよびその復帰によ
って先端構成部の位置が動いてしまう。このため、観察
時に先端構成部の位置調整を行わなければならず、診断
の能率を大幅に低下させるという問題を招来する。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもの
で、柔軟性を有し、しかも圧縮力を受けても縮むことの
ない軟性管を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記の目的を達成するために、それぞれの
線材が交互に位置し、かつ線材どうしが互いに接する範
囲において各軸線が互いに離間するように配置された複
数のコイルと、各コイルの相対位置がずれないよう、各
コイルを弾性的に固定する弾性材とを備えたことを特徴
とするものである。
[作用〕 各コイルの線材は、他のコイルの線材との接点を支点と
して回動可能であり、この結果各コイルが湾曲可能にな
る。これによって軟性管の柔軟性が確保される。また、
軟性管の長手方向に圧縮力が作用した場合には、各コイ
ルの線材が互いに接触しているので、各フィルは他のコ
イルが縮むのを互いに阻止する。
[実施例] 以下、この発明の実施例について第1図ないし第11図
を参照して説明する。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
ある。この実施例の軟性管は、互いに同寸法の2つのコ
イル1,2を備えている。これら2つのコイル1,2は
、それらの長手方向において各線材1a、2aが交互に
位置するように組み合わされ、しかもそれぞれの軸線り
、、L、が互いに離間するように配置されている。この
場合、軸線り、、L、の間隔は、線材1a、2aの直径
よりも若干大きくなされている。この結果、コイルl。
2の各線材1a、2aは、軸線り、、L、を含む平面と
直交し、かつ軸線り、、L、の中央を通る平面が各コイ
ル材1a、2aと交差する点S、、S、で互いに接する
ことになる。
なお、軸線り、、L、の開隔は、フィル1.2の各内周
面によって囲まれる空間を広くするという点を考慮する
ならば、線材1a、2aの直径より大きい範囲において
可及的小にするのが望ましい。
また、同一寸法のコイル1,2を用いた場合には、上記
のように、各線材1a、2aが一円周上において2箇所
で接するが、後述するように、異なる直径のフィルを用
いる場合には1箇所で接することもある。
このように組み合わされると、各線材1a、2aは、互
いの接点S、、S、を支点として回動可能になる。そし
て、線材1a、2aが接点S2.Stを支点として回動
すると、コイル1.2が湾曲する。例えば、第1図に示
すような曲げモーメントM1を2つのコイル1,2に作
用させると、各線材1a、2aは、接点S、、S、を支
点として、第1図の上側のピッチが広くなるとともに、
下側のピッチが狭くなるように回動し、この結果コイル
1.2が下方に湾曲する。逆に、曲げモーメントM、を
作用させると、コイル1,2は上方へ湾曲する。
上記2つのコイル1,2の外側には、筒状をなすブレー
ド3が挿入配置されている。ブレード3は、金属細線ま
たは化学繊維等を網状に編組してなる周知構成のもので
あり、2つのコイル1.2を囲み、かつそれらの外周面
に接するようにして配置されている。
また、コイル1,2およびブレード3は、被覆体(弾性
材)4の内部に埋設されている。被覆体4は、弾性を有
する合成樹脂等からなるものであり、軸線り、、L、に
沿ってそれらの中央を延びる線(以下、中心線という。
)0を中心とする円筒状に形成されている。そして、こ
の被覆体4の内部にコイル1.2およびブレード3が埋
設されることにより、コイル1,2の相対位置がずれな
いよう、弾性的に固定されるとともに、全体が一体化さ
れている。
なお、上記のように構成された軟性管を、例えば内視鏡
の挿入部として用いる場合には、コイル1.2およびブ
レード3の一端部が操作基体(図示せず)に取り付けら
れ、他端部が先端構成部(図示せず)に取り付けられる
。また、被覆体4の内部空間には、イメージガイド、ラ
イトガイド等の光学繊維束、その他の物が挿通される。
上記構成の軟性管においてモーメン) M l+ M 
tを作用させた場合には、上述もしたように、コイル1
.2の線材1a、2aが接点S、、S、を中心として回
動し、この結果コイル1.2が湾曲する。
これに追随してブレード3および被覆体4が湾曲する。
また、軟性管にその長手方向に対する圧縮力を作用させ
た場合には、線材1a、2aが互いに接触しているので
、一方のコイル1(2)は他方のコイル2(1)が縮む
のを阻止する。したがって、全体が縮むのを防止するこ
とができる。
さらに、この実施例の軟性管においては、ブレード3を
用いているので、軟性管に引っ張り力を作用させたとし
ても、軟性管が伸びるのを防止することができる。
また、上記の軟性管を製造する場合には、第3図に示す
ように、まず2つのフィル1,2を組み合わせ、フィル
Iの内周面とコイル2の外周面との間、およびコイル1
の外周面とコイル2の内周面との間に棒状のスペーサ5
,5をそれぞれ挿通し、これによってコイル1.2を仮
固定する。この場合、スペーサ5の厚さは軸線り、、L
、の間隔が所定の間隔になるように設定される。
次に、コイル1,2の外側にブレード4を挿入し、それ
らの外周面に密着させる。その後、コイル1,2および
ブレード3を被覆体4の成形と同時にその内部に埋設す
る。
ここで、スペーサ5については、その材質として弾性を
有するものを用いる場合には、軟性管の一部として残し
ておいてもよいが、比較的強度の高いものを用いる場合
には、被覆体4から抜き取る。スペーサ5を抜き取った
後に形成される孔については、抜き取り後埋めてもよく
、そのままにしてもよい。
次に、この発明の他の実施例について説明する。
なお、以下に述べる実施例においても上記実施例と同様
な効果が得られるのは勿論である。
第4図に示す軟性管は、コイル1,2を被覆体4の内部
に埋設し、この被覆体4の外側にブレード3を挿入し、
さらにブレード3の外側に弾性を有する外被6を設けた
ものである。
第5図に示す軟性管は、2つのコイル1.2ノ各線材1
a、2aの接点S、、S、近傍を弾性を有する接着剤7
によって弾性的に固定し、これらフィル1.2の外側に
配置したブレード3の外側を熱収縮性チューブからなる
外被8で被覆したものである。
第6図は、軟性管に用いられる2つのコイルの他の例を
示すものであり、ここで用いられている2つノコイル1
,2は、楕円形状をなしており、軸線り、、L、が楕円
の長軸方向に離間するように配置されている。
第7図に示す2つのコイル1.2は、軸線L H。
L、が短軸方向に離間するように配置されている。
第8図および第9図に示すコイル1.2は、金属製の帯
板を線材1a、2aとして用いたものであり、各線材1
a、  2aの両側面には切欠1b。
2bがコイル1,2の周方向へ1800ごとに形成され
ている。そして、各コイル1.2は切欠1bと2bとが
互いにはめ合った状態で組み合わされている。したがっ
て、コイル1,2は互いにずれることがない。
第10図に示すコイル1,2は、前者が後者より若干大
径に形成されたものであり、フィル2には、外側へ突出
する突出部2Cが周方向へ360゜毎に形成されている
。この突出部2Cにフィル1の線材1aが接するように
なっている。したがって、この実施例における接点は、
1つだけであり、一方向にのみ湾曲可能である。
さらに第11図に示す軟性管は、3つのコイル1.2.
9を用いたものであり、各コイル1,2゜9は、各線材
la、  2a、9aが長手方向に交互に位置し、かつ
各軸線L1.Lx、Lsが互いに等間隔をもって離間す
るように配置されている。この軟性管は、6方回に湾曲
可能である。
なお、この発明の軟性管は、内視鏡に用いられるのみな
らず、医療用カテーテル、鉗子チャンネル等にも用いる
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の軟性管によれば、複数
のコイルを各線材が互いに接するように配置したもので
あるから、各線材が互いの接点を支点として回動するこ
とにより軟性管としての柔軟性が確保され、しかも各コ
イルは他コイルが縮むのを阻止するから、軟性管が長手
方向に縮むのを防止することができる等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図はその一部を省略して示す一部切欠き側面図、
第2図は第1図の■−■矢視断面図、第3図は第1図お
よび第2図に示す軟性管の製造方法を説明するための図
、第4図、第5図および第11図はこの発明の軟性管の
他の実施例を示す第2図と同様の断面図、第3図、第6
図、第7図および第10図はこの発明の軟性管に用いら
れるコイルを組み合わせた状態で示す断面図、第8図お
よび第9図はこの発明の軟性管に用いられるコイルの他
の例を示すもので、第8図はコイルを組み合わせた状態
で示す断面図、第9図はコイル単体を示す側面図、第1
2図は従来の軟性管の一例を示す一部切欠き側面図であ
る。 1.2.9・・・コイル、la、  2a、9a・・・
線材、4・・・被覆体(弾性材)、7・・・接着材(弾
性材)、L、、L、、L、・・・軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. それぞれの線材が交互に位置し、かつ線材どうしが互い
    に接する範囲において各軸線が互いに離間するように配
    置された複数のコイルと、各コイルの相対位置がずれな
    いよう、各コイルを弾性的に固定する弾性材とを備えた
    ことを特徴とする軟性管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289710A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Ethicon Endo Surgery Inc 医用管状組立体
US9138250B2 (en) 2006-04-24 2015-09-22 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Medical instrument handle and medical instrument having a handle
JP2021532910A (ja) * 2018-08-02 2021-12-02 アイピー2アイピーオー イノベ−ションズ リミテッド ジョイント

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