JPS6063515A

JPS6063515A - 内視鏡用可撓管

Info

Publication number: JPS6063515A
Application number: JP58171544A
Authority: JP
Inventors: Jun Matsumoto; 潤松本; Junichi Iwabuchi; 岩淵　順一
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1983-09-17
Filing date: 1983-09-17
Publication date: 1985-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は内視鏡に用いる可撓管に関する。

〔従来技術〕

従来、医用または工業用の内視鏡は一般に光学繊維束を
用いた軟性鏡、つまり、ファイバスコープである。この
種の内視鏡は通常第１図で示すように先端部ｌ、湾曲部
２および可撓管部３からなる長尺の挿入部４と１手元操
作部５およびユニバーサルコード部６とによって構成さ
れている。上記可撓管部３は第２図で示すようにら旋管
７の外周に網管８を被嵌し、さらにその網管８の外周を
外皮９で被接した全体として可撓性をもつ管状体として
形成されている。そして、一般にとの可撓管部３の内部
には諸穐の部材、たとえば第２図で示すように操作ワイ
ヤガイド１１．光学繊維束１２．送気や送水などを行な
う各撞細管Ｉ３・・・が挿入配置されている。

また、これらの部材は極端な曲げにも追従できる必要が
あり、このため、ある程度のたるみ（遊び）を入れてお
かなければならない。このようなことから挿入部４の外
径はどうしても太くなる傾向があり、患者の苦痛を軽減
し、また細径腔中にも容易に挿入しゃすくするためには
細径化が必要で重大な問題となっている。

そこで、イメージガイド用の光学繊維束な使用せず、先
端部Ｉに固体撮像素子を設けて観察する内視鏡が開発さ
れている（特開昭５６−１６３６２５号公報参照）。こ
の方式では固体撮像素子への入力供給、出力取出し用の
導線を設けることが必要であり、このため％第３図で示
すように可撓管１５の管内中に金属線１６・・・を非接
触で網状に埋め込み、その金属ａ１６・・・を導線とし
ている。確かに、この方式によると内視鏡の可撓管部３
の細径化が図れるが、より細径化のため、その管肉厚を
薄くするので埋設する導線数にはおのずと制限がある。

また、各金属１ｆｉＪ１６・・・が管状に埋め込まれて
いるため、可続性に劣る欠点がある。患者が可撓管１５
を歯で咬む場合、金属ｆｌＪｒｅ・・・に触れ、感電の
危険がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので。

その目的とするところは曲げに対する追従性がよく、か
つ導線が断線する危険も少ないとともに、その導線を高
密度で組み込むことができ、さらに細径化が図れる内視
鏡用可撓管を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明はら旋管に、電気的導通な行なうための導線を設
けてなる内視鏡用０Ｔ撓管である。

〔実施例〕

以下本発明の各実施例を説明する。

第４図および第５図は本発明の第１の実施例である。

第４図中２１は内祝鏡用町撓管で、特に内視鏡の挿入部
に使用される。この可撓管２１は帯状の部材２２をら旋
状に巻回してなるら旋管２３を芯材とし、このら旋管２
３の外周にブレード２４を被嵌し、さらにこのブレード
２４の外周を外皮２５で覆う構造になっている。上記ブ
レード２４は細い金属線を筒状に編成したものである。

また、外皮２５は防水性をもつ柔軟な合成樹脂等からな
り、上記ブレード２４の網目に一部入り込んでいる。

上記ら旋管２３０部材２２は第５図で示すように構成さ
れている。すなわち、金属製の帯状板２゛６の外周面に
高分子の電気絶縁層２７を形成してなり、その電気絶縁
＠ＸＶの外周面にはそれぞれ薄い帯状で金、銅、アルミ
ニウムなどの金属製細線からなる３本の導線２８・・・
がそのら旋管２３のら旋方向に泊って平行に並べる、い
わゆるすだれ状に張り付けられている。さらに、この外
周は各導線２８・・・を含めて別の高分子の電気絶縁層
２９により被覆されている。つまり、上記導線２８・・
・は一対の電気絶縁層２７゜２９の間に埋め込まれてい
る・そして、上記導線２８・・・を利用してたとえば内視鏡
の挿入部の先端部に設けた固体撮像素子や撮像管などの
結像素子、照明用２／ノまたは各憔センサなどの電気部
品に対する入力供給や出力取出しを行なうのである。

なお、上記第１の実施例では帯状板２６の外周面側に電
気絶縁層２７、導線２８・・・および電気絶縁層２９を
設けたが、第６図で示すように帯状板２６の内周面側罠
それらを同様に設けてもよい。

第７図は本発明の第２の実施例を示すものである。この
実施例は上記同様の導１１！２８・・・なすだれ状に並
べてこの両面側を高分子の電気絶縁層３１．３２で挾み
、一体化したものをら旋管２３の部材２２としたもので
ある。

第８図は本発明の第３の実施例を示すものである。この
実施例は上記第２の実施例のら旋管２３の部材２２の内
外周面に補強材としてそれぞれ金属薄＠：ｊＳ、３４を
取り付けたものである。

なお、上記各実施例におけるら旋管ｌいずれも１重１条
であったが、ら旋方向の異なるら旋管による２重管構造
、多条巻に構成してもよい。

このようにすれば導線の数が増し、伝送能力を増大でき
る。また％各ら旋管をブ２ス２イン、マイナス２インと
して使用すれば仮にその同じら旋管内でシュートしても
問題は起きない。

以上説明したように本発明は可撓管のら旋管に、電気的
導通を行なうための導線を設けたから、その導線自身も
全体としてら旋状になり、このため、可撓管の曲げに対
する追従性を損なわない。しかも、この導線をら旋管の
芯材としてオリ用して部品の共用化が図れるため、構成
の簡略化とともに細径化が図れる。さらに、導線を高密
度に組み込むことができる。しかも、ブレードや外皮で
覆うことができるので、可ｍＷを歯で咬むようなことが
あっても上記導線に直接触れることもな（、安全である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の内視鏡全体の斜視図、第２図はその可撓
管部の一部を切欠して示す斜視図。第３図は他の公知例の可撓管の断面図、第４図は本発明
の第１の実施例の可撓管の一部を切欠して示す側面図、
第５図は同じくそのら旋管の一部切欠して示す側面図、
第６図はその変形例を示すら旋管の一部を示す側面図、
第７図は本発明の第２の実施例の可撓管の一部を切欠し
て示す側断面図、第８図は本発明の第３の実施例の可撓
管の一部を切欠して示す側断面図である。２１・・・可撓管、２２・・・部材、２３・・・ら旋管
、２７・・・電気絶縁層、２８・・・導線、２９・・・
電気絶縁層、３１．３２・・・電気絶縁層。出願人代理人　弁理士　坪　井　淳ｗ＆　味第４図７３第５図　第。図第７図ノ３第８図 ■、事件の表示特願昭５８−１７１５４４号２、発明の名称内視鏡用可撓管３、補正をする者事件との関係　特許出願人名称（０３７）オリンパス光学工業株式会社４、代理人５　自発補正補正の内容明細書第６頁下から第３行目の次に改行して−〔発明の
効果〕」を加入する。２−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　ら旋管を有した内視鏡用可撓管において。上記ら旋管に、電気的導通な行なう導線を設けたことを
特徴とする内視鏡用可撓管。
（２）上記ら旋管に、そのら部方向に泊って複数の導線
を交叉するこ′となく並べたことを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の内祝鏡用町撓管。
（３）上記導線は電気絶縁体中に埋設したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項または第２項の内祝鏡用町撓
管。