JP5132103B2 - 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5132103B2
JP5132103B2 JP2006212279A JP2006212279A JP5132103B2 JP 5132103 B2 JP5132103 B2 JP 5132103B2 JP 2006212279 A JP2006212279 A JP 2006212279A JP 2006212279 A JP2006212279 A JP 2006212279A JP 5132103 B2 JP5132103 B2 JP 5132103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
endoscope
curved
guide tube
curved shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006212279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008040001A (ja
Inventor
康夫 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2006212279A priority Critical patent/JP5132103B2/ja
Publication of JP2008040001A publication Critical patent/JP2008040001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5132103B2 publication Critical patent/JP5132103B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置に関する。
可撓性を有する内視鏡の挿入部の孔への挿入を補助する内視鏡用ガイドチューブとして、湾曲自在な湾曲部を有するものや(例えば、特許文献1参照。)、湾曲形状が記憶された湾曲部を有するもの(例えば、特許文献2参照。)が種々提案されている。
特開平6−327612号公報 特開平7−265320号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の内視鏡用ガイドチューブは、湾曲部を湾曲自在に変化させるための構造が複雑である。また、より狭い場所へ挿入するために内視鏡が細径化するにつれて、内視鏡用ガイドチューブも細径化するので、内視鏡用ガイドチューブの肉厚が薄くなり強度が低下する。そのため、上記特許文献2に記載の内視鏡用ガイドチューブでは、孔に挿入する際に湾曲した状態を真っ直ぐな状態にしようとして曲げた場合、チューブが折れ曲がって元に戻らなくなる可能性がある。この場合、内部を通過する内視鏡との摺動抵抗が増大し、挿入しづらくなるという問題が生じる。また、電熱線が内部に埋設されているので、細径化にも限度がある。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、簡単な構造からなり細径化しても操作性の高い内視鏡用ガイドチューブ及びこれを備える内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、内視鏡の挿入部が挿通され、少なくとも先端側に湾曲した湾曲形状部を有するチューブ部材を備え、該チューブ部材が、前記湾曲形状部の湾曲形状に成形された薄肉の樹脂からなり、前記チューブ部材の最外層として配されている曲げ形状保持層と、少なくとも前記湾曲形状部において前記チューブ部材の最内層に配され、金属部材が結び目を形成して編みこまれた編状管からなる応力緩和層と、を備え、前記編状管の前記結び目が径方向内方に向かって突出されていることを特徴とする。
この発明は、予め湾曲された湾曲形状部の湾曲状態が緩和する方向に湾曲させた際、湾曲形状部に曲げ応力が発生しても、応力緩和層が弾性変形することによって曲げ応力を周辺に分散させることができ、応力集中によりチューブ部材が屈曲してしまうのを好適に抑えることができる。
また、湾曲形成部に内視鏡の挿入部を挿通させる際に、応力緩和層と内視鏡の挿入部とが当接しても、摺動抵抗を従来よりも軽減することができる。
また、編状管の一部に集中して外力を受けても、容易に弾性変形するので、発生した応力を好適に分散させることができる。
また、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、前記内視鏡用ガイドチューブであって、前記応力緩和層が、金属からなり、前記チューブ部材の内側に配されて、前記挿入部の表面との摩擦力を低減する構造となっていることを特徴とする。
この発明は、湾曲形成部に内視鏡の挿入部を挿通させる際に、応力緩和層と内視鏡の挿入部とが当接しても、摺動抵抗を従来よりも軽減することができる。
また、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、前記内視鏡用ガイドチューブであって、前記曲げ形状保持層が加熱されて径方向に収縮する樹脂からなり、前記チューブ部材の最外層として配されていることを特徴とする。
この発明は、加熱前に所望の形状に湾曲形状部を湾曲させ、その後に湾曲形状部を加熱することによって、チューブ部材の変形を抑えて湾曲状態を保持させることができる。
また、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、前記内視鏡用ガイドチューブであって、前記湾曲形状部に発熱部が設けられていることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材に内視鏡の挿入部を挿通させた後、所定の形状に挿入部を湾曲して発熱部を発熱させることによって、湾曲形状部を形成することができる。従って、挿入部によって形成された湾曲状態を挿入部がなくても保持することができる。
また、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、前記内視鏡用ガイドチューブであって、前記曲げ形状保持層とともに前記湾曲形状部の湾曲状態を維持する湾曲維持部を備えていることを特徴とする。
この発明は、湾曲形状部の湾曲形状をより好適に保持することができる。
また、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、前記内視鏡用ガイドチューブであって、前記湾曲維持部が、板ばね部材であることを特徴とする。
この発明は、湾曲形状部の湾曲状態が緩和する方向に湾曲形状部を曲げたり、湾曲形状部をさらに湾曲させたりしても、板ばね部材の弾性力によって、元の湾曲状態に容易に戻すことができる。
また、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブは、前記内視鏡用ガイドチューブであって、前記応力緩和層が、金属部材が編みこまれた編状管、又は金属部材が巻回されてなるコイル管であることを特徴とする。
この発明は、編状管又はコイル管の一部に集中して外力を受けても、容易に弾性変形するので、発生した応力を好適に分散させることができる。
本発明に係る内視鏡装置は、本発明に係る内視鏡用ガイドチューブを備えていることを特徴とする。
この発明は、チューブ部材に所望の湾曲状態に湾曲した湾曲形状部が設けられた内視鏡用ガイドチューブに、挿入部を容易に挿通させることができる。
本発明によれば、簡単な構造からなり細径化しても高い操作性を得ることができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1から図10を参照して説明する。
本実施形態に係る内視鏡装置1は、図1に示すように、細長で可撓性を有する挿入部2を備える内視鏡3と、内視鏡3で観察した画像を表示させる表示部5を有する装置本体6と、可撓性を有して内視鏡3の挿入部2が内部に挿通される内視鏡用ガイドチューブ7とを備えている。
内視鏡3には、挿入部2の先端側に配された湾曲部2Aを湾曲操作するためのジョイスティック8Aが配された操作部8が、挿入部2の基端に設けられている。
内視鏡用ガイドチューブ7は、図2に示すように、内視鏡3の挿入部2が挿通され、先端側に湾曲した湾曲形状部9が形成されたチューブ部材10を備えている。このチューブ部材10は、例えば、ジェットエンジンのアクセスポート等の検査孔LHに内視鏡3の挿入部2を挿入するため、ジェットエンジン周囲の配管類の隙間から挿入できるように、かつ、検査孔LHよりも長くなるように、挿入部2に対して所定の長さとなっている。
チューブ部材10は、最外層に配されて湾曲形状部9の湾曲状態を保持する薄肉の熱収縮チューブ(曲げ形状保持層、樹脂層)11と、熱収縮チューブ11の内側に配されて、湾曲形状部9の湾曲状態が緩和する方向に湾曲形状部9が曲げられたときに発生する曲げ応力を、弾性変形して分散させる編状管(応力緩和層)12と、湾曲形状部9よりも基端側に編状管12の代わりに配されたパイプ部材13とを備えている。
熱収縮チューブ11は、加熱されて径方向に収縮する樹脂で構成されている。
編状管12は、金属部材15が編みこまれて構成されている。そのため、図示しない結び目が径方向内方に向かって突出しており、挿入部2との接触面積を低減して挿入部2の表面との摩擦力を低減する構造となっている。編状管12の先端には、網目の解れを防ぐための先端側はんだ部16Aが設けられている。
パイプ部材13は、編状管12と略同一の内外径で形成されており、先端が編状管12の基端と基端側はんだ部16Bを介して接続されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブ7の製造方法について、特に湾曲形状部9の成形方法について説明する。
まず、図3に示すように、互いに接続された略直線状の編状管12及びパイプ部材13の外周に熱収縮チューブ11を被せた状態のものを用意する。
次に、図4に示すように、チューブ部材10の先端側に湾曲形状を形成させるチューブ曲げ加工装置17を用意する。このチューブ曲げ加工装置17は、径方向外方又は内方からチューブ部材10を加熱する線状ヒータ(加熱部)18Aが埋設された成形型18と、線状ヒータ18Aに電流を流すヒータ電源20とを備えている。
成形型18の表面には、所望の曲率で湾曲されて、チューブ部材10が嵌合される溝18Bが形成されている。
この成形型18の溝18Bにチューブ部材10を湾曲させながら嵌合させる。なお、この際に、チューブ部材10が折れてつぶれないように注意する。
そして、ヒータ電源20のスイッチ20AをONとして線状ヒータ18Aに電源供給して所定の温度に加熱する。
このとき、熱収縮チューブ11が径方向内方に収縮し、溝18Bに沿うようにしてチューブ部材10に湾曲形状部9が形成され、通常の状態として湾曲状態が維持される。
一方、成形型18の代わりに、図5に示すように、先端側に板状ヒータ(加熱部)21が配されてチューブ部材10に挿通される芯金部22を備えたチューブ曲げ加工装置23により湾曲形状部9を成形してもよい。ここで、芯金部22は硬質の筒状に形成され、湾曲形状部9と略同一の曲率にて湾曲して芯金部22の先端側に配された湾曲部25Aと、芯金部22の基端側に配された直線部25Bとを備えている。板状ヒータ21は、湾曲部25Aの内部に配され、直線部25B内に配された電線部26を介してヒータ電源27と接続されている。直線部25Bの基端には、ヒータ電源27に設けられた電源側コネクタ27Aと着脱自在に接続される芯金部側コネクタ22Aが配されている。ヒータ電源27は、筐体部27Bと、筐体部27B内に配されるバッテリ27Cと、蓋部27Dとを備えている。
このチューブ曲げ加工装置23によって湾曲形状部9を成形する場合、まず、所望の湾曲形状に形成された芯金部22を用意して、直線部25B側から成形前のチューブ部材10を挿通する。そして、湾曲形状部9となる部位と湾曲部25Aとを位置あわせした状態で、芯金部側コネクタ22Aと電源側コネクタ27Aとを結合させる。
この状態で、ヒータ電源27のスイッチ27EをONとして板状ヒータ21に電源供給して所定の温度に加熱する。
このとき、熱収縮チューブ11が径方向内方に収縮し、芯金部22の湾曲部25Aに沿うようにしてチューブ部材10に湾曲形状部9が形成される。
なお、湾曲形状部9の曲率を別のものに変えて成形する場合には、別の曲率にて形成された湾曲部29Aを有する芯金部29と交換して、上述の操作を実施する。
次に、本実施形態に係る内視鏡装置1及び内視鏡用ガイドチューブ7の作用について、図6から図10と合わせて説明する。
まず、図6に示すように、チューブ部材10に直線状芯金CBを挿通し、図7に示すように、湾曲形状部9を含めてチューブ部材10全体を直線状にする。このとき、湾曲形状部9に曲げ応力が発生するが、編状管12が合わせて弾性変形するので、曲げ応力が周囲に分散され、湾曲形状部9が屈曲せずに変形する。
続いて、図8に示すように、直線状芯金CBとともにチューブ部材10を検査孔LHに挿通して、図9に示すように、所定の位置で位置決めする。
チューブ部材10から直線状芯金CBを抜去したとき、湾曲形状部9が再び湾曲して元の状態に戻る。この状態の内視鏡用ガイドチューブ7に、図10に示すように、内視鏡3の挿入部2を挿通する。
このとき、湾曲形状部9にて編状管12の内面が内視鏡3の挿入部2と当接しても、挿入部2は編状管12の結び目と接触するので、略点接触となって摺動抵抗が従来よりも軽減された状態で滑りながら挿入されていく。
その後、所定の観察を行う。そして、内視鏡用ガイドチューブ7から挿入部2を抜去し、さらにチューブ部材10を検査孔LHから抜去して、検査を終了する。
この内視鏡用ガイドチューブ7及びこれを備える内視鏡装置1によれば、予め湾曲した湾曲形状部9の湾曲状態が緩和する方向に湾曲させた際、湾曲形状部に曲げ応力が発生しても、編状管12が弾性変形することによって曲げ応力を周辺に分散させることができる。そのため、応力集中によりチューブ部材10が屈曲してしまうのを好適に抑えることができる。従って、湾曲形状が決まってしまうものの、湾曲形状を変形させるための機構部品が不要となり、簡単な構造にすることができ、細径化しても内視鏡3の操作性を高めることができる。
また、湾曲形状部9に内視鏡3の挿入部2を挿通させる際に、編状管12と内視鏡3の挿入部2とが当接しても、摺動抵抗を従来よりも軽減することができる。
さらに、加熱前に所望の形状に湾曲形状部9を湾曲させ、その後に湾曲形状部9を加熱することによって、チューブ部材10の変形を抑えて湾曲状態を保持させることができる。
また、チューブ曲げ加工装置17によれば、機械的に湾曲させたチューブ部材10を加熱することによって、常温時にも湾曲形状を保持させることができる。
一方、チューブ曲げ加工装置23によれば、さらに芯金部22にチューブ部材10を挿通した状態で加熱することによって、所望の湾曲状態に湾曲した湾曲形状部9を容易に作製することができる。
次に、第2の実施形態について図11から図15を参照しながら説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、図11に示すように、本実施形態に係る内視鏡装置30において内視鏡用ガイドチューブ31のチューブ部材32には、パイプ部材13が配されていない点である。
編状管12と熱収縮チューブ33とは、略同一の内外径を有して形成されている。従って、編状管12が配されたチューブ部材32の先端側には、熱収縮チューブ33が拡径された状態で湾曲形状部34が設けられている。編状管12の基端には、先端はんだ部16Aが同様に設けられている。
この内視鏡用ガイドチューブ31は、図12に示すように、チューブ部材32が直線状の状態から、第1の実施形態と同様の方法によって、図11に示すように、湾曲形状部34が成形される。
次に、本実施形態に係る内視鏡装置30及び内視鏡用ガイドチューブ31の作用について、図13及び図14と合わせて説明する。
検査孔LHが直線状に延びている場合には、第1の実施形態と同様の方法によって挿入することにより、同様の作用を奏する。
検査孔CHが、図13に示すように、例えば、途中に段差BUを有して屈曲しているような場合、まず、全体が柔軟な可撓芯金SCBをチューブ部材32に挿通し、図13に示すように、湾曲形状部34を含めてチューブ部材32全体を直線状にする。このとき、湾曲形状部34に曲げ応力が発生するが、第1の実施形態と同様に、編状管12が合わせて弾性変形して湾曲形状部34が屈曲せずに変形する。なお、可撓芯金SCBは、密着コイルのようなものでも構わない。
続いて、可撓芯金SCBとともにチューブ部材32を検査孔CHに挿通して所定の位置で位置決めする。そして、チューブ部材32から可撓芯金SCBを抜去したとき、湾曲形状部34が再び湾曲して元の状態に戻るとともに、検査孔CHの段差BUにて、チューブ部材32も検査孔CHに沿って曲がって固定される。この状態の内視鏡用ガイドチューブ31に、図14に示すように、内視鏡3の挿入部2を挿入する。なお、チューブ部材32の全体が可撓性を有しているので、図15に示すように、芯金を使用せずに検査孔CHに押し込むようにして挿入してもよい。
この内視鏡装置30及び内視鏡用ガイドチューブ31によれば、第1の実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。特に、編状管12の基端側にパイプ部材13がないので、チューブ部材32の基端側の可撓性を向上することができる。従って、内部に段差BUがある検査孔CHであっても、チューブ部材32を検査孔CHに沿って変形して挿入することができる。
次に、第3の実施形態について図16及び図17を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置35において内視鏡用ガイドチューブ36のチューブ部材37の編状管38が、図16に示すように、湾曲形状部39のみならず、パイプ部材13の代わりにチューブ部材37の基端側まで延びて設けられているとした点である。
この内視鏡用ガイドチューブ36は、図17に示すように、チューブ部材37が直線状の状態から、第1の実施形態と同様の方法によって、図16に示すように、湾曲形状部39が成形される。
この内視鏡装置35及び内視鏡用ガイドチューブ36によれば、第2の実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。特に、編状管38がパイプ部材13の代わりにチューブ部材37の基端側まで延びて配されているので、チューブ部材37の基端側の可撓性と耐久性とを向上することができる。
次に、第4の実施形態について図18及び図19を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第4の実施形態と第3の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置40において内視鏡用ガイドチューブ41のチューブ部材42が、湾曲形状部43の湾曲状態を補強する板ばね部材(湾曲維持部)45を備えているとした点である。
板ばね部材45は、予め湾曲形状部43の湾曲形状に沿うように湾曲して形成されている。この板ばね部材45は、湾曲形状部43の湾曲径方向外側となる位置であって、編状管38と熱収縮チューブ11との間に配されている。なお、板ばね部材45は、湾曲形状部43近傍のみに配されていても、チューブ部材42の基端側まで延びて配されていても構わない。また、湾曲形状部43の湾曲径方向内側となる位置に配されていても構わない。
次に、本実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブ41の製造方法について、特に湾曲形状部43の成形方法について説明する。
まず、略直線状の編状管38の外周面に板ばね部材45を装着する。そして、板ばね部材45を含めて編状管38の外周全体に熱収縮チューブ11を被せる。この時点で、すでにチューブ部材42の先端側が湾曲状態となっている。
続いて、第1の実施形態で使用した図示しないチューブ曲げ加工装置を用意して、湾曲した部位を加熱する。こうして、熱収縮チューブ11が径方向内方に収縮してチューブ部材42に湾曲形状部43が形成され、通常時にも湾曲状態が維持される。
この内視鏡装置40及び内視鏡用ガイドチューブ41は、第3の実施形態と同様の作用を奏する。
この内視鏡装置40及び内視鏡用ガイドチューブ41によれば、熱収縮チューブ11だけでなく、板ばね部材45と合わせて湾曲形状部43の湾曲形状をより好適に保持することができる。また、湾曲形状部43の湾曲状態が緩和する方向に湾曲形状部43を曲げたり、湾曲形状部43をさらに湾曲させたりしても、板ばね部材45の弾性力によって、元の湾曲状態に容易に戻すことができる。そのため、図示しない内視鏡の挿入部を挿入する際、図示しない壁にチューブ部材42を押付けて湾曲形成部の剛性を確保することなく、空間に浮かんだ状態でも剛性を確保することができる。従って、挿入部の挿入時の力量を確保することができる。
次に、第1参考例について図20及び図21を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第1参考例と第1の実施形態との異なる点は、本参考例に係る内視鏡装置50において内視鏡用ガイドチューブ51のチューブ部材52が、図20に示すように、編状管12の代わりにコイル管53を備えているとした点である。
コイル管53は、略円形断面の金属素線53aが、先端側及び基端側よりも中央部が粗巻きになるように巻回されて形成されている。コイル管53の先端には、先端口金55が設けられている。コイル管53の基端は、パイプ部材13の先端と接続されている。コイル管53は、湾曲形状部56では湾曲径方向内側が縮み、湾曲径方向外側が伸びるので、外側のほうが内側よりもさらに粗の状態となっている。
この内視鏡用ガイドチューブ51は、図21に示すように、チューブ部材52が直線状の状態から、第1の実施形態と同様の方法によって、図20に示すように、湾曲形状部56が成形される。
次に、本参考例に係る内視鏡装置50及び内視鏡用ガイドチューブ51の作用について説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、チューブ部材52に図示しない直線状芯金を挿通し、湾曲形状部56を含めてチューブ部材52全体を直線状にする。このとき、湾曲形状部56に曲げ応力が発生するが、コイル管53が合わせて弾性変形するので、曲げ応力が周囲に分散され、湾曲形状部56が屈曲せずに変形する。
続いて、直線状芯金とともにチューブ部材52を図示しない検査孔に挿通して、所定の位置で位置決めし、チューブ部材52から直線状芯金を抜去する。このとき、湾曲形状部56が再び湾曲して元の状態に戻る。この状態の内視鏡用ガイドチューブ51に、図示しない内視鏡の挿入部を挿入して所定の観察を行う。そして、内視鏡用ガイドチューブ51から挿入部2を抜去し、さらにチューブ部材52を検査孔から抜去して、検査を終了する。
この内視鏡装置50及び内視鏡用ガイドチューブ51によれば、第1の実施形態に係る編状管12と同様にコイル管53が弾性変形することによって曲げ応力を周辺に分散させることができる。そのため、応力集中によりチューブ部材52が屈曲してしまうのを好適に抑えることができ、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、第の実施形態について図22から図24を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
の実施形態と第3の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置60において内視鏡用ガイドチューブ61のチューブ部材62の湾曲形状部63に、図22に示すように、チューブ用ヒータ(発熱部)65が設けられているとした点である。
チューブ用ヒータ65は、編状管38と熱収縮チューブ33との間に、例えば、螺旋状に巻回されて配されている。
内視鏡用ガイドチューブ61は、図23に示すように、チューブ部材62の基端に接続されたヒータ電源供給部66を備えている。ヒータ電源供給部66には、スイッチ66Aが設けられている。チューブ用ヒータ65とヒータ電源供給部66とは、図示しない電線部によって接続されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブ61の製造方法について、特に湾曲形状部63の成形方法について説明する。
まず、略直線状の編状管38の先端側の所定の範囲にチューブ用ヒータ65を巻回する。そして、図24に示すように、チューブ用ヒータ65を含めて編状管38の外周全体に熱収縮チューブ33を被せる。
続いて、チューブ部材62の基端側から内視鏡3の挿入部2を挿入する。そして、挿入部2を湾曲して、チューブ部材62の先端側を所定の曲率にて湾曲させる。この状態で、ヒータ電源供給部66のスイッチ66AをONとして、チューブ用ヒータ65に電流を流して発熱させる。
このとき、チューブ用ヒータ65が配された領域が加熱されるので、熱収縮チューブ33が径方向内方に収縮して、チューブ部材62に湾曲形状部63が形成される。スイッチ66AをOFFにして挿入部2を一旦チューブ部材62から抜いても、通常時に湾曲形状部63の湾曲状態が維持される。
この内視鏡装置60及び内視鏡用ガイドチューブ61は、第3の実施形態と同様の作用を奏する。
この内視鏡装置60及び内視鏡用ガイドチューブ61によれば、チューブ部材62に内視鏡3の挿入部2を挿通させた後、所定の形状に挿入部2を湾曲させてチューブ用ヒータ65を発熱させることによって、湾曲形状部63を形成することができる。従って、挿入部2によって形成された湾曲状態を挿入部2がなくても保持することができる。なお、予め曲がった形状の芯金を内視鏡用ガイドチューブ61に挿入し、チューブ用ヒータ65を発熱させ、湾曲形成部63を形成した後に、挿入部2を挿入しても構わない。
次に、第の実施形態について図25から図27を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、図25に示すように、本実施形態に係る内視鏡装置70において内視鏡用ガイドチューブ71のチューブ部材72の基端側に、別の湾曲形状部73が形成されているとした点である。
湾曲形状部9,73間は、直線状となっている。先端側に設けられた湾曲形状部9の曲率半径をRとしたとき、別の湾曲形状部73の曲率半径は、Rとは異なるrとなっている。
内視鏡用ガイドチューブ71は、さらに、チューブ部材72上を進退自在に移動するように設けられた円筒状のスライド部材75を備えている。スライド部材75の長手方向の長さは、湾曲形状部9,73の長さよりも長くなるように、かつ、チューブ部材72の中央の直線状部分の長さよりも短くなるようになっている。
この内視鏡用ガイドチューブ71は、第1の実施形態と同様の方法によって湾曲形状部9,73がそれぞれ所定の曲率にて成形される。
次に、本実施形態に係る内視鏡装置70及び内視鏡用ガイドチューブ71の作用について説明する。
まず、湾曲形状部9が湾曲した状態で使用する場合には、スライド部材75をチューブ部材72の基端に移動して、図26に示すように、基端側の湾曲形状部73を直線状にする。このとき、湾曲形状部73がもとの形状に戻ろうとして曲げ応力が発生するが、スライド部材75は直線状態が維持される。そのため、ガイド部材75とチューブ部材72との間に摩擦力が発生し、スライド部材75の位置が保持される。一方、湾曲形状部73が変形した際に、編状管38が合わせて弾性変形するので、曲げ応力が周囲に分散され、湾曲形状部73が屈曲せずに変形する。
続いて、図示しない直線状芯金をチューブ部材72に挿通する。以降は、第1の実施形態と同様の操作により、同様の作用を奏する。
一方、湾曲形状部73が湾曲した状態で使用する場合には、スライド部材75をチューブ部材72の先端に移動して、図27に示すように、先端側の湾曲形状部9を直線状にする。このとき、湾曲形状部9に曲げ応力が発生するが、編状管38が合わせて弾性変形するので、曲げ応力が周囲に分散され、湾曲形状部9が屈曲せずに変形する。
その後は、湾曲形状部73側を先端側として図示しない検査孔に挿入して使用する。
この内視鏡装置70及び内視鏡用ガイドチューブ71によれば、一つのチューブ部材72に、互いに湾曲形状が異なる湾曲形状部9,73が設けられているので、スライド部材75を軸方向に移動することのみによって、一つのチューブ部材72で異なる方向に図示しない内視鏡の挿入部を誘導することに対応することができる。
次に、第の実施形態について図28及び図29を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置80において内視鏡用ガイドチューブ81が、湾曲形状部9の湾曲状態を補強して維持させるためのワイヤ部材(湾曲維持部)82をさらに備えているとした点である。
ワイヤ部材82の一端は、チューブ部材10の先端に接続されている。ワイヤ部材82の途中には、後述するワイヤ固定部85と係合するカシメ部材83が配されている。チューブ部材10の基端には、リング状に形成されたワイヤ固定部85が装着されている。ワイヤ固定部85には、カシメ部材83が係合される係合溝85Aが設けられている。
カシメ部材83は、内視鏡用ガイドチューブ81を検査孔LHに挿入した際に、ワイヤ固定部85の係合溝85Aと係合可能な長さでワイヤ部材82の一端から離間した位置に配されている。
この内視鏡用ガイドチューブ81は、第1の実施形態と同様の方法によって湾曲形状部9が成形される。
次に、本実施形態に係る内視鏡装置80及び内視鏡用ガイドチューブ81の作用について説明する。
まず、ワイヤ部材82をワイヤ固定部85から離間させた状態で、第1の実施形態と同様に、チューブ部材10に図示しない直線状芯金を挿通し、湾曲形状部9を含めてチューブ部材10全体を直線状にする。このとき、図示しない編状管が合わせて弾性変形するので、曲げ応力が周囲に分散され、湾曲形状部9が屈曲せずに変形する。
続いて、直線状芯金とともにチューブ部材10を検査孔LHに挿通して、所定の位置で位置決めし、チューブ部材10から直線状芯金を抜去する。このとき、湾曲形状部9が再び湾曲して元の状態に戻る。そして、ワイヤ部材82を把持して、カシメ部材83をワイヤ固定部85の係合溝85Aに係合する。この状態の内視鏡用ガイドチューブ81に、図示しない内視鏡の挿入部を挿通して所定の観察を行う。そして、内視鏡用ガイドチューブ81から挿入部2を抜去し、さらにチューブ部材10を検査孔LHから抜去して、検査を終了する。
この内視鏡装置80及び内視鏡用ガイドチューブ81によれば、第4の実施形態と同様に、熱収縮チューブだけでなく、ワイヤ部材82によって湾曲形状部9の湾曲形状をより好適に保持することができる。そのため、図示しない内視鏡の挿入部を挿入する際、図示しない壁にチューブ部材10を押付けて湾曲形成部の剛性を確保することなく、空間に浮かんだ状態でも剛性を確保することができる。従って、挿入部の挿入時の力量を確保することができる。
次に、第参考例について図30から図32を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
参考例と第の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置90において内視鏡用ガイドチューブ91のワイヤ部材92が、先端コマ部材93に接続されているとした点である。
パイプ部材94は所定の肉厚とされ、ワイヤ部材92が進退自在に貫通するワイヤ用貫通孔94aが軸方向に沿って設けられている。パイプ部材94の中心に対してワイヤ用貫通孔94aの対称位置には、後述する板ばね部材97が嵌合された板ばね用貫通孔94bが軸方向に沿って設けられている。
チューブ部材95には、編状管12の代わりに、先端コマ部材93とともにこれと同様の形状とされた複数のコマ部材96が軸方向に並んで配されている。先端コマ部材93及び各コマ部材96は、それぞれ短管状に形成されている。先端コマ部材93及び各コマ部材96には、ワイヤ部材92が進退自在に貫通するワイヤ用貫通孔93a,96aと、チューブ部材95の中心をはさんでワイヤ用貫通孔93a,96aの対称位置に設けられ、板ばね部材97が進退自在に貫通する板ばね用貫通孔93b,96bとがそれぞれ設けられている。なお、この先端コマ部材93及び各コマ部材96が応力緩和層として機能している。
板ばね部材97は、第4の実施形態と同様に、予め所定の曲率半径に湾曲して形成されている。板ばね部材97の先端は、先端コマ部材93にはんだ付けされて固定されている。
熱収縮チューブ98は、湾曲形状部99のみに配されている。
次に、本参考例に係る内視鏡用ガイドチューブ91の製造方法について、特に湾曲形状部99の成形方法について説明する。
まず、パイプ部材94、コマ部材96、先端コマ部材93のそれぞれのワイヤ用貫通孔94a,96a,93aにワイヤ部材92が貫通し、板ばね用貫通孔94b,96b,93bに板ばね部材97が貫通した状態とする。そして、湾曲径方向内側にて、パイプ部材94、コマ部材96、先端コマ部材93のそれぞれが連接した状態で、ワイヤ部材92の先端と先端コマ部材93とを固定する。また、湾曲径方向外側では、パイプ部材94、コマ部材96、先端コマ部材93のそれぞれが所定の間隔で離間した状態で板ばね部材97と、先端コマ部材93及び各コマ部材96とを固定する。
続いて、先端コマ部材93及び各コマ部材96の外周全体に熱収縮チューブ98を被せる。この状態で、上述した図示しないチューブ曲げ加工装置によって湾曲部分を加熱して熱収縮チューブ98を径方向内方に収縮する。こうして、チューブ部材95に湾曲形状部99が形成される。
次に、本参考例に係る内視鏡装置90及び内視鏡用ガイドチューブ91の作用について説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、チューブ部材95に図示しない直線状芯金を挿通し、湾曲形状部99を含めてチューブ部材95全体を直線状にする。このとき、板ばね部材97が変形するのにつれて、各コマ部材96の湾曲径方向内側が互いに離間するので、これにともなって曲げ応力が周囲に分散され、湾曲形状部99が屈曲せずに変形する。
続いて、直線状芯金とともにチューブ部材95を図示しない検査孔に挿通して、所定の位置で位置決めし、チューブ部材95から直線状芯金を抜去する。このとき、板ばね部材97が再び湾曲するので、各コマ部材96の湾曲径方向内側が互いに接近して接触し、湾曲形状部99が再び湾曲して元の状態に戻る。この状態の内視鏡用ガイドチューブ91に、図示しない内視鏡の挿入部を挿入して所定の観察を行う。そして、内視鏡用ガイドチューブ91から挿入部2を抜去し、さらにチューブ部材95を検査孔から抜去して、検査を終了する。
この内視鏡装置90及び内視鏡用ガイドチューブ91によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、第の実施形態について図33から図35を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
の実施形態と第4の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡装置100において内視鏡用ガイドチューブ101の板ばね部材102が、熱収縮チューブ11よりも外側に配されているとした点である。板ばね部材102は、チューブ部材10の先端に配された先端口金103に先端が接続されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブ101の製造方法について、特に湾曲形状部105の成形方法について説明する。
まず、略直線状の編状管12の外周全体に熱収縮チューブ11を被せる。そして先端に先端口金103を装着し、板ばね部材102の先端を接続する。
続いて、第1の実施形態で使用した図示しないチューブ曲げ加工装置を使用して、湾曲した部位を加熱する。こうして、熱収縮チューブ11が径方向内方に収縮してチューブ部材10に湾曲形状部105が形成され、通常時にも板ばね部材102に沿って湾曲状態が維持される。
この内視鏡装置100及び内視鏡用ガイドチューブ101によれば、第4の実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。特に、板ばね部材102が、チューブ部材10の表面に配されているので、板ばね部材102を熱収縮チューブ11に対して進退させることによって、先端口金55を介して湾曲形状部105の湾曲状態を変化させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
また、上記第参考例では、コイル管53は略円形断面の金属素線53aが巻回されて形成されているとしているが、これに限らず、図36及び図37に示すように、コイル管110の金属素線110aが略矩形断面の平板状のものでも構わない。この場合、湾曲径方向外側における素線間隔を略円形断面の金属素線53aの場合よりも小さくすることができ、熱収縮チューブ11が素線間に挟まってしまうのをより好適に抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置を示す全体概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの製造途中における状態を示す断面構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブ曲げ加工装置を示す全体概要図である。 本発明の第1の実施形態に係るチューブ曲げ加工装置の変形例を示す全体概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの製造途中における状態を示す断面構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの製造途中における状態を示す断面構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 図18のA−A断面図である。 本発明の第参考例に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 本発明の第参考例に係る内視鏡用ガイドチューブの製造途中における状態を示す断面構成図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡装置を示す全体概要図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの製造途中における状態を示す断面構成図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す斜視図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す斜視図である。 図28の要部拡大図である。 本発明の第参考例に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 図30のB−B断面図である。 図30のC−C断面図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブを示す断面構成図である。 図33のD−D断面図である。 本発明の第の実施形態に係る内視鏡用ガイドチューブの作用を示す説明図である。 本発明の第参考例に係る内視鏡用ガイドチューブの変形例を示す断面構成図である。 本発明の第参考例に係る内視鏡用ガイドチューブの変形例の製造途中における状態を示す断面構成図である。
符号の説明
1,30,35,40,50,60,70,80,90,100 内視鏡装置
2 挿入部
3 内視鏡
7,31,36,41,51,61,71,81,91,101 内視鏡用ガイドチューブ
9,34,39,43,56,63,73,99,105 湾曲形状部
10,32,37,42,52,62,72,95 チューブ部材
11,33,98 熱収縮チューブ(曲げ形状保持層)
12,38 編状管(応力緩和層)
17,23 チューブ曲げ加工装置
18A 線状ヒータ(加熱部)
21 板状ヒータ(加熱部)
22,29 芯金部
45,97,102 板ばね部材(湾曲維持部)
53,110 コイル管
65 チューブ用ヒータ(発熱部)
82,92 ワイヤ部材(湾曲維持部)
93 先端コマ部材(応力緩和層)
96 コマ部材(応力緩和層)

Claims (7)

  1. 内視鏡の挿入部が挿通され、少なくとも先端側に湾曲した湾曲形状部を有するチューブ部材を備え、
    該チューブ部材が、
    前記湾曲形状部の湾曲形状に成形された薄肉の樹脂からなり、前記チューブ部材の最外層として配されている曲げ形状保持層と、
    少なくとも前記湾曲形状部において前記チューブ部材の最内層に配され、金属部材が結び目を形成して編みこまれた編状管からなる応力緩和層と、
    を備え
    前記編状管の前記結び目が径方向内方に向かって突出されていることを特徴とする内視鏡用ガイドチューブ。
  2. 前記湾曲形状部に発熱部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡用ガイドチューブ。
  3. 前記曲げ形状保持層とともに前記湾曲形状部の湾曲状態を維持する湾曲維持部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡用ガイドチューブ。
  4. 前記湾曲維持部が、板ばね部材であることを特徴とする請求項に記載の内視鏡用ガイドチューブ。
  5. 前記チューブ部材は、先端側および基端側に前記湾曲形状部を有することを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の内視鏡用ガイドチューブ。
  6. 前記チューブ部材の外周部上を進退自在に移動して、前記湾曲形状部上に移動した際に前記湾曲形状部を直線状にする円筒状のスライド部材をさらに備えていることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用ガイドチューブ。
  7. 請求項1からの何れか一つに記載の内視鏡用ガイドチューブを備えていることを特徴とする内視鏡装置。
JP2006212279A 2006-08-03 2006-08-03 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置 Expired - Fee Related JP5132103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212279A JP5132103B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212279A JP5132103B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008040001A JP2008040001A (ja) 2008-02-21
JP5132103B2 true JP5132103B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=39175104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212279A Expired - Fee Related JP5132103B2 (ja) 2006-08-03 2006-08-03 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5132103B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5276998B2 (ja) * 2009-01-08 2013-08-28 オリンパス株式会社 内視鏡挿入補助具
JP5555019B2 (ja) * 2010-03-15 2014-07-23 オリンパス株式会社 ガイドチューブ
JP5606812B2 (ja) * 2010-07-05 2014-10-15 オリンパス株式会社 内視鏡用ガイドチューブ
JP5675398B2 (ja) * 2011-02-03 2015-02-25 オリンパス株式会社 挿入ユニット
JP6479281B1 (ja) * 2017-07-03 2019-03-06 オリンパス株式会社 挿入補助具

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836524A (ja) * 1981-08-26 1983-03-03 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用可撓管
JPS5997115A (ja) * 1982-11-27 1984-06-04 Shigeo Hirose 索状能動体
JPS6315210A (ja) * 1986-07-07 1988-01-22 Olympus Optical Co Ltd 工業用内視鏡
JPH0210802U (ja) * 1988-07-05 1990-01-24
JP3253414B2 (ja) * 1993-05-20 2002-02-04 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡検査装置
JP3898781B2 (ja) * 1996-07-01 2007-03-28 オリンパス株式会社 内視鏡
JP2001198084A (ja) * 2000-01-19 2001-07-24 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP2003102895A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Nittei:Kk ハンドル付きスノーボード
JP4261205B2 (ja) * 2003-01-24 2009-04-30 Hoya株式会社 内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008040001A (ja) 2008-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5226197B2 (ja) 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置
JP5132103B2 (ja) 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置
JP5861007B2 (ja) 内視鏡のための可撓管と内視鏡
WO2012147443A1 (ja) 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡
JPWO2015083644A1 (ja) 内視鏡
JP2008220443A (ja) 内視鏡の湾曲装置
JP5021346B2 (ja) 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置
JP2006216666A (ja) ノイズ吸収装置
JP2017217293A (ja) 湾曲管構造および内視鏡
JP5392783B2 (ja) 医療用ガイドワイヤ
JP2008119077A (ja) ステント供給装置
JP5266445B2 (ja) 内視鏡用処置具の製造方法
JPWO2017086372A1 (ja) 内視鏡
JP2011189089A (ja) 内視鏡の可撓管
JPH0444529Y2 (ja)
JP4895726B2 (ja) 可撓性内視鏡の挿入部
JP2014030661A (ja) 内視鏡湾曲部
JP2005172058A (ja) 可とう性ばね挿入体
JP2005342470A (ja) 医療用ガイドワイヤ
JP6402285B1 (ja) 内視鏡
JP4447123B2 (ja) 内視鏡の挿入部の連結部
JP4448362B2 (ja) 内視鏡の湾曲装置
JP2007089870A (ja) 内視鏡挿入部、及び、内視鏡
JP2007054231A (ja) 内視鏡の可撓管
EP3305163A1 (en) Sheath member, manipulator, and manipulator system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5132103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees