JP2007054231A - 内視鏡の可撓管 - Google Patents

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Yoshitaka Shibahara
祥孝 柴原
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

Abstract

【課題】内部に通される光学繊維束等のような内蔵物を配置するためのスペースを犠牲にする必要がなく、且つ硬い状態に調整された状態でも内蔵物を全く損傷することのないように可撓性を調整することができる内視鏡の可撓管を提供すること。
【解決手段】複数の螺旋管11,12を各々強磁性体の素材で形成すると共に、磁力発生器50を外皮14の外側の空間に移動自在に設け、磁力発生器50により発生する磁界内において複数の螺旋管11,12の重なり合う部分が引き付け合うことにより、その部分に作用する磁界の強さに対応して可撓管1が部分別に曲がり難くなるようにした。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡の可撓管に関する。
内視鏡の可撓管は一般に、金属螺旋管に網状管を被覆して、その外面を可撓性の外皮で被覆した構成になっており、挿入対象である臓器の種類等に応じて硬さを途中で変化させてある場合がある。
しかし、大腸等のように形状が複雑に曲がりくねっている管状臓器に内視鏡を挿入する場合には、可撓管の硬さが単に途中で変化しているだけでは、内視鏡挿入に伴って臓器内における可撓管の位置が変化した時に可撓管の硬さが適切でない状態になって、それ以上の挿入が困難になる場合がある。
そこで従来は、硬さを必要に応じて変化させることができる硬度調整部材を可撓管内に挿通配置し、硬度調整ワイヤを牽引操作することにより、状況に合わせて可撓管の硬さを調整することができるようにしていた(例えば、特許文献1、2)。
特開平10−179509 特開平10−201703
特許文献1及び2に記載されている硬度調整部材は、硬度調整ワイヤにより圧縮力が与えられると硬くなる特性を有するコイルパイプであり、光学繊維束やチューブ類等のような各種内蔵物と並んで可撓管内に挿通配置されている。
そのため、可撓管を十分に曲がり難くするだけの硬さを与えようとするとコイルパイプを相当に太いものにする必要が生じて、他の内蔵物を配置するためのスペースを犠牲にせざるを得なくなると共に、コイルパイプを硬く調整した状態で可撓管が複雑に屈曲されると、光学繊維束等のような他の内蔵物がコイルパイプで圧迫されて損傷してしまう場合がある。
そこで本発明は、内部に通される光学繊維束等のような内蔵物を配置するためのスペースを犠牲にする必要がなく、且つ硬い状態に調整された状態でも内蔵物を全く損傷することのないように可撓性を調整することができる内視鏡の可撓管を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の可撓管は、巻き方向が相違する複数の螺旋管を同軸に重ね合わせて配置して、可撓性の外皮により外装をした構成を有する内視鏡の可撓管において、複数の螺旋管を各々強磁性体の素材で形成すると共に、磁力発生器を外皮の外側の空間に移動自在に設け、磁力発生器により発生する磁界内において複数の螺旋管の重なり合う部分が引き付け合うことにより、その部分に作用する磁界の強さに対応して可撓管が部分別に曲がり難くなるようにしたものである。
なお、磁力発生器が永久磁石であってもよく、或いは、磁力発生器が電磁石であって、その磁力の強さを制御するための磁力コントローラが設けられていてもよい。
本発明によれば、強磁性体で形成された複数の螺旋管の重なり合う部分に作用する磁界の強さに対応して可撓管が部分別に曲がり難くなり、磁界の作用位置と強さは磁力発生器で任意に調整することができるので、光学繊維束等のような内蔵物を配置するためのスペースを犠牲にする必要がなく、且つ硬い状態に調整された状態でも内蔵物を全く損傷することのないように可撓管の可撓性を調整することができる。
巻き方向が相違する複数の螺旋管を同軸に重ね合わせて配置して、可撓性の外皮により外装をした構成を有する内視鏡の可撓管において、複数の螺旋管を各々強磁性体の素材で形成すると共に、磁力発生器を外皮の外側の空間に移動自在に設け、磁力発生器により発生する磁界内において複数の螺旋管の重なり合う部分が引き付け合うことにより、その部分に作用する磁界の強さに対応して可撓管が部分別に曲がり難くなるようにする。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図3は内視鏡の全体構成を示しており、外力によって屈曲自在な可撓管部1と、その可撓管部1の基部に連結された操作部4からの遠隔操作によって任意の方向に任意の角度だけ屈曲する湾曲部2と、図示されていない観察窓等が配置された先端部本体3とによって挿入部が構成されている。5は、操作部4に配置された湾曲操作ノブである。
また、例えば永久磁石又は電磁石等からなる磁力発生器50が可撓管部1の外部空間において移動自在な状態に設けられており、磁力発生器50が電磁石の場合は、通電される電流値を制御する磁力コントローラ51により磁力の強さを制御することができる。
図1は可撓管部1の構造を示しており、内側の層は、図2に示されるような巻き方向が相違する二重の螺旋管11,12により構成されている。二重の螺旋管11,12は各々一定の径に形成されていて、内側の螺旋管11の外面と外側の螺旋管12の内面とが密接するように同軸に配置されている。
図1に戻って、二重の螺旋管11,12の外面には、例えばステンレス鋼細線材を編組して構成された網状管13が被覆され、その外側の可撓管部1の最外装部分になる部分には、例えばポリエチレン樹脂又はフッ素樹脂等からなるチューブ状の外皮14が被覆されている。なお、可撓管部1内に挿通配置されている光学繊維束その他の内蔵物は図示が省略されている。50は、前出の磁力発生器である。
このように構成された可撓管部1の二重の螺旋管11,12は、各々が例えばマルテンサイト系のステンレス鋼、又は鉄、或いはニッケル等のような強磁性体により形成されている。
その結果、二重の螺旋管11,12は、磁界内に置かれると重なり合う部分が互いに引き付け合う状態になるので、その部分に作用する磁界の強さに対応してその部分が曲がり難くなり、磁力発生器50を可撓管部1に近づけると、磁力発生器50が接近した部分ほど可撓管部1が曲がり難くなる(即ち、可撓性が低下する)。
したがって、図4に例示されるように、可撓管部1が人体100の内部に挿入された状態の場合であっても、可撓管部1を硬くしたい部分に対応して磁力発生器50を移動させて人体100の面に沿わせてセットすることにより、可撓管部1の任意の部分を硬くして体内の通過困難部等を容易に通過させることができる。
そして、磁力発生器50と可撓管部1との距離や磁力発生器50が発生する磁力の大きさを適宜に調整することにより、可撓管部1の可撓性の変化の程度(硬くなる程度)を最適の状態にすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば螺旋管11,12が三重以上の構成であってもよい。
本発明の実施例の内視鏡の可撓管を順に剥皮した状態で図示する側面部分断面図である。 本発明の実施例の内視鏡の可撓管の二重の螺旋管の斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡の外観図である。 本発明の実施例の使用状態を示す略示図である。
符号の説明
1 可撓管部
11,12 螺旋管
14 外皮
50 磁力発生器
51 磁力コントローラ

Claims (3)

  1. 巻き方向が相違する複数の螺旋管を同軸に重ね合わせて配置して、可撓性の外皮により外装をした構成を有する内視鏡の可撓管において、
    上記複数の螺旋管を各々強磁性体の素材で形成すると共に、磁力発生器を上記外皮の外側の空間に移動自在に設け、上記磁力発生器により発生する磁界内において上記複数の螺旋管の重なり合う部分が引き付け合うことにより、その部分に作用する磁界の強さに対応して上記可撓管が部分別に曲がり難くなるようにしたことを特徴とする内視鏡の可撓管。
  2. 上記磁力発生器が永久磁石である請求項1記載の内視鏡の可撓管。
  3. 上記磁力発生器が電磁石であって、その磁力の強さを制御するための磁力コントローラが設けられている請求項1記載の内視鏡の可撓管。
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