JP2007089870A - 内視鏡挿入部、及び、内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入部の組立性のよい内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡の挿入部は、挿入部の長手軸方向に延びている保持部材26と、長手軸方向に進退操作される操作ワイヤ22と、保持部材26において前記長手軸方向に形成され、操作ワイヤ22が進退自在に挿通されているワイヤ収容部36と、保持部材26にワイヤ収容部36の全長にわたって形成され、ワイヤ収容部36と外部とを接続しているワイヤ開口部38と、操作ワイヤ22をワイヤ収容部36内に保持しているワイヤ保持手段40と、を有する。操作ワイヤ22は、ワイヤ開口部38を介してワイヤ収容部36へと取り付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、体腔内に挿入される細長い挿入部を有する内視鏡に関する。
従来、体腔内に挿入される細長い挿入部を有する内視鏡が用いられている。このような挿入部は、先端構成部、湾曲操作される湾曲部、可撓性を有する長尺の可撓管部を先端側から順に連結することにより形成されている。そして、湾曲部の節輪群及び可撓管部の可撓管に、照明用のライトガイド、撮像用の電気ケーブル、送気送水用又は処置具挿通用のチャンネルチューブ、湾曲部の湾曲操作用の操作ワイヤといった各種内蔵物が挿通されている。特許文献1には、各種内蔵物の可撓管への挿通を容易にする内視鏡の組立方法が開示されている。この組立方法では、各種内蔵物を収束手段によって収束し、各種内蔵物及び収束手段を可撓管に挿通した後に、収束手段を可撓管から取り除いている。
特開平7−23902号公報
ここで、操作ワイヤは、湾曲部において各節輪の内周面に配設されている貫通孔形状のワイヤ受けに順次挿通され、可撓管部においてワイヤシースに挿通されている。このような、挿通による操作ワイヤの挿入部への組み込み作業は、特に内視鏡の挿入部の細径化に伴い、非常に面倒なものとなっており、挿入部の組立性がわるくなっている。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、挿入部の組立性のよい内視鏡を提供することである。
本発明の一実施態様の内視鏡挿入部は、この内視鏡挿入部の長手軸方向に延びている保持部材と、前記長手軸方向に進退操作される操作ワイヤと、前記保持部材の外周部において前記長手軸方向に形成され、前記操作ワイヤが進退自在に挿通されているワイヤ収容部と、前記保持部材に前記ワイヤ収容部の全長にわたって形成され、前記ワイヤ収容部と外部とを接続しているワイヤ開口部と、前記操作ワイヤを前記ワイヤ収容部内に保持しているワイヤ保持手段と、を具備し、前記操作ワイヤは、前記ワイヤ開口部を介して前記ワイヤ収容部へと取り付けられている、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、前記ワイヤ保持手段は、前記保持部材に形成され、弾性力により前記ワイヤ開口部を開閉可能に閉塞している少なくとも1つのワイヤ保持部を有する、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、前記ワイヤ保持手段は、前記保持部材に形成され、弾性力により開閉可能な少なくとも1つのワイヤ保持部を有し、前記ワイヤ保持部は、閉状態において前記ワイヤ開口部を前記操作ワイヤの外径よりも小さい幅に保持している、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、前記ワイヤ保持部は、前記ワイヤ開口部の全長にわたって形成されている、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、前記少なくとも1つのワイヤ保持部は、複数のワイヤ保持部であり、前記複数のワイヤ保持部は、前記長手軸方向に互いに離間して配置されている、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、前記ワイヤ保持手段は、前記ワイヤ開口部に外部への開口方向が互いに異なる複数の領域を設け、前記操作ワイヤが所定の方向に付勢されて、その付勢方向が前記ワイヤ開口部の所定の領域において開口方向と一致しても、別の領域において開口方向と一致しないために、前記操作ワイヤは当該別の領域で移動を規制されることにより、前記操作ワイヤをワイヤ収容部内に保持するものである、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、前記保持部材は、螺旋状部材によって形成されている、ことを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡挿入部は、この内視鏡挿入部は、細長い内蔵物と、前記保持部材において前記長手軸方向に形成され、前記内蔵物が挿通されている収容部と、前記保持部材に前記収容部の全長にわたって形成され、前記収容部と外部とを接続している開口部と、前記内蔵物を前記収容部内に保持している保持手段と、を具備し、前記内蔵物は、前記開口部を介して前記収容部へと取り付けられている、ことを特徴とする。
本発明の一実施態様の内視鏡は、上記内視鏡挿入部を具備することを特徴とする。
本発明によれば、挿入部の組立性がよくなっている。
以下、本発明の第1実施形態を図1及び図2を参照して説明する。図1に示されるように、本実施形態の内視鏡12は、体腔内に挿入される細長い挿入部14を有する。この挿入部14は、先端構成部16と、湾曲操作される湾曲部18と、長尺で可撓性の可撓管部20とを先端側から順に連結することにより形成されている。挿入部14には、撮像用の電気ケーブル、照明用のライトガイド、送気送水用チャンネルチューブ、処置具挿通用チャンネルチューブ、及び、湾曲操作用の操作ワイヤといった各種内蔵物が挿通されている。操作ワイヤは、挿入部14の基端部に連結されている操作部24に導入され、湾曲操作機構に接続されている。操作部24に配設されている上下方向湾曲操作レバー25及び左右方向湾曲操作レバーを操作することにより、夫々、上下方向湾曲操作用の操作ワイヤ及び左右方向湾曲操作用の操作ワイヤが進退操作される。なお、図1では、左右方向湾曲操作レバーの図示を省略している。
図1及び図2を参照し、本実施形態の挿入部14では、各種内蔵物を保持している保持部材26が挿入部14の長手軸方向の全長にわたって延設されている。この保持部材26は、湾曲部18を形成する湾曲部材28と、可撓管部20を形成する可撓部材30とによって形成されている。これら湾曲部材28と可撓部材30とは、夫々、弾性材料によって形成されている。湾曲部材28では、複数の略円筒形状の筒状部32が、湾曲部材28の中心軸に対して互いに対向する一対の連結部34によって互いに回動可能に連結されている。本実施形態では、各筒状部32の一方側に形成されている一対の連結部34と他方側に形成されている一対の連結部34とは、当該筒状部32の中心軸の軸周り方向に略90°ずらして配置されており、湾曲部28は任意の方向に湾曲可能となっている。そして、可撓部材30は、細長い円棒形状を有し、外力に追従して変形可能である。
保持部材26の外周部において、観察視野を基準として上下左右の位置に、夫々、ワイヤ収容部36が保持部材26の長手軸方向に保持部材26の全長にわたって延設されている。これら上下左右のワイヤ収容部36に、夫々、上下左右湾曲操作用の操作ワイヤ22が長手軸方向に進退自在に挿通されている。また、ワイヤ収容部36の上記長手軸方向に直交する断面は、保持部材26の径方向内側に底辺、外側に頂角が配置されている略三角形形状となっている。そして、保持部材26において、ワイヤ収容部36の全長にわたって、ワイヤ収容部36の断面三角形形状の頂角部分に、ワイヤ収容部36と外部とを接続可能とするワイヤ開口部38が形成されている。さらに、保持部材26において、ワイヤ収容部36の全長にわたって、ワイヤ収容部36の断面三角形形状の頂角部分を覆う一対の張り出し部分によってワイヤ保持部40が形成されている。このワイヤ保持部40は、自身の弾性力によりワイヤ開口部38を開閉可能に閉塞している。そして、保持部材26の長手軸方向に沿って、保持部材26の外周部側から操作ワイヤ22をワイヤ収容部36へと挿入する際には、ワイヤ開口部38が開口するようになっている。
操作ワイヤ22の取り付け工程では、保持部材26の長手軸方向に沿って、保持部材26の外周部側から、ワイヤ保持部40を押し開くよう操作ワイヤ22を押込み、ワイヤ開口部38を介してワイヤ収容部36に操作ワイヤ22を収容する。操作ワイヤ22がワイヤ収容部36に収容されると、弾性によりワイヤ保持部40が通常状態に復帰してワイヤ開口部38を閉塞し、ワイヤ収容部36に操作ワイヤ22が保持される。
さらに、保持部材26の可撓部材30には、4つの収容部42が、可撓部材30の長手軸方向に可撓部材30の全長にわたって貫通形成されている。これら収容部42には、夫々、電気ケーブル、ライトガイド、送気送水用チャンネルチューブ、処置具挿通用チャンネルチューブが夫々挿通されている。そして、可撓部材30において、収容部42の全長にわたって、収容部42の、保持部材26の径方向外側の部分と外部とを接続している開口部44が形成されている。さらに、可撓部材30において、収容部42の全長にわたって、収容部42の上記径方向外側の部分を覆い、開口部44を規定する一対の張り出し部分によって、保持部46が形成されている。そして、電気ケーブル等は、操作ワイヤ22の取り付け工程と同様な工程により、収容部42に収容される。
なお、保持部材26の可撓部材30の先端部から導出された電気ケーブル等は、湾曲部18では、湾曲部材28の各筒状部32の内腔に順次挿通されている。
従って、本実施形態の内視鏡12は次の効果を奏する。本実施形態では、保持部材26のワイヤ保持部40を押し開くよう操作ワイヤ22を押込み、ワイヤ開口部38を介してワイヤ収容部36に操作ワイヤ22を収容することにより、操作ワイヤ22を保持部材26に取り付けている。このため、操作ワイヤ22の挿入部14への組み込み作業が容易になっており、挿入部14の組立性が向上されている。
また、本実施形態の保持部材26では、弾性力によりワイヤ開口部38を閉塞して、操作ワイヤ22をワイヤ収容部36内に保持しているワイヤ保持部40が、ワイヤ開口部38の全長にわたって形成されている。このため、ワイヤ保持部40がワイヤ開口部38の一部に形成されている場合と比較して、操作ワイヤ22がワイヤ保持部40から突出することが充分に防止されている。
そして、操作ワイヤ22の取り付け工程と同様な工程により、ライトガイド等を保持部材26に取り付けている。このため、ライトガイド等の挿入部14への組み込み作業が容易になっており、挿入部14の組立性が一層向上されている。
さらに、本実施形態では、湾曲部18において操作ワイヤ22を挿通保持するワイヤ収容部36、ワイヤ開口部38及びワイヤ保持部40を、保持部材26として一体に形成している。このため、従来の湾曲部のように、湾曲部の各節輪の内周面にワイヤ受けをレーザー溶接等によって固定する場合と比較して、湾曲部の部品コストを低減することが可能となっている。
図3Aは、本発明の第1実施形態の第1変形例を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。第1実施形態では、ワイヤ保持部40によってワイヤ開口部38を開閉可能に閉塞しているが、本変形例では、ワイヤ保持部40は、閉状態において、ワイヤ開口部38を操作ワイヤ22の外径よりも小さい幅に保持している。さらに、本変形例では、保持部材26の外周部には、ワイヤ開口部38からの操作ワイヤ22の突出を防止するための被覆部材31が被覆されている。
図3Bは、本発明の第1実施形態の第2変形例を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本変形例のワイヤ保持部40は、保持部材26の外周部から保持部材26の周方向に延び、続いて、保持部材26の径方向内側に延び、延出端部が保持部材26の外周面に自身の弾性力により当接されている爪形状を有する。ワイヤ保持部40と保持部材26の外周面とに囲まれている領域がワイヤ収容部36となっており、ワイヤ保持部40の延出端部と保持部材26の外周面との間がワイヤ開口部38となっている。
図4は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態ではワイヤ収容部36の、保持部材26の長手軸方向に直交する断面は、略円形形状となっている。そして、保持部材26において、ワイヤ収容部36の全長にわたって、保持部材26の径方向外側の部分にワイヤ開口部38が形成されている。さらに、保持部材26において、ワイヤ収容部36の上記径方向外側の部分を覆う一対の張り出し部分によってワイヤ保持部40が形成されている。本実施形態では、保持部材26の長手軸方向に互いに離間して、複数のワイヤ保持部40が配置されている。ワイヤ保持部40は、大きく湾曲される湾曲部材28において密に、それほど大きく湾曲されない可撓部材30において疎に配置されている。本実施形態では、湾曲部材28において、上下左右のワイヤ開口部38について、夫々、各筒状部32に1つのワイヤ保持部40が形成されている。
操作ワイヤ22の取り付け工程では、ワイヤ保持部40が配置されている各箇所で、ワイヤ保持部40を押し開くよう操作ワイヤ22を押込み、ワイヤ開口部38を介してワイヤ収容部36に操作ワイヤ22を収容する。
従って、本実施形態の内視鏡12は次の効果を奏する。本実施形態では、ワイヤ保持部40が配置されている各箇所で、ワイヤ保持部40を押し開くよう操作ワイヤ22を押込むことにより、操作ワイヤ22を保持部材26に取り付けている。このため、保持部材26の全長にわたってワイヤ保持部40が形成されている場合と比較して、操作ワイヤ22を押込む操作が少なくてすみ、操作ワイヤ22の挿入部14への組み込み作業が一層容易になっている。
図5は、本発明の第3実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態の保持部材26の湾曲部材28の筒状部32には、上下左右の位置に、筒状部32の外周部から筒状部32の周方向に延びている延出部48が形成されている。これら延出部48と筒状部32の外周面との間にワイヤ収容部36が形成されており、延出部48の延出端部と筒状部32の外周面との間にワイヤ開口部38が形成されている。ここで、所定の筒状部32の延出部48の延出方向と、それに隣接する筒状部32の延出部48の延出方向とは互いに逆向きとなっている。即ち、所定の筒状部32のワイヤ開口部38の開口方向と、それに隣接する筒状部32のワイヤ開口部38の開口方向とは互いに逆向きとなっている。
操作ワイヤ22の取り付け工程では、操作ワイヤ22を互いに違いに各筒状部32のワイヤ収容部36へとワイヤ開口部38を介して収容していく。操作ワイヤ22がワイヤ収容部36に収容された状態で、操作ワイヤ22が筒状部32の一周方向に付勢された場合には、操作ワイヤ22は、所定の筒状部32においてワイヤ開口部38の開口方向へと付勢されて移動されることとなるが、所定の筒状部32に隣接する2つの筒状部32においては、ワイヤ開口部38の開口方向とは逆向きに付勢されて移動され、延出部48の基端部に当接されて移動が規制されることとなる。このようにして、操作ワイヤ22のワイヤ収容部36からの突出が防止される。
従って、本実施形態の内視鏡12は次の効果を奏する。本実施形態では、第1実施形態のように弾性を有するワイヤ保持部40を保持部材26に一体に形成する場合と異なり、保持部材26を弾性材料によって形成する必要がなく、材料選択の自由度が増大されている。
図6は、本発明の第4実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態の保持部材26は、弾性を有する帯状材52を螺旋状に巻回した螺旋状部材50によって形成されている。帯状材52の幅は、湾曲部18では、螺旋状部材50が湾曲されやすいように比較的細くなっており、螺旋状部材50がそれほど大きく湾曲されない可撓管部20では比較的太くなっている。そして、例えば帯状材52を曲げ加工することにより、保持部材26の外周面部に、ワイヤ収容部36、ワイヤ開口部38及びワイヤ保持部40が形成されている。
本実施形態では、挿入部14の全長にわたって、螺旋状部材50という一体に形成されている単一の部材によって保持部材26が形成されている。このため、挿入部14の構成が簡単化され、部品点数が削減されている。
図7は、本発明の第4実施形態の変形例を示す。第4実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本変形例の螺旋状部材50では、帯状材52の幅は一定となっている。そして、螺旋状部材50のループ間の距離は、湾曲部18では、螺旋状部材50が湾曲されやすいように比較的大きくなっており、螺旋状部材50がそれほど大きく湾曲されない可撓管部20では比較的小さくなっている。
図8は、本発明の第5実施形態を示す。第4実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態では、帯状材52に代わって、ワイヤ等の線状材54を用いて螺旋状部材50を形成している。線状材54は帯状材52よりも加工が容易なため、ワイヤ収容部36、ワイヤ開口部38及びワイヤ保持部40を有する螺旋状部材50を容易に製造することが可能となっている。
本発明は、組立性のよい、体腔内に挿入される細長い挿入部を有する内視鏡を提供する。
本発明の第1実施形態の内視鏡を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の内視鏡の保持部材を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の第1変形例の内視鏡の湾曲部を示す断面図。 本発明の第1実施形態の第2変形例の内視鏡の保持部材の筒状部を示す斜視図。 本発明の第2実施形態の内視鏡の保持部材を示す斜視図。 本発明の第3実施形態の内視鏡の保持部材の複数の筒状部を示す斜視図。 本発明の第4実施形態の内視鏡の保持部材を示す斜視図。 本発明の第4実施形態の変形例の内視鏡の保持部材を示す斜視図。 本発明の第5実施形態の内視鏡の保持部材を示す斜視図。
符号の説明
12…内視鏡、14…挿入部、22…操作ワイヤ、26…保持部材、36…ワイヤ収容部、38…ワイヤ開口部、40…ワイヤ保持手段。

Claims (9)

  1. この内視鏡挿入部の長手軸方向に延びている保持部材と、
    前記長手軸方向に進退操作される操作ワイヤと、
    前記保持部材の外周部において前記長手軸方向に形成され、前記操作ワイヤが進退自在に挿通されているワイヤ収容部と、
    前記保持部材に前記ワイヤ収容部の全長にわたって形成され、前記ワイヤ収容部と外部とを接続しているワイヤ開口部と、
    前記操作ワイヤを前記ワイヤ収容部内に保持しているワイヤ保持手段と、
    を具備し、
    前記操作ワイヤは、前記ワイヤ開口部を介して前記ワイヤ収容部へと取り付けられている、
    ことを特徴とする内視鏡挿入部。
  2. 前記ワイヤ保持手段は、前記保持部材に形成され、弾性力により前記ワイヤ開口部を開閉可能に閉塞している少なくとも1つのワイヤ保持部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入部。
  3. 前記ワイヤ保持手段は、前記保持部材に形成され、弾性力により開閉可能な少なくとも1つのワイヤ保持部を有し、
    前記ワイヤ保持部は、閉状態において前記ワイヤ開口部を前記操作ワイヤの外径よりも小さい幅に保持している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入部。
  4. 前記ワイヤ保持部は、前記ワイヤ開口部の全長にわたって形成されている、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の内視鏡挿入部。
  5. 前記少なくとも1つのワイヤ保持部は、複数のワイヤ保持部であり、
    前記複数のワイヤ保持部は、前記長手軸方向に互いに離間して配置されている、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の内視鏡挿入部。
  6. 前記ワイヤ保持手段は、前記ワイヤ開口部に外部への開口方向が互いに異なる複数の領域を設け、前記操作ワイヤが所定の方向に付勢されて、その付勢方向が前記ワイヤ開口部の所定の領域において開口方向と一致しても、別の領域において開口方向と一致しないために、前記操作ワイヤは当該別の領域で移動を規制されることにより、前記操作ワイヤをワイヤ収容部内に保持するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入部。
  7. 前記保持部材は、螺旋状部材によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入部。
  8. この内視鏡挿入部は、
    細長い内蔵物と、
    前記保持部材において前記長手軸方向に形成され、前記内蔵物が挿通されている収容部と、
    前記保持部材に前記収容部の全長にわたって形成され、前記収容部と外部とを接続している開口部と、
    前記内蔵物を前記収容部内に保持している保持手段と、
    を具備し、
    前記内蔵物は、前記開口部を介して前記収容部へと取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入部。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項に記載の内視鏡挿入部を具備することを特徴とする内視鏡。
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